JPS63234159A - フロ−サイトメ−タ - Google Patents

フロ−サイトメ−タ

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JPS63234159A
JPS63234159A JP62068506A JP6850687A JPS63234159A JP S63234159 A JPS63234159 A JP S63234159A JP 62068506 A JP62068506 A JP 62068506A JP 6850687 A JP6850687 A JP 6850687A JP S63234159 A JPS63234159 A JP S63234159A
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JP
Japan
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cell
cells
transit time
value
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP62068506A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Masago
央 眞砂
Kiyoshi Yajima
矢嶋 清
Masao Yamazaki
山崎 眞雄
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Jasco Corp
Original Assignee
Japan Spectroscopic Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野j 本発明はフローサイトメータに係り、特に細胞データ検
出部での細胞流下速度を自動調節するようにしたフロー
サイトメータに関する。
[従来の技術] フローサイトメータでは、細胞を含んだサンプル液及び
このサンプル液を囲むシース液をフローセル内へ注入し
、フローセルから流下する細胞に光線束を照射して散乱
光強度や蛍光強度を測定し、細胞の特性をするようにな
っている。
この光強度信号のパルス幅は、細胞の大きさのみならず
、細胞の流下速度にも依存する。
七たがって、細胞の大きさについて正確なデータを得る
には、細胞の流下速度が所定値になるよう、フローセル
へのシース液注入速度を調節する必要がある。
そこで、従来では、接近した2点で細胞を検出し、その
検出信号をオシロスコープ等で観測して、2点通過時間
を1jlll定し、この時間が所定値になるよう、フロ
ーセルへのシース液注入速度を手動で調節していた。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、シース液注入機構の精度やフローセル下部の流
下路内壁への物質付着等により、細胞の流下速度にバラ
ツキがあるため、かかる手動調節には熟練を要し、容易
でなりかた。
また、このバラツキが特に大きい場合には、たとえ流ド
速度を調節しても、光強度データの解析がiE確に行わ
れなかった。このバラツキは、どの程度まで許容できる
のかを判定することが容易でなく、経験的に判定されて
いたため、操作者により測定データの解析結果が大きく
異なることもあった。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、自動的か−) I
E @(に、細胞の流下速度を調節することが可能な)
【1−サイトメータを提供することにある。
また、本発明の他の[1的は、細胞の流下速度のバラツ
キが大きいためデータ解析に支障が生ずるかどうかを、
自動的かつ正確に判定して、操作者にこれを報知するこ
とが可能なフローサイトメータを提供することにある。
F問題点を解決するための手段] 本第1発明に係るフローサイトメータでは、第。
1図に示す如く、 個々の細胞が接近した2点を通過するように該細胞を送
出させる細胞送出手段と、 該細胞が該2点を通過するのを検出する細胞検出手段ど
、 該細胞検出手段の検出信号を用いて該2点間の通過時間
を計測する通過時間計測手段と、複数個の細胞について
、該通過時間の平均値τを算出する平均通過時間算出手
段と、 基準通過時間τoを設定する基準値設定手段と、該平均
通過時間でと該基準通過時間τoとの差が無くなるよう
に該細胞送出手段の細胞送出速度を調節する細胞送出速
度調節手段と、 を有することを特徴としている。
また、本第2発明に係るフローサイトメータでは、第2
図に示す如く、 個々の細胞が接近した2点を通過するように該細胞を送
出させる細胞送出手段と、 該細胞が該2点を通過するのを検出する細胞検出手段と
、 該細胞検出手段の検出信号を用いて該2点間の通過時間
を計測する通過時間計測手段と、複数個の細胞について
、該通過時間の平均値τ及び標準偏差σを算出する平均
値・標準偏差算出L段と、 Jl(準通過時間τoを設定する基ダ値設定手段と、平
