JPS63223265A - 構造物の亀裂部または浮陸部の接着剤による補修方法 - Google Patents
構造物の亀裂部または浮陸部の接着剤による補修方法Info
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- JPS63223265A JPS63223265A JP5708787A JP5708787A JPS63223265A JP S63223265 A JPS63223265 A JP S63223265A JP 5708787 A JP5708787 A JP 5708787A JP 5708787 A JP5708787 A JP 5708787A JP S63223265 A JPS63223265 A JP S63223265A
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Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は建築構造物が経年変化によりひび割れによる亀
裂を生じた個所或いはモルタル、タイルが浮き剥がれた
浮陸部に耐久性のある接着剤を注入するための接着剤注
入方法の改良に関する。
裂を生じた個所或いはモルタル、タイルが浮き剥がれた
浮陸部に耐久性のある接着剤を注入するための接着剤注
入方法の改良に関する。
従来技術
]ンクリート等の構造物の壁面に生じた亀裂は補強或い
は雨漏り対策として亀裂上の適当間隔に注入器を取り付
けこの取り付は部以外の個所をシールしておき注入器内
のエポキシ樹脂等の接着剤を亀裂部に注入することが行
われている。この注入器及び方法として例えば特開昭5
7−89068号では第5図に示すように注入体にかか
る圧力を注入バイブ41と注入ホース42間の任意の個
所に圧力緩衝部43を設け、接着剤注入中に緩衝部に接
着剤をプールするとともにプールされた接着剤を圧力緩
衝部43の圧力接続変化により注入するものである。ま
た特開昭58−123971号では第6図のように亀裂
上の未シール部に接着剤を充填した注入器44を取付は
注入器(注射形)のプランジャ45をゴム46の弾力を
利用して押し込むことによって注入するものである。ま
た特開昭59−217871号では第7図のように亀裂
上の未シール部に接着剤を充填したチューブ47を取付
は弾性体49で引張られた挟圧体48でチューブ47か
ら接着剤を絞り出すようにして注入するものである。更
に特開昭60−261868号は第8図のように亀裂上
の未シール部に取付金具50を打込み、接着剤を充填し
たベローズ51と底の間に一時的にばね力を引棒52に
よって不作用状態としうるようにばね53を介装した容
器54を金具50に取付けばね力によって接着剤を押し
出すようになしたものである。出願人は先に特開昭61
−277775号で新しい注入法を提案した。このもの
は構造物の亀裂部または浮陸部に取付けられた注入部に
、接着剤が充填された変形可能な袋状容器を嵌着し、該
袋状容器を内包し気密的に前記注入部に取付けた外容器
に、調圧された圧力流体を送り込むことにより、前記袋
状容器を周囲より均等に加圧して底側より圧縮して接着
剤を前記注入部の穴を通して亀裂部または浮陸部に送り
込むようにしたものである。
は雨漏り対策として亀裂上の適当間隔に注入器を取り付
けこの取り付は部以外の個所をシールしておき注入器内
のエポキシ樹脂等の接着剤を亀裂部に注入することが行
われている。この注入器及び方法として例えば特開昭5
7−89068号では第5図に示すように注入体にかか
る圧力を注入バイブ41と注入ホース42間の任意の個
所に圧力緩衝部43を設け、接着剤注入中に緩衝部に接
着剤をプールするとともにプールされた接着剤を圧力緩
衝部43の圧力接続変化により注入するものである。ま
た特開昭58−123971号では第6図のように亀裂
上の未シール部に接着剤を充填した注入器44を取付は
注入器(注射形)のプランジャ45をゴム46の弾力を
利用して押し込むことによって注入するものである。ま
た特開昭59−217871号では第7図のように亀裂
上の未シール部に接着剤を充填したチューブ47を取付
は弾性体49で引張られた挟圧体48でチューブ47か
ら接着剤を絞り出すようにして注入するものである。更
に特開昭60−261868号は第8図のように亀裂上
