JPS63216607A - ジヨグレバ−による多軸早送り方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野」 本発明は、ＮＣ数値制御装置を備えた工作機械において
、軸送りモードとして各軸の移動すべき数値をＭＤＩモ
ードで入力し、可変速ダイヤルによって速度設定しつつ
、任意のジョグレバーの操作により軸及び方向選択が自
動的に行われ、各軸ごとに指令した所定の数値だけ送る
同時−軸の早送り方法 ［従来技術と問題点Ｊ 従来のＮＣ数値制御装置を備えた工作機械において、ジ
ョグレバーの操作による車軸ごとに移動送りをするには
、キーボードによりｒＭＤＩモードに切替え、Ｇコード
で各軸Ｘ−Ｚの指定と送り方向及び送り量の指定、そし
て送り速度Ｆ、コードの指定」をしたのち、サイクルス
タートボタンによりＭＤＩ運転する方法である。

このため、ある方向への単軸送りを実行する迄のキーボ
ード操作が複雑となり、手軽な単軸送り及びこの単位ス
テップ送りができないという操作上の問題点が有る。ま
た他方において、工具原点　　　゛に有る工具をワーク
の加工始点へ早送りで移動させるとき、各軸の移動量が
異なる上、ワーク上での孔明は位置が多数あるときに次
の孔加工位置への早送り移動に手間取る欠点がある。

「問題点を解決するための手段」 本発明は、上記問題点特に早送りを解消するため、操作
性の簡単な同時−軸送りの多軸送り技術を提供せんとす
るものである。

即ち、軸送りモードとして各軸の移動すべき数値をＭＤ
Ｉモードで入力し、可変速ダイヤルによって速度設定し
つつ、任意のジョグレバーの操作により軸及び方向選択
が自動的に行われ、各軸ごとに指令した所定の数値だけ
早送りすることができるジョグレバーによる多軸早送り
方法としたものである。

しかして、上記多軸送り方法によると、各軸ごとの移動
すべき数値だけの入力でよいこと、各軸の選択及び送り
方向がジョグレバーで決定されること、またジョグレバ
ーの繰返し操作により、同じ数値（移動量）を同方向又
は異方向へ単位ステップ送りできるので、同一寸法関係
に有る多数個の孔明は作業を高能率に行える。

「実施例」 本発明のジョグレバーによる多軸早送り方法を図に示す
実施態様で説明する。第１図にいて、キーボードのＭＤ
Ｉには数値キーのみを示し、これがＮＣ数値制御装置１
０に入力すると共に、可変速ダイヤル３０ａをもった操
作盤上の可変器３０と、±Ｘ軸、±Ｙ軸の４方向の送り
選択をするジョグレバー４０ａのＸＹ軸ジョグ４ｏと、
±２軸の２方向の送り選択をするジョグレバー５０ａの
２軸ジヨグ５０とが各々入力する。上記ＮＣ数値制御装
Ｍ１０には、各軸ｘ−Ｚの入力回路や中央処理装置ＣＰ
Ｕを備えており（公知技術と同じ）、ここから軸選択駆
動部２０を介して各軸ｘ−ＺのサーボモータＭＸ−ＭＺ
を単軸ごとに切替え駆動する。

本発明の多軸早送り方法によ□る手段は、上述のごとく
構成から成り、次にその多軸早送りの運転方法を説明す
る。先ずキーボードで軸送りモードとする。つぎに移動
すべき各軸の数値だけをＭＤＩキーボードで入力する。

続いて操作盤上の可変速ダイヤル３０ａにより、送り速
度を決める。最後に、必要とする軸のジョグレバー４０
ａ又は５０ａを所定方向へ操作することで、単軸ごとに
早送りが実行される。所定の数値だけ各軸方向にテーブ
ル等が移動すると、高精度な位置決め精度で停止する。

今、第２図において、各軸ごとに移動量の異なる数値を
設定した例を示しており、ジョグレバー４０ａ又は５０
ａの毎回の操作によって各軸設室ごとの単位ステップ送
りが繰り返して実行できる。

上記データを第３図のワークＷの加工（ニ）と工具原点
（イ）の間を早送りする工具Ｃの移動に適用すると、先
ず工具Ｃを原点（イ）から第１中間点（ロ）のＸ軸方向
への移動量が所定の数値（１００■）だけ早送りされる
。この後、第１中間点（ロ）から第２中間点（ハ）のＹ
軸方向への移動量が所定の数値（７０■）だけ早送りさ
れる。最後に、第２中間点（ハ）から加工始点（ニ）の
Ｚ軸方向への移動量が所定の数値（５０ｍ）だけ早送り
される。上記各軸方向の指令は、各軸のジョグレバーを
所定方向へ操作することで単軸ごとに早送りして実行さ
れる。尚、加工始点（ニ）から（ホ）への移動は手動ハ
ンドルによる切削加工送りで作業者の手操作によって行
われ、（ホ）から切削加工がはじまる。孔明は加工後、
再び（ニ）から（イ）へ復帰させるには、ジョグレバー
を逆方向操作により行われる。次に第４図のごとく、多
数の孔が同一寸法関係に有るとき、本発明早送り方法を
適用すると、ａ１〜ａ２ｔ　ａ２〜ａ３ｔ　　・・・へ
の移動が予め設定された各軸数値にもとすき早送りでき
るから、繰返し孔明は作業が能率良く実行できる。そし
て、ワーク交換にともなう段取替え時間の短縮にも貢献
でき１手動送りハンドルとＮＣ数値制御装置を利用した
車軸ごとに移動量の異なる各軸の早送り制御が簡便にな
り、しかも高精度な早送りを可能とする効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るジョグレバーによる多軸早送り方
法を示すブロック線図、第２図は各軸のデータを示す表
示図、第３図と第４図は各々の実施例を示す斜視図であ
る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 軸送りモードとして各軸の移動すべき数値をＭＤＩモー
   ドで入力し、可変速ダイヤルによつて速度設定しつつ、
   任意のジョグレバーの操作により軸及び方向選択が自動
   的に行われ、各軸ごとに指令した所定の数値だけ早送り
   することを特徴とするジョグレバーによる多軸早送り方
   法