JPS6321492A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JPS6321492A
JPS6321492A JP61167261A JP16726186A JPS6321492A JP S6321492 A JPS6321492 A JP S6321492A JP 61167261 A JP61167261 A JP 61167261A JP 16726186 A JP16726186 A JP 16726186A JP S6321492 A JPS6321492 A JP S6321492A
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JP
Japan
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hydrogen
hydrogen storage
storage alloy
cylindrical body
occluding alloy
Prior art date
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Pending
Application number
JP61167261A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Onishi
晶 大西
Hiroyuki Takashima
高島 啓行
Michiharu Hannoki
播木 道春
Tomoka Mizushima
水島 朝香
Katsuhiko Kaburagi
鏑木 勝彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Sumikin Osaka Plant Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Sumikin Osaka Plant Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd, Sumikin Osaka Plant Co Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP61167261A priority Critical patent/JPS6321492A/ja
Publication of JPS6321492A publication Critical patent/JPS6321492A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D20/00Heat storage plants or apparatus in general; Regenerative heat-exchange apparatus not covered by groups F28D17/00 or F28D19/00
    • F28D20/003Heat storage plants or apparatus in general; Regenerative heat-exchange apparatus not covered by groups F28D17/00 or F28D19/00 using thermochemical reactions
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/14Thermal energy storage
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E70/00Other energy conversion or management systems reducing GHG emissions
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、水素吸蔵合金を用いた熱交換器に関するもの
である。
(従来の技術) 水素吸蔵合金は、合金特有のある温度、圧力条件下で水
素ガス(以下「H2ガス」という)を吸蔵して発熱反応
を起こし、また、別のある温度、圧力条件下でH2ガス
を脱蔵して吸熱反応を起こすことが一般に知られている
。  しかして、この特性を利用することで2種類の水
素吸蔵合金を使ってヒートポンプシステムを構成するこ
とができる。
すなわち、2種類の水素吸蔵合金の組合せ方によって第
4図に示すような降温サイクル(D−BにH2ガスを移
動させる時にDで冷熱を作る)や第5図に示すような昇
温サイクル(C−AにH2ガスを移動させる時にAで高
温を作る)を作ることができるからである。
この場合、水素吸蔵合金からの発熱あるいは吸熱エネル
ギーをすばやく回収することが水素吸蔵合金の反応を促
進させることになり、ひいては単位時間当りの発生出力
を向上させることになる。
従って、水素吸蔵合金を利用した熱交換器とじては以下
に列挙する条件が要求される。
■ 水素ガスの通気性が良好であること。
