JPS63240A - 搾乳方法と搾乳装置 - Google Patents

搾乳方法と搾乳装置

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Publication number
JPS63240A
JPS63240A JP61261744A JP26174486A JPS63240A JP S63240 A JPS63240 A JP S63240A JP 61261744 A JP61261744 A JP 61261744A JP 26174486 A JP26174486 A JP 26174486A JP S63240 A JPS63240 A JP S63240A
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JP
Japan
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milk
valve
milking
chamber
claw
Prior art date
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Pending
Application number
JP61261744A
Other languages
English (en)
Inventor
ミュレイ・ウィンストン・ウルフォード
ロバート・アラン・シャーロック
ジョン・ヒュー・ウィリアムソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIYUUJIIRANDOKOKU
NZ MINISTRY AGRICULTURE & FISHERIES
Original Assignee
NIYUUJIIRANDOKOKU
NZ MINISTRY AGRICULTURE & FISHERIES
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Filing date
Publication date
Application filed by NIYUUJIIRANDOKOKU, NZ MINISTRY AGRICULTURE & FISHERIES filed Critical NIYUUJIIRANDOKOKU
Publication of JPS63240A publication Critical patent/JPS63240A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、動物から乳をしぼる搾乳方法とその装置に関
する。
(従来の技術) 牛や羊、ヤギなどの動物の乳を採取するに当って従来よ
り使われている自動搾乳システムでは、動物の乳首から
乳をしぼるのに、複動式二基型ティートカップ(dou
ble action two−chambered 
teat−cup)が広く使われている。ティートカッ
プでしぼっ1こ乳は、種々の手段に上り集乳容器に輸液
されろようになっており、そのために、チューブや配管
集乳容器、ポンプなどが系統的にまとめられているのが
普通である。これらのシステムの中で乙、下記のシステ
ムは重要なものである。
バケツ型ミルカー。ここでは、小車集乳容器をクロー(
clak)の所、またはその近傍に設けろ傍ら、ティー
トカップと接続するのに比較的短いチューブ類を用いて
いる。このシステムは、−般に頭数少い牛から搾乳する
のに使われている。
計量ジャー型ミルカー(Recorder jar m
1lkir+gsystem)。このシステムでは、6
牛から搾乳した乳を、共同集乳場(bail unit
)に設けfこ容器に集乳するようになっており、−般に
採乳量計測を目的として使われるのが普通である。ジャ
ーに入っている6牛からの乳は配管を介して雛れたとこ
ろにある貯乳漕へ給送される。
パイプライン型ミルカー。このシステムでは、搾乳量か
ら共同パイプラインまでの輸液路の中間に中間集乳容器
を設けないで、パイプラインを介して直接、大型貯乳漕
へくみあげるようにしている。−般に牛の頭数か多く、
しかも牛舎が多い場合に使われており、これで単位時間
当りの搾乳量を大きくすることができる。
本発明は特に、ミルカーの吸引システムにおいて、ティ
ートカップから受孔容器まての中門チューブ類やパイプ
などを介しての乳の輸液に係わる方法に関するものであ
る。
一役にティートカップから受孔容器へと乳を送り込む゛
には(特にパイプライン型ミルカーの場合において)、
高い所に配設されているパイプラインや容器まで搾乳し
た乳を揚上しなければならない。最新型のミルカーでは
、吸引式システムにおける乳の輸液は、乳と一緒に空気
を送り込むことによって行っている。即ち、乳は空気の
流れに乗って送られている。この空気は、複数のティー
トカップ、即ちティートカップ群が共通して接続されて
いるクローピース(clow piece)に設けた小
孔から送られるようになっており、−般に秒当り0.2
5リットル送り込まれている。
搾乳時、それも乳が定常状態で管を流れている時の空気
量は、体積からして乳の2i1にの10〜20倍にもな
っている。乳と空気とが混在していると、当然なことな
がら、乳が撹拌されることになり、それがために泡立ち
、かくて微小気泡として乳に取り込まれてしまう。泡立
ちは、乳が新鮮であればあるほど、よく起りやすいのは
