JPS63227727A - クエン酸部分エステル系鉄抽出剤 - Google Patents

クエン酸部分エステル系鉄抽出剤

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JPS63227727A JP63040537A JP4053788A JPS63227727A JP S63227727 A JPS63227727 A JP S63227727A JP 63040537 A JP63040537 A JP 63040537A JP 4053788 A JP4053788 A JP 4053788A JP S63227727 A JPS63227727 A JP S63227727A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は水溶液から鉄を選択的液/液抽出するのに使用
するクエン酸部分エステル又はその混合物に関する。
[従来の技術] 工業用途に好適な亜鉛金属の回収は、従来はとんど湿式
製練法により行なわれていた。回収工程1 は通常、亜
鉛および微潰の他金属を含有する粗鉱を、焙焼により脱
硫することにより行なわれていた。焙焼後に残った金属
酸化物を、湿式製練ができるように希硫酸に溶解する。
粗鉱石中に存在する全ての価値ある金属(亜鉛の他に銅
およびカドミウム)を最大限回収するには、鉄が共溶解
する温浸条件が必要である。しかしながら、鉄イオンは
亜鉛の電解回収を妨害するので、亜鉛電解工程の前に、
鉄イオンを硫酸亜鉛溶液から除去されなくてはならない
。現在使用されている工業的方法においては、鉄をこの
ような電解溶液から沈澱している。これらの方法におい
ては、鉄はジャロサイト、針鉄鉱、又は赤鉄鉱として沈
澱する(「ウルマンズーエンツァイクロベディー・デア
・テヒニッシエン8ヘミ−[Ul1mann’s En
zyklopadie dertechnischen
 Chemie]J第4版、第24巻、601頁以下、
およびビナケルークフラ−[Winnacker −K
 uchler]の[ヘミッシエ・テヒノロギ−[Ch
eo+1sche T echnologie] J第
3版、第6巻(冶金学)、306頁以下を参照)。これ
ら鉄含有沈澱物は、濾過後、高含水量(約50%)のフ
ィルターケーキとして堆積し、その中に存在する重金属
不純物の量により、法的規約に従い特別の投棄所に投棄
されなくてはならない。経験によれば、湿式製練に′よ
り製造された亜鉛金属のlトン当たり、約1トンの鉄含
有スラッジを投棄しなければならない。
鉄が赤鉄鉱として沈澱する場合、得られた生成物は鉄以
外の重金属を含有しない。A、V、レーペナック[Ro
epenack]、「エルツメタル[E rzmeta
11コ」第35巻、534頁(1982年)によれば、
この生成物は鋼および建材の製造に使用することができ
る。「赤鉄鉱法」による鉄の沈澱の不利益は、工程の高
コストにある。沈澱は、15バールの加圧下、180℃
で純酸素を用いて行なわれる。
「赤鉄鉱法」のみが提供できる鉄残渣の再利用の可能性
は別として、生態学的理由より、重金属含有残渣が、あ
ったとしても極微量にしか投棄所に堆積されず、電解質
溶液の鉄含有画分が再加工されるような方法の研究が行
なわれている。ある場合には、上記沈澱方法に代えて、
鉄を亜鉛含有電解質溶液から除去し、回収することので
きる液/液抽出法が選択される。しかしながら、電解質
水浣膚か^9!に一桑濾/妨抽出オAの2こ適しナ一方
渓のす部分は″、金属分離の不充分な選択性または低p
H値における不充分・な有機相鉄含有性の故に、実際に
は、即ち工業的規模では実施できなかった。実際にはい
わゆる[エスピンデサ[E 5pindesa] J法
(A、J、モンヘミウス[Monhemius]、[ト
ピックス・・イン・ノン−フェラス・エクストラクチイ
ブ・メタラジ−[Topics in Non−Fer
rous Extractive Metallurg
y] J(R、プルキン[Burkinコ編集)、10
4頁以下;G、トーセン[T 110rsen]、[ハ
ンドブック・イブ・ソルベント・エクストラクション[
Handbook of 5olvent Extra
ctionコ、T、C,c−[Loコ等、1983年、
709頁以下を参照)が主に使用されている。この方法
においては、塩酸による鉱石抽出から誘導される水溶液
は、まず第2アミンにより抽出され、金属亜鉛、銅、カ
ドミウムおよび鉄が塩化物錯体として分離される。水に
よる再抽出工程後、次の処理段階においてZn■および
