JPS6321963Y2 - - Google Patents
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- JPS6321963Y2 JPS6321963Y2 JP1982012017U JP1201782U JPS6321963Y2 JP S6321963 Y2 JPS6321963 Y2 JP S6321963Y2 JP 1982012017 U JP1982012017 U JP 1982012017U JP 1201782 U JP1201782 U JP 1201782U JP S6321963 Y2 JPS6321963 Y2 JP S6321963Y2
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- torch
- shaft
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- welding torch
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- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、管孔のピツチが小さい場合に使用し
て有用であり、かつ、セツテイングが容易で可搬
性のよい管内溶接装置に関するものである。
て有用であり、かつ、セツテイングが容易で可搬
性のよい管内溶接装置に関するものである。
第1図に示すように、管板1と管2とを溶接に
よつて接合する場合には、通常矢印Aの外側から
溶接することが考えられるが、管孔3のピツチP
が小さく、したがつて、管2間の隙間Rが非常に
狭い場合には、装置製造上の限界から、技術的に
矢印Bの管内からの溶接を余儀なくされる場合が
ある。その場合、作業性の面からセツテイングが
容易で可搬性のよい装置が要求される。
よつて接合する場合には、通常矢印Aの外側から
溶接することが考えられるが、管孔3のピツチP
が小さく、したがつて、管2間の隙間Rが非常に
狭い場合には、装置製造上の限界から、技術的に
矢印Bの管内からの溶接を余儀なくされる場合が
ある。その場合、作業性の面からセツテイングが
容易で可搬性のよい装置が要求される。
本考案は、かかる要求に答えるために提案され
たものであつて、その要旨とするところは、規則
的に管孔の配列した管板上に下部ベースが載置さ
れると共に該下部ベースには前記管孔内に挿入し
て拡径する2個のクランプ用治具が突設され、更
に溶接対象孔に対応して前記下部ベースに密閉中
空部が穿設され、該密閉中空部と前記溶接対象孔
との間にOリングが介装されて気密とされる一
方、該密閉中空部にOリングを介して溶接用トー
チが挿入されると共に管孔内面と線接触する球面
状のトーチガイドが該トーチに装着され、更に前
記溶接用トーチの上端に軸が同軸に連結されると
共に該軸を収納する回転駆動部ケースが前記下部
ベースに固定される一方、該下部ケース内に軸受
を介して回転自在に挿入された平歯車に前記軸が
上下動可能にスプライン嵌合し、更に該平歯車の
円周上に磁気片が等間隔に埋め込まれ、該磁気片
を検知して前記溶接トーチの回転位置を検出する
回転角センサが設けられ、また前記回転駆動部ケ
ースに取り付けられたブラケツトにガイドバー及
び送りねじが上下に配設されると共に該ガイドバ
ー及び送りねじに嵌着し螺着するスライドロツク
に上記軸の上端が固着され、更に該送りねじに歯
車伝達機構を介して連結する昇降駆動用モータ及
び前記平歯車に歯車伝達機構を介して連結する回
転駆動用モータが前記ブラケツトに固定され、し
かも前記昇降駆動用モータに連結する歯車伝達機
構のうちの一の歯車の円周上に磁気片が等間隔で
埋め込まれ、該磁気片を検知して前記溶接トーチ
の昇降位置を検出する昇降センサが設けられるこ
とを特徴とする。
たものであつて、その要旨とするところは、規則
的に管孔の配列した管板上に下部ベースが載置さ
れると共に該下部ベースには前記管孔内に挿入し
て拡径する2個のクランプ用治具が突設され、更
に溶接対象孔に対応して前記下部ベースに密閉中
空部が穿設され、該密閉中空部と前記溶接対象孔
との間にOリングが介装されて気密とされる一
方、該密閉中空部にOリングを介して溶接用トー
チが挿入されると共に管孔内面と線接触する球面
状のトーチガイドが該トーチに装着され、更に前
記溶接用トーチの上端に軸が同軸に連結されると
