JPS63242279A - ハイパ−サ−ミア装置 - Google Patents
ハイパ−サ−ミア装置Info
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- JPS63242279A JPS63242279A JP7902387A JP7902387A JPS63242279A JP S63242279 A JPS63242279 A JP S63242279A JP 7902387 A JP7902387 A JP 7902387A JP 7902387 A JP7902387 A JP 7902387A JP S63242279 A JPS63242279 A JP S63242279A
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- Pending
Links
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Landscapes
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、癌などの患部を加温して治療するハイパー
サーミア装置に関する。
サーミア装置に関する。
ハイパーサーミア治療では、正常組織の損傷を招かない
よう患部のみを局所的に加温することが重要である。そ
こで、従来より、マイクロ波加温方式のハイパーサーミ
ア装置において、アレイ構造のアプリケータを用いたり
、アプリケータの導波管の先端に波長短縮を行う誘電体
を詰めた金属板レンズを取り付けたりして電磁波を絞る
ことが提案されている(二用佳央他「マイクロ波ハイパ
ーサーミアにおける加温範囲の検討」昭和61年度電子
通信学会総合全国大会論文集5IO−5)。
よう患部のみを局所的に加温することが重要である。そ
こで、従来より、マイクロ波加温方式のハイパーサーミ
ア装置において、アレイ構造のアプリケータを用いたり
、アプリケータの導波管の先端に波長短縮を行う誘電体
を詰めた金属板レンズを取り付けたりして電磁波を絞る
ことが提案されている(二用佳央他「マイクロ波ハイパ
ーサーミアにおける加温範囲の検討」昭和61年度電子
通信学会総合全国大会論文集5IO−5)。
しかし、従来の電磁波に対してレンズ作用を持たせる構
成は、使用波長に対応して開口を大きくしなければ十分
な効果が得られないという欠点がある。つまり、十分な
効果を望むと、実用上大き過ぎるものとなり、取り扱い
に苦慮することになる。 この発明は、使用波長に依存せずに加温エネルギーの照
射領域を限定でき、局所的な加温を可能にするハイパー
サーミア装置を提供することを目的とする。
成は、使用波長に対応して開口を大きくしなければ十分
な効果が得られないという欠点がある。つまり、十分な
効果を望むと、実用上大き過ぎるものとなり、取り扱い
に苦慮することになる。 この発明は、使用波長に依存せずに加温エネルギーの照
射領域を限定でき、局所的な加温を可能にするハイパー
サーミア装置を提供することを目的とする。
この発明によるハイパーサーミア装置は、被加温体に向
けて加温エネルギーを放射するアプリケータと、該アプ
リケータと被加温体との間に配置された、所定の開口を
有する、加温エネルギー障害物体とを有することを”特
徴とする。
けて加温エネルギーを放射するアプリケータと、該アプ
リケータと被加温体との間に配置された、所定の開口を
有する、加温エネルギー障害物体とを有することを”特
徴とする。
アプリケータと被加温体との間に、超音波や電磁波など
の加温エネルギーを吸収したり、反射したりして加温エ
ネルギーの障害となる物体を配置するとともに、この物
体に所定の開口を設けている。 そこで、その物体の開口においては、アプリケータから
放射された加温エネルギーは何ら阻害されないため、加
温エネルギーの照射領域が限定されることになる。 その結果、使用波長に依存せず、加温領域を限定し、局
所的な加温治療を行うことができる。
の加温エネルギーを吸収したり、反射したりして加温エ
ネルギーの障害となる物体を配置するとともに、この物
体に所定の開口を設けている。 そこで、その物体の開口においては、アプリケータから
放射された加温エネルギーは何ら阻害されないため、加
温エネルギーの照射領域が限定されることになる。 その結果、使用波長に依存せず、加温領域を限定し、局
所的な加温治療を行うことができる。
第1図において、アプリケータ1は電磁波放射用の導波
管型アンテナからなり、給電点11に同軸ゲーブル12
を介してたとえば430MHzのマイクロ波電力が供給
される。このアプリケータ1の内部には脱イオン水2が
充填しである。この脱イオン水2はアプリケータ1の大
きさを縮小するだめのものであり、他に純水などの高誘
電体を充填しても良い。このアプリケータ1の開口方向