よく知られているところである。これは、乳に含まれる
蛋白質成分が、乳の乱流により生ずる乳と空気の界面を
安定させようと作用するからである。パイプラインを介
して乳を輸送する場合、乳は相当の距離(約30メート
ル位)にわたって流れるから、受孔容器に流入する時に
は泡が非常に多くなっている。
このような従来の搾乳方法は、吸引システムにおいて乳
を輸送するにしては簡単な方法であるものの、下記の如
くの問題があり、特にパイプラインを用いたミルカーシ
ステムには著しい。
1)乳に空気が交ったり、泡立ったりすると、乳の品質
が劣化する。これはライポリシス(lypoly−si
s、酵素が生成した遊離脂肪酸の脂肪質球膜が破裂し、
それに伴って異臭を発する作用)による。
チャーニングや脂肪凝集も起るようになる。
11)乳の気泡や空気がために、酪農家が用いているポ
ンプ、特に遠心型ポンプの稼動効率が損われる。
iii )乳を輸送するためにクラスター(ティートカ
ップが接続されている部分)において導入した空気と共
に、バクテリアや真菌類、その他の異物などが混入しや
すく、それがために乳が汚染する。混入する空気が牛舎
内のものであれば、無視できない。
iv)乳の流路を介して吸引力、即ち防圧を発生させる
ようになっているから、ティートカップでの吸引力コン
トロールや調整が悪化しやすい。防圧の損失が起ると採
乳率が低下するばかりか、ティートカップが乳首から外
れてしまいやすい。
■)乳の輸送に当って空気を介在させている状態では、
採乳量の計測が非常に困錐である。
vi)乳の流路での吸引力のコントロールが不充分だと
、乳首のところで真空圧の変動が起り、これかために乳
房の自己感染症にかかる割合が増大しやすい。
真空ンステムとミルク輸送システムとを別々にすること
で、前述の諸問題点を解消する試みが以前になされてい
る。即ち、搾乳機のクローピースの内部もしくはそのと
傍にフロート式弁機構を設けて、別系統のベイブライン
に乳を送り込むようにしている。乳の取出しは、掃引ポ
ンプを用いてこれを行うか、または、乳の取出し弁での
真空圧力差を維持することにより行っている。このよう
にすれば、搾乳機において乳の流れと空気の流れとを別
々にすることができるとともに、乳だけをティートカッ
プから輸液することができる。しかしながら、このよう
な公知の弁機構を用いたものでは、機械学的な見地から
して効率が悪く、乳と空気との分離作用ら十分なものと
は言えない。
(発明の目的) 本発明は、搾乳機における空気と乳との分離作用の効率
を向上させるのを目的とするものである。
換言すれば、本発明の主たる目的は、動物より受乳室へ
乳を給送し、受乳室での所定量の乳を検出手段で計測す
ることで、乳が前記所定mに達すれば制御手段をして弁
手段を作動させて、動物から搾乳し、かつ前記受乳室に
乳を給送するのに用いる加圧および吸引空気手段とは別
系統の輸液系へと前記受乳室より乳を取出す搾乳方法を
提供することである。
また、面述の搾乳方法に伴って、ミルカーのティートカ
ップと連結される受乳室と、該受乳室における乳の量を
計測すべく前記受乳室と連係させた検出手段と、受乳室
の乳が所定量に達すると前記検出手段の出力に応答して
作用する制御手段と、受乳室の乳が輸液手段に給送され
るように、前記制御手段の出力に応答して搾乳装置を前
記輸液手段と接続させる弁手段とからなる搾乳装置を提
供することも本発明の目的である。
更に、受乳室と接続したティートカップと、クロー用真
空ラインを介して前記受乳室と接続した搾乳用吸引手段
と、前記受乳室と連係しているとともに、萌記搾乳用吸
引手段とは別系統の輸液手段と接続した弁手段と、前記
受乳室における乳量を計測する検出手段と、前記輸液手
段により受乳室から乳を流出するように、受乳室の乳量
が所定値に達すると前記検出手段の出力に応答して前記
弁手段を作動させる制御手段とからなる搾乳装置を提供
することも、本発明のまた別の目的である。
(実施例) 以後、添付の図面を参照しながら、本発明の好ましい実
施例を詳述する。
本発明による搾乳装置は、広義的には、吸引システムで
動物から搾乳し、貯乳室へ給送した乳の量を計測し、制
御手段で弁手段を制御することにより、検出手段が貯乳
室の乳量が所定値に達したのを検出すれば、別系統の輸
液システムへと乳を流入させるように構成されている。
この装置は、搾乳場のどこか適当な所に設置することが
できるものではあるが、実施例の説明に当っては、ティ
ートカップのクラスターのクローピース(clawpi
ece)の形に構成したものとして説明する。
好ましくは、検出手段を2本ないし3本の導電性検出用
電極で構成し、これをクローの椀状本体内に配置するの
が望ましい。電極よりなる検出手段は、電極間の界面に
広がるミルク膜を介して電極間導通の作用を最少限にし
つるように構成されている。こうすることにより、椀状
本体の内部にたまった乳か、所定量、例えば200ミリ
リツトルになると、電極間の伝導力(コンダクタンス)
が大きく変動するようにすることができる。
第1図において、10はクローピースであり、このクロ
ーピース10は、内部に受乳室I2が形成されている椀
状本体11よりなる。ティートカップから延在する搾乳
チューブ(図示せず)は、ニップル13を介して椀状本
体11に接続されるようになっているが、ニップル13
は、椀状本体IIの受乳室12へと流入する乳が受乳室
12の内表面14.15に沿って渦流を形成するように
