JPS63233604A - 信号曲線変換回路 - Google Patents

信号曲線変換回路

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JPS63233604A
JPS63233604A JP62067149A JP6714987A JPS63233604A JP S63233604 A JPS63233604 A JP S63233604A JP 62067149 A JP62067149 A JP 62067149A JP 6714987 A JP6714987 A JP 6714987A JP S63233604 A JPS63233604 A JP S63233604A
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circuit
signal
linear amplifier
voltage
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JP62067149A
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Toshiyuki Tsunashima
綱島 俊行
Yoshinobu Koda
鴻田 好信
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Rion Co Ltd
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Rion Co Ltd
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は信号曲線変換回路に関し、例えば非直線的に変
化する人力信号を直線化する場合等に適用して好適なも
のである。
〔従来の技術〕
従来例えば熱式風速計等の測定器においては、いわゆる
キングの式に基づいて検出信号が風速の平方根に比例す
る関係が成り立つことが多い。
この明細書においては、このように、変数(すなわち風
速)が変化したとき電気的信号(すなわち検出信号)に
生ずる変化を信号曲線と呼ぶ。すなわち検出部から得ら
れる検出信号e、は第5図において曲線Klで示すよう
に、風速Vが比較的小さい範囲v1にあるとき風速Vの
変化に対しt傾斜が極端に大きくなり、続いて風速Vの
範囲が中間範囲v2にあるとき立上り傾斜が中程度の値
に減少し、さらに風速Vが最も大きい範囲v3にあると
き曲線に1の立上り傾斜が極端に小さくなるような変化
を呈する。
従って検出部から送出される検出信号eiに基づいて風
速値Vを判定しようとする場合、検出すべき風速が大き
くなればなるほど検出信号eiの変化率が小さくなるた
めに、風速が比較的大きい範囲における風速値の判定結
果に誤差が生じ易い問題がある。
この問題を解決する方法として従来第6図及び第7図に
示すような直線化回路1又は2を用いて、非直線的に変
化する信号曲線を有する入力信号を、直線的に変化する
信号曲線を有する出力信号に変換する方法が提案されて
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第6図は、ダイオードD、を折線素子として用いたダイ
オード折線近似回路構成の直線化回路1を示し、帰還抵
抗RD4を有する演算増幅回路AMDの反転入力端に、
抵抗RDIと直列抵抗R11!及びRoを並列に接続し
てなる入力抵抗回路RIMが接続され、直列抵抗R11
g及びRoの接続中点piに順方向電圧V、のダイオー
ドD1を順方向に通じて直流電圧源EDIに接続されて
いる。
第6図の構成において入力端子TINに与えられる入力
信号e1が ei ≦E□+V、       ・・・・・・(1)
のように折線設定電圧EDIとダイオードD、の順方向
電圧V、との和の電圧より低いとき、ダイオードD、が
オフ動作することにより、演算増幅回路AMDの出力端
から出力端子T。urに送出される出力信号e0は ・・・・・・(2) になる。
これに対して入力信号e、の値が et >EDI+VF        ””” (3)
のように折線設定電圧EDlとダイオードD+の順方向
電圧v、との和の値より大きい範囲にあるときにはダイ
オードD1がオン動作することにより、直列抵抗R0及
びR113の接続中点PLの電圧がEDl”VFに固定
されることにより、 出力信号e0は になる。
かくして第6図の直線化回路lは、電圧EDl+vFを
境にして傾斜−RD4 (Ro++Ro*+Ros)/
 Ro+ (Roz+ R114)でなる第1の折線部