に電磁波が放射されるので、治療を要する生体7をその
方向におく。 このアプリケータ1と生体7との間に、容器4に入れら
れた塩水5と絞り板6とが配置される。 容器4は生体7との密着性を持たせるためある程度の可
撓性を有する必要がある。この容器4に入れられた塩水
5は、純水等に塩を溶かして人体筋肉相当(0,2%〜
0.3%塩水、430MHzの場合)とした電磁波吸収
体となっている。この塩水5は、生体7の表面を冷却し
て表面の過熱を防止するため、循環させるのが望ましく
、この実施例でも給水口41から供給され排水口42よ
り排水されることによって循環させられている。アプリ
ケータ1内の脱イオン水2と混合しないよう隔壁3が設
けられている。 絞り板6は銅板などの電磁波反射材で構成されており、
その中央に所定の大きさの開口が設けである。そのため
、アプリケータ1がら放射された電磁波は絞り板6の開
口以外の部分で反射され、開口を通るもののみが生木に
照射される。この絞り板6での反射波がアプリケータ1
の開口電界分布を乱すので、これを避けるため電磁波吸
収体である塩水5が配置される。アプリケータ1の給電
点11付近の脱イオン水2は電磁波の吸収の少ない物質
であり、アプリケータ1内での損失を小さくしている。 この絞り板6は、開口の大きさが小さければ小さいほど
絞り効果が大きい。すなわち、アプリケータ1からの放
射軸に平行な断面での電界分布強度を測定してみると、
第2図に示すように、絞り板6がないときが点線81、
絞り板6の開口の大きさをアプリケータ1の開口の大き
さと同じにしたときが実線82、絞り板6の開口の大き
さをアプリケータ1の開口の大きさの半分にしたときが
1点鎖線となる。また、放射軸に直角な平面P−P面で
の電界強度分布は第3図のようになる。この第3図A、
B、Cは絞り板6からの距離Z=1.3.5cmのP−
2面での電界強度分布をそれぞれ表し、点線、実線、1
点鎖線は上記と同じに開口の大きさに対応するものであ
る。これらから、開口を小さくすると絞り効果が大きく
なるが、それは絞り板6の近傍でのみ言えることであっ
て、遠方ではかえって広がることもあることが分かる。 そこで、絞り板6としては開口の大きさを調整できるよ
うな構造とすることが、実際の加温領域の大きさに対応
でき、実用上望ましい。 第4図は他の実施例を示すものである。この図で示す実
施例では、電磁波吸収体である塩水5はリング型容器9
に満たされ、給水口91から供給され排水口92より排
水されることにより循環されている。この場合、リング
型になった塩水5の領域で電磁波が吸収されるが、その
中央の脱イオン水2の領域では電磁波の吸収が小さくな
っている。そのため、このリング型の領域を占める塩水
5自体が、アプリケータ1から生体7に向けて放射され
る電磁波に対して絞り効果を生じることになる。 なお、上記の2つの実施例では加温エネルギーとして電
磁波を照射することとしたか、超音波を照射する場合で
も同様に適用できる。超音波の場合は、吸収体としてた
とえばヒマシ油などを使用する。
管型アンテナからなり、給電点11に同軸ゲーブル12
を介してたとえば430MHzのマイクロ波電力が供給
される。このアプリケータ1の内部には脱イオン水2が
充填しである。この脱イオン水2はアプリケータ1の大
きさを縮小するだめのものであり、他に純水などの高誘
電体を充填しても良い。このアプリケータ1の開口方向
に電磁波が放射されるので、治療を要する生体7をその
方向におく。 このアプリケータ1と生体7との間に、容器4に入れら
れた塩水5と絞り板6とが配置される。 容器4は生体7との密着性を持たせるためある程度の可
撓性を有する必要がある。この容器4に入れられた塩水
5は、純水等に塩を溶かして人体筋肉相当(0,2%〜
0.3%塩水、430MHzの場合)とした電磁波吸収
体となっている。この塩水5は、生体7の表面を冷却し
て表面の過熱を防止するため、循環させるのが望ましく
、この実施例でも給水口41から供給され排水口42よ
り排水されることによって循環させられている。アプリ
ケータ1内の脱イオン水2と混合しないよう隔壁3が設
けられている。 絞り板6は銅板などの電磁波反射材で構成されており、
その中央に所定の大きさの開口が設けである。そのため
、アプリケータ1がら放射された電磁波は絞り板6の開
口以外の部分で反射され、開口を通るもののみが生木に
照射される。この絞り板6での反射波がアプリケータ1
の開口電界分布を乱すので、これを避けるため電磁波吸
収体である塩水5が配置される。アプリケータ1の給電
点11付近の脱イオン水2は電磁波の吸収の少ない物質
であり、アプリケータ1内での損失を小さくしている。 この絞り板6は、開口の大きさが小さければ小さいほど
絞り効果が大きい。すなわち、アプリケータ1からの放
射軸に平行な断面での電界分布強度を測定してみると、
第2図に示すように、絞り板6がないときが点線81、