均通過時間でと基部通過時間τoとの差及び標準偏差σ
の値により、該細胞送出手段の細胞送出速度を調節する
必要があるかどうか及びフローサイトメータが使用可1
走であるかどうかを判別する判別手段と、 該判別結果に応じて、平均通過時間τと基準連通時間τ
oと゛の差を無くするように該細胞送出手段の細胞送出
速度を調節する細胞送出速度調節手段と、 該判別結果に応じて、フローサイトメータが使用不能で
あることを報知する異常報知手段と、をイアすることを
特徴としている。
U実施例] 図面に基づいて本発明の詳細な説明する。第3図にはフ
ローサイトメータの全体構成が示されている。
フローセル!0の上端面中心部には管12の一端部が貫
通され、管I2の他端はシリンダ14に接続されている
。このシリンダ14は、ピストンロッド16の一端がピ
ストン18の外端面に連結されており、ピストンロッド
16を軸方向へ移動させると、ピストン18がシリンダ
20内を移動し、管12を介しサンプル液22がフロー
セルIOの液室24の軸心部に注入される。ピストンロ
ッド16の他端は移動板26に連結され、移動板26に
は送りねじ28が螺vjされており、送りねじ28がパ
ルスモータ30により回転駆動されると、移動板26が
送りねじ28の軸方向へ移動する。
パルスモータ30には、コントローラ32からドライバ
34を介して駆動パルスが供給される。この駆動パルス
の周波数は、液室24内へ注入されるサンプル液22の
流量に比例する。
フローセル10の上側部には管42の一端が接続され、
管42の他端はシリンダ44に接続されている。このシ
リンダ44は、ピストンロッド46の一端がピストン4
8の外端面に連結されており、ピストンロッド46を軸
方向へ移動させると、ピストン48がシリンダ50内を
移動し、管42を介しシース液52がフローセル10の
液室24内へ注入される。ピストンロッド46の他端は
移動板56に連結され、移動板56には送りねじ58が
螺v1されており、送りねじ58がパルスモータ60に
より回転駆動されると、移動板56が送りねじ58の軸
方向へ移動する。パルスモータ60には、コントローラ
32からドライバ64を介して駆動パルスが供給される
。この駆動パルスの周波数は、液室24内へ注入される
シース液52の流!dに比例する。
フローセル10の下端軸心部には流下路66が形成され
ており、液室24内のサンプル族22がシース液52に
囲まれて流下路66を通る。流下路66の軸心の接近し
た2点a%bには、レーザ発生器68からのレーザー光
が2光束に分岐されて収束される。
すなわち、レーザ発生器68から放射されるレーザー光
は、シリンダーレンズ70により長方形に整形され、そ
の一部がビームスプリッタ−72を透過して収束レンズ
74により点すに収束され、この点を通るサンプル液2
2内の細胞に照射される。その前方散乱光は、透過光遮
光板76を通り、集光レンズ78により屈折されてその
光強度が光検出器80により検出され、データ処理装置
82へ供給される。
シリンダーレンズ70により整形されたレーザー光の一
部は、ビームスプリッタ−72により反射され、次いで
平面#C1,84により点a側に反射され、収束レンズ
86により屈折されて点aに収束され、この点を通る細
胞に照射される。その側方(90度)散乱光は、集光レ
ンズ88により屈折され、その一部がビームスプリッタ
−90を透過し、光検出″J592によりその光強度が
検出され、データ処理装置82へ供給される。
また、一部がビームスプリッタ−90により反射され、
特定波長の蛍光のみがフィルター94を透過し、光検出
器96によりその蛍光強度が検出されてデータ処理装置
82へ供給される。
コントローラ32は、ドライバ34.64を介してパル
スモータ30.60へ駆動パルスを供給4”るとともに
、データ処理装置82ヘデータ収集指令を供給する。デ
ータ処理装置82はこれを受けて、光検出器80.92
.96からそれぞれ前方散乱光強度、側方散乱光強度及
び蛍光強度のデータを収集し、細胞の種類、特性を判別
し、統計的解析を行う。光検出器80.92の出力信号
はコントローラ32へも供給され、接近した2点a1b
を細胞が通過する時間が計測される。コントローラ32
はζこの通過時間が一定になるように、パルスモータ6
0の回転速度を調節する。
次に、第4図に基づいて、この調節を行うコントローラ
32の回路構成の一例を説明する。第1I図にはコント
ローラ32Aの主要な信号の波形が示されている。
光検出器92の出力信号は、モノマルチバイブレーク1
00により整形されて、Rsフリップフ【Jツブ102
のセット入力端子に供給される。これにより、RSフリ
ップフロップ102のQ出力がハイレベル(H)になる
と、アンドゲート106が開かれ、クロック発生器10
8からのクロックパルスがアンドゲート106を通って
カウンタ110によりカウントされる。カウンタ110
のカウント値は減算器口2の一方の入力端子に供給され
、減算器112の他方の入力端子には設定器114から
の設定値が供給される。減算器II2は、カウンタ1!