、椀状本体11に対して接線方向に位置付けられている
のが望ましい。渦流が形成されるのであれば、乳の泡立
ちを抑制することができる。
椀状本体11における乳がデユープ18への入口で渦流
を起すのは望ましいことではない。流出する乳か極端な
サイクロン流を起せばキャビテーンヨンを起し、かくて
チューブ18における流れ断面が好ましくなくなる。従
って、拡流器(spreader)21の下面に複数の
ベーンないし邪魔板21aを取付けておくのが望ましい
。ベーンないし邪魔板21aを取付けるに当っては、放
射状に広がるようにして、流出しようとする乳がパイプ
18の開口部に接近するにつれて流体力学的を回流を形
成するのを阻止するように配置する。
椀状本体11に設けたニップル16は真空源と接続する
ものであり、このニップル16の内端には、後述の電極
と同心的な環状空間16aが形成されている。尚、クロ
ーと接続したティートカップへとパルセータ装置から吸
引力を間欠的に送り込むパルセータ用マニホールドは第
1図に示されていないが、これは当業者にはよく知られ
ていることなので便宜上、省略した。このパルセータ装
置は言うまでもなく、ティートカップが乳首から外れな
いように、また乳をしぼり出すために真空圧を間欠的に
送り込むしのである。
流入している乳が表面14.15に沿って渦流をなす様
子はサイクロンの如きであって、これで前述の環状空間
+6aに乳が接近するのを阻止している。上表面15の
形状としては、乳の渦流が受乳室I2の上部における円
滑な表面に行き渡るように、図示の如く球面状とするの
が望ましい。
電極は好ましくは2本の同軸配置の金属管17゜18で
構成するのが望ましく、特に内側の金属管l8は、同時
に、後述のように乳の取出し管をもなしている。
19は絶縁手段であって、これは内外金属管18゜17
を互いに絶縁状態に保っている。絶縁手段19としては
、その外周縁と椀状本体11の内表面14との間に環状
空間22を形成する。水平方向に張出した円形拡流器2
0.21が一体形成されているものが望ましい。
このようにすれば、電極17.18との間の電極間表面
距離を、乳の表面膜による電極間の全伝導力(コンダク
タンス)に対する関与を減少さ仕る上で、事実上増大さ
せることができる。また、環状空間22は、これらの環
状断面形状でのコンダクタンス成分て電極間伝導力が大
いにきまるところまで、(例えば5ミリ)小さくしても
よい。
このように、構成すれば、椀状本体Itにおける乳のレ
ベルが、環状空間22のレベルよりも低いところまで減
少すれば、電極間伝導力が相当減少する。同様に、椀状
本体11が乳で一杯になると、それら乳のレベルが環状
空間22のレベルよりも高くなり、拡流器20の上表面
が乳にひたされるようになれば、電極間伝導力は急激に
増加(−般に30倍)する。即ち、椀状本体IIの内部
の乳のレベルが上方の拡流器20の下方にあるか、或い
はその上方にあるかで、電気的特性に大きt差があられ
れ、しから絶縁手段19に孔膜が形成されていたり、泡
が付着していたとしても電極17.18は何ら反応しな
い。
検出手段が前佃のように構成されているのを鑑み、椀状
本体11の内部て乳のレベルの上限を乳の流入チューブ
の底と同程度の高さに設定することができる。他方、乳
のレベルの下限としては、大きな泡が乳の取出しパイプ
に入るのをできるだけ防ぐためにも、上方の拡流232
0の頂部あたりに設定すべきである。
乳のレベルをこの範囲内に維持することは、検出手段が
、乳が被覆状態から非被覆状態に変遷した旨を検出する
都度、例えば0.1秒以下の最少限の遅れをちって弁2
3を閉じ、非被覆状態から被覆状態に変遷すれば、所定
時間Td後に弁23を開くこと”によって達成できる。
これにより、弁における「ガタつき」や高速脈動作用を
防ぐ上で必要なヒステリシスを内蔵させている。簡単な
方法では、所定時間1゛dは一定(約1秒)であるが、
例えば搾乳速度が遅い時には長びかせる(これにより弁
の動作回数を減少させる)なりに、搾乳速度に応じて電
子コントロールシステムで調節できるようにするのか望
ましい。
外側の金属管24の表面に絶縁スリーブ17aを設けて
、拡流器20に近接する特定の電極表面部が乳と接触で
きるようにし、これで乳の導電性の絶対測定が行えるよ
うにする。こうすれば、椀状本体11ての乳のレベルの
検出に対する導電性の影響を補償することができろ。
チューブ18の流入口に気泡や泡が入るのを防ぐ別の方
法として1ま、パルセータを制御することで弁35が開
となって椀状本体11から乳が流出している時に、ティ
ートカップの内表面のライナーが陥落しないようにする
方法がある。別の方法としては、流入口のニップルに逆
止弁を設:することら考えられる。
乳の流量は、クローからの体積流量がほぼ一定の真空圧
差(Vu−Vm)で首尾よく定まっていることから、弁
の開時間でお\よそ求めることができる。このll!算
流量は、前述の所定時間Tdの適用例を算出し、真空遊
断弁55とティートカップ取外しノステムとを作ajさ
せるための搾乳作業時間の終了を検出には充分と言える
ほどのらのである。
ま1こ、6頭の牛の乳の産出量の測定を行ない、これで
牛の授乳能力をモニターし、かつ交配系統をl!IJ案
しfこ成績を二Hめろにしても充分なしのである。
前述の実施例における電極は2本同軸配置しfこもので
はあったが、3本同軸配置した実施例を第2図に示す。
第2図の実施例における3本の電極2・1.25.26
