JPS6323113A - バイモルフ駆動素子を用したレンズ駆動装置 - Google Patents

バイモルフ駆動素子を用したレンズ駆動装置

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JPS6323113A
JPS6323113A JP11637387A JP11637387A JPS6323113A JP S6323113 A JPS6323113 A JP S6323113A JP 11637387 A JP11637387 A JP 11637387A JP 11637387 A JP11637387 A JP 11637387A JP S6323113 A JPS6323113 A JP S6323113A
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lens
bimorph
voltage
circuit
drive element
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JP11637387A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Tanaka
良弘 田中
Yoshiaki Hata
良彰 秦
Manabu Inoue
学 井上
Hiroshi Otsuka
博司 大塚
Michihiro Iwata
岩田 道広
Fumiharu Ishido
石戸 文陽
Sadafusa Tsuji
辻 完房
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ・、 上の)1用分 本発明はカメラに関し、更に詳しくは、高電圧を印加す
ると変位するバイモルフ駆動素子を有するカメラに関す
る。
え(悲皮肛 従来、上述のごときバイモルフ駆動素子を、焦点調節の
ためのレンズ駆動に用いたカメラは、たとえば特開昭5
7−92322号公報及び特開昭59−204014号
公報などにおいて種々提案されている。
このような従来のカメラにおいては、バイモルフ駆動素
子の作動端がレンズに連結されており、この駆動素子の
変形量に対応した量だけレンズが移動させられて焦点調
節がなされるように構成されている。
明が 1しようとする。1題、σ しかしながら、バイモルフ駆動素子の変形量及び変形力
(駆動力)には限界があるので、焦点調節のために移動
させられる質量の大きいレンズもしくは焦点調節のため
に移動させられる距離の大きいレンズをその全合焦可能
範囲にわたって良好に移動させることは困難である。
そこで、本発明の目的は、このようなバイモルフ駆動素
子を用いてレンズの焦点調節を行うカメラにおいて、焦
点調節のための移動質量の大きいレンズもしくは焦点調
節のための移動1の大きいレンズについても、レンズを
合焦位置まで良好に移動させることができるとともに、
その後に初期位置に復帰させることができるレンズ駆動
装置を提供することにある。
U σを  するための− 上記目的を達成するために、本発明にかかるレンズ駆動
装置は、断続的に作動させられて振動を発生するバイモ
ルフ駆動素子と、バイモルフ駆動素子の振動によって一
方向に回転させられ、カム部を有する従動カム部材と、
光軸方向に移動可能なように支持されるとともに従動カ
ム部材のカム部に係合する係合部を有してレンズを一体
的に保持するレンズ保持部材とを備え、従動カム部材の
カム部は、一方向の回転によりレンズ保持部材をその初
期位置と最大駆動位置との間を往復駆動するように形成
されていることを特徴とするものである。
作」L 本発明によれば、バイモルフ駆動素子自体の変形量もし
くは変形力を利用してレンズを光軸方向に移動させるの
ではなく、バイモルフ駆動素子を断続的に駆動させて振
動を発生させ、その振動を利用してレンズを光軸方向に
移動させるとともに、従動カム部材の一方向の回転によ
ってレンズを初期位置と最大駆動位置との間を往復駆動
させて初期位置に復帰させることができる。
(以下余白) 犬Jfi 以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は、本発明一実施例のカメラに使用される電気回
路を示すブロック図である。第1図において、(1)は
カメラのシーケンス制御及び演算を行なうマイクロコン
ビエータ(以下マイコンと言う)であり、(2)は測光
回路で被写体輝度に応じた測光値(Bv)をデジタル信
号としてマイコン(1)へ出力する。(3)はフィルム
感度読み取り回路で、読み取ったフィルム感度値(S 
v)をデジタル信号としてマイコン(1)へ出力する。
(4)はフィルムを巻上げるモータを含むフィルム巻上
げ回路であり、(5)は電源電池(MB)の低電圧を高
電圧に昇圧する外圧回路である。 (G )(7)(8
)は、それぞれ、後述の露出制御回路(9)、レンズ駆
動回路(10)及びフラッシュ制御回路(11)へ上記
高電圧を供給するかしないかを切換える切換回路である
。(9)はマイコン(1)からの露出信号にもとづき露
出を制御する露出制御回路、(10)はマイコン(1)
からのレンズ駆動信号にもとづきレンズを“駆動するレ
ンズ駆動回路、(11)はマイコン(1)からの発光信
号で閃光発光を行なうフラッシュ回路である。
(12)はファインダー内表示回路で、ファインダ視野
内において低輝度の警告及び撮影可能の表示を行なう、
 (13)はカメラから被写体までの距離を測定し、そ
の測定した距離をデジタル信号としてマイコン(1)へ
出力する測距回路である。
(MB)はカメラ全体の回路に給電を行なう主電源、(
BB)はマイコン(1)のバックアップを「なうバック
7フブ電源、(D、)(D2)はそれぞれ逆充電防止用
のダイオード、(Tr、)はマイコン(1)の出力端子
(op、)によって制御される給電トランジスタである
次にスイッチ類を説明すると、(So)は不図示のレン
ズカバーが開けられることにより「ON」す7.1/ン
ズカパ一連動スイツチであり、マイコン(1)はこのス
イッチ(S 、)のONによる割込端子(INT、)の
rHJレベルがらrLJレベルの変化によって、後述の
するrs、ONJのルーチンを実行する。
(Sl)は不図示のシャックレリーズ釦の第1ストロー
クの抑圧で「ON」する測光スイッチであり、マイコン
(1)は、このスイッチ(S、)のrOFFJから「o
N」或いは「oN」がら「OFF」になる変化によって
、後述する「Sl」の割込ルーチンを実行する。(14
)は測光スイッチ(Sl)の「ON」からjOFFJ或
いは「oFF」から「ON」による変化に応シて1パル
スを発生するワンショットパルス発生回路である。(S
2)はシャツタレリーズ釦の第1ストロークより長い第
2ストロークまでの押圧で「ON」するレリーズスイッ
チで、このスイッチ(S2)の「ON」によって撮影が
開始される。更に、(S 、)はフィルムの1駒の巻上
げ完了時にl’ONJする1駒スイツチ、(S4)はシ
ャッタが開口方向へ駆動されて露出が開始される寸前に
「ON」する開口モニタ用スイッチであり、7オトカプ
ラより構成されている。このフォトカプラの出力は通常
rHJレベルであり、シャッタが初期位置にくると受光
部に電流が流れてrLJレベルを出力する。すなわち、
このスイッチ(S、)は、シャッタの初期位置のばらつ
きを補正するためのものである。従って、初期位置にば
らつきがないシャッタを使用する場合は、別に必要とし
ない、(S、)はシャッタが閉じられた後に初期位置に
復帰したときに「ON」するスイッチであ。
(S、)及び(S7)は露出モードを設定するモードス
イッチであり、本実施例では、露出モードとしては、絞
り込みモード、シャッタ速度優先モード、/−マルモー
ドの3つを有しており、上記入イフ+(s、)(S、)
のrONJrOF[;’Jの組み合h セニよっていず
れかのモードが決定される。
次に、本実施例に泪いられるレンズシャッタのシャッタ
駆動機構及び該シャッタの駆動方法、そして、レンズの
駆動機構及びその駆動方法を簡単に説明する。本実施例
のシャッタ及びレンズは、夫々に設けられたバイモルフ
駆動素子によって間接的に駆動されるように構成されて
いる。
まず、シャッタ駆動のための機構を第2図に示す。第2
図において、(15)(1G)はそれぞれシャッタ羽根
であり、このシャッタ羽根(15)(1(3)は、それ
ぞれ小孔(15a)(16a)及びスロット(15c)
(16e)を有し、紬(17)に回動可能に支持されて
