JPS63230291A - レ−ザ加工機におけるレ−ザ光の光軸ずれ補正装置 - Google Patents

レ−ザ加工機におけるレ−ザ光の光軸ずれ補正装置

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JPS63230291A
JPS63230291A JP62064931A JP6493187A JPS63230291A JP S63230291 A JPS63230291 A JP S63230291A JP 62064931 A JP62064931 A JP 62064931A JP 6493187 A JP6493187 A JP 6493187A JP S63230291 A JPS63230291 A JP S63230291A
Authority
JP
Japan
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nozzle
laser beam
deviation
laser
optical axis
Prior art date
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Pending
Application number
JP62064931A
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English (en)
Inventor
Jun Ebihara
蛯原 潤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、CO2レーザ、YAGレーザ等を用いたレー
ザ加工機において加工ヘッドの中心軸線に対するレーザ
光の光軸ずれを補正する装置に関する。
〔従来の技術〕
レーザ加工機においては、加工ヘッド内に配設された集
光レンズによってレーザ光が集光され、この集光された
レーザ光がアシストガスとともに上記加工ヘッドのノズ
ルから被加工物に向けて投射される。
ところでレーザ加工時にはいわゆるスパッタが上記ノズ
ルを介して加工ヘッド内に入り込むことがある。その場
合集光レンズの清掃や交換あるいは加工ヘッド内部の清
掃が行われるが、その際ノズルの中心軸線に対してレー
ザ光の光軸がずれることが多い。
上記レーザ光軸のずれに起因してレーザ光がわずかでも
ノズルの噴射口内面に入射した場合、該レーザ光がノズ
ル内面で反射されて加工効率が低下することになる。ま
たレーザ光によってノズルが損傷するという不都合も生
じる。それ故、レーザの光軸と上記ノズルの軸線は高い
精度で合致させる必要がある。そこで、従来上記清掃等
の後にノズルの噴射口にセロハンテープ等を貼り、これ
にレーザ光を照射することによってできる穴の位置に基
づいて上記軸線に対する光軸のずれを検出する方法が実
施されている。そして、ずれが検出された場合には、レ
ンズの配設姿勢を調整する等の処置を施すようにしてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに手作業による上記従来の軸合わせ方法は、時間
を要するばかりでなく精度の高い軸合わせ結果か得られ
ないという問題がある。
さらに、レーザ加工中における光軸ずれには全く対処で
きないという欠点がある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明は、
上記ノズルの中心軸線に対して対称状に設けられ、各々
上記ノズルを通過する上記レーザ光のエネルギーを検出
する2組以上の一対のレーザ光エネルギー検出手段と、
上記対をなす各レーザ光エネルギー検出手段の出力差に
基づき、上記ノズルの中心軸線と上記レーザ光の光軸が
一致する方向に該ノズルを移動させるノズル移動手段と
を備えた構成をもつ。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
第1図は、本発明に係るレーザ光の光軸ずれ補正装置の
一実施例を示している。
同図において、レーザ発振器1から投射されたレーザ光
2は、反射鏡3を介して加工ヘッド4内に入射する。加
工ヘッド4は上下に分割されており、ヘッド上部4aに
は、レーザ光2を集光するレンズ5およびアシストガス
の供給口6が設けられ、ヘッド下部4bにはノズル7が
形成されている。
上記ヘッド下部4bは、同図における左右方向(X軸方
向)および紙面に垂直な方向(Y軸方向)に移動できる
ようにヘッド上部4aに密着支持されている。
X軸サーボモータ8およびY軸サーボモータ9は、それ
ぞれ上記ヘッド下部4bをX軸およびY構としてはボー
ルスクリュー等が使用されるが、いずれも公知手段で容
易に構成できるので、ここではその説明を省略する。
第2図(a)は、上記ノズル7の拡大断面図を、また同
図(b)は同図(a)のA−A断面図をそれぞれ示す。
同図に示すように、ノズル7の上部内周面には、熱雷対
11.12.13および14がノズル7の中心軸線7a
を中心とする円周上に配設されている。そしてこれらの
うち、熱電対11.13はノズル7の中心軸線7aを挾
む対称な位置に設けられており、熱電対12.14も同
様である。
レンズ5を通過したレーザ光2は、被加工物15の上面
で集光され、また上記アシストガスは加工点に吹きつけ
られる。これにより被加工物15に対して切断等の加工
が施されるが、このとき加工の精度、効率を最適ならし
めるためには、レーザ光2の光軸2aとノズルqの中心
軸線7aとの一致が要求される。なぜなら、第2図(b
)に鎖線で示す如く光軸2aがノズル7の中心軸線7a
からずれた場合、ノズル7内でレーザ光が反射されるの
で、加工の精度、効率が著しく低下し、かつノズル7が
レーザ光で損傷するからである。
上記実施例は、以下に述べるようにレーザ光2の光軸2
aをノズル7の軸線7aに一致させるように作用する。
上記熱電対11.12.13および14は、上記ノズル
7を通過するレーザ光2のa!度を検出するものであり
、第3図(a)、(b)、(c)および(d)にはこれ
らの熱雷対11.12.13および14で検出される温
度T I = T2 * T2およびT4が示されてい
る。レーザ光2の光軸2aがノズル7の中心軸線7aと
