JPS63236606A - 軽量気泡コンクリ−トパネルの製造方法 - Google Patents
軽量気泡コンクリ−トパネルの製造方法Info
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- JPS63236606A JPS63236606A JP6996987A JP6996987A JPS63236606A JP S63236606 A JPS63236606 A JP S63236606A JP 6996987 A JP6996987 A JP 6996987A JP 6996987 A JP6996987 A JP 6996987A JP S63236606 A JPS63236606 A JP S63236606A
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Landscapes
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、補強筋保持治具に網目状の補強筋を掛合保持
させた状態で、軽量気泡コンクリートのスラリーを注入
して発泡半硬化させるようにした軽量気泡コンクリート
パネルの製造方法に関する。
させた状態で、軽量気泡コンクリートのスラリーを注入
して発泡半硬化させるようにした軽量気泡コンクリート
パネルの製造方法に関する。
(従来の技術)
軽量気泡コンクリートパネル(以下rALCパネル」と
いう)は、建築物の種類に応じて、幅寸法が種々異なる
ものを製造する必要がある。この場合、ALCパネルの
幅寸法(成形型内におけるスラリーの注入深さ寸法)を
変更すれば、その人LCパネル内に埋設する補強筋の幅
寸法も変更する必要がある。このような幅寸法の変更に
対処するため、従来、第4図(a)及び(b)に示すよ
うに、幅寸法の異なる補強筋1.2をエキスバンドメタ
ル、メタルラス等から形成すると共に、その補強筋1.
2の幅寸法W1.w2に合わせてそれ専用の補強筋保持
治具3.4を用意し、各補強筋保持治具3,4に対し、
補強筋1,2を掛合するための掛合ピン5を補強筋1,
2の幅寸法W1゜W2に合った位置に固若していた。そ
して、成形型内において掛合ピン5に補強筋1,2を掛
合した状態で、成形型内に軽量気泡コンクリートのスラ
リーを注入して発泡固化させ、ALCパネルを製造する
ものである。
いう)は、建築物の種類に応じて、幅寸法が種々異なる
ものを製造する必要がある。この場合、ALCパネルの
幅寸法(成形型内におけるスラリーの注入深さ寸法)を
変更すれば、その人LCパネル内に埋設する補強筋の幅
寸法も変更する必要がある。このような幅寸法の変更に
対処するため、従来、第4図(a)及び(b)に示すよ
うに、幅寸法の異なる補強筋1.2をエキスバンドメタ
ル、メタルラス等から形成すると共に、その補強筋1.
2の幅寸法W1.w2に合わせてそれ専用の補強筋保持
治具3.4を用意し、各補強筋保持治具3,4に対し、
補強筋1,2を掛合するための掛合ピン5を補強筋1,
2の幅寸法W1゜W2に合った位置に固若していた。そ
して、成形型内において掛合ピン5に補強筋1,2を掛
合した状態で、成形型内に軽量気泡コンクリートのスラ
リーを注入して発泡固化させ、ALCパネルを製造する
ものである。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上述したようにALCパネル(補強筋)
の幅寸法に合わせてそれ専用の補強筋保持治具を用意し
ていたのでは、補強筋保持治具が多種類必要となって、
補強筋保持治具のためのコストが高くつく。しかも、幅
寸法の変更毎にその都度補強筋保持治具全体を取替える
必要があるから、その取替えに手間がかかって製造性が
低下し、上述した事情と相俟って製造コストを上昇させ
る要因となっていた。更に、掛合ピン5に補強筋1,2
を掛合した状態でスラリーを注入して発泡固化させる際
に、その注入・発泡圧によって補強筋1.2が補強筋保
持治具3,4から離れる方向(第4図において右方向)
に位置ずれしてしまう虞れがあり、製品の品質に影響す
る虞れがあった。
の幅寸法に合わせてそれ専用の補強筋保持治具を用意し
ていたのでは、補強筋保持治具が多種類必要となって、