いる。そして、シャッタ羽根(15)より[設された腕
部(15b)にはピン(18)が植設されている。更に
、腕(19a)およI/(19b)を有する開閉レバー
(19)は、軸(20)に支持されでおり、腕(19a
)に植設されたピン(19c)がシャッタ羽根のスロワ
) (15e)(16c)に係合する一方、腕(191
3)にバイモルフ駆動素子(Bi、)の自由端がピン(
21)により連結されている。ここで、紬(20)から
ピン(19c)までの距離は、軸(20)からピン(2
1)までの距離の約5倍になるように形成されており、
従ってバイモルフ駆動素子(B i、)の作動が増巾さ
れてシャッタ羽m(15)(1G)に伝えられる。
12図において、バイモルフ駆動素子(B i、)は、
図の左ra部が固定されて片持ちはり状に支持され、右
端の自由端が、第3図(a)(b)の拡大図に示される
如く、レバー(19)に連結されている。第3図(a)
はバイモルフ駆動素子(Bi、)の側面図を示し、第3
図(b)はその上面図を示す。図において、バイモルフ
駆動素子(Bi、)は、金属基板(22)とその表裏両
面にそれぞれ配設された圧電素子(23)(24)とを
有し、基板(22)の先端が延設されて折曲部(22a
)が形成されており、その折曲部(22a)にピン(2
1)が係合している。
このような構成により、バイモルフ駆’Esl子(Bi
、)は、電極が短絡されるとPIS2図に示す如く開閉
レバー(19)を介してシャッタ羽根(15)(16)
を閉じ位置に回動させる一方、電極に電圧がかけられる
と凸変形して開閉レバー(19)を回転させてシャッタ
羽根(15)(1f3)を開かせる。
更に、本実施例のレンズ駆動機構を第4図に示す。fj
S4図(a)はそのレンズ駆動は構の正面図、第4図(
b)はその側面図である。f54図(a)(b)におい
て、(L)は撮影レンズであり、撮影レンズ(L)を一
体的に保持する保持枠(25)は、台板(2G)に植設
された繰出し〃イド陣(27)に嵌合する支持腕(25
a)と、それより120′離れた位置にそれぞれ形成さ
れた腕(25+3)(25e)とを有し、〃イド棒(2
7)によって光軸方向に移動可能に支持されるとともに
、ばね(28)により第4図(b)の左方、すなわち、
繰込み方向に付勢され、各腕(25a)(25b)(2
5c)が、それぞれ繰出しカムリング(29)のカム部
(29a)(29a)(29a)に弾接している。
更に、繰出しカムリング(29)は、120° ずつ隔
てて配置された互いに同形の3つのカム部(29a)(
29a)(29a)と、外周全周に設けられたラチェツ
ト爪(29b)と、120゛ずつ隔てて配置された突出
部(29c)(29c)(29c)とを有しており、光
軸まわりに回動するよう支持されている。
また、このカムリング(29)は、ラチェツト爪(29
I3)に係合する板ばね(30)により、第4図(a)
中の反時計方向の回動が阻止されて時計方向にのみ回動
可能である。
送り爪レバー(31)は、カムリング(29)のラチェ
ツト爪(29b)に係合する送り爪(31a)を有し、
バイモルフ駆動素子(B +2)の先端に回動可能に連
結される・とともに、図中反時計方向に付勢されており
、送り爪(31a)がラチェツト爪(29b)に弾接し
ている。ここで、バイモルフ駆動素子(B iz)は第
4図(、)中の下端部が固定されて片持はり状に支持さ
れ、上述の如く自由端部が送り爪レバー(31)に連結
されている。
第4図(a)図示の初期状態においては、保持枠(25
)の腕(25a)(25b)及び(25e)はそれぞれ
カムリング(29)のカム部(29a)(29a)(2
9a)の低い位置に当接しており、従って撮影レンズ(
L)は保持枠(25)とともに繰込まれている。また、
カムリング(29)の突出部(29c)は、台板(26
)の長孔(26a)を貫通しているビン(18)に係合
してシャッタ羽根(15)(16)を閉じ状態に係止し
ている。
このような構成により、バイモルフ駆動素子(B!t)
の電極に電圧がかけられた後に短絡されると、バイモル
フ駆動素子(B +2)は第4図(a)中の反時計方向
に曲がった後に初期の形状に略戻る。
この1回の振動によって、送り爪レバー(31)の送り
爪(31a)がラチェツト爪(29b)の1つを乗り越
えた後にそのラチェツト爪(29b)を図中右方へ引い
て、カムリング(29)を時計方向に一歯分回転させる
。この振動を繰返すと、ラチェツト爪(29b)が順次
時計方向に送られ、その送り歯数に対応した所定量だけ
カム部(29a)(29a)(29a)がレンズ保持枠
(25)とともに撮影レンズ(L)を繰出す。なお、各
カムn(29a)は、底部から徐々に傾斜をゆるめなが
ら高くなるよう形成されているため、レンズ保持枠(2
5)の繰出しに伴なってばね(28)の付勢力が強くな
っても、カムリング(29)を−両送るために必要な作
用力はそれ程大きくならない。
なお、ここで、バイモルフ駆動素子(Bi2)と送り爪
(311)の間に、第2図に示したレバー(1つ)の如
く、バイモルフ駆動素子(D i、)の振動を増巾する
レバーを設けても良い。
第5図は、第4図(、)に示したレンズ駆動へ構の変形
例を示しており、カムリング(29)を初期位置へ付勢
するばね(32)と、カムリング(29)のラチェツト
爪(29b)の1つに係合して、カムリング(2つ)の
初期位置への復帰を阻止する位置に付勢された係止レバ
ー(33)とを備えている。
そして、バイモルフ駆動素子(B it)は、図中反時
計方向の振巾の小さい小振動と、振巾の大きい大振動と
を行なうように制御される。1回の小振動が生じると、
送り爪レバー(31)はラチェツト爪(29b)を1歯
分送る。一方、大振動が生じると、送り爪レバー(31
)の先端によって、係止レバー(33)が付勢に抗して
ラチェツト爪(29b)から外れる位置まで押動される
ため、カムリング(29)かばね(32)の付勢力によ
って初期位置に復帰させられる。
fjSG図は、Pt54図(a)図示のレンズ駆!#磯
構のの別の変形例を示す正面図であり、カムリング(2
9)が初期位fffまで回動したことを検知するための
スインチ(34)を備えている。
ここで、両バイモルフ駆動素子(B 11)(B i、
)はそれぞれ、第7図(a)に示すような電圧−変位量
特性を有しており、一端を固定して電圧を印加すると他
端が変位するようになっている。今、?57図(b)に
示される一方の圧電17−(B)に対して他方の圧電素
子(A)に正の電圧を印加すると、第2図の矢印に示し
た双向にバイモルフ駆動素子(Bil)が曲がる。この
動きによって、バイモルフの固定端の反対の端に設けら
れている増幅レバー(20)が動き、この動きによって
シャフタが開閉させられるとともに、その動き量によっ
て露光量が決定される。
このバイモルフ駆動素子の動き皿を制御する方法として
、(、)印加電圧を制御して変位量を制御する方法、(
b)変位量をモニタして所定の変位量に達したら電圧の
印加を止める方法、が考えられる。しかし、(b)の場
合は変位量をモニタする構成(例えば、エンコーダ)が
必要となるためにコストアップとなるので、本実施例で
は(a)の方法をとる。本実施例では、(、)の方法と
して、バイモルフ駆動素子自身が有しているコンデンサ
成分へ電荷を蓄積していくことにより電圧を制御し、こ
の電圧はM積に要する時間をモニタすることにより制御
するようにしている。
次に、シャッタを制御する回路を含む回路図をPt58
図に示し説明する。Pt58図図示の回路は、トランジ
スタ(T rz)−(T rs)、抵抗(R,)、及び
DC−DCコンバータ(DC−DC)からなる外圧回路
(5)と、トランジスタ(T ri)−(T rlo)
からなる切換回路(6)(7)(8)と、コンデンサ(
C2)(C1)、電圧検出回路(BCI)、トランジス
タ(Trz)〜(T「2゜)、及びバイモルフ駆動素子
(Bi、)からなる露出制御回路(9)とからなってい
る。
DC−DCコンバータ(DC−DC)の2次巻線から昇
圧された2つの電圧がとりだされる。この内、ダイオー
ド(D5)及びトランジスタ(Tr、、)を介した電圧
(■、)は第10図図示の7ラツシユ回路(11)に供
給され、ダイオード(D、)及びトランジスタ(Try
)を介した電圧(V3)(ここで、■。
〈V、)は、露出制御回路(9)へ供給される。更に、
ダイオード(D、)及びトランジスタ(’rrs)を介
しrl[E(V <)(ココ’1’、V、=V、)はf