F e””がジー(2−エチルヘキシル燐酸XD−2−
EHPA)により抽出される。
得られた溶液から、2回の連続処理により、まず亜鉛、
次に鉄が分離され、引き続き2種の金属は別々に従来の
抽出処理に付される。
エスビンデサ法の不利な点は、抽出および異なる抽出剤
による再抽出の両方か、複数工程からなり複雑であると
いうことである。従って、従来技術の上記不利益を全く
有さない、酸性水溶液からの新規鉄液/液抽出方法の提
供が、長い間求められてきた。
さらに、いわゆる[ベルサト酸[Versatic a
cid]jを用いて亜鉛含有電解質水溶液から鉄を抽出
する方法が、A、J、ファン・デル・ツェオイ[Van
 der Zeeuw]、[ハイロドメタラジ−[)−
i ydrometal 1urgy]J第2巻、27
5頁(1976年)および西ドイツ特許24 04  
+85より知られている。
抽出工程の前に、ベルサト酸を含有する有機相が焙焼鉱
物により処理(「中性抽出」)され、相当するベルサト
酸の亜鉛塩が形成される。次の抽出工程において、中性
抽出残留物の温浸により誘導される鉄富有亜鉛水溶液が
亜鉛含有有機相に接触され、ベルサト酸塩中、Zn”“
とF3′″が交換される。ベルサト酸はpHHI37で
しか水溶液からの鉄抽出を開始せず、p)[値2.6で
最大抽出量となるので、厳しい制限が課けられる。この
ことは、好ましくないかなりのp r−を値低下を必要
とし、この抽出方法の適用範囲が厳しく制限される。
[発明の目的コ 本発明の目的は、鉄に加えて他の重金属を含有している
電解質溶液から、低i)H値においてさえも、液/液抽
出により有機相に鉄を多く含ませて鉄を回収することの
できる化合物を提供することにある。本発明はまた、並
存する金属から鉄を確実に高度に選択して抽出すること
を目的とする。
本発明のもう一つの目的は、鉄を再使用するために有機
抽出相からできるだけ簡単に回収することを可能とし、
工程の全コストをできる限り下げることである。
[発明の開示] 本発明は、 式: R’00C−CHt−C−CI−1t−COOR
”/\       (I) HOC0OR” 〔式中、RI 、 RRおよびR3は水素、直鎖状もし
くは分岐状C3〜C9゜アルキル基または金属原子を表
し、RI 、 R!およびR3の−っまたは二つは該ア
ルキル基である。〕 で示されるクエン酸部分エステルまたはその混合物から
成る、水溶液からの鉄抽出剤である。
本発明の目的のために、置換基RI 、R1およびR3
が水素、直鎖状もしくは分岐状04〜C7゜アルキル基
または金属原子を表し、置換基RI SR*およびR3
の一つまたは二つは上記アルキル基であるクエン酸部分
エステル(I)またはその混合物が使用される。鉄抽出
剤の一つの好ましい態様においては、置換基R1、R1
およびR3の一つまたは二つが分岐状04〜C1゜アル
キル基で、残りの置換基が水素または金属原子であるク
エン酸部分エステル(I)またはその混合物である。置
換基R1゜R1およびR3として分岐状アルキル基を有
する部分エステル(I)は、通常、明らかに優れた有機
溶媒への溶解性を示し、それ故に好ましく用いられA 
斤〜ア 々丁−゛ノ酸館^17子+IzrT”1山の峰
滴なアルキル基は、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプ
チル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシ
ル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘプタ
デシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデシルおよ
びエイコシルからなる群より選ばれる直鎖状、および好
ましくは分岐状アルキル基である。実際には、分岐状0
6〜C13アルキル基、すなわち分岐状ヘキシル、ヘプ
チル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシ
ルおよびトリデシル基が特に好適であり、置換基RI 
、R2およびR3の一つまたは二つが上記分岐状C8〜
C13アルキル基であるクエン酸部分エステル(I)が
、水溶液からの鉄抽出に好ましく使用できる。
置換基R1、R2およびR3の一つまたは二つが、2−
エチルヘキシル、イソデシル、イソドデシルおよびイソ
トリデシルからなる群より選ばれる分岐状アルキル基で
あるクエン酸部分エステル(1)またはその混合物を使
用したときに特に良好な結果が得られ、上記のうち最も
