JPS6323021B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6323021B2
JPS6323021B2 JP55060808A JP6080880A JPS6323021B2 JP S6323021 B2 JPS6323021 B2 JP S6323021B2 JP 55060808 A JP55060808 A JP 55060808A JP 6080880 A JP6080880 A JP 6080880A JP S6323021 B2 JPS6323021 B2 JP S6323021B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
control
reaction lever
housing
bar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55060808A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5621951A (en
Inventor
Riideru Peetaa
Haintsu Haaru Ruukasu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Continental Teves AG and Co OHG
Original Assignee
Alfred Teves GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alfred Teves GmbH filed Critical Alfred Teves GmbH
Publication of JPS5621951A publication Critical patent/JPS5621951A/ja
Publication of JPS6323021B2 publication Critical patent/JPS6323021B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/24Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being gaseous
    • B60T13/46Vacuum systems
    • B60T13/52Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units
    • B60T13/573Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units characterised by reaction devices
    • B60T13/577Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units characterised by reaction devices using levers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車用ブレーキ系統に用いる機械制
御式ブースタに関する。
ドイツ特許P2837911にて、自動車の制動力を
昇圧するのに役立ち、かつ、モータによつて発生
させられる真空と大気圧との間の圧力差によつて
作動がなされるブースタが知られている。この形
式のブレーキブースタの重要な点は、特に、同じ
効率でありながら、大幅に重量の軽減が計れると
いうことである。即ち、圧力ハウジングの前面と
後面とに両端を連結するように中央に設けられた
チユーブを使用することにより圧力ハウジングの
壁を薄くすることができ、全体の重量の軽減を可
能にしている。このチユーブはブースタを介し、
圧力ハウジングの壁に作用する圧力の一部を受け
るようになつている。しかし、この重量軽減を達
成するには、構造上次のような制限を受けなけれ
ばならない。即ち、移動可能な壁部分で発生した
ブースト力を、チユーブの内部部分に設けられて
いる押圧バーに伝達するために、余計な密封手段
が必要となり、かつ、余計な手段をそなえなけれ
ばならない。ドイツ特許P2837911.5号に開示され
たブレーキブースタにおいては、ねじで緊着する
ことができる交差素子が、移動可能な壁部分に設
けられており、この交差素子が、チユーブに形成
されたスロツトを通つて突き出ており、かつ制御
ハウジング内の間隙部分と係合している。ブース
ト力は、制御ハウジング内に設けられている反作
用装置を介して、制御ハウジングから押圧バーに
伝達される。この種の設計は、相対的に高価につ
くものであり、かつ、チユーブの直径を大きくす
る必要がある。
米国特許明細書第3102453号によつて、次の如
きブレーキブースタが開示されている。即ち、こ
のブレーキブースタでは、ブレーキペダルに連結
されている制御バーに、反作用力を伝達するため
に、反作用レバーが設けてあり、このレバーは、
その外側端末でもつて移動可能な壁部分に対し当