:tIJ9図図示のレンズ駆動回路(10)に供給され
る。この内、第8図に示す露出制御回路(9)は、電荷
を!F積するコンデンサ(C,)と、このコンデンサ(
C2)への蓄積電圧を検出する電圧検出回路(B C、
)と、バイモルフ駆動素子(B;+)と、このバイモル
フ駆動素子(B i、)に並列に接続されるコンデンサ
(C4)と、制御トランジスタ(Tr、、)〜(Tr2
.)とからなっている。
この電圧検出回路(BCI)は200vを検出すれば口
■」レベルの検出信号をマイコン(1)の入力端子(I
P、)に出力する。マイコン(1)はこの信号を入力す
ることにより、切換回路(6)(7)(8”)のトラン
ジスタ(T rg)(T r7)(T r−)をそれぞ
れ「OFI’Jにし、更に昇圧回路(5)の昇圧制御用
トランジスタ(Tr2)を「OFF、JL、て昇圧を停
止させる。
次に、このようにして得られた電圧をバイモルフ駆動素
子([3i、)に印加する制御トランジスタ(Tr、、
)〜(T rzo)について説明する。本実施例のシャ
ッタは、第11図に示すように、被写体の明るさの変化
に対して(a)(b)(e)の3種類のシャッタ速度(
T)と絞り(F値)との組み合わせを有するように構成
されており、この組み合わせを実現するために、バイモ
ルフ駆動素子(Bi、)に流れる電流を規制してバイモ
ルフ駆動素子(B i、)の有するコンデンサ成分への
充電を制御して、第11図図示の露出プログラム線の傾
き(絞りとシャッタ速度との組み合わせ)を決めている
。そして、露光量は露光時間で制御している。
ここで、上記バイモルフ駆動素子(Bi、)への電流を
規制しているのが、トランジスタ(Tr、り(Tr+i
)と抵抗(Ra)との組み合わせ、トランジスタ(Tr
y5)(Try4)と抵抗(R1+)との、1[み合わ
せ、及びトランジスタ(T rl5)(T rl−)と
抵抗(Re)との組み合わせである。そして、各抵抗(
Ra)(Rb)(Rc)の抵抗値をそれぞれRa、Rb
、Reとするときに、Ra<Rb<Reとしておけば、
トランジスタ(T r、)(T rl 2)がrONJ
したときには第11図図示の(、)のプログラム線、ト
ランジスタ(Tr13)(Trl、)が「ON」したと
きには第11図図示の(b)のプログラム、線、トラン
ジスタ(Trl5)(Trll)が「ON」したときに
は第11図図示の(e)のプログラム線に沿って露光量
が制御される。これについては後述する。
バイモルフ (B i l)のトランジスタ(Trl)
のコレクタ側は、第7図(b)の圧7r1素子([3)
にあたる。
今、トランジスタ(T「、)(Trl2)及びトランジ
スタ(Tr、s)を「ON」すれば、rjS7図(、)
図示の圧電素子(B)は接地され、圧電素子(A)には
抵抗(Ra)及びトランジスタ(T「12)を介して2
00Vの電圧がかかり、バイモルフ駆動素子(I3i、
)のコンデンサ成分(CBi)及びこれに並列に設けら
れたコンデンサ(C3)に電荷が11F積されてその充
電電圧が高くなり、バイモルフ駆動素子(Bi、)は時
間に従ってまがっていき、シャッタの開口波形は第11
図のプログラム線(、)のようになる、ここで、このコ
ンデンサ(C,)は、バイモルフ駆動素子(Bi、)の
コンデンサ成分(CBi)の容量が小さいためにおこる
時間に対する変位量の大きさを規制するものである。
そして、第11図図示の時刻(t、)になるとバイモル
フ駆動素子(Bil)への印加電圧が200Vに達し、
バイモルフ駆動素子(Bi、)はこの状態を保つ。ここ
で、バイモルフ駆動素子(Bi、)への印加電圧が20
0Vに達するまでに、たとえば時刻(【2)で所定の露
光量に達すれば、トランジスタ(Trll)(Try2
)をともに[0FFJにし、その後にトランジスタ(T
r、、)を[0NJlこすることによってバイモルフ駆
動素子(Bi、)の両端を短絡して、シャッタを閉じる
。これによって、シャフタが閉じられて露光は終わるが
、シャッタはバイモルフ駆!filJ素子(Bi、)の
ヒステリシスの特性により初期位置にもどらない。
そこで、これを初期位置にもどすためにバイモルフ駆動
素子(Bi、)に逆電圧を印加する。そのために、トラ
ンジスタ(Trll)を「OFF」にするとともにトラ
ンジスタ(T rl s)(T rzo)を「ON」に
して、圧電素子(A)に対して圧電素子(B)の電圧が
高くなるようにする。但し、バイモルフ駆動素子(Bi
t)にj:J、mに電圧を加えると逆方向にまがりすぎ
るので、抵抗(Rd)をトランジスタ(T r、。)の
コレクタとバイモルフ駆動素子(B it)の圧電素子
(B)との間に入れる。このようにして、バイモルフ駆
動素子(Bi、)に徐々に電圧を加えて逆方向にまげろ
、そして、シャッタが初期位置にもどされたときに(こ
れは初期位置に設けられたスイッチ(S、)の「ON」
によって検出される)、トランジスタ(Trl−)(T
r2゜)(Tr、7)をそれぞれrOFFJにして、こ
れ以上の電圧を印加するのを停止する。
この動作は撮影毎に行なわれる。
次に、第11図に示した明るさに対する絞りとシャッタ
速度との関係を示す線図について説明する。第11図に
おいて、プログラム#1l(a)はシャッタ速度優先タ
イプ、プログラム線(b)はノーマルタイプ、プログラ
ム線(c)は絞り優先タイプを示す、モードスイッチの
繰作によって設定されたタイプに応じて、この図に示す
絞りとシャッタ速度との岨み合わせが明るさに応じて得
られる。例えば、被写体輝度By=6でフィルム感度5
v=5(ISO= 100)のとき、シャッタ速度優先
タイプのプログラム線(a)ではA v= 4(Fナン
バー=4)及びTv”7(シャッタ速度= 1/125
)となり、ノーマルタイプのプログラム線(b)ではA
v=4.5(Fナンノず一=4.8)及びTv=6.5
(シャッタ速度= 1790)となり、絞り優先タイプ
のプログラム#!I(c)ではA v= 5(Fナンバ
ー=5.6)、Tv=6(シ+ ツタ速度= 1760
)となる、そして、手振れ限界となるシャッタ速度(1
/30)に相当する明るさは、シャッタ速度優先タイプ
のプログラム線(a)ではEv=7.5、ノーマルタイ
プのプログラム#1lCb)ではEv=8.0、絞り優
先タイプのプログラム線(e)ではEv=9.0であり
、それより暗くなるとシャッタ速度をこのタイミングで
閉じると共に、フラッシュマチックによる適当な紋り値
で7ラツシユを発光させている。ここで、Evは露光量
を表し、Ev=By+Sv= A v + T vにて
定義される。
次に、第9図に示した撮影レンズの駆動回路(10)に
ついて説明する。本実施例においては、上述の如(エン
ドレスタイプのラチェットを駆動してこの円Mg!lJ
を直線運動にかえて撮影レンズを駆動しており、被写体
までの距離情報に応じた位置にレンズを駆動するのに必
要なパルスをマイコン(1)がレンズ駆動回路(10)
に送り、このパルス数に応じて撮影レンズの駆動量が制
御される。
まず、露出動作が完了した後に、撮影レンズが無限遠距
離から最近接距離までの1往復に必要とするパルス数N
から焦点調節のためのレンズ駆動に必要とされたパルス
1llLN1をひいた数のパルス数N−N 1をマイコ
ン(1)がレンズ駆動回路(10)に送り、これによっ
てレンズが初期位置に復帰される。これを制御する回路
が第9図図示のレンズ駆動回路である。このレンズ駆動
回路(io)+、:おいては、ラチェット送りに必要な
変位量に相当する電圧Vaをコンデンサ(C5)にIt
するとともにレンズを初期位置に復帰するのに必要な電
圧vbをコンデンサ(C,)lこ蓄!貞する。そして、
トランジスタ(Tri、)を「ON」にすることによっ
て、バイモルフ駆動素子(B iz)にコンデンサ(C
3)に蓄積された電圧Vaを印加して、焦点声部用のレ
ンズ駆動のためにバイモルフ駆r#素子(B iz)を
変位させる。そして、−旦このトランジスタ(Trzj
を「OFF」にするとともに、トランジスタ(Trzs
)を「ON」にしてバイモルフ駆動素子(B ;2)に
コンデンサ(C1)にM!aされた電圧vbを逆方向に
印加しで、バイモルフ駆動素子(B i2)を初期位置
に復、帰させる。これをマイコン(1)がら送られてく
るパルス数N−N1だけくり返す。ここで、トランジス
タ(Tr2.)はマイコン(1)の出力端子(o p 
、コ)がrHJレベルのとき1こrONJとなるトラン
ジスタ(T r2z)のrONJによって「ONJとな
り、トランジスタ(Tr2コ)は出力端子(○P1.)