0のカウント値(通過時間)τと設定器!14の設定値
τoの差Δτをマイクロコンピュータ+16へ供給する
。一方、光検出器80の出力信号は、モノマルチバイブ
レータlO4により整形されて、RSフリップフロップ
102のリセット入力端子に供給されるとともに、遅延
回路118を介してマイクロコンピュータI!6へ供給
される。マイクロコンピュータ116は、遅延回路11
8からのパルス立ち上がりのタイミングで減算n112
の出力値Δτを読み取った後、カウンタ110のカウン
ト値をリセットする。このマイクロコンピュータ116
は、ROM。
RAM及び入出力ボートを備えて周知の如く構成されて
いる。
次に、第5図に基づいてマイクロコンピュータ+16の
ソフトウェア構成を説明する。
遅延回路+18からのパルス立ち上がりのタイミングで
制御偏差Δτが読み込まれると、ブロック200におい
てRAM上の格納アドレスが決定され、データエリア2
02に書き込まれる。データエリア202にn個の制御
偏差Δτ1、Δτ9、・・・Δτoが順次書き込まれた
後は、Δτ1、Δτ、・・・が順次更新される。すなわ
ら、最も古いデータから更新され、データエリア202
には最新のn個の制御偏差Δτが書き込まれている。
データエリア202にn個の制御偏差Δτが書き込まれ
た後は、ブロック204においてその平均値Δτが求め
られ、次にブロック206でその・ド均値Δτの正負に
応じてパルス周期が増減され、次にブロック208でそ
の周期のパルスが作成されてドライバ64ヘパルスが供
給される。ブロック206における増減値は、平均制御
偏差Δτの正負のみによる一定の値であってもよく、ま
た、平均制御偏差Δτに比例した値であってもよい。
このようにして、細胞の流下速度が常に一定になるよう
に調節される。
次に、第6図に基づいて本第1発明の第2実施例を説明
する。この例では、通過時間τ及び基準通過時間τoを
アナログ電圧値で表し、その差Δτをデジタル変換して
マイクロコンピュータII6に供給するようになってい
る。
すなわち、光検出器92の出力信号はモノマルチバイブ
レーク100により波形整形され、スタート信号として
積分器120へ供給される。積分器120はこれを受け
ると、定電圧発生器122からの電圧の時間積分を開始
し、その積分電圧値(通過時間)τをサンプルホールド
回路124へ供給する。一方、光検出器80の出力信号
はモノマルチバイブレータ104により波形整形され、
制御信号としてサンプルホールド回路+24へ供給され
る。サンプルホールド回路124はこれを受けて、積分
器120からのサンプル値をホールドし、減算器126
の非反転入力端子へ供給する。
減算器126の反転入力端子には、基準電圧発生″/5
128から基準通過時間τoに対応した電圧が供給され
る。減算器+26は、通過時間τと基準通過時間τoと
の差である制御偏差ΔτをA/D変換器+30へ供給す
る。
モノマルチバイブレーク104からの制御信号は、遅延
回路+18を介してA/D変換器+30に6供給され、
これに応答して、A/D変換器130は制御偏差Δτを
デジタル変換し、マイクロコンピュータI16へ供給す
る。マイクロコンピュータzs+i、A/D変換W I
 30力ラ’tJimlEY信号を受は取ると、そのデ
ジタル変換値を読み取り、これをIt A Mに古き込
んだ後、積分器120ヘリッセト信号を供給してその積
分値をリッセトし、積分を終了させる。
マイクロコンピュータ116のソフトウェア構成は第1
実施例と同一になっている。
次に、第7図に基づいて本第1発明の第3実施例を説明
する。この例では、フローセル及び細胞検出手段の構成
が第1実施例と異なっている。
すなわら、外フローセルIOAの外液室24八に内フロ
ーセルIOBが内設されており、内フローセルIOBに
内液室24Bが形成されている。
外フローセルIOA、内フローセル10Bの上側部には
