JPS63210631A - 電磁波の波長別検出方法 - Google Patents

電磁波の波長別検出方法

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JPS63210631A
JPS63210631A JP4277087A JP4277087A JPS63210631A JP S63210631 A JPS63210631 A JP S63210631A JP 4277087 A JP4277087 A JP 4277087A JP 4277087 A JP4277087 A JP 4277087A JP S63210631 A JPS63210631 A JP S63210631A
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JP
Japan
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wavelength
fresnel zone
zone plate
light
electromagnetic waves
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JP4277087A
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English (en)
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Hirokatsu Yashiro
弘克 矢代
Atsushi Kawasaki
川崎 篤
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電磁波、特に紫外、可視、赤外域の光の分光
、検出、あるいはマイクロ波、ミリ波等の波長別検出方
法に関するもので1分光、放射測温、光通信、光センサ
その他広範な範囲に使用し得るものである。
(従来の技術) 従来、光を分光検出するためには一般に分光器が用いら
れ、プリズムまたはグレーティングによって目的とする
光の波長成分を分離して取り出し、光電子増倍管(フォ
ルトマルチプライヤ−)等の検出器で検出している。し
かしながらこの場合、異る波長成分の光を検出するため
にはプリズムまたはグレーティングを回転させる必要が
あるため、異る波長成分を同時に測定することはできな
い。また最近1例えばスペクトロフォトメータのように
ブレーティングとレンズまたは凹面鏡を組合せて、電磁
波をフォトダイオートアレイ上に集光させて検出する装
置が出現し、異る波長成分を同時に検出できるようにな
ってはきたが、装置が大がかりでありしかも高価である
ので、工業用として一般に用いられるには至っていない
。一方フレネルゾーンプレートは分光特性をもっている
が最近ではあまり注目されておらず、僅かに文献が散見
される程度である。例えばI[EEEジャーナル オブ
 クオンタム エレクトロニクス、 QE−15巻第7
号(1980年7月)744頁乃至753頁に光導波路
上のレンズとしてその有用性が議論されている。すなわ
ちBanガラス上に真空蒸着によってCaO膜を形成し
、電子線レソグラフィにより一次元のフレネルゾーンプ
レートを製作し、最高23%の効率を得た事が記述され
ている。なおここで「−次元」の意味はBaOガラス上
にX−y直交座標系をとり。
X軸に沿ってはフレネルゾーンプレートのバタンか作ら
れているが、y軸に沿っては一様な状態であることを指
す。しかしながらこの論文にはフレネルゾーンプレート
の分光特性については全く言及されていない。
また、センサーレビュー第5巻第2号(1985年4月
)64〜68頁にはピストンの上にフレネルゾーンプレ
ートを乗せ、該プレートに光を照射し。
反射する光の波長を検出することにより、ピストンの変
位を測定する技術が開示されている。
しかしながら、この技術の具体的な測定例としては波長
の検出には適当なフィルターまたはダイオートカラーセ
ンサ(シャープPD150. PD151)を用いて0
.5μmから1μmの波長を検出して12nonの変位
を測定した場合が示されているに過ぎない。なお、この
場合には、多波長の同時検出は不可能である。
(発明が解決しようとする問題点〉 本発明は、フレネルゾーンプレートを用いることにより
、極めて簡単な構成により電磁波の波長別分離とそれぞ
れの波長の電磁波のエネルギーの同時測定を行うことを
目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) すなわち本発明は、フレネルゾーンプレートに入射した
