JPS63234084A - フオトクロミツク組成物 - Google Patents

フオトクロミツク組成物

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JPS63234084A
JPS63234084A JP6862187A JP6862187A JPS63234084A JP S63234084 A JPS63234084 A JP S63234084A JP 6862187 A JP6862187 A JP 6862187A JP 6862187 A JP6862187 A JP 6862187A JP S63234084 A JPS63234084 A JP S63234084A
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JP6862187A
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English (en)
Inventor
Yasuo Tateoka
館岡 康雄
Shuichi Maeda
修一 前田
Kazuo Mitsuhashi
三ツ橋 和夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Mitsubishi Kasei Corp
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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐光性に優れたフォトクロミック、性を有す
る新規なフォトクロミツク組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
スピロオキサジン化合物が光の照射によシ発色又は消色
するフォトクロミック性を有することは知られておシ、
これを使用したフォトクロミック感光材料が種々提案さ
れている。
例えば、特公昭ダ5−2119−号公報には、次式の様
なスピロナフトオキサジン系化合物を含有するフォトク
ロミック材料が提案されているOCH。
(式中、Rmは水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭
素数/〜gのアルキル基またはアルコキシ基を示す) また、特公昭47〜411437号公報には、次式の様
なスピロナフトオキサジン系化合物を高分子物質中に分
散させたフォトクロミック感光材料が提案されている。
IJ (式中、B、bは+嶋九l:!0011 、÷C鳥九〇
N  または+CH,+nC0OR(Rは炭素数/〜S
のアルキル基)を示し、RoおよびR(lは炭素数/−
,1のアルキル基を示し Reは水素原子、炭素数l−
5個のアルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基
、炭素数ト弓個のアルコキシカルボニル基または炭素数
l−5個のアル;キシ基を示す)また、特開昭3!−3
4−g参考公報には、次式の様なフォトクロミック化合
物が提案されている0 (式中 HfとIgの一つはハロゲン原子又は低級アル
コキシで他の一つは水素を示し、又Hkh及びR1は水
素、低級アルキル、低級アルコキシ、又はハロゲン原子
を示す) 通常、フォトクロミック感光材料は、高分子化合物にス
ピロナフトオキサジン化合物を分散させたものをフィル
ム状に製膜して使用される。
しかし、従来のスピルオキサジン化合物を含有するフォ
トクロミック材料は、耐光性が不十分で長時間の光照射
により劣化するという問題点があった。
〔発明が解決しようとする問題卓〕
本発明は、耐光性が良好なフォトクロミック組成物の提
供を目的とするものである0〔問題点を解決するための
手段〕 すなわち、本発明は、スピロオキサジン系フォトクロミ
ック化合物に、光安定剤としてヒンダードアミン系化合
物を含有してなることを特徴とするフォトクロミック組
成物を要旨とする。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明のスピロオキサジン系フォトクロミック化合物の
例としては、例えば下記一般式CI)(式中、RS 、
 Rm及びRmは置換若しくは非置換のアルキル基、置
換若しくは非置換のアリール基、シクロアルキル基、i
九は置換若しくは非置換のアルケニル基を表わし、また
はR”、R”は互いに結合し、環化していてもよい。環