補強筋保持治具のためのコストが高くつく。しかも、幅
寸法の変更毎にその都度補強筋保持治具全体を取替える
必要があるから、その取替えに手間がかかって製造性が
低下し、上述した事情と相俟って製造コストを上昇させ
る要因となっていた。更に、掛合ピン5に補強筋1,2
を掛合した状態でスラリーを注入して発泡固化させる際
に、その注入・発泡圧によって補強筋1.2が補強筋保
持治具3,4から離れる方向(第4図において右方向)
に位置ずれしてしまう虞れがあり、製品の品質に影響す
る虞れがあった。
本発明はこのような問題点を解決しようとするもので、
従ってその目的は、補強筋保持治具のためのコストを低
減できると共に、補強筋保持治具の取替えのための手間
を省くことができて製造性を向上でき、しかもスラリー
の注入・発泡圧による補強筋の位置ずれを確実に防止で
きて、補強筋の位置ずれによる品質低下を防止できるA
LCパネルの製造方法を提供するにある。
従ってその目的は、補強筋保持治具のためのコストを低
減できると共に、補強筋保持治具の取替えのための手間
を省くことができて製造性を向上でき、しかもスラリー
の注入・発泡圧による補強筋の位置ずれを確実に防止で
きて、補強筋の位置ずれによる品質低下を防止できるA
LCパネルの製造方法を提供するにある。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
本発明の製造方法は、補強筋保持治具に対し、補強筋を
掛合するための掛合部を、上下方向の複数の位置に付替
え可能に設けて、この掛合部に前記補強筋を掛合し、且
つ前記補強筋を前記補強筋保持治具の近傍において部分
的に切起してその切起し部分を前記補強筋保持治具に巻
き付けるように曲成することによって、前記補強筋を補
強筋保持治具に保持させ、スラリーの半硬化後に前記掛
合部を前記補強筋から外して前記補強筋保持治具を上方
に抜取るようにしたものである。
掛合するための掛合部を、上下方向の複数の位置に付替
え可能に設けて、この掛合部に前記補強筋を掛合し、且
つ前記補強筋を前記補強筋保持治具の近傍において部分
的に切起してその切起し部分を前記補強筋保持治具に巻
き付けるように曲成することによって、前記補強筋を補
強筋保持治具に保持させ、スラリーの半硬化後に前記掛
合部を前記補強筋から外して前記補強筋保持治具を上方
に抜取るようにしたものである。
(作用)
補強筋保持治具に対し、補強筋を掛合するための掛合部
を、上下方向の複数の位置に付替え可能に設けているか
ら、製造するALCパネルの幅寸法を変更する場合でも
、補強筋保持治具自体は取替える必要がなく、掛合部を
幅寸法に合った位置に付替えるだけで良い。しかも、補
強筋を補強筋保持治具の近傍において部分的に切起して
その切起し部分を補強筋保持治具に巻き付けるように曲
成するものであるから、これによって補強筋が補強筋保
持治具に繋ぎ止められた状態となり、スラリーの注入・
発泡圧による補強筋の位置ずれが防止される。
を、上下方向の複数の位置に付替え可能に設けているか
ら、製造するALCパネルの幅寸法を変更する場合でも
、補強筋保持治具自体は取替える必要がなく、掛合部を
幅寸法に合った位置に付替えるだけで良い。しかも、補
強筋を補強筋保持治具の近傍において部分的に切起して
その切起し部分を補強筋保持治具に巻き付けるように曲
成するものであるから、これによって補強筋が補強筋保
持治具に繋ぎ止められた状態となり、スラリーの注入・
発泡圧による補強筋の位置ずれが防止される。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を第1図乃至第3図に基いて説
明する。この実施例で使用する補強筋11は、例えばエ
キスバンドメタル、メタルラス等の網目状のものであっ
て、多数の切目を平行に付した鋼板を菱形網状に展伸し
たものである。一方、12は補強筋保持治具で、上下に
延びる丸棒シャフト状に形成され、その上端が支持機構
(図示せず)に吊持されている。13は補強筋11を掛
合するための掛合部たる掛合ピン、14は補強筋11の
上方への移動を規制して掛合ピン13からの補強筋11
の外れを防止する外れ止めピンで、掛合ピン13の真上
の近傍に位置している。そして、掛合ピン13及び外れ
