JPS63221584A - 高周波加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子レンジ、電気オーブン、ガスオーブン或
いは、これらを複合化した加熱装置に関するものである
。

従来の技術 第２図は従来の加熱装置の電源供給、および制御方式の
一例を示したものである。

即ちブロック人は高周波発振器１、および調理加熱用ヒ
ータ２等の電力供給ラインであり、このラインには調理
物を搬送人する開閉扉と連動して各ラインを入−切する
スイッチ３，４が接続されている、金属が開の時はスイ
ッチ３は開、４は閉であり、扉が閉の時はこの逆の動作
状態にある。

一方ブロックＢはトランス５を介して、ブロック人とは
絶縁され、装置全体の動作を制御するシステム制御回路
に接続されている。このブロックＢにも開閉扉と連動す
るスイッチ６がリレー駆動コイルと接続されており、扉
が開の時はスイッチ６は開、扉が閉の時は閉じている。

今ここで、扉が閉状態、即ちスイッチ３閉、４開、６閉
の時、制御回路より高周波発振器を動作すべく指令が出
た場合、リレー駆動コイル了に電流が流れ、これと一対
のリレー接点８が閉じる事により、ブロック人の電力ラ
インが全て接続され、高圧トランス９で昇圧後、整流し
高周波発振器が動作を開始する。

発明が解決しようとする問題点 高周波加熱装置の高周波発振器に必要な高圧電源は、従
来例で明らかな様に、商用電源に直結した高圧トランス
で得る方式であったが、最近は商用電源を整流平滑後、
トランジスタ、ＦＩＴ等の半導体素子でスイ、・Ｉチン
グし、交流に変換後、高周波昇圧スイッチングトランス
で高圧を得る電子昇圧回路方式に移行し、更にはスイッ
チング周波数、或いはパルスのデユーティ−比を変化さ
せ高周波発振器に供給する電力を制御し、等測的に高周
波発振出力を制御する回路構成・に成りつつある。

この様な回路構成においては、扉の開閉を検出するスイ
ッチの各電源ラインにおける接続箇所は従来方式と比べ
大幅な変更が生じる。

また、高圧を得る電子昇圧回路、および出力を制御する
昇圧制御回路は共に商用電源から直接整流、あるいは低
圧トランスを介して得る構成であり、これらの回路は一
次側接続回路となる。一方、装置全体の動作を制御する
システム制御回路は人が触れる操作スイッチ等が接続さ
れているため、前記の一次側接続回路とは絶縁する必要
が有り、従来のシステム制御回路に用いるトランスとは
別に昇圧制御用トランスが必要で、部品スペース及びコ
スト増大等の問題が生じる。

問題点を解決するための手段 本発明は、昇圧用スイッチングトランスと直列に接続す
るスイッチング素子と、スイッチング素子を駆動するス
イッチング駆動回路との間に、駆動信号を断続するリレ
ー等の断続器を介在させると共に、断続器を断続させる
駆動装置を、開閉扉の開閉と連動して０Ｎ１０ＦＦする
スイッチとを高周波加熱装置全体を制御する、システム
制御回路部に直列に接続することにより、扉開閉時にお
ける複数個のスイッチによる電力供給ラインを効果的に
構成する事が可能となる。

更には互いに分離された第１．第２の一次巻線、および
これら巻線とは絶縁された二次巻線を一体化した構造を
有する、低電圧トランスを設け、第１の一次巻線は商用
電源に接続し、整流平滑後昇圧スイッチングトランス、
スイッチング素子を介し、高周波発振器に電力を供給、
第２の一次巻線はその電力を制御する昇圧制御回路に接
続、二次巻線は装置全体を制御するシステム制御回路に
接続して制御用マイコンあるいは、リレー駆動用電源等
として使用する。

一方、昇圧制御回路とシステム制御回路間の信号の受は
渡しはリレー、フォトカプラー等の絶縁構造を有する素
子を介して行なう構造としている。

作用 従って本発明ではスイッチング素子と、スイッチング駆
動回路間にリレー等の断続器を接続し、駆動信号を断続
する構成であるため、断続器の接点容量は少なくて済む
、又、断続器の断続を行なう断続器駆動部は扉開閉スイ
ッチを介して直列に接続されているため、断続器駆動部
と扉開閉スイッチが同時にＯＷＬないと断続器の接点は
接続せず不用意に高周波発振器を動作させない安全回路
を構成で゛きる。