は、椀状本体内における絶縁性拡流器20.21によっ
て定まる2つの乳のレベルを区分けするのに用いている
拡流2z2o、2rの位置で乳のレベルが変動ずれば、
電トπ対2.1 、25と25.26との間で伝導力が
急激に変化する。
この構成であれば、拡流器20.21の垂直方向での位
置で定まる2つのレベル間に椀状本体内の乳量を維持さ
せることができる。
検出手段に係わる種々の電気技法をクローの椀状本体で
のレベル検出に用いることができる。特に、前述の実施
例における容量素子がそれである。
それは、第1図の実施例におけろ2本の電極の金属表面
を絶縁薄膜で被覆させることによって達成しうる。これ
によって得られる電気等価回路を示せば下記の如くであ
る。
G、      G2     G3 y 金属電極表面           金属電極表向容量
Csは、電極表面上の絶縁層により形成され伝導力(コ
ンダクタンス)GMは、乳を介しての電気回路をあられ
している。GMは3つの直列成分G 1. G t 、
 G 3として考えることができる。G1と03とは、
上方の拡流器20における環状空間での伝導力と下方の
拡流器21における環状空間での伝導力を夫々あられす
。G、は、両拡流器の間における乳の非常に大きい伝導
力を示す。特にGMは、上方の拡流器を囲繞する環状空
間22での01の変動により、椀状本体11における乳
のレベルに応じてほぼ変化する。
よって、好ましい電極の配列構成を概括的に説明すれば
、椀状本体11の内部での乳のレベルに応じて電極間イ
ンピーダンスが変るが、電極の表面での孔膜や泡に対し
ては比較的反応しないように、絶縁材とともに一組の導
体(好ましくは同軸配列)からなるもの、と言うことが
できる。
同軸配列は製作が容易であることを別にすれば、椀状本
体内で乳の流れを渦流とするのに役立っており、これに
より椀状本体11の上部て空気と乳とを分離させる上で
望ましいものである。
本発明には種々の変形が考えられ、その−環として、乳
の伝導力を検出対象とするのであれば、電極の配列は説
明したような配列に限定されない。
例えば、第1図と第2図に示した夫々の実施例における
バルク乳の伝導力を検出するのとは別に、1ケ所または
複数ケ所における局部的な伝導力を検出する方法も考え
ろれる。その−例を第3図に示す。尚、第3図の実施例
では、3ケ所、即ち、椀状本体2の内部の深度A、B、
C点での局部的な伝導力を検出する例を示している。
第3図の構成においては、各測定深度に・1つの端子ネ
ットワーク(第3図のDの部分の部分拡大図に示す。)
が用いられていて、局部的な伝導ツノ、4A11定する
ことて、泡や乳がない状態と乳がある状態とを判別して
いる。定電流源28から電I29゜30に交流を流して
駆動するが、これは乳の伝導力やmt4の接触インピー
ダンスとはほぼ独立している。
互いに近接して設けた一対の7r:L極31.32は、
大きなインピーダンス平衡入力を有するアンプ33に接
続する。このアンプ33の整流出力電圧が、当該測定点
の近傍における乳の伝導力の指標となり、電極表面特性
の変動による影響はない。
第3図のように度数点で測定を行うのであれば、深度A
とBとにおける夫々の乳の伝導力を比較することで、乳
と泡とを区別することができる。
検出手段としては、電極によるものの池に、光学式、検
温式、音響(超音波)式のものであっても良い。また、
測定点としては、1ケ所であっても良いし、復改ケ所で
もよく、はぼ連続した範囲にわたっていてら良い。
前述の如く電極チューブI8を介し、制御弁23を経て
椀状本体11から乳が取出される。制御弁23は、弁座
35に着座すると弁23を閉じるダイヤフラム34をそ
:hえている。弁23の開に伴って弁23を貫流しf二
乳は、ニップル36から配管系を介して集乳容器ないし
ボンブー・と流れる。このような乳の♂ε出は、ニップ
ル36の内圧を椀状本体11の内圧より乙(−般に20
〜25kPaだけ)低くすることにより達成しつる。
弁23は、制御室27に適当な圧力を作用させることに
より開閉制御することができる。詳述すれば制御室37
に大気圧を作用させれば、ダイヤフラム34は環状弁座
35に着座することで弁23を閉とし、また、乳の輸液
系(例えばボート36における)の内圧よりも低い圧力
を制御室37に作用させれば、ダイヤフラム34は弁座
35から離れるので、弁23を開とすることがてきる。
前述の構成の弁23は、第1図に示したようにクローと
一体的に構成してもよく、またはクローとは離れfこと
ころでの配管上に設置しても良い。
特に後者の場合、電極チューブ24を、複数の貯乳場に
連通ずる配管上に約1〜2メ一トル離して設置した制御
弁にニップル36を介して接続するだけで良い。
第1図に示しfこ弁の構成の代りに小型電磁弁を用いる
ことも可能である。
椀状本体11と弁23との間に、第1図に示すようにス
ペース36を設けであるが、そのスペース36には、電
極式検出手段に関係のある制御器用電子回路や接続線な
どを収納ざ仕るのに使ってもよい。
また、下段スペース38には、第1図には示していない
が、説明だけは行ったパルセータ用マニホルドを設置す
る。
本発明を実施したミルカーシステムの一例を第4図に示
す。第4図に示したミルカーシステムては、2つの真空
ポンプ40.41が使われており、ポンプ40は、ポン
プ41による吸引系における真空圧Vmよりも高い真空
圧Vu(−般にVmが4O−50kPaであれば、Vu