好適なりエン酸部分エステルは、置換基RI 、R*お
よびR3の一つまたは二つが2−エチルヘキシルであり
残りの置換基が水素または金属原子であるものである。
アルキル基が2−エチルヘキシルのモノまたはジエステ
ルであるクエン酸部分エステル(1)またはその混合物
は、抽出に用いる有機溶媒への優れた溶解性を示すと共
に、水溶液からの鉄抽出に際して高選択性を示す。さら
に、それらは前記p)l範囲において鉄イオンを多く含
有することができるので、他のクエン酸部分エステルま
たはその混合物よりも特に好ましく用いられる。
水溶液から鉄を抽出するのに単独でまたは数種の混合物
として用いることのできる本明細書記載のクエン酸部分
エステルは、従来技術から既知の方法、例えばクエン酸
と、式: %式%() C式中、R4は直鎖状または分岐状04〜Ctoアルキ
ル基を表す。〕 で示されるアルコールの一種またはそれ以上を、有機溶
媒の不存在または存在下、高温にて互いに反応させて調
製される。反応は好ましくは有機溶媒の存在下に行なわ
れるが、好ましい溶媒は、これも既知であるが、水と共
沸混合物を形成し、エステル化反応中に形成された反応
水を共沸混合物の沸点で反応混合物から除去し、その結
果エステル化反応の平衡を生成物側に移動させるような
溶媒である。この種の好適な有機溶媒は、例えば、芳香
族炭化水素であり、140℃以上の温度で沸騰するキシ
レン類が好ましい。得られたクエン酸部分エステルおよ
びその混合物は、やはり既知の方法により精製されて残
留溶媒が除去され、単独でまたは混合物として水溶液か
らの鉄抽出に用いられる。
本発明によれば、置換基RI SRlおよびR3の一つ
が金属原子であるクエン酸部分エステル(1)またはそ
の混合物を、水溶液からの鉄抽出に使用するのか特に好
ましい。金属原子のうち、式(1)中の置換基として好
ましいのは、出発鉄中に回収可能量存在している酸可溶
性非鉄金属からなる群より選ばれるものである。すなわ
ち、本発明の好ましい態様は、置換基の一つが出発鉱石
中に回収可能量存在しでいる酸可溶性非鉄金属の一つで
あるクエン酸部分エステル(I)またはその混合物であ
る。置換基の一つが亜鉛、カドミウムおよび銅からなる
群より選ばれた一つの金属原子であるクエン酸部分エス
テルが好ましく使用される。このような金属イオンは、
亜鉛の回収に典型的に用いられる鉱物中に、発見場所に
より異なるが、最初に述べたような方法により有効量が
回収されるような量存在する。置換基R’SR″および
R3の一つが亜鉛原子であるようなりエン酸部分エステ
ルを用いるのが有利である。このようなりエン酸部分エ
ステルを用いるのは、抽出工程において有機相に溶解し
ているクエン酸部分エステルと、酸性水溶液中に存在し
ている金属イオンが交換されるので、特に有利である。
置換基RI 、 R*およびR3の一つが水素であるク
エン酸部分エステルが用いられた場合(本発明において
可能である)、何機相中のクエン酸部分エステルの水素
原子は水相遊離H”イオン含量が増加し、だんだん酸性
となる。pH値を一定に保つために、金属塩、好ましく
はZn2”塩として有機相に溶解しているクエン酸部分
エステルを用いて金属−金属交換を行うのが有利である
。この場合、実際の抽出工程は、有機相中のクエン酸部
分エステルのZn”+イオンと、水相のFe3+イオン
との交換である。従って、水相中にプロトンが蓄積され
ることがなく、工程に有害なPH値の大きな変化が生じ
ない。その代わりに、水相ではZn”+が有利に増加す
る。
有機相のクエン酸部分エステルのZn”“イオンによる
「負荷」、すなわち遊離クエン酸部分エステルの亜鉛塩
への転化が、既知の方法により、たとえば、有機抽出媒
体に溶解しているクエン酸部分エステルが、焙焼鉱石、
すなわち出発材料として使用された亜鉛含有鉱石の焙焼
により誘導された金属酸化物により処理されて成される
本発明によれば、上記クエン酸部分エステル(1)また
はその混合物は、好ましい酸性pH域の毒橡諌ふぃ1爪
糾楠山シ−ml % 1−1−ふJづ七1 ÷へ明の上
記クエン酸部分エステルまたはその混合物の特に有利な
点は、そのクエン酸部分エステルまたは混合物がかなり
低PH値においても有利に鉄を抽出する、すなわち比較
的強酸性の水溶液からの鉄抽出に好適であることである
。従って上記部分エステルまたはその混合物は1.6ま
たはそれ以下の低pH値における鉄抽出に適している。
クエン酸部分エステル(1)またはその混合物を含有す
る有機抽出剤は、その上うな低pH値においてもかなり
大量の鉄を負荷することができる。例えば、抽出剤0.
