JPS6321831B2 - - Google Patents

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JPS6321831B2
JPS6321831B2 JP56051747A JP5174781A JPS6321831B2 JP S6321831 B2 JPS6321831 B2 JP S6321831B2 JP 56051747 A JP56051747 A JP 56051747A JP 5174781 A JP5174781 A JP 5174781A JP S6321831 B2 JPS6321831 B2 JP S6321831B2
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JP
Japan
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air
fuel
slow
air bleed
passage
Prior art date
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Expired
Application number
JP56051747A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57168045A (en
Inventor
Nobukatsu Ishikawa
Haruyuki Obata
Takao Tate
Toshio Tanahashi
Hiromi Ootsuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, NipponDenso Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP5174781A priority Critical patent/JPS57168045A/ja
Priority to US06/364,455 priority patent/US4432324A/en
Priority to DE19823213060 priority patent/DE3213060A1/de
Publication of JPS57168045A publication Critical patent/JPS57168045A/ja
Publication of JPS6321831B2 publication Critical patent/JPS6321831B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M7/00Carburettors with means for influencing, e.g. enriching or keeping constant, fuel/air ratio of charge under varying conditions
    • F02M7/23Fuel aerating devices
    • F02M7/24Controlling flow of aerating air

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関の空燃比制御装置に関する。
排気ガス中の有害成分HC、CO並びにNOxを
同時に低減する方法として機関排気通路に三元触
媒コンバータを取付ける方法が知られている。こ
の三元触媒は総合空燃比(三元触媒上流の吸排気
通路内に供給された全空気量と全燃料量の比)が
理論空燃比のときに最も浄化効率が高くなり、従
つて三元触媒を用いる場合には機関シリンダ内に
供給される混合気の空燃比をできるだけ理論空燃
比に一致せしめる必要がある。このように機関シ
リンダ内に供給される混合気の空燃比を理論空燃
比にほぼ一致せしめることのできる空燃比制御装
置として、気化器メインノズルに通ずるメイン燃
料通路にメインエアブリード通路を連結すると共
に気化器スロー燃料ポートに通ずるスロー燃料通
路にスローエアブリード通路を連結し、メインエ
アブリード通路並びにスローエアブリード通路内
に夫々メインエアブリード制御用メイン電磁制御
