JPS63209711A - オイルフイルタ− - Google Patents
オイルフイルタ−Info
- Publication number
- JPS63209711A JPS63209711A JP62044011A JP4401187A JPS63209711A JP S63209711 A JPS63209711 A JP S63209711A JP 62044011 A JP62044011 A JP 62044011A JP 4401187 A JP4401187 A JP 4401187A JP S63209711 A JPS63209711 A JP S63209711A
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- JP
- Japan
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- hydraulic oil
- container
- flow path
- lid
- port
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- Granted
Links
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Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、油圧回路内に設けられてオイルを清浄化する
オイルフィルターに関する。
オイルフィルターに関する。
射出成形機や大型工作機械等では、テーブルを移動させ
るシリンダ等の油圧駆動装冒の油圧回路や、回転駆動部
の潤滑のための油圧回路を備えることが通常である。
るシリンダ等の油圧駆動装冒の油圧回路や、回転駆動部
の潤滑のための油圧回路を備えることが通常である。
このような油圧回路に使用される作動油は、回路を循環
する間に外部からの微小な異物によって汚染される。こ
のため、潤滑能の維持及び機器保存のために作動油を濾
過して清浄化するオイルフィルターを回路に設けている
。
する間に外部からの微小な異物によって汚染される。こ
のため、潤滑能の維持及び機器保存のために作動油を濾
過して清浄化するオイルフィルターを回路に設けている
。
従来から一般にバイパスフィルターとして使用されてい
るオイルフィルターは、圧力に耐える容器内に濾紙をロ
ール状に巻回したフィルターを収納した構造である。そ
して、作動油の導入するポート及び濾過した後に作動油
を回収排出するポートを備え、作動中の機械の油圧回路
を循環する作動油を連続的に濾過してゆくことができる
。
るオイルフィルターは、圧力に耐える容器内に濾紙をロ
ール状に巻回したフィルターを収納した構造である。そ
して、作動油の導入するポート及び濾過した後に作動油
を回収排出するポートを備え、作動中の機械の油圧回路
を循環する作動油を連続的に濾過してゆくことができる
。
ところで、作動油の濾過によって、エレメントには作動
油に含まれていた異物が付着し、最終的には濾過機能が
無くなる。このため、エレメントを定期的に交換するこ
とが必要であり、その作業は容器に着脱自在に設けた蓋
を外すことにより行う。
油に含まれていた異物が付着し、最終的には濾過機能が
無くなる。このため、エレメントを定期的に交換するこ
とが必要であり、その作業は容器に着脱自在に設けた蓋
を外すことにより行う。
この交換作業は、浦圧回路の油圧ポンプ等を停止した後
に行うので、容器の中には作動油が溜まったままであり
、蓋を開けるとエレメントは作動油内に浸漬した状態と
なっている。したがって、エレメントを取り出すときに
は、作動油が容器の外部に洩れ出てしまい、機械や作業
床を汚す場合が多い。このように、エレメントの交換の
度に作動油の洩れを生じる恐れがあると、精密機械等に
付属している場合には専用の洩れ防止装置等を必要とす
るほか、作業も煩雑となるという問題がある。
に行うので、容器の中には作動油が溜まったままであり
、蓋を開けるとエレメントは作動油内に浸漬した状態と
なっている。したがって、エレメントを取り出すときに
は、作動油が容器の外部に洩れ出てしまい、機械や作業
床を汚す場合が多い。このように、エレメントの交換の
度に作動油の洩れを生じる恐れがあると、精密機械等に
付属している場合には専用の洩れ防止装置等を必要とす
るほか、作業も煩雑となるという問題がある。
