JPS6323551B2 - - Google Patents
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- JPS6323551B2 JPS6323551B2 JP3064080A JP3064080A JPS6323551B2 JP S6323551 B2 JPS6323551 B2 JP S6323551B2 JP 3064080 A JP3064080 A JP 3064080A JP 3064080 A JP3064080 A JP 3064080A JP S6323551 B2 JPS6323551 B2 JP S6323551B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y15/00—Nanotechnology for interacting, sensing or actuating, e.g. quantum dots as markers in protein assays or molecular motors
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/09—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁性一成分現像剤を現像剤担持体上に
薄層として塗布し、その現像剤薄層面を静電潜像
を有する被現像部材面に接近させることにより現
像剤薄層より被現像部材面側へ潜像の電気力で現
像剤を飛翔(ジヤンプ)させて潜像を可視化させ
ることを原理とする所謂ジヤンピング現像装置の
改良に関する。
薄層として塗布し、その現像剤薄層面を静電潜像
を有する被現像部材面に接近させることにより現
像剤薄層より被現像部材面側へ潜像の電気力で現
像剤を飛翔(ジヤンプ)させて潜像を可視化させ
ることを原理とする所謂ジヤンピング現像装置の
改良に関する。
従来上記現像剤の薄層を形成する手段としては
非磁性スリーブを現像剤担持体として用い、その
スリーブ上に磁性体ブレードとスリーブ内磁極の
作り出す強い磁界を利用して磁性一成分現像剤の
薄層を塗布形成させるを一般的とするが、本出願
人は先にその改良手段として第1のマグネツトロ
ーラ(第1の現像剤担持体)に一旦磁性現像剤の
磁気刷子を形成保持させ、その磁気刷子に現像ロ
ーラ(第2の現像剤担持体)を接触させることに
より現像ローラ表面に現像剤の薄層を塗布形成す
る構成の現像装置を提案した。
非磁性スリーブを現像剤担持体として用い、その
スリーブ上に磁性体ブレードとスリーブ内磁極の
作り出す強い磁界を利用して磁性一成分現像剤の
薄層を塗布形成させるを一般的とするが、本出願
人は先にその改良手段として第1のマグネツトロ
ーラ(第1の現像剤担持体)に一旦磁性現像剤の
磁気刷子を形成保持させ、その磁気刷子に現像ロ
ーラ(第2の現像剤担持体)を接触させることに
より現像ローラ表面に現像剤の薄層を塗布形成す
る構成の現像装置を提案した。
第1図にその現像装置の概略を示す。1は第1
の現像剤担持体たる磁気刷子スリーブローラ(以
下磁気刷子スリーブという)、2は第2の現像剤
担持体たる現像スリーブローラ(以下現像スリー
ブという)、3は磁気刷子スリーブ1内に収めた
固定マグネツト、4は磁気刷子規制板、5は絶縁
性の磁性一成分現像剤、6は現像スリーブ2面に
薄層に塗布された現像剤、7は現像スリーブ2の
中に配置した固定マグネツト、8は現像剤ホツパ
である。磁気刷子スリーブ1の回転とともに該ス
リーブ面に保持されて回転運動する磁気刷子5′
が現像スリーブ2の表面に叩きつけられて絶縁性
の現像剤に摩擦帯電が付与されると同時に現像ス
リーブ2の面に鏡像力等の作用で現像剤が薄層6
に形成される。尚、現像スリーブ内磁極7は磁気
刷子スリーブ1表面の磁気刷子現像剤5′と現像
スリーブ2表面の接触の確率(効率)を高め、そ
の結果現像剤塗布濃度を向上させる効果と、磁気
刷子を均一に現像スリーブ2上に摺擦させる効果
などをもたらすもので、これについては本出願人
