JPS6321567Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6321567Y2 JPS6321567Y2 JP4281484U JP4281484U JPS6321567Y2 JP S6321567 Y2 JPS6321567 Y2 JP S6321567Y2 JP 4281484 U JP4281484 U JP 4281484U JP 4281484 U JP4281484 U JP 4281484U JP S6321567 Y2 JPS6321567 Y2 JP S6321567Y2
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- JP
- Japan
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- coil
- gas flow
- cooler
- gas
- flow passage
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- Expired
Links
- 238000000137 annealing Methods 0.000 claims description 17
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 7
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 7
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 10
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 5
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 5
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011819 refractory material Substances 0.000 description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、薄板コイルなどの焼鈍処理に用い
るコイル焼鈍炉に関するものである。
るコイル焼鈍炉に関するものである。
薄板コイルなどは、加熱、冷却を行ない焼鈍処
理されるが、この処理には、従来第３図に示す様
なコイル焼鈍炉が用いられている。
理されるが、この処理には、従来第３図に示す様
なコイル焼鈍炉が用いられている。
このコイル焼鈍炉１は、循環フアン２により循
環ガスを矢印A1方向に強制的に循環せしめてコ
イル３を加熱したり、冷却したりするものである
が、ベンドダクト４を通つて輻射管５と炉天井部
１ａとの空隙を通り、扉６側に突き当たつたガス
は、扉６前部に下降し、コイル３の周囲を通つて
循環フアン２の吸込口２ａに向う。その結果循環
ガスの流れは、コイル焼鈍炉１の壁面に沿つた流
れが主流となり、コイル表面近くの流速は、平均
で約２〜３ｍ／secと低く、コイル３への熱伝達
率も低い。
環ガスを矢印A1方向に強制的に循環せしめてコ
イル３を加熱したり、冷却したりするものである
が、ベンドダクト４を通つて輻射管５と炉天井部
１ａとの空隙を通り、扉６側に突き当たつたガス
は、扉６前部に下降し、コイル３の周囲を通つて
循環フアン２の吸込口２ａに向う。その結果循環
ガスの流れは、コイル焼鈍炉１の壁面に沿つた流
れが主流となり、コイル表面近くの流速は、平均
で約２〜３ｍ／secと低く、コイル３への熱伝達
率も低い。
このため、特に水冷クーラ７により冷却した循
環ガスで、コイルを冷却中は、コイル温度及びガ
ス温度が低くなつた時点（例えば300℃以下）で
輻射による伝熱が少なくなり、対流伝熱が熱移動
の主流となる。この状態では、冷却効率が低下
し、冷却時間が長く必要となるので、コイル焼鈍
炉の稼動率が悪く、能率的な焼鈍処理を行なうこ
とができない。
環ガスで、コイルを冷却中は、コイル温度及びガ
ス温度が低くなつた時点（例えば300℃以下）で
輻射による伝熱が少なくなり、対流伝熱が熱移動
の主流となる。この状態では、冷却効率が低下
し、冷却時間が長く必要となるので、コイル焼鈍
炉の稼動率が悪く、能率的な焼鈍処理を行なうこ
とができない。
なお、図において、８は、風速零域、９はプレ
ナムチヤンバ、１０は炉底耐火材、１１は、架
台、１２は循環フアン２を駆動するモータ、１３
は、水冷クーラ７を収納するクーラハウジングで