5モルを含有する溶液においては、有機相の鉄負荷は9
9/Qに達する。本発明の部分エステルまたはその混合
物は、従来技術から既知の他の抽出剤よりも、選択性お
よび鉄負荷性が明らかに優れているので、特に好ましい
本発明のクエン酸部分エステル(I)またはその混合物
を酸性水溶液からの鉄抽出に用いるもう一つの利点は、
単にPH値を下げるだけで、抽出工程において分離した
有機鉄含有相から、鉄を除去することができることであ
る。従って、硫酸の添加により鉄を有機相から再抽出す
ることができる。
鉄を、比較的純粋な形で容易に回収し、再使用すること
ができる。このことは、幾つかの個々の段階において鉄
の「ストリッピング」に用いる高価な工程を回避できる
という点で、従来技術よりも有利である。鉄は、単に酸
を添加するだけで、実質的に定量的に再抽出される。
クエン酸部分エステル(1)またはその混合物を水溶液
からの鉄抽出に用いるもう一つの有利さは、通常、相分
離挙動または反応速度を改良するために用いるいわゆる
「改質剤」が、もはや必要ないことである。本発明のク
エン酸部分エステルを典型的に用いられる有機溶媒に添
加した場合、濃度に依存する最適の相分離挙動が見られ
る。抽出/再抽出工程の迅速な反応速度故に、極単時間
後に平衡状態が達成される。さらに二つの相には、乳濁
液を形成する傾向も、金属/抽出剤錯体を含有する第3
の相を形成する傾向もない。通常、改質剤(例えばノニ
ルフェノールまたはトリデカノール)の添加により軽減
されるこれらの問題は、クエン酸部分エステル(I)ま
たはその混合物を用いると起こらない。クエン酸部分エ
ステルを用いた場合、通常側々の相の相分離が良好であ
り、改質剤は必要ないが、理論的には従来技術から既知
の改質剤の使用も可能である。
本発明によれば、クエン酸部分エステル(I)またはそ
の混合物は、有機溶媒または溶媒混合物を用いて酸性水
溶液から鉄を抽出するのに、特に好適に使用される。そ
のような溶媒または溶媒混合物は、この目的に関する従
来技術より既知である。
それらは通常、脂肪族及び/又は芳香族炭化水素または
炭化水素混合物である。安全性の理由から、通常は、高
沸点炭化水素、すなわち多少とも大量の芳香族炭化水素
を含有する引火点の高い炭化水素またはそれらの混合物
が用いられる。溶媒混合物として、例えば、ニスカイト
(Escaid :登録商標)、ゾルペッツ(S ol
vesso :登録商標)およびケルマック(Kerm
ac :登録商標)として市販されている種類の灯油を
使用してよい。しかしながら、抽出工程に他の炭化水素
を使用してもよい。例えば、トリクロロエチレンのよう
な塩素化炭化水素によっても良好な結果が得られる。本
発明のクエン酸部分エステル(1)またはその混合物は
、上記有機溶媒といかなる割合ででも混和し得る。しか
しながら、相分離挙動および粘度の面から、部分エステ
ルまたはその混合物を、有機溶媒中、0.01−1.5
モル/12.好ましくは0.4〜0.6モル/l、更に
好ましくは0.5モル/eの濃度で使用するのが特に好
適である。
クエン酸部分エステル(1)またはその混合物のもう一
つの有利さは、強酸性pH範囲において加水分解せずに
充分に安定であることである。
[実施例コ 本発明を以下の実施例により説明する。
夾ム■上 クエン酸部分エステル(I XR’およびR3が2=エ
チルヘキシル、R”がH)の調製 クエン酸576.39(3モル)および2−エチルヘキ
サノール(n XR’が2−エチルヘキシル)780.