がrLJレベルのときに「oN」となるトランジスタ(
Tr、、)の「oN」によってし「ON」となる。(3
5)はマイコン(1)の出力端子(OP 12)に接続
される遅延回路である。マイコン(1)が出力端子(o
p、、)がらrHJレベルのパルスを出力する直前にお
いては、その出力端子(OPI3)はrLJレベルであ
り、これを反転した信号と出力端子(o p 、□)か
らの「H」レベルの信号とが入力されるアンド回路(A
N、)がrHJレベルの信号を出力してトランジスタ(
Trz+)(Trzi)を「ON」にしてバイモルフ駆
動素子(B iz)に逆電圧を印加し、バイモルフ駆動
素子(Bi□)が駆動したい変位方向とは反対方向に変
位するのを防ぐ、これによりバイモルフ(Bi2)に正
の電圧が印加する前に、負の電圧が印加されることはな
い。
なお、ここで、マイフン、(1)の出力端子(o p 
、□)は、出力端子(OP、3)からパルスが出力され
る直前にrl(Jレベルとなるように構成されている。
次に、第10図図示のフラッシュ回路(11)について
説明する。1510図において、(C@)は発光エネル
ギーを蓄積するコンデンサ、(BC2)はコンデンサ(
C6)の充m電圧をモニタする電圧検出回路で、コンデ
ンサ(C6)の電圧が所望の電圧になったときに充電完
了信号を出力する。この充電完了信号はマイコン(1)
の入力端子(IP、)に入力され、これによって昇圧回
路(5)による外圧動作が停止させられる。(36)は
発光制御回路で、マイコン(1)の出力端子(OP+4
)がらの発光信号に応じてコンデンサ(C6)の充電エ
ネルギをキセノン管(37)を介して放電させて、キセ
ノン管(37)のフラッシュ発光を行なわせるものであ
る。
以上の回路から構成されるカメラのシーケンス動作をW
IJ12図に示したマイコン(1)の70−チャートを
参照して説明する。
まず、不図示のレンズカバーもしくはレンズキャップが
開けられるとスイッチ(So)が「ON」になって、マ
イコン(1)の割込端子(INT、)にrHJレベルか
らrLJレベルへと変化する信号が入力し、この信号に
よってマイコン(1)に割り込みがががり、第12図図
示の割り込みルーチン「s、ONJの70−が実行され
る。マイコン(1)は、まずステップ#1(以下ステッ
プを略す)で、各種の7ラグ及び出力端子をrLJレベ
ルにリセットし、#2で出力端子(op、)を「H」レ
ベルにして給電トランジスタ(Tr、)を「ON」にし
、各回路に電源を供給する。そして、#3で入力端子(
IP、)の信号を検出することによって測光スイッチ(
S、)が「ON」されているが否がを判別し、スイッチ
(sl)が「ON」されているときには#22に進み、
rOFFJのときには、#4以下のl−3,0FFJル
ーチンを実行する。
「s、0FFJのルーチンでは、まず#4で出力端子(
OP2)をrLJレベルにして一度昇圧回路(5)の外
圧動作を停止させ、#5で出力端子(OP 、。)をr
LJレベルにして切換回路(8)を「OFI’Jにして
フラッシュ回路(11)の昇圧動作も停止させる。
そして次に、#6で両バイモルフ駆動素子(Bi、)(
B iz)を駆動する為のコンデンサ(C2)(C、)
(C5)をそれぞれ充電する為に、出力端子(OPI+
)を「I(」レベルにして切換回路(6)(7)を「O
N」にし、更に#7で出力端子(OPz)を「11」レ
ベルにして、トランジスタ(Tr2)を「ON」にして
外圧を開始させる。
そして、露出制御用バイモルフ駆動素子(Bil)を駆
動させるためのコンデンサ(C2)の充電電圧が所望の
電圧になれば、電圧検出回路(B C、)からマイコン
(1)の入力端子(IP、)に充電完了信号が送られる
ので、#8ではこの充電完了信号が入力されるのを待つ
、マイコン(1)は、この信号が入力されると、#9で
出力端子(OPz)を「L」レベルにして切換回路(6
)(7)をともに[0FFJにする。このときコンデン
サ(C,)(C5)に充電される電圧も、その回路構成
が同じなのでコンデンサ(C2)に充電されている電圧
と同じになる。次に、マイコン(1)は、#10で出力
端子(OP、)をrLJレベルにして一度コンデンサ(
C1)の昇圧動作を停止させ、#11で出力端子(o 
p 、。)をrHJレベルにして切換回路のトランジス
タ(T rs)(Trio)を「ON」にし、フラッシ
ュ回路(11)のコンデンサ(C6)の外圧を開始させ
る。更に、井12で、再度、出力端子(op、)を「ト
■」レベルにして露出制御回路(9)のバイモルフ駆動
用コンデンサ(C2)の昇圧を開始させる。
そして、#13では、フラッシュ回路(11)の電圧検
出回路(BC2)がら充電完了信号が送られてくるのを
待ち、マイコン(1)の入力端子Hp9)に充電完了信
号が入力されれば、#14で出力端子(OP6)を「L
」レベルにしてバイモルフ駆動用コンデンサ(C1)の
外圧を停止させ、#15で出力端子(OP、。)をrL
Jレベルにして切換回路のトランジスタ(T rs)(
T rl o)をそれぞれ「0FFJにしてフラッシュ
回路(11)のコンデンサ(C6)の外圧を停止させ、
#16で出力端子(opo)をrLJレベルにして給電
トランジスタ(Tr、)を「0FFJにして動作を停止
する。
測光スイッチ(Sl)がl”0FFJがら「ON」に或
いは「ON」から「oI’FJにされると、ワンショッ
トパルス発生回路(14)からパルスが発生されてマイ
コン(1)の割込端子(INT2)に入力される。
マイコン(1)はこの割り込み信号が入力されると、割
り込みルーチン「Sl」の70−を実行する。
この割り込みルーチン「S、」では、まず#17で、マ
イコン(1)は測光スイッチ(S、)が「ON」されて
いるかを入力端子(IP、)をt−q別すること(こよ
り行ない、スイッチ(S、)が「0FFJであれば#6
に進む。一方、測尤支イッチ(Sl)が「ON」であれ
ば、#18で出力端子(op、)をrLJレベルにして
バイモルフ駆動用コンデンサ(C1)の外圧を停止させ
、更に#1つ、#20でで出力端子(o p 、。)(
OPl、)もrLJレベルにして切換回路をすべて「0
FFJにする。そして、#21で各種の7ラグ及び出力
端子をリセットし、#22で出力m子(OP、、)をr
HJレベルにしてバイモルフ用切換回路のトランジスタ
(T r、)(T r7)を「ON」にしてバイモルフ
駆動用コンデンサ(C5)の外圧を開始させ、#23で
内蔵のタイマをリセットスタートさせる。このタイマは
、バイモルフ駆動素子(I3 i+)([3iz)用の
コンデンサ(C、)(C4)(C5)が充電完了するの
に必要な時間を計測するもので、この時間によって電池
の消耗度を推測し、充電完了に要する時間が所定時間以
上であれば、電池の:+’r耗度が大であるとして、電
圧検出回路(BC,)によって警告を行なうようにして
いる。
そして、#24ではマイコン(1)の出力端子(OP2
)をrHJレベルにしで昇圧回路(5)の昇圧動作を開
始させ、#25では電圧検出回路(BC,)からの充電
完了信号が入力されるのを待つ。この充電完了信号が入
力されると、#26でタイマをストップさせ、#27、
#28では、出力端子(OPz)(OP、、)を+れぞ
jtrLJレベルl:して、昇圧回路(5)による昇圧
動作を停止させるとともに、切換回路を[0FFJにし
てバイモルフ駆動用コンデンサ(C3)の充電を停止さ
せる。
#29では上記内蔵タイマによって計測された#23か
ら#2Gまでに饗する時間Tが、所定時間T5以上か否
かを判別する。そして、計測された時間Tが所定時間7
.以上であれば、電池の渭耗度が大であるとして#30
でバッテリーチェックの警告を行なった後に#31へす
すみ、計測時間Tが所定時間T1未満であれば#30を
スキップして#31にすすむ。