ある。
ナムチヤンバ、１０は炉底耐火材、１１は、架
台、１２は循環フアン２を駆動するモータ、１３
は、水冷クーラ７を収納するクーラハウジングで
ある。
本考案は、上記の点に鑑み、焼鈍処理の焼鈍炉
操業サイクル時間を短縮し、生産性の向上を図る
と共に省エネルギ化を図ることを目的とする。
操業サイクル時間を短縮し、生産性の向上を図る
と共に省エネルギ化を図ることを目的とする。
本考案は、炉内にガス出口を閉鎖したガス流通
路を設け、該ガス流通路の入口に循環フアンを設
け、その下流にクーラを設けると共にクーラ下流
のガス流通路の下部に多数の噴射ノズルを設けた
ことを特徴とするコイル焼鈍炉である。以下、本
考案の実施例を添附図面により説明する。コイル
焼鈍炉２０の１側にコイル２１を出し入れする扉
２２を設け、他側にモータ２３により駆動する循
環フアン２４を設け、該フアン２４を、ガス流通
路２５の入口に配設する。このガス流通路２５は
炉壁２０ａに沿つて形成したベンドダクト２６と
炉天井部２０ｂに沿つて形成したダクト２７と、
ガス出口閉鎖部２９により構成され、ダクト２７
にはコイル２１に向つて開口する多数の噴射ノズ
ル２８が形成されている。
路を設け、該ガス流通路の入口に循環フアンを設
け、その下流にクーラを設けると共にクーラ下流
のガス流通路の下部に多数の噴射ノズルを設けた
ことを特徴とするコイル焼鈍炉である。以下、本
考案の実施例を添附図面により説明する。コイル
焼鈍炉２０の１側にコイル２１を出し入れする扉
２２を設け、他側にモータ２３により駆動する循
環フアン２４を設け、該フアン２４を、ガス流通
路２５の入口に配設する。このガス流通路２５は
炉壁２０ａに沿つて形成したベンドダクト２６と
炉天井部２０ｂに沿つて形成したダクト２７と、
ガス出口閉鎖部２９により構成され、ダクト２７
にはコイル２１に向つて開口する多数の噴射ノズ
ル２８が形成されている。
この噴射ノズル２８の近傍に輻射管３２を間隔
をおいて配設すると共に該輻射管３２にバーナ３
３を設ける。
をおいて配設すると共に該輻射管３２にバーナ３
３を設ける。
循環フアン２４の上方の炉壁２０ａにクーラハ
ウジング３９を設け、ガス流通路２５に出し入れ
する水冷クーラ３０を収容すると共に、この水冷
クーラ３０の頭部に遮断壁３１を固定する。
ウジング３９を設け、ガス流通路２５に出し入れ
する水冷クーラ３０を収容すると共に、この水冷
クーラ３０の頭部に遮断壁３１を固定する。
なお図において３４はプレナムチヤンバ、３５
は炉底耐火材、３６は、架台、Ａ２０は、循環ガ
スの循環方向を示す矢印である。
は炉底耐火材、３６は、架台、Ａ２０は、循環ガ
スの循環方向を示す矢印である。
次に本実施例の作動について説明すると、コイ
ル焼鈍炉２０の扉２２を開いてコイル２１を挿入
し、炉内に環元ガスを充填してバーナ３３を燃焼
し、輻射管３２を加熱してコイル２１を加熱す
る。
ル焼鈍炉２０の扉２２を開いてコイル２１を挿入
し、炉内に環元ガスを充填してバーナ３３を燃焼
し、輻射管３２を加熱してコイル２１を加熱す
る。
この時水冷クーラ３０は、クーラハウジング３
９に鎖線３０Ａの状態で収容され、水冷クーラ３
０の遮断壁３１でガス流通路２５とクーラハウジ
ング２９は遮断されている。
９に鎖線３０Ａの状態で収容され、水冷クーラ３
０の遮断壁３１でガス流通路２５とクーラハウジ
ング２９は遮断されている。
コイル２１の加熱終了後、バーナ３３を消し、
水冷クーラ３０をガス流通路２５に突出させて駆
動し、ガスを冷却せしめる。冷却されたガスは、
モータ２３により回転する循環フアン２４によ
り、ガス流通路２５に圧送され、ガス流通路２５
に多数配設した噴射ノズル２８から少なくとも５
ｍ／sec以上の速度で噴出され、輻射管３２の間
隙を通り、コイル２１に向けて直接ふきつけられ
る。コイル２１の表面に到達したガス流は、コイ
ル２１表面に沿つて大きな流速で流れて、コイル
２１を冷却するが、熱伝達率が大きいので、冷却
時間は短縮される。
水冷クーラ３０をガス流通路２５に突出させて駆
動し、ガスを冷却せしめる。冷却されたガスは、
モータ２３により回転する循環フアン２４によ
り、ガス流通路２５に圧送され、ガス流通路２５
に多数配設した噴射ノズル２８から少なくとも５
ｍ／sec以上の速度で噴出され、輻射管３２の間
隙を通り、コイル２１に向けて直接ふきつけられ
る。コイル２１の表面に到達したガス流は、コイ
ル２１表面に沿つて大きな流速で流れて、コイル
２１を冷却するが、熱伝達率が大きいので、冷却
時間は短縮される。
又、ガスもコイル２１の熱量を十分奮うことが