共に該軸を収納する回転駆動部ケースが前記下部
ベースに固定される一方、該下部ケース内に軸受
を介して回転自在に挿入された平歯車に前記軸が
上下動可能にスプライン嵌合し、更に該平歯車の
円周上に磁気片が等間隔に埋め込まれ、該磁気片
を検知して前記溶接トーチの回転位置を検出する
回転角センサが設けられ、また前記回転駆動部ケ
ースに取り付けられたブラケツトにガイドバー及
び送りねじが上下に配設されると共に該ガイドバ
ー及び送りねじに嵌着し螺着するスライドロツク
に上記軸の上端が固着され、更に該送りねじに歯
車伝達機構を介して連結する昇降駆動用モータ及
び前記平歯車に歯車伝達機構を介して連結する回
転駆動用モータが前記ブラケツトに固定され、し
かも前記昇降駆動用モータに連結する歯車伝達機
構のうちの一の歯車の円周上に磁気片が等間隔で
埋め込まれ、該磁気片を検知して前記溶接トーチ
の昇降位置を検出する昇降センサが設けられるこ
とを特徴とする。
以下、図面に示した実施例にもとずき、本考案
に係る管内溶接装置について説明する。
に係る管内溶接装置について説明する。
本考案に係る管内溶接装置をセツテイングする
場合には、第2図に示すように、星印をつけた所
定の管孔3aを管内溶接対象孔とし、四角印をつ
けた所定の管孔3bを装置のクランプ及び対象孔
3aの芯出し用に使用する構造とする。従つて、
装置セツテイングの方向は、第2図に示したもの
のみにとどまらず、管孔3間のピツチPが等しけ
れば、前記対象孔3aを中心として合計6方向が
可能である。
場合には、第2図に示すように、星印をつけた所
定の管孔3aを管内溶接対象孔とし、四角印をつ
けた所定の管孔3bを装置のクランプ及び対象孔
3aの芯出し用に使用する構造とする。従つて、
装置セツテイングの方向は、第2図に示したもの
のみにとどまらず、管孔3間のピツチPが等しけ
れば、前記対象孔3aを中心として合計6方向が
可能である。
第3図は本考案に係る装置のセツテイング時に
おける断面図であるが、第2図で示したように、
管板1における所定の2ケ所の管孔3bにはクラ
ンプ用治具が差込まれている。すなわちクランプ
用治具は、下部ベース4に管孔3のピツチPに等
しく穴明加工された2ケ所のシリンダ内筒4aと
その中にOリング8,9を介して挿入されるピス
トンロツド7および下方突出部4bによつて構成
されており、ピストンロツド7は、シリンダキヤ
ツプ5を締付けることによりスプリング6によつ
て下方へ加圧押下げられた状態となつている。ピ
ストンロツド7の下部の管孔3b内にはゴム製の
スリーブ10および摺動用スリーブ11が挿入さ
れるとともにガイドピン12をピストンロツド7
の先端にねじ込み、セツトボルト13で回り止め
として保持されている。また、下部ベース4の下
方突出部4bは、管孔3の内径と緊密にかん合す
るような外径に加工されている。なお、14はエ
ヤー供給用ニツプル、15はその為のホースであ
る。
おける断面図であるが、第2図で示したように、
管板1における所定の2ケ所の管孔3bにはクラ
ンプ用治具が差込まれている。すなわちクランプ
用治具は、下部ベース4に管孔3のピツチPに等
しく穴明加工された2ケ所のシリンダ内筒4aと
その中にOリング8,9を介して挿入されるピス
トンロツド7および下方突出部4bによつて構成
されており、ピストンロツド7は、シリンダキヤ
ツプ5を締付けることによりスプリング6によつ
て下方へ加圧押下げられた状態となつている。ピ
ストンロツド7の下部の管孔3b内にはゴム製の
スリーブ10および摺動用スリーブ11が挿入さ
れるとともにガイドピン12をピストンロツド7
の先端にねじ込み、セツトボルト13で回り止め
として保持されている。また、下部ベース4の下
方突出部4bは、管孔3の内径と緊密にかん合す
るような外径に加工されている。なお、14はエ
ヤー供給用ニツプル、15はその為のホースであ
る。
下部ベース4の溶接対象孔3aに対応する位置
にはOリング16,27により密閉された密閉中
空部71が形成され、ここにトーチ外筒17が差
込まれている。トーチ外筒17の内部は絶縁チユ
ーブ25、給電チユーブ26から成る2重構造と
なつており、給電チユーブ26の中をシールドガ
スが流れる。給電チユーブ26の下部にはトーチ
ヘツド部24が溶接接合されており、先端のタン
グステン電極22はセツトボルト23によりトー
チヘツド部24に固定されている。21はセラミ
ツク製のシールドカツプで、これにはタングステ