と、傾斜−RD4/RDIの第2の折線部とでなる折線
特性を呈し、この折線特性を利用して入力信号f3iを
直線化してなる出力信号e0を得ることができる。
しかし第6図の従来の構成によると、折線素子としての
ダイオードD、の温度特性が大きいために、出力信号e
0が温度によって変動する不都合がある。
また第7図の直線化回路2は、帰還抵抗R2,を有する
演算増幅回路AMW2の反転入力端に接続される入力抵
抗回路RIMとして、抵抗Rwlに対して電圧比較器A
MWIによってオンオフ制御されるスイッチ回路SWを
介して抵抗Rw!を並列に接続する折線近僚r:gJ路
構成を有する。
第7図の直線化回路2の場合、入力信号e、を折線設定
電圧Ew+と比較することによりe i < Ew+ 
          ”” (5)のように入力信号e
、が折線設定電圧E W lより低いとき、電圧比較器
AMWIの出力S1が論理「L」レベルになることによ
り、スイッチ回路SWがオフ動作する。このとき出力信
号e0はのように、傾斜−Rw3/Rw+で直線的に変
化する。
これに対して入力信号e、が 13五>Ew+           −−(7)の範
囲になると、電圧比較器AMWIの出力s1が論理「I
(」レベルに立ち上がってスイッチ回路SWがオン動作
する。このとき出力信号e0はRwz(Rwt + R
wz) のように、傾斜−Rwx (Rwt + Rwg) /
 Rwt Rwtで変化する。
かくして第7図の直線化回路2は、折線設定電圧EWI
を境にして傾斜を異にする折線特性を呈し、この折線特
性を利用して入力信号elの非直線的変化を直線化して
なる出力信号e0を得ることができる。
しかし第7図の構成によると、 折線設定電圧EWIに
おいてスイッチ回路SWをオンオフ動作させるために、
出力信号e0にいわゆるチャタリングノイズを生ずるこ
とを避は得ない問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、温度特性
が小さくかつノイズを発生させることなく入力信号の信
号曲線を変換し得る信号曲線変換回路を提案しようとす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題点を解決するため本発明においては、入力信
号e!を複数の直線増幅回路AMO1AMISAM2の
出力6aO1elll、e、!を加算出力回路23によ
って加算して出力信号e0として送出し、複数の直線増
幅回路AMO1AMI、AM2は入力信号eiO値が所
定の範囲にあるとき飽和動作する直線増幅回路を含むよ
うにする。
〔作用〕
飽和動作をする直線増幅回路AMI、AM2は、入力信
号e、が所定の電圧を超えるまで飽和動作し、当該所定
の電圧を超えたとき初めて直線増幅動作をする。
かくして入力信号eiが飽和動作する電圧を超えたか否
かによって入力信号e、に対する増幅度が変化すること
により、入力信号eiに対して折線曲線に沿うような増
幅動作を直線化回路21が実行することになり、かくし
て直線化回路21の入力端に非直線的な変化を呈する入
力信号6iが到来したとき、これを直線化した出力信号
e0を出力端に送出し得る。
このようにして折線特性を得るにつき、本発明によれば
直線増幅回路の飽和特性を要するようにしたことにより
、温度特性が小さくかつチャタリング等のノイズが発生
しないようにしながら入力信号の信号曲線を変換し得る
信号曲線変換回路を容易に実現し得る。
〔実施例〕
以下図面について、本発明を、風速計において、非直線
的な信号曲線を有する入力信号を直線化するようにした
直線化回路に適用した一実施例を詳述する。
(1)第1実施例 第1図において、21は全体として直線化回路を示し、
加算入力回路22及び加算出力回路23を有する。
加算入力回路22は、それぞれ入力信号e、を受ける複
数例えば3つの入力回路部22A、22B、22Gでな
り、入力回路部22A、22B、22Gは、帰還抵抗R
0いR1いRzlを有する演算増幅回路構成の直線増幅
回路AMO1AMI、AM2の反転入力端に、それぞれ
入力抵抗R0゜、R1゜、R1゜を通じて入力信号ei
を受けると共に、演算出力信号e、。、e□、elをそ
れぞれ加算出力回路23の加算入力抵抗R(1、R+ 
、Rzを通じて帰還抵抗R3を有する演算増幅回路AM
Sの反転入力端に与える。
ここで演算増幅回路AMO〜AM2及びAMSは、第4
図に示すように、出力を反転入力端に接続する帰還抵抗
RF11を有すると共に、第1の入力電圧EINIを入
力抵抗RI、lIを介して反転入力端に入力し、かつ第
2の入力電圧EILtを入力抵抗R1□を介して非反転