できるので温度が上昇し、水冷クーラ３０の水冷
パイプ（図示せず）との熱伝達も効率が良い。
できるので温度が上昇し、水冷クーラ３０の水冷
パイプ（図示せず）との熱伝達も効率が良い。
従つて冷却効率が増大することにより、ガス循
環量も少なくでき、循環フアン２４の容量も少な
くてすむので、製作コストの低減を図ることがで
きる。
環量も少なくでき、循環フアン２４の容量も少な
くてすむので、製作コストの低減を図ることがで
きる。
以上、コイル冷却中の作用について説明したが
コイル加熱中も循環フアン２４は運転され、コイ
ル焼鈍炉全体の均熱化と、コイル２１への輻射伝
熱を補助する対流伝達を促進する効果も、上記と
同様である。
コイル加熱中も循環フアン２４は運転され、コイ
ル焼鈍炉全体の均熱化と、コイル２１への輻射伝
熱を補助する対流伝達を促進する効果も、上記と
同様である。
本考案は、クーラ下流のガス流通路の下部に多
数の噴射ノズルを設けたので、ガス流は、コイル
表面に沿つて大きな流速で流れる。
数の噴射ノズルを設けたので、ガス流は、コイル
表面に沿つて大きな流速で流れる。
従つて熱伝達率が増大されるので、コイルの加
熱、冷却時間が短縮され、コイル焼鈍炉の生産性
が向上する。又、加熱時間の短縮により、単位時
間当り略々一定であるコイル焼鈍炉外壁からの放
散熱量を全体として低減することができるので省
エネルギ化を図ることができる。
熱、冷却時間が短縮され、コイル焼鈍炉の生産性
が向上する。又、加熱時間の短縮により、単位時
間当り略々一定であるコイル焼鈍炉外壁からの放
散熱量を全体として低減することができるので省
エネルギ化を図ることができる。
第１図はは、本考案の実施例を示す縦断面図、
第２図は、第１図の−線断面図、第３図は従
来例を示す縦断面図である。 ２０……コイル焼鈍炉、２４……循環フアン、
２５……ガス流通路、２８……噴射ノズル、３０
……水冷クーラ、３２……輻射管。
第２図は、第１図の−線断面図、第３図は従
来例を示す縦断面図である。 ２０……コイル焼鈍炉、２４……循環フアン、
２５……ガス流通路、２８……噴射ノズル、３０
……水冷クーラ、３２……輻射管。
Claims (1)
- 炉内にガス出口を閉鎖したガス流通路を設け該
ガス流通路の入口に循環フアンを設け、その下流
にクーラを設けると共に、クーラ下流のガス流通
路の下部に多数の噴射ノズルを設けたことを特徴
とするコイル焼鈍炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4281484U JPS60156171U (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | コイル焼鈍炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4281484U JPS60156171U (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | コイル焼鈍炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60156171U JPS60156171U (ja) | 1985-10-17 |
| JPS6321567Y2 true JPS6321567Y2 (ja) | 1988-06-14 |
Family
ID=30553909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4281484U Granted JPS60156171U (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | コイル焼鈍炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60156171U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06268B2 (ja) * | 1988-02-23 | 1994-01-05 | エイティックテクトロン株式会社 | リフロー半田付け方法及び装置 |
-
1984
- 1984-03-27 JP JP4281484U patent/JPS60156171U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60156171U (ja) | 1985-10-17 |
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