止めピン14を補強筋保持治具12の上下方向の複数の
位置に付替え可能にするために、補強筋保持治具12の
上下方向の複数の位置に嵌合孔15.16を形成し、そ
のうちの適宜の嵌合孔15,16に各ピン13.14を
付替え可能に嵌合支持させている。この場合、補強筋保
持治具12の抜取り作業性を考慮して、各ピン13.1
4の径を2〜3關程度にとどめ、且つ外れ止めピン14
の突出長A(第3図参照)を3〜4■程度に設定すると
共に、掛合ピン13の突出長Bを外れ止めピン14の突
出長Aよりも幾分長く設定している。このような必要最
小限の寸法設定によって、各ピン13.14の存在によ
る補強筋保持治具12の抜取り抵抗力の増大を極力抑え
る一方1.補強筋11が掛合ピン13から簡単に外れて
しまうことのない程度に掛合式C(m2図溶照)を確保
できるようにしている。
明する。この実施例で使用する補強筋11は、例えばエ
キスバンドメタル、メタルラス等の網目状のものであっ
て、多数の切目を平行に付した鋼板を菱形網状に展伸し
たものである。一方、12は補強筋保持治具で、上下に
延びる丸棒シャフト状に形成され、その上端が支持機構
(図示せず)に吊持されている。13は補強筋11を掛
合するための掛合部たる掛合ピン、14は補強筋11の
上方への移動を規制して掛合ピン13からの補強筋11
の外れを防止する外れ止めピンで、掛合ピン13の真上
の近傍に位置している。そして、掛合ピン13及び外れ
止めピン14を補強筋保持治具12の上下方向の複数の
位置に付替え可能にするために、補強筋保持治具12の
上下方向の複数の位置に嵌合孔15.16を形成し、そ
のうちの適宜の嵌合孔15,16に各ピン13.14を
付替え可能に嵌合支持させている。この場合、補強筋保
持治具12の抜取り作業性を考慮して、各ピン13.1
4の径を2〜3關程度にとどめ、且つ外れ止めピン14
の突出長A(第3図参照)を3〜4■程度に設定すると
共に、掛合ピン13の突出長Bを外れ止めピン14の突
出長Aよりも幾分長く設定している。このような必要最
小限の寸法設定によって、各ピン13.14の存在によ
る補強筋保持治具12の抜取り抵抗力の増大を極力抑え
る一方1.補強筋11が掛合ピン13から簡単に外れて
しまうことのない程度に掛合式C(m2図溶照)を確保
できるようにしている。
次に、ALCパネルの製造手順を説明する。まず、製造
するALCパネルの幅寸法(成形型における深さ方向寸
法)に合せて、掛合ピン13及び外れ止めピン14を適
宜の嵌合孔15,16に付替えて嵌合保持させる。従っ
て、従来とは異なり、補強筋保持治具12全体をALC
パネルの幅寸法に合せて取替える必要がなくなる。そし
て、第1図に示すように補強筋11のうち菱形網目の上
端角部11aを掛合ピン13に掛合させる。この場合、
その上端角部11aは第2図に示すように斜め上下方向
にねじれた形態となっているため、上端角部11aの下
側を補強筋保持治具12側に向けて掛合ピン13の根元
に寄せて掛合させるように、補強筋11の表裏を決めて
掛合する。これによって、掛合式C(第2図参照)を大
きくして、掛合ピン13から補強筋11が外れに<<シ
ている。このようにせずに、上端角部11aの下側を掛
合ピン13の先端側に向けて掛合した場合には、上端角
部11aの下端が掛合ピン13の根元から離れて掛合ピ
ン13の先端に近付いた形態になるため、捕強筋工1が
僅かにずれただけで、補強筋11が掛合ピン13から外
れ易くなってしまう。
するALCパネルの幅寸法(成形型における深さ方向寸
法)に合せて、掛合ピン13及び外れ止めピン14を適
宜の嵌合孔15,16に付替えて嵌合保持させる。従っ
て、従来とは異なり、補強筋保持治具12全体をALC
パネルの幅寸法に合せて取替える必要がなくなる。そし
て、第1図に示すように補強筋11のうち菱形網目の上
端角部11aを掛合ピン13に掛合させる。この場合、
その上端角部11aは第2図に示すように斜め上下方向
にねじれた形態となっているため、上端角部11aの下
側を補強筋保持治具12側に向けて掛合ピン13の根元
に寄せて掛合させるように、補強筋11の表裏を決めて
掛合する。これによって、掛合式C(第2図参照)を大
きくして、掛合ピン13から補強筋11が外れに<<シ
