JPS63236647A - 彫刻板用積層板 - Google Patents

彫刻板用積層板

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Publication number
JPS63236647A
JPS63236647A JP62068800A JP6880087A JPS63236647A JP S63236647 A JPS63236647 A JP S63236647A JP 62068800 A JP62068800 A JP 62068800A JP 6880087 A JP6880087 A JP 6880087A JP S63236647 A JPS63236647 A JP S63236647A
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JP
Japan
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layer
laminate
board
laminated
engraving
Prior art date
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Pending
Application number
JP62068800A
Other languages
English (en)
Inventor
猪口 康夫
石崎 敬治
寺崎 孝郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Carbide Industries Co Inc
Original Assignee
Nippon Carbide Industries Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な彫刻板用積層板に関し、詳しくは、互
いに色によって識別することができる基材層と特定の合
成樹脂被覆層とからなる積層板であって、該積層板の一
方の層の一部を切削除去することにより他方の層を部分
的に露出させ、文字、図案、記号等を現出せしめて、銘
板類、表札、表示板、看板、装飾板等の彫刻板として好
適に用いることのできる積J@板に関する。
本発明の彫刻板用積層板は、上記の如き彫刻板を製作す
るための工業用材料としては勿論、家庭用、教材用等の
手芸用材料としても使用することができる。
〔従来の技術及びその問題点〕
を 近年、銘  表札、看板、装飾板等の用途においても、
白板に黒文字といった一面的なものではなく多様性、装
飾性を求められ、新規なる表現方法に対するニーズが高
まりつつある。
しかし一般の製造法では、基材表面を切削除去し、この
溝部に基材とは異種の各種インクを入れることにより文
字、図案、記号、等を現出させ、次いで表面加工を施す
など熟練を要する煩雑な作業が必要である。
さらに、基材表面の色彩を豊富にする為、スクリーン印
刷等の方法がとられてきたが、印刷インクが表面に露出
するため摩擦により剥離し易い等の耐久性の問題があっ
た。
本発明者は、前記の問題点を解決すべく鋭意研究を重ね
た結果、特定の積層板を用い、その一方の層の一部を切
削除去して他方の層を部分的に露決して、美麗で且つ耐
久性に優れた彫刻板が得られることを見出し、本発明を
完成した。
〔問題点を解決する手段〕
即ち、本発明は、基材層上に、色によって該基材層と識
別することができ、且つ、互いに色が異なっていてもよ
い1層以上の層よりなっている合成樹脂被覆層が積層さ
れた積層板であって、該積層板の一方の層の少なくとも
一部が切削除去されて他方の層を部分的に露出させるこ
とにより、文字、図案及び/又は記号並びに下地を構成
させうることを特徴とする彫刻板用積層板を提供するこ
とを目的とするものである。
本発明で用いる基材層は特に制限されるものではなく、
例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンテ
フタレート、ポリカーボネート、アクリル樹脂、ABS
樹脂、ボ11スチレン、ボ11アセタール、ボIJ塩化
ビニル、ボ17エチレン、ポリプロピレン、ポリアミド
、ポリイミド、ポリウレタン、フッ素樹脂、セルロース
アセテート樹脂などの熱可塑性樹脂;例えば、エポキシ
樹脂、シア11ルフタレート樹脂、不飽和ポ11エステ
ル樹脂。
フェノール系樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂などの熱硬
化性樹@:木;例えば、各種セラミック、石材、スレー
ト、セメント等の無機質材料;例えハ、アルミニウム、
ステンレススチール、銅、X鍮などの金属材料;等の材
料よりなっており、これらの材料は、それぞれ単独で、
又は、2種以上混合して用いることができるが、これら
の材料の中、入手の容易性、加工性、得られる積層板の
