JPS63212030A - 成形工具 - Google Patents
成形工具Info
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- JPS63212030A JPS63212030A JP4226187A JP4226187A JPS63212030A JP S63212030 A JPS63212030 A JP S63212030A JP 4226187 A JP4226187 A JP 4226187A JP 4226187 A JP4226187 A JP 4226187A JP S63212030 A JPS63212030 A JP S63212030A
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- Japan
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- nib
- forming tool
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- forming
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- 238000003754 machining Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010273 cold forging Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 229910001315 Tool steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Forging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、段付ねじ、段付フランジ、ナツト、ボールジ
ヨイント、等の精密部品加工用の成形工具に係るもので
ある。
ヨイント、等の精密部品加工用の成形工具に係るもので
ある。
[従来の技術]
従来、精密部品を冷熱間鍛造加工する場合、超硬合金製
ニブが嵌挿された圧造成形工具が用いられている。モし
て超硬圧造成形工具には目的とする部品の形状に合せた
加工孔が穿設されている。
ニブが嵌挿された圧造成形工具が用いられている。モし
て超硬圧造成形工具には目的とする部品の形状に合せた
加工孔が穿設されている。
このニブに使用される超硬合金は耐摩耗性に富み、かつ
圧縮力に対する強度も高く秀れた性能を有しているが、
靭性は非常に弱いという欠点がある。よってこの超硬合
金をニブに使用する場合ニブをケース(例えば5KD−
61,CNCM−8焼入硬度HR041〜48等)に圧
入、又は焼嵌めして用いる。しかしケースにて補強され
たニブであっても繰り返し荷重、集中荷重が加われば、
たとえそれが許容荷重以下でも超硬合金成形工具ニブの
角部等にき裂や割れが生ずる。
圧縮力に対する強度も高く秀れた性能を有しているが、
靭性は非常に弱いという欠点がある。よってこの超硬合
金をニブに使用する場合ニブをケース(例えば5KD−
61,CNCM−8焼入硬度HR041〜48等)に圧
入、又は焼嵌めして用いる。しかしケースにて補強され
たニブであっても繰り返し荷重、集中荷重が加われば、
たとえそれが許容荷重以下でも超硬合金成形工具ニブの
角部等にき裂や割れが生ずる。
特に近年超硬合金として大量に使用されているWCOは
、例えば耐衝撃強度G−8(Go:25%含有)で1.
43Kにl−m、抗折力は同じくG−8で約260Kg
/mm前後であり、これらの特性から、段付形状とか、
重加工匠を要する成形加工には、寿命、安定性において
今−歩であった。
、例えば耐衝撃強度G−8(Go:25%含有)で1.
43Kにl−m、抗折力は同じくG−8で約260Kg
/mm前後であり、これらの特性から、段付形状とか、
重加工匠を要する成形加工には、寿命、安定性において
今−歩であった。
ひとたび損傷したニブは、その傷に応力が集中し、次第
に傷が拡大し、遂にはニブそのものが破損する。又ニブ
が損傷すれば製品寸法を逸脱する為、ダイス、パンチ等
の成形工具をすみやかに交換する必要がある。
に傷が拡大し、遂にはニブそのものが破損する。又ニブ
が損傷すれば製品寸法を逸脱する為、ダイス、パンチ等
の成形工具をすみやかに交換する必要がある。
しかしながらパンチ、ダイス等の成形工具を交換するに
は高速度で稼動する機械をとめねばならず作業効率を著
しく低下させる。又超硬合金製のダイス、パンチは加工
が難しく、コストも高く、度重なる成形工具の破損はそ
のままランニングコストの上昇につながる。よって業界
では、長時間、高頻度の使用にも割れや欠けが発生しに
くい、耐久力の高い圧造工具の出現が待望されていた。
は高速度で稼動する機械をとめねばならず作業効率を著
しく低下させる。又超硬合金製のダイス、パンチは加工
が難しく、コストも高く、度重なる成形工具の破損はそ
のままランニングコストの上昇につながる。よって業界
では、長時間、高頻度の使用にも割れや欠けが発生しに
くい、耐久力の高い圧造工具の出現が待望されていた。
[発明が解決しようとする問題点]
そしてこのような成形工具の欠点を改良する目的で、例
えば第1,2図に示すように成形工具1のニブを一体型
のニブ2.4とし、ニブ2をリング3を介してケース5
に収納する試みがなされた。
えば第1,2図に示すように成形工具1のニブを一体型
のニブ2.4とし、ニブ2をリング3を介してケース5
に収納する試みがなされた。