弁並びにスローエアブリード制御用スロー電磁制
御弁を設け、機関排気通路に取付けた酸素濃度検
出器の出力信号を電子制御ユニツトにより制御信
号に変換してこの制御信号によりメイン電磁制御
弁並びにスロー電磁制御弁を駆動し、それによつ
て機関シリンダ内に供給される混合気の空燃比を
理論空燃比に近づけるようにメインエアブリード
通路並びにスローエアブリード通路から夫々メイ
ン燃料通路並びにスロー燃料通路に供給される空
気量を制御するようにした空燃比制御装置が提案
されている。この空燃比制御装置ではメイン電磁
制御弁並びにスロー電磁制御弁の開口面積が電子
制御ユニツトから出力される制御信号レベルに比
例するように構成されているがメイン電磁制御弁
とスロー電磁制御弁が同一の流量特性を有する電
磁制御弁から形成されているのでメイン電磁制御
弁の開口面積とスロー電磁制御弁の開口面積が常
時等しくなつている。
気化器ではよく知られているようにスロツトル
弁開度が小さなときにはメインノズルから燃料が
供給されず、スロー燃料ポートから燃料が供給さ
れる。次いでスロツトル弁開度が大きくなるとス
ロー燃料ポートからも燃料が供給されるが主にメ
インノズルから燃料が供給される。従つてスロツ
トル弁開度が小さなときには上述したようにスロ
ー燃料ポートから燃料が供給されるので機関シリ
ンダ内に供給される混合気の空燃比はスローエア
ブリード通路からスロー燃料通路内に供給される
空気量によつて制御され、従つてこのときスロー
電磁制御弁は混合気の空燃比を理論空燃比とする
のに必要な空気を供給できる開口面積になつてい
る。なお、このときメイン電磁制御弁の開口面積
はスロー電磁制御弁の開口面積と等しくなつてい
るが上述したようにメインノズルからは燃料が供
給されていない。次いでスロツトル弁開度が大き
くなつて吸入空気量が増大し、それによつて気化
器ベンチユリ部の負圧が大きくなるとメインノズ
ルのノズル口に吸引力が働き、このとき機関シリ
ンダ内に供給される混合気の空燃比はメインエア
ブリード通路からメイン燃料通路内に供給される
空気量と、スローエアブリード通路からスロー燃
料通路内に供給される空気量によつて理論空燃比
となるように制御される。
しかしながらスロツトル弁開度が小さくスロー
燃料ポートのみから燃料が供給されている場合に
空燃比を理論空燃比にするのに必要なスロー電磁
制御弁の開口面積はスロツトル弁開度が大きくメ
インノズルからも燃料が供給されている場合に空
燃比を理論空燃比にするのに必要なメイン電磁制
御弁の開口面積に比べて気化器本来の特性により
大きな開口面積を必要とする。従つて従来のよう
にメイン電磁制御弁の開口面積とスロー電磁制御
弁の開口面積が等しい場合には例えばスロツトル
弁が小さな開度から大きな開度に急速に開弁せし
められるとメイン電磁制御弁の開口面積は空燃比
を理論空燃比にするのに必要な開口面積よりも大
きくなつているためにメイン電磁制御弁が空燃比
を理論空燃比にするのに必要な開口面積まで閉弁
するまでの間機関シリンダ内に供給される混合気
は薄くなり、斯くして十分に高い出力が得られな
いために良好な加速を確保できないという問題が
ある。
なお、良好な加速運転を確保するためにメイン
エアブリード量を制御するニードルとスローエア
ブリード量を制御するニードルとを並置してスロ
ーエアブリード制御用ニードルが開弁した後にメ
インエアブリード制御用ニードルが開弁するよう
にこれらニードルを1個の電磁弁により同時に移
動制御するようにした空燃比制御装置が提案され
ている(実開昭56−152850号公報参照)。しかし
ながら一対のニードルを一個の電磁弁により同時
に移動制御するようにした場合において一方のニ
ードルが開弁した後に他方のニードルを開弁させ
ることは困難であり、しかもニードルを使用する
と各ニードルの軸線を夫々対応するエアブリード
開孔の軸線に常時一致させておくことが好ましい
がこれは困難であり、ニードルの軸線がエアブリ
ード開孔の軸線からずれるとエアブリード開孔の
流れ面積が変化するのでエアブリード量が変化
し、斯くして確実かつ安定した空燃比制御が困難
であるという問題がある。
本発明は確実かつ安定した空燃比制御を行なう