#31では、マイコン(1)の出力端子から測距回路(
13)に測距動作の開始を示す信号を出力し、次に、#
32で測光回路(2)に測光動作の開始を示す信号を出
力して、#33で夫々の測定に必要な時間を待つ。更に
、マイコン(1)は、#34でフィルム感度読み取り回
路(3)からフィルム感度Svを読み取り、#35では
測光回路(2)から測光値Byを読み取って、#326
でEv=By+Svの演算を行って露出値Evを求める
6次に、マイコン(1)は、#37で測距回路(13)
がら測距値を読み取り、#38ではこの測距値に応じて
ラチェット駆動に必要なパルス数N1を演算する。
次に、#39ではモードスイッチ(S 、)(S 、)
の操作によって選択される露出モードの判定を行ない、
ノーマルモードであれば#41にすすんでノーマルモー
ドのサブルーチンを実行し、絞り優先モードであれば#
40がら#42にすすんで絞り優先モードのサブルーチ
ンを実行し、シャッタ速度優先モードであれば#40か
ら#43にすすんでシャッタ速度優先モードのサブルー
チンをそれぞれ実行する。
この3つのサブルーチンを第13図(aOb)(c)に
それぞれ示す。虫ずノーマルモードであれば、fft1
3図(a)の70−において、ステップSl(以下ステ
ップを略す)で露出値Evが8.0以上であるかを判定
し、8.0以上であればS2にすすんで露出値Evから
第11図のプログラム線(b)に応じた露出時間T、を
求める。更に、S3ではフラッシュ回路(11)のキセ
ノンff(37)を発光させるタイ、  ミングT2と
して、i@11図に示す時刻し、に到達するよりも長い
時間に1を設定し、S7でこのノーマルモードを示すノ
ーマルモード7ラグ(N M F )を「1」にセット
してリターンする。一方、Slで露出値(Ev)が8.
0未満であれば、S4で閃光撮影モードを示すフラグ(
FLF)を「1」にセットし、S5で7ラツシユマチツ
クの原理に基づいて測距値から閃光i影に要する絞り値
を決める(ここで7ラツシユ発光量は一定とする)、そ
して、この絞り値に対応する時間T2を第11図のプロ
グラム線(1))よりもとめ、#6でこのときの露出時
間T、を1/30秒とし、S7でノーマルモード7ラグ
″(NMF)を「1」にセットしてリターンする。
また、シャッタ速度優先モードであるときには、第13
図(13)において、S11で露出値Evが7.5以上
か否かをflI別する。そして、露出値Evが7.5以
上のときに、S12でこの露出値Evに応じて第11図
図示のプログラム!9.(、)に沿って露出時間T、を
求める。そして、S13で7ラツシユ発光のタイミング
を決定するタイミングT2は前述と同様にに、とし、3
17でシャッタ速度優先モードを示すシャγり速度優先
モードフラグ(SMF)を「1」にセットしてリターン
する。一方、露出値Evが7.5未満のときは、S14
で閃光撮影モードを示すフラグ(FLF)を「1」にセ
ットし、S15で測距値に応じて時間T2を第11図の
プログラム線(a)より求め、816で露出時間T、を
1/30にして、S17で7ラグ(S M F )をセ
ットしでリターンする。
更に、絞り優先モードのときには、第13図(C)の3
21で露出値Evが9.0以上が否かを判別する。
そして、露出値Evが9.0以上のときに、S22で露
出値Evより第11図のプログラム線(c)にもとづい
て露出時間T、を決定し、323で7ラツシユ発光のタ
イミングT2をに1としてリターンする。
S21で露出値Evが9.0未満のときは、S 24で
閃光撮影モードを示すフラグ(FLF)を「1」にセッ
トし、S25で測釦値に応じて時間T2をr511図の
プログラム#JiL(c)より求め、32Gで露出時問
T、を1/30にしてリターンする。ここで、演算され
た露出値Evより露出時間T、を求める方法、及び測距
値よりフラッシュ発光のタイミングT2を求める方法と
しては、露出値Evと測距値とをそれぞれパラメータと
したテーブル(メモリー)を用意しておき、演算された
露出値及び読み取られた測距値に応じてそれぞれテーブ
ルから時間T1、T2を夫々読み出せば良い。
第12図にもどって、露出時間T、及びフラッシュ発光
のタイミングT2が求められたあと、マイコン(1)は
#44で閃光撮影モードを示すフラグ(FLF)がセッ
トされているが否かを判定し、セットされている場合に
は#45にすすんで電圧検出回路(BO2)がらの充電
完了信号を判定する。
そして、フラッシュ発光用コンデンサ(C5)の充電が
完了していないときには、#46で出力端子(op+o
)を口■」レベルにして切換回路(8)を1”ONJに
してコンデンサ(C,)の昇圧を開始させ、更に#47
で出力端子(OP2)を「HJにして外圧回路(5)の
昇圧動作を開始させ、#48で低輝度警告の信号を出力
して#45にリターンし、コンデンサ(C6)の充電が
完了するのを待つ。
フラッシュ発光用コンデンサ(C,)の充電が完了すれ
ば、#4つ、#50にすすんで出力端子(OP t)(
o P 、、)を夫々rLJレベルにして昇圧回路(5
)の外圧動作を停止させるとともに、切換回路(8)を
rOFFJにする。そして、#51で低輝度警告の信号
の出力を停止して、#52に進む。
#44において閃光撮影モードを示すフラグ(FLF)
がセットされていないときにも#52に進んで撮影可能
の表示を行ない、#53でレリーズスイッチ(S2)が
「ON」になるのを待つ。そして、レリーズスイッチ(
S2)が「ON」になると、#54、#55でスイッチ
(Sl)(So)による割込端子(INTI)(INT
、)からの割り込みをそれぞれ禁止して、#56の「レ
ンズ駆動」のサブルーチンに進む。
この「レンズ駆動」のサブルーチンを第14図に示し、
説明すると、まず、#100でマイコン(1)の出力端
子(OP+t)をrHJレベルとし、#101で出力端
子(OP 12)からパルス数N1を発生し、発生し終
えると#102で出力端子(OP 、□)をrLJとし
て第12図の#57にリターンする。
次に、マイコン(1)は#57でrAEJのサブルーチ
ンに進む。この70−チャートをPt5ls図に示し説
明すると、まず、#200で出力端子(OP8)を「I
(」レベルにして、露出制御用バイモルフ WIt!J
J素子(Bib>の一方の圧電素子(B)への印加電圧
をO■とする。次に、#201及び#202で露出モー
ドのtq定を行ない、7−マルモードであれば#203
で出力端子(OP5)を「I]」レベルにし、シャッタ
速度優先モードであれば#204で出力端子(op、)
を「I■」レベルにし、絞り優先モードであれば#20
5で出力端子(OP、)をjtlJレベルにして、選択
された露出モードに応じて第11図図示のプログラム&
1(a)(b)(c)のいずれかを得る。そして、#2
06ではシャッタが開口へ向けて動き出して露光開始直
面にスイッチ(S4)が「ONJされるのを待つ、この
スイッチ(S、)が「ON」になると、#207で内部
タイマをリセットしてスタートさせる。
次に、#208、#209では、設定されたフラッシュ
発光タイミングT2及び演算された露出時間T、が経過
するのを待つ。ここで、T2<73のときには、T2の
方がT、よりも早く経過するので、#208から#21
0にすすんで、T2に応じたタイミングでフラッシュ発
光を行なう、そして、#211で時間T3が経過するの
を待ち、T。
がA1泊すれば#214にすすんでシャッタ閉じ制御を
行なう。一方、T2≧T、のときには、T、の方がT2
よりも早く経過するので、#209から#212にすす
み、閃光撮影モードを示すフラグ(FL[’)がセット
されているか杏かを判別する。
#212で7ラグ(FLF)がセットされていて閃光撮
影モードであるときは、#213でフラッシュ発光を行