は6O−80kPa)に乳の輸液系の内圧を設定するの
に用いる。このような圧力設定は、夫々の圧力調節器4
2.43を操作することにより述成しうる。このような
真空差圧ノステムは公知である。
44はミルクポンプであって、弁ポンプ(例えば、従来
公知のモーター駆動式ないし空圧式ダイヤフラムポンプ
)からなり、吸引系から乳のみを離して、大気圧の雰囲
気にある集乳容器へと乳を送り込む作用をなす。
第4図においては、検出手段を構成する電極がケーブル
45を介して重子式制御モジュール46と接続されてい
る。この制御モジュール46は、制御チューブ48を介
してクローlOに設けた空圧式制御弁と連結した電磁制
御弁47を作動させろようにしである。
クロー10に設けた弁23は好ましくは、前述のように
空圧式ダイヤフラム弁である。制御チューブ48の内圧
を弁47(この弁47は、前述のようにクローに内蔵ご
せ几装置で作動させることらできる。)の作動で大気圧
に切換えろと、制御弁23は閉となる。椀状本体11の
内部ての乳のレベルが上部閾値を越すほど上界すれば、
7vL極間インピーダンスが急激に変化し、これにより
制御モジュール46を以って弁47を作動さ仕ろように
なる。これによ・つ、制御チューブ・18の内圧が乳を
輸送するに必要を真空圧Va(通常6O−8−kPa)
になって、弁23が開く。
前述の真空差圧(VL!−V*)の作用により、弁37
から制御チューブ48を介してパイプライン50へと乳
が流れ込む。尚、パイプライン50には、図示のように
1基たけのクロー10が接続されているとは限るず、複
数基のクローlOが接続てきるよう(こtっているのが
普通であるので、そのにめの接続口51が複数設けられ
ている。必要に応しては、乳の流れを安定させるための
中間タンク52を設け、ポンプ44て中間タンク52の
乳を汲出し、これを配送管53へと送り込むようにして
も良い。
パイプライン50から中間タンク52に乳を流入させる
に当って、パイプライン50から中間タンク52−・の
接続管を中間タンク52の底部にて行い、その際接続管
が上向きに傾斜するのであれば、中間タック52の中で
乳を、包立たせないですむ。しかし、パイプライン50
からの接続管うくタンク52の項部へと下向8に延長す
るようにしても良い。このようにすればパイプライン5
0かろ中間タンク52への排液を行うことn\て8ると
とらに、パイプライン50から中間タンク52に混大し
ている空気が、中間タンク52の中の乳に混入するのを
防ぐことができる。更に、後者の場合において、中間タ
ンク52に流入している乳が、タンクへと下向きに傾斜
している表面に沿って流れ込むようにすれば、空気の混
入を更に最少限にすることができる。
真空圧Vuは、他の管54を介して他の制御弁46にも
伝達される。
ソレノイドないし他の電気的手段(図示せず)、好まし
くは制御モジュール46により制御される空圧弁55を
用いて、真空源とクロー10との接続を遮断するように
しても良い。これは、ティートカップの自動取外しシス
テム用真空芭断手段をも構成するようにすることができ
る。
ミルク計量器や流量センサー、サンプル採取器などをチ
ューブ49に設けるか、またはクロー10に組込んでも
よく、いづれにしても乳の輸送系には液相の流れしかな
いから役立つものである。
また、チューブ49に弁59を設けて、番頭ごとの牛の
乳を夫々の配送管60に送り込めるようにしても良いが
、これから不用孔の回収システムについて説明する。
第5図において、図示のミルカーシステムは本発明によ
るものの、別の実施例を構成しているので異った符号を
用いている。乳の輸液系は、集乳槽72と連通するパイ
プライン71よりなる。従って、牛から搾乳した乳はパ
イプライン71を介して集乳槽72へと流れ、その後真
空源(図示せず)と接続したポンプ73を経由する。
例えば乳に抗生物質が入っているとか、初乳が混在して
いるとかで不用になった乳、即ち不用孔を通常の輸液系
に送り込まないようにする必要が生じた場合、ティート
カップは牛の乳首に取付けたま\となっているものの、
真空弁を開放し、クロー10aにおける採乳弁を一貫し
て閉とする特定の動作モードをマイクロコンピュータの
制御のもとで実行させれば良い。これを実行すれば、ク
ロー10aとクローにおける真空デユープ75に乳が流
れ込み、その結果、真空バイブ73を介してトラップ7
6へと乳が流れイようになる。
トラップ76は、弁97.98が夫々設けられている管
96.97を介して不用孔回収容器99と連通している
。不用孔排出モード時には弁97゜98は開位置に設定
されるから、トラップ76に流入し1こ乳は回収容器9
9へ排出されるとともに、トラップ76の頂部から回収
容器へと延在させた管95を介して真空が逃げるように
なっている。
回収容器にたまった不用孔を排棄するには、弁97.9
8を閉位置に設定し、蓋を外すか、または適当な方法で
大気圧になろした後に、これを適当に行えば良い。
別の方法としては、適当なポンプと配管とを介してトラ
ップ9ら内または回収容器99内の不用孔を遠隔地の排
乳槽へ送り込むようにしても良い。
管73に前述のように乳が流入すれば、その管73と接
続されているととらに、正常の搾乳モードで稼働してい
るとくのティートカップ群での真空圧が変動することが
あるが、管73が適切な管径のものであれば、不用孔を
回収容器9つへと排出させる便利さに比べれば、真空圧