水素吸蔵合金の反応を急激に行なわせて高熱を発生させ
ると同時に、短時間で反応させて単位時間当りの発生出
力を向上させるためには、熱交換器内におけるH2ガス
の通気性が良好でなければならない。
■ 熱交換器の伝熱特性が良好であること。
水素吸蔵合金からの発熱や吸熱エネルギーをすばやく熱
交換流体に回収するためには、伝熱面積が広く、伝熱抵
抗が小さいことが必要である。−般に水素吸蔵合金は顆
粒状であるため、水素吸蔵合金層中に伝熱促進材を充填
して有効熱伝導率を向上させる事が必要である。
■ 熱交換器の機械的強度及び耐水素脆性が良好である
こと。
水素吸蔵合金は、高圧水素と急激な反応(発熱反応)を
起こさせた場合には内部温度は部分的に高温(約500
℃)となる場合が声る。また、水素吸蔵合金は、水素を
吸蔵することによって体積膨張を起こすため、熱交換器
は熱伝導率が良いばかりでなく、高温、高圧に耐え、か
つ、耐水素脆性が良好なものでなければならない。
■ 金属水素化物の粉末を飛散させないこと。
金属水素化物は、水素の吸蔵、放出を繰返すことによっ
て微粉化が起こり配管内に飛散してゆく。
このことは、水素吸蔵合金が消耗するばかりでなく、バ
ルブ、弁等に詰まったり、場合によっては相手側の合金
内に入り込み、合金劣化を起こすことにもなる。従って
、H2ガスの供給管入口部には、H2ガスは通過させる
が、合金粉は通過させないフィルター(1〜2μ程度)
を設置することが必要である。
■ 熱交換器の熱容量を小さくすること。
水素吸蔵合金の単位重量当りの発熱量は一定であるため
、効率よく熱回収を行なうためには熱交換器全体の重量
(熱容量)を小さくし、顕熱ロスを最小限にして昇温幅
を太き(し、すばやく熱媒流体に熱伝達を行なわなけれ
ばならない。従って熱交換器の重量(熱容量)を小さく
して顕熱ロスや放熱ロスを少なくしなければならない。
ところで、従来より採用されていた熱交換器は第6図に
示すように、 ■ H2ガスの通気性を改善し容器内の全水素吸蔵合金
が短時間でH2ガスと反応できるようにするために、容
器1の中央部に連通管2を挿通せしめ、容器1の長手方
向両端部よりフィルター3を介して水素吸蔵合金へH2
ガスを移動させていた。
■ 熱交換器の伝熱特性向上のため、すなわち水素吸蔵
合金と容器lの外壁との熱伝導を円滑にするために水素
吸蔵合金内に伝熱促進剤として金属海綿体(例えばrN
iセルメット(商品名)」)4を充填していた。
しかしながら、前記したような水素吸蔵合金を用いた従
来の熱交t083では、以下に示すような欠点があった
(ア)水素吸蔵合金へのH2ガスの移動が容器10両端
のみから行なわれるため、容器1の長手方向中央部に位
置する水素吸蔵合金がH2ガスと反応するのに時間を要
する。
(イ)金属海綿体4の空隙は連通孔ではないために水素
吸蔵合金の充填作業に時間を要する上、充填率が低いた
め充填層の有効熱伝導率は低下し、更に、水素吸蔵合金
の単位当りの容器重量(熱容量)が大きくなって顕熱ロ
スが大きい。
(つ)金属海綿体4と容器1の壁面との接触状態が点接
触又は線接触であるため熱伝導率が大幅に低下している
従来の熱交換器は以上述べたような欠点を有していた為
、水素吸蔵合金の反応速度の低下及び熱交換率の低下を
招き、結果として単位時間当りの発生出力が小さくなっ
ていた。
従来の熱交換器は第7図及び第8図に示す様に容器1の
外壁面にガス又は熱媒〔比重15/=1℃0.890、
粘度40℃(cSt)27、流動点(’C) −20(
−) 、膨張係数6.7X10−’の性状を有する油〕
等の熱交換流体を流して熱回収していたのであるが、前
記した(ア)、(つ)の欠点を改善するための手段とし
て特開昭60−101489号公報(第9図参照)や特
開昭60−101490号公ta カ開示されている。
これらは、間隔を存してフィン5を熱交換チューブ6の
外側に多段に積層すると共にこれらフィン5間に水素吸
蔵合金を充填し、前記熱交換チューブ6内に熱交換流体
を流すものである。そして、前記熱交換チューブ6及び
フィン5の周囲−側面に長手方向の全長に亘ってフィル
ター3を設置すると共に、残部側面を閉塞して熱交換器
本体7を形成している。
しかして、この熱交換器本体7を、H2ガスの出入口8
を有する圧力容器9内に装入して熱交換器を構成したも
のである。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した構成の熱交換器は、水素吸蔵合金と熱交換流体
との熱伝導性は非常に良好となるのであるが、以下に列
挙するような問題がある。
(ア)フィルター3近傍に位置する水素吸蔵合金はすば
や(水素と反応するのであるが、内部に位置する水素吸
蔵合金迄水素が移動して反応するのに時間を要する。
(イ)水素吸蔵合金の重量と比較して圧力容器9や熱交
換チューブ6の重量(熱容量)が大きく顕熱ロスが大き
い。
(つ)熱交換器本体7の製作、水素吸蔵合金の充填が困
難であり水素吸蔵合金の充填率が低くなる。
本発明は、このような問題点を解決できる熱交換器を提
供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る熱交換器は、多重管構成して成る容器の中