電磁波がその電磁波の波長によって定まる焦点に収束さ
れることと、そのフレネルゾーンプレートの焦点距離が
電磁波の波長に反比例することを利用して電磁波のエネ
ルギーを波長毎に分離して検出するもので、電磁波をフ
レネルゾーンプレートを通過させて各波長成分毎に分離
させ、さらに各波長成分を検出器に向けて収束させるこ
とにより、各波長成分の電磁波の強度を測定することを
特徴とするものである。
以下図面により本発明について説明する。第1図は検出
器としてサーモパイルを使用した場合の本発明の概念図
で、1はフレネルゾーンプレートで全体が、中心角18
0°の扇形に構成され。
その内部は弧状の透明領域2と不透明領域3が交互に配
置されている。またフレネルゾーンプレートの周囲は不
透明にしである。4は検出器として使用されるサーモパ
イルである。このサーモパイル4は、シリコンウェファ
上に成長させたn型(主として電子が電荷を運ぶ層)の
エピタキシャル層内に不純物を導入して作ったP型の層
(主として正孔が電荷を運ぶ層)と、エピタキシャル層
上に真空蒸着によって形成したAI電極との一組を一要
素と、して熱エネルギーを検出するものである。5−1
.5−2.5−3.・・・・・5−nはサーモパイル4
の各素子である。なお感度を上げるためAI電極を形成
した後、基板をエツチングにより除去し、エピタキシャ
ル層のみを残し素子の熱抵抗を上げることができる。ま
たこのサーモパイル4はその先端がフレネルゾーンプレ
ート1の光軸(フレネルゾーンプレートの面に直角で、
かつ該フレネルゾーンプレートの円弧の中心を通る直線
)上に位置するように予め調整しておく。なお、サーモ
パイルの各素子5−1゜5−2.5−3.・・・・5−
nの先端には電磁波のエネルギーを吸収しやすくするた
めに黒色染料を塗ることが効果的である。
そこで光源7から被測定電磁波(例えば赤外光。
可視光、紫外光等)8をフレネルゾーンプレート1に入
射させると、該電磁波はフレネルゾーンプレート1によ
って波長別に分光され、サーモパイル4の各素子5−1
.5−2.5−3.・・・・5−nの先端位置に収束す
る。従ってサーモパイル4の各素子は異る波長人31人
21人。、・・・・入イのエネルギーを吸収し、その強
度に応じて熱エネルギーに変換されて検出され、記録装
置6に記録される。
ここでフレネルゾーンプレート1について説明する。フ
レネルゾーンプレートは定数Δjfλで特徴付けられる
。ここでfは焦点距離、λは電磁波の波長である。この
扇形または円形のフレネルゾーンプレートは半径が  
n+   Aから   n+  )+1)Δの領域が透
明であり。
それ以外の領域は不透明である。ここでθは任意の実数
で、nは整数であり中心からn番目の弧を表わす。前期
の透明な領域が上記の範囲より大きくなっても、また逆
に小さくなっても定数Δによって決まる弧の周期が変化
しない限りはフレネルゾーンプレートとして機能する。
但し効率は低下する。このフレネルゾーンプレートは、
プレート上にxy直交座標系をとったとき。
x、y双方の値が決まらない限りその点が透明か不透明
か決められないので二次元のフレネルゾーンプレートと
いう。これに対し1例えばx=rπ四薯叩τからx=n
+   十  の領域が透明で、他の部分が不透明でy
に依存しないようなパターンを作れ−ば、これはXのみ
の関数となるので一次元のフレネルゾーンプレートとな
る。
また透明な領域(第1図における2)に対して不透明な
領域(第1図における3)を設ける代りに、不透明な領
域を通過した電磁波が、透明な領域を通過!電磁波に対
して位相遅れまたは位相進みをもつように不透明な領域
の屈折率を変えてもよい(位相型フレネルゾーンプレー
ト)。
また不透明な領域で9反射または吸収によって電磁波を
除去するようにしてもよい(振巾型または吸収型フレネ
ルゾーンプレート)。
また定数Δ=fλは任意のフレネルゾーンプレートに固
有の値であるから波長λが変化すると焦点距離がf=Δ
/λに従って変化する。
第2図は一次元フレネルゾーンプレート1と検出器とし
て光ダイオートアレイ8とを組合わせた場合の本発明の
概念図である。すなわち、フレネルゾーンプレート1を
通過して波長分離した光の各成分は光ダイオートアレイ
9を構成する各素子10−1.10−2.10−3.・
・・・・10−nによって波長別に検出される。ここで
前記光ダイオートアレイ9について説明する。第3図(
a)は光ダイオートアレイ9の説明図で、11は電極と
P型基板12から電流を取り出す端子13−1.13−
2.・・・・・13−nは素子10−1.10−2.・
・・・・10−nに近接して設けたV形の溝である(第