の未シール部に取付金具50を打込み、接着剤を充填し
たベローズ51と底の間に一時的にばね力を引棒52に
よって不作用状態としうるようにばね53を介装した容
器54を金具50に取付けばね力によって接着剤を押し
出すようになしたものである。出願人は先に特開昭61
−277775号で新しい注入法を提案した。このもの
は構造物の亀裂部または浮陸部に取付けられた注入部に
、接着剤が充填された変形可能な袋状容器を嵌着し、該
袋状容器を内包し気密的に前記注入部に取付けた外容器
に、調圧された圧力流体を送り込むことにより、前記袋
状容器を周囲より均等に加圧して底側より圧縮して接着
剤を前記注入部の穴を通して亀裂部または浮陸部に送り
込むようにしたものである。
発明が解決しようとする問題点
このようにすることによって目的個所に的確に接着剤が
注入されるけれども、注入部の入口では割れ目9間隙は
大きくても一般に奥の方が割れ目が小さく間隙も小さく
なっており、またコンクリートの材質上割れ目には凹凸
が存在しコンクリート粉、ごみ、空気等があって接着剤
は充分に入り込まず、またコンクリート表面に密着し難
いのが実情である。このため接着剤は比較的粘度の小さ
いものが用いられ且つプライマ性の良いものが用いられ
る。このような接着剤では浸透性がよく亀裂、隙間の隅
々まで注入でき凹部の密着性も良く細部に対してはを効
である。しかし入口部等の亀裂1間隙の大きな部分では
粘度が小さいため流下して空胴化がおこり充填の目的を
達し難い、この対策として粘度の大きいチクソ性のある
接着剤を使用すると細部に対しては充分に注入できない
不都合がある。これを解決するには初回に粘度の小さい
接着剤を注入し改めて第2回として粘度の高い接着剤を
注入するという方法をとっており二重手間となり補修時
間がかかり工費の上昇をさけることができず、さらに高
所での作業ではそれだけ危険度が増すという問題があっ
た。
注入されるけれども、注入部の入口では割れ目9間隙は
大きくても一般に奥の方が割れ目が小さく間隙も小さく
なっており、またコンクリートの材質上割れ目には凹凸
が存在しコンクリート粉、ごみ、空気等があって接着剤
は充分に入り込まず、またコンクリート表面に密着し難
いのが実情である。このため接着剤は比較的粘度の小さ
いものが用いられ且つプライマ性の良いものが用いられ
る。このような接着剤では浸透性がよく亀裂、隙間の隅
々まで注入でき凹部の密着性も良く細部に対してはを効
である。しかし入口部等の亀裂1間隙の大きな部分では
粘度が小さいため流下して空胴化がおこり充填の目的を
達し難い、この対策として粘度の大きいチクソ性のある
接着剤を使用すると細部に対しては充分に注入できない
不都合がある。これを解決するには初回に粘度の小さい
接着剤を注入し改めて第2回として粘度の高い接着剤を
注入するという方法をとっており二重手間となり補修時
間がかかり工費の上昇をさけることができず、さらに高
所での作業ではそれだけ危険度が増すという問題があっ
た。
問題点を解決するための手段
接着剤を充填して押し出し可能とした容器を構造物の亀
裂部または浮陸部に取付けて該容器に圧縮力を作用させ
て接着剤を注入する方法において、注入の初めに粘度が
小さく且つプライマ性を有する接着剤を注入し、続いて
粘度が大きく且つチクソ性を有する接着剤を注入し、1
回の注入によって複数種の接着剤が順次注入されるもの
である。
裂部または浮陸部に取付けて該容器に圧縮力を作用させ
て接着剤を注入する方法において、注入の初めに粘度が
小さく且つプライマ性を有する接着剤を注入し、続いて
粘度が大きく且つチクソ性を有する接着剤を注入し、1
回の注入によって複数種の接着剤が順次注入されるもの
である。
実施例
以下本発明の実施例を図面にもとづき説明する。
第1図〜第4図において構造物の天井、壁、床面等の亀
裂部に対する注入部1の取付面は中心に注入口2が開口
した平坦部3に中心より離れて円弧状の凸部4が円周上
に配置形成され、その外側に凸部4の頂面と平坦部3の
面との間に位置する角形の接着面5がフランジ状に形成
され、核間の数個所に穴6が穿設されている。接着剤は
接着面5に塗布せられ凸部4によって接着剤の厚みが決
められる。注入部1の接着側と反対側には中心に注入口
2より大径で外側が開いたゆるいテーパ穴7が形成され
た円筒8が同心に設けられており、円筒8の側面の対称