ことにより滑らかな加速運転を確保できるように
した空燃比制御装置を提供することにある。
以下、添附図面を参照して本発明を詳細に説明
する。
第1図を参照すると、1は機関本体、2は吸気
マニホルド、3は気化器、4はエアクリーナ、5
は排気マニホルド、6は排気マニホルド5に接続
された排気管、7は排気管6に接続された三元触
媒コンバータ、8は排気マニホルド5に取付けら
れた酸素濃度検出器、9はアイドルスイツチを
夫々示し、これら酸素濃度検出器8並びにアイド
ルスイツチ9は電子制御ユニツト10に接続され
る。
第2図を参照すると、気化器3は1次側気化器
Aと2次側気化器Bからなる。1次側気化器Aは
そのエアホーン11内に配置されたチヨーク弁1
2、メインノズル口13を有するメインノズル管
14並びに1次側スロツトル弁15を具備し、メ
インノズル管14はメイン燃料通路16並びにメ
インジエツト17を介してフロート室18に連結
される。メイン燃料通路16内にはエアブリード
管19が配置され、このエアブリード管19の内
部室20は固定ジエツト21を介してエアホーン
11内に連結される。一方、メインノズル管14
の内端部はエアブリード導管22を介して電磁制
御弁23aに連結される。また、メイン燃料通路
16からはスロー燃料通路24が分岐され、この
スロー燃料通路24はスロツトル弁15の近傍に
おいてエアホーン11内に開口するスロー燃料ポ
ート25並びにアイドル燃料ポート26を形成し
た燃料流出室27に連結される。更にこのスロー
燃料通路24は固定ジエツト28を介してエアホ
ーン11に連結され、一方燃料流出室27はエア
ブリード導管29を介して電磁制御弁23aに連
結される。
一方、2次側気化器Bはそのエアホーン30内
に配置されたメインノズル口31を有するメイン
ノズル管32と2次側スロツトル弁33とを具備
し、メインノズル管32はメイン燃料通路34並
びにメインジエツト35を介してフロート室18
に連結される。メイン燃料通路34内にはエアブ
リード管36が配置され、このエアブリード管3
6の内部室37は固定ジエツト38を介してエア
ホーン30に連結される。一方、メインノズル管
32の内端部はエアブリード導管39を介して電
磁制御弁23bに連結される。また、メイン燃料
通路34からはスロー燃料通路40が分岐され、
このスロー燃料通路40はスロツトル弁33の近
傍においてエアホーン30内に開口するスロー燃
料ポート41を形成した燃料流出室42に連結さ
れる。更に、このスロー燃料通路40は固定ジエ
ツト43を介してエアホーン30に連結され、一
方燃料流出室42はエアブリード導管44を介し
て電磁制御弁23aに連結される。また、第2図
に示すように1次側スロツトル弁15のスロツト
ル軸45にはアーム46が固着され、このアーム
46に対向してアイドルスイツチ9が設けられ
る。このアイドルスイツチ9は1次側スロツトル
弁15がアイドリング開度のときにオンとなり、
1次側スロツトル弁15が開弁するとオフとな
る。
電磁制御弁23a並びに電磁制御弁23bは同
一の構造を有し、従つて第3図を参照して電磁制
御弁23aのみの構造について説明する。第3図
を参照すると、電磁制御弁23aはそのハウジン
グ60内に設けられた強磁性体材料からなる中空
円筒状のステータ61,62と、ステータ61上
に移動可能に挿入されかつコイル63を保持する
スライダスリーブ64と、ステータ62の内周面
上に固定された2つ割りの円筒状永久磁石65,
66と、スライダスリーブ64を押圧するための
圧縮ばね67を具備する。更に、ハウジング60
内には弁室68が形成され、この弁室68は共通
のエアフイルタ69(第2図)を介して大気に連
通する。弁室68は大径部70と、小径部71
と、平坦な環状段部72を具備し、この環状段部
72には一対のリード弁73,74が夫々ビス7
5,76によつて固締される。一方、各リード弁
73,74下側のハウジング60内には電磁制御
弁23aの軸線方向に延びるエアブリード孔7
7,78が形成される。第2図並びに第3図に示
されるように電磁制御弁23aのエアブリード孔
77はエアブリード管29を介して1次側気化器
Aの燃料流出室27に接続され、電磁制御弁23
aのエアブリード孔78はエアブリード管22を
