JPS63232914A - 磁気チヤツク - Google Patents

磁気チヤツク

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JPS63232914A
JPS63232914A JP6739287A JP6739287A JPS63232914A JP S63232914 A JPS63232914 A JP S63232914A JP 6739287 A JP6739287 A JP 6739287A JP 6739287 A JP6739287 A JP 6739287A JP S63232914 A JPS63232914 A JP S63232914A
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JP
Japan
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workpiece
movable member
permanent magnet
elastic
abutting surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP6739287A
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English (en)
Inventor
Taizo Ito
泰三 伊藤
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、磁性材料よりなるボルト、ナツト等の物品を
、必要に応じて吸着又は離脱させることができる永久磁
石を用いた磁気チャックに関するものである。
(従来の技術及びその問題点) 磁性材料より成るボルト、ナツト等の物品を吸着又は離
脱させる装置の1つに永久磁石を用いた磁力チャックが
ある。この種のチャックでは、磁性材料よりなる物品を
磁力によりその吸着面に吸着する一方、その離脱に際し
ては、吸着力に抗して物品を吸着面から物理的に分離さ
せ又は永久磁石を吸着面に対して相対変位させていた。
それゆえ、物品を確実に吸着できるよう、吸着力の大き
な永久磁石を用いると、これに伴って物品をチャックか
ら離脱させるに必要な力も大きくなる傾向にあった。こ
のため、たとえば、物理的に部品を吸着面から分離させ
る装着も出力の大きなものが必要とされ、チャック全体
の形状および重量が増大する他、チャックの構造が複雑
になると言う問題があった。加えて、機械的に部品を吸
着面から構成される装置を外周が非磁性の樹脂により被
覆された物品に適用すると、その被覆層を損傷すると言
う問題もある。
このことは、永久磁石を吸着面に対して相対変位させる
構成の磁気チャックにあっても同様であり、その吸着力
に抗して永久磁石を変位させるための手段が別個に必要
となり、チャックの構造が複雑になると言う欠点を有し
ていた。
また吸着面は、通例、磁性材料にて形成されるため、磁
気が残留しやすく、磁性材料粉が吸着されてその吸着面
並びに部品を汚染すると言う問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
軽量で構造が簡単な、また吸着力の調整が容易な磁気チ
ャックを提供することをその目的とする。
(発明の開示) この目的を達成するため本発明装置は、非磁性材料より
なるワーク当接面を有するケーシングと、ワーク当接面
背面に対向させて永久磁石を担持し、ワーク当接面に対
して相対運動可能にケーシング内に配設された可動部材
と、可動部材をワーク当接面背面方向に押圧する弾性手
段と、一端が可動部材に連結され他端がケーシングの不
動部に固着され加圧流体の供給により弾性手段に抗して
可動部材をワーク当接面から離間させる弾性収縮体とを
具えてなる。
(作 用) 弾性収縮体が初期設定加圧状態にある時に、弾性手段に
より押圧される可動部材に担持された永久磁石は、非磁
性材料よりなるワーク当接面を介して磁力を部品に作用
し、その当接面に部品を吸着保持する。それゆえ磁力チ
ャックは、この状態で部品を搬送することができる。
物品をワーク当接面から分離させたい時には、初期設定
加圧状態にある弾性収縮体に漸次加圧流体を供給して弾
性手段に抗して軸線方向に収縮させ、永久磁石を担持す
る可動部材をワーク当接面背面から離間させる。すると
ワーク当接面に吸着された物品と永久磁石との間の相対
距離の増加に対応して吸着力が減少するので所定距離離
間すると、物品はその拘束を解かれワーク当接面から分
