JPS63211312A - ヘルメツト装着形警報安全装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は現場作業者が複雑で危険な高圧電界の環境内に
おいて作業を行なう場合に、ヘルメット装着の作業者が
危険に慣れ忘れ勝の前方とその上方の感電の危険と特に
視角の盲点と成りやすい頭部の上方および後方など作業
者の思いがけない方向が危険状態になった場合、作業者
に警報を発し危険を予知せしめる様ヘルメットに危険を
検出可能な警報装置を装着し作業者の安全ガイドと作業
の能率向上を行う警報安全装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来は、作業者は携帯用の高圧検電装置を携帯し作業場
において危険と思う時、作業者が携帯検電器を手でもち
安全をチェックする。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この方法では作業者は検電器を片手にもって安全のチェ
ックを行なうと同時に現場の作業を行なう必要があり、
安全の確保と作業能率向上の両方を要求される。また危
険電界に慣れやすく前方とその上方のチェックを忘れや
すく特にヘルメット着用の時に死角となる頭上および後
方は危険のチェックを忘れ勝ちになりやすい、このため
安全だけの監督者が必要となり、さもなければ思いがけ
ない方向からの危険の予知は困難であって作業は危険で
あった。

よって本発明は複雑にして危険を含む高圧電界の環境内
の作業においてヘルメット装着の作業者の作業中の危険
への慣れによる忘れる前方とその上方の危険および作業
者の死角即ち頭上および後方から来る高電圧の思いがけ
ない危険をなくす為、ヘルメットに、危険な電界を自動
的に感知し作業者に警報を出す装置を小型にしてヘルメ
７）の曲面に沿って装備し作業者の接近するすべての方
向から来る危険を常時予知せしめ人命の安全ガイドと作
業能率向上をはかるヘルメット装着形警報安全装置を提
供しようとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、高電圧電線（２）の電界中で金属箔アンテナ
（４，１６）および電波吸収のフィルタ（５）からなり
商用サイクルのみに感じるセンサ（３）と増幅器（６）
と整流器（７）と設定器（８）と警報発生器（９）と警
報器（１０，１１）と電源部（１２）とテスト釦（１３
）とテスト信号設定器（１４）と有効電源電圧設定器（
１５）とからなり、これらは前記ヘルメット（１）の曲
面に沿って図１のように回路と部品が装着してあり、ヘ
ルメットの前方または外周に、光または音の警報を出す
警報器を目または耳に近く装備する。

したがって、これら電子部品および回路はへルメソトの
曲面に沿って配備しであるのでヘルメットとしての安全
機能を減することなく装備される。

〔作用〕

本発明に係る本装置は、ヘルメフ）　（１）に装備され
たアンテナ（４と１６）は、高圧電界の近傍、たとえば
商用５０ヘルツ６０００ボルトの電線（２）から離れた
場合、実験によると第４図の太い実線で示す様な電圧を
アンテナ（４と１６）間に誘起する。この電圧は微小で
あるから、先ず、アンテナ（４と１６）に誘起した電波
による外乱（商用周波数より一般に増幅しやすく目的と
した入力信号の外乱となるため）をローパスフィルタ（
５）で除き、入力信号は直流増＠器（６）により電圧増
幅し整流器（７）で直流電圧出力にする。一方、電源部
（１２）とツェナーダイオード（８ｄ）との組合わせに
よりアンテナ入力信号が人体に危険となる電圧レベルの
時に相当する直流電圧を予め準備し、これら二つの電圧
を比較してアンテナからの出力が所定の電圧を超える時
のみ出力信号を出す比較器（８Ｃ）を含む設定器（８）
により警報発生器（９）を作動し、警報器ランプ（１１
）および警報器ブザー（１０）を動作する。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について説明する。

