JPS63236866A - 防爆用シ−ト - Google Patents

防爆用シ−ト

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Publication number
JPS63236866A
JPS63236866A JP62070422A JP7042287A JPS63236866A JP S63236866 A JPS63236866 A JP S63236866A JP 62070422 A JP62070422 A JP 62070422A JP 7042287 A JP7042287 A JP 7042287A JP S63236866 A JPS63236866 A JP S63236866A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
explosion
water
sheet
proof sheet
proof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62070422A
Other languages
English (en)
Inventor
哲 安延
西原 誠一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP62070422A priority Critical patent/JPS63236866A/ja
Publication of JPS63236866A publication Critical patent/JPS63236866A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、防爆用シート、たとえば、繊維強化プラスチ
ック(FRP)によって組み立てられたFRP船等を火
薬の爆破によって解体する際、前記FRP船を被うよう
にして使用され、爆風の飛散を抑止する目的で使用され
る防爆用シートに関する。
〔従来技術〕
繊維強化プラスチックは、高強度の繊維で補強されてい
るために機械的強度が高いことから各種の機器の部品と
して使用されている。また、小型の船舶等にあっては、
船体をFRPで構成している。
このFRP船は機械的強度が強く耐久性があり、寿命も
長い等の特長があるが、逆にFRP船を解体する場合は
、前記特徴のために解体がし難くなることを意味する。
そこで、FRP船は火薬を使用した爆破によって解体さ
れることが予想される。この火薬の爆破によるFRP船
の解体は、爆破によって発生した爆破片が周囲に飛散し
、解体作業が危険であるとともに、周囲を爆破物で汚す
難点がある。このため、このFRP船の解体に際しては
、FRPIIを爆破解体が可能な解体場に運び、火薬で
爆破してFRP船を解体する方法が考えられる。
〔発明の目的〕
前述のように、解体場にFRP船を運んでFRP船を解
体する方法は、FRP船を解体場に搬送するのに手間暇
が掛かり、解体コストが嵩むという欠点がある。
本発明の目的は、構造物を爆破させて解体する際、爆破
による爆破片等が周囲に飛散するのを防止できる防爆用
シートを提供することにある。
本発明の他の目的は、構造物を現場で解体できる防爆用
シートを提供することにある。
本発明の他の目的は、構造物の解体コスト低減が達成で
きる防爆用シートを提供することにある。
本発明の他の目的は、設営が簡単な防爆用シートを提供
することにある。
本発明の他の目的は、軽量で持ち運びが容易な防爆用シ
ートを提供することにある。
本発明の他の目的は、構造が簡単で生産コストの低減が
達成できる防爆用シートを提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の防爆用シートは、それぞれ通水性の内層シート
部材と外層シート部材の間に吸水性部材を介在させた多
層構造の防爆用シートとなっているとともに、少なくと
も前記内層シート部材は超強度ないしは高強度の繊維、
特に合成繊維によって構成されている。
〔作 用〕
上記構成による本発明の防爆用カバーは、その使用時、
FRP船等の構造物を被うように設営されるとともに、
水が注がれる。水は外層シート部材を通って吸水性部材
に達して吸水性部材に滲み渡る。この結果、前記吸水性
部材は水を吸って膨張し、堅固な防爆用シートとなる。
したがって、防爆用シートの設営作業が簡単になる。ま
た、この防爆用シートは、少なくともその内層シート部
材が超強度ないしは高強度の繊維で構成されているため
、耐衝撃性、耐熱性に優れ、爆風や爆発片の周囲への拡
散を効果的に防止できる。
さらに、この防爆用シートは水を含まない状態では軽く