離する。
再び物品を吸着させたい時には、弾性収縮体から加圧流
体を排出させてその収縮力を低減させ、可動部材を、弾
性手段によりワーク当接面背面方向に押圧して初期位置
に復帰させればよい。このことにより、可動部材に担持
された永久磁石が、非磁性材料よりワーク当接面を介し
て磁性材料よりなる物品をその当接面に吸着する。
(実施例〉 以下図面を参照して本発明実施例について詳述する。
第1図は、本発明磁気チャックを一部破断して示す図で
あり、ケーシング1は、凹部2を有する箱形状をしたケ
ーシング本体3と、ケーシング本体に固着された板状の
ケーシング本体支持部4とを具える。
ケーシング本体3の凹部2の開口に離間する端面部に、
たとえば、ナイロン系樹脂、ポリカーボネートなどの耐
摩耗性に優れた非磁性材料、所謂エンジニアリングプラ
スチックよりなるワーク当接面5を設け、一方その凹部
2内に、ワーク当接面にほぼ平行に延在する平面部を有
する可動部材6を配設し、中央部に案内口を設けた封止
板7により凹部2の開口を封止する。なお、好ましくは
、ワーク当接面5には、磁性材料よりなる部品が当たっ
て損傷することがないよう適当な弾性の非磁性材料を用
いる。
可動部材6は、第2図にその一部を破断して示すように
、本実施例では、ワーク当接面5の背面、すなわち凹部
2の底壁にほぼ平行に延在する平面部を有する担持板6
aと、この担持板6aの背面に一端がねじ結合されその
平面部に実質的に直交して延在する連結部材6bと、連
結部材6bの他端に形成したおねじ部に挿通され、おね
じ部に一端が螺着される後述する弾性収縮体により連結
部材の他端に圧着されるリテーナ6cとを具える。
ワーク当接面にほぼ平行に延在する担持板6aの平面部
に適当な接着剤、例えばエポキシ樹脂系接着剤を用いて
永久磁石8を固着する。永久磁石には、好ましくは希土
類−コバルト磁石のような磁力の大きいものを用いる。
また、連結部剤6bの一部を、封止板7の案内口に配設
したガイドブツシュ9により摺動自在に支持する。それ
ゆえ、可動部材6は、弾性収縮体の軸線方向への収縮運
動に対応して運動し、より具体的にはワーク当接面5に
対し、永久磁石8が弾性収縮体の運動にあわせて接近又
は離間することになる。
可動部材6に一端が螺着された弾性収縮体10の他端は
、封止板7に離間させてケーシング本体支持部4に固着
した不動の係止部材11の貫通孔にその他端を挿通し止
め輪12を用いて固着する。
弾性収縮体10は、第3図に示したような構造をしてお
り、ゴム又はゴム状弾性材料よりなる管状体14の外周
を、有機又は無機質高張力繊維類、たとえば芳香族ポリ
アミド繊維、極細金属ワイヤの如きフィラメントの撚り
または無撚りの束などの絹組み補強構造体15にて被覆
し、両端開口を閉鎖部材16にて封止合着したものであ
る。なお、組組み補強構造体15は、管状体14の内圧
光てんによる最大膨径時において、いわゆる静止角(5
4°44′)に至るような絹組み構造をしており、また
閉鎖部材16の少なくとも一方は、管状体の内部空洞1
7に連通する連通孔18を具える。
それゆえ連通孔18に適当な接続具を取付け、この接続
具を介して図示しない操作圧力源、たとえばエアーコン
プレッサを流量制御弁を含む管路に接続し、管状体14
の内部空洞17内に制御圧力を適用すると、絹組み補強
構造体15の綱組み角の拡大、つまりパンタグラフ運動
によって管状体14の膨径と、それに由来した軸線方向
の収縮運動がもたらされる。
また、管状体14の内部空洞17から加圧流体を排出す
ることにより、弾性収縮体10は管状体内に蓄えられた
弾性エネルギーの開放に伴って初期位置に復帰するが、
その復帰動作を一層確実なものとするため、本発明装置
では第1図に例示したように、弾性収縮体10を囲繞し
て弾性手段としての圧縮ばね19を配設する。具体的に
は、圧縮ばね19の一端を連結部材6bに固着したリテ
ーナ6cにより支持し、その他端を係止部材11に形成
した凹部により支持する。
本実施例では、弾性手段19を弾性収縮体10の周囲に
配設したが担持板6aの背面と封止板7との間に配設す
ることもでき、更には弾性手段としての引張ばねを、ケ
ーシング本体の凹部2の底壁と可動部材6の平面部との
間に配設することもできる。
次に本発明装置の作動について説明する。
弾性収縮体10が初期設定状態、すなわち加圧流体の供
給を受けていないか、又は低圧の加圧流体の適用を受け
ている状態にあっては、圧縮ばね19がリテーナ6Cを
第1図において左方に押圧するので、永久磁石8を一端