介して1次側気化器Aのメインノズル管14内に
接続される。同様に電磁制御弁23bのエアブリ
ード孔77はエアブリード管44を介して2次側
気化器Bの燃料流出室42に接続され、電磁制御
弁23bのエアブリード孔78はエアブリード管
39を介して2次側気化器Bのメインノズル管3
2内に接続される。一方、第3図並びに第4図に
示されるようにスライダスリーブ64の下端部か
らは下方に向けてロツド79が突出し、このロツ
ド79の下端部にデイスク80が固定される。こ
のデイスク80の下端周縁部には各リード弁7
3,74と係合可能な環状突起81が形成され、
更に弁室68の上壁面とデイスク80間には圧縮
ばね82が挿入される。デイスク80の下側中央
部からは更にロツド83が突出し、このロツド8
3の下端部には開弁制御用デイスク84が固着さ
れる。弁室小径部71の下壁面内には調節ねじ8
5が螺着され、この調節ねじ85の下端部はハウ
ジング60の下壁面から外方に突出する。一方、
調節ねじ85の上端部にはスプリングリテーナ8
6が固着され、このスプリングリテーナ86とデ
イスク84間には圧縮ばね87が挿入される。
第3図並びに第4図を参照すると、エアブリー
ド孔77,78は電磁制御弁23aの軸線と各エ
アブリード孔77,78の距離lが全て等しくな
るように配置形成されている。一方、開弁制御用
デイスク84はデイスク状基部88と、このデイ
スク状基部88より小さな外径を有しかつデイス
ク状基部88の上部表面上に共軸的に形成された
小径デイスク部89とにより構成される。従つて
小径デイスク部89の上部表面89aはデイスク
状基部88の上部表面88aよりもhだけ高くな
つている。一方、リード弁73は小径デイスク部
89の上部表面89aと係合可能なようにリード
弁74よりも長く形成され、一方リード弁74は
デイスク状基部88の上部表面88aと係合可能
なようにリード弁73よりも短かく形成されてい
る。従つて開弁制御用デイスク84が上昇したと
き、まず始めに小径デイスク部89の上部表面8
9aがリード弁73の先端部と係合してリード弁
73がエアブリード孔77を開口し、次いでデイ
スク状基部88の上部表面88aがリード弁74
の先端部と係合してリード弁74がエアブリード
孔78を開口することがわかる。
第3図において円筒状永久磁石65,66は例
えば内側がN極、外側がS極となつており、従つ
て円筒状永久磁石65,66の内部には放射状の
磁界が形成される。一方、コイル63はコイル6
3に電流が流れたときにコイル63に上向きの力
が働くように巻設されている。コイル63に働く
上向きの力はコイル63に供給される電流が多く
なればなるほど強くなり、従つてコイル63に供
給される電流が多くなればなるほどスライダスリ
ーブ64は圧縮ばね67に抗して上方に移動す
る。従つてコイル63に電流が供給されると上述
したようにスライダスリーブ64が上昇してまず
始めにリード弁73が開弁し、次いでリード弁7
4が開弁する。各リード弁73,74が開弁した
後、各リード弁73,74によつて規制される各
エアブリード孔77,78の開口面積はコイル6
3に供給される電流に比例してほぼ一定の割合で
増大する。第5図はリード弁の開口面積Sとコイ
ル63に供給される電流Iとの関係を示す。な
お、第5図において実線Pはスロー燃料ポート2
5,41からの燃料供給量を制御するスロー流量
制御用リード弁73を示し、実線Qはメインノズ
ル口13,31からの燃料供給量を制御するメイ
ン流量制御用リード弁74を示す。第5図から実
線P,Qはほぼ平行であり、同一電流Iに対して
リード弁73の開口面積の方がリード弁74の開
口面積よりも大きいことがわかる。コイル63に
電流を流さないときはデイスク80が圧縮ばね6
7,82のばね力によりリード弁73,74上に
押圧されるために各エアブリード孔77,78は
完全に閉鎖され、斯くしてエアブリード作用が完
全に停止される。
第7図に電子制御ユニツト10の回路図を示
す。なお、第7図においてVBは電源電圧を示す。
第7図を参照すると第1図に示した酸素濃度検出
器8が示される。この酸素濃度検出器8は第6図
に示されるように排気ガスが酸化雰囲気のとき、