接し、また、その内側端末でもつて、制御ピスト
ンに対し当接し、さらにまた、その中間面部でも
つて押圧バーに対し当接をしている。この既知の
ブレーキブースタでは、圧力ハウジングの前面と
後面とにチユーブの両端を連結するということは
解決されていない。
本発明の目的は、前述の如きブレーキブースタ
について、その設計を簡単化し、その作動を改善
することである。
本発明では、中間部を中心として揺動可能に支
持されている反作用レバーを有し、このレバーは
ブレーキ力の解放の方向においては、半径方向に
内方の端末(内端)でもつて、制御バーに対して
当接可能であり、かつ、半径方向に外方の端末
(外端)でもつて、移動可能な壁部分に対して保
持され、また、ブレーキ力を得る方向において
は、中間部でもつて、押圧バーに対して当接して
いる。このレバーによつて、反作用装置と連結素
子とが構成され、その結果、ブースタの設計が大
幅に簡単化できる。さらに、ブースト力は、反作
用レバーを介して、直接に圧力バーに伝達され
る。この長所は、制御ハウジングは、動作時に力
がかからず、かくして、強度の点で軽い要求条件
を満足する軽量材料で製作することができるとい
う点である。例えば、制御ハウジングが、熱可塑
性プラスチツクで製作できることは、その例であ
る。
本発明の実施例は、反作用レバーの外端が、移
動可能な壁部分の端末に当接しており、前記端末
は、圧力バーに対面しており、かつ低圧ハウジン
グ内に突出されている。このような構成にするこ
とにより、このブースタの設計と、組み立てが、
まず第一に簡単化される。反作用レバーの位置を
半径方向に安定させるために、反作用レバーは、
半径方向内方に向つて延出され、制御バーのプラ
グに対し当接でき、また、半径方向外側に向つて
移動可能な壁部分に向つて固着されている保持リ
ングに対し当接できる。
また、圧力バーもしくは制御ハウジングにスロ
ツトを形成し、このスロツトルに反作用レバーの
内方端末を係合させて、圧力バーおよび制御ハウ
ジングの回転を防止するようにしても良い。
本発明のブースタにおいては、反作用レバーの
内端が、制御ハウジングの方向に曲げられ得る。
即ち、内端を一度制御ハウジングの方に直角に曲
げ、再び内方に向うように直角に曲げておくこと
ができる。これによつて、制御ハウジングの全長
を短くすることができ、かくしてマスターブレー
キシリンダの端末を取り付けるための空間をブー
スタの圧力ハウジング内に余分に形成できる。ま
た、反作用レバーは、その内端が、制御ハウジン
グに向うように折曲され、さらに、外端と平行に
なるように折曲され得る。即ちステツプ状に2度
折曲され得る。このようにすることによりブース
タの全長をより短くすることができマスターブレ
ーキシリンダを取り付けるために必要な空間をよ
り大きくなるように設計することができる。
移動可能な壁部分の案内は、チユーブの外側ジ
ヤケツト表面でなされている。
移動可能な壁部分とは関係なく、制御ハウジン
グは、ピストンの如く、チユーブのボア内で、滑
動可能に案内され、かつ、シールを用いて、チユ
ーブに対し密封されている。
本発明では、圧力バーが、制御ハウジングに固
定して連結され得るため、ブースタをさらに簡単
化することが、実現できる。このように圧力バー
を制御ハウジングと反作用レバーを介して一体化
し、このレバーがチユーブ内で案内されるので、
圧力バーの制御ハウジング方向の移動は反作用レ
バーに干渉され、圧力バーの力が急激には制御ハ
ウジングに作用しないので圧力バーは座屈を起こ
しにくくなる。圧力バーは、制御ハウジングによ
り案内されるように構成しても良く、この場合余
分の案内手段を設ける必要が全くなくなる。実施
例では反作用レバーに対面している、圧力バーの
端末には、わん曲板が形成され、このわん曲板に
形成された開口端末で制御ハウジングに対面させ
ているが、前記わん曲板には、外側に半径方向に
折曲して出ている舌状部分が形成され、その舌状
部分が、反作用レバーと接触する表面を形成して
いる。ブースト力を受ける圧力バーの端末は、こ
の方法で、板形状の部分として、簡単に製作する
ことができ、また同時に、反作用レバーのための
案内を形成している。
押圧バーを制御ハウジングに固定して連結する
ことは、わん曲板の縁部が、制御ハウジングの筒
状の肩部分に、スリーブによつて連結されている
ことから実現される。また、圧力バーおよび制御
ハウジングは、一体形で製作できるし、また、反
作用バーを受け入れるための交差スロツトを設け
ることができる。例えば、制御ハウジングおよび
押圧バーは、アルミニウムを使つて、一体形に鋳
込んで製作できる。
本発明の実施例によるブースタにおいて、反作
用装置の応答を遅らせ、また、それによつて、本
発明をさらに発展させたものにおいて、いわゆる
「ジヤンピングスタート」を達成するために、制
御バーを囲んでいる圧力スプリングが、制御ハウ
ジングの前面側面と、反作用レバーの半径方向に
内方の端末との間に挿入されており、しかも、前
記圧力スプリングは、反作用レバーを押圧バーに
押しつけている。また、移動可能な壁部分によつ