ム、Bは置換されていてもよい炭化水素芳香環または複
素環系芳香環を表わす。)で示されるものが挙げられる
一般式(1)におけるx* 、 Rm及びR3で表わさ
れる置換若しくは非置換のアルキル基としては01〜8
.のアルキル基等のアルキル基;メトキシエテル基、エ
トキシエチル基等のアルコキシアルキル基;メトキシエ
トキシエチル基、n−ブトキシエトキシエチル基等のア
ルコキシアルコキシアルキル基;メトキシエトキシエト
キシエチル基、エトキシエトキシエトキシエチル基等の
アルコキシアルコキシアル;キシアルキル基;フェニル
オキシエチル基、ナフチルオキシエチル基、p−クロロ
フェニルオキシエチル基等のアリールオキシアルキル基
;ベンジル基、7エ*? ル基、p−/ロロベンジル基
、p−ニド四ベンジル基等ノアリールアルキル基;シク
ロヘキシルメチル基、シクロヘキシルエチル基、シフ四
ペンチルメチル基等のシクロアルキルアルキル基;アリ
ルオキシエチル基、3−ブロモアリルオキシエチル基等
のアルケニルオキシアルキル基;シアノエチル基、シア
ンメチル基等のシアノアルキル基:ヒドロキシエチル基
、とドロキシメチル基等のヒドロキシアルキル基;テト
ラヒドロフルフリル基、テトラヒドロフリルエチル基等
のテトラヒドロフリルアルキル基等が挙げられ、置換ま
たは非置換の7リール基としては、フェニル基、p−メ
チルフェニル基、ナフチル基、m−メトキシフェニル基
等が挙げられ、シクロアルキル基としては、シクロヘキ
シル基、シクロペンチル基等が挙げられ、置換若しくは
非置換のアルケニル基と1てはアリル基、−一クロロア
リル基等が挙げられ、R1とR3は互いに連結して環化
し、シクロへ中シル基、シクロペンチル基、シクロヘプ
チル基等を形成していてもよい。また R1としては、
アルキレン基、アリーレン基を介し虎もう1つのスピロ
オキサジン環でもよく、全体としてスピロオキサジン化
合物のa量体も挙げられる。
環A、Bの置換されていてもよい炭化水素芳香環または
複素環芳香環としては、ベンゼン環、ナフタレン環、キ
ノリン環、フェナンスレン環等が挙げられ、これらの環
の置換基としては、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等
のハロゲン原子;C8〜、のアルキル基等のアルキル基
;C1〜、のアルコキシ基等のアルコキシ基;C3〜。
のアルコキシカルボニル基等のアル;キシカルボニル基
、エチルスルホニル基部ノフルキルスルホニル基等が挙
げられる。
好ましいスピルオキサジン系フォトクロミック化合物と
しては、一般式(If) (式中、nは/−Qの整数を表わし p4はアルキル基
を表わし、R’ 、 R” 、 R’及びR8は水素原
子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アル;
キシカルボニル基、アルコキシスルホニル基またはアル
キルスルホニル基を表わし、XはCHまたはNを表わす
。) で示されるものまたは一般式(II) A        ・・・・・(Ill)CH,CH。
(式中、Aは他の基もしくは原子を介しているかまたは
置換されていてもよいアルキレン基、置換されていても
よいアリーレン基を表わし、Y、ZはCHまたはNを表
わし、R” 、 R”、 R”、 R”。
R”、 R”、 R”及びR1@は水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニ
ル基、アルコキシスルホニル基tりU−フルキルスルホ
ニル基ヲ表わす。) で示されるものが挙げられる。
また、一方、光安定剤であるヒンダードアミン系化合物
としては、 一般式(V) (式中、R”、 R”は水素原子、置換若しくは非置換
のアルキル基、シクロアルキル基、またはアルケニル基
を表わす。)で示されるもの、一般式(Vl) (式中、R” 、 R”は水素原子、置換若しくは非置
換のアルキル基、シクロアルキル基、またはアルケニル
基を表わす。)で示でれるもの、一般式〔〜1〕 (式中、R”、 R”は水素原子、置換若しくは非置換
のアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、また
は置換若しくは非置換のトリアジン環を表わす。)で示
されるもの、あるいは、一般式〔I (式中、R” 、 R”は水素原子、置換若しくは非置
換のアルキル基、シクロアルキル基、またはアルケニル