ている。このようにせずに、上端角部11aの下側を掛
合ピン13の先端側に向けて掛合した場合には、上端角
部11aの下端が掛合ピン13の根元から離れて掛合ピ
ン13の先端に近付いた形態になるため、捕強筋工1が
僅かにずれただけで、補強筋11が掛合ピン13から外
れ易くなってしまう。
そして、補強筋11の掛合後、第1図に示すように、補
強筋11を補強筋保持治具12近傍の曳数箇所において
部分的に切起してその切起し部分17を補強筋保持治具
12に巻き付けるように曲成する。この切起し部分17
の曲成によって、補強筋11が補強筋保持治具12に繋
ぎ止められた形態となり、補強筋保持治具12がら離れ
る方向への補強筋12の位置ずれが防止される。その後
、補強筋11を補強筋保持治具12と共に成形型(図示
せず)内に収納して、その成形型内に軽量気泡コンクリ
ートのスラリーを注入して、発泡半硬化させる。この場
合、上述した切起し部分17の曲成によって、補強筋1
1が補強筋保持治具12に繋ぎ止められた形態となって
いるため、補強筋11がスラリーの注入・発泡圧を受け
ても、補強筋保持治具12から離れる方向への補強筋1
1の位置ずれが防止される。このため、製造したALC
パネル内の所定位置に補強筋11が確実に埋設されるこ
とになり、補強筋11の位置ずれによる品質低下を防止
できる。
強筋11を補強筋保持治具12近傍の曳数箇所において
部分的に切起してその切起し部分17を補強筋保持治具
12に巻き付けるように曲成する。この切起し部分17
の曲成によって、補強筋11が補強筋保持治具12に繋
ぎ止められた形態となり、補強筋保持治具12がら離れ
る方向への補強筋12の位置ずれが防止される。その後
、補強筋11を補強筋保持治具12と共に成形型(図示
せず)内に収納して、その成形型内に軽量気泡コンクリ
ートのスラリーを注入して、発泡半硬化させる。この場
合、上述した切起し部分17の曲成によって、補強筋1
1が補強筋保持治具12に繋ぎ止められた形態となって
いるため、補強筋11がスラリーの注入・発泡圧を受け
ても、補強筋保持治具12から離れる方向への補強筋1
1の位置ずれが防止される。このため、製造したALC
パネル内の所定位置に補強筋11が確実に埋設されるこ
とになり、補強筋11の位置ずれによる品質低下を防止
できる。
尚、各ピン13.14を嵌合する嵌合孔15゜16以外
の嵌合孔には、予め閉鎖部材(図示せず)を取外し可能
に嵌合しておいて、スラリー注入時にこれら各嵌合孔1
5.16にスラリーが流れ込まないようにしても良い。
の嵌合孔には、予め閉鎖部材(図示せず)を取外し可能
に嵌合しておいて、スラリー注入時にこれら各嵌合孔1
5.16にスラリーが流れ込まないようにしても良い。
そして、スラリーの半硬化後、補強筋保持治具12を次
のようにして抜取る。まず、補強筋保持治具12をその
軸心の周りを例えば90’程度回動する。この補強筋保
持治具12の回動によって、これと一体に掛合ピン13
も回動するから、掛合ピン13が補強筋11から強制的
に外される。この状態でも、前記切起し部分17が補強
筋保持治具12に巻き付けられた状態になっているが、
その後、補強筋保持治具12を真直ぐに上昇させれば、
切起し部分17は補強筋保持治具12の上昇の妨げとな
らず、補強筋保持治具12を完全に抜取ることができる
。そして、補強筋保持治具12の抜取後、脱型工程、切
断工程、高温高圧蒸気養生工程、目地加工工程を順に経
て製品化される。
のようにして抜取る。まず、補強筋保持治具12をその
軸心の周りを例えば90’程度回動する。この補強筋保
持治具12の回動によって、これと一体に掛合ピン13
も回動するから、掛合ピン13が補強筋11から強制的
に外される。この状態でも、前記切起し部分17が補強
筋保持治具12に巻き付けられた状態になっているが、
その後、補強筋保持治具12を真直ぐに上昇させれば、
切起し部分17は補強筋保持治具12の上昇の妨げとな
らず、補強筋保持治具12を完全に抜取ることができる
。そして、補強筋保持治具12の抜取後、脱型工程、切
断工程、高温高圧蒸気養生工程、目地加工工程を順に経
て製品化される。
以上説明した本実施例によれば次のような効果を得るこ
とができる。即ち、製造するALCパネルの幅寸法に合