の変動にょる問題は比較にならないものと考えられる。
真空管73には3つの機能がある。第1機能は正常搾乳
モード時において真空圧を分配することであり、第2機
能は前述の如く不用孔の排出路として作用することであ
り、そして第3機能は、後述の如く洗浄液を分配する噴
水流路の役をなすことである。
従来の方法では、不用孔を排出する必要が生ずると、そ
の都度集乳場にトラップを持ち込む必要があったが、本
発明によればこれは不要である。
1つの回収容器9つに番頭の牛からの不用孔を集めるこ
とができ、オペレーターとしてなすべきことは、不用孔
排出モードを実行さけることでマイクロコンピュータを
して、ティートカップを取付ける前に弁86,100を
適当に設定するだけで良い。この時弁97.98は手動
操作で開位置に設定するか、または中央コンビュータン
ステムの命令て開位置に設定する。
不用乳υト出モードに設定すれば、そのモードを実行す
る対象となったティートカップ群に関しては、従来のミ
ルカーシステムと事実上同様に作用して、不用孔が管7
3を介して空気により送られるようになる。チューブ7
5における実際の乳の流れ作用は、チューブ75への空
気人口が何処にあるかによって起る2つの可能性の一つ
である。
換言すれば、空気入口がチューブ75の最下端ないし、
従来技術の如くクローに設けられているのであれば、こ
の補助流路は、空気で乳を送り出す従来方法におけるの
と実に同じように作用する。
ところが、前述の空気入口がチューブ75の最上端にあ
れば、不用孔排出モード時には、クロー77とチューブ
75とが乳で満たされるので、流体力学的な搾乳作用が
醸し出される。
第5図において点線で示した配管は、ミルカーシステム
の洗浄を行えるようにした本発明のまた別の実施例を示
す。
搾乳装置を洗浄するには、先ず真空源とクローとの連通
を遮断する。これは弁78を操作することにより達せら
れる。この場合、事情に応じては真空圧を洗浄のために
減少させることも考えられるが、集乳槽72へのパイプ
89の内圧は高い真空圧のま\となる。その後、逆止弁
87を介してパイプライン73に接続しである噴水装置
82にティートカップ81を取付ける。逆止弁87は、
(後述のように)パイプライン73から噴水装置82へ
の洗浄液の流入を許容するものであるが、正常搾乳モー
ド時では、パイプライン73の真空圧の作用でパイプラ
イン73の方へ引き込まれて閉になっている。
噴水装置82にティートカップ81が接続されるために
は、クロー10a側に真空圧がなければならない。これ
は、乳を輸送するのに用いる真空圧をクロー10aに分
配してティートカップ81に作用させることで連成でき
る。これも、パイプライン73に設けた空圧弁86を開
とするとともに、クローにおける採乳弁をも開に設定す
ることで達成できる。これらの弁を開に設定すれば、乳
を輸送するのに使われる真空圧がパイプライン73に、
そしてトラップ76に送り込まれるようになる。
洗浄液を導入するには、貯液槽85から延在する管83
に設けた制御弁79を開けて、水ないし消毒液などの洗
浄液が真空圧による吸引作用で貯液槽85から配管類に
流れるようにする。この時の洗浄液の流路は、トラップ
76、パイプライン73、逆上弁87を経て噴水装置8
2に至り、かくてティートカップ81を介してクローの
椀状本体に至る。パイプライン73を流れる洗浄液は、
噴水装置82に前述のように送り込まれるのと同時に、
空圧弁86を介して吸引チューブ75、そしてクロー1
0aへと流れる。言うまでもなく、この時のクローへの
洗浄液の流入はニップル13aを介して行なわイする。
このようにクローへの洗浄液の流入路は2本あるが、ク
ローの椀状本体に入った洗浄液は、その後、採乳チュー
ブ18a、採乳弁、チューブ74.輸液管71を順に流
れて、集乳←972へと流れる。
その後、集乳槽72に入った洗浄液は、ポンプ90の作
用によりパイプ84を介してミルクフィルター91へ、
かくて仮型クーラー92を貫流して貯液槽85に戻る。
貯液槽85へ戻す代りに、外部へ排出するようにしても
良い。輸液管71とパイプライン73の末端にある弁8
0は、この末端部におけろ洗浄も行えるように、短時間
開閉させるようにしてら良い。
集乳槽72は大型容器であるので、内部を隅々まで洗浄
ずろには、前述の洗浄液の流れによる6し浄とは別の作
業が必要になることがある。これは、トラップ76の底
とパイプライン73から小径のデユープ9・1を接続し
て噴水装置82へ洗浄液を送り込むようにすれば良い。
このようにすれば、噴水装置に洗浄液を供給するのに別
の管路を用いなくてもよくなる。もつとも、従来の装置
ではこの余分な管路が使われているしのである。このよ
うに本発明による洗aトは、既存の真空圧配管に、パイ
プ83.と噴水装置82を追加することで構成したシス
テムを用いて行うことができるのである。
前述のtW成の洗浄システムは、乳と接触する管路を隅
々効果的に洗浄しうるものである。これら別のポンプを
用いないで、最小限の構成部品を追加するだけで良い。
弁78,79,80.86などの洗浄システムを稼動さ
せるのに必要な弁類の操作は、洗浄モードが自動的に実
行され、それに伴って洗浄液が自動的に配送されるよう
に、電気的に制御されるように構成することが考えられ
る。その際、冷水または温水を中央制御のもとで貯液槽
85に給液されろようにするとともに、洗浄液を計量し
た上で貯液槽85または供給ライン83に添加されるよ