位置で軸線と平行な切欠9が数鶴削没され、つづいて円
周方向に同方向のリード付切欠10が数■削設されてい
る。
裂部に対する注入部1の取付面は中心に注入口2が開口
した平坦部3に中心より離れて円弧状の凸部4が円周上
に配置形成され、その外側に凸部4の頂面と平坦部3の
面との間に位置する角形の接着面5がフランジ状に形成
され、核間の数個所に穴6が穿設されている。接着剤は
接着面5に塗布せられ凸部4によって接着剤の厚みが決
められる。注入部1の接着側と反対側には中心に注入口
2より大径で外側が開いたゆるいテーパ穴7が形成され
た円筒8が同心に設けられており、円筒8の側面の対称
位置で軸線と平行な切欠9が数鶴削没され、つづいて円
周方向に同方向のリード付切欠10が数■削設されてい
る。
注入部1の円筒8のテーパ穴7に嵌入し中心に流出口1
6を穿設した蓋体11のフランジ18の片面中心の注入
筒12はテーパ穴7に挿入される太さで同じテーバ15
に形成され先端部に円周溝13が削設されていて、ここ
に挿入時に液密とするOリング14が嵌装されている0
円周溝13よりフランジ18側で注入筒12の側面の対
称位置に切欠9,10に係合するビン17が2本突設さ
れていて、蓋体11が注入部1の円筒8のテーパ穴7に
嵌入されビン17が切欠9の底位置まで入ったとき蓋体
11を旋回させるとビン17が切欠10のリードに沿っ
て動き蓋体11が穴に引き込まれOリング14がテーパ
穴内面に圧着される。
6を穿設した蓋体11のフランジ18の片面中心の注入
筒12はテーパ穴7に挿入される太さで同じテーバ15
に形成され先端部に円周溝13が削設されていて、ここ
に挿入時に液密とするOリング14が嵌装されている0
円周溝13よりフランジ18側で注入筒12の側面の対
称位置に切欠9,10に係合するビン17が2本突設さ
れていて、蓋体11が注入部1の円筒8のテーパ穴7に
嵌入されビン17が切欠9の底位置まで入ったとき蓋体
11を旋回させるとビン17が切欠10のリードに沿っ
て動き蓋体11が穴に引き込まれOリング14がテーパ
穴内面に圧着される。
フランジ18の円筒の反対面には雌ねじを刻設した小円
筒部19と雌ねじを刻設した大円筒部20が注出口16
と同心に形成されている。
筒部19と雌ねじを刻設した大円筒部20が注出口16
と同心に形成されている。
蓋体11の小円筒部19の雌ねじには底面が凹面21に
形成され透明の弾性体でつくられた内容器のベローズ2
2の口部23の雄ねじがOリング24を挟んで液密にな
るよう螺着される。また大円筒部20には底面に導入口
を取付は透明材でつくられた外容器26の口部27の雄
ねじがOリング28を挟んで気密とするよう螺着される
。この導入口は市販の公知のワンタッチ接手25が用い
られる。
形成され透明の弾性体でつくられた内容器のベローズ2
2の口部23の雄ねじがOリング24を挟んで液密にな
るよう螺着される。また大円筒部20には底面に導入口
を取付は透明材でつくられた外容器26の口部27の雄
ねじがOリング28を挟んで気密とするよう螺着される
。この導入口は市販の公知のワンタッチ接手25が用い
られる。
第4図において外容器26に送り込まれる圧力流体が例
えば圧力ガスの場合は圧力ガスを封入したガスボンベ3
1が準備され口部に開閉コック。
えば圧力ガスの場合は圧力ガスを封入したガスボンベ3
1が準備され口部に開閉コック。
圧力調整装置32、圧力計33が取付けられビニールチ
ューブ34の先にワンタッチ継手若しくはカブラ35が
取付けられる0通常注入器は亀裂の長さ1mで大体3個
程度浮陸部では1rdで9個程麿が取付けられるため面
積の大きな面の補修には数拾個から数百側に及ぶ場合が
あり、各注入器のワンタッチ継手25に接続するように
延長のビニールチューブ34と三叉のワンタッチ継手3
6とを介して一連に接続される。
ューブ34の先にワンタッチ継手若しくはカブラ35が
取付けられる0通常注入器は亀裂の長さ1mで大体3個
程度浮陸部では1rdで9個程麿が取付けられるため面
積の大きな面の補修には数拾個から数百側に及ぶ場合が
あり、各注入器のワンタッチ継手25に接続するように
延長のビニールチューブ34と三叉のワンタッチ継手3
6とを介して一連に接続される。
作用
建築構造物のコンクリートの天井、壁等の亀裂部の下地
の清掃処理をし、注入圧1の接着面5に接着剤を凸部4
より僅かに盛り上がるように塗布した注入圧1を亀裂部