絞り板6の開口の大きさをアプリケータ1の開口の大き
さと同じにしたときが実線82、絞り板6の開口の大き
さをアプリケータ1の開口の大きさの半分にしたときが
1点鎖線となる。また、放射軸に直角な平面P−P面で
の電界強度分布は第3図のようになる。この第3図A、
B、Cは絞り板6からの距離Z=1.3.5cmのP−
2面での電界強度分布をそれぞれ表し、点線、実線、1
点鎖線は上記と同じに開口の大きさに対応するものであ
る。これらから、開口を小さくすると絞り効果が大きく
なるが、それは絞り板6の近傍でのみ言えることであっ
て、遠方ではかえって広がることもあることが分かる。 そこで、絞り板6としては開口の大きさを調整できるよ
うな構造とすることが、実際の加温領域の大きさに対応
でき、実用上望ましい。 第4図は他の実施例を示すものである。この図で示す実
施例では、電磁波吸収体である塩水5はリング型容器9
に満たされ、給水口91から供給され排水口92より排
水されることにより循環されている。この場合、リング
型になった塩水5の領域で電磁波が吸収されるが、その
中央の脱イオン水2の領域では電磁波の吸収が小さくな
っている。そのため、このリング型の領域を占める塩水
5自体が、アプリケータ1から生体7に向けて放射され
る電磁波に対して絞り効果を生じることになる。 なお、上記の2つの実施例では加温エネルギーとして電
磁波を照射することとしたか、超音波を照射する場合で
も同様に適用できる。超音波の場合は、吸収体としてた
とえばヒマシ油などを使用する。
この発明のハイパーサーミア装置によれば、アプリケー
タが大きくなったりすることもなく、加温領域を限定し
、局所的に加温することによって、より望ましいハイパ
ーサーミア治療を行うことができる。
タが大きくなったりすることもなく、加温領域を限定し
、局所的に加温することによって、より望ましいハイパ
ーサーミア治療を行うことができる。
第1図はこの発明の一実施例の断面図、第2図は放射軸
に平行な断面での電界強度分布を示す図、第3図A、B
、Cは第2図のP−P面での電界強度分布を示すグラフ
、第4図は他の実施例の断面図である。 1・・・アプリケータ、2・・・脱イオン水、3・・・
隔壁、4・・・容器、5・・・塩水、6・・・絞り板、
7・・・生体、9・・・リング型容器、11・・・給電
点、12・・・同軸ケーブル、41.91・・・給水口
、42.92・・・排水口。 洛3回
に平行な断面での電界強度分布を示す図、第3図A、B
、Cは第2図のP−P面での電界強度分布を示すグラフ
、第4図は他の実施例の断面図である。 1・・・アプリケータ、2・・・脱イオン水、3・・・
隔壁、4・・・容器、5・・・塩水、6・・・絞り板、
7・・・生体、9・・・リング型容器、11・・・給電
点、12・・・同軸ケーブル、41.91・・・給水口
、42.92・・・排水口。 洛3回
Claims (1)
- (1)被加温体に向けて加温エネルギーを放射するアプ
リケータと、該アプリケータと被加温体との間に配置さ
れた、所定の開口を有する、加温エネルギー障害物体と
を有することを特徴とするハイパーサーミア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7902387A JPS63242279A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | ハイパ−サ−ミア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7902387A JPS63242279A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | ハイパ−サ−ミア装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63242279A true JPS63242279A (ja) | 1988-10-07 |
Family
ID=13678343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7902387A Pending JPS63242279A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | ハイパ−サ−ミア装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63242279A (ja) |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP7902387A patent/JPS63242279A/ja active Pending
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