JPS6323257A

JPS6323257A - カセツト角度検出機構

Info

Publication number: JPS6323257A
Application number: JP61166054A
Authority: JP
Inventors: Kimichika Yamada; 山田　公親; Hitoshi Okada; 仁岡田; Hideaki Muramatsu; 村松　秀哲; Katsuya Nozawa; 野澤　勝也; Yoshihiko Goshima; 五島　善彦; Hiroyuki Okawa; 大川　弘幸
Original assignee: Clarion Co Ltd
Current assignee: Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Priority date: 1986-07-15
Filing date: 1986-07-15
Publication date: 1988-01-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的コ（産業上の利用分野）本発明は、カセットの角度を検出し、カセットが正しい
角度で挿入された場合にスイッチをオンとしてカセット
ローディングを行うカセット角度検出機構に関するもの
である。

（従来の技術）近年の著しい技術進歩により、テープレコーダやビデオ
デツキ等のカセット式の磁気記録装置においては、飛躍
的な小型化が実現されるに至ったが、使用者の要求に従
い、さらに−層の小型化が研究されている。

この様な磁気記録装置においては、カセットを一定スト
ローク挿入した段階で駆動モータがオンとなり、この後
は、モータの駆動力によりカセットローディングを行う
様に構成されている。

ところで、カセットが斜めに挿入された場合に、これを
そのままローディングすると、途中でカセットが引掛か
り、カセットと装置の両方に損傷を生ずる恐れがおる。

そのため、従来、カセット式の磁気記録装置においては
、カセットの角度を検出するカセット角度検出機構が設
けられ、カセットが適切な角度で挿入されている際にの
みローディング動作を行わせる様にしている。

しかしながら、従来のカセット角度検出機構においては
、カセットの角度を検出するための検出スイッチを可動
部であるカセットホルダ内に設けているため、この検出
スイッチの電気的接続のために、リード線又はフレキシ
ブル基板が必要となり、リード線を使用した場合には、
その耐久性に問題があり、また、フレキシブル基板を使
用した場合には、広いスペースが必要となり、装置の大
型化につながる問題があった。

（発明が解決しようとする問題点）上記の様に、従来のカセット角度検出機構においては、
検出スイッチをカセットホルダ内に設けることから、リ
ード線又はフレキシブル基板による接続が必要となり、
その結果、耐久性の低下や、装置の大型化等問題点を生
じていた。

本発明は、この様な問題点を解決するために提案された
ものであり、その目的は、検出スイッチをカセットホル
ダ以外の箇所に設置することにより、リード線やフレキ
シブル基板を不要として、耐久性に優れ、装置の小型化
に貢献し得る様なカセット角度検出機構を提供すること
である。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）本発明によるカセット角度検出機構は、カセットホルダ
を左右２体に分割し、それぞれを独立に駆動可能として
、このカセットホルダの位置を、装置の側板に設けた検
出スイッチで検出し、検出ス、イッチが共にオンとなっ
た際にローディング用の駆動モータをオンとする様にし
たことを特徴とするものである。

（作用）本発明は、以上の様な構成を有することにより、左右の
カセットホルダの位置によってカセットの角度を検出で
き、適切な角度で挿入された際にのみローディング動作
を行えるため、カセットがローディング途中で引掛かる
等の問題を解消できる。

また、検出スイッチを固定部である基板に設けているこ
とより、検出スイッチの接続にあたってリード線やフレ
キシブル基板が不要でおるため、耐久性低下の問題や、
装置の大型化の問題を解消できる。

（実施例）以上説明した様な本発明によるカセット角度検出機構の
一実施例を図面を用いて具体的に説明する。

＊実施例の構成第１図に示す様に、カセット１を保持するカセットホル
ダ２Ｌ、２Ｒは、装置本体の左右の側板３Ｌ、３Ｒにそ
れぞれ前後動可能に支持されている。

このカセットホルダ２Ｌ、２Ｒには、＠２図（Ａ＞及び
第３図（Ａ＞に示す様に、それぞれ３箇所にガイドピン
４ａ〜４Ｃが設けられ、各側板２Ｌ、２Ｒに設けられた
１字型のガイド溝５ａ〜５Ｃ内を移動する様になってい
る。