基を表わす。)で示されるものが挙げられる。
ヒンダードアミン系化合物の中で特に好ましいものとし
て、具体例を挙げると下記の通りである。
CHsOH。
(H。
OH。
(n=1〜2G) (n雷l〜20) (n=1〜2G) (n!1〜20) (n雪l〜20) C1lIlOC冨OC寓OC嵩0 C=OO=OO=OC=0 1          I          1  
       10       0       0
        。
C馬CH1 CHl(!H。
OR,OH。
(!H,CH。
OB、 OH。
ヒンダードアミン系化合物の添加量としては、スピロオ
キサジン系フォトクロミック化合物に対して重量%で0
.1〜730%の範囲で使用されるが、好ましくは、3
〜SO%の範囲で使用される。
さらに1本発明のフォトクロミック組成物には、紫外線
吸収剤、酸化防止剤、クエンチャ−等の他の添加剤を併
用してもよい。
紫外線吸収剤としては、例えば (1)トリアゾール系 f13 (2)ベンゾフェノン系 (3)ニッケル錯体系 (4)  ベンゾエート系 to4H,tC,H。
(6)  アクリレート系 等々を含むトリアゾール系、ベンゾフェノン系、ニッケ
ル錯体系、ベンゾエート系、サリシレート系、アクリレ
ート系のすべての紫外線吸収剤が有効である。
酸化防止剤としては、例えは、 等々を含むフェノール系−次酸化防止剤、アミン系−次
酸化防止剤、有機イオウ系二次酸化防止剤、ホスファイ
ト系二次酸化防止剤のすべての酸化防止剤が有効である
クエンチャ−としては、遷移金属キレート化合物(たと
えばアセチルアセトナートキレート、ビスフェニルジチ
オール、サリチルアルデヒドオキシム、ビスジチオール
−α−ジケトン等)が挙げられる。
本発明の7オトクロ・ミック組成物はスピロオキサジン
化合物、ヒンダードアミン化合物、その他添加剤及び樹
脂を含有する感光層を基板上に有するもので、公知の方
法に準じて得ることができる。
本発明における基板としては、透明または不透明のいず
れであってもよいが、基板を感光層の両側に設ける時は
、感光するために少なくとも片面は透明であることが必
要である。基板の材質としては、ガラス、プラスチック
、紙、板状もしくは箔状の金属およびこれらの複合体等
の支持体が用いられるが、種々の点からしてガラスおよ
びプラスチックが好ましい。そのプラスチックとしては
、九とえは、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、メタア
クリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエ
チレン樹脂、ボリグロピレン樹脂、ポリカーボネート樹
脂、ポリサルホン樹脂等があげられる。
本発明のフォトクロミック組成物は、上記スピロオキサ
ジン系化合物及びヒンダードアミン系化合物等添加剤を
適当なバインダーに分散または溶解させることによシ製
造することができる0 該バインダーとしては、ポリエステル樹脂、ポリスチレ
ン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリメタアクリル酸メチル、ポリ
酢酸ビニル、酢酸セルロース、エポキシ樹脂、フェノー
ル樹脂等が挙げられ、好ましくは、ポリエステル樹脂、
ポリビニルブチラール樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂が
挙げられる。用いる溶媒としては、四塩化炭素、ベンゼ
ン、シフ四へキサン、メチルエチルケトン、テトラクロ
ロエタン、トルエン、メタノール、エタノール、イング
ロパノール、ブタノール、エチルセルソルブ等が挙げら
れる。
バインダーの量としては、色素に対して、重量比で2〜
30倍量の範囲で使用されるが、好ましくは3〜lO倍
量の範囲で使用される。
本発明の新規な組成物はフォトクロミズムを示す。すな
わち、本発明のフォトクロミック組成物は、紫外線照射
によシ発色し、次の可視光を照射するか、あるいは加熱
すると元の無色の状態になシ、この変化をくシ返すこと
ができる。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例により、更に具体的に説明するが
、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例/ ポリビニルブチラール樹脂八tg、可塑剤としてトリエ
チレングリコールのシカプロン酸エステル0.911.