ン電極22及びセツトボルト23締付用の穴がそ
れぞれ加工されるとともにシールドカツプ21は
トーチヘツド部24にねじ込みロツクナツト20
(耐熱樹脂製)により固定される。また、ロツク
ナツト20の上部にはトーチガイド18が同じく
トーチヘツド部24にねじ込まれており、その上
部はトーチ外筒17とねじ止め後にセツトボルト
19で互いに固定される。トーチ外筒17はその
上端部が絶縁材質製の軸(本実施例ではスプライ
ン軸)31にねじ込まれセツトボルト28で固定
されるとともに軸31の内部には給電チユーブ2
6が上方まで貫通する一方、給電チユーブ26は
軸31とセツトボルト32により上方でねじれ防
止のために固定されている。
にはOリング16,27により密閉された密閉中
空部71が形成され、ここにトーチ外筒17が差
込まれている。トーチ外筒17の内部は絶縁チユ
ーブ25、給電チユーブ26から成る2重構造と
なつており、給電チユーブ26の中をシールドガ
スが流れる。給電チユーブ26の下部にはトーチ
ヘツド部24が溶接接合されており、先端のタン
グステン電極22はセツトボルト23によりトー
チヘツド部24に固定されている。21はセラミ
ツク製のシールドカツプで、これにはタングステ
ン電極22及びセツトボルト23締付用の穴がそ
れぞれ加工されるとともにシールドカツプ21は
トーチヘツド部24にねじ込みロツクナツト20
(耐熱樹脂製)により固定される。また、ロツク
ナツト20の上部にはトーチガイド18が同じく
トーチヘツド部24にねじ込まれており、その上
部はトーチ外筒17とねじ止め後にセツトボルト
19で互いに固定される。トーチ外筒17はその
上端部が絶縁材質製の軸(本実施例ではスプライ
ン軸)31にねじ込まれセツトボルト28で固定
されるとともに軸31の内部には給電チユーブ2
6が上方まで貫通する一方、給電チユーブ26は
軸31とセツトボルト32により上方でねじれ防
止のために固定されている。
一方、下部ベース4の密閉中空部71上には回
転駆動部ケース30がセンタリングされた状態で
ねじ29により突設固定されており、2個のベア
リング33を介してウオームホイール35がケー
ス30の上方内で上下方向を固定され軸31を中
心に回転できるようになつている。この場合、ウ
オームホイール35の円周上(8分割〜16分割)
に磁気片38を埋込んでおけば、検出センサ(た
とえば近接スイツチ,ホールIC等)37により
回転位置を検出することが可能となる。また、ウ
オームホイール35は軸31と本実施例ではスプ
ラインかん合しており、ウオームホイール35の
回転は軸31に伝動するようになつている。ウオ
ームホイール35にはウオームギヤ36がかみ合
い、さらに一対の傘歯車40a,40bを介して
回転駆動用モータ42に接続している(なお、3
9はベアリング押え用カバープレートであつて、
ねじ34によりケース30に固定されている。)。
転駆動部ケース30がセンタリングされた状態で
ねじ29により突設固定されており、2個のベア
リング33を介してウオームホイール35がケー
ス30の上方内で上下方向を固定され軸31を中
心に回転できるようになつている。この場合、ウ
オームホイール35の円周上(8分割〜16分割)
に磁気片38を埋込んでおけば、検出センサ(た
とえば近接スイツチ,ホールIC等)37により
回転位置を検出することが可能となる。また、ウ
オームホイール35は軸31と本実施例ではスプ
ラインかん合しており、ウオームホイール35の
回転は軸31に伝動するようになつている。ウオ
ームホイール35にはウオームギヤ36がかみ合
い、さらに一対の傘歯車40a,40bを介して
回転駆動用モータ42に接続している(なお、3
9はベアリング押え用カバープレートであつて、
ねじ34によりケース30に固定されている。)。
モータ42はブラケツト41にねじ止めされる
とともに、さらにブラケツト41を介してモータ
42の上部に昇降駆動用モータ47が取付けられ
ている。モータ47の出力軸には平歯車44と傘
歯車43aが取付けてあり、平歯車44は軸46
を中心に回転する平歯車45を回転させる。平歯
車45の円周上に適当なピツチで磁気片49を埋
込んでおけば、検出センサ(たとえば近接スイツ
チ又はホールIC等)48により回転角度(及び
回転数)を検出することが可能となる。傘歯車4
3aは傘歯車43bとかみ合つているから、ブラ
ケツト41にねじ止めされているスライド本体5