09(6モル)を、水分離器を備えたフラスコ中、キシ
レン400*Qと共に、125〜170°Cで加熱した
。エステル化反応中、水110x(2が分離された。反
応終了後、はとんどの溶媒を留去した。この粗生成物に
石油エーテル!、Flを添加し、10%硫酸500x(
!で2回洗浄し、蒸留水500mQで1回洗浄した。圧
力約2000Pa下(水流減圧)、80〜90℃で、有
機相から溶媒を除去した。淡黄色の粘稠性透明液状物質
が得られた。
収量:  1185y(2,85モル、理論収量の95
%に相当) 特性:精製反応生成物の特性データを下記第1表に示す
実施例2 実施例1と同様にして、実施例1の化合物に対応のクエ
ン酸(イソデシル)部分エステル(I XR’およびR
3がイソデシル、R1がI()を調製した。
製造された生成物の特性値を下記第1表に示す。
第1表 実施例1および2で得られたクエン酸部分エステルの特
性値(括弧内は計算値) 実施例3 実際の条件下での抽出を評価するために、様々なpH値
において抽出等混線(マキャーベージーレ[Mc Ca
be −T hiele]図)を記録した。このために
、実施例1および2で調製したクエン酸部分エステル(
1)を溶解(0,5モル/ρ)した溶媒(例えばニスカ
イトのような灯油)、および標準的電解液(組成: Z
n809/l、Fe219/QSMn7.29/12、
Cu0.6g/12.Cd0.29/Q:遊離硫酸、約
40g/ρ)を互いに接触させた。有機相対無機相の比
(0/I比)は、lO:1から1:10の間であった。
相分離終了時に、有機相中および水相中の金属含量を決
定し、互いに対応させてグラフに記入した。
竿1図は、実施例1の生成物を用いて(濃度:ニスカイ
ト100中に0.5モル)、一定pH値t 、 6 (
pH値はNaOHを用いて調節した。)、O/I比2.
3、水相!リッターあたりFel 8.49の出発濃度
で得られた抽出等温線を示す。
第2図は、実施例2の生成物を用いて(濃度:ニスカイ
ト100中に0.5モル)、一定pH値1 、6 (p
H値はNaOHを用いて調節した。)、0/I比2.5
、水相IリッターあたりFe17゜8gの出発濃度で得
られた抽出等温線を示す。
級果 第1図および第2図によれば、O/I比2.3〜2.5
において、「標準的電解液」のFe濃度を三工程で約1
89/f2から約l〜29/Qに下げることができた。
有機相のFea度は8g/(であり、クエン酸部分エス
テル(1)を含有する有機相の観察された最大含量の上
限に近かった。
実施例4 実施例3と同様の抽出試験を、クエン酸部分エステル(
I)の異なる試薬濃度を用いてO/I比夏:夏において
行った。抽出工程中にpH値を一定に保持しなかった。
実施例1の化合物のニスカイト100中における使用濃
度は、 (a) 0 、1モル/C (b) 0 、5モル/ρ (c) 1 、0モル/Q (d) 0 、5モル/Q。
であり、ニスカイト100中で、実施例1の化合物を限
定の目的より一定pI−1値1.6で用いた。
第2表に要約しであるどの試験においても、有機相中に
亜鉛存在は見られ無かった(Znが0.1g/IQより
少ない)。抽出工程前後の亜鉛濃度の変化は、実験のた
めである。
第2表 実施例5 実施例3および実施例4の鉄抽出中において普通に起こ
り、水酸化ナトリウムの添加により修正されるpH値移
動は、抽出剤、すなわちクエン酸部分エステルに、抽出
前にpH値約3.4において焙焼鉱石で処理することに
よりZn’+を含ませて、次の抽出工程において鉄がプ
ロトンではなく亜鉛と交換されるようにすることにより
、好ましく避けられた。従ってp)(値をさらに制御す
る必要はなかった。すなわち、実際の抽出の前に、置換
基RI 、 R2およびR3の一つが水素であるクエン
酸部分エステルが、ある置換基がZ n”の半等量を示
すZn”’塩に転化した。
第3図は、抽出前にla当たす12.89(7)Zn(
ii度:ニスカイト100中において0.5モル10を
含ませた実施例1の部分エステルの抽出等温線を示す。
出発pH値は1.6であり、抽出工程中にさらに修正す
ることはなかった。
■ 第3図から理解できるように、O/I比が2.5の場合
、標準的電解液の鉄濃度を、三工程で17.89/(2
から約0 、79/(lに下げることができた。有機ニ