下記の一つの構造式0式% で示されるスピロオキサジン化合物をl:lの割合で混
合した混合物0.31と下記構造式で示されるヒンダー
ドアミン化合物o、oisyを混合溶! (エタノール
:トルエン:n−ブタノール−j17:lI!:&)!
r01に溶解し、ポリエステルフィルム(ダイヤホイル
株式会社製、厚さ700μ)にバーコータームざwet
  110011vを用いて塗布し、l−0℃のクリー
ンオープンで30分間乾燥させた。得られた試料は通常
の状態では無色であるが、紫外線照射すると濃度の濃い
背色(λwax m Aコjnm)K発色した0次いで
、紫外線を遮断しそのiまの状態で放置していると数分
間で元の無色の状態になった0この変化はくシ返し行な
うことができた0 得られた試料をキセノンフェードメーターで射光試験を
実施したところ、長時間の光照射でも劣化せず、良好な
発色性を維持した。耐光試験I10時間後のポリエステ
ルフィルム上における残留発色濃度を第2表に示す。
実施例コ ポリビニルブチラール樹脂/、tl、可塑剤とシテトリ
エチレングリコールのシカプロン酸エステル0.9jl
、下記構造式 %式% で示されるスピロオキサジン化合物o、3g及び下記構
造式 で示されるヒンダードアミン化合物o、oispを溶剤
エチルセルソルプダ79に溶解し、実施例1と同様にポ
リエステルフィルム上に塗布した。
得られた試料は、通常の状態では無色であるが、紫外線
照射すると濃度の濃い青色(λma! ”6コ&nm)
K発色した。次いで、紫外線を遮断し、そのままの状態
で放置していると数分間で元の無色の状態になった。こ
の変化はくり返し行なうことができた。
得られた試料をキセノンフェードメーターで射光試験を
実施したところ、長時間の光照射でも劣化せず、良好な
発色性を維持した。射光試験lIO時間後のポリエステ
ルフィルム上における残留発色濃度を第−表に示す。
実施例3 ポリビニルブチラール樹脂1.ざI、可塑剤とシテトリ
エチレングリコールのシカプロン酸エステル0.99、
下記構造式 %式%( で示されるスピロオキサジン化合物O,J yと下記構
造式 で示されるヒンダードアミン化合物0.07 ! # 
下記構造式 で示される酸化防止剤0.0/!jl、下記構造式で示
される紫外線吸収剤0.007!I、下記構造式 で示される酸化防止剤o、ootsyを混合溶剤1I7
icエタノール:トルエン−go:go)に溶解し、実
施例1と同様にして、ポリエステルフィルム上に塗布し
た。
得られた試料は、通常の状態では無色であるが、紫外線
照射すると濃度の績い青色(λmax sm6−1yn
m)に発色した。次いで紫外線を遮断し、そのままの状
態で放置していると数分間で元の無色の状態になった。
この変化はくり返し行なうことができた。
得られた試料をキセノンフェードメーターで射光試験を
実施したところ、長時間の光照射でも劣化せず、良好な
発色性を維持した。耐光試験I10時間後のポリエステ
ルフィルム上における残留発色濃度を第2表に示す。
実施例参〜lダ 実施例i−J記呟の方法に準じた方法にょシ、第7表記
載の乙オドクロミック色素、岳加剤をポリエステルフィ
ルム上に塗布し九。得られた試料は、通常の状態では無
色であるが、紫外線照射すると濃度の濃い青色(第1表
にλlaXを示す。)に発色した。次いで紫外線を遮断
し、そのままの状態で放置していると数分間で元の無色
の状態になった。この変化はくシ返し行なうことができ
た。
得られた試料をキセノンフェードメーターで射光試験を
実施したところ、長時■の光照射でも劣化せず、良好な
発色性を維持した。
比較例−/ ポリビニルブチラール樹脂へgg、可塑剤としてトリエ
チレングリコールのシカプロン域エステルQ、デ11下
記構造式 %式% で示されるスピロオキサジ/化合物o、5it−混合溶
媒(エタノール:トルエン:n−ブタノ°−ル= so
 : 4Is : s ) s 011に溶解し、ポリ
エステルフィルム(ダイヤホイル株式会社製、厚さ10
Oμ)にパー;−ターAt wet 1100fiを用
いて塗布し、720℃のクリーンオープンで30分間乾
燥させた。得られた試料は通常の状態では無色であるが
、紫外線照射すると濃度の濃い青色(λwax am 
&aJnm)に発色した。次いで、紫外線を遮断しその
ままの状態で放置していると数分間で元の無色の状態に
なった。この変化はくり返し行なうことができた。
得られた試料をキセノンフェードメーターで射光試験を
実施したところ、ダ0時間で発色性を失った。
比較例コ ポリビニルブチラール樹脂i、gy、可塑剤とシテトリ
エチレンクリコールのカプロン酸エステルθ、?JI、