面に担持する可動部材6は、ワーク当接面5に最も接近
して位置し、非磁性材料よりなるワーク当接面を介して
、磁性材料よりなる物品に磁力を作用させ吸着する。 
   1吸着した物品を当接面から分離させたい時には
、弾性収縮体10の内部空洞17内に連通孔18を介し
て一定圧力の加圧流体を供給する。すると、一端が係止
部材11に固着れた弾性収縮体が圧縮ばね19に抗して
その軸線方向に収縮し、可動部材6を第1図において右
方に移動させるので、ワーク当接面5と可動部材の担持
部材に担持された永久磁石8との距離が増大する。した
がってワーク当接面における磁力が低下し、実質的に物
品に対して作用しなくなり、磁力による拘束から開放さ
れるので、物品を自由に分離させることができる。しか
も当接面を非磁性材料にて形成したので、当接面に磁気
が残留することがなく、したがって磁性材料粉等の汚染
物が当接面に残存することがない。また、弾性収縮体に
適用する加圧流体の圧力および/または流量を調整する
ことにより、ワーク当接面と永久磁石との間の距離並び
にその相対速度を自由に調整することができる。
一方、部品を再度吸着したい時には、弾性収縮体の内部
空洞内から連通孔18を介して加圧流体を排出すれば良
く、圧縮ばね18の弾性力によりリテーナ6C1つまり
可動部材6が第1図において左方に押圧され、ワーク当
接面と永久磁石とが接近し、磁力が吸着すべき物品に作
用する。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明装置によれば、加圧流体の供
給により膨径変形し軸線方向に大きな収縮力を生起する
エアーバッグタイプの弾性収縮体により永久磁石をワー
ク当接面に接近又は離間させる構成としたので、電動機
又は液圧シリンダなどを用いて機械的に操作する従来の
装置に比べて極めて軽量で簡潔な構造の磁気チャックを
得る。
しかも弾性収縮体に適用する加圧流体の圧力および流量
を調整することにより、ワーク当接面と可動部材に担持
した永久磁石との相対距離、つまり吸着力および/、ま
たは相対速度を磁気チャックの種々の仕様に適合させる
ことができる。そしてワーク当接面を非磁性材料より形
成したのでワーク当接面に磁気が残留することがなく、
その当接面に磁性材料粉が吸着されることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置を一部破断して示す正面図、 第2図は、第1図に示す装置の一部を拡大して示す図、 第3図は、本発明装置に使用して好適な弾性収縮体を一
部破断して示す正面図である。 1・・・ケーシング    2・・・凹部3・・・ケー
シング本体 4・・・ケーシング本体支持部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、非磁性材料よりなるワーク当接面を有するケーシン
    グと、ワーク当接面背面に対向させて永久磁石を担持し
    ワーク当接面に対して相対運動可能にケーシング内に配
    設された可動部材と、可動部材をワーク当接面背面方向
    に押圧する弾性手段と、一端が可動部材に連結され他端
    がケーシングの不動部に固着され加圧流体の供給により
    弾性手段に抗して可動部材をワーク当接面から離間させ
    る弾性収縮体とを具えてなることを特徴とする磁気チャ
    ック。
JP6739287A 1987-03-20 1987-03-20 磁気チヤツク Pending JPS63232914A (ja)

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JP6739287A JPS63232914A (ja) 1987-03-20 1987-03-20 磁気チヤツク

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JP6739287A JPS63232914A (ja) 1987-03-20 1987-03-20 磁気チヤツク

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JP6739287A Pending JPS63232914A (ja) 1987-03-20 1987-03-20 磁気チヤツク

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Cited By (5)

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