しかしこの種の成形工具も、耐久性が充分でなく、しか
も段付部にパリが発生するという新たな問題が生ずるこ
ととなった。
も段付部にパリが発生するという新たな問題が生ずるこ
ととなった。
この発明は前記した欠点のない、仕上りがきれいで耐久
性の高い段付ねじ、段付フランジ、ナツト、ボールジヨ
イント等の精密部品の成形工具を提供することを目的と
している。
性の高い段付ねじ、段付フランジ、ナツト、ボールジヨ
イント等の精密部品の成形工具を提供することを目的と
している。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明者は鋭意検討の結果
、ニブを多重構造とし、外側に分割型タイプを、内側に
一体型タイブの二つを配すれば良いことを見出し、本発
明を完成した。
、ニブを多重構造とし、外側に分割型タイプを、内側に
一体型タイブの二つを配すれば良いことを見出し、本発
明を完成した。
即ち本発明の要旨は内面が被加工品の外形形状に形成さ
れたニブをケースに納めた成形工具において、ニブが、
4又は6等分に分割されている外側ニブと、一体型の内
側ニブとの多重に構成されていることを特徴とする成形
工具にある。
れたニブをケースに納めた成形工具において、ニブが、
4又は6等分に分割されている外側ニブと、一体型の内
側ニブとの多重に構成されていることを特徴とする成形
工具にある。
[作用]
本発明の成形工具は、ニブが、4又は6等分に分割され
ている外側ニブと、一体型の内側ニブとの多重に構成さ
れている。
ている外側ニブと、一体型の内側ニブとの多重に構成さ
れている。
このため、ニブ内面にかかる圧造圧力をニブを介してケ
ースがまともに受けることになり、ニブ及びケースのそ
れぞれの特性を充分に引き出すことができる。しかも、
内側ニブが外側ニブによって強固に締付けられ補強され
るためニブの耐久性を増すことができる。
ースがまともに受けることになり、ニブ及びケースのそ
れぞれの特性を充分に引き出すことができる。しかも、
内側ニブが外側ニブによって強固に締付けられ補強され
るためニブの耐久性を増すことができる。
[実施例]
以下に本発明を実施例を挙げて図面とともに説明する。
第3図は、本発明に係る実施例の段付き部品の仕上げ冷
間鍛造用のダイス6を示す正面図、第4図は第3図のA
−A線による断面図である。
間鍛造用のダイス6を示す正面図、第4図は第3図のA
−A線による断面図である。
本図で表わすように、本実施例のダイス6はケース7と
ニブ8から成り、ニブ8は、4等分に分割されている外
側ニブ9と、一体型の内側ニブ10との二重に構成され
ている。
ニブ8から成り、ニブ8は、4等分に分割されている外
側ニブ9と、一体型の内側ニブ10との二重に構成され
ている。
これらのニブ8はWCO等の超硬合金、セラミックス類
、SKM−9等の工具鋼等により製造されている。外側
ニブ9はケース7に圧入代0.3/100〜0.7/1
00%で圧入されている。
、SKM−9等の工具鋼等により製造されている。外側
ニブ9はケース7に圧入代0.3/100〜0.7/1
00%で圧入されている。
ニブ8を圧入する代りに焼嵌めしてケース7に納めても
良い。また外側ニブ9は4等分でなくとも、6等分して
も良い。ニブ8の中央部分には加工孔11が形成され、
この加工孔11はケース7中心に設けられているピン孔
12と連通している。また外側ニブ9自身を二重にした
り、内側ニブ10自身を二重にして、ニブ8全体を三重
構造としても良い。
良い。また外側ニブ9は4等分でなくとも、6等分して
も良い。ニブ8の中央部分には加工孔11が形成され、
この加工孔11はケース7中心に設けられているピン孔
12と連通している。また外側ニブ9自身を二重にした
り、内側ニブ10自身を二重にして、ニブ8全体を三重
構造としても良い。
[発明の効果]
段付ねじ、段付フランジ、ナツト、ボールジヨイント等
の成形加工に際し、本発明の成形工具を用いれば一挙に
従来よりも平均10〜15倍の個数まで使用可能である
。部品によっては従来10〜20万個しか成形できなか
ったものが、本発明によると100〜300万個成形可
能になる。
の成形加工に際し、本発明の成形工具を用いれば一挙に
従来よりも平均10〜15倍の個数まで使用可能である
。部品によっては従来10〜20万個しか成形できなか
ったものが、本発明によると100〜300万個成形可
能になる。
即ち本発明の成形工具は、
(a)加工に際し成形工具を度々交換する必要もなく又
、機械を止めないので生産能率が向上する。
、機械を止めないので生産能率が向上する。
(b)しかも成形工具の破損初期にできる不良加工品の
発生数も少なく成形工具を高頻度に使用しても使用開始
時と同様の仕上りのよい加工品が作れる。
発生数も少なく成形工具を高頻度に使用しても使用開始
時と同様の仕上りのよい加工品が作れる。
(C)更には加工に要するランニングコストも低減でき
、加工作業の無人化も可能であり加工に関するトータル
コストを大きく低下できる。
、加工作業の無人化も可能であり加工に関するトータル
コストを大きく低下できる。
(d)段付部にパリも発生しない。
このように本実施例の成形工具は従来に比して極めて優
れた効果を有している。
れた効果を有している。
本発明がこのように優れた効果を発揮する理由は、理論
的に確固として究明していない。しかし次の理由が推定
されるが、恐らく次の(1)〜(4)の要因が相乗的複
合的に作用しているのではないかと考えられる。
的に確固として究明していない。しかし次の理由が推定
されるが、恐らく次の(1)〜(4)の要因が相乗的複