って、#214以下のシャッタ閉じ制御を行い、閃光撮
影モードでないときには、#213のフラッシュ発光を
行なわずにシャッタ閉じ制御をイテなう。
#214では、マイコン(1)の出力端子(o p 、
)(OP 5)(OP g)をそれぞれrLJレベルに
して、露出制御用バイモルフ駆動素子(Bib)への印
加電圧をなくし、更に#215で出力端子(OI’、)
を「ト!」レベルにすることにより、バイモルフ駆動素
子([li、)を短絡する。そして、#216ではマイ
コン(1)の内部タイマをストップさせ、#217でシ
ャッタが閉じられるのを待つ。
次に、#218ではマイコン(1)の出力端子(o p
 a)をrLJレベルにしてトランジスタ(Tr、=)
をjOFFJにし、更に#219で出力端子(Ol’s
)を「ト■」レベルにして、バイモルフ駆動素子(Bi
l)の一方の圧電素子(A)に対しても他方の圧電素子
(I3)に正の電圧を印加する。これによって、バイモ
ルフ駆動素子(Bi、)に逆電圧が印加され、逆方向に
バイモルフ駆!IJJ素子(B il)が変位させられ
る。
これによりシャッタがさらにmじ方向に駆動され、初期
位置に到達すると、この位置を示すスイッチ(S、)が
「ON」になる。マイコン(1)は、#220でこのス
イッチ(N5)が「ON」になるのを待ち、X イー/
 + (S s)5’rON Jl:ナルト、$221
で出力端子(o p 、)(o p s)をrLJレベ
ルにしてバイモルフ駆動素子(B i、)への電圧の印
加を停止して、第12図の#58ヘリターンする。
第12図に戻って、マイコン(1)は、#58でレンズ
の往復動作に必要なパルス数Nがら上記駆動に必要とし
たパルス数N1を減算してこれを新たにN1とし、再び
#59でfjIJ14図図示の「レンズ駆動」のサブル
ーチンに進む、そして、井59で「レンズ駆動」のサブ
ルーチンを終えると、#6でマイコン(1)は測光スイ
ッチ(S、)が「ON」されているか否かを判定し、「
ON」されていないときには#61でフィルムの1駒巻
上げを開始させる信号をモータ制御回路(4)に出力し
、#62で巻上げが完了するのを待つ、そして、1駒巻
上の終了を示すスイッチ(N3)が「ON」になると、
#63で巻上用モータの停止を指示する信号をモータボ
11111回路(4)に出力し、#64でスイッチ(S
、)(Sl)による割込を許可して、#6以下のrS、
0FFJのルーチンに進む。
ここで、上述の実施例においては、エンドレスタイプの
ラチェット駆動を用いて、レンズの所定位置への駆動及
び復帰を行なっている。しかし、次に示す別の実施例は
、第5図図示のレンズ駆動機構を用いるものである。す
なわち、この機構は、ラチェット駆動を用いてレンズを
所定位置に駆動するのは先の実施例と同じであるが、レ
ンズを復帰させる場合には、送り爪レバー(31)によ
って逆転防止用の係止レバー(33)を押圧してそれに
よる係止をはずし、レンズをぽね(32)の力で復帰さ
せようとするものである。この係止レバー(33)の係
止をはずすときには、通常の駆動力よりさらに大きな駆
動力を必要とするために、通常の駆動電圧Vaよりら大
すな電圧Va+Vbをバイモルフ駆動素子(Bi2)に
加えるように構成される。
これを実行する為のレンズ駆動回路の構成を第16図に
示す。第16図図示の構成では、第9図の構成と比べて
、コンデンサ(C7)及びトランジスタ(T rs。)
(T r3+)(T r*2)が追加されており、マイ
コン(1)にも出力端子(OP 2.)(OP 2.)
が追加されている。このレンズ駆動回路の動作を第17
図及び第18図に示したマイコン(1)の70−チャー
トの変更部分を参考にして説明する。変更部分は、Pt
512図の#56〜#59と、第14図図示の「レンズ
駆動」のサブルーチンとである。まず、第12図のステ
ップ#56〜#5つは、第17図図示のように変更され
る。まず、#56゛ではレンズを所定位置まで駆動する
為に「レンズ駆動」のサブルーチンに進み、#57’で
「AE」のサブルーチンを実行して露出制御を行い、#
58’で露出終了を示す7ラグ(AEEF)をセットし
て、レンズのリセットの為に#59゛で再び「レンズ駆
動」のサブルーチンに進む。その池の動作はPfSi2
図の70−チャートと同じである。
一方、第18図図示の「レンズ駆動」のサブルーチンで
は、まず#300で露出終了を示すフラグ(AEEF)
がセットされているかを判定し、セットされていなけれ
ぼ#301でマイコン(1)の出力端子(op2゜)を
rHJレベルにしてトランジスタ(Tr=。)(Tr2
1)を「ON」にし、更に#302で出力端子(OP1
2)をrHJレベルにして、#303で出力端子(OP
1コ)からN1の数のパルスを発生し1#304、#3
05で出力端子(OP 、□)(OP 2.)をそれぞ
れrLJレベルにして駆動を終えてリターンする。#3
00で7ラグ(ACCF’)がセットされているときに
は、#306で出力端子(OP2.)を[1(Jレベル
にしてトランジスタ(’r r−z)を「ON」にし、
バイモルフ駆動素子(B ;z)の固定端への印加電圧
をO■とする。次に#307で出力端子(OP、、)を
「HJレベルにして、バイモルフ駆動素子(B iz)
の他端にVa+Vbの電圧を加えて、その変位ユを太き
(する、@30Bではこの変位量だけバイモルフ駆動素
子(B i2)が駆動される時間を待ち、#309で出
力端子(OP、、)をrLJレベルにしてバイモルフ駆
動素子(Bi2)への電圧印加を停止する。そして、#
310で出力端子(OP、2)を「r−I Jレベルに
してバイモルフ駆動素子(I3 i2)を短絡させて、
バイモルフ駆動素子(B iz)の変位をもとにもどし
、#311でこの変位に必要な時間を待ってから#31
2で出力端子(OP21)をrLJレベルにしてトラン
ジスタ(Tra2)を「OFF」にtZ。更に、#31
3テ出力端子(OP 、0)ヲrl(Jレベルにしてバ
イモルフ駆動素子(B iz)に逆電圧をかけ、さらに
逆方向にバイモルフ駆動素子(B i2)を駆動してそ
の変位量をrOJになるべく近づけてリターンする。
更に、先の実施例では測光スイッチ(S、)が「ON」
の時にバイモルフ駆動用コンデンサの外圧を行うととも
に、この昇圧に要する時間を計測して電池の消耗度の判
定を行なっている。しかし、次に示す別の実施例では、
レリーズスイッチ(N2)がrONJの時にバイモルフ
駆動用コンデンサの外圧を行なうように構成されている
ここで、レリーズスイッチ(N2)の「ON」によるシ
ャツタレリーズの直後では電池の電圧が安定しないので
、レリーズスイッチ(N2)の「ON」に連動して電池
の消耗度を判定するのは好ましくない、そこで、電池の
電圧を検出するために、本実施例では別の電圧検出回路
(38)を設ける。これを加えた回路のブロック図を第
19図に示し、このフローチャートを第20図に示す、
第20図の70−チャートは、f512図のそれと比べ
て2カ所変更されている。1カ所は、#21の後に#2
1a、#21bを追加し、#21aで電圧検出回路(3
8)からの信号を入力することにより電池の電圧を検出
し、電圧の低下を示すときには#21b″C″電圧低下
の警告を行なう点である。従って、第12図の#22〜
#30は削除されている。
残りの1カ所は、シャツタレリーズ後の#55の後に、
#55aとしてバイモルフ駆動用コンデンサを昇圧する
ための「バイモルフ昇圧」のサブルーチンをいれている
ことである。このサブルーチンの詳細を第21図に示す
第21図の「バイモルフ昇圧」のサブルーチンにおいて
は、まず#400でマイコン(1)の出力端子(OPz
1)を「ト■」レベルにして切換回路(6)(7)を「
ON」にしてバイモルフ駆動用コンデンサ(C2)(C
,)(C5)の昇圧を開始させ、次に#401で出力端