3にベアリング54,55を介して設けられてい
る送りねじ51を回転させることになる。ガイド
バー52a,52bにリニアモーシヨンベアリン
グ58を介してガイドされているスライドブロツ
ク57(第4図参照)は、この送りねじ51が回
転することにより昇降する構造となつている(5
6はスライドの上限停止用リミツトスイツチであ
る。)。一方、スライドブロツク57にはスリツプ
リング本体62が取付けてあり、その下部にロツ
クナツト61とベアリング60及びそれらを保持
するねじ込みカバー59によつて軸31を回動自
在に吊下げた構造となつている。
とともに、さらにブラケツト41を介してモータ
42の上部に昇降駆動用モータ47が取付けられ
ている。モータ47の出力軸には平歯車44と傘
歯車43aが取付けてあり、平歯車44は軸46
を中心に回転する平歯車45を回転させる。平歯
車45の円周上に適当なピツチで磁気片49を埋
込んでおけば、検出センサ(たとえば近接スイツ
チ又はホールIC等)48により回転角度(及び
回転数)を検出することが可能となる。傘歯車4
3aは傘歯車43bとかみ合つているから、ブラ
ケツト41にねじ止めされているスライド本体5
3にベアリング54,55を介して設けられてい
る送りねじ51を回転させることになる。ガイド
バー52a,52bにリニアモーシヨンベアリン
グ58を介してガイドされているスライドブロツ
ク57(第4図参照)は、この送りねじ51が回
転することにより昇降する構造となつている(5
6はスライドの上限停止用リミツトスイツチであ
る。)。一方、スライドブロツク57にはスリツプ
リング本体62が取付けてあり、その下部にロツ
クナツト61とベアリング60及びそれらを保持
するねじ込みカバー59によつて軸31を回動自
在に吊下げた構造となつている。
スリツプリング本体62の内部には給電ブロツ
ク67が格納されており、セツトボルト70によ
り固定されるとともに、その中心を貫通する給電
チユーブ26を取囲んでカーボンブラシ65a,
65bを配しており、ブラシ65aはスプリング
64,加圧ネジ63により給電チユーブ26を加
圧し、さらにブラシ65bを給電ブロツク67の
内壁に加圧する構造となつている。給電チユーブ
26の上端部はOリング66でシールされ、給電
ブロツク67の上部に溶接用パワーケーブル69
がねじ込まれている。なお、68は絶縁カバー、
50はモータ保護カバーである。
ク67が格納されており、セツトボルト70によ
り固定されるとともに、その中心を貫通する給電
チユーブ26を取囲んでカーボンブラシ65a,
65bを配しており、ブラシ65aはスプリング
64,加圧ネジ63により給電チユーブ26を加
圧し、さらにブラシ65bを給電ブロツク67の
内壁に加圧する構造となつている。給電チユーブ
26の上端部はOリング66でシールされ、給電
ブロツク67の上部に溶接用パワーケーブル69
がねじ込まれている。なお、68は絶縁カバー、
50はモータ保護カバーである。
本実施例ではウオームホイール35と軸31と
はスプラインかん合しており、モータ47による
軸31の昇降とモータ42による軸31の回転と
は相互に無拘束に行なわれるようになつている。
はスプラインかん合しており、モータ47による
軸31の昇降とモータ42による軸31の回転と
は相互に無拘束に行なわれるようになつている。
本考案に係る管内溶接装置をセツテイングする
にあたつては、昇降駆動用モータ47を駆動さ
せ、スライドブロツク57が上限リミツトスイツ
チ56と接触した状態、すなわちトーチヘツド部
24が完全に下部ベース4の内部に引上げられ密
閉中空部71に収納された状態から始められる。
にあたつては、昇降駆動用モータ47を駆動さ
せ、スライドブロツク57が上限リミツトスイツ
チ56と接触した状態、すなわちトーチヘツド部
24が完全に下部ベース4の内部に引上げられ密
閉中空部71に収納された状態から始められる。
まず、装置を溶接対象孔3aにトーチが挿入で
きる状態まで移動するとともに先端にガイドピン
12を有するピストンロツド7を隣接孔3bに挿
入し下方へ押付ける。そして、別に設けたソレノ
イドバルブを可動させてニツプル14を通じてエ
ヤー(通常5〜6Kg/cm2の圧縮空気)を送給する
とピストンロツド7はスプリング6の加圧力に打
勝つて上方へ押上げられ、ゴムスリーブ10を圧
縮する。圧縮されたゴムスリーブ10の側面は管
孔3bの内壁に押付けられるから装置全体は管板