3図ら〕(C)はその拡大断面図である。〉。なおこの
溝は表面での光の反射率を下げ検出効率を高めるための
ものである。
14はn型層、15は表面に設けた5102皮膜、 1
6−1゜16−2.・・・・・16−nはそれぞれn型
層14−1.14−2.・・・・・14−nから電流を
取り出す端子である。また第4図はn型層4の表面に溝
13−1.13−2.・・・・・13−nを設けた場合
を示すもので、第4図(b)はその拡大断面図を示した
ものである。なお溝の大きさの一例を示すと第3図の場
合は幅50μm、第4図の場合は2μm間隔て幅4μm
程度、n型層の全幅は100μm程度である。
そこでフレネルゾーンプレート1に電磁波(光)を入射
させると、該フレネルゾーンプレート1で回折した電磁
波8は光ダイオートアレイ9の表面が光軸に平行に配置
されているので90°に近い大きな入射角で該光ダイオ
ートアレイ9に入射する。例えば入射角が89°とする
と入射する電磁波の90%以上が反射され10%以下し
か吸収・検出されないが、前記のように溝13−1.1
3−2.・・・・13−nが設けである場合には、該溝
の部分はフレネルゾーンプレート1の光軸から54゜傾
いているため入射角は89°から35°にまで減少し、
その結果反射率も5%以下に下り、従って95%以上の
光が光ダイオートアレイ9によって検出され、効率は9
.5倍以上向上することになる。
第5図は、検出器として、光の照射される位置によって
端子での電流、電圧が変化する横光効果を有する光検出
素子(ポジションセンシテイブヂイデクタ、以下FPS
Dと称す。)17を使用した例を示すもので、該PSD
17 の一端をフレネルゾーンプレート1の光軸上に位
置させ、かつ表面を該光軸に対して角度θ傾けて配置す
る。この場合、光の波長が短くなると、それに反比例し
て焦点距離が延びるので、 PSD17 に照射される
光スポットの位置は上方に移動する。従って該スポット
の位置を検出することにより光の波長を測定することが
できる。すなわち、 PSD17の電極18を光軸上、
フレネルゾーンプレート1から距離Fの位置におき、か
つ電極19を電極18から距離り離れた位置に配置する
。PSD17 は前記のように照射された光スポットの
中心位置によって出力信号が定まるので電極18と電極
19から取り出せる電流をそれぞれ、  I、、  I
2とすると。
光スポットの中心の位if X lは で表わされる。
フレネルゾーンプレート1に入射する光ビームの中心位
置X=Xoとすると、電磁波の中心波長21寸 となる。
なおPSD の傾き角θは30°以上にすれば90%以
上の光が吸収されることになる。
(実施例) 実施例1 囲の6種の波長で発振するアルゴンレーザーの波長分離
検出を行った。フレネルゾーンプレートの透明領域はガ
ラス板とし、不透明領域はガラス板上にCr膜を付着さ
せて形成した。なおリング数を200.半径がF重τか
ら、rて「tTYL−の範囲(n=1〜200)を透明
領域とした。フレネルゾーンプレートに光軸に平行な光
が入射した場合。
焦点での光の強度はリング数の二乗に比例し。
光軸上での光強度の変化で定義する波長分解能はリング
数の逆数の値となるから1本フレネルゾーンプレートの
波長分解能は0.5%である。また本フレネルゾーンプ
レートは0.36μmから2.7μmの光に対して有効
である。但しこの波長範囲は基板の材質を変えることに
よって容易に変化させることができる。例えば溶融石英
板(シリカガラス)を用いれば0.2μmの紫外域から
4μmの波長まで有効範囲を拡げることができる。
フレネルゾーンプレートの定数Δ=f・λを10−7m
2とすると、波長1μmの光に対する焦点距離は100
mm、  波長0.5μmの光に対する焦点距離は20
0mmとなる。
一方検出器として使用するサーモパイルは厚さ10μm
、−素子の巾を100μm長さ1mm素子間の間隔を1
00μmとした。−素子にはA1電極とP型層の組合せ
が2組形成しである。本素子の感度は8V/W (素子
にIWの電磁波が吸収されたとき8vの電圧が検出され
ることを意味する。)である。
測定に際してはサーモパイルをフレネルゾーンプレート
の光軸に沿って移動し、No、l素子に現れる電圧が最
大になる位置とそのときの電圧を記録した。測定結果を
第1表に示す。なおこの場合電圧が最大となる位置は5
145A#の光を検出した点を基準にとった。また第1
表中「サーモパイルに収束したパワー」はN011素子
の検出電圧とサーモパイルの感度8. OV/l’lか
ら算出した値であり、「フレネルゾーンプレートの回折
効率」は「サーモパイルに収束したパワー」を「レーデ
ー光のパワー」で除した値である。この値は計算値6.