せて、掛合ピン13及び外れ止めピン14を適宜の嵌合
孔15,16に付替えて嵌合保持させれば良いから、従
来とは異なり、補強筋保持治具12全体をALCパネル
の幅寸法に合せて取替える必要がなくなり、その取替え
の手間が省けて製造性を向上できる。そして、このよう
に幅寸法の異なるALCパネルを製造するのに、補強筋
保持治具12を共通化することができるから、補強筋保
持治具12を多種類用意する必要がなくなり、補強筋保
持治具12のためのコストを低減できる。しかも、補強
筋11を補強筋保持治具12の近傍において部分的に切
起してその切起し部分17を補強筋保持治具12に巻き
付けるように曲成したから、補強筋11が補強筋保持治
具12に繋ぎ止められた形態となり、スラリーの注入・
発泡圧による補強筋11の位置ずれを防止できて、補強
筋11の位置ずれによる品質低下を防1にできる。
とができる。即ち、製造するALCパネルの幅寸法に合
せて、掛合ピン13及び外れ止めピン14を適宜の嵌合
孔15,16に付替えて嵌合保持させれば良いから、従
来とは異なり、補強筋保持治具12全体をALCパネル
の幅寸法に合せて取替える必要がなくなり、その取替え
の手間が省けて製造性を向上できる。そして、このよう
に幅寸法の異なるALCパネルを製造するのに、補強筋
保持治具12を共通化することができるから、補強筋保
持治具12を多種類用意する必要がなくなり、補強筋保
持治具12のためのコストを低減できる。しかも、補強
筋11を補強筋保持治具12の近傍において部分的に切
起してその切起し部分17を補強筋保持治具12に巻き
付けるように曲成したから、補強筋11が補強筋保持治
具12に繋ぎ止められた形態となり、スラリーの注入・
発泡圧による補強筋11の位置ずれを防止できて、補強
筋11の位置ずれによる品質低下を防1にできる。
[発明の効果]
本発明は以上の説明から明らかなように、補強筋保持治
具に対し、補強筋を掛合するための掛合部を、上下方向
の複数の位置に付替え可能に設けているから、幅寸法の
異なるALCパネルの製造に対し、補強筋保持治具を共
通化できて、補強筋保持治具の取替えのための手間が省
けて製造性を向上できると共に、補強筋保持治具のため
のコストを低減できる。しかも、補強筋を補強筋保持治
具の近傍において部分的に切起してその切起し部分を補
強筋保持治具に巻き付けるように曲成するものであるか
ら、スラリーの注入・発泡圧による補強筋の位置ずれを
防止できて、補強筋の位置ずれによる品質低下を防止で
きるという優れた効果を奏する。
具に対し、補強筋を掛合するための掛合部を、上下方向
の複数の位置に付替え可能に設けているから、幅寸法の
異なるALCパネルの製造に対し、補強筋保持治具を共
通化できて、補強筋保持治具の取替えのための手間が省
けて製造性を向上できると共に、補強筋保持治具のため
のコストを低減できる。しかも、補強筋を補強筋保持治
具の近傍において部分的に切起してその切起し部分を補
強筋保持治具に巻き付けるように曲成するものであるか
ら、スラリーの注入・発泡圧による補強筋の位置ずれを
防止できて、補強筋の位置ずれによる品質低下を防止で
きるという優れた効果を奏する。
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示したもので、
第1図は要部の正面図、第2図は同縦断側面図、第3図
は掛合ビン及び外れ止めビン部分の拡大縦断側面図であ
りこそして第4図(a)及び(b)は夫々従来例−を二
示す要部の側面図である。 図面中、11は補強筋、12は補強筋保持治具、13は
掛合ビン(掛合部)、14は外れ止めビン、15及び1
6は嵌合孔、17は切起し部分である。 出願人 小野田ニー・エル・シー株式会社第1図 第2図 第3図
第1図は要部の正面図、第2図は同縦断側面図、第3図
は掛合ビン及び外れ止めビン部分の拡大縦断側面図であ
りこそして第4図(a)及び(b)は夫々従来例−を二
示す要部の側面図である。 図面中、11は補強筋、12は補強筋保持治具、13は
掛合ビン(掛合部)、14は外れ止めビン、15及び1
6は嵌合孔、17は切起し部分である。 出願人 小野田ニー・エル・シー株式会社第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 1、成形型内において補強筋保持治具に網目状の補強筋