て支持されているスプリングが、移動可能な壁部
分で、外側の支持スポツトを越えて延長させられ
ている、反作用レバーのその端末を、開放の方向
において、移動可能な壁部分に接触する表面に、
押しつけていることから、反作用レバーの応答
を、都合よく遅らせることができる。
スプリングのこのような配置は、制御ハウジン
グおよび押圧バーが一体形で製作されている時、
当を得たものとなる。
移動可能な壁部分は、圧力ハウジングに固着さ
れている巻きダイヤフラムを支持するプレートで
形成されることが好ましいが、前記プレートは、
チユーブに沿つて案内されるすべりスリーブに、
そのプレートの半径方向に内方のフランジ形の縁
部を乗せた状態で、変位させられる。すべりスリ
ーブの密封は、弾性体のすべり案内リングによつ
て都合よく達成できるものであり、そのすべり案
内リングは、また、すべりスリーブのすべり軸受
の一つを形成している。
本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
ブレーキブースタの圧力ハウジング1は、連結
部2で相互に連結されている、2個のハウジング
部分3,4から成り、両ハウジング部分3,4の
底面は、夫々圧力ハウジング1の前面(一面)5
と後面(他面)6とを形成している。圧力ハウジ
ング1内にはハウジング1の長軸と同軸に延びる
チユーブ7が設けられ、このチユーブ7は、それ
ぞれ、その端末でフランジ8,9を支持してい
る。フランジ9は後面6に連結され、かつ、ブレ
ーキブースタを自動車の担持壁面に取り付ける役
を果している固定ボルト10を支持している。
このブースタの組み立ての間、へこみ11によ
つてチユーブ7と連結されるフランジ8は、ハウ
ジング部分の前面5に、チユーブ7を連結し、か
つ、マスターブレーキシリンダ(図示されてな
い)を取り付ける役を果している、固定ボルト1
2を担持している。
圧力ハウジング1の内部チヤンバは、移動可能
な壁部分によつて、連結スリーブ13を用いて真
空源と連結されている低圧チヤンバ14と、作動
チヤンバ18とに2分割されている。チユーブ7
の外側で、移動可能な壁部分は、すべりスリーブ
19と、ダイヤフラムプレート20と、ダイヤフ
ラム21とから成る作動ピストン15によつて形
成されている。
すべりスリーブ19は、縁部16およびすべり
案内リング17により、チユーブ7の周辺部分に
沿つて案内される。この場合、すべりリング17
は、すべりスリーブ19を、チユーブ7の周辺部
分およびダイヤフラムプレート20に対し、密封
する。巻きダイヤフラム21は、連結部2に外側
が挿入されており、また、その内側の拡大部分
が、クランプリング22によつて、ダイヤフラム
プレート20に固着されている。制御ハウジング
23は、その拡大縁部24がチユーブ7のボア中
に摺動可能に挿入され、また、シールリング25
で両者間が密封されている。制御ハウジング23
の内部には、操作棒26および制御ピストン27
からなる制御バーが、軸方向に変位可能に設けら
れ、またこの制御バーは、ヨーク28を用いて、
自動車のブレーキペダルに連結可能である。制御
ハウジング23は、制御ピストン27によつて操
作される制御バルブ29を有し、この制御バルブ
29は径路30,31を介して、既知の方法で、
低圧チヤンバ14と作動チヤンバ18との間の差
圧を制御する。また、制御ハウジング23のネツ
ク部32は、圧力ハウジングの後面6において、
すべり案内リングによつて、案内されかつ密封さ
れている。
保護キヤツプ33によつて、制御ハウジング2
3のネツク部32の表面の汚染は防止されてい
る。チユーブ7の開口部34によつて、作動チヤ
ンバ18と、チユーブ7の内側にある環状のチヤ
ンバ35とが連通され、このチヤンバ35は前記
径路31と連通されている。
制御ハウジング23は、その前面に、円筒状の
スリーブ37の基端を担持している筒状の肩部分
36をそなえ、スリーブ37の自由端末には、マ
スターシリンダの作動を果たす、押圧バー38と
わん曲板39とからなる圧力バーが、そのわん曲
板39の所で対面している。このわん曲板39は
中央部が押圧バー38方向にわん曲されている。
このわん曲板39の外周面には、中心に向かう多
数の切れ目が等間隔で形成されており、この切れ
目間に規定された片を交互に前面5方向と後面6
方向とに折曲することにより多数の舌状部分40
が形成されている。後面6方向に折曲された舌状
部分40間に規定されたスロツトを反作用レバー
41が貫通している。このレバー41の中間部は
前面5方向を向く舌状部分40の後面と当接し、
ここを中心として回動可能となつている。後面6
方向に折曲された舌状部分の自由端は前記スリー
ブ37に当接し、これと係合している。反作用レ
バー41の半径方向内方の端末(内端)は制御ピ
ストン27のプラグ42に係合可能となつてい
る。また半径方向外方の端末(外端)は、保持リ
ング43により軸方向および半径方向に移動しな
いようにすべりスリーブ19に保持されており、
かつ、すべりスリーブ19の前面で支持されてい
る。円筒状のスリーブ37の内部に設けられてい
る圧力スプリング44は、反作用レバー41を、