の先の提案に詳述した。
の現像剤担持体たる磁気刷子スリーブローラ(以
下磁気刷子スリーブという)、2は第2の現像剤
担持体たる現像スリーブローラ(以下現像スリー
ブという)、3は磁気刷子スリーブ1内に収めた
固定マグネツト、4は磁気刷子規制板、5は絶縁
性の磁性一成分現像剤、6は現像スリーブ2面に
薄層に塗布された現像剤、7は現像スリーブ2の
中に配置した固定マグネツト、8は現像剤ホツパ
である。磁気刷子スリーブ1の回転とともに該ス
リーブ面に保持されて回転運動する磁気刷子5′
が現像スリーブ2の表面に叩きつけられて絶縁性
の現像剤に摩擦帯電が付与されると同時に現像ス
リーブ2の面に鏡像力等の作用で現像剤が薄層6
に形成される。尚、現像スリーブ内磁極7は磁気
刷子スリーブ1表面の磁気刷子現像剤5′と現像
スリーブ2表面の接触の確率(効率)を高め、そ
の結果現像剤塗布濃度を向上させる効果と、磁気
刷子を均一に現像スリーブ2上に摺擦させる効果
などをもたらすもので、これについては本出願人
の先の提案に詳述した。
こうして現像スリーブ2の表面に形成された現
像剤の薄層6は該スリーブ2の回転運動で感光ド
ラム表面9(被現像部材面)に接近して所謂ジヤ
ンピング現像が達せられる。通常のジヤンピング
現像においては感光ドラム表面9と現像ローラ2
との間隙αは約300μ程度と比較的狭いことが特
徴の一つである。従来の磁性ブレードと磁界を利
用して現像スリーブ2面に現像剤の薄層を形成す
る現像装置においては上述の感光ドラム表面9と
現像スリーブ2間の約300μの間隙も一つの制約
となつて磁性体ブレードと現像スリーブの間隙は
非常に狭い(約200〜500μ)ことが特徴の一つで
あるが、第1図に示す現像装置においては現像ス
リーブ2と磁気刷子スリーブ1間の現像剤通過最
小間隙βを大幅に広げる(約500〜2000μ)こと
が可能で、これにより現像剤塗布部に於ける現像
剤に加わる負荷が軽減されて現像剤の凝集等の従
来タイプの装置で生じていた難点が解決される。
像剤の薄層6は該スリーブ2の回転運動で感光ド
ラム表面9(被現像部材面)に接近して所謂ジヤ
ンピング現像が達せられる。通常のジヤンピング
現像においては感光ドラム表面9と現像ローラ2
との間隙αは約300μ程度と比較的狭いことが特
徴の一つである。従来の磁性ブレードと磁界を利
用して現像スリーブ2面に現像剤の薄層を形成す
る現像装置においては上述の感光ドラム表面9と
現像スリーブ2間の約300μの間隙も一つの制約
となつて磁性体ブレードと現像スリーブの間隙は
非常に狭い(約200〜500μ)ことが特徴の一つで
あるが、第1図に示す現像装置においては現像ス
リーブ2と磁気刷子スリーブ1間の現像剤通過最
小間隙βを大幅に広げる(約500〜2000μ)こと
が可能で、これにより現像剤塗布部に於ける現像
剤に加わる負荷が軽減されて現像剤の凝集等の従
来タイプの装置で生じていた難点が解決される。
このように第1図の構成をもつ現像装置は従来
タイプのものよりも良好なジヤンピング現像を達
成することが出来るが、現像スリーブ2上の現像
剤層6の層厚を直接に規制するドクター等が無い
ために層厚の安定性に今一つ欠けるきらいがあ
る。とりわけ現像スリーブ内磁極7の位置や強さ
が不適当な場合には現像スリーブ2上の現像剤層
6にムラが生じたり、層6の厚さが部分的に、ジ
ヤンピング現像の際に感光ドラム8と現像スリー
ブ2によつて形成される間隙α(約300μ)に比べ
て不適切なまでに厚くなつたり、極端な場合には
この間隙αよりも厚い現像剤層が現像部に供給さ
れ凝集して感光ドラムを傷つける事故にもなる。
タイプのものよりも良好なジヤンピング現像を達
成することが出来るが、現像スリーブ2上の現像
剤層6の層厚を直接に規制するドクター等が無い
ために層厚の安定性に今一つ欠けるきらいがあ
る。とりわけ現像スリーブ内磁極7の位置や強さ
が不適当な場合には現像スリーブ2上の現像剤層
6にムラが生じたり、層6の厚さが部分的に、ジ
ヤンピング現像の際に感光ドラム8と現像スリー
ブ2によつて形成される間隙α(約300μ)に比べ
