JPS6321897Y2 - - Google Patents

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JPS6321897Y2
JPS6321897Y2 JP17723482U JP17723482U JPS6321897Y2 JP S6321897 Y2 JPS6321897 Y2 JP S6321897Y2 JP 17723482 U JP17723482 U JP 17723482U JP 17723482 U JP17723482 U JP 17723482U JP S6321897 Y2 JPS6321897 Y2 JP S6321897Y2
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JP
Japan
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recess
tube
wires
sealing part
electrical lead
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JP17723482U
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JPS5980959U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は船舶などに使用される電球の絶縁構造
に関するものである。
白熱灯や水銀灯などの電球で、一対の電気導入
線が一箇所の封止部から導出しているものでは、
強度上などの理由から封止部はバルブの凹所の奥
底部に設けられることが多い。そしてこの凹所の
外側に口金が取付けられるが、この口金にはかし
め穴が明けられたりしているので凹所は外部と連
通している。
ところで上記構造の電球を焦魚用などのために
船舶上で使用するときは電球は下方に向けて(口
金を上方にして)点灯されるので前記の凹所の開
口は上向きとなり、海水が凹所に侵入するとそこ
に滞溜する。従つて海水の塩分などにより一対の
電気導入線間の絶縁が破壊されて短絡事故が発生
するおそれがあつた。また、従来の高圧放電灯な
どでは凹所内で一対の電気導入線が空中放電する
のを防止するため少くとも一方の電気導入線にセ
ラミツクチユーブや耐熱樹脂チユーブなどを被覆
したものもあるが、このチユーブは封止部と一体
構造となつている訳ではないので封止部の表面と
チユーブの端面との接触部には微小な隙間が存在
し、この隙間に海水が侵入して封止部の表面で絶
縁破壊を起すことがあつた。
そこで本考案は一対の電気導入線が一箇所の封
止部の凹所から導出される電球を船舶用に使用し
ても絶縁性の優れた構造の電球を提供することを
目的とするものである。そしてこの目的は、上記
の電球において、少なくとも一方の電気導入線
が、封止部と同一材料からなり、かつ封止部と一
体に連設された絶縁管体内に嵌挿され、この管体
またはこの管体に接続された可撓性絶縁被膜の先
端部が凹所の外方に及んでいることを特徴とする
電球の絶縁構造により達成される。
以下に図面により本考案の実施例を具体的に説
明する。
第1図は本考案の対象となる水銀ランプを示す
が、硬質ガラス製のバルブ1の一端には口金2が
固着され、その固着部の内部には凹所3が形成さ
れている。そしてこの凹所3の奥底部に封止部4
が設けられ、そこから一対の電気導入線5が導出
されており、この端部はそれぞれ口金2に接続さ
れている。
ところで本実施例では、第2図に示す如く封止
部4の凹所3側の表面に、封止部4と同一材質か
らなる絶縁管体6が一体に連設されており、その
内部に電気導入線5が嵌挿されている。図例では
管体6は1本のみであるが、これを2本として一
対の電気導入線5をいずれも管体6内に嵌挿する
ようにしても良い。そして管体6の長さLは凹所
3の深さDより大きく、管体6の先端部は凹所3
の外方に及んでいる。なお、管体6の先端部にお
いて電気導入線5との間に隙間が存在するならば
その部分をシール材で密封するのが良い。
次に、第3図は他の実施例を示すが、電気導入
線5の一端を口金2に接続する際に、管体6の長
さが長いためにテンシヨンがかかり折損する恐れ
があるときは短い管体6に可撓性絶縁被膜7を液
密に接続するのがよい。このとき、被膜7の先端
部までの長さLが凹所3の深さDより大きく、凹
所3の外方に及んでいるのは第1の実施例と同じ
である。
而して上記構成の電球を焦魚用として船舶上で
下方に向けて使用すると凹所3内に海水が侵入す
るが封止部4と管体6とが一体に連設されている
ので両者間に隙間が存在せず、封止部4の表面に
おいて絶縁破壊が起ることがない。そして大量の
海水が侵入しても管体6または被膜7の先端部が
凹所3よりレベルが高いので、少くとも一方の電
気導入線5は海水から完全に隔離され、電気導入
線5,5間でリークすることがない。更には管体
6が封止部4と同一材質で出来ているので、例え
ば封止部4を溶着形成する際に管体6を同時に溶
着して一体化しても、熱膨張の差のため点灯中に
破損することがない。
この様に本考案は凹所内での海水による電気導
入線間の絶縁破壊を完全に防止するようにしたの
で、一対の電気導入線が一箇所の封止部の凹所か
ら導出される電球を船舶上で使用しても短絡事故
が生じることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の一部切欠正面図、第2
図は同じく要部の断面図、第3図は他の実施例の
要部の断面図である。 1……バルブ、2……口金、3……凹所、4…
…封止部、5……電気導入線、6……絶縁管体、
7……絶縁被膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の電気導入線が一箇所の封止部の凹所から
    導出される電球において、少なくとも一方の電気
    導入線が、封止部と同一材料からなり、かつ封止
    部と一体に連設された絶縁管体内に嵌挿され、こ
    の管体またはこの管体に接続された可撓性絶縁被
    膜の先端部が凹所の外方に及んでいることを特徴
    とする電球の絶縁構造。
JP17723482U 1982-11-25 1982-11-25 電球の絶縁構造 Granted JPS5980959U (ja)

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JP17723482U JPS5980959U (ja) 1982-11-25 1982-11-25 電球の絶縁構造

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JP17723482U JPS5980959U (ja) 1982-11-25 1982-11-25 電球の絶縁構造

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Publication Number Publication Date
JPS5980959U JPS5980959U (ja) 1984-05-31
JPS6321897Y2 true JPS6321897Y2 (ja) 1988-06-16

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ID=30385100

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JP17723482U Granted JPS5980959U (ja) 1982-11-25 1982-11-25 電球の絶縁構造

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US7612491B2 (en) * 2007-02-15 2009-11-03 Applied Materials, Inc. Lamp for rapid thermal processing chamber

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Publication number Publication date
JPS5980959U (ja) 1984-05-31

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