スカイト相はla当たり8gの鉄を含有していた。抽出
等温線と同時に記録したZnの再抽出等温線(第4図)
は、上記条件下において、抽出剤中のZn”がFe針と
完全に交換されることを示している。実施例1の部分エ
ステルのZn非含有鉄塩が、次の再抽出工程で得られた
寒鼻鯉見 鉄含有有機相(実施例Iの化合物;濃度:ニスカイト1
00中において0.5モル/(1; pH=1.6、F
eを9.19/12含有)を、上記のように水相から分
離し、硫酸で処理して鉄再抽出を行った。
結果を下記第3表に示す。
第3表 硫酸による有機相再抽出(実施例6) 実施例7 再抽出等温線の一つの実施例を第5図に示す。
基本的試験行使において、IQ当たり鉄10.39を含
む有機相(実施例1の部分エステル:濃度:ニスカイト
100中において0.5モル、pHHI36  ; O
/I比5.8)から、硫酸2モルを用いて三工程で鉄を
ほとんど完全に除去した。得られた硫酸水相中の鉄濃度
は約609/(lであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1の生成物を用いた鉄の抽出等Elfs
鴫を In    h内“ 0 序刀鴎巾七七瓜Inn
hルrトルーナ−ロゴ1、ふ−鉄の抽出等温線であり、
第3図は亜鉛を含ませた実施例1の生成物の鉄の抽出等
温線であり、第4図は亜鉛の再抽出等温線であり、第5
図は鉄の再抽出等温線である。 特許出願人 ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト
・アウフ・アクチェン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 式:▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1、R^2およびR^3は水素、直鎖状も
    しくは分岐状C_4〜C_2_0アルキル基または金属
    原子を表し、R^1、R^2およびR^3の一つまたは
    二つは該アルキル基である。〕 で示されるクエン酸部分エステルまたはその混合物から
    成る、水溶液からの鉄抽出剤。 2、置換基R^1、R^2およびR^3の一つまたは二
    つが分岐状C_4〜C_2_0アルキル基であり、残り
    の置換基が水素または金属原子である特許請求の範囲第
    1項記載の鉄抽出剤。 3、置換基R^1、R^2およびR^3の一つまたは二
    つが分岐状C_6〜C_1_3アルキル基である特許請
    求の範囲第1項または第2項記載の鉄抽出剤。 4、置換基R^1、R^2およびR^3の一つまたは二
    つが、2−エチルヘキシル、イソデシル、イソドデシル
    およびイソトリデシルからなる群より選ばれた分岐状ア
    ルキル基である特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに
    記載の鉄抽出剤。 5、置換基R^1、R^2およびR^3の一つまたは二
    つが、2−エチルヘキシルである特許請求の範囲第4項
    記載の鉄抽出剤。 6、置換基R^1、R^2およびR^3の一つが、出発
    鉱物中に回収可能量で存在している酸可溶性非鉄金属か
    らなる群より選ばれた金属原子である特許請求の範囲第
    1項記載の鉄抽出剤。 7、置換基R^1、R^2およびR^3の一つがZn、
    CdおよびCuからなる群より選ばれた金属原子である
    特許請求の範囲第1項または第6項記載の鉄抽出剤。 8、置換基R^1、R^2およびR^3の一つがZn原
    子である特許請求の範囲第1項、第6項および第7項の
    いずれかに記載の鉄抽出剤。 9、酸性水溶液からの鉄抽出に使用する特許請求の範囲
    第1〜8項のいずれかに記載の鉄抽出剤。 10、有機抽出溶媒または抽出溶媒混合物を用いた酸性
    電解質水溶液からの鉄抽出に使用する特許請求の範囲第
    1〜9項のいずれかに記載の鉄抽出剤。 11、有機溶媒中0.01〜1.5モル/l、好ましく
    は0.4〜0.6モル/lの濃度で使用する特許請求の
    範囲第1〜10項のいずれかに記載の鉄抽出剤。
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