、かつ一般の布製カバーと同様に折り畳んで取り扱うこ
とができるため取り扱いが容易であるとともに、収容ス
ペースを小さくできる等の効果がある。
〔実 施 例〕
以下図面を参照して本発明の一実施例について説明する
第1図および第2図は本発明による防爆用シートでFR
P船を被った状態を示す模式的断面図、第3図は同じく
模式的斜視図、第4図は同じく防爆用シートの一部を示
す模式的断面図、第5図は使用状態の防爆用シートの断
面構造を示す断面図である。
この実施例の防爆用シート1は、第1図〜第3図に示さ
れるように、FRP船2を火薬で取り壊す際、前記FR
P船2全2全体うように、防爆用シートは、火薬に密着
した状態で、また、火薬はFRP船に密着した状態で使
用される。
前記FRP船2の各部には、図示はしないが、火薬がそ
れぞれ仕掛けられている。また、これらの火薬は、導1
線3を利用して爆破する。前記防爆用シートlは、前記
火薬が爆発して、FRP船2が爆破された際、爆破片や
爆風が周囲に飛散することを防止する。
防爆用シート1は、第1図および第2図の模式的断面図
および第4図に示されるように、いずれも通水性となる
内層シート部材4と外層シート部材5との間に高吸水性
材料で構成される吸水性部材6を介在させた多重構造と
なっている。
また、前記内層シート部材4は超強度繊維ないしは高強
度繊維からなる織布等で構成されている。
この繊維としては、商品名:ケブラー繊維(デュポン社
)あるいは商品名:テクノーラ:HM−50(音大)な
どといわれるアラミド繊111(芳香族ポリアミド)、
商品名:テクミロン(三井石油化学工業)といわれる超
高分子量ポリエチレンを原料にした化学繊維が使用され
る。
さらには炭素繊維、ガラス繊維等が併用される。
これらの繊維は、高強度のものであり、耐衝撃性等防爆
性能を決定する諸要素に優れ、特に、アラミド繊維は耐
熱性にも優れているものである°。
また、前記吸水性部材6は、ポリメタクリル酸2−ヒド
ロキシエチル、ポリアクリル酸ナトリウム−でんぷんグ
ラフト共重合体等のグラフト化でんぷん等の高吸水性ポ
リマーで構成され、吸水すると著しく膨張するものであ
る。なお、前記吸水性部材6は、より具体的には、特に
図示はしないが、たとえば、サンドインチシートとなっ
ている。すなわち、粒状の高吸水性ポリマーは綿状の支
持部材各部に接着させられるとともに、一対の紙(シー
ト)でサンドインチ状に挟まれる構造となっている。し
たがって、前記高吸水性ポリマーが水を吸収しても、サ
ンドインチ構造からして吸水性部材6の形状が崩れるこ
とがないようになっている。
一方、前記内層シート部材4と外層シート部材5との上
下端部分は、連結部材7で連結されている。この連結部
材7は、前記吸水性部材6に水が注がれ、吸水性部材6
が膨潤し、内層部材4と外層部材5との間隔が広くなっ
ても、その拡がりを許容できるように、弛み8を有して
内層部材4と外層部材5間を連結している。また、この
連結部材7は充分な強度を有するように、たとえば、キ
ルテイング構造となっている。
さらに、このような防爆用シート1は、小さく折り畳ま
れて保管される。また、使用前に、吸水性部材6が水に
濡れるのを防止するため、吸水性部材6は水を通さない
保管袋等に収容される。この場合、防爆用シー)1を包
装体で真空バックしておけば長期保管も可能である。
つぎに、このような防爆用シート1の使用方法について
説明する。
前記防爆用シート1は保管袋等に収容されて現場に運ば
れる。この際、防爆用シート1は布等で形成されている
ため、比較的軽量であるとともに、折り畳まれて小型で
あることがら取り扱い易い、つぎに、保管袋等から防爆
用シートlは取り出されかつ拡げられ、第3図に示され
るように、前記FRP船2を取り囲むように設営される
。この状態では、防爆用シート1には未だ水が注がれて
いないことから全体としても軽く、取り扱いが容易であ
る。
つぎに、この防爆用シート1に水を放水し、内層シート
部材4と外層シート部材5間に存在する吸水性部材6を
水で膨張させる。この結果、第1図および第2図に示さ
れるように、吸水性部材6は水を充分吸収して膨張体9
となるため、防爆用シート1は堅固な被いとなる。そこ
で、前記FRP船2を火薬で爆破させて取り壊す。
この際、爆風はこの防爆用シード1で遮られるため、爆
風の周囲への拡散は阻止され、周囲を爆破片で破損させ
たり、あるいは塵埃で汚染し難(なる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは
いうまでもない。たとえば、本発明の防爆用シートは、
前記内層シート部材4および外層シート部材5を織布で