入力端に受けるように構成されている。
かくして演算増幅回路AMNの出力端から次式で表され
る電圧出力信号E。utを得るようになされている。
直線増幅回路AMO,AMI、AM2及びAMSには、
それぞれ共通の電源電圧−E及び十Eが供給されており
、 当該電源電圧+E〜−Eと、非反転入力端に接続さ
れる設定電圧E a 、E +、Et及びE、とによっ
て決まる動作電圧の範囲においてリニアな演算動作をな
し得るようになされている。
これに加えて入力回路部22A、22B、22Cの直線
増幅回路AMO1AMI、AM2の設定電圧Eo 、E
t 、Ezは EO<E、<Et        ・・・・・・(10
)のように設定電圧E0よりE、の方が大きく、しかも
設定電圧ElよりEtの方が大きいような関係に予め選
定されている。この実施例の場合設定電圧E、はアース
電位(0(V) )に選定されている。
かくして入力信号e、が第2図(A)に示すように、電
圧0””e=w+xの範囲で変化すれば、直線増幅回路
AMOはこの変化範囲0〜e、。においてリニアな増幅
動作をする。
これに対して、第2の直線増幅回路AMIは、入力信号
6iの変化範囲0〜e rB3のうち、比較的低い境界
電圧eillより低い電圧範囲O〜e、□において飽和
動作し、かつ電圧e、□より高い電圧範囲Oill 〜
e、。においてリニアな増幅動作をする。
また第3の直線増幅回路AM2は入力信号0、の変化範
囲0 ” ei13のうち、 比較的高い境界電圧ei
ltより低い電圧範囲0−eiBtにおいて飽和動作し
、 かつ電圧e illより高い電圧範囲’3 !12
〜13 i13においてリニアな増幅動作をし得るよう
になされている。
かくして入力信号e!が0 (V)から次第に大きくな
って行くとき、 比較的低い電圧範囲0〜ei□の範囲
にあるときには、直線増幅回路AMl及びAM2が飽和
状態になることにより直線増幅回路AMOのみがリニア
な増幅動作をする。
また人力信号13iが境界電圧e illを超えると、
第2の直線増幅回路AMIがリニアな動作範囲01□〜
e、。に入ることにより、直線増幅回路AMO及びAM
Iがリニアな増幅動作をするのに対して直線増幅回路A
M2が飽和動作を続ける。
さらに入力信号elが境界電圧e!、2を超えると、第
3の直線増幅回路AM2が飽和状態を脱してリニアな増
幅動作をする。かくして直線増幅回路AMO1AMI、
AM2が同時にリニアな増幅動作をする状態になる。
かくして直線増幅回路AMO1AMI、AM2の出力端
に得られる演算出力信号e、いel、elは、それぞれ
加算出力回路23の加算入力抵抗Ro 、RI、Rtを
介して加算用演算増幅回路AMSに与えられ、これによ
り次式 8式% のように演算出力信号e、いel、e、tの電圧和を表
す演算出力が加算用演算増幅回路AMSの出力端に得ら
れ、これが出力信号e0として出力端子T。U?に送出
される。
なお(11)式においてGo 、Cz 、 Gtはのよ
うに加算比率を表す。この実施例の場合加算入力抵抗R
o 、RI 、Rzの値は Re ”RI =Rz =Rs     ”・・” (
15)のように帰還抵抗R8の値と等しい値に選定され
ており、かくして加算出力回路23の演算増幅回路AM
Sは Co  =e、。+ e1+ esffi      
 ++m  (16)で表されるように重み付けをせず
に加算するようになされている。
また入力回路部22A、22B、22Cの直線増幅回路
AMO1AMI、AM2がリニアな演算増幅動作をして
いるときその増幅度GIG、Go、G11は になる。
これに対して入力回路部22B、22Cの直線増幅回路
AMI、AM2が飽和状態になったときの演算出力信号
e1、t3eatは e 1= E H−−(20) e 、、= E H・−−−−−(21)のように同一
の飽和電圧EHになる。
ここで第2の直線増幅回路AMIの飽和条件は次のよう
にして求められる。
すなわち直線増幅回路AMIの演算出力信号e1は次式 %式%(22) として求めることができ、この演算出力信号e1が e1≧E、               −−−−−
・(23)のように飽和電圧E、lより高くなったとき
直線増幅回路AMIが飽和動作する。従って(23)式
に(22)式を代入して入力信号+34について解けば
、(1+CI I ) E l−Eイ ・・・・・・ (24) で表されるような飽和条件式が求められる。か(して(
24)式の右辺によって表される電圧は、第2図(A)
の境界電圧e、□を意味することになる。
また同様にして第3の直線増幅回路AM2の演算出力信
号emlは =  G+get+(1+G+z)Ex””(25)に