て不適切なまでに厚くなつたり、極端な場合には
この間隙αよりも厚い現像剤層が現像部に供給さ
れ凝集して感光ドラムを傷つける事故にもなる。
本発明は同じく第1の現像剤担持体たる磁気刷
子スリーブ1と第2の現像剤担持体たる現像スリ
ーブ2より成るジヤンピング現像装置であるが、
これを更に改良して現像スリーブ2上に形成され
る現像剤層6にムラが生じたり、その層の厚さが
不必要に厚くなりすぎて感光ドラム8と現像ロー
ラ2間で現像剤が凝集したりすることのない常に
安定した現像剤層6の塗布形成がなされる現像装
置を提供することを目的とするもので、磁気刷子
スリーブ1と現像スリーブ2の対向部における現
像スリーブ2の磁気的現像剤搬送力を磁気刷子ス
リーブ1の磁気的現像剤搬送力よりも小さくする
ことを特徴とする。
子スリーブ1と第2の現像剤担持体たる現像スリ
ーブ2より成るジヤンピング現像装置であるが、
これを更に改良して現像スリーブ2上に形成され
る現像剤層6にムラが生じたり、その層の厚さが
不必要に厚くなりすぎて感光ドラム8と現像ロー
ラ2間で現像剤が凝集したりすることのない常に
安定した現像剤層6の塗布形成がなされる現像装
置を提供することを目的とするもので、磁気刷子
スリーブ1と現像スリーブ2の対向部における現
像スリーブ2の磁気的現像剤搬送力を磁気刷子ス
リーブ1の磁気的現像剤搬送力よりも小さくする
ことを特徴とする。
以下図面を参照して詳述する。一般的に磁気刷
子現像剤5′中のトナーに働く力は大別して磁気
刷子スリーブ1内の磁極3及び現像スリーブ2内
の磁極7に起因する磁力、各スリーブ1・2の回
転に起因する摩擦抗力、トナーとスリーブ表面の
接触或はトナー同志の接触で生ずる摩擦帯電に起
因する鏡像力等の電気力である。これらのうち磁
気刷子の運動を支配するものは主に磁力と摩擦抗
力である。
子現像剤5′中のトナーに働く力は大別して磁気
刷子スリーブ1内の磁極3及び現像スリーブ2内
の磁極7に起因する磁力、各スリーブ1・2の回
転に起因する摩擦抗力、トナーとスリーブ表面の
接触或はトナー同志の接触で生ずる摩擦帯電に起
因する鏡像力等の電気力である。これらのうち磁
気刷子の運動を支配するものは主に磁力と摩擦抗
力である。
第2図は磁気刷子現像剤5′内のトナーに加わ
る磁力と摩擦抗力及びその合力を示したもので、
f1は磁気刷子スリーブ内磁極3による引力、f
2は現像スリーブ内磁極7による引力、f1′は
磁気刷子スリーブ1の回転にともないトナーに加
わる摩擦抗力、f2′は現像スリーブ2の回転に
ともないトナーに加わる摩擦抗力である。又T1
は磁気刷子5′の根本付近つまり磁気刷子スリー
ブ1近傍にあるトナー、T2は磁気刷子の先端付
近つまり現像スリーブ2近傍にあるトナーであ
り、FT1・FT2は各々のトナーに働く磁力f
1・f2と摩擦抗力f1′・f2′の合力である。
る磁力と摩擦抗力及びその合力を示したもので、
f1は磁気刷子スリーブ内磁極3による引力、f
2は現像スリーブ内磁極7による引力、f1′は
磁気刷子スリーブ1の回転にともないトナーに加
わる摩擦抗力、f2′は現像スリーブ2の回転に
ともないトナーに加わる摩擦抗力である。又T1
は磁気刷子5′の根本付近つまり磁気刷子スリー
ブ1近傍にあるトナー、T2は磁気刷子の先端付
近つまり現像スリーブ2近傍にあるトナーであ
り、FT1・FT2は各々のトナーに働く磁力f
1・f2と摩擦抗力f1′・f2′の合力である。
この第2図の模型図は正常な薄膜現像剤層6の
塗布形成が行なわれている状態を示すもので、磁
気刷子スリーブ1近傍のトナーT1に対しては磁
気スリーブ内磁極3による引力f1が支配的で、
合力FT1が示すようにトナーT1は磁気刷子ス
リーブ1に押しつけられつつ該スリーブ1と同方
向に移動する。ここで重要なのは現像スリーブ2
近傍のトナーT2についても磁力と摩擦抗力の合
力FT2は現像スリーブ2上にトナーT2を引き
つける分力を持たないということである。つまり
現像剤の薄層6を現像スリーブ2上に形成する基
本的な力はトナーT2が現像スリーブ2の表面と