外観、耐久性等の観点より、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹
脂等の合成樹脂を用いるのが好ましく、熱可塑性樹脂、
就中、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート
、アク1ノル樹脂及びポリ塩化ビニルを用いるのが特に
好ましい。
上記基材層の厚さは、得られる積層板の用途により適宜
選択できるが、一般に約50μ〜約10〜約10m程度
の厚さが好適に用いられる。
次に、本発明で使用し得る合成樹脂被覆層としては、前
記基材層として用いられる熱可塑性樹脂の中から適宜選
択して、単独又は2種以上混合して用いるのが好ましく
、ポリ塩化ビニル、ボIノエチレン、ポリプロピレン、
アク1ノル樹す旨、ボ11スチレンが特に好ましい。
本発明に係る合成樹脂被覆層(以下、被覆層と略称する
ことがある)は、色によって前記基材層と識別すること
ができ、且つ、互いに色が異なっていてもよい1層以上
の層よりなっている。
上記の「色によって識別することができ、」とは、色相
の違いのみではなく、同系色であっても明度、彩度等の
違いによって識別することができるような場合をも包含
するものである。また、「互いに色が異なっていてもよ
い」の「色が異す」るということも、上記同様、色相の
みではなく、同系色であっても明度、彩度等の違いによ
って相互に判別し得る場合も含まれる。
前記の被覆層は、1層であってもよいし、2層以上であ
ってもよく、2層以上の場合には、各層の色が同一であ
ってもよいし、互いに異なっていてもよく、またこの場
合、前記基材層と同一色の層と異色の層とからなってい
てもよい。前記被覆層の1#の厚みは、特に限定される
ものではないが、一般に約10〜1000μ、好ましく
は約50〜500μであり、2層以上用いる場合には、
その合計の層みは一般に約20〜2000μ、好ましく
は約50〜1000μ程度にするのが良い。
本発明の彫刻板用積層板は、前記の基材層上に前記の被
覆層が積層された積層板であって、その一方の層の少な
くとも一部を切削除去して、他方の層を部分的に露出さ
せ、文字、図案及び/又は記号を現出せしめた彫刻板と
して好適に用いることのできる積層板である。
上記の基材層上に被覆層を積層する方法は、特に制限さ
れるものではなく、例えばセルロース系、ボ11ビニル
アルコール系、酢酸ビニル系、アクリル系、ゴム系、エ
ポキシ系、イソシアネート系。
シアノアクリレート系等の接着剤:ゴム系、アクリル系
、シIJコーン系等の感圧接着剤;ホリオレフイン系、
ボIJアミド系、エチレン酢酸ビニル共重合体系等のホ
ットメル、ト接澤剤;等により貼合わせる方法、熱圧ラ
ミネートにより接合する方法等、一般に公知の方法を用
いることができるが、基材層に合成樹脂を用いる場合に
は、切削加工性の容易さ等の観点より熱圧ラミネートに
より接合するのが好ましい、 上記の如くして得られた本発明の積層板は、その被覆層
側又は基材層側のいずれか一方を、その表面から機械的
手段や手芸的手段など、それ自体公知の手段を用いて切
削して、例えば、文字、図案、記号等を刻み込むことに
より、この切削した一方の層(以下、切削層ということ
がある)の包金下地とし:切削層を切削除去することに
よって露出した、該切削層とは色によって識別できる他
方の層(例えば、被覆層を切削層とする場合には、基材
層)の色の文字、図′案、記号等を現出させることによ
って、銘板類、表札、表示板、看板、装飾板等の彫刻板
を得ることができる。一般に、被覆層を切削層とするの
が普通であり、この場合、該被覆層を1層とすれば、下
地の色と文字、図案、記号等の色との2・色よりなる彫
刻板が得られ、また、該被覆層ft2層以上とすれば、
切削の深さによって異なる色を現出させることができる
とともに、切削の角度を斜めにすることにより、色の違
いを層状に現出させることもできるなど、意匠性に優れ
た彫刻板を得ることができる。
かくして得られた彫刻板は、そのま〜、銘板類、表札、
表示板、看板、装飾等の用途に用いることができるが、
更に、得られた彫刻板の上に、各種の透明又は半透明の
表面層を設けることもできる。
上記の表面層は、無色であってもよく、また着色されて
いてもよい、前記表面層を設ける方法としては、得られ
た彫刻板の表面に皮膜形成性の樹散させ又は/及び硬化
させて積層板表面に皮膜を形成させる方法:透明又は半
透明のフィルムを。
前記基材層上に被覆層を積層する場合と同様にして彫刻
板表面に積層する方法;等を挙げることができる。
本発明の積1−板は、例えば、文字、数字、商標・商号
・サービスマーク・シンボルマークなどの図形を現出さ
せた銘板類や、表札、表示板、看板、装飾板等の彫刻板
用の材料として、工業用に用いることができるとともに
、家庭用、教材用等における手芸用としても好適に用い
ることができる。
〔実施例〕
次に、実施例により、本発明を一層詳細に説明する。
第1図は、本発明の積層板を用いて得た彫刻板の一例を