なるので、 e1≧E、           −−−−・−(26
)のように飽和電圧E、lより高くなる条件を求めれば
、 (1+ Get)E!  EM ・・・・・・ (27) となり、この条件を満足する入力信号e4が到来したと
き直線増幅回路AM2が飽和動作することになり、(2
7)式の右辺の値が第2図(A)の境界電圧e !0を
意味することになる。
以上の構成において入力信号134が次式0式%(28
) で表されるように、境界電圧ei、lより低い電圧範囲
0〜e illにあるときには、第2及び第3の直線増
幅回路AMI及びAM2は飽和動作して第1の直線増幅
回路AMOだけがリニアな増幅動作をする状態になるの
で、演算出力信号e。Os e□、antは e −+ = E )I              
 ・””・ (31)emt=EH・・・・・・ (3
2) になり、これが加算出力回路23の演算増幅回路AMS
によって加算される。その結果直線化回路21全体とし
ての出力信号e0は eo =G+oet−2En”2E3 =G1oei+(2Es  2 E、)・・”・・(3
3)で表されるように、第1の直線増幅回路AMOの増
幅度G1゜の傾斜をもつ直線となる。
次に入力信号13iが大きくなって、次式e 1fil
 ≦e、≦8 tst      −・= (34)す
なわち のように第2図(A)の電圧e 1lll 〜” ts
zの電圧範囲に入ると、第2の直線増幅回路AMIの飽
和条件が解除されることにより、直線増幅回路AMlが
リニアな増幅動作をする状態になる。
従って直線増幅回路AMO,AMI、AM2の演算出力
信号e、。、el、eatは e mo=  Goo 8 i         −−
(36)=−GIIet+(1+C++)Et””’ 
(37)eva2=EH−・・・・・(38) になり、その結果出力信号e0は e  o   =  G lo  e  =  +  
G + t  e  i    (1+ G + + 
)  E  +EH+2Es =(G、。十G、、)e。
+  (2BS−EN  (1+ G11) E +)
・・・・・・ (39) のように第1及び第2の直線増幅回路AMO及びAMI
の増幅度の和(CI +1 +G + + )の傾斜を
もつ直線になる。
入力信号elの電圧レベルがさらに上昇して第2図(A
)の境界電圧e 1m!より高くなって、次式 %式%(40) になると、第3の演算増幅回路AM2が飽和状態を脱す
ることにより、′第1、第2、第3の直線増幅回路AM
O1AMI、AM2が全てリニアな増幅動作をする状態
になる。
このとき直線増幅回路AMO1AM1..AM2の演算
出力信号e、(、、e□、estは+3 、。= −G
 lo e i        ””” (42)8@
1=−Gllei+(1+GIl)El−−−−−(4
3)=−G+ze=”[1+G+z)Ex””” (4
4)のように表される。従って直線化回路2I全体とし
ての出力信号e0は (3o =GIoe=+Gzei  (1+Gz)E+
+G+zei−(1+ G+z)Ez+2Es””(G
oo + C++ + G+z) e r+ (2Es
−(1+Crll)El −(1+G+z)Ed−・・−・(45)となり、結局
出力信号e0は、直線増幅回路AMO,AMi AM2
の増幅度G1゜、011% GHzの和によって決まる
傾斜をもつ直線的な変化をする。
かくして入力信号eiが境界電圧eL□及びe、。を通
り過ぎたとき、出力電圧e0はそれぞれ次式 %式%) で表される電圧e0□及びe olKを折点Zll及び
Z12として傾斜が次第に大きくなるような折線曲線に
21、K22、K23(第2図(B))に沿った変化を
呈することになる。
そこで折線曲線に21、K22、K23の傾斜を、第2
図(A)について上述したように、風速Vの変化に対し
て平方根曲線に沿って変化するような入力信号e!につ
いて境界電圧e ill及び8412を境とする折線曲
線Kll、K12、K13と対応させてみれば、この折
線曲線Kll、K12、K13の傾斜の変化を補正する
ような傾斜の変化をもつ折線曲線に21.に22、K2
3を得ることができるように、直線化回路21の回路定
数、すなわち直線増幅回路AMO,AMI、AM2の増
幅度や、 設定電圧E0、El、Et、E、などを選定
するようにすれば、第2図(C)において直線に3に示
すように、風速Vに対して出力信号e0を直線的に変化
させることができる。
かくして直線化回路21の出力信号e0を用いて風速V
に対応する検出信号を得るにつき、風速Vの測定範囲の
全体に亘ってほぼ均一な着痩で検出出力を得ることがで
きる。