舌状部分40に当接させたままで維持すると共
に、ブレーキブースタの作動の時、反作用レバー
41と、制御ピストン27の前面とが当接するこ
とを遅らせる。
円筒状のスリーブ37は、これの外周に形成さ
れた突出部が制御ハウジング23の筒状の肩部分
36に形成された環状溝内に係合することによつ
て、制御ハウジング23に保持されている。スリ
ーブ37は、これの端末が、わん曲板39の制御
ハウジング23方向へ折り返して形成された舌状
部分40に係合することによつて、わん曲板39
の縁部と連結されている。制御ハウジング23
と、スリーブ37と、押圧バー38とは、わん曲
板39により連結された一つの構造体を形成して
いる。
移動可能な壁部分を復帰させるために、戻りス
プリング45が設けられており、その戻りスプリ
ング45は、フランジ8とすべりスリーブ19と
の間に挿入されている。
複数の反作用レバー41は、チユーブ7内のス
ロツト46並びにわん曲板39の前記舌状部分間
に形成された間隙を通つて突き出ている。反作用
レバー41は、その後側部でもつて、スロツト4
6の内側面に当接し、また、途中部でわん曲板3
9の前記間隙の内側面(舌状部分の側面)に当接
しているので、この反作用レバー41は、制御ハ
ウジング23および押圧バー38の回転を阻止す
る安全保護手段を形成している。
上記構成のブレーキブースタの作動について以
下述べる。
添付の図面はブレーキブースタの休止の位置を
示している。制御バルブ29によつて、径路3
0,31を介して低圧チヤンバ14と作動チヤン
バ18は相互に連通されている。また、低圧チヤ
ンバ14は、連結スリーブ13を介して、真空源
に連通されている。ブレーキペダルを踏み込むこ
とによつて、操作棒26および制御ピストン27
が、左の方へ変位させられ、そこで、径路30,
31の間の連通が断たれ、この結果、低圧チヤン
バ14が、作動チヤンバ18から分離させられ
る。引続いて、径路31は、ネツク32によつて
形成され、大気を導入するための開口部47に連
通され、この結果、作動チヤンバ18内の圧力が
低圧チヤンバ14に対して増大し、そこで、作動
ピストン15をマスターブレーキシリンダの方向
に変位させ始める。作動ピストン15のこのよう
な移動は、反作用レバー41を介して、押圧バー
38に伝達され、この押圧バー38は、マスター
ブレーキシリンダを作動させる。同時に、押圧バ
ー38に連結されている制御ハウジング23も移
動させられる。
制御バルブ29がこの位置にある場合、制御ピ
ストン27の前面と、反作用レバー41の半径方
向に内方の端末とは少し離間している。
それ故、反作用レバー41から制御ピストン2
7へ、さらにブレーキペダルへは、何ら力は伝達
されない。
かくて、ブレーキブースタの、この初期の作動
行程は、制御バルブ29の切り換えだけで成立さ
せられるものである。即ち、制御バルブ29を作
動させる力だけが必要である。次に作動ピストン
15が、圧力媒体で作動させられ、ブレーキペダ
ルによる直接の制御を受けることなく、この作動
位置へ、急激に持たらされる。このことは、実用
において、例えば交通信号により、ドライバーが
軽く足の力を使つただけで、短時間で停車できる
効果がある。
ブレーキペダルをさらに踏み込んで、操作棒2
6の作動が継続させられると、作動チヤンバ18
内の圧力がさらに増大し、また、その結果、すべ
りスリーブ19から反作用レバー41に伝達され
る力がさらに増大し、反作用レバー41の半径方
向内方の端末に作用するスプリング44の付勢力
を超し、そこで、反作用レバー41は、わん曲板
39と当接している所を中心として回動し、制御
ピストン27の前面に前記端末が当接する。この
瞬間から、押圧バー38に作用している一部の操
作力が、制御ピストン27および操作棒26を介
して、ブレーキペダルに伝達され、それによつ
て、ドライバーは、自分の足の力をどれだけ強く
加えて、どの程度マスターシリンダを操作すれば
よいかの判断ができることになる。例えば、ドラ
イバーが足の力をさらに増大させない場合、作動
ピストン15は、反作用レバー41を介して押圧
バー38並びに制御ハウジング23を制御ピスト
ン27に対して、変位させるので、制御バルブ2
9が、作動チヤンバ18と入口開口部47との間
の連通を断つ。かくして、作動チヤンバ18内で
は圧力がこれ以上増大しなくなるので、ブレーキ
ブースタは、この作動位置にとどまる。ブレーキ
を解除するときは、ドライバーが、まず、ブレー
キペダルを開放することによつて、制御ピストン
27が、反作用レバー41を介して、右方へ変位
させられるので、制御バルブ29が再び、低圧チ
ヤンバ14を、作動チヤンバ18に連通させる。
そこで、低圧チヤンバ14と作動チヤンバ18と
の間の圧力釣衡が成立させられる。戻りスプリン
グ45(もし必要なら、マスターブレーキシリン
ダの戻りスプリングで支持される)によつて、作
動ピストン15および制御ハウジング23は右方
へ移動され、押圧バー38は、図示の如き、当初
の位置に復帰した状態となる。同時に、圧力スプ
リング44によつて、反作用レバー41が、舌状
