JPS6321812Y2 - - Google Patents

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JPS6321812Y2
JPS6321812Y2 JP1983160124U JP16012483U JPS6321812Y2 JP S6321812 Y2 JPS6321812 Y2 JP S6321812Y2 JP 1983160124 U JP1983160124 U JP 1983160124U JP 16012483 U JP16012483 U JP 16012483U JP S6321812 Y2 JPS6321812 Y2 JP S6321812Y2
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JP
Japan
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rotary valve
handle
filling
guide recess
valve
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JP1983160124U
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JPS6068096U (ja
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
  • Sliding Valves (AREA)
  • Taps Or Cocks (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本案は、各種の切換バルブ装置、特に定量食品
充填機に備えられたバルブ本体に適用される食品
充填ロータリーバルブ装置に関する。
〔従来の技術〕
この種定量充填機に備えられたバルブ本体に適
用された従来の食品充填ロータリーバルブ装置
は、当初酸に強いオールステンレス製のバルブ本
体とロータリーバルブを使用していたが、摺動摩
擦熱によるロータリーバルブの熱膨脹を伴いカジ
リ現象を惹起した。特に、充填液が93℃のジユー
スや、充填物が85℃〜70℃のホツト食品を袋詰高
温充填する場合に顕著である。
その従来の解決策としてはバルブ本体の内周面
を砲金製にしたりしたが、砲金はpH7よりも低い
酸性に対して腐食をおこす弊害を有するので用途
が限定される。
さらにこの点の従来の解決策としては、バルブ
本体をステンレス製とし耐酸性、耐熱性のセラミ
ツクをステンレス製のロータリーバルブ外周面に
コーテイング加工したものを使用するようになつ
たが、コスト高を招き、ロータリーバルブが高温
になると素材ステンレスとセラミツクの膨脹係数
の大きな相違からセラミツクの割裂剥離を惹起し
使用不能となつたり、不純物や夾雑物がバルブ本
体内周面との間に入り込んだりするとセラミツク
に疵を付け同様に剥離を招く。また分解掃除で当
該ロータリーバルブを取り外し操作中、他の金属
等に当てるとセラミツクは欠け易く、分解組立時
に壊れ易いため非常な神経を使わざるを得ない
し、さりとてせいぜいもつて半年止りで1年とも
たない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本案は前記従来の欠点に鑑み、耐酸性,耐摩耗
性,耐熱性,機械的強度が高く耐用年数の長い食
品充填ロータリーバルブ装置を提供せんとするも
のである。
〔実施例〕
本案の実施例を第1図乃至第4図について説明
する。
本案の食品充填ロータリーバルブ装置Aは、外
周面一側中央に柄1を突設するとともに、他側外
周面のほぼ180゜域中央部に亘り底面2aをほぼ半
円弧形に形成した所要幅のガイド凹部2を凹欠し
たロータリーバルブ3を設け、当該ロータリーバ
ルブ3の長さに等しい寸法の両側縁4a,4b
を熱膨張緩衝吸収自在に少許間隔dを開けて突合
せ、内経をロータリーバルブ3の外径rに等しく
有端円筒状に丸めかつ柄1を嵌合自在な柄孔5
と、ガイド凹部2の口縁2bに合致するガイド孔
部6を有するフツ素樹脂又はガラス繊維入りフツ
素樹脂製巻筒体4を用意し、柄孔5に柄1を嵌入
しガイド孔部6をガイド凹部2口縁2bに合致し
て巻筒体4をロータリーバルブ3の外周面に巻装
してなる。
図中7はロータリーバルブ3端に連設し、第5
図に示すラツクギヤαと噛合うスパーギヤβを固
着する軸部である。
ここで本案Aを定量充填機に備わりポンプシリ
ンダーBを一体連設するバルブ本体Cに適用した
場合を第5図乃至第7図について設明する。
その際本案の食品充填ロータリーバルブ装置A
において、ロータリーバルブ3の長さを98mm,
直径rを70mm,ガイド凹部2の幅tを44mm,柄1
の外径pと高さhをそれぞれ20mmと4mmとし、巻
筒体4の厚みsを5mmに、両側縁4a,4b相互
間隔dの位置を柄孔5から反時計方向距離e30mm
離れた位置に設けた。
第6図における充填機の充填物吸入工程で示す
よう、まず第1工程としてバルブ本体Cにそれぞ
れ連通するバルブ上口イとシリンダー給排口ロと
が、本案食品充填ロータリーバルブ装置Aが90゜
矢印反時計方向に回転して開くとピストン装置(ハ)
がポンプシリンダーB内を矢印方向に後退し、充
填原料がホツパーニからバルブ上口イ、本案食品
充填ロータリーバルブ装置Aのガイド凹部2、シ
リンダー給排口ロの空洞に吸入される。
次に第2工程としてピストン装置ハが最後部に
後退すると、本案食品充填ロータリーバルブ装置
Aが90゜矢印時計方向に回転を始める。本案食品
充填ロータリーバルブ装置Aがバルブ上口イを完
全に閉鎖すると、ピストン装置ハが第7図におけ
る充填機の充填物排出工程で示すよう矢印方向に
前進を開始する。
第3工程としてピストン装置ハが前進を開始す
る時、本案食品充填ロータリーバルブ装置Aはバ
ルブ上口イを閉じながらバルブ下口ホを開け始め
る。本案食品充填ロータリーバルブ装置Aの一角
がバルブ上口イを閉鎖し、なお時計方向に回転し