一致している場合には、上記各熱電対で検出される温度
は同一の値T0会を示す、そして時点toで第2図(b
)に鎖線で示したような光軸ずれが発生した場合には、
第3図(a)、(b)に示すように熱電対11゜12で
検出される温度T、、T、が正常値T0よりも低くなり
、かつ同図(c)、(d)に示すように熱電対13.1
4で検出される温度T3゜T4がT、よりも高くなる。
コントローラ16では、熱電対11〜14の出力に基づ
いて14図に示す処理が実行される。
すなわち、まずX軸方向の熱電対11,13て検出され
る温度T1.T3が入力され、これらの偏差T x −
T 1− T 2が演算される(ステップ10出力され
る(ステップ103)。これにより、上記偏差Txが零
になるようにノズル7がX軸方向に移動される。
つぎに、上記偏差Txの絶対値ITxlが、予設定値T
r以下であるか否かが判断される(ステップ104)。
この予設定@Trは、偏差Txが許容できる値内に入っ
たか否かを判断するためのしきい値である。
ステップ104の判断結果がNoである間は、ステップ
101〜104の処理が繰り返し実行され、その判断結
果がYESとなった場合にはY軸方向の熱電対12.1
4の各検出温度T2.T。
が入力される(ステップ105)。そしてこれらの温度
の偏差TYw7t−T4が演算されるとともに(ステッ
プ106)、偏差Tyに対応したY軸Mサーボモータ駆
動信号がモータ9に対して出力される(ステップ107
)。これにより上記偏差TT が零になるようにノズル
7がY軸方向に定値T「以下であるか否かが判断され(
ステップ108)、その判断結果がYESになると手順
がステップ101に移行される。
このように、上記実施例によれば、レーザ光2の光軸線
2aがノズル7の中心軸線7aからずれていた場合には
、それらが一致するようにノズル7が自動的に移動され
てこのずれが補正される。
なお、第2図(b)に示す熱電対11〜14は同一円周
上に位置されているが、例えば熱電対11.13を上記
円周の内方に位置させてもよい。
ただしこの場合にも、熱電対11.13の位置対称性は
保持させる必要がある。
また位置対称性が保持されれば、例えば熱電対11.1
3の配置高さを他の熱電対12.14の配置高さと異な
らせることも可能である。
さらに、上記実施例では対向する1対の熱電対を2組設
けているが、この数をさらに増やすことによってより精
度の高い制御を行なうことが可能である。
さらにまた、上記実施例では、レーザ光2のエネルギー
を検出する手段として熱電対を使用しているがこれに代
えてサーモパイル、サーミスタボロメータ等を使用する
ことも当然可能である。
〔発明の効果〕
上記した実施例の説明からも明らかなように、本発明に
よれば、レーザ光のエネルギーが定量的に検出され、こ
れに基づいてノズルの中心軸線とレーザ光の光軸線のず
れが自動的にかつ精度よく補正される。したがって、前
記した従来の軸合わせ方法の問題点を解消して、作業能
率の向上と加工精度、加工効率の向上を計ることができ
る。また加工中における光軸ずれにも対処できるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光軸ずれ補正装置の一実施例を示
すブロック図、第2図は第1図に示すノズルの拡大断面
図、第3図は熱雷対で検出される温度の変化を例示した
グラフ、第4図はコントロ−ラの処理手順を示すフロー
チャートである。 4・・・加工ヘッド、4a・・・ヘッド上部、4b・・
・ヘッド下部、7・・・ノズル、8,9・・・サーボモ
ータ、11〜14・・・熱電対、16・・・コントロー
ラ。 第1図 (a) (b) 第2図 tofIφM 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加工ヘッド内に配設されたレンズによってレーザ
    光を集光し、集光されたレーザ光をアシストガスととも
    に上記加工ヘッドのノズルから投射させて被加工物の加
    工を行なうレーザ加工機に適用され、 上記ノズルの中心軸線に対して対称状に設けられ、各々
    上記ノズルを通過する上記レーザ光のエネルギーを検出
    する2組以上の一対のレーザ光エネルギー検出手段と、 上記対をなす各レーザ光エネルギー検出手段の出力差に
    基づき、上記ノズルの中心軸線と上記レーザ光の光軸が
    一致する方向に該ノズルを移動させるノズル移動手段 とを備えることを特徴とするレーザ加工機におけるレー
    ザ光の光軸ずれ補正装置。
  2. (2)上記レーザ光エネルギー検出手段は、温度センサ
    である特許請求の範囲第(1)項記載のレーザ加工機に
    おけるレーザ光の光軸ずれ補正装置。
  3. (3)上記温度センサは、熱電対である特許請求の範囲
    第(2)項記載のレーザ加工機におけるレーザ光の光軸
    ずれ補正装置。
JP62064931A 1987-03-19 1987-03-19 レ−ザ加工機におけるレ−ザ光の光軸ずれ補正装置 Pending JPS63230291A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05309487A (ja) * 1992-05-11 1993-11-22 Mitsubishi Electric Corp レーザビーム光軸位置検出装置およびそれを備えたレーザビーム伝送装置
JP2015182104A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 ファナック株式会社 レーザ光の伝播監視機能を備えたレーザ加工機
CN106312307A (zh) * 2015-07-07 2017-01-11 王爱华 一种激光切割喷嘴

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JP2015182104A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 ファナック株式会社 レーザ光の伝播監視機能を備えたレーザ加工機
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