側板３Ｌ、３Ｒの内面には、検出スイッチ６Ｌ。

６Ｒ及びスイッチ押圧部材７Ｌ、７Ｒがそれぞれ取付け
られている。各スイッチ押圧部材７Ｌ、７Ｒは、軸７ａ
を中心に回動自在に設けられており、スプリング７ｂに
より、スイッチ押圧方向に付勢されている。このスイッ
チ押圧部材７Ｌ、７Ｒは、カセットホルダ２Ｌ、２Ｒの
ガイドピン４Ｃに係合する様に設けられ、カセットホル
ダ２Ｌ、２Ｒの前進に伴いガイドピン４Ｃが前進するこ
とで、スプリング７ｂの付勢力によりスイッチ抑圧方向
に回動し、カセットホルダ２Ｌ、２Ｒが設定された位置
まで来た段階で、対応する検出スイッチ６Ｌ、６Ｒを押
圧してこれをオンとする様になっている。なお、左右の
検出スイッチ６Ｌ、６Ｒは、第１図に示す様に、前後方
向における同位置に設けられ、図示しない制御部により
、両スイッチ６Ｌ、６Ｒが共にオンとなった時にのみ図
示しないローディング用の駆動モータをオンとする様に
なっている。

また、左右の側板３Ｌ、３Ｒの外面には、はぼ円形の連
結リンク８が軸８ａを中心に回動自在に設けられており
、その一端に設けられた係合用長孔８ｂに、カセットホ
ルダ２Ｌ、２Ｒのガイドピン４Ｃが係合している。

連結リンク８の外面には、ざらに、扇形の大径ギヤ９が
同軸に設けられ、連結リンク８は、その係合ピン８Ｇに
よって、この大径ギヤ９に係合するものとされ、スプリ
ング１０によって、係合方向に付勢されている。なお、
図中１１．１２は、ローディング用の駆動モータに連結
された駆動ギヤとこれに噛合う連結ギヤであり、ローデ
ィング用の駆動モータがオンとなった際には、駆動ギヤ
１１が回転し、連結ギヤ１２を介して大径ギヤ９をロー
ディング方向に回転させ、係合ピン８Ｃを介して連結リ
ンク８をローディング方向に回動さぜる様になっている
。

本実施例の作用以上の裸な構成を有する本実施例の作用は次の通りであ
る。

即ら、カセット１を装置の挿入口に挿入して、第２図（
Ａ）及び第３図（Ａ）に示す様に、カセット前面の左右
端部が、対応するカセットホルダ２Ｌ、２Ｒにそれぞれ
係合した後、カセットホルダ２Ｌ、２Ｒがそれぞれ前進
を開始する。

これにより、各カセットホルダ２Ｌ、２Ｒのガイドピン
４Ｃがガイド溝５Ｃを移動するため、これに伴い、各ス
イッチ抑圧部材７Ｌ、７Ｒがスプリング７ｂの付勢力に
より、前方への回動を開始する。一方、ガイドピン４Ｃ
の前進に伴い、連結リンク８はローディング方向に回動
する。この時、ローディング用の駆動モータはオフ状態
におり、従って駆動ギヤ１１、連結ギＡ７１２、大径ギ
ヤ９はＭ２図（Ａ＞及び第３図（Ａ＞の位置に固定され
ているため、連結リンク８は、スプリング１０の付勢力
に逆らって回動する。

