JPS63218179A - 液体燃料中で使用するための電刷子 - Google Patents

液体燃料中で使用するための電刷子

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JPS63218179A
JPS63218179A JP5095987A JP5095987A JPS63218179A JP S63218179 A JPS63218179 A JP S63218179A JP 5095987 A JP5095987 A JP 5095987A JP 5095987 A JP5095987 A JP 5095987A JP S63218179 A JPS63218179 A JP S63218179A
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JP
Japan
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electric brush
liquid fuel
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powder
carbon fiber
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JP5095987A
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古川 昭一
大谷 孝由
光男 池田
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Fuji Kako Inc
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Fuji Kako Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はモーターや発電機等の回転電機に使用する電
刷子に関し、特に液体燃料中に浸漬して使用する電刷子
の改良に関する。
[従来技術] 液体燃料中に電刷子を浸漬して用いることが行なわれて
いる。例えば、自動車エンジンの燃料噴射ポンプでは、
ポンプとその駆動用モーターを燃料タンクに浸して使用
している。この場合、モーター中の電刷子も液体燃料に
浸漬して使用される。
ここで発明者らは、電刷子を空気中で使用する場合と、
液体燃料中で使用する場合とでは、電刷子の摩耗特性が
異なることを見出した。即ち黒鉛質のものも金属黒鉛質
の乙のも、液体燃料中では著しく摩耗するのである。
[発明の目的] この発明は、液体燃料中で使用するための電刷子の耐摩
耗特性を改善すること、及びこの場合の摺動相手の摩耗
を抑制することを目的とする。
[発明の構成] この発明は液体燃料中で使用するための電刷子において
、電刷子に長さ3mm以下の炭素繊維を含有せしめたこ
とを特徴とする。ここに電刷子は黒鉛質のものあるいは
金属黒鉛質のもののいずれをも用い得る。
電刷子の形状・構造は既に周知であり、適宜のらのを用
い得る。また電刷子に用いる黒鉛は天然黒鉛、あるいは
人造黒鉛のいずれでら良く、その製法や灰分量等は任意
である。電刷子に金属を加える場合、例えば銅や銀、錫
、鉛等を加える。更に電刷子には、二硫化モリブデンや
二硫化タングステン等の固体潤滑材を添加しても良い。
炭素繊維は、ポリアクリロニトリル等の繊維原料を用い
たちのや、ピッチを原料としたしの等の適宜のものを用
い得ろ。炭素繊維の長さは3mm以下とし、好ましくは
1mm以下か良く、特に好ましくはO1〜1mmの長さ
が最適である。3IIIII+以上の長さでは電刷子の
製造時に黒鉛や銅等の金属粉との混合が困難で、分散か
充分に行なわれない。
炭素繊維の添加量は特に限定するものではないか、電刷
子全体に対する添加量で1〜35重量%が好ましく、特
に好ましくは1〜20重量%とする。1%以下では摩耗
性の改善に関する効果に乏しく、35%以上添加しても
効果は飽和し、それい以上ではむしろモーター出力を低
下させる場合が有る。
本発明の電刷子の製造には、例えばフェノール樹脂等の
合成樹脂からなる結合材で予め処理した黒鉛粉と炭素繊
維とを混合し、あるいは黒鉛粉と炭素繊維とを混合した
後に合成樹脂等の結合材で処理し、これを適宜の金型に
充てんしてプレスし成型し、焼成して電刷子とすれば良
い。金属黒鉛質電刷子の場合も同様である。
[実施例] 実施例1.2 天然黒鉛粉を予めフェノール樹脂ワニスで処理したちの
100重量部(以下単に「部」とする。)に、それぞれ
長さ0 、3 ml11の炭素繊維を2部(実施例1)
あるいは30部(実施例2)加え、充分に混合した後、
プレス成型し700℃で焼成して電刷子とした。なお天
然黒鉛粉は通常の天分0.6〜1重M%程度のものを用
い、(以下同じ)、炭素繊維には東し株式会社製のポリ
アクリロニトリル系の“トレカMLD300”を用いた
実施例3〜6 天然黒鉛粉100部に長さ0 、3 mmの炭素繊維(
トレカMLD300)を加えて混合し、フェノール樹脂
ワニスで処理した。処理後の粉末中の炭素繊維含有量は
4.8重量%(実施例3)、9.1重量%(実施例4)
、16.7重量%(実施例5)、23゜1重量%(実施
例6)の4者である。得られた粉末70部と銅粉30部
とを混合し、実施例1と同様にして電刷子を得た。
実施例7 銅粉30部と長さQ 、7 mmの炭素繊!(呉羽化学
株式会社製のビッヂ系炭素繊維“タレ力チョップM2O
7S”月0部と予めフェノール樹脂ワニスで処理した天
然黒鉛粉60部とを混合し、同様にして電刷子を得た。
実施例8 長さ0.13+nmの炭素繊維(呉羽化学株式会社製の
“クレカヂョップMIOIS”)と天然黒鉛粉をフェノ
ール樹脂ワニスで処理した。得られた粉末中の炭素繊維
含有…は42゜9重量%である。この粉末70部を銅粉
30部と混合し、同様にしてiu電刷子得た。
比較例1 天然黒鉛粉をフェノール樹脂ワニスで処理し、プレス成
型し、700°Cて焼成して電刷子を得比校則2 銅粉30部と予めフェノール樹脂ワニスで処理した黒鉛
粉70部とを混合し、比較例1と同様にして電刷子を得
た。
なお電刷子の形状は全て同一である。
得られた電刷子を自動車のガソリン噴射用ポンプのモー
ターに組付け、電刷子がガソリン中に浸漬した状聾で摩
耗特性を評価した。評価は、モーターへの印加電圧を直
流+2V、モーター電流を4.5Aとし、500時間駆
動した後の電刷子や整流子の摩耗量から行った。結果を
表に示す。
表中炭素繊維量は電刷子の全体に対する炭素繊維の肴を
重量%単位で現し、モーター出力の目安としてポンプ吐
出量を示した。
表から明らかな様に、炭素繊維の添加により電刷子と整
流子双方の摩耗を抑制することができる。
なおここではガソリン用の燃料噴射ポンプに付いて実施
例を示したが、軽油等の他の液体燃料中で使用する場合
ら同様であることは明らかである。
[発明の効果] この発明では、液体燃料中で使用する電刷子に付いて、
電刷子と整流子やコンミュテーター等の摺動相手側双方
の摩耗を抑制できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)黒鉛質もしくは金属黒鉛質の、液体燃料中で使用
    するための電刷子において、 電刷子に長さ3mm以下の炭素繊維を含有せしめたこと
    を特徴とする、液体燃料中で使用するための電刷子。
JP62050959A 1987-03-05 1987-03-05 液体燃料中で使用するための電刷子 Expired - Lifetime JPH0666146B2 (ja)

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JPS63218179A true JPS63218179A (ja) 1988-09-12
JPH0666146B2 JPH0666146B2 (ja) 1994-08-24

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WO2022024682A1 (ja) * 2020-07-31 2022-02-03 トライス株式会社 カーボンアースブラシ

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JPH0666146B2 (ja) 1994-08-24

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