構成するだけではなく、多孔性のフィルムないしはフィ
ルム状に構成し、かつこのフィルム間に吸水性部材6で
ある高吸水性ポリマーを配する構造であっても前記実施
例同様な効果が得られる。
また、この防爆用シート1をさらに多層構造とし、各層
間にそれぞれ吸水性部材6を配設して、より強固な防爆
用シート1としてもよい。
以上の説明では、本発明の防爆用シートを防爆技術に適
用した場合について説明したが、それに限定されるもの
ではなく、たとえば、単なる堅固なカバーとして使用し
てもよい。
〔発明の効果〕
(1)  本発明の防爆用シートは吸水性部材に水を保
水させることによって、堅固なシートとすることができ
るとともに、内層は耐爆発性に優れた超強度ないしは高
強度を有する合成繊維からなる織布で形成されているた
め、FRP船を火薬で爆発させる場合、FRP船全体を
被うように設営しておくことによって、爆風の周囲への
拡散を効果的に抑止することができるという効果を奏す
る。
(2)  上記(1)により、本発明の防爆用シートは
、FRP船を被うように配し、その後、水を供給して吸
水性部材を膨張させることによって極めて簡単に防爆用
シートを設営できるという効果が得られる。
(3)上記(2)により、本発明の防爆用シートは、F
RP船を被い、その後の給水によって堅固な防爆用シー
トを設営できるため、FRP船を特別の解体場に搬送し
なくとも現場でFRP船の解体が行えるという効果が得
られる。
(4)上記(3)により、本発明の防爆用シートは、現
場でFRP船の解体が行えるため、FRP船を解体場へ
搬送する搬送コストが不要となり、解体コストの低減が
達成できるという効果が得られる。
(5)本発明の防爆用シートは、表面層を形成する布材
もしは、フィルム状材料と内層を構成する吸水性部材と
によって形成されているため、軽く取り扱いが容易であ
るという効果が得られる。
(6)本発明の防爆用シートは布材と吸水性部材とによ
って形成されているため、一般の布等と同様に折り畳む
ことができるため、全体として小型となり、持ち運びが
容易となるとともに、保管スペースを小さくできるとい
う効果が得られる。
(7)  本発明の防爆用シートは、構造が簡単である
ことから、その製造も容易であるという効果が得られる
(8)  上記(11〜(7)により、本発明によれば
、取り扱いが容易な軽量な堅固な防爆用シートを提供す
ることができるという相乗効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明による防爆用シートでFR
P船を被った状態を示す模式的断面図、第3図は同じく
模式的斜視図、第4図は同じく防爆用シートの一部を示
す模式的断面図、第5図は使用状態の防爆用シートの断
面構造を示す断面図である。 1・・・防爆用シート、2・・・FRP船、3・・・導
爆線または爆薬、4・・・内層シート部材、5・・・外
層シート部材、6・・・吸水性部材、7・・・連結部材
、8・・・弛み、9・・・膨張体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内層シート部材と外層シート部材との間に吸水性部材が
    配設されていることを特徴とする防爆用シート。
JP62070422A 1987-03-26 1987-03-26 防爆用シ−ト Pending JPS63236866A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62070422A JPS63236866A (ja) 1987-03-26 1987-03-26 防爆用シ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62070422A JPS63236866A (ja) 1987-03-26 1987-03-26 防爆用シ−ト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63236866A true JPS63236866A (ja) 1988-10-03

Family

ID=13431024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62070422A Pending JPS63236866A (ja) 1987-03-26 1987-03-26 防爆用シ−ト

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JP (1) JPS63236866A (ja)

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