即ち機関シリンダ内に供給される混合気の空燃比
が理論空燃比よりも大きなとき0.1ボルト程度の
出力を発し、一方排気ガスが還元雰囲気のとき、
即ち機関シリンダ内に供給される混合気の空燃比
が理論空燃比よりも小さなとき0.9ボルト程度の
出力を発する。第6図において縦軸Vは酸素濃度
検出器8の出力電圧を示し、横軸は機関シリンダ
内に供給される混合気の空燃比を示す。なお、こ
の横軸においてSは理論空燃比、Lは稀薄側、R
は過濃側を夫々示す。
再び第7図を参照すると、電子制御ユニツト1
0はボルテージホロワ100と、AGC回路10
1と、第1のコンパレータ102と、積分回路1
03と、反転増巾器からなる比例回路104と、
加算回路105と、第1のアナログスイツチ10
6と、鋸波発生回路107と、第2のコンパレー
タ108と、トランジスタ109とを具備する。
酸素濃度検出器8の出力端子はボルテージホロワ
100の非反転入力端子に接続され、このボルテ
ージホロワ100の出力端子はAGC回路101
の入力端子に接続される。一方、AGC回路10
1の出力端子は抵抗110を介して第1コンパレ
ータ102の非反転入力端子に接続され、第1コ
ンパレータ102の反転入力端子には抵抗111
を介して0.4ボルト程度の基準電圧が印加される。
第1コンパレータ102の出力端子は一方では積
分回路103の入力端子に接続され、他方では比
例回路104の入力端子に接続される。また、積
分回路103の出力端子は加算回路105の第1
の入力端子に接続され、比例回路104の出力端
子は加算回路105の第2の入力端子に接続され
る。加算回路105の出力端子は第1アナログス
イツチ106並びに抵抗112を介して第2コン
パレータ108の非反転入力端子に接続され、一
方第2コンパレータ108の反転入力端子は抵抗
113を介して鋸波発生回路107に接続され
る。また、第2コンパレータ108の出力端子は
抵抗114を介してトランジスタ109のベース
に接続される。トランジスタ109のエミツタは
接地され、一方トランジスタ109のコレクタは
電磁制御弁23a(第3図)のコイル63に接続
される。なお、コイル63にはサージ電流吸収用
ダイオード115が並列接続される。
酸素濃度検出器8の出力信号はボルテージホロ
ワ100を介してAGC回路101に供給される。
AGC回路101は酸素濃度検出器8の出力信号
の平均値が低下したときに利得が大きくなるよう
に構成された増巾器であり、従つてAGC回路1
01の出力端子には酸素濃度検出器8の出力電圧
に比例して変化しかつその平均値が一定レベルに
維持された出力電圧が発生する。第8図aはこの
AGC回路101の出力電圧を示す。なお、第8
図aにおいて電圧Vrは第1コンパレータ102
の反転入力端子に印加される基準電圧を示す。第
1コンパレータ102の出力電圧はAGC回路1
01の出力電圧が基準電圧Vrよりも大きくなつ
たときに高レベルとなり、斯くして第1コンパレ
ータ102の出力電圧は第8図bのようになる。
第1コンパレータ102の出力電圧は積分回路1
03において積分され、その結果積分回路103
の出力端子には第8図cに示すような出力電圧が
発生する。一方、第1コンパレータ102の出力
電圧は比例回路104において反転増巾され、そ
の結果比例回路104の出力端子には第8図dに
示すような出力電圧が発生する。積分回路103
の出力電圧並びに比例回路104の出力電圧は加
算回路105において加算され、その結果加算回
路105の出力端子には第8図eに示すような出
力電圧が発生する。一方、鋸波発生回路107は
第8図fに示されるような一定周波数の出力電圧
を発生している。もし、第1アナログスイツチ1
06が導通状態にあるとすると第8図gに示すよ
うに加算回路105の出力電圧と鋸波発生回路1
07の出力電圧は第2コンパレータ108におい
て比較され、第2コンパレータ108の出力電圧
は加算回路105の出力電圧が鋸波発生回路10
7の出力電圧よりも高くなつたときに高レベルと
なる。従つて第2コンパレータ108の出力端子
には第8図hに示すような連続パルスが発生し、
このパルス巾は加算回路105の出力電圧に比例
する。この連続パルスによつてコイル63を流れ