、それぞれ管42A、42Bが接続されており、それぞ
れ種類の異なるシース液が外液室24A、内液室241
3内に注入される。また、管12の先端部は内液室24
11の軸心部に位置している。さらに、外液室24A及
び内液室24Bにはそれぞれ電極片98.99が配設さ
れている。
細胞は、管12を通って内液室24B内に注入され、内
液室24r3の下部開口Eを通過して外液室24A内に
入る。この通過時には、電極片98と電極片99との間
の電気抵抗が減少する。この抵抗値の減少を読み取るこ
とにより、細胞が下部開口Eを通過したことを検出でき
る。次にこの細胞が流下路66内の点すを通過すると、
上記第1実施例と同様の構成により、光検出器80によ
り検出される。他の点については上記実施例と同一であ
る。
次に、本第2発明の詳細な説明する。第8図には第4図
に示すコントローラ32Aに対応したコントローラ32
Cが示されている。
ごの例では、カウンタ110の出力値τ及び設定器+1
4の出力値τoがマイクロコンピュータ+16に供給さ
れており、減算器112が用いられていない。他のハー
ドウェア構成については第4図と同一になっており、同
一構成要素に同一符号を付してその説明を省略する。
マイクロコンピュータ+16のソフトウェア構成は第9
図乃至第11図に示されている。第9図には全体フロー
が示されており、第10図にはステップ302で呼ばれ
るサブルーチンのフローが示されており、第11図には
ステップ402.404で呼ばれるサブルーチンのフロ
ーが示されている。
ステップ300では、設定器114から通過時間の設定
値τoを読み込み、RAMに書き込む。
次にステップ302では、遅延回路+18からのパルス
立ち上がりのタイミングで、カウンタNOから通過時間
τを読み込み、RAMに書き込む。
n個の通過時間で1、τ2、τ5、・・・τoを読み込
むと、ステップ304へ進み、平均値τ及び標準偏差σ
を算出する。
σ<A (Aは定数)、すなわち、細胞データの解析に
支障がない程度のバラツキであり、1τ−τo1 <c
 (Cは定数)、すなわち、平均通過時間τが設定値τ
oに略等しくて液室24内へのシース液注入速度を調節
する必要がない場合には、ステップ306〜310を経
て処理を終了する。
σくAであり、B>lで一τ1≧C(Bは定数であり、
B>C)、すなわち、平均通過時間でか設定値τoに略
等しくない場合には、ステップ306〜310からステ
ップ312へ進み、パルスモータ60へ供給する駆動パ
ルスの周波数を目標周波数に変更して平均通過時間を設
定値τoに一致させる。この調節はオーブンループであ
り、通過時間測定時の該周波数と平均通過時間τとが反
比例する関係から目標周波数が決定される。
σ≧A1すなわち、細胞データの統計的解析に支障が生
ずる程度にバラツキが大きい場合には、ステップ306
からステップ314へ進み、図示しないランプを点滅し
てブザー等を鳴らし、操作者にフローサイトメータが使
用不能であることを表示する。操作者は異常原因を探し
、例えばフローセルのt+’?掃や交換等を行う。
σくAであっても、1τ−τo1≧B1すなわら平均通
過時間でか設定値τoから極端に離れている場合には、
ステップ306.308からステップ314へ進み、前
記異常処理を行う。
次に、ステップ304における処理の詳細を第10図及
び第1I図に基づいて説明する。
ステップ400では、ステップ402における処理の初
期設定を行う。すなわち、明らかに偏差の大きいデータ
を除去するために、Xの値を下限値で、ア、Yの値を上
限値で、、8とする。ステップ402では、第11図に
示すサブルーチンの処理−汀つ。
ス子−Iブ500で通過時間累積値Tの値を0とし、通
過時間のデータを区別するiの値を1とする。次にステ
ップ502で、τ、11〈τ、くτ、□であるかどうか
を判定する。肯定判定された場合には、ステップ504
でTにτ、を加えたらのを新たなTとする。次にステッ