第一の実施例は正常の警報発生の動作を行うのに加えて
、本装置の電源電圧の値が正常動作を行うのに充分か（
有効電源電圧）どうかをチェ７りする構成を含む。すな
わち、第１図に示す通り、電源部（１２）に結線された
テスト釦（１３）と抵抗とツェナーダイオード（ＺＤＩ
）からなるステト信号設定器（１４）と、コンデンサー
（Ｃ）と抵抗からなる有効電源電圧設定器（１５）があ
り、テストシロ（１３）を押すと、まず警報が鳴る程度
の信号がアンテナ（４）に印加されアンテナ（４）から
警報器までの機能がチェックできる。更に、テスト釦（
１３）を押し続けると、もし、電源部の電池の能力が充
分の場合電源電圧部（１２）からの電流が有効電源電圧
設定器（１５）のコンデンサ（Ｃ）を充電し、電源電圧
に比例した警報音を警報器（１０）に出す様に、設定器
（８）は整流器（７）の出力を抵抗によって電圧を分圧
して（８ａ）　、　　（８ｂ）および（８ｃ）　。

（８ｄ）の様に電圧差で警報発生器（９）の動作を仕分
け、警報器ブザーの音について回路チェックのときは弱
音、且つコンデンサＣの充電おくれによりおくれで電池
チェックのときは弦音として区別して鳴らす、しかし、
電池の能力が低下したとき、コンデンサの電圧は低下し
警報器（１０）を鳴らすことができない、このように、
本発明の装置は作業場所に入る前に、電界の弱いところ
で前記の方法によって、本発明の装置の作動の確実さを
チェックすることができる。

第５図に示す第二の実施例は前記センサの数を増し、頭
上の方向と後方と左右の方向について、アンテナ（４７
、４１１、４１１Ｚ　　４１１１１）とフィルタ（５／
　、　　５　／／　、　　５　／／１．　５１１１１）
と増幅器（６′。

６　ＩＩ　、　　６ＩＩ１．　５　／ＩＩＩ）と整流器
（７／　、　７　／／　、　７　／／／。

７　ｚｌｄｌ　）を前記各方向別に装備し頭上方向は警
報ランプの点灯、左右方向は左右の警報器ブザー後方向
は全部の警報器が一斉に動作する回路の警報発信器にし
たヘルメット形警報安全装置であって危険の発生につい
て安全な方向を作業者にガイドする特徴をもつ。

第６図に示す第三の実施例は前記第一実施例の応用とし
て、入力信号部に危険電圧が増大する方向のみの微分動
作をするＣＲ回路を付加して危険が接近しつつある状態
を作業者に感じやすくすることにより安全をよりよくガ
イドする事を特徴とするヘルメット形警報安全装置であ
る。

〔発明の効果〕

本発明は複雑にして危険な状態を含む環境において、ヘ
ルメット装着時の作業者の、危険環境の慣れからくる前
方とその上方と作業者の死角となる頭上方向および後方
からの危険を自動的に検知し警報を出すとともに、作業
者を安全側にガイドする警報を作業者にあたえ、さらに
不意の危険からの二次災害を最小にし、同時に作業能率
の向上を得られるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の結線図、第２図はヘルメ
ットに装着された第１図の実施例の路線平面図、第３図
は同側断面図、第４図は直線状高圧電線によりセンサに
誘起される電圧とこれらの間の距離の関係を示す図、第
５図は本発明の第２実施例の結線図、第６図は第３実施
例の回路図である。 図において、（１）はヘルメット、（２）は高圧電線、
（３）はセンサー、（４）、　　（４’）、　　（４つ
、　　（４”’）。 器、（８）は設定器、（８ｃ）は比較器、（９）は警報
発生器、（１０）　、　　（１１）は警報器、（１２）
は電源部、（１３）はテスト釦、（１４）はテスト信号
ｖＪ：￥器、（１５）は有効電源電圧設定器、（１６）
はアース部となるアンテナである。 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヘルメットの曲面に沿って電界を感知するセンサと、増
   幅器と、比較器と、設定器と、電源部を装着し、該ヘル
   メットを装着した作業者の危険な場所の、慣れにより盲
   点となる前方とその上方及び頭上および後方の盲点から
   来る思いがけない高電圧感電の危険を警報により作業者
   に知らせて作業者の進むべき方向のガイドを行い同時に
   作業能率を向上するヘルメット装着形警報安全装置。