る電流が制御され、この連続パルスのパルス巾が
広くなるほどコイル63を流れる電流が増大す
る。第8図からわかるようにAGC回路101の
出力電圧が高レベルとなつたとき、即ち機関シリ
ンダ内に供給される混合気の空燃比が理論空燃比
よりも小さくなつたとき第2コンパレータ108
の出力端子に発生するパルスの巾は広くなり、斯
くしてコイル63に流れる電流が増量せしめられ
る。このようにコイル63を流れる電流が増大す
ると前述したように各リード弁73,74の開口
面積が大きくなり、その結果メインノズル管1
4,32並びに燃料流出室27,42内に供給さ
れる空気量が増大するために機関シリンダ内に供
給される混合気の空燃比が大きくなる。一方、機
関シリンダ内に供給される混合気の空燃比が理論
空燃比よりも大きくなるとAGC回路101の出
力電圧は低レベルとなり、その結果コイル63を
流れる電流が減少せしめられて各リード弁73,
74を介してメインノズル管14,32並びに燃
料流出室27,42内に供給される空気量が減少
する。斯くして機関シリンダ内に供給される混合
気の空燃比は小さくなる。このようにして機関シ
リンダ内に供給される混合気の空燃比はほぼ理論
空燃比に一致せしめられる。
第7図を参照すると、電子制御ユニツト10は
第2のアナログスイツチ116を有し、第1アナ
ログスイツチ106と抵抗112との接続点は第
2アナログスイツチ116を介して接地される。
この第2アナログスイツチ116はアイドルスイ
ツチ9の出力電圧によつて直接制御され、第1ア
ナログスイツチ106はインバータ117を介し
てアイドルスイツチ9の出力電圧によつて制御さ
れる。前述のようにアイドルスイツチ9は1次側
スロツトル弁15(第2図)がアイドリング開度
にあるときオンとなるスイツチである。従つてア
イドリング運転時には第1アナログスイツチ10
6が非導通状態となる。従つて第2コンパレータ
108の非反転入力端子が接地されるためにコイ
ル63への通電が停止され、斯くして全リード弁
73,74が閉鎖する。その結果、エアブリード
作用が停止され、斯くしてアイドリング運転時に
は過濃な混合気が機関シリンダ内に供給される。
一方、1次側スロツトル弁15が開弁するとアイ
ドルスイツチ9はオフとなるために第1アナログ
スイツチ106が導通状態となり、第2アナログ
スイツチ116が非導通状態となる。従つてこの
ときはエアブリード作用のフイードバツク制御が
行なわれる。
上述したように機関アイドリング運転時には電
磁制御弁23a,23bへの電流の供給が停止さ
れるために機関シリンダ内には過濃な混合気が供
給される。次いで1次側スロツトル弁15がわず
かばかり開弁するとアイドルスイツチ9はオフと
なるためにエアブリード作用のフイードバツク制
御が開始される。このとき燃料はスロー燃料ポー
ト25から供給され、メインノズル口13からは
供給されないので機関シリンダ内に供給される混
合気の空燃比が理論空燃比となるようにエアブリ
ード管29を経て燃料流出室27内に供給される
空気量が電磁制御弁23aによつて制御される。
即ち、このとき機関シリンダ内に供給される混合
気の空燃比が理論空燃比となるようにエアブリー
ド管29に接続されたエアブリード孔77の開口
面積を制御するリード弁73がスライダスリーブ
64によつて制御される。このときのエアブリー
ド孔77の開口面積が第5図においてSaである
とするとエアブリード管22を経て1次側気化器
Aのメインノズル管14内に接続されたエアブリ
ード孔78の開口面積は第5図においてSbとな
つており、従つてこのときエアブリード孔78の
開口面積はエアブリード孔77の開口面積に比べ
て小さくなつている。次いで1次側スロツトル弁
15が更に開弁すると吸入空気量が増大するため
にメインノズル口13に加わる負圧は大きくな
る。このとき上述したようにメインノズル口13
に通ずるエアブリード孔78の開口面積が小さな
ためにメインノズル管14内も負圧となり、斯く
してメイン燃料通路16から燃料が吸出されるの
でメインノズル口13から燃料が供給される。次
いで更に1次側スロツトル弁15が開弁するとス
ロー燃料ポート25から流出する燃料が飽和する
ためにこのときにはメインノズル管14に通ずる