プ50Gで、iをインクリメントする。次にステップ5
08でi≦nと判定された場合には、ステップ502へ
戻り以上の処理を繰り返す。
ステップ502で否定判定された場合には、すなわら通
過時間τ1の偏差が明らかに大きい場合には、ステップ
510でデータの全個数nをデクリメントする。次にス
テップ506へ進み、ステップ504″の処理を行わな
い。すなわら、明らかに偏差の大きいデータを除去する
ステップ508でi=n+1と判定された場合には、す
なわち総てのデータについて上記処理が終了した場合に
は、ステップ5!2で通過時間での平均値τを算出する
。次にステップ514で標準偏差σを求め、処理を終了
する。
次にステップ404で、ステップ406における処理の
初期設定を行う。すなわち、Xをτ−ασとし、Yをτ
+ασとする。ここにαは定数であり、例えばα冨2で
ある。
次にステップ406で第11図に示す前記処理を行う。
すなわち、通過時間τの内、Iτ皿−τ1≧ασとなる
データを除去した後、通過時間の平均値及び標準偏差を
算出する。
このように、偏差の大きい異常なデータを除去し、通常
状態での通過時u■の平均値を求めることにより、シー
ス液の流速調整をより正確に行うことができる。
[発明の効゛果〕 本第1発明に係るフローサイトメータでは、個々の細胞
について、接近した2点を通過する時間を計測し、この
通過時間の平均値τを算出し、平均通過時間でと基準通
過時間τoとの差が無くなるように細胞送出速度を調節
するようになっており、細胞の流下速度にバラツキがあ
っても、自動的かつ正確に、細胞の流下速度を調節する
ことができるという優れた効果がある。
また、本第2発明に係るフローサイトメータでは、該平
均通過時間τのみならず標準偏差σをも算出し、平均通
過時間τと基準通過時間τoとの差及び標準偏差σの値
により細胞送出速度を調節する必要があるかどうかを判
別し、該判別結果に応じて、平均通過時間でと基準通過
時間τoとの差を無くするように該細胞送出手段の細胞
送出速度を調節するようになっており、細胞の流下速度
にある程度のバラツキがあっても、自動的かつ正確に、
細胞の流下速度を調節することができるという優れた効
果がある。
また、フローサイトメータが使用可能であるかどうかを
も判別し、該判別結果に応じて、使用不能であることを
操作者に報知するようになっており、細胞の流下速度の
バラツキが大きいためデータ解析に支障が生ずるかどう
かが、自動的に、短時間で、かつ正確に判定され、誤っ
たデータ解析が行われることがないという優れた効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本第1発明の構成を示すブロック図、第2図は
本第29明の構成を示すブロック図である。第3図乃至
第7図は本第1発明の実施例に係り、第3図はフローサ
イトメータの全体構成図、第4図は第3図のコントロー
ラ32のうちパルスモータ60を制御する部分の具体的
構成を示すブロック図、第5図はマイクロコンピュータ
夕116のソフトウェア構成を示す機能ブロック図、第
6図は第2実施例のコントローラ32[3の構成を示す
、第4図に対応したブロック図、第7図は第3、実施例
の細胞検出手段の構成を示す図である。第8図乃至第1
!図は本第2発明の実施例に係り、第8図は第4図に対
応したコントローラのブロック図、第9図乃至第11図
はマイクロコンピュータ+16のソフトウェア構成を示
すフローチャートである。第12図は第4図における信
号のタイミングチャートである。 IO:フローセル 14.44:シリンジ 22:サンプル液 24:液室 52:シース液 30.60:パルスモータ 98.99:電極片 66:流下路 68:レーザ発生器 80.96二光検出器 100.104:モノマルチバイブレーク102:RS