かくするにつき入力信号e、を折線近値によって直線化
する際に、直線増幅回路AMI、AM2の飽和動作を利
用するようにしたことにより、出力信号e0の温度依存
性を実用上無視し得る程度に低減し得ると共に、 折点
Zll及びZ12(第2図(B))に対応する境界電圧
eoll及びe olKにおいてクリック雑音等の雑音
を生ずるおそれがない直線化回路を実現し得る。
(2)回路定数の求め方 次に本発明を熱式風速計に適用した場合に、第2図(A
)について上述したように、風速Vを変数として非直線
的に変化する入力信号e1が例えば実験によって既知で
ある場合に、これを直線化し得る回路定数の求め方を述
べる。
熱式風速計においては、風速Vと風速信号すなわち入力
信号e!との間に e ! = P + Q /”’;        −
−(4B)に示すよう゛に、平方根関数の関係が成り立
つことが多い、なおP及びQは定数である。
かかる関係に基づいて、風速Vを計測範囲O〜v3まで
可変した場合(第2図(A))に、傾斜が単調減少する
ような曲線KOに沿って変化する入力信号eiが得られ
たとしたとき、測定範囲0〜V、の間を風速V、及びv
2で分割することにより、入力信号e、に境界電圧e、
llI及びe 182を設定し、境界電圧e、□及びe
ilgに折点Z1及びZ2を有する折線近似曲線を構成
する各直線に11に12、K13をそれぞれ次式 8式%(49) によって表す。 ただしA1及びB+、Az及びBz 
、A!及びB3は定数で A:l > At > A +         ・・
・・・・(52)B3 <Bt <Bl       
 ・・・・・・(53)の関係にあるとする。この(5
2)式及び(53)式の関係は、直線Kll、K12、
K13の傾斜がその順序で次第に小さくなって行くと共
に、順次折点Z1、Z2において直線Kll及びに12
、K12及びに13が交わっていることを表している。
(49)式及び(50)式でなる連立方程式をVについ
て解けば、直線Kll及びに12が交わっている折点Z
1における風速v (= v +)を次式8式% によって求めることができる。また同様にして直線に1
2及びに13が交わる折点Z2について(50)式及び
(51)式の連立方程式を■について解くことにより、
折点Z2における風速V(=Vz)を次式 として求めることができる。
ここで(54)式及び(55)式をそれぞれ(49)式
及び(50)式に代入すれば、折点Z1及びZ2におけ
る入力信号e、の値e、□及びe 、azは・・・・・
・ (56) ・・・・・・ (57) になる。
かくして(56)式の値を(28)式について上述した
条件に当てはめて考えれば、入力信号e、が・・・・・
・(58) の条件にあるときの入力信号e、は、(49)式によっ
て示す直線になる。
また(56)式及び(57)式の値を(34)式に当て
はめてみれば、入力信号eえが Bt−B。
の関係にあれば入力信号e、は(50)式で表される直
線になる。
さらに(57)式の値を(40)式に当てはめてみれば
、入力信号eiが ・・・・・・(60) の関係にあれば、入力信号e、は(51)式で表される
直線によって近似されると考えて良い。
このように考えたとき、風速Vについての検出信号e、
を直線化回路21を介して出力信号e0として送出する
とき、 風速Vに対する出力信号e0の変化を(49)
式と同じ関係、すなわちei  ≦ei□      
        ・・・・・・ (61)の場合の直線
Kllで表すとすれば(第2図(C))、この直線Kl
lが風速Vの全ての検出範囲について成り立つような直
線に3を得ることができるように計測範囲v1〜v2及
びv2”−=v3において動作する回路部分の回路定数
を選定すれば、結局第2図(C)に示すように、風速V
に対して直線に3に沿って直線的に変化する出力信号e
0を得ることができることになる。
かかる観点から、実験的に求めた第2図(A)に示すよ
うな曲!KOに設定した折線Kll、KI2、K13の
設定条件から、直線化回路21の回路定数を決めること
ができる。
先ず第1の折点Zlについて、 ei=eiml           ・・・・・・(
62)のとき、風速V封入力信号e!の曲線上の点は(
5日)式の等号によって表されるのに対して、直線化回
路2Iの回路条件は(29)式の等号によって表される
値になり、しかもその値は互いに等しいはずであるから G。
の関係が成り立つ。
同様にして折点Z2について e = = e =ylz           =・
” (64)のとき(41)式及び(60)式の等号の
値が互いに等しくなる条件から GI! が成り立つ。