部分40と係合する状態に戻される。制御ピスト
ン27の前面と反作用レバー41の端末との間に
再び間隙が生じ、圧力スプリングによつて、制御
バルブ29内に生じることになるが、これら戻り
スプリングは、操作棒26に作用するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図は実施例のブレーキブースタを、圧力ハウジ
ングの下部半分を省略して示す断面図である。 (図中符号)、1……圧力ハウジング、7……
チユーブ、14……低圧チヤンバ、15……作動
ピストン、18……作動チヤンバ、19……すべ
りスリーブ、23……制御ハウジング、26……
操作棒、27……制御ピストン、29……制御バ
ルブ、38……押圧バー、39……わん曲板、4
0……舌状部分、41……反作用レバー、43…
…保持リング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 圧力ハウジング1と、この圧力ハウジングの
    内部に設けられた少なくとも1つの移動可能な壁
    部分19,20,21と、この移動可能な壁部分
    を密封状態で貫通し、両端が前記圧力ハウジング
    の一面並びに他面に連結されたチユーブ7と、前
    記移動可能な壁部分でもつて、圧力ハウジングを
    2分してなる低圧チヤンバ14並びに作動チヤン
    バ18と、前記チユーブに長手方向に伸びるよう
    に形成されたスロツト46を貫通し、内端がチユ
    ーブ内に、また外端が低圧チヤンバ内に位置して
    いる反作用レバー41と、チユーブ内に設けら
    れ、マスターシリンダに連結される圧力バー3
    8,39と連結した制御ハウジング23と、制御
    ハウジングに設けられた圧力制御バルブ29と、
    この圧力制御バルブの開閉を果たすように移動さ
    れる制御バー26,27とを有し、前記反作用レ
    バーは、ブレーキ力の解放の方向において、内端
    が前記制御バーに当接可能であり、外端が前記壁
    部分に保持され、そしてブレーキ力を得る方向に
    おいて、中間部が前記圧力バーにここを中心とし
    て揺動可能なように当接しており、壁部分がブレ
    ーキ力を得る方向に所定量移動された時に前記反
    作用レバーは揺動されて、前記制御バーに当接
    し、この反作用レバーと制御バーとの一緒の移動
    が可能となることを特徴とする自動車用ブレーキ
    系統に用いる機械制御式ブースタ。 2 前記反作用レバー41は、その外端が前記壁
    部分19,20,21の側面の縁部16に当接し
    ており、また内端が制御バー26,27に対面し
    ていることを特徴とする、特許請求の範囲第1項
    に記載の自動車用ブレーキ系統に用いる機械制御
    式ブースタ。 3 前記反作用レバー41は、その内端が前記制
    御バー26,27のプラグ42に当接可能であ
    り、また外端が前記壁部分に固着された保持リン
    グ43に当接していることを特徴とする、特許請
    求の範囲第1項または第2項に記載の自動車用ブ
    レーキ系統に用いる機械制御式ブースタ。 4 前記反作用レバー41が、圧力バー38,3
    9に形成されたスロツトに係合している、特許請
    求の範囲の第1項ないし第3項のいずれか1項に
    記載の自動車用ブレーキ系統に用いる機械制御式
    ブースタ。 5 前記反作用レバー41の内端が、制御ハウジ
    ングの方へ曲げられていることを特徴とする、特
    許請求の範囲の第1項ないし第4項のいずれか1
    項に記載の自動車用ブレーキ系統に用いる機械制
    御式ブースタ。
JP6080880A 1979-05-10 1980-05-09 Mechanically controlled booster especially for automobile brake system Granted JPS5621951A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19792918909 DE2918909A1 (de) 1979-05-10 1979-05-10 Mechanisch gesteuerter kraftverstaerker, insbesondere fuer bremsanlagen von kraftfahrzeugen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5621951A JPS5621951A (en) 1981-02-28
JPS6323021B2 true JPS6323021B2 (ja) 1988-05-14

Family

ID=6070434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6080880A Granted JPS5621951A (en) 1979-05-10 1980-05-09 Mechanically controlled booster especially for automobile brake system