に当て押さえ付ける。注入圧lは凸部4が壁面に当接し
盛り上がった分の接着剤は円周上の円弧状の凸部4によ
って外方に押され一部は穴6から注入圧の裏側にはみだ
し、また一部は凸部4の円周上の切目から平坦部3に流
入するが量は僅かで深い平坦部3に溜り注入口2に流れ
込むことなく隙間に残った大量の接着剤で壁面に接着さ
れる。このように注入圧1を亀裂面に接着していく、一
方墳上ではこの間に内容器のベローズ22には初めに粘
度が大きくチクソ性ある接着剤(イ)例えばセメダイン
(株)製の2液常温硬化形工ポキシ樹脂系接着剤EP−
35を調剤してベローズ22を立てて奥の方に約半分程
を充填する0次いで粘度が小さくプライマ性ある接着剤
(ロ)例えばセメダイン(株)製の2液常温・湿潤面強
化形エポキシ樹脂系接着剤EP−20を調剤して、立て
たベローズ22の前に充填した上に充填して充満させる
。充填が終わったベローズ22は蓋体11の小円筒部1
9の雌ねじの底に0リング24を挿入して口部23を螺
装し強く液密に螺着する0次いで外容器26を大円筒部
20の雌ねじの底にOリング28を挿入して口部27の
雄ねじを螺装し強く気密に螺着する。このようにして組
立てられた注入容器を壁面に接着済の注入圧1の円筒8
のテーパ穴7に挿入して蓋体11の注入筒のピン17を
円筒8の切欠9に係合させ注入容器を押しながら旋回さ
せるとピン17がリードの切欠10にはまり込み、注入
容器は注入器1側に引き込まれ0リング14がテーパ穴
7に圧着されて液密に取付けられる。このようにして多
数の注入器が亀裂部及び浮陸部に取付けられたあとまた
は取付は毎に作業者は3個つづきの三叉ワンタッチ継手
36の1個所と注入器のワンタッチ継手25とをビニー
ルチューブ34で連結する。一連の連結されたワンタッ
チ継手36の最終口は口を閉じ、最初のワンタッチ継手
36の口のビニールチューブ34をガスボンベ31の圧
力調整装置を介したワンタッチ継手35と接続し圧力調
整弁32を調整する。側壁に取付けられた注入器はほぼ
水平状態を保つがベローズ22に充填された2層接着剤
はそれぞれに相当の粘度があり、特に奥の方の接着剤は
粘度が高いので蛇腹部の抵抗と相まって下側に流動する
ことなく注入側が粘度の小さいプライマ性の接着剤で充
填時の状態を保っている。そして調整された圧力はl液
の場合より粘度が高くなった分必要により高くされる。
の清掃処理をし、注入圧1の接着面5に接着剤を凸部4
より僅かに盛り上がるように塗布した注入圧1を亀裂部
に当て押さえ付ける。注入圧lは凸部4が壁面に当接し
盛り上がった分の接着剤は円周上の円弧状の凸部4によ
って外方に押され一部は穴6から注入圧の裏側にはみだ
し、また一部は凸部4の円周上の切目から平坦部3に流
入するが量は僅かで深い平坦部3に溜り注入口2に流れ
込むことなく隙間に残った大量の接着剤で壁面に接着さ
れる。このように注入圧1を亀裂面に接着していく、一
方墳上ではこの間に内容器のベローズ22には初めに粘
度が大きくチクソ性ある接着剤(イ)例えばセメダイン
(株)製の2液常温硬化形工ポキシ樹脂系接着剤EP−
35を調剤してベローズ22を立てて奥の方に約半分程
を充填する0次いで粘度が小さくプライマ性ある接着剤
(ロ)例えばセメダイン(株)製の2液常温・湿潤面強
化形エポキシ樹脂系接着剤EP−20を調剤して、立て
たベローズ22の前に充填した上に充填して充満させる
。充填が終わったベローズ22は蓋体11の小円筒部1
9の雌ねじの底に0リング24を挿入して口部23を螺
装し強く液密に螺着する0次いで外容器26を大円筒部
20の雌ねじの底にOリング28を挿入して口部27の
雄ねじを螺装し強く気密に螺着する。このようにして組
立てられた注入容器を壁面に接着済の注入圧1の円筒8
のテーパ穴7に挿入して蓋体11の注入筒のピン17を
円筒8の切欠9に係合させ注入容器を押しながら旋回さ
せるとピン17がリードの切欠10にはまり込み、注入
容器は注入器1側に引き込まれ0リング14がテーパ穴
7に圧着されて液密に取付けられる。このようにして多
数の注入器が亀裂部及び浮陸部に取付けられたあとまた
は取付は毎に作業者は3個つづきの三叉ワンタッチ継手
36の1個所と注入器のワンタッチ継手25とをビニー
ルチューブ34で連結する。一連の連結されたワンタッ
チ継手36の最終口は口を閉じ、最初のワンタッチ継手
36の口のビニールチューブ34をガスボンベ31の圧