1%とよく一致する。
また第1表の内、No、1素子の実測位置と式f=Δ/
λより求められる計算焦点距離の値を比較すると第6図
のようになる。基準位置として用いた前記5145Aの
光の収束点を f=Δ/λ=194.363mmの位置に置くと他の5
つの波長での測定データも計算により求めた焦点距離の
波長依存性を表わす理論値と整合する。
次に5145への光がNo、 1素子に収束している状
態でアルゴンレーザを多モード発振させたところ。
No、 25素子でlQmW、 No、35素子で21
mW、 No、53素子で54mWのエネルギーが検出
された。これらはそれぞれ5017人、 4965A、
 4880Aの光に対応する。
このようにして光を波長別に分け、同時に検出すること
ができた。
第1表 実施例2 第2図に示す方法により光の波長別分光を行った。シリ
コン光ダイオートとして第3図(a)に示すものを使用
した。溝の巾と間隔はともに50μmとし溝と溝との間
に光ダイオートを形成させた。
従って素子の同期は100μmである。このように12
0素子を持つ光ダイオートに多モード発振しているアル
ゴンレーザビームをフレネルゾーンプレートを透過させ
て照射した。フレネルゾーンプレートに最も近いN01
1素子で5145A、 No、50で4880Aの光を
検出した。信号強度の比は12:2:4:1であった。
実施例3 実施例2における光ダイオートの代りに第4図に示す、
光ダイオート素子の表面に細かい溝(溝の巾4μm、溝
の間隔2μm)を形成させ。
ダイオート素子の間隔を10μmとした。この場合−素
子の上に占めるV形溝の面積の割合が減るため一素子の
最大感度は実施例2の場合の273に低下するがビーム
巾が小さくても光を検出することができる。N011素
子で5145A、 No、45素子の光を検出した。信
号強度の比は6:1:2:5であり、特に実施例2にお
いて強度が低かった4880Aの光に対する感度が向上
した。
実施例4 検出器としてPSDを使用し第5図に示す方法を実施し
た。PSDとしてn型のシリコンにボロンをイオン注入
して抵抗層を作ったものを使用した。巾5mm、  厚
さ釦m電極間の距離L=10mmである。このPSDを
光軸からθ:30°傾けて配置し。
レーザビームを光軸から10mm離れた位置に照射した
。(1)先ず電極17を光軸上でフレネルゾーンプレー
トからlQQmm離して測定し、(2)次に180mf
f1離して測定した。レーザ光の波長を変えたときの波
長から計算される焦点距離、前記(1)および(2)に
おけるPSD上の光スポツト位置と、その値から計算し
た焦点距離とを第2表に示す。
第2表 (*)PSD上スポスポット極17からの距離(1)の
場合はPSDの位置と焦点が9Qmm以上離れているた
め光スポットはPSD上、はとんど電極18の近くに照
射され、その結果短波長側の誤差がやや大きいが、(2
)のように目的とする波長の焦点近くに、検出器を位置
させると精度が向上することがわかる。
この実施例において光源としてレーザの代りにハロゲン
ランプとフィルタをフレネルゾーンプレートの光軸上に
配置し光が収束する位置を求めた結果を第3表に示す。
なおハロゲンランプはフレネルゾーンプレートから50
0mm1れた位置に配置した。また用いたフィルタの透
過中は3Qnm、  フレネルゾーンプレートの定数△
は10−’mである。
第3表 この表から明らかなようにレンズの法則(1/a+1/
b=1/f)か・ら予測される点に光が収束する。
このことは扇形のフレネルゾーンプレートに光が入射し
たときの光軸上での光の強度がLacf−co5  Q
=:、〕ム fすCoSニニ〔+・÷)Δ 入 と表わされることバらも理論的に導くことができる。こ
こでaは光軸とフレネルゾーンプレート間の距離、bは
光の収束点とフレネルゾーンプレートの距離1mはフレ
ネルゾーンプレートの透明な領域の数、Δは波長と焦点
距離の積である。
上式においてπ/2・ [1/a+1/b )Δ=πの
とき強度が最大になるからl/a+1/b=1/f、そ
のときの強度はIocm2になりリングの数の2乗にな
る。
このように本発明の結果は理論値とも整合する。
〔発明の効果〕
以上のように本発明においてフレネルゾーンプレートと
検出器の単純な組合せで電磁波を波長別に分離して検出
する事ができる。したがって光源とフレネルゾーンプレ
ートの間に媒質を置けば、その媒質の吸収スペクトルが
容易に測定できる。また反射光を分析すれば1反射スペ
クトルも測定できる。これは従来1分光器で測定してい
た方法に比べて、可動部分がなく簡単で、異なる波長が
同時に検出できる等の利点がある。
したがって応用範囲としてはくガス分析等の)電磁波の