エアブリード孔78の開口面積を制御するリード
弁74によつて機関シリンダ内に供給される混合
気の空燃比が理論空燃比となるように制御され
る。
なお、第3図並びに第4図に示す実施例ではエ
アブリード孔77,78は全て等しい断面積を有
している。しかしながらこれらエアブリード孔7
7,78の断面積を互に異ならすこともできる。
なお、コイル63に加えられる電流が予め定めら
れた電流で各リード弁77,78を開弁させるた
めの調整は調節ねじ85を調節することによつて
容易に行なうことができる。
以上述べたように本発明によればエアブリード
通路の開口面積をリード弁により制御し、リード
弁を電磁制御弁のスライダスリーブにより作動制
御するようにしている。このようにするとスライ
ダスリーブの軸線が電磁制御弁の中心軸線から多
少ずれたとしてもエアブリード量にはほとんど影
響がでず、斯くして空燃比を確実かつ安定して制
御することができる。その結果、スロツトル弁が
開弁せしめられたときに滑らかな加速運転を確保
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る内燃機関の全体図、第2
図は気化器の側面断面図、第3図は電磁制御弁の
側面断面図、第4図は第3図の一部拡大側面断面
図、第5図は電磁制御弁に供給される電流とリー
ド弁の開口面積の関係を示すグラフ、第6図は酸
素濃度検出器の出力電圧変化を示す図、第7図は
電子制御ユニツトの回路図、第8図は電子制御ユ
ニツト内における電圧変化を示す線図である。 3…気化器、7…三元触媒コンバータ、8…酸
素濃度検出器、10…電子制御ユニツト、22,
29,39,44…エアブリード管、23a,2
3b…電磁制御弁、63…コイル、73,74…
リード弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 気化器メインノズルに通ずるメイン燃料通路
    にメインエアブリード通路を連結すると共に気化
    器スロー燃料ポートに通ずるスロー燃料通路にス
    ローエアブリード通路を連結し、機関排気通路に
    取付けた酸素濃度検出器の出力信号に基いて機関
    シリンダ内に供給される混合気の空燃比を理論空
    燃比に近づけるように上記メインエアブリード通
    路並びにスローエアブリード通路から夫々メイン
    燃料通路並びにスロー燃料通路に供給される空気
    量を制御するようにした空燃比制御装置におい
    て、上記メインエアブリード通路並びにスローエ
    アブリード通路を上記酸素濃度検出器の出力信号
    に応動する共通の電磁制御弁に連結し、該電磁制
    御弁の弁室内に一端固定の一対のリード弁を配置
    して一方のリード弁によりメインエアブリード通
    路の開口面積を制御すると共に他方のリード弁に
    よりスローエアブリード通路の開口面積を制御
    し、電磁制御弁に供給される制御信号レベルの増
    大に応じて電磁制御弁のスライダスリーブがまず
    始めにスローエアブリード通路制御用リード弁の
    他端と係合してスローエアブリード通路を開通さ
    せ、次いでメインエアブリード通路制御用リード
    弁の他端と係合してメインエアブリード通路を開
    通させるように上記スライダスリーブを各リード
    弁の他端と係合可能に配置した内燃機関の空燃比
    制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04372828A (ja) * 1991-06-24 1992-12-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 熱画像検出装置

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JPH04372828A (ja) * 1991-06-24 1992-12-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 熱画像検出装置

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