うに構成してら良い。このように全システムを自動化す
る意図がない場合、手動操作式にすることもできる。
第4図に示した実施例はミルカーシステムの考えられる
レイアウトのほんの一例にすぎない。制御モノニール4
6と制御弁47のいづれか一方、または両方を、クロー
lOの上部構造体に設けることらできるし、これは最新
型集積回路を111用して小型化することができ、しか
ち制御弁47に使う電磁弁を小型化することら難しいこ
とではないから達成できろ。
また、採乳弁をクローから離し、制御モジュール46と
一体化させてパイプライン50に介装することもてきる
。いづれにしてもミルカーシステムの動作は前述したの
と変るところはない。
前述の変形例では、各クローとパイプラインとを接続す
るパイプ類の本数を減少させることができる利点がある
各クローに間欠的に真空圧を送り込むパルセータについ
ては第4図には示していない。
各クローへの真空圧の間欠送りは、パルセータ56をパ
イプライン57に接続するか、または必要に応じて、専
ら間欠真空圧用として用いる別のパイプラインに接続す
ることで達成せられる。ティートカップへの真空圧の間
欠送りは従来公知である。つまり、クローと一体的なユ
ニット(図示せず)へパイプ58を介して供給する。
本発明では、適当な検出手段による受孔室内の乳量の所
定値への到達の検出に応じて制御弁を直接制御する手段
を用いている。この検出手段と制御弁とで、弁を特定の
態様で制御することができるらのである。
詳述すれば、この制御は、マイクロコンピュータを用い
た制御ノステムを用いることで達成できる。よって、搾
乳装置とその補助機器類とを、採乳弁23の制御を行う
他に、他の機能を実行させるようにしたマイクロコンピ
ュータの制御を受けるようにすることが可能である。マ
イクロコンピュータを使う場合、各クローごとに1基使
用するのか通常ではあるが、中央プロセッサーを用いて
全てのクローを制御することも考えられるところである
制御モジュール、16の主1こる機能は、検出手段を介
して椀状本体+1内での乳量を検出して、椀状本体内で
の乳量を所定レベルの範囲内に推持5せろべく採乳弁2
3を作動させることであるが、前述の如くの副次的に機
能を果すようにすることもてきる。即ち、中央制御器は
、採乳弁か開となっている時での乳のll!l成算に応
じて真空圧の間欠送りの周期を制御し、搾乳作業時間の
終了を検出し、かくて白石ティートカップ取外し装置を
作動させる。例えば、流量計(電磁式流量計)の如きの
計量器を正確に制御するようにすることらできる。
更に、真空圧を間欠送りするに先立って初乳をしは゛り
取ることによって乳房の健全さをはかるために、所定量
のすJ乳をしぼり出した後になって始めて搾乳のための
真空の間欠送りを開始するように、マイクロコンピュー
タをプログラミングしておくこともできる。搾乳するに
当って乳頭にある乳が乳房の内奥部へとあがってしまえ
ば、乳頭には細菌が付着していることがよくあるので、
この細菌か乳房の内奥部へ吸い込まれて乳房炎症の原因
となることがよくある。従って、初乳をしぼり出すこと
は、乳房を健康に保つ上で重要である。
電子式制御ノステムの基幹として、アナログ−デジタル
変換器を内蔵した単チツプマイクロコンビコータを使う
ことは、機t&の観点からのみならず、経済性の観点か
らして有益な乙のである。この0味から、市販されてい
るマイクロコンピュータで所定の制御を実行させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施したクローピースの断面図、第2
図はその変形例であって部分のみ示す拡大断面図、第3
図はまた別の変形例ではあるが、検出手段を示す部分拡
大断面図、第4図は本発明を実施したミルカーシステム
のレイアウトを示す概略図、第5図はミルカーシステム
の2つの変形例を示す、第4図と同様な概略図である。 17・・・電極、20.21・・・拡流器、22・・・
環状空間、23・・・制御弁、37・・・制御室、48
・・・制御チューブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)動物より受乳室へ乳を給送し、受乳室での所定量の
    乳を検出手段で計測することで、乳が前記所定量に達す
    れば制御手段をして弁手段を作動させて、動物から搾乳
    し、かつ前記受乳室に乳を給送するのに用いる加圧およ
    び吸引空気手段とは別系統の輸液系へと前記受乳室より
    乳を給送するようにしたことを特徴とする搾乳方法。 2)特許請求の範囲第(1)項に記載の方法であて、前
    記所定量の乳の計測を、少くとも2本の電極間における
    乳の導電性の変化を以って計測すること。 3)特許請求の範囲第(1)項または第(2)項に記載
    の方法であって、所定量の乳の計測後と弁手段が作動す
    る時点との間に時間の遅れがあること。 4)特許請求の範囲第(1)項から第(3)項までのい
    づれかに記載の方法であって、弁手段の作動時間を予め
    決定し、これにより搾乳作業時間の終了を検出するよう
    にしたこと。 5)ミルカーのティートカップと連結される受乳室と、
    該受乳室における乳の量を計測すべく前記受乳室と連係
    させた検出手段と、受乳室の乳が所定量に達すると前記
    検出手段の出力に応答して作用する制御手段と、受乳室
    の乳が輸液手段に給送されるように、前記制御手段の出