心部に長手方向に貫通する熱媒流通用空間を形成すると
共に、この容器内の各環状空間を交互に水素吸蔵合金層
および熱媒通路と成さしめ、また、この水素吸蔵合金層
はその内部に水素吸蔵合金を充填してなる金属箔のハニ
カム状筒体で形成すると共に、このハニカム状筒体内に
充填されている水素吸蔵合金の中心部には水素ガス流通
用空間を長手方向に貫通形成せしめ、更に、前記容器内
への水素ガスの出入口にはフィルターを設置し、かつ、
前記ハニカム状筒体及び各空間に多数の微細開孔を設け
て成ることを要旨とするものである。
(作   用) 本発明は、多重管構成して成る容器の中心部に長手方向
に貫通する熱媒流通用空間を形成すると共に、この容器
内の各環状空間を交互に水素吸蔵合金層および熱媒通路
と成さしめ、また、この水素吸蔵合金層はその内部に水
素吸蔵合金を充填してなる金属箔のハニカム状筒体で形
成すると共に、このハニカム状筒体内に充填さ耗ている
水素吸蔵合金の中心部には水素ガス流通用空間を長手方
向に貫通形成せしめ、更に、前記容器内への水素ガスの
出入口にはフィルターを設置し、かつ、前記ハニカム状
筒体及び各水素ガス流通用空間に多数の微細開孔を設け
て成る構成である為、先ず、熱伝導度の悪い水素吸蔵合
金粒子を金属箔のハニカム状筒体内に充填することによ
って水素吸蔵合金内の有効熱伝導度が向上し、同時に水
素吸蔵合金の充填率も上昇する。また、夫々の水素ガス
流通用空間やハニカム状筒体に多数設けた微細開孔によ
ってOXガスの移動性が向上する。
(実 施 例) 以下、本発明を第1図〜第3図に示す一実施例に基づい
て説明する。
第1図(イ)は本発明の第1実施例を示す正面図中央縦
断面図、(ロ)は(イ)のローロ断面図、(ハ)はハニ
カム状筒体の斜視図、第2図(イ)は本発明の第2実施
例を示す第1図(イ)と同様の正面図中央縦断面図、(
ロ)は(イ)のローロ断面図、第3図は本発明における
実施例のヒートポンプシステムを示す概略図である。
図面において、11は多重管構成された容器であり、そ
の中心部には、熱媒通路12が形成されている。
前記容器11内の各環状空間は交互に水素吸蔵合金層お
よび熱媒通路14と成さしめられており、このうちの水
素吸蔵合金層はその内部に水素吸蔵合金を充填した金属
箔により製造されたハニカム状筒体13で形成されてい
る。この筒体13を形成する金属箔には多数の微細開孔
が開設されている。また、この筒体13内に充填されて
いる水素吸蔵合金の中心部には多数の微細開孔が開設さ
れた複数個のHtガスの流通用達通管15が長手方向に
貫通形成されている。
16は前記容器11内へのIhガスの出入口17に設置
されたフィルターであり、水素吸蔵合金粉の飛散を防止
するためのものである。なお、図中12゛ と18は熱
媒の出入口を示す。
次に本発明熱交換器を用いたヒートポンプシステムにつ
いて説明する。
この第3図に示すものは、第5図に示す昇温サイクル(
ヒートポンプ)システムであり、先ず水素を高圧側合金
21に充填しておき、低圧側及び高圧側合金19.21
に高温廃熱を供給し水素を昇温するのである。そして、
高圧側合金21の平衡水素圧力が上昇した後、高圧側合
金反応容器と低圧側合金反応容器との連絡弁2oを開く
のである。すると、高圧側合金21より放出されたH2
ガスは、低圧側合金19へ移動して、低圧側合金19に
吸蔵され、発熱反応を起こすのである。
すなわち、第1図及び第2図に示すように、低圧側反応
容器1工において、H2ガス出入口17より容器11内
に流入したH2ガスは、フィルター16からH2ガスの
流通用空間15を介して前記筒体13に開設された微細
開孔を通って容器11の長手方向全域に亘って筒体13
内に充填されている水素吸蔵合金にすばやく吸蔵され、
発熱反応を起こすのである。
そして、発生した熱は、筒体13を伝わり、容器11の
内外部を流れる熱媒体へと熱伝達されるのである。
この時、内部に閉空間を持たない、水素吸蔵合金の充填
率の良い金属製のハニカム状筒体13を用いる事で、水
素吸蔵合金層内の有効熱伝導度は向上し、また、熱媒体
通路壁面との接触状態が面接触となり、更に、多重管構
造とする事で、水素吸蔵合金層から熱媒体通路までの距
層も近づいた結果、反応容器統括熱伝達係数は大幅に向
上した。
そして水素吸蔵合金層内に82ガス流通空間を設け、筒
体13の壁面には多数の微細開孔を開け、H2ガスの通
気性を完全し、すべての水素吸蔵合金がすばや<OXガ
スと反応可能となった。
この様にH2ガスの通気性の改善によりH2ガスと水素
吸蔵合金との反応速度が向上し、一方、容器11内の熱
伝導性を改善した事により、H2ガスとの反応で昇温し
た水素吸蔵合金の温度をすばやく降下さ廿るべ(熱媒体
に熱伝達させ、それによって水素吸蔵合金(低圧側)の
平衡水素圧力は低下し、再びH2ガスとの反応速度は向
上し、つぎつぎと容器11内の水素吸蔵合金は、所定の
H2ガス吸蔵量を吸蔵するまですばや<OXガスと発熱
反応を起こして行くのであり、その結果、反応時間は大
幅に短縮される。
