JPS6322941Y2 - - Google Patents

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JPS6322941Y2
JPS6322941Y2 JP13654883U JP13654883U JPS6322941Y2 JP S6322941 Y2 JPS6322941 Y2 JP S6322941Y2 JP 13654883 U JP13654883 U JP 13654883U JP 13654883 U JP13654883 U JP 13654883U JP S6322941 Y2 JPS6322941 Y2 JP S6322941Y2
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JP
Japan
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opening
lid
check valve
water
air hole
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JP13654883U
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JPS6044672U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、容器の上部に注水用開口を、側部
には突出する管状の注ぎ口を有する形式の水飲み
器に関するものである。
病床に臥す患者あるいは身体の不自由な老人が
水そしてその他の流動物を口にする際、従来から
上記の水飲み器が広く使用されてきた。
この従来の水飲み器は、第1図に示されるごと
く、容器状の水飲み器本体1の上部に開口2を、
そして側部には突出する管状の注ぎ口3を設け、
上記開口1には中央に小さい空気穴41をもつ蓋
4を冠着し、注ぎ口3には先端に小径の穴51を
有する吸口5を取り付けたものである。
しかしながら、上記の形式のものにあつては、
吸口5から出てくる水の量は、空気穴41に自然
に流入する空気量に見合つただけなので患者によ
つては十分とはいえず、特に粘性の高い流動物に
あつては非常に出が悪い。さらには、水飲み器を
誤つて転倒させたとき内部の水等がこぼれ出て具
合の悪い場合が多かつた。
本考案は、上述の事情に鑑み開発されたもので
使用者の欲するだけの量を容易かつ瞬時に注ぎ出
すことのでき、また転倒しても水がこぼれでない
水飲み器を提供することを、その目的とするもの
である。
本考案は、容器の上部に注水用開口を、側部に
は突出する管状の注ぎ口を有するものにおいて、
開口には空気穴を有する蓋が取外し自在に冠着さ
れ、蓋と容器開口縁との間には周縁が狭圧保持さ
れかつ上記空気穴と連通した空間を形成するよう
に内方に突出した弾性部材よりなる頭部を有する
チエツクバルブを備え、該チエツクバルブにはク
ロスカツト部分が形成されている。
以下、第2図および第3図に示される実施例に
ついて説明する。なお同図において、従来例を示
す第1図と共通部分については同一符号を附して
ある。
第2図において、1は容器状をなし水飲み器の
本体で、従来のものと同様に、上部に注水のため
の開口2と、側部に管状の注ぎ口3を有してい
る。
注ぎ口3には、水飲みのための穴51をもつ従
来の形式の吸口5が冠着されている。
そして開口2の上縁には、中央に空気穴41を
有する従来型の蓋4の上壁部によつて、弾性材料
で成るチエツクバルブ9が挟着されている。
但し上記蓋4の空気穴41は従来のものより
は、大き目にすることができる。それは、下述す
るチエツクバルブ9の存在により不注意な取扱を
しても、該空気穴41から水等がこぼれ出る心配
がないからである。
チエツクバルブ9は、ほぼ板状でよいが、本実
施例では弾性板91の中央部を下方に向けて湾曲
して突出せしめ、その頭部92には、第3図によ
く示されるように、例えば十文字にクロスカツト
93を施してある。そして上記頭部92は、該ク
ロスカツト部分が吸引時にチエツクバルブとして
良く開閉動作するように、特に薄目に形成するの
がよい。
上述のごとくの水飲み器の使用に際しては、先
ず蓋4とともにチエツクバルブ9を本体1から取
り外す。次に水あるいは流動体等を開口2を通し
て本体1の中に注入し、再び上記蓋4およびチエ
ツクバルブ9を開口2にしつかりと取り付ける。
そして上記の水等を飲むときには、飲み口3を下
方に傾けて吸口5を口にくわえ、そして適宜吸い
出す。使用者が吸出し動作を行うと、チエツクバ
ルブ9のクロスカツト93の部分がその吸引圧に
応じて下方に開き、外部から空気を本体1内に導
入して、その結果必要量の水等を難なく吸い出す
ことができる。また不使用時においては、上記ク
ロスカツト部分は、その弾性によつて当初の状態
に復帰し、開口2を完全に密閉してしまう。上記
クロスカツト93の部分は内方に湾曲突出した頭
部92に設けられているために、吸口5での吸引
圧によつて容易に開き、また不使用時にあつては
ほぼ完全に密閉される。特に、内部から水等から
洩れ出ようとしたときには、その密閉の度合が強
くなる。
以上のように、本考案は開口部に空気穴をもつ
蓋を取りつけ、その内側には周縁が蓋と開口周縁
とで狭圧保持されかつ上記空気穴と連通する空間
を形成するように内方に突出した弾性部材よりな
る頭部を有するチエツクバルブを設け、該チエツ
クバルブにクロスカツト部分を形成することとし
たので、水飲み時の使用者の吸引力に応じて、本
体内に空気を多量に取り入れることができ、その
結果欲するだけ水等を飲むことが可能となつて、
使い易くなる。さらには、不使用時においては、
チエツクバルブによつて空気の流入が妨げられる
ので、不注意な取扱をしても内部の水等がこぼれ
出ることもなくなり、その取扱が極めて便利にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の水飲み器の縦断面図、第2図は
本考案実施例の水飲み器の縦断面図、第3図は第
2図のチエツクバルブの頭部に施されたクロスカ
ツト部分についてのA−A矢視図である。 2……開口、3……注ぎ口、9……チエツクバ
ルブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 容器の上部に注水用開口を、側部には突出する
    管状の注ぎ口を有するものにおいて、 開口には空気穴を有する蓋が取外し自在に冠着
    され、蓋と容器開口縁との間には周縁が狭圧保持
    されかつ上記空気穴と連通した空間を形成するよ
    うに内方に突出した弾性部材よりなる頭部を有す
    るチエツクバルブを備え、 上記チエツクバルブにはクロスカツト部分が形
    成されている、 ことを特徴とする水飲み器。
JP13654883U 1983-09-02 1983-09-02 水飲み器 Granted JPS6044672U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13654883U JPS6044672U (ja) 1983-09-02 1983-09-02 水飲み器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13654883U JPS6044672U (ja) 1983-09-02 1983-09-02 水飲み器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6044672U JPS6044672U (ja) 1985-03-29
JPS6322941Y2 true JPS6322941Y2 (ja) 1988-06-23

Family

ID=30306986

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13654883U Granted JPS6044672U (ja) 1983-09-02 1983-09-02 水飲み器

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JP (1) JPS6044672U (ja)

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Publication number Publication date
JPS6044672U (ja) 1985-03-29

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