吸収スペクトルの分析(固体表面等の)電磁波の反射ス
ペクトルの分析等が考えられる。
したがってSo、、 H,S、  オゾン等の大気汚染
ガスの検知も可能である。
近年では1色素レーザーのように連続した波長領域にわ
たって、質の良い(指向性が良く。
エネルギー密度の高い)光源が得られるようになったの
で1本発明の適用範囲はさらに広がるであろう。
また本発明では、レーザーのように平行度の良い光源(
いわば、無限遠から発せられた光源)だけでなく、有限
の位置にある光源も「レンズの法則」に従って収束させ
らせるので有効である。すなわち1本発明は発光分析等
にも応用できる可能性を持っている。
【図面の簡単な説明】
第1図はフレネルゾーンプレートとサーモパイルを組合
わせた場合のは本発明の説明図、第2図はフレネルゾー
ンプレートと光ダイオートアレイを組合わせた場合の本
発明の説明図、第3図は光ダイオートアレイの構成を示
す説明図で。 (a)は斜面図、ら)は第3図(a)におけるA−A線
による拡大断面図、(C)は同じく他の例を示す拡大断
面図、第4図は光ダイオートアレイの他の実例を示す説
明図で(a)は斜面図、ら)は第4図(a)におけるA
−A線による拡大断面図、第5図はフレネルゾーンプレ
ートとPSDを組合わせた場合の本発明の説明図、第6
図は本発明におけるフレネルゾーンプレートの焦点距離
と実測値とを対比した図表である。 1:フレネルゾーンプレート、2:透明領域3:不透明
領域、4:サーモパイル。 5−1.5−2.・・・・・5−n素子、6:記録装置
7:光源、8:被測定電磁波、9:光ダイオートアレイ
、 10=1.10−2.・・・・・10−n素子11
: 接続子、12:P型基板。 13−1. 13−2.・・・・・13−n溝、14:
n型層15 : 5102皮膜、 16−1.16−2
s・・=16−n接触子17:ポジシヨンセンシテイブ
デイデクタ(PSD)18:電極、19:電極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電磁波をフレネルゾーンプレートを通過させて各
    波長成分毎に分離させ、さらに各波長成分を検出器に向
    けて収束させることにより各波長成分の電磁波の強度を
    測定することを特徴とする電磁波の波長別検出方法
  2. (2)フレネルゾーンプレートの一部分のみを使用する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項目記載の電磁波
    の波長別検出方法
  3. (3)検出器としてサーモパイルを使用し、該サーモパ
    イルの各素子がそれぞれ異る波長成分の電磁波を検出す
    るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項目
    記載の電磁波の波長別検出方法
  4. (4)検出器として光ダイオート及び光トランジスタを
    含むp−n接合を利用した光検出素子のアレイを用い、
    アレイを構成する各素子がそれぞれ異る波長成分の電磁
    波を検出するようにしたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項目記載の電磁波の波長別検出方法
  5. (5)検出器として、光照射位置により、端子で測定さ
    れる電流、電圧が変化する横光効果を有する光検出素子
    を用い、フレネルゾーンプレートを通過し収束する光の
    位置を測定することにより、それぞれ異る波長成分の電
    磁波を検出することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    目記載の電磁波の波長別検出方法
JP4277087A 1987-02-27 1987-02-27 電磁波の波長別検出方法 Pending JPS63210631A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6101034A (en) * 1996-02-09 2000-08-08 Cox; James Allen Tunable multispectral optical filter and imaging apparatus
CN108760057A (zh) * 2018-04-26 2018-11-06 西安交通大学 一种激光波长精密测量方法
CN106595864B (zh) * 2016-11-25 2019-01-04 湖南宏动光电有限公司 一种基于菲涅尔波带片的多光谱探测方法及其装置

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