下記構造式 %式% で示されるスピロオキサジン化合物0.31を溶剤エチ
ルセルソルプダクIに溶無し、実施例/と同様にポリエ
ステルフィルム上に塗布した。
得られ九試料は、通常の状態では無色であるが、紫外線
照射すると濃度の濃い青色(λm1LX ”6コjnm
)に発色した。次いで、紫外線を遮断し、そのままの状
態で放置していると数分間で元の無色の状態になりた。
この変化はくり返し行なうことができた。
得られた試料をキセノンフェードメーターで射光試験を
実施したところ4!O時間で発色性を失った。
比較例3 ポリビニルブチラール/、gl、可屋剤としてトリエチ
レングリコールのカプロン酸エステル0.911.下記
構造式 %式% で示されるスピロオキサジン化合物0.31を混合溶剤
p 7 Jl (エタノール:トルエン!!O:go)
に溶解し、実施例/と同様にして、ポリエステルフィル
ム上に塗布した。
得られた試料は、通常の状態では無色であるが、紫外線
照射すると濃度の濃い青色(λmax w6コjnm)
に発色した。次いで紫外線を遮断し、そのままの状態で
放置していると数分間で元の無色の状態になった。この
変化はくり返し行なうことができた。
得られた試料をキセノンフェードメーターで射光試験を
実施したところ、qo待時間発色性を失った。
耐光試験qo時間後のポリエステルフィルム上に於ける
残留発色率  (λmax &コ!; nm)射光試験
前の発色濃度を100とした場合の本発明の実施例1.
冥施例コ、実施例3及び比較例1.比較例コ、比較例3
.0発色濃度は上記表の通りであり、耐光性に優れたフ
ィルムが得られた。
実施例/S ポリビニルブチラール樹脂へざ9、可塑剤としてトリエ
チレングリコールのカプロン酸エステルo、qy、下記
構造式 %式% で示されるスピロオキサジン化合物0.J IfFと下
記構造式 で示されるヒンダードアミン化合物0.0/311を混
合溶媒(エタノール:トルエン:n−ブタノール−so
’、lIs:r)zoIIv溶解し、ガラス板にホワラ
ーを用いて塗布し、/lIO℃のクリーンオープンで3
0分間乾燥させた。この表面にポリビニルブチラール樹
脂のシートを重ね、その上層に更にガラス板を重ね、圧
着させた。
得られた試料は通常の状態では無色であるが、紫外線照
射すると濃度の濃い青色(λmlL! ”轟コj nm
 )に発色した。次いで、紫外線を遮断しそのままの状
態で放置していると数分間で元の無色の状態になりた。
この変化はくり返し行なうことができた。
得られた試料をキセノンフェードメーターで射光試験を
実施したところ、長時間の光照射でも劣化せず、良好な
発色性を維持した。
実施例16 ポリエステル樹脂1.ざ11下記構造式%式% で示されるスピロオキサジン化合物0.31と下記構造
式 で示されるヒンダードアミン化合物0.0/!11を溶
媒メチルエチルケトンよ01に溶解し、ポリエステルフ
ィルム(ダイヤホイル株式会社製、厚さ100μ)にパ
ーコータームg wet 100μ哨を用いて塗布し、
720℃のクリーンオープンで30分間乾燥させた。得
られた試料は通常の状態では無色であるが、紫外線照射
すると濃度の濃い青色(λmax x Aコ! nm 
)に発色した0次いで、紫外線を遮断しそのままの状態
で放置していると数分間で元の無色の状態になり九〇こ
の変化はくり返し行なうことができた。
得られた試料をキセノンフェードメーターで耐光試検を
実施したところ、長時間の光照射でも劣化せず、良好な
発色性を維持した。
〔発明の効果〕
本発明のフォトクロミック組成物は、耐光性が向上する
ために、長時間の光照射しても、コントラストが良好で
大きな発色濃度が得られる。
このようなフォトクロミック組成物は、車載用および建
築材料用調光ガラス等の調光材料、光学フィルター、マ
スキング用材料あるいは光量計として使用される。
特許出願人  日産自動車株式会社 (ほか1名) 代 理 人 弁理士長谷用  − (ほか7名)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スピロオキサジン系フォトクロミック化合物に、
    光安定剤としてヒンダードアミン系化合物を含有してな
    ることを特徴とするフォトクロミック組成物。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載のフォトクロミック組
    成物において、スピロオキサジン系フォトクロミック化
    合物が、一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・〔 I 〕 (式中、R^1、R^2及びR^3は置換若しくは非置