1上に固定される。
きる状態まで移動するとともに先端にガイドピン
12を有するピストンロツド7を隣接孔3bに挿
入し下方へ押付ける。そして、別に設けたソレノ
イドバルブを可動させてニツプル14を通じてエ
ヤー(通常5〜6Kg/cm2の圧縮空気)を送給する
とピストンロツド7はスプリング6の加圧力に打
勝つて上方へ押上げられ、ゴムスリーブ10を圧
縮する。圧縮されたゴムスリーブ10の側面は管
孔3bの内壁に押付けられるから装置全体は管板
1上に固定される。
次に昇降用モータ47を作動させてタングステ
ン電極22が所定の開先位置に停止するまで降下
させるが、これは、平歯車45に埋込まれた磁気
片49を検出センサ48によりカウントし、プリ
セツトされたカウント数でモータ47が停止する
ように別に制御装置を設けることによつても可能
である。しかるのちにシールドガスをプリフロー
させ、溶接開先付近の雰囲気を完全なシールドガ
ス雰囲気としておく。この場合、管2の下方はシ
ールされた状態としておき内圧制御装置に連結し
ておくことも出来る。また、溶接開先部の外側が
良好な裏波ビードを得るため、別に製造したバツ
クシールドボツクス(出来れば監視が容易なよう
に石英ガラス製とする。)にシールドガスを充満
させておくことも必要である。
ン電極22が所定の開先位置に停止するまで降下
させるが、これは、平歯車45に埋込まれた磁気
片49を検出センサ48によりカウントし、プリ
セツトされたカウント数でモータ47が停止する
ように別に制御装置を設けることによつても可能
である。しかるのちにシールドガスをプリフロー
させ、溶接開先付近の雰囲気を完全なシールドガ
ス雰囲気としておく。この場合、管2の下方はシ
ールされた状態としておき内圧制御装置に連結し
ておくことも出来る。また、溶接開先部の外側が
良好な裏波ビードを得るため、別に製造したバツ
クシールドボツクス(出来れば監視が容易なよう
に石英ガラス製とする。)にシールドガスを充満
させておくことも必要である。
最後にパワーケーブル69に通電を開始して溶
接が行われるが、回転駆動モータ42を作動させ
て溶接トーチの回転走行により溶接が進行する。
この場合、検出センサ37で検出した回転角によ
つて溶接電流、回転速度等の条件を変化させ得る
ような制御装置を使用することにより、過熱によ
るビード形状の悪化等、溶接欠陥を回避した良好
な溶接ビードが得られるようにすることも可能で
ある。
接が行われるが、回転駆動モータ42を作動させ
て溶接トーチの回転走行により溶接が進行する。
この場合、検出センサ37で検出した回転角によ
つて溶接電流、回転速度等の条件を変化させ得る
ような制御装置を使用することにより、過熱によ
るビード形状の悪化等、溶接欠陥を回避した良好
な溶接ビードが得られるようにすることも可能で
ある。
以上、図面に示した実施例にもとずいて説明し
たように、本考案に係る管内溶接装置によれば、
管孔のピツチが小さい場合においても管内溶接が
可能となるとともに、セツテイングが容易で可搬
性にすぐれた装置を提供することができる。
たように、本考案に係る管内溶接装置によれば、
管孔のピツチが小さい場合においても管内溶接が
可能となるとともに、セツテイングが容易で可搬
性にすぐれた装置を提供することができる。
第1図は管板と管との溶接を行う場合の説明図
(側断面図)、第2図は本考案に係る装置をセツテ
イングする方法を示す説明図、第3図は本考案に
係る装置のセツテイング時における断面図、第4
図は第3図のA−A線矢視図である。 図面中、1は管板、2は管、3,3aおよび3
bは管孔、4は下部ベース、4aはシリンダ内
筒、4bは下方突出部、7はピストンロツド、1
0および11はスリーブ、12はガイドピン、1
7はトーチ外筒、24はトーチヘツド部、30は
回転駆動部ケース、31は軸、35はウオームホ
イール、36はウオームギア、40a,40bお
よび43a,43bは傘歯車、41はブラケツ
ト、42は回転駆動用モータ、44および45は
平歯車、47は昇降駆動用モータ、51は送りネ
ジ、57はスライドブロツク、71は密閉中空部
である。
(側断面図)、第2図は本考案に係る装置をセツテ
イングする方法を示す説明図、第3図は本考案に
係る装置のセツテイング時における断面図、第4
図は第3図のA−A線矢視図である。 図面中、1は管板、2は管、3,3aおよび3
bは管孔、4は下部ベース、4aはシリンダ内
筒、4bは下方突出部、7はピストンロツド、1