接触することにより獲得する摩擦帯電に起因する
鏡像力等であり、この電気力等が磁力や摩擦抗力
に打ち勝つてトナーの現像スリーブ2上への付着
が生ずるのであり、現像スリーブ2内の磁極7の
吸引力でトナーが転移して薄層6が形成される訳
ではない。
塗布形成が行なわれている状態を示すもので、磁
気刷子スリーブ1近傍のトナーT1に対しては磁
気スリーブ内磁極3による引力f1が支配的で、
合力FT1が示すようにトナーT1は磁気刷子ス
リーブ1に押しつけられつつ該スリーブ1と同方
向に移動する。ここで重要なのは現像スリーブ2
近傍のトナーT2についても磁力と摩擦抗力の合
力FT2は現像スリーブ2上にトナーT2を引き
つける分力を持たないということである。つまり
現像剤の薄層6を現像スリーブ2上に形成する基
本的な力はトナーT2が現像スリーブ2の表面と
接触することにより獲得する摩擦帯電に起因する
鏡像力等であり、この電気力等が磁力や摩擦抗力
に打ち勝つてトナーの現像スリーブ2上への付着
が生ずるのであり、現像スリーブ2内の磁極7の
吸引力でトナーが転移して薄層6が形成される訳
ではない。
従来現像剤薄層6の塗布形成が安定しなかつた
一因は、第3図に示すように磁力f1・f2と摩
擦抗力f1′・f2′に起因するトナーTへの作用
力が現像スリーブ2にトナーTを押しつけるよう
な合力FTを持つことにあつた。この場合磁気刷
子5′そのものが現像スリーブ2上へ大量に搬送
されてしまいジヤンピング現像には適さなくな
る。
一因は、第3図に示すように磁力f1・f2と摩
擦抗力f1′・f2′に起因するトナーTへの作用
力が現像スリーブ2にトナーTを押しつけるよう
な合力FTを持つことにあつた。この場合磁気刷
子5′そのものが現像スリーブ2上へ大量に搬送
されてしまいジヤンピング現像には適さなくな
る。
以上のように磁気刷子スリーブ1と現像スリー
ブ2より成るジヤンピング現像装置においては磁
気刷子中のトナーは両スリーブ1・2の対向部に
於て薄層を形成する少量のトナーを除いてその他
は磁気刷子スリーブに引きつけられつつ搬送され
ることが必要である。つまり、両スリーブ1・2
の対向部で現像スリーブ2の磁気的現像剤搬送力
を磁気刷子スリーブ1のそれより小さくすること
が必要である。
ブ2より成るジヤンピング現像装置においては磁
気刷子中のトナーは両スリーブ1・2の対向部に
於て薄層を形成する少量のトナーを除いてその他
は磁気刷子スリーブに引きつけられつつ搬送され
ることが必要である。つまり、両スリーブ1・2
の対向部で現像スリーブ2の磁気的現像剤搬送力
を磁気刷子スリーブ1のそれより小さくすること
が必要である。
これは両スリーブ1・2の対向部における現像
スリーブ2表面において現像スリーブ内磁極7に
起因する磁束密度の法線成分量を磁気刷子スリー
ブ内磁極3に起因する磁束密度の法線成分量より
も大きくしないことで実現される。
スリーブ2表面において現像スリーブ内磁極7に
起因する磁束密度の法線成分量を磁気刷子スリー
ブ内磁極3に起因する磁束密度の法線成分量より
も大きくしないことで実現される。
又、現像スリーブ2内の磁極7の位置に磁極の
代りに磁性体を配置すること、或は該位置に磁極
や磁性体を何ら配置しないことでも実現される。
これらの場合には両スリーブ1・2の対向部にお
ける現像スリーブ2表面において現像スリーブに
付随する磁束密度の法線成分量は磁気刷子スリー
ブ1に付随する磁束密度の法線成分量よりも確実
に小さくなる。
代りに磁性体を配置すること、或は該位置に磁極
や磁性体を何ら配置しないことでも実現される。
これらの場合には両スリーブ1・2の対向部にお
ける現像スリーブ2表面において現像スリーブに
付随する磁束密度の法線成分量は磁気刷子スリー
ブ1に付随する磁束密度の法線成分量よりも確実
に小さくなる。
以上は両スリーブ1・2の対向部において現像
剤層6の塗布形成に寄与する磁気刷子スリーブ1
内の磁極3と現像スリーブ2内の磁極7が対向し
ている場合について述べたが、第4図は上述の考
えを更に進めて磁極3・7の配置を工夫して現像