子(OP2)を「トI」レベルにして外圧回路(5)の
外圧動作を開始させる。そして、#402で充電完了信
号が電圧検出回路(BCI)から送られて(るのを待ち
、三の充電完了信号が入力されれば、#403でマイコ
ン(1)は出力端子(OP、)をrLJレベルにして昇
圧回路(5)の外圧動作を停止させ、#404で出力端
子(OPz)をrLJレベルにして切換回路(6)(7
’)をrOFFJにしてバイモルフ駆動用コンデンサ(
c 2)(C、)(C9)の外圧を停止させてリターン
する。
次に、第8図図示の露出制御回路(9)の別の実施例を
第22図に示す。第9図の実施例では露出制御用バイモ
ルフ駆動素子(Bi、)を変位量「0」から変位させて
使用している。このために、バイモルフ駆動素子(B;
+)に逆電圧をかけて、ヒステリシスによって変位ff
i「0」位置(初期位置)までもどらない分を補正して
いる。そこで、第22図図示の実施例は、初期位置を、
バイモルフ駆動素子(Bil)に200Vをかけた後に
これを短絡したときに残るヒステリシスによる変位fi
(rjSV図(a)図示のa点)よりもわずかに大きい
位置とし、そこからの変位を使用してシャッタを駆動し
ようとするものである。このためシャツタレリーズの前
に−定電圧をバイモルフ駆動素子(Bi、)に加えて予
め特定の位置に変位させるようにしたもので、これによ
り印加電圧の変化によるヒステリシスの変位量の変化の
影響をなくそうとするものである。これを実現するため
の回路図を第22図に示すとともに、この70−チヤー
Yを第23図、第24図及び第25図にそれぞれ示し、
このフローチャートを参照しながら第22図に示した回
路の動作を説明する。
第22図の回路図において、第8図図示の先の実施例の
回路図と異なる点について説明する。まず、本実施例の
露出制御回路においては、バイモルフ駆動素子(Bi、
)に並列にトランジスタ(T r、。)が接続されてお
り、Pr5a図図示のトランジスタ(T r17)(T
 rlm)(T r6.)は削除されている。更に、本
実施例においては、バイモルフ駆動用コンデンサ(C,
、)の充電電圧を検出する電圧検出回路(BCl)と、
この充電検出回路(BC3)への給電を1lilj @
するトランジスタ(Tr、、)とが新たに設けられてい
る。そして、この電圧検出回路(BC3)はコンデンサ
(C2)の充電が完了すると充電完了信号をマイコン(
1)の入力端子(IP、、)に送る。また、トランジス
タ(T r、。)(Tr、、)は、それぞれマイコン(
1)の出力端子(OP 7)(OP s)によって制御
される。そして、第8図図示のトランジスタ(Tr、、
)の制御のためのマイコン(1)の出力端子(OP 9
)は省略されている。
まず、123図の70−チャートを第12図の70−チ
ャートと比べると、#30の後に#30aとしてバイモ
ルフ駆動素子(B i、)(Bi2)をリセットするた
めの「バイモルフリセット」のサブルーチンを設けたこ
とが異なるだけである。このサブルーチンを第24図に
示す。まず、第24図図示の「バイモルフリセット」の
サブルーチンにおいては、#500でマイコン(1)は
出力端子(op、)を「ト■」レベルにすることにより
トランジスタ(Tr、、)を「ON」にして、電圧検出
回路(BC3>に給電を行なって電圧を検出させる。こ
の検出電圧は、バイモルフ駆動素子(B i、)を上述
した初期位置に動かすのに必要な電圧である。そして、
$501t’出力端子(oP、)を「I]」レベルにし
てトランジスタ(Trl+)(Tr、2)を「ONJに
して、これらのトランジスタを介してバイモルフ駆動素
子(B il)に電圧を印加して、バイモルフ駆動素子
(B i、)を駆動させる。そして、#502では電圧
検出回路(BC,)からの充電完了信号が入力端子Hp
、、)に入力されるのを待ち、この信号が入力されると
、#503、#504で出力端子(OP 、)(OP、
)を順にrLJレベルにして、バイモルフ駆動索?−(
Bi、)への電圧印加を停止させるとともに、電圧検出
回路(13C3)を「○FFJにしてリターンする。
更に本実施例においては、第12図の#57に相当する
第23図の#57に示された「AEJ切サ切用ブルーチ
ン容が変更される。本実施例におけるl” A El:
 Jのサブルーチンを第25図に示す。第25図図示の
l”AEJのサブルーチンは第15図図示のサブルーチ
ンとほぼ同じであり、異なる点は、まず、バイモルフ駆
動素子(B i、)に逆電圧を印加しないので、これに
伴なって#200及び#218〜#220が削除されて
いることである。更に、本実施例においてはバイモルフ
駆動素子(B i、)を初期位置にセットする為に、バ
イモルフ駆動素子(B i、)の初期位置への復帰を検
出するスイッチ(S、)を必要とせず、これをモニタす
ることらない点である。尚、この変更に伴ない、#22
1でマイコン(1)の出力端子(op、)をrLJにリ
セットすることも削除されている。
ここで、第4図(a)(b)に示したエンドレスタイプ
のラチェットを用いたレンズ駆動機h1及びこの制御に
おいては、レンズを初期位置に復帰させるために、1回
のレンズの往復に必要とされるラチェットの送り数に対
応するパルス数Nから、焦点調節に必要とされて駆動さ
れた送り数に対応するパルス数N1を引いた分だけ、バ
イモル7シ動素子(B iz)を駆’jhさせて、ラチ
ェットを送ることにより行なっている。しかし、第6図
図示の変形例を用いれば、レンズが初JU1位置に復帰
させられたことを検出する為のスイッチ(34)が設け
られているので、このスイッチ(34)が「ON」され
たときにバイモルフ駆動素子(n ;z)の駆動を停止
させて、レンズの移動を停止させるように制御すれば良
−1゜f52G図及び第27図は、これを制御するのに
必要な70−チャートの変形例を示す、まず、第26図
は第12図図示の70−チャートの変更点のみを示し、
Pt512図図示の実施例と比べて#58を削除して、
この代わりに露出完了を示すフラグ(AEEF)をセッ
トするステップ井58aを追加した点が異なるだけであ
る。更に、f527図は、PA18図図示の「レンズ駆
動」のサブルーチンの変更点を示している。
このPt527図図示の「レンズ駆動」のサブルーチン
を説明すると、まず、#300では118図図示の70
−と同様に、露出完了の7ラグ(A E EF)がセッ
トされているか否かを判別する。そして、このフラグ(
AEEF)がセットされていない場合は、#302、#
303、#304とすすみ、この動作は第18図図示の
先の実施例と同じであるので説明を省略する。#300
で露出完了フラグ(AEEF)がセットされているとき
は、#314で出力端子(OP12)を「11」レベル
にし、更に#315で出力端子(OP 、3)より1パ
ルスを発生して、ラチェットを116分だけ送る。そし
て、#316でレンズの初期位置への復帰を示すスイッ
チ(34)がrONJしたか否かを判定し、このスイッ
チ(34)がrONJLでいない場合は、#314にも
どってこの#314〜#316の動作を繰り返し、スイ
ッチ(34)が「ONJになった場合には、出力端子(
OP、□)をrLJレベルにしてリターンする。このと
き、fjSi図に示すマイコン(1)にこのX イア 
+(34)ノro NJrOF F J全検出スル入力
端子を設ける必要がある。
ここで、第22図乃至fjS25図に示した露出制御回
路の別の実施例では、バイモルフ駆動素子(Bi、)の
初期位置を一定にする為に、それに所定の電圧を印加し
ている。しかし、次に示す変形例では、バイモルフ駆動
素子(Bil)の初期位置を一定にする方法として、ま
ず最初に一定電圧を印加して、fi7図(a)に示すr
OJから一定量だけバイモルフ駆動素子(Bib)を−