0および11はスリーブ、12はガイドピン、1
7はトーチ外筒、24はトーチヘツド部、30は
回転駆動部ケース、31は軸、35はウオームホ
イール、36はウオームギア、40a,40bお
よび43a,43bは傘歯車、41はブラケツ
ト、42は回転駆動用モータ、44および45は
平歯車、47は昇降駆動用モータ、51は送りネ
ジ、57はスライドブロツク、71は密閉中空部
である。
Claims (1)
- 規則的に管孔の配列した管板上に下部ベースが
載置されると共に該下部ベースには前記管孔内に
挿入して拡径する2個のクランプ用治具が突設さ
れ、更に溶接対象孔に対応して前記下部ベースに
密閉中空部が穿設され、該密閉中空部と前記溶接
対象孔との間にOリングが介装されて気密とされ
る一方、該密閉中空部にOリングを介して溶接用
トーチが挿入されると共に管孔内面と線接触する
球面状のトーチガイドが該トーチに装着され、更
に前記溶接用トーチの上端に軸が同軸に連結され
ると共に該軸を収納する回転駆動部ケースが前記
下部ベースに固定される一方、該下部ケース内に
軸受を介して回転自在に挿入された平歯車に前記
軸が上下動可能にスプライン嵌合し、更に該平歯
車の円周上に磁気片が等間隔に埋め込まれ、該磁
気片を検知して前記溶接トーチの回転位置を検出
する回転角センサが設けられ、また前記回転駆動
部ケースに取り付けられたブラケツトにガイドバ
ー及び送りねじが上下に配設されると共に該ガイ
ドバー及び送りねじに嵌着し螺着するスライドロ
ツクに上記軸の上端が固着され、更に該送りねじ
に歯車伝達機構を介して連結する昇降駆動用モー
タ及び前記平歯車に歯車伝達機構を介して連結す
る回転駆動用モータが前記ブラケツトに固定さ
れ、しかも前記昇降駆動用モータに連結する歯車
伝達機構のうちの一の歯車の円周上に磁気片が等
間隔で埋め込まれ、該磁気片を検知して前記溶接
トーチの昇降位置を検出する昇降センサが設けら
れることを特徴とする管内溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1201782U JPS58116177U (ja) | 1982-01-30 | 1982-01-30 | 管内溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1201782U JPS58116177U (ja) | 1982-01-30 | 1982-01-30 | 管内溶接装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58116177U JPS58116177U (ja) | 1983-08-08 |
JPS6321963Y2 true JPS6321963Y2 (ja) | 1988-06-16 |
Family
ID=30024606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1201782U Granted JPS58116177U (ja) | 1982-01-30 | 1982-01-30 | 管内溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58116177U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5181754A (ja) * | 1975-01-14 | 1976-07-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Kannaiyosetsusochi |
-
1982
- 1982-01-30 JP JP1201782U patent/JPS58116177U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5181754A (ja) * | 1975-01-14 | 1976-07-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Kannaiyosetsusochi |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58116177U (ja) | 1983-08-08 |
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