剤の薄層6の塗布形成を安定化させるようにした
例を示す。この図は便宜上両スリーブ1・2及び
磁極3・7のみを示し、磁気刷子,その他の装置
構成要素は省略した。本例は現像スリーブ2内の
磁極7を現像スリーブ2の回転方向からみて、第
2図の磁気刷子スリーブ内磁極3に向き合う位置
よりも上流方向に偏倚させて配置したものであ
る。このような磁極配置にすると磁気刷子スリー
ブ1内磁極3と現像スリーブ内磁極7の作る磁力
線の向きは現像スリーブ2の回転の向きと逆方向
の成分H1′を持つ。その結果現像剤塗布部即ち
スリーブ1・2の対向部においては現像剤に現像
スリーブ2の移動方向とは逆の方向の磁力が働く
のでトナーが現像スリーブ2上に溢れる即ち多量
に塗布されることは更に確実に防止できる。尚こ
の場合現像スリーブ内磁極7により出来る現像ス
リーブ2上の磁束密度は最大値において磁気刷子
スリーブ1上の磁束密度を上回つてもよい。両ロ
ーラ1・2の対向部において磁束密度が現像スリ
ーブ2上で磁気刷子スリーブ1上よりも小さけれ
ば十分である。
剤層6の塗布形成に寄与する磁気刷子スリーブ1
内の磁極3と現像スリーブ2内の磁極7が対向し
ている場合について述べたが、第4図は上述の考
えを更に進めて磁極3・7の配置を工夫して現像
剤の薄層6の塗布形成を安定化させるようにした
例を示す。この図は便宜上両スリーブ1・2及び
磁極3・7のみを示し、磁気刷子,その他の装置
構成要素は省略した。本例は現像スリーブ2内の
磁極7を現像スリーブ2の回転方向からみて、第
2図の磁気刷子スリーブ内磁極3に向き合う位置
よりも上流方向に偏倚させて配置したものであ
る。このような磁極配置にすると磁気刷子スリー
ブ1内磁極3と現像スリーブ内磁極7の作る磁力
線の向きは現像スリーブ2の回転の向きと逆方向
の成分H1′を持つ。その結果現像剤塗布部即ち
スリーブ1・2の対向部においては現像剤に現像
スリーブ2の移動方向とは逆の方向の磁力が働く
のでトナーが現像スリーブ2上に溢れる即ち多量
に塗布されることは更に確実に防止できる。尚こ
の場合現像スリーブ内磁極7により出来る現像ス
リーブ2上の磁束密度は最大値において磁気刷子
スリーブ1上の磁束密度を上回つてもよい。両ロ
ーラ1・2の対向部において磁束密度が現像スリ
ーブ2上で磁気刷子スリーブ1上よりも小さけれ
ば十分である。
これとは逆に現像スリーブ2内の磁極7を両ス
リーブ1・2の対向位置よりも現像スリーブ2の
回転方向下流側に偏位させた場合を第5図に示
す。この場合はスリーブ2に対する現像剤塗布に
寄与する磁極3・7の作る磁力線の向きが現像ス
リーブ回転方向と同方向の成分H1″を持つよう
になる。そのためこの場合は磁気刷子の一部が現
像スリーブ2上に乗り上げて現像スリーブ2上に
不連続なトナー塊が供給されてしまい、感光ドラ
ム表面と現像スリーブ表面の間でトナーの凝集が
発生し、感光ドラムを傷つけてしまう。又、両ス
リーブ1・2の対向部に対応する現像スリーブ2
上の点Aと、磁気刷子スリーブ1の中心点Oから
現像スリーブ2に対して引いた接線Cの決める該
スリーブ2回転方向からみて下流側の接点Bの間
に磁極7を配置すると上述した不都合の外に、磁
気刷子から現像剤飛散がある場合その飛散したト
ナーがA点からB点の間で現像スリーブ2に吸引
されて現像剤の薄層6にランダムなムラが生じる
ことがある。
リーブ1・2の対向位置よりも現像スリーブ2の
回転方向下流側に偏位させた場合を第5図に示
す。この場合はスリーブ2に対する現像剤塗布に
寄与する磁極3・7の作る磁力線の向きが現像ス
リーブ回転方向と同方向の成分H1″を持つよう
になる。そのためこの場合は磁気刷子の一部が現
像スリーブ2上に乗り上げて現像スリーブ2上に
不連続なトナー塊が供給されてしまい、感光ドラ
ム表面と現像スリーブ表面の間でトナーの凝集が
発生し、感光ドラムを傷つけてしまう。又、両ス
リーブ1・2の対向部に対応する現像スリーブ2
上の点Aと、磁気刷子スリーブ1の中心点Oから
現像スリーブ2に対して引いた接線Cの決める該