また、H1回収サイクルでは、高圧側合金21に冷却流
体を流しこれを降温する。そして、高圧側合金21の平
衡水素圧力が低圧側合金19の平衡水素圧力より低下し
た後連絡弁20を開くと、H2ガスは低圧側合金19よ
り高圧側合金21へ流れて高圧側合金21と発熱反応し
、水素吸蔵合金に吸蔵されるのである(低圧側合金19
は吸熱反応してH2ガスの放出が起こる)。この時、前
記と同様に、H22ガス気性改善及び容器11内の熱伝
導性の改善により、反応時間(サイクルタイム)は大幅
に短縮されるのである。
本発明の実施結果を第1表に示す。第1表より明らかな
如く、本発明の反応時間は、従来の15分に比べて大幅
に短縮され、約7.5分間で熱回収が行なえるようにな
った。また、本発明で使用している金属箔のハニカム状
筒体は従来用いていた金属海綿体の様に内部に閉空間が
なく、水素吸蔵合金充填率が向上し、水素吸蔵合金充填
作業も容易になった。その結果、容器係数(容器重量子
合金重量)も約0.6と小さくなり、水素吸蔵合金単位
当りの容器顕熱ロスも少なくなった。すなわち、同じ容
器に水素吸蔵合金を充填した場合、従来に比べて本発明
を用いると、水素吸蔵合金充填率や反応時間の向上が図
れ単位時間当りの水素吸蔵合金発熱量に換算すると、約
2倍の効率アンプが可能となった。
第   1   表 (発明の効果) 以上説明したように本発明は、多重管構成して成る容器
の中心部に長手方向に貫通する熱媒流通用空間を形成す
ると共に、この容器内の各環状空間を交互に水素吸蔵合
金層および熱媒通路と成さしめ、また、この水素吸蔵合
金層はその内部に水素吸蔵合金を充填してなる金属箔の
ハニカム状筒体で形成すると共に1、このハニカム状筒
体内に充填されている水素吸蔵合金の中心部には水素ガ
ス流通用空間を長手方向に貫通形成せしめ、更に、前記
容器内への水素ガスの出入口にはフィルターを設置し、
かつ、前記ハニカム状筒体及び各空間に多数の微細開孔
を設けて成る構成である為、先ず、熱伝導度の悪い水素
吸蔵合金粒子を金属箔のハニカム状筒体内に充填するこ
とによって水素吸蔵合金内の有効熱伝導度が向上し、同
時に水素吸蔵合金の充填率も上昇する。また、夫々の空
間やハニカム状筒体に多数設けた微細開孔によってH2
ガスの移動性が向上する。従って、本発明によれば単位
水素吸蔵合金当りの顕熱ロスも少なくなると共に、水素
吸蔵合金とH2ガスの反応時間が短縮して単位時間当り
の発生出力の向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)は本発明に係る熱交換器の第1実施例を示
す正面図中央縦断面図、(ロ)は(イ)のローロ断面図
、(ハ)は筒体の斜視図、第2図(イ)は同じ第2実施
例の正面図中央縦断面図、(ロ)は(イ)のローロ断面
図、第3図は本発明を用いたヒートポンプシステムの説
明図、第4図は2種類の水素吸蔵合金を用いた降温サイ
クル線図(降温型ヒートポンプ)、第5図は2種類の水
素吸蔵合金を用いた昇温サイクル線図(昇温型ヒートポ
ンプ)、第6図は従来の熱交換器(金属海綿体を用いた
もの)の第1図(イ)と同様の図、第7図は廃熱源とし
て気体を用いた場合の第6図に示す熱交換器の概略図、
第8図は、廃熱源として液体を用いた場合の第6図に示
す熱交換器の概略図、第9図は従来の熱交換器(熱交換
チューブ外側に水素吸蔵合金を充填したもの)の第1図
(イ)と同様の図である。 11は容器、12は熱媒通路、13は筒体、14は熱媒
通路、15は空間、16はフィルター。 第4図      第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多重管構成して成る容器の中心部に長手方向に貫
    通する熱媒流通用空間を形成すると共に、この容器内の
    各環状空間を交互に水素吸蔵合金層および熱媒通路と成
    さしめ、また、この水素吸蔵合金層はその内部に水素吸
    蔵合金を充填してなる金属箔のハニカム状筒体で形成す
    ると共に、このハニカム状筒体内に充填されている水素
    吸蔵合金の中心部には水素ガス流通用空間を長手方向に
    貫通形成せしめ、更に、前記容器内への水素ガスの出入
    口にはフィルターを設置しかつ、前記ハニカム状筒体及
    び各空間に多数の微細開孔を設けて成ることを特徴とす
    る熱交換器。
JP61167261A 1986-07-15 1986-07-15 熱交換器 Pending JPS6321492A (ja)

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JP61167261A JPS6321492A (ja) 1986-07-15 1986-07-15 熱交換器

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JP61167261A JPS6321492A (ja) 1986-07-15 1986-07-15 熱交換器

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