    力に応答して搾乳装置を前記輸液手段と接続させる弁手
    段とからなることを特徴とする搾乳装置。 6)特許請求の範囲第(5)項に記載の装置であって、
    前記検出手段が、前記受乳室に配設した複数の導電体か
    らなり、該導電体は、受乳室における乳の量に応じて電
    極間伝導力が急激に変化するように絶縁手段を介在させ
    て配列されていること。 7)特許請求の範囲第(6)項に記載の装置であって、
    前記導電体は少くとも一対あり、この一対の導電体は、
    互いに同軸配置した金属管からなり、この両金属管が、
    受乳室の壁面に達する直前で終端しているとともに、円
    周方向に張出して環状空間を形成している一対の隔壁を
    有する絶縁手段で互いに隔離されていること。 8)特許請求の範囲第(7)項に記載の装置であて、前
    記隔壁が前記絶縁手段と一体形成されているとともに、
    その断面形状が外方にテーパーした形状を呈しているこ
    と。 9)特許請求の範囲第(6)項または第(7)項に記載
    のものであって、外側の金属管がその長さの一部分にお
    いて絶縁被覆剤で覆われていること。 10)特許請求の範囲第(5)項に記載のものであって
    、前記弁手段が、その吐出口が前記受乳室から乳が取出
    せるように位置決めされている弁よりなること。 11)特許請求の範囲第(8)項に記載の装置であって
    、一方の金属管は前記受乳室からの排乳路を構成してお
    り、また、前記弁手段が、前記制御手段の制御により前
    記吐出口を開閉制御されるようにした弁よりなること。 12)特許請求の範囲第(5)項に記載の装置であって
    、ミルカーのクローピースに組込んだこと。 13)受乳室と接続したティートカップと、クロー用真
    空ラインを介して前記受乳室と接続した搾乳用吸引手段
    と、前記受乳室と連係しているとともに、前記搾乳用吸
    引手段とは別系統の輸液手段と接続した弁手段と、前記
    受乳室における乳量を計測する検出手段と、前記輸液手
    段により受乳室から乳が流出するように、受乳室の乳量
    が所定値に達すると前記検出手段の出力に応答して前記
    弁手段を作動させる制御手段とからなるのを特徴とする
    搾乳装置。 14)特許請求の範囲第(13)項に記載の装置であっ
    て、不用乳回収手段を前記クロー用真空ラインと接続す
    る傍ら、前記制御手段は前記弁手段を閉位置に保持する
    ようになっており、このように弁手段が閉位置に保持さ
    れると、受乳室へ流入している乳が前記クロー用真空ラ
    インを流れて前記回収手段に回収されるようになってい
    ること。 15)特許請求の範囲第(13)項に記載の装置であっ
    て、前記輸液手段を前記クロー用真空ラインに接続し、
    該クロー用真空ラインに洗浄液を供給する手段を設けた
    こと。
JP61261744A 1985-11-01 1986-11-01 搾乳方法と搾乳装置 Pending JPS63240A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NZ212889 1985-11-01
NZ21288985A NZ212889A (en) 1985-11-01 1985-11-01 Milking claw emptied periodically after milk volume sensed: entrained air removed
NZ217300 1986-08-20
NZ217301 1986-08-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63240A true JPS63240A (ja) 1988-01-05

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ID=19921296

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JP61261744A Pending JPS63240A (ja) 1985-11-01 1986-11-01 搾乳方法と搾乳装置

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JP (1) JPS63240A (ja)
NZ (1) NZ212889A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014502852A (ja) * 2011-01-21 2014-02-06 ファーミング・インテレクチュアル・プロパティー・ビー.ブイ. 搾乳装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014502852A (ja) * 2011-01-21 2014-02-06 ファーミング・インテレクチュアル・プロパティー・ビー.ブイ. 搾乳装置

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NZ212889A (en) 1991-01-29

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