を掛合保持させた状態で、前記成形型内に軽量気泡コン
クリートのスラリーを注入して発泡半硬化させ、前記補
強筋保持治具を抜取って軽量気泡コンクリートパネルを
製造するようにしたものにおいて、前記補強筋保持治具
に対し、前記補強筋を掛合するための掛合部を、上下方
向の複数の位置に付替え可能に設けて、この掛合部に前
記補強筋を掛合し、且つ前記補強筋を前記補強筋保持治
具の近傍において部分的に切起してその切起し部分を前
記補強筋保持治具に巻き付けるように曲成することによ
って、前記補強筋を補強筋保持治具に保持させ、前記ス
ラリーの半硬化後に前記掛合部を前記補強筋から外して
前記補強筋保持治具を上方に抜取るようにしたことを特
徴とする軽量気泡コンクリートパネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6996987A JPS63236606A (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | 軽量気泡コンクリ−トパネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6996987A JPS63236606A (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | 軽量気泡コンクリ−トパネルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63236606A true JPS63236606A (ja) | 1988-10-03 |
Family
ID=13417987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6996987A Pending JPS63236606A (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | 軽量気泡コンクリ−トパネルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63236606A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010504865A (ja) * | 2006-09-29 | 2010-02-18 | クセラ・バウシュトッフェ・ゲー・エム・ベー・ハー | 補強された多孔コンクリート躯体または気泡コンクリート躯体を製造するための方法およびそのための補強構造体ならびにこの種の方法に使用するための補強材保持フレーム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5755059U (ja) * | 1980-09-16 | 1982-03-31 | ||
JPS6013612U (ja) * | 1983-07-08 | 1985-01-30 | 古河電気工業株式会社 | ゴム・プラスチツク絶縁電力ケ−ブル |
-
1987
- 1987-03-24 JP JP6996987A patent/JPS63236606A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5755059U (ja) * | 1980-09-16 | 1982-03-31 | ||
JPS6013612U (ja) * | 1983-07-08 | 1985-01-30 | 古河電気工業株式会社 | ゴム・プラスチツク絶縁電力ケ−ブル |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010504865A (ja) * | 2006-09-29 | 2010-02-18 | クセラ・バウシュトッフェ・ゲー・エム・ベー・ハー | 補強された多孔コンクリート躯体または気泡コンクリート躯体を製造するための方法およびそのための補強構造体ならびにこの種の方法に使用するための補強材保持フレーム |
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