次に直線化回路21の出力信号c0として風速V対出力
信号e0の関係が直線に3(第2図(C))と一致する
条件を求める。
先ず風速Vが v<v。
(従って e6<el□)     ・・・・・・(6
6)のように風速v1より小さい範囲にあるときには、
入力信号e、は(49)式によって表される値になるか
ら、これを直線化回路21の出力信号e0の式すなわち
(33)式に代入すれば +3. =GIO(AI+BIV)+(2Es−2EH
)=B+G1oV+(A+G+a+2Es  2En)
・・・・・・(67) の関係が得られる。
また風速Vが V、 <v<v2 (従って e!□<ei<al。) ・・・・・・(6
8)のように風速v1〜vtの範囲にあるときには、入
力信号e1は(50)式で表される直線になるのに対し
て、直線化回路21は(39)式によって表されるよう
な動作をする。従、って(50)式を(39)式に代入
すれば e、=(G+o+01+)(Az+Btv)+ (2E
s  EH−(1+C++)El)=Bt(G+a+C
++)V +  (A!(Ctl。+G++)+ 2 Es−E□
−(1+GII)El)    ・・・・・・(69)
の関係が得られる。
さらに風速■が V>v。
(従って e t > e 1sz)     ・・・
・・・(7o)のように、風速v2より大きい範囲にあ
るときには、入力信号e、は(51)式によって表され
る値になるのに対して、直線化回路21は(45)式に
よって表されるような出力信号e0を発生する。
従って(51)式を(45)式に代入すれば’3o =
(G+o+Gz+Glz)(A3+B3v)+ (2E
s  (1+C++)Et (1+ G +□)E2) = 83(CI6+ Gll + GHz) V” (
A:1(G16+ CII+GI2) + 2 Es−
(1+G11)El−(1+G+z)Ex)・・・・・
・(71) の関係が得られる。
ところがこのようにして求められた(67)式、(69
)式、(71)式で表される出力信号e0が風速Vの全
測定範囲0〜v3について同一の直線に3上にあるため
には (67)式= (69)式ミ(71)式 ・・・・・・
(72)のように全て等しくなることが必要である。
かかる条件が成り立つためには(67)式、(69)式
、(71)式のうち、変数Vの項が互いに等しくなり、
かつ残る定数項が互いに等しくなる必要がある。
この関係から B + G r。= B z(G to + C+ +
)=WB、(G、。+G+++G+z)・・・・・・(
73)A+Gto + 2 Es  2 E□=Az(
G+。十〇z)+ 2 Es  E++(1+C++)
B+ =As(G+。+G++ + GHz) + 2 Es
(1+C++)B+  (1+G+z)Ez・・・・・
・(74) の関係が得られる。
(73)式及び(74)式から直線化回路21の設定条
件G1゜〜GI!、El及びE2を次のようにして決め
ることができる。
先ず直線増幅回路AMOについてその増幅度G、。を適
宜の値例えば G1゜=1           ・・・・・・(75
)のように設定する。
次に(73)式の前半部の等式に(75)式を代入して
直線増幅回路AMIの増幅度G11を求めればになる。
また(73)式の後半部の等式に(75)式及び(76
)式を代入して直線増幅回路AM2の増幅度C+Zを求
めれば になる。
また(74)式の前半部の等式に(75)式及び(76
)式を代入して直線増幅回路AMIの設定電圧E+を求
めれば B+ ・・・・・・(78) になる。
また(74)式の後半部の等式に(75)式、(76)
式、(77)式、(78)式を代入して直線増幅回路A
M2の設定電圧E2を求めれば ・・・・・・(79) となる。
なお(78)弐及び(79)式の関係は、上述の(63
)式、(65)式からも求めることができる。
このようにして求めた(75)弐〜(79)式は、第2
図(A)について上述した風速V封入力信号e、のグラ
フに基づいて設定した折線近似曲線に11、に12、K
13についての特性係数を表す定数A1〜A、及びB、
−B2と、直線増幅回路AMI及びAM2の飽和条件に
よって決まる飽和電圧EHとで表すことができ、かくし
て直線化回路21として、第2図(A)について上述し
たように非直線的な入力信号e1が得られた場合、これ
を第2図(C)の直線に3の関係をもつ出力信号e0に
直線化し得るような回路定数を容易に設定することがで
きる。
以上のようにすれば、変数に対して非直線的な変化をす
る入力信号を、変数に対して直線的に変化する出力信号
e0に直線化することができるがかくするにつき、リニ
アな直線動作をする演算増幅回路の飽和動作を利用して