合的に作用しているのではないかと考えられる。
(1)前述の作用で述べた通り、ニブ及びケースのぞれ
ぞれの特性を充分に引き出すことができる。
ぞれの特性を充分に引き出すことができる。
(2)4又は6等分に分割されている外側ニブの境目よ
り、成形工具内にこもる空気や機械油を逃がし、それら
がエアクッション、ハイドロクッションとして悪影響を
及ぼすのを防止する。
り、成形工具内にこもる空気や機械油を逃がし、それら
がエアクッション、ハイドロクッションとして悪影響を
及ぼすのを防止する。
(3)内側ニブが外側ニブによって強固に締付けられて
補強されている。
補強されている。
(4)外側ニブを分割したことにより、炉底め応力、圧
入応力を内側に確実に伝達できる。
入応力を内側に確実に伝達できる。
第1図は従来の成形工具を示す正面図であり、第2図は
第1図のX−X線断面図であり、第3図は本発明に係る
実施例の要部を表わす正面図であり、第4図はそのA−
A線断面図である。 7・・・ケース 9・・・外側ニブ 10・・・内側ニブ
第1図のX−X線断面図であり、第3図は本発明に係る
実施例の要部を表わす正面図であり、第4図はそのA−
A線断面図である。 7・・・ケース 9・・・外側ニブ 10・・・内側ニブ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内面が被加工品の外形形状に形成されたニブをケー
スに納めた成形工具において、 ニブが、4又は6等分に分割されている外側ニブと、一
体型の内側ニブとの多重に構成されていることを特徴と
する成形工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62042261A JP2529958B2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | 成形工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62042261A JP2529958B2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | 成形工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63212030A true JPS63212030A (ja) | 1988-09-05 |
JP2529958B2 JP2529958B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=12631091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62042261A Expired - Lifetime JP2529958B2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | 成形工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2529958B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016182617A (ja) * | 2015-03-25 | 2016-10-20 | 高周波熱錬株式会社 | 肥大加工用の金型 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57187136A (en) * | 1981-05-12 | 1982-11-17 | Mitsutoyo Kiko Kk | Molding tool |
JPS58179531A (ja) * | 1982-04-14 | 1983-10-20 | Masuji Ogawa | 冷間鍛造用型 |
JPS60180638A (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-14 | Ogawa Tekko Kk | 冷間鍛造用ダイス |
-
1987
- 1987-02-25 JP JP62042261A patent/JP2529958B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57187136A (en) * | 1981-05-12 | 1982-11-17 | Mitsutoyo Kiko Kk | Molding tool |
JPS58179531A (ja) * | 1982-04-14 | 1983-10-20 | Masuji Ogawa | 冷間鍛造用型 |
JPS60180638A (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-14 | Ogawa Tekko Kk | 冷間鍛造用ダイス |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016182617A (ja) * | 2015-03-25 | 2016-10-20 | 高周波熱錬株式会社 | 肥大加工用の金型 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2529958B2 (ja) | 1996-09-04 |
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Legal Events
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