更には、昇圧制御回路とシステム制御回路に必要な電源
を互いに絶縁された構造を有する、一つのスイッチング
トランスより供給するため、昇圧制御用トランスが削減
出来ると共に、低圧トランスのスイッチング電源化によ
り、トランス本体を小型、省スペース、軽量化が可能と
なる。

実施例 第１図は本発明の実施例における高周波加熱装置の回路
構成である。

第１の一次巻線１．第２の一次巻＃！２．およびこれら
巻線とは絶縁された二次巻線３の構造を有する低電圧ト
ランス４を設け、第１の巻線１は商用電源５に接続、あ
るいは装置が異常高温時、回路を遮断する熱感応スイッ
チ６を介して接続、扉開閉検出スイッチ７（扉開時スイ
ッチ７は閉）、および調理庫内照明用ランプ８．調理台
回転用、駆動モーター９．昇圧スイッチングトランス１
ｏおよび高周波発振器１１の冷却用ファンモーター１２
に接続づれリレー１３が閉時にこれらが動作する。

又、商用電源を整流平滑後、昇圧スイッチングトランス
１０．スイッチング素子１４を介し高周波発振器１１に
電力を供給する。

一方、低電圧トランス４の第２巻ＩｆＪ２は高周波発振
器の入力電力を制御する昇圧制御回路１５と、スイッチ
ング素子１４を駆動するだめのスイッチング駆動回路２
１に接続している。そして、スイッチング素子１４とス
イッチング駆動量路に、リレーあるいは半導体スイッチ
素子による断続器２３を接続し、スイッチング素子１４
への信号を断続する事により高周波発振器１１への電力
供給を入−切する。又、低電圧トランス４の二次巻線３
は装置全体を制御するシステム制御回路１７に接続し、
制御用マイコンあるいは、リレー１３等のコイル駆動用
電源、更には断続器２３を入−切する断続器駆動部２４
および扉開閉スイッチ１θと接続している。

今ここで高周波発振器が動作する条件は、開閉扉が閉時
（スイッチア閉、扉開閉スイッチ１６鳳調理時間設定ス
イッチ、調理開始スイッチ等の操作スイ、ソチ部１８よ
りの調理開始信号の情報を受けて、システム制御回路１
７はリレー２０の高圧０Ｎ１０ＦＦ制御接点１９を駆動
すると共に、断続器駆動部２４を駆動させ、断続器の接
点が接かり、スイッチング素子１４に駆動信号が入力−
れる事により、高周波発振器１１に印加する高圧を０Ｎ
１０ＦＦ　　制御する。

又、第１図、第２図の実施例ではリレー１９を用いて高
圧をＯＮ１０　Ｆ　Ｆ制御する構成としているが、他の
電気的に絶縁でれるフォトカプラー等の素子を用いる事
により、第１の実施例と同様に絶縁する事が出来る。

発明の効果 以上の様に本発明は、昇圧制御回路に開閉扉と連動して
動作するスイッチ、若しくはリレー接点を接続する事に
より安価で確実な動作を行なう事が出来、更には昇圧制
御回路とシステム制御回路間の絶縁を保証しつつ、低圧
トランスの１つを削減出来、且つ、スイッチング電源化
に伴い、トランス本体の小型化、省スペース化、軽量化
を図る事が出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による回路構成図、第２図は
従来回路の実施例による高周波加熱装置の回路図である
。 １・・・・・・第１の一次巻線、２・・・・・・第２の
一次巻線、３・・・・・・二次巻線、４・・・・・・低
電圧スイッチングトランス、６・・・・・・商用電源、
６・・・・・・熱感応スイッチ、７・・・・・・扉開閉
検出スイ、ツチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 商用電源を整流平滑した直流電源に、マグネトロン駆動
   トランスおよびスイッチング素子が直列に接続された昇
   電圧スイッチング装置と、前記スイッチング素子の電力
   を制御する昇圧制御回路部と、前記スイッチング素子を
   駆動するスイッチング駆動回路部と、前記スイッチング
   素子および前記スイッチング駆動回路部間の駆動信号を
   断続する断続器と、その断続器の断続を行う断続駆動装
   置と、装置全体のシステムを制御するシステム制御回路
   と、ドアの開閉に連動してＯＮ／ＯＦＦするドアスイッ
   チとを備え、前記断続駆動装置およびドアスイッチが直
   列に、前記システム制御回路部に接続した構成の高周波
   加熱装置。