そして、左右のカセットホルダ２ｍ、２Ｒがモータロー
ディング開始位置まで来た時点で、第２図（Ｂ）及び第
３図（Ｂ）に示す様に、左右のスイッチ押圧部材７ｍ、
７Ｒがそれぞれ検出スイッチ６Ｌ、６Ｒを押圧し、これ
をオンとする。雨検出スイッチ６Ｌ、６Ｒが共にオンと
なると、制御部によりローディング用の駆動モータがオ
ンとされ、この後は、駆動ギヤ１１、連結ギヤ１２、大
径ギヤ９を介して、Ｎ結すンク８をローディング方向に
回動させる。

また、いずれか一方の検出スイッチがオンでおっても、
他の検出スイッチがオンでない場合、即ち、カセットが
傾いて挿入されてしまった場合には、ローディング用の
駆動モータはオンとされず、制御部により、カセット角
度異常の表示等が行われる。

従って、本実施例によれば、カセットを正しい角度で挿
入した場合にのみモータローディングを行えるため、従
来の様に、ローディング動作途中でカセットが引掛かり
、カセット若しくは装置本体自体を損傷する等の問題を
解消できる。

しかも、本実施例では、カセットホルダを左右２体に分
割して、それぞれを独立して動作させる様にしたことに
より、従来可動部であるカセットホルダに設けていた検
出スイッチを、固定部である装置の側板に設けることが
可能となり、この結果、検出スイッチの接続のためにリ
ード線やフレキシブル基板を使用する必要がなくなった
ため、耐久性を向上でき、装置の小型化に１も貢献して
いる。

＊他の実施例なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
例えば、カセットホルダの形状や駆動ギヤに至る連結構
成等は適宜選択可能でおり、スイッチ押圧部材について
は、これをカセットホルダ側に取付ける構成等も考えら
れる。

［発明の効果］以上説明した様に、本発明のカセット角度検出門構によ
れば、カセットホルダを２分割し、それぞれを独立に動
作させると共に、検出スイッチを装置の側板に設け、カ
セットホルダの位置を検出する様に構成したことにより
、確実にカセットの角度を検出でき、しかも、固定部に
検出スイッチを設けているため、従来の様にリード線や
フレキシブル基板を使用する必要がなくなり、耐久性を
向上し、装置の小型化を実現できるという優れた効果を
得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるカセット角度検出機溝の一実施例
を示す平面図、第２図（Ａ）（８）は同実施例の左側面
を示す側面図、第３図（Ａ＞（Ｂ）は同実施例の右側面
を示す側面図である。１・・・カセット、１ａ・・・軸、２Ｌ、２Ｒ・・・カ
セットホルダ、３Ｌ、３Ｒ・・・側板、４ａ〜４Ｃ・・
・ガイドビン、５ａ〜５Ｃ・・・ガイド溝、６Ｌ、６Ｒ
・・・検出スイッチ、７Ｌ、７Ｒ・・・スイッチ抑圧部
材、７ａ・・・軸、７ｂ・・・スプリング、８・・・連
結リンク、８ａ・・・軸、８ｂ・・・係合用長孔、８Ｃ
・・・係合ピン、９・・・大径ギヤ、１０・・・スプリ
ング、１１・・・駆動ギヤ、１２・・・連結ギヤ。 −　２　、、．１（Ａ）第　２　口　（Ｂ）

Claims

【特許請求の範囲】カセット式の磁気記録装置に設けられ、カセットの角度
を検出し、カセットが正しい角度で挿入された場合にス
イッチをオンとしてカセットローディングを行うカセッ
ト角度検出機構において、ａ、カセットローディング用
の駆動モータ。ｂ、カセットローディング用の駆動モータによりそれぞ
れ独立して駆動される左右のカセットホルダ。ｃ、左右のカセットホルダを支持及びガイドする左右の
側板。ｄ、左右の側板に設けられ、各カセットホルダの位置を
検出する左右の検出スイッチ。ｅ、両方の検出スイッチがオンとなった際にローディン
グ用の駆動モータをオンとしてカセットローディングを
行わせる制御部。以上ａ〜ｅの各部材から構成されることを特徴とするカ
セット角度検出機構。