旦変位させ、その後に短絡することにより、上記印加電
圧時に対するヒステリシスの位置にもどすことによって
、常に初期位置を一定にしている。
従って、上記印加電圧は、使用する最大電圧時に有する
ヒステリシスの位r!1(PtS7図(a)ではa点)
に駆動するのに必要な電圧(第7図(、)では0点)以
上が必要である。もちろんこの電圧は、使用するバイモ
ルフ¥!A勤素子のf!lI類及び使用する最大電圧に
より異なる。
この方法を実施するのに必要な露出制御回路は、第22
図と同じであり、マイコン(1)の動作を示す70−チ
ャートも第23図及び第25図は同じである。異なるの
は、第24図の「バイモルフリセット」のサブルーチン
であり、これを128図に示す。
第28図の70−チャートにおいては、まず#500に
おいてマイコン(1)は出力端子(○pg)を[HJレ
ベルにして電圧検出回路(BC3)をl”ONJにし、
#501で出力端子(op、)を[HJレベルにしてコ
ンデンサ(C0)の充電を開始する。そして、#502
では電圧検出回路(DC,)によってこのコンデンサ(
C1)の充電完了が検出されるのを待ち、コンデンサ(
C1)の充電電圧が所定の電圧になれば、#503、#
504で出力端子(OP4)(OP、)を+れfれ「0
FFJにして、#505で所定の変位量だけバイモルフ
駆動素子(B;l)が変位するのを待つ。そして、#5
06では出力端子(o p 、)を「トI」レベルにし
てバイモルフ駆動素子([3i1)を短絡し、#507
で所定のヒステリシスの位置にもどるまでの時間を待っ
てから、#508で出力端子(op、)をrLJレベル
にしてリターンする。このときの充電電圧は、上述した
ような電圧であれば良い。尚、使用最大電圧をバイモル
フ駆動素子(Bi、)に印加する場合は、第22図に示
した電圧検出回路(BC,)及びトランノスタ(T+・
、)を削除し、フローチャートでも第27図の#500
.$504を削除すれば良い。
尚、このときシャッタは、第4図(、)に示す如く、レ
ンズ駆動機構にに設けられたカムリング(29)の突出
g(2’)c)により、開かないように係止されている
(以下余白) 又週!す(」 以上詳述したように、本発明にかかるレンズ駆動装置は
、断続的に作動させられて振動を発生するバイモルフ駆
動素子と、バイモルフ駆動素子の振動によって一方向に
回転させられ、カム部を有する従動カム部材と、光軸方
向に移動可能なように支持されるとともに従動カム部材
のカム部に係合する係合部を有してレンズを一体的に保
持するレンズ保持部材とを備え、従動カム部材のカム部
は、一方向の回転によりレンズ保持部材をその初期位置
と最大駆動位置との間を往復駆動するように形成されて
いることを特徴とするものであり、このように構成する
ことによって、バイモルフ駆動素子自体の変形量もしく
は変形力を利用してレンズを光軸方向に移動させるので
はなく、バイモルフ駆動素子を断続的に駆動させて振動
を発生させ、その振動を利用してレンズを光軸方向に移
動させるのでこの振動を繰り返すことによって移動質量
や移動距離の大きいレンズでも目標とする合焦位置に移
動させることができるとともに、従動カム部材の一方向
の回転によってレンズを初期位置と最大駆動位置との間
を往復駆動させて初期位置に復帰させることができるの
でレンズをその初期位置に復帰させろための特別な機構
を設ける必要もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の電気回路を召すブロック図、
第2図はその露出制御機構を示す正面図、第3図(、)
はその要部を示す拡大側面図、第3図(11)はその上
面図、第4図(、)はそのレンズ駆動機構を示す正面図
、14図(1))はその側面図、第5図はレンズ駆動機
構の別の実施例を示す正面図、Pt56図はレンズ駆動
機構の更に別の実施例を示す正面図、第7図(、)はバ
イモルフ駆動素子の特性を示すグラフ、第7図(I])
はバイモルフ駆動素子の構成を示す拡大図、第8図は第
1図図示の実施例の露出制御回路及び切換回路のぐ3成
を示す回路図、第9図はそのレンズ駆動回路の構成を示
す回路図、110図はその7ラノンユ回路の61成を示
す回路図、第11図は本実施例の露出プログラムを示す
プログラム線図、第12図は本実施例のマイフンの動作
を示す70−チャート、第13図(a)(b)(e)は
それぞれの露出プログラムが選択されたときの動作を表
すサブルーチンの70−チャート、tjSl 41はそ
の「レンズ駆動」のサブルーチンを示すフローチャート
、115図はその「AEJのサブルーチンを示すフロー
チャート、[16図はレンズ駆動回路の別の実施例を示
す回路図、第17図はその実施例における第12図の7
0−チャートとの変更点を示すフローチャート、第18
図はその「レンズ駆動」のサブルーチンを示す70−チ
ャート、Pt519図は更に別の実施例の電気回路全体
を示すブロック図、120図はそのマイフンの動作を示
す7d−チャート、第21図はその「バイモルフ昇圧」
のサブルーチンを示す70−チャート、122図は露出
制御回路の別の実施例を示す回路図、f523図は第2
2図の露出制御回路を用いるためのマイコンの動作を示
すフローチャート、fjS24図はその[バイモルフリ
セット」のサブルーチンを示す70−チャート、第25
図はその「AE」のサブルーチンを示す70−チャート
、第26図は第6図のレンズ駆動8!横を用いる別の実
施例のマイコンの70−チャートにおいて第12図から
の変更点を示すフローチャート、第27図はその「レン
ズ駆動」のサブルーチンを示すフローチャート、第28
図は更に別の実施例の「バイモルフリセット」のサブル
ーチンを示すフローチャートである。 (B;2):バイモル7駆動素子、 (29):従動カム部材、(29a):カム部、(25
):レンズ保持部材、 (25a)(25b)(25c):係合部、以上 出願人 ミノルタカメラ株式会社 第2 図 (久ジ 第4図 0.ン                      
        (z5ジ 第5図    第6図 第7図   − (bン [==≠ 、4 第7図 に 第1/図 体、物、懲   物 云J       T第73図 (cI−)(b) (C) 第77図 第11図 第2A−図 ℃コ宜1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 断続的に作動させられて振動を発生するバイモルフ駆動
    素子と、 バイモルフ駆動素子の振動によって一方向に回転させら
    れ、カム部を有する従動カム部材と、光軸方向に移動可
    能なように支持されるとともに、従動カム部材のカム部
    に係合する係合部を有してレンズを一体的に保持するレ
    ンズ保持部材とを備え、 従動カム部材のカム部は、一方向の回転によりレンズ保
    持部材をその初期位置と最大駆動位置との間を往復駆動
    するように形成されていることを特徴とするバイモルフ
    駆動素子を用いたレンズ駆動装置。
JP11637387A 1987-05-12 1987-05-12 バイモルフ駆動素子を用したレンズ駆動装置 Pending JPS6323113A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5062519A (en) * 1989-05-31 1991-11-05 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Escalator system with convertible step unit

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