力調整装置を介したワンタッチ継手35と接続し圧力調
整弁32を調整する。側壁に取付けられた注入器はほぼ
水平状態を保つがベローズ22に充填された2層接着剤
はそれぞれに相当の粘度があり、特に奥の方の接着剤は
粘度が高いので蛇腹部の抵抗と相まって下側に流動する
ことなく注入側が粘度の小さいプライマ性の接着剤で充
填時の状態を保っている。そして調整された圧力はl液
の場合より粘度が高くなった分必要により高くされる。
ボンベ31のコックを開けると調圧されたガスはビニー
ルチューブ34を経てすべての外容器26内に送り込ま
れる。外容器26内の圧力は内容器のベローズ22の底
面、側面の周囲より作用し、側面からの圧力は釣合って
作用するため接着剤を充填した内容器のベローズ22の
側面は変形、或いは座屈することなく底面にかかる圧力
によって圧力の作用しない蓋体11側に押され接着剤は
出口側のプライマ性のものが初め注出口16より注入口
2を経て亀裂部或いは浮陸部に注入され小さい粘度によ
り細部に侵入するとともにプライマ性により亀裂面の凹
部をぬらして接着剤(ロ)が付着される。
ルチューブ34を経てすべての外容器26内に送り込ま
れる。外容器26内の圧力は内容器のベローズ22の底
面、側面の周囲より作用し、側面からの圧力は釣合って
作用するため接着剤を充填した内容器のベローズ22の
側面は変形、或いは座屈することなく底面にかかる圧力
によって圧力の作用しない蓋体11側に押され接着剤は
出口側のプライマ性のものが初め注出口16より注入口
2を経て亀裂部或いは浮陸部に注入され小さい粘度によ
り細部に侵入するとともにプライマ性により亀裂面の凹
部をぬらして接着剤(ロ)が付着される。
ベローズ22が底より押されプライマ性の接着剤(ロ)
につづいてチクソ性の接着剤(イ)が注出口16より注
入口2を経て大きな亀裂部大きな間隙部に入り充填され
る。なお本例では内容器に2種の接着剤を充填したが3
種以上充填して初めはプライマ性、最後はチクソ性のあ
るものとし途中は任意に層状に充填することもできる。
につづいてチクソ性の接着剤(イ)が注出口16より注
入口2を経て大きな亀裂部大きな間隙部に入り充填され
る。なお本例では内容器に2種の接着剤を充填したが3
種以上充填して初めはプライマ性、最後はチクソ性のあ
るものとし途中は任意に層状に充填することもできる。
また1個の内容器に2層に充填したが複数個の容器に別
々に充填して粘度が小さく且つプライマ性の接着剤の注
入のあと終わりに粘度が高(且つチクソ性の接着剤が注
入されるように容器を直列に接続して外容器26に内包
することもできる。また出口を1つにして並列に接続し
て外客器26に内包して圧力を粘度が小さくプライマ性
の接着剤充填容器次いで粘度が大きくチクソ性の接着剤
充填容器に作用するよう構成することもできる。更にま
た従来例の第5図、第6図、第7図2第8図の容器を用
いる注入法においてその充填接着剤を上記のように数種
充填することも可能で本発明はこれ等をも包含するもの
である。
々に充填して粘度が小さく且つプライマ性の接着剤の注
入のあと終わりに粘度が高(且つチクソ性の接着剤が注
入されるように容器を直列に接続して外容器26に内包
することもできる。また出口を1つにして並列に接続し
て外客器26に内包して圧力を粘度が小さくプライマ性
の接着剤充填容器次いで粘度が大きくチクソ性の接着剤
充填容器に作用するよう構成することもできる。更にま
た従来例の第5図、第6図、第7図2第8図の容器を用
いる注入法においてその充填接着剤を上記のように数種
充填することも可能で本発明はこれ等をも包含するもの
である。
効果
以上詳述したように本発明は接着剤を押し出せるように
した容器の奥に粘度が高く且つチクソ性の接着剤入口部
に粘土が小さく且つプライマ性の接着剤を充填しまたは
作用順序を決めた複数個の容器を順次押し出すようにな
したので、1回の注入動作によってそれぞれの特性を存
する接着剤の的確な注入が行え施工時間を短縮すること
ができ施工費を下げることができる。また注入忘れがな
く確実な信幀度の高い補修が可能である。さらに数種類
の接着剤を順次充填したものでも施工時間は1回分です
むため非常に安い工費となる。
した容器の奥に粘度が高く且つチクソ性の接着剤入口部
に粘土が小さく且つプライマ性の接着剤を充填しまたは
作用順序を決めた複数個の容器を順次押し出すようにな