続ける時ピストン装置ハは充填物に加圧を始めて
バルブ下口ホより充填物を押し出し始め、ノズル
ヘを介して下方で待機する袋内に充填されて行
く。
第4工程としては、シリンダー給排口ロとバル
ブ下口ホが完全に連がる時、加圧力は最大にな
る。そしてピストン装置ハが最前部に致るとき加
圧力は最小になる。
以上の第1〜第4工程までのサイクルを繰り返
すことにより充填物をノズルヘから連続して押し
出すことになる。
なお本案の適用例に示された具体的数値は単な
る1例であつて、これに限定されることなく種々
変更可能であることは言うまでもない。
かくして本案は、付着性や摩擦係数が低く滑り
性に富み、強固なフツ素樹脂又はガラス繊維入り
フツ素樹脂製の巻筒体4を使つてロータリーバル
ブ3およびバルブ本体Cをオールステンレス製に
することで食品を充填物として給排する場合に耐
酸性を持たせて耐腐食性を誇り、オールステンレ
ス製としたにも拘らず従来のようなカジリ現象は
皆無であり、巻筒体4のロータリーバルブ3外周
面に対し脱着が極めて容易であり、セラミツクコ
ーテイングの従来のものより安価でしかも組立分
解時破損の惧れなく、取扱至便でそれだけ神経を
使わずにすみ耐用年数も少なくとも数年の長期に
亘り使用が持続し、食品充填機の稼動率を飛躍的
に向上した。
その上ロータリーバルブ3の熱膨脹によつても
巻筒体4は弾力性を有するので両側縁4a,4b
の相互間隔dが開きロータリーバルブ3の膨脹を
吸収するので巻筒体4を破壊する無理な力は加わ
らない。
そしてロータリーバルブ3の往復角回転中、ロ
ータリーバルブ3の柄1が巻筒体4の柄孔5に嵌
合しているので相対的回転を生じず一体回転する
ので、巻筒体4のガイド孔部6がロータリーバル
ブ3のガイド凹部2口縁2bからずれたり、両側
縁4a,4bの相互間隔d部位がロータリーバル
ブ3のガイド凹部2に回来したり、ガイド凹部2
を遮ぐことがないように工夫してある等優れた実
用性、有用性を具備する。
【図面の簡単な説明】
第1図はロータリーバルブの平面図、第2図乃
至第3図は巻筒体の平面図および正面図、第4図
は本案の左側面図、第5図は本案を適用するポン
プ本体の正面図、第6図乃至第7図は第5図中
−および−線視相当部の中央縦断面図で第
6図は充填物吸入工程をかつ第7図は充填物排出
工程をそれぞれ示す。 A…食品充填ロータリーバルブ装置、d…間
隔、1…柄、2…ガイド凹部、3…ロータリーバ
ルブ、4…巻筒体、4a,4b…両側縁、5…柄
孔、6…ガイド孔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周面一側中央に柄を突設するとともに他側の
    外周面所定中央部域に亘りガイド凹部を凹欠した
    ステンレススチール製ロータリーバルブを設け、
    両側縁を熱膨脹緩衝吸収自在に少許間隔を開けて
    突合わせ有端円筒状に丸めかつ前記柄を嵌合自在
    な柄孔と、前記ガイド凹部の口縁に合致するガイ
    ド孔部を有するフツ素樹脂又はガラス繊維入りフ
    ツ素樹脂製巻筒体を前記ロータリーバルブの外周
    面に巻装してなる食品充填ロータリーバルブ装
    置。
JP16012483U 1983-10-18 1983-10-18 食品充填ロータリーバルブ装置 Granted JPS6068096U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16012483U JPS6068096U (ja) 1983-10-18 1983-10-18 食品充填ロータリーバルブ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16012483U JPS6068096U (ja) 1983-10-18 1983-10-18 食品充填ロータリーバルブ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6068096U JPS6068096U (ja) 1985-05-14
JPS6321812Y2 true JPS6321812Y2 (ja) 1988-06-15

Family

ID=30352282

Family Applications (1)

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JP16012483U Granted JPS6068096U (ja) 1983-10-18 1983-10-18 食品充填ロータリーバルブ装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108698713A (zh) * 2016-02-19 2018-10-23 费森尤斯卡比德国有限公司 用于生产医疗制剂的设备的阀单元

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS483154U (ja) * 1971-05-31 1973-01-16
JPS5118648A (ja) * 1974-08-06 1976-02-14 Sumitomo Chemical Co

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53127329U (ja) * 1977-03-17 1978-10-09

Patent Citations (2)

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JPS483154U (ja) * 1971-05-31 1973-01-16
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Publication number Publication date
JPS6068096U (ja) 1985-05-14

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