フリップフロップ 108:クロック発生器 124:サンプルホールド回路 代理人  弁理士 松 本 眞 吉 (ほか1名) 第10図   第11図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)個々の細胞が接近した2点を通過するように該細
    胞を送出させる細胞送出手段と、 該細胞が該2点を通過するのを検出する細胞検出手段と
    、 該細胞検出手段の検出信号を用いて該2点間の通過時間
    を計測する通過時間計測手段と、 複数個の細胞について、該通過時間の平均値τを算出す
    る平均通過時間算出手段と、 基準通過時間τ_oを設定する基準値設定手段と、該平
    均通過時間τと該基準通過時間τ_oとの差が無くなる
    ように該細胞送出手段の細胞送出速度を調節する細胞送
    出速度調節手段と、 を有することを特徴とするフローサイトメータ。
  2. (2)個々の細胞が接近した2点を通過するように該細
    胞を送出させる細胞送出手段と、 該細胞が該2点を通過するのを検出する細胞検出手段と
    、 該細胞検出手段の検出信号を用いて該2点間の通過時間
    を計測する通過時間計測手段と、 複数個の細胞について、該通過時間の平均値τ及び標準
    偏差σを算出する平均値・標準偏差算出手段と、 基準通過時間τ_oを設定する基準値設定手段と、平均
    通過時間τと基準通過時間τ_oとの差及び標準偏差σ
    の値により、該細胞送出手段の細胞送出速度を調節する
    必要があるかどうか及びフローサイトメータが使用可能
    であるかどうかを判別する判別手段と、 該判別結果に応じて、平均通過時間τと基準通過時間τ
    _oとの差を無くするように該細胞送出手段の細胞送出
    速度を調節する細胞送出速度調節手段と、 該判別結果に応じて、フローサイトメータが使用不能で
    あることを報知する異常報知手段と、を有することを特
    徴とするフローサイトメータ。
  3. (3)前記平均値・標準偏差算出手段は、前記通過時間
    のうち、上限値以上及び下限値以下のものを除き、該通
    過時間について平均値τ及び標準偏差σを算出すること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載のフローサイト
    メータ。
  4. (4)前記平均値・標準偏差算出手段は、前記通過時間
    のうち、上限値以上及び下限値以下のものを除き、該通
    過時間について平均値τ_(_m_)及び標準偏差σ_
    (_m_)を算出し、該通過時間のうち、τ_(_m_
    )+ασ以上(αは定数)およびτ_(_m_)−ασ
    以下のものをさらに除いて、該通過時間の平均値τ及び
    標準偏差σを算出することを特徴とする特許請求の範囲
    第2項記載のフローサイトメータ。
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Cited By (3)

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JP2014202573A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 ソニー株式会社 粒子分取装置及び粒子分取方法
JP2016217888A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 シスメックス株式会社 細胞検出装置および細胞検出方法
JP2020512528A (ja) * 2016-11-19 2020-04-23 サイテック バイオサイエンスィズ インコーポレイテッド ステッパー流量制御弁を有するフローサイトメトリーシステム

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