したので、1回の注入動作によってそれぞれの特性を存
する接着剤の的確な注入が行え施工時間を短縮すること
ができ施工費を下げることができる。また注入忘れがな
く確実な信幀度の高い補修が可能である。さらに数種類
の接着剤を順次充填したものでも施工時間は1回分です
むため非常に安い工費となる。
第1図は注入器の縦断面図、第2図は注入圧の接着側平
面図、第3図は注入圧の側面図、第4図は壁面に取付け
た注入器に圧力供給器具を接続した図、第5図、第6図
、第7図、第8図は従来の注入容器及び取付(子状態を
示す図である。 1・・注入圧 22・・ベローズ 26・・外容器
面図、第3図は注入圧の側面図、第4図は壁面に取付け
た注入器に圧力供給器具を接続した図、第5図、第6図
、第7図、第8図は従来の注入容器及び取付(子状態を
示す図である。 1・・注入圧 22・・ベローズ 26・・外容器
Claims (2)
- (1)接着剤を充填して押し出し可能とした容器を構造
物の亀裂部または浮陸部に取付けて該容器に圧縮力を作
用させて接着剤を注入する方法において、注入の初めに
粘度が小さく且つプライマ性を有する接着剤を注入し、
続いて粘度が大きく且つチクソ性を有する接着剤を注入
し、1回の注入によって複数種の接着剤が順次注入され
ることを特徴とする構造物の亀裂部または浮陸部の接着
剤による補修方法。 - (2)容器は1個であってその奥側に粘度が大きく且つ
チクソ性を有する接着剤が充填され、出口側に粘度が小
さく且つプライマ性を有する接着剤が充填されたものを
用いることを特徴とする構造物の亀裂部または浮陸部の
接着剤による補修方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5708787A JPS63223265A (ja) | 1987-03-12 | 1987-03-12 | 構造物の亀裂部または浮陸部の接着剤による補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5708787A JPS63223265A (ja) | 1987-03-12 | 1987-03-12 | 構造物の亀裂部または浮陸部の接着剤による補修方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63223265A true JPS63223265A (ja) | 1988-09-16 |
Family
ID=13045710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5708787A Pending JPS63223265A (ja) | 1987-03-12 | 1987-03-12 | 構造物の亀裂部または浮陸部の接着剤による補修方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63223265A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03256803A (ja) * | 1990-02-26 | 1991-11-15 | Asmo Co Ltd | 高粘度材料の充填方法および充填装置 |
JPH0430659U (ja) * | 1990-07-05 | 1992-03-12 | ||
JPH0610517U (ja) * | 1992-07-13 | 1994-02-10 | 旭コンクリート工業株式会社 | モルタル充填装置 |
-
1987
- 1987-03-12 JP JP5708787A patent/JPS63223265A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03256803A (ja) * | 1990-02-26 | 1991-11-15 | Asmo Co Ltd | 高粘度材料の充填方法および充填装置 |
JPH0430659U (ja) * | 1990-07-05 | 1992-03-12 | ||
JPH0610517U (ja) * | 1992-07-13 | 1994-02-10 | 旭コンクリート工業株式会社 | モルタル充填装置 |
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