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4334459A (ja)
JP (1) JPS5621951A (ja)
DE (1) DE2918909A1 (ja)
FR (1) FR2456022A1 (ja)
GB (1) GB2050541B (ja)
IT (1) IT1130407B (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3024967A1 (de) * 1980-07-02 1982-01-28 Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt Mechanisch steuerbarer kraftverstaerker, insbesondere fuer eine hydraulische bremsanlage
DE3029911A1 (de) * 1980-08-07 1982-03-11 Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt Bremskraftverstaerker fuer kraftfahrzeuge
GB2092251B (en) * 1980-12-06 1985-02-06 Nissin Kogyo Kk Vacuum booster assembly
JPS5799450A (en) * 1980-12-12 1982-06-21 Aisin Seiki Co Ltd Method of fixing reinforcing plate in negative pressure system booster
DE3108291A1 (de) * 1981-03-05 1982-09-23 Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt Bremskraftverstaerker fuer kraftfahrzeuge
DE3112343A1 (de) * 1981-03-28 1982-10-14 Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt Bremskraftverstaerker fuer kraftfahrzeuge
US4522031A (en) * 1981-06-17 1985-06-11 The Bendix Corporation Fluid pressurizing device
JPS609939B2 (ja) * 1981-07-01 1985-03-14 日信工業株式会社 負圧式倍力装置
JPS584661A (ja) * 1981-07-01 1983-01-11 Nissin Kogyo Kk 負圧式倍力装置
DE3135286A1 (de) * 1981-09-05 1983-04-07 Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt "vormontierbare springerreaktionseinrichtung fuer vakuum-bremskraftverstaerker
US5226291A (en) * 1991-12-17 1993-07-13 General Motors Corporation Vacuum booster diaphragm/support plate retention method
DE19805845A1 (de) 1998-02-13 1999-08-19 Itt Mfg Enterprises Inc Unterdruck-Bremskraftverstärker
CN104029665B (zh) * 2014-06-28 2017-08-11 浙江吉利控股集团有限公司 一种真空助力器的推杆总成

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3002499A (en) * 1960-01-04 1961-10-03 Midland Ross Corp Differential pressure servo-motor
DE1277047B (de) * 1961-05-24 1968-09-05 Midland Ross Corp Servobremseinrichtung, insbesondere fuer Kraftfahrzeuge (Bremsverstaerker)
US3102453A (en) * 1961-08-07 1963-09-03 Gen Motors Corp Brake booster reaction mechanism
DE1430633A1 (de) * 1964-08-01 1969-09-04 Bosch Gmbh Robert Druckmittelventil