示したものである。
積層板1は、厚さ約5flのアクリル板よりなる基材層
2の上に厚さ約100μのポIJ@fヒビニルよりなる
合成樹脂被覆層3が1層積層形成されたものであり、こ
の被覆層の表面より一部を4の如く凹状に切削除去する
ことにより、基材層2を部分的に露出させ、被覆層3の
色を下地にして、文字、図案、記号等を現出させるもの
である。
第2図及び第3図は、基材層の上に被覆層を21積層し
た本発明の他の積層板を用いて得た彫刻板の他の例を示
したものである。
積層板1は、前記同様、厚さ約5mのアクリル板よりな
る基材層2の上に互いに色を異にするそれぞれ厚さ約1
00μのポリ塩化ビニルよりなる被覆層3a及び3bの
2層が積層されたものであり、@2図の場合には、その
被覆層の表面より一部全4aの如く深くまたは4bの如
く浅く凹状に切削除去することにより、それぞれ異色の
、基材’il 2 tたは被覆層3 、aを部分的に露
出させ、被覆+i 3 bの色を下地にして部分的に色
の異なる文字、図案、記号等を現出させたものであり、
また、第3図の場合には、該積層板の被覆層の表面より
一部を40の如く深く逆台形型に切削除去することによ
り、基材層2を露出させるとともにその周囲に、該基材
層2と異色の被覆層3aを層状に露出させ、被覆層3b
の色を下地として基材層2の色が被覆層3aの色でぶち
とられた文字、図案、記号等を現出させたものである。
さらに、本発明の積層板は、基材層2上に積層する、色
を異にする被覆層の数を増やすことによって、切削除去
の方法を、前記の凹状、逆台形型に加えて、U字型、V
字型等を適宜併用し、切削の深さも変える等の方法を用
いて、極めて多様な色を有する文字、図案、記号等を現
出させた美麗な彫刻板を作成することも可能である。
次に、第4図は、W、1図で示した彫刻板に厚さ約20
μの表面層5を設けた場合について示したものである。
表面層5は、81図で示した彫刻板の表面に、ニトロセ
ルロース、アセチルセルロース、酢酸セルロース、エチ
ルセルロース、ベンジルセルロース等のセルロース誘導
体;アルキッド樹脂:不飽和ポリエステル樹脂:メラミ
ン樹脂;塩化ビニル樹脂ニアクリル樹脂:等の樹脂類の
有機溶媒溶液、水性溶液、水性分散液などの透明樹脂溶
液又は分散液を塗布し、溶媒を揮散させ、必要に応じて
加熱硬化させる等して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、基材層上に被覆層を1層積層した本発明の積
増板を用いて作製された彫刻板の斜視図であり、第2図
及び第3図は、基材層上に互いに異色の被覆層を2層積
層した本発明の他項層板を用いて作製された彫刻板の斜
視図である。 また、第4図は、第1図の彫刻板に表面層を設けた場合
の斜視図である。 1・・・・・・yru板     2・・・・・・基材
13・・・・・・合成樹脂被覆層 4・・・・・・切削
除去部特許出願人   日本カーバイド工業株式会社第
1図 第2図 第4図      第3図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材層上に、色によつて該基材層と識別すること
    ができ、且つ、互いに色が異なつていてもよい1層以上
    の層よりなつている合成樹脂被覆層が積層された積層板
    であつて、該積層板の一方の層の少なくとも一部を切削
    除去して他方の層を部分的に露出させることにより、文
    字、図案及び/又は記号並びに下地を構成させうること
    を特徴とする彫刻板用積層板。
  2. (2)上記の、少なくとも一部を切削除去する層が合成
    樹脂被覆層であることを特徴とする特許請求の範囲第(
    1)項記載の彫刻板用積層板。
  3. (3)上記基材層が合成樹脂よりなることを特徴とする
    特許請求の範囲第(1)項又は第(2)項に記載の彫刻
    板用積層板。
  4. (4)上記基材層と合成樹脂被覆層との積層が熱ラミネ
    ートによりなされたものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第(3)項記載の彫刻板用積層板。
  5. (5)上記彫刻板が銘板類であることを特徴とする特許
    請求の範囲第(1)項〜第(4)項のいずれかに記載の
    彫刻板用積層板。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT396190B (de) * 1990-10-22 1993-06-25 Bircher Rolf Schichtfolie zur herstellung von gravierten schildern

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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