    換のアルキル基、置換若しくは非置換のアリール基、シ
    クロアルキル基、またはアルケニル基を表わし、または
    R^1、R^2は互いに結合し、環化していてもよい。 環A、Bは置換されていてもよい炭化水素芳香環または
    複素環系芳香環を表わす。)で示されるもの。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載のフォトクロミック組
    成物において、スピロオキサジン系フォトクロミック化
    合物が一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔II〕 (式中、nは1〜4の整数を表わし、R^4はアルキル
    基を表わし、R ^5、R^6、R^7及びR^8は水
    素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、ア
    ルコキシカルボニル基、アルコキシスルホニル基、また
    はアルキルスルホニル基を表わし、XはCRまたはNを
    表わす。)で示されるもの。
  4. (4)特許請求の範囲第1項記載のフォトクロミック組
    成物において、スピロオキサジン系フォトクロミック化
    合物が、一般式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔III〕 (式中、Aは他の基もしくは原子を介しているかまたは
    置換されていてもよいアルキレン基もしくは置換されて
    いてもよいアリ−レン基を表わし、Y、ZはCHまたは
    Nを表わし、R^9、R^1^0、R^1^1、R^1
    ^2、R^1^3、R^1^4、R^1^5及びR^1
    ^6は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキ
    シ基、アルコキシカルボニル基、アルコキシスルホニル
    基、またはアルキルスルホニル基を表わす。)で示され
    るもの。
  5. (5)特許請求の範囲第1項記載のフォトクロミック組
    成物において、光安定剤であるヒンダードアミン系化合
    物が分子内に一般式〔IV〕▲数式、化学式、表等があり
    ます▼・・・・・〔IV〕 で示される有機基を1個以上有するものであること。
  6. (6)特許請求の範囲第5項記載のヒンダードアミン系
    化合物が一般式〔V〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・〔V
    〕 (式中、R^1^8、R^1^9は水素原子、置換若し
    くは非置換のアルキル基、シクロアルキル基またはアル
    ケニル基を表わす。)で示されるもの。
  7. (7)特許請求の範囲第5項記載のヒンダードアミン系
    化合物が一般式〔VI〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・〔VI〕 (式中、R^2^0、R^2^1は水素原子、置換若し
    くは非置換のアルキル基、シクロアルキル基またはアル
    ケニル基を表わす。)で示されるもの。
  8. (8)特許請求の範囲第5項記載のヒンダードアミン系
    化合物が一般式〔VII〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・〔VII〕 (式中、R^2^2、R^2^3は水素原子、置換若し
    くは非置換のアルキル基、シクロアルキル基、アルケニ
    ル基または、置換若しくは非置換のトリアジン環を表わ
    す。)で示されるもの。
  9. (9)特許請求の範囲第1項記載のフォトクロミック組
    成物において、光安定剤であるヒンダードアミン系化合
    物が分子内に一般式〔IX〕▲数式、化学式、表等があり
    ます▼・・・・・〔IX〕 で示される有機基を1個以上有するものであること。
  10. (10)特許請求の範囲第9項記載のヒンダードアミン
    系化合物が一般式〔VIII〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・〔VIII〕 (式中、R^2^4、R^2^5は水素原子、置換若し
    くは非置換のアルキル基、シクロアルキル基またはアル
    ケニル基を表わす。)で示されるもの。
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