DE1941678A1 (de) * 1969-08-16 1971-02-25 Bosch Gmbh Robert Ventil eines Druckverstaerkers
JPS5736525Y2 (ja) * 1976-04-13 1982-08-12
JPS5719332Y2 (ja) * 1976-12-29 1982-04-22
JPS5814135Y2 (ja) * 1977-02-28 1983-03-19 トキコ株式会社 気圧倍力装置
US4270353A (en) * 1977-10-20 1981-06-02 Girling Limited Servo boosters for vehicle brake systems
JPS592667B2 (ja) * 1978-05-31 1984-01-19 トキコ株式会社 気圧式倍力装置
DE2837911A1 (de) * 1978-08-31 1980-03-13 Teves Gmbh Alfred Bremskraftverstaerker fuer ein kraftfahrzeug

Also Published As

Publication number Publication date
FR2456022A1 (fr) 1980-12-05
GB2050541A (en) 1981-01-07
DE2918909C2 (ja) 1987-01-02
IT1130407B (it) 1986-06-11
FR2456022B1 (ja) 1983-11-18
US4334459A (en) 1982-06-15
IT8021920A0 (it) 1980-05-09
DE2918909A1 (de) 1980-11-20
JPS5621951A (en) 1981-02-28
GB2050541B (en) 1983-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6323021B2 (ja)
RU2048327C1 (ru) Клапанный узел для управления пневматическим усилителем торможения
JP2788089B2 (ja) 車両用真空ブレーキパワーブースタ
EP0110740A1 (en) Brake actuation assembly
US5564326A (en) Valve type control device for a pneumatic booster
JPS5924021B2 (ja) バキユ−ムブレ−キブ−スタ
GB2034429A (en) Master cylinder assemblies for vehicle braking systems
US5323685A (en) Actuating unit for a hydraulic brake system for automotive vehicles
SU1326189A3 (ru) Вакуумный усилитель тормозов
US4794844A (en) Pneumatically operated servo-booster
JPS6361674A (ja) ブレ−キ圧力ブ−スタ・マスタシリンダ組立体
JP2006188207A (ja) 自動車用ブレーキ装置の空気圧作動ブースター
US7089846B2 (en) Negative pressure type booster device
US4970940A (en) Vacuum brake booster for automotive vehicles
JPH10505804A (ja) 隠し行程を有し安全性を増したブースト式ブレーキ装置
GB2104989A (en) Pneumatic servo booster
US5454279A (en) Brake-booster device partial vacuum type for a vehicle fitted with direct braking control means
JP3726369B2 (ja) 倍力装置
JPH07507978A (ja) 自動車用液圧ブレーキシステムの作動ユニット
JP2005035530A (ja) 負圧ブースタ
JP4716100B2 (ja) 気圧式倍力装置
US4765226A (en) Brake booster with a hinged positioning member
GB2220239A (en) Brake actuating unit for automotive vehicles
RU2217334C2 (ru) Главный цилиндр с динамической реакцией, регулируемой разницей поперечных сечений
RU2273571C2 (ru) Тормозное устройство с усилителем тормозного привода с улучшенными рабочими характеристиками для тормозной системы автомобиля