スリーブ2回転方向からみて下流側の接点Bの間
に磁極7を配置すると上述した不都合の外に、磁
気刷子から現像剤飛散がある場合その飛散したト
ナーがA点からB点の間で現像スリーブ2に吸引
されて現像剤の薄層6にランダムなムラが生じる
ことがある。
このことからA点からB点間の領域には磁気刷
子の運動や飛散した現像剤に影響を及ぼす磁力の
極大域を作らないように現像スリーブ2内に磁極
を配置しない構成が必要であると結論できる。
子の運動や飛散した現像剤に影響を及ぼす磁力の
極大域を作らないように現像スリーブ2内に磁極
を配置しない構成が必要であると結論できる。
以上述べたように本発明によれば現像スリーブ
表面に対するジヤンピング現像用の現像剤薄層の
塗布形成が常に安定して行なえる現像装置が実現
できる。
表面に対するジヤンピング現像用の現像剤薄層の
塗布形成が常に安定して行なえる現像装置が実現
できる。
実施例 1
第1・2図例に於て、磁気刷子スリーブ1と現
像スリーブ2の間隔βを1.00mmとし、その対向部
の現像スリーブ2表面で現像スリーブ内磁極7に
よる磁束密度法線成分量が400ガウス、磁気刷子
スリーブ1内磁極3より磁気刷子5′を介して及
ぶ磁束密度法線成分が700ガウスとなるようにし
たところ、現像スリーブ2上に反射濃度1.60の良
好な薄層の磁性一成分現像剤の塗布が行なえた。
像スリーブ2の間隔βを1.00mmとし、その対向部
の現像スリーブ2表面で現像スリーブ内磁極7に
よる磁束密度法線成分量が400ガウス、磁気刷子
スリーブ1内磁極3より磁気刷子5′を介して及
ぶ磁束密度法線成分が700ガウスとなるようにし
たところ、現像スリーブ2上に反射濃度1.60の良
好な薄層の磁性一成分現像剤の塗布が行なえた。
実施例 2
磁気刷子スリーブ1上で800ガウス、現像スリ
ーブ2上で1000ガウスの磁極3・7を第4図例の
ように現像スリーブ2側を回転方向から見て上流
側に10゜偏向させて配置した。両ローラ1・2の
間隔(β)を1.00mmとしたところ反射濃度1.8の
良好な薄層の磁性−成分現像剤の塗布が安定して
行なえた。
ーブ2上で1000ガウスの磁極3・7を第4図例の
ように現像スリーブ2側を回転方向から見て上流
側に10゜偏向させて配置した。両ローラ1・2の
間隔(β)を1.00mmとしたところ反射濃度1.8の
良好な薄層の磁性−成分現像剤の塗布が安定して
行なえた。
第1図は磁気刷子ローラと現像ローラより成る
ジヤンピング現像装置の概略の断面図、第2図は
現像ローラ上に薄層の現像剤塗布が行なわれる時
にトナーに働く磁力と摩擦抗力の関係説明図、第
3図は不適当な磁力関係により薄層の現像剤塗布
がなされない例の力関係説明図、第4図は安定し
て薄層の現像剤を塗布する他の一例を示す概略
図、第5図は不適当な磁極配置の一例を示す概略
図。 1は磁気刷子スリーブローラ、2は現像スリー
ブローラ、3・7は磁石(磁極)、4は磁気刷子
規制板、5は磁性一成分現像剤、8はホツパ、9
は被現像部材面。
ジヤンピング現像装置の概略の断面図、第2図は
現像ローラ上に薄層の現像剤塗布が行なわれる時
にトナーに働く磁力と摩擦抗力の関係説明図、第
3図は不適当な磁力関係により薄層の現像剤塗布
がなされない例の力関係説明図、第4図は安定し
て薄層の現像剤を塗布する他の一例を示す概略
図、第5図は不適当な磁極配置の一例を示す概略
図。 1は磁気刷子スリーブローラ、2は現像スリー
ブローラ、3・7は磁石(磁極)、4は磁気刷子
規制板、5は磁性一成分現像剤、8はホツパ、9
は被現像部材面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 磁性一成分現像剤の磁気刷子を形成する第1
の現像剤担持体と、該磁気刷子に接触して表面に
一成分現像剤の薄層を形成する第2の現像剤担持
体を有し、両現像剤担持体の対向部において、第
2の現像剤担持体の磁気的搬送力が第1の現像剤
担持体の磁気的搬送力よりも小さいことを特徴と
する現像装置。 2 前記両現像剤担持体の最近接部の第2の現像
剤担持体の表面付近で第2の現像剤担持体に付随