折線特性を得るようにしたことにより、温度依存性が小
さくかつ折点においてチャタリングノイズを生じるよう
なことがない直線化回路を容易に実現し得る。
(3)他の実施例 (3a)上述の実施例においては本発明を熱式風速計に
適用した場合の実施例について述べたが、本発明はこれ
に限らず、変数に対して非直線的な変化をする信号波形
を有する入力信号を直線化する場合に広く適用し得る。
(3b)上述の実施例においては、加算入力回路22に
おいて折線特性を呈する加算増幅回路として3つの直線
増幅回路AMO1AMi AM2を用いた場合について
述べたが、これに限らずその数は増減させることができ
、かくしても上述の場合と同様の効果を得ることができ
る。
(3c)第1図の実施例においては、直線増幅回路、 
 AMOの設定電圧E0をアースに選定した場合につい
て述べたが、これに代え任意の電圧に選定するようにし
ても良い。
(3d)上述の実施例においては、加算出力回路23を
構成する加算用演算増幅回路AMSを電圧加算回路とし
て動作させるために、入力抵抗R0、R1、Rgを帰還
抵抗R5と等しい値に選定した場合について述べたが(
(15)式)、抵抗R0〜R,の値を必要に応じて変更
することにより、増幅又は減衰させるようにしても上述
の場合の効果を得ることができる。
(3e)  また第1図の実施例の場合には、入力信号
e、に対して同相の出力信号e0を出力するようにした
場合について述べたが、これに代え第3図に示すように
、出力信号e0の位相を入力信号e、に対して逆相にす
るようにしても上述の場合と同様の効果を得ることがで
きる。
第3図において第1図との対応部分に同一符号を付して
示すように、直線増幅回路AMI及びAM2において入
力信号eLを非反転入力端に受けると同時に、設定電圧
E、及びEtを反転入力端に受けることにより、入力信
号64 と同相の演算出力信号e、いel、e@zを得
るようになされている。
これに加えてこの実施例の場合には、入力信号e8を直
接これと同相の演算出力信号e、。とじて加算出力回路
23に送出する。
第3図のように構成すれば、入力信号e(に対する出力
信号e0の位相が逆位相になることを除いて第1図の場
合と同様にして入力信号eムを直線化してなる出力信号
e0を得ることができる。
(3r)上述の実施例においては、加算出力回路23の
演算増幅回路AMSをリニア′な増幅動作をさせるよう
に構成した場合について述べたが、これに代え、演算増
幅回路AMSの設定電圧E、を必要に応じて変更するこ
とにより、飽和動作をさせるように構成しても良い。
(3g)上述の実施例においては、本発明を、非直線的
に変化するような信号曲線を有する入力信号を直線化す
る場合に適用した実施例を述べたが、本発明はこれに限
らず、直線的に変化するような信号曲線を有する入力信
号を非直線的に変化する信号曲線を有する出力信号に変
換する場合や、非直線的に変化する信号曲線を有する入
力信号を非直線的に変化する他の信号曲線に変換する場
合にも適用し得る。
〔発明の効果〕
上述のように本発明によれば、温度変化に対する安定度
が大きくかつ折線動作をする際にチャタリングノイズな
どを生じるおそれがない信号曲線変換回路を容易に得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による信号曲線変換回路の一実施例を示
す接続図、第2図はその直線化動作の説明に供する曲線
図、第3図は本発明の他の実施例を示す接続図、第4図
は演算増幅回路の基本構成を示す接続図、第5図は直線
化回路の一般的な動作の説明に供する曲線図、第6図及
び第7図は従来の直線化回路の構成を示す接続図である
。 21・・・・・・直線化回路、22・・・・・・加算入
力回路、23・・・・・・加算出力回路、AM O−A
M 2・・・・・・直線増幅回路、AMS・・・・・・
演算増幅回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入力信号を複数の直線増幅回路に入力し、上記複数の直
    線増幅回路の出力を加算出力回路によつて加算して出力
    信号として送出し、上記複数の直線増幅回路は上記入力
    信号の値が所定の範囲にあるとき飽和動作する直線増幅
    回路を含んでいることを特徴とする信号曲線変換回路。
JP62067149A 1987-03-20 1987-03-20 信号曲線変換回路 Granted JPS63233604A (ja)

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