する磁束密度の法線成分量が第1の現像剤担持体
に付随する磁束密度の法線成分量よりも大きくな
いことを特徴とする特許請求の範囲1項記載の現
像装置。 3 前記両現像剤担持体の対向部に対応する第2
の現像剤担持体内部に磁極を配置しないことを特
徴とする特許請求の範囲2項記載の現像装置。 4 前記両現像剤担持体の対向部に対応する第2
の現像剤担持体の内部に磁性体を配置したことを
特徴とする特許請求の範囲2項記載の現像装置。 5 第2の現像剤担持体内の現像剤の薄層形成に
寄与する磁性体を第2の現像剤担持体の移動方向
からみて第1の現像剤担持体と対向する位置より
も上流に配置したことを特徴とする特許請求の範
囲第4項記載の現像装置。 6 第2の現像剤担持体の第1の現像剤担持体に
対向した点と、第1の現像剤担持体の中心点より
引いた第2の現像剤担持体への接線の第2の現像
剤担持体の回転方向からみて下流の接点によつて
定められる第2の現像剤担持体の表面領域に現像
剤担持体内磁石を配置しないことを特徴とする特
許請求の範囲2項記載の現像装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3064080A JPS56126868A (en) | 1980-03-11 | 1980-03-11 | Developing equipment |
GB8106622A GB2073057B (en) | 1980-03-04 | 1981-03-03 | Developing electrostatic images |
DE19813108194 DE3108194A1 (de) | 1980-03-04 | 1981-03-04 | Entwicklungsverfahren und entwicklungseinrichtung |
US06/240,837 US4370049A (en) | 1980-03-11 | 1981-03-05 | Image developing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3064080A JPS56126868A (en) | 1980-03-11 | 1980-03-11 | Developing equipment |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56126868A JPS56126868A (en) | 1981-10-05 |
JPS6323551B2 true JPS6323551B2 (ja) | 1988-05-17 |
Family
ID=12309428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3064080A Granted JPS56126868A (en) | 1980-03-04 | 1980-03-11 | Developing equipment |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56126868A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58186768A (ja) * | 1982-04-24 | 1983-10-31 | Canon Inc | 現像装置 |
JP5271872B2 (ja) * | 2009-10-30 | 2013-08-21 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 |
-
1980
- 1980-03-11 JP JP3064080A patent/JPS56126868A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56126868A (en) | 1981-10-05 |
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