そこで、本発明は、エレメントの交換作業における作動
油の洩れを防止し機械類への悪い影響を与えることなく
作業できるようにすることを目的とする。
油の洩れを防止し機械類への悪い影響を与えることなく
作業できるようにすることを目的とする。
本発明は、以上の目的を達成するために、容器の底部と
の間に隙間をおいてエレメントを収納し、前記容器の下
端に作動油給排用のポートを設けると共に上端に蓋を着
脱自在に締結ボルトによって取り付け、該締結ボルトは
下端を流入口として前記エレメント部分に作動油を供給
する連絡流路を有すると共にその下端を前記ポートの作
動油供給流路に連通ずる雌ネジ孔に螺合し、更に該雌ネ
ジ孔に前記エレメントよりも下の容器内空間に開放して
回収流路に連通ずる短絡流路を設けたことを特徴とする
。
の間に隙間をおいてエレメントを収納し、前記容器の下
端に作動油給排用のポートを設けると共に上端に蓋を着
脱自在に締結ボルトによって取り付け、該締結ボルトは
下端を流入口として前記エレメント部分に作動油を供給
する連絡流路を有すると共にその下端を前記ポートの作
動油供給流路に連通ずる雌ネジ孔に螺合し、更に該雌ネ
ジ孔に前記エレメントよりも下の容器内空間に開放して
回収流路に連通ずる短絡流路を設けたことを特徴とする
。
以下、図面に示す実施例により本発明の特徴を具体的に
説明する。
説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すオイルフィルターの一
部切欠正面図である。
部切欠正面図である。
耐圧性の容器1の下部には、該容器1を機械に連結固定
するためのフレーム2を取り付け、更に容器1の上端に
は蓋3を着脱自在に取り付けると共に、下端には作動油
の給排を行うポート4を一体化している。容器1の内部
には、紙をロール状に巻回したエレメント5が収納され
ている。このエレメント5は、中心に内紙管6及び外周
に外紙管7を備え、これらの間に濾紙8を巻回したもの
で、作動油はこの濾紙8内を上端から下端に向けて流下
する。
するためのフレーム2を取り付け、更に容器1の上端に
は蓋3を着脱自在に取り付けると共に、下端には作動油
の給排を行うポート4を一体化している。容器1の内部
には、紙をロール状に巻回したエレメント5が収納され
ている。このエレメント5は、中心に内紙管6及び外周
に外紙管7を備え、これらの間に濾紙8を巻回したもの
で、作動油はこの濾紙8内を上端から下端に向けて流下
する。
ポート4は、第1図に示すように、作動油のインポート
9及びアウトポート10を備えて、これらに作動油の供
給管11及び回収管12をそれぞれ接続している。ポー
ト4の上端には、第2図の断面図に示すように、容器1
のほぼ中心位置で上方に突出する突部13が一体に形成
され、該突部13には雌ネジ孔14が設けられている。
9及びアウトポート10を備えて、これらに作動油の供
給管11及び回収管12をそれぞれ接続している。ポー
ト4の上端には、第2図の断面図に示すように、容器1
のほぼ中心位置で上方に突出する突部13が一体に形成
され、該突部13には雌ネジ孔14が設けられている。
インポート9からの供給流路15が雌ネジ孔14と連通
ずるように形成されると共に、雌ネジ孔14には突部1
3を半径方向に貫通する短絡流路16を設ける。更に、
アウトポート10は、容器1の底面にその端部が開口す
る回収流路17によって該容器1内に連通している。
ずるように形成されると共に、雌ネジ孔14には突部1
3を半径方向に貫通する短絡流路16を設ける。更に、
アウトポート10は、容器1の底面にその端部が開口す
る回収流路17によって該容器1内に連通している。
雌ネジ孔14及び短絡流路16を形成した突部13の周
面にはフランジ18を設け、該フランジ18によって中
心部を支持されたパンチングメタル19が短絡流路16
よりも上側に配置されている。また、容器1の内壁には
、パンチングメタル19の外周縁を支持する環状突起2
0を形成し、該環状突起20の上面にエレメント5を線
接触状態で受けるエツジ21を設ける。
面にはフランジ18を設け、該フランジ18によって中
心部を支持されたパンチングメタル19が短絡流路16
よりも上側に配置されている。また、容器1の内壁には
、パンチングメタル19の外周縁を支持する環状突起2
0を形成し、該環状突起20の上面にエレメント5を線
接触状態で受けるエツジ21を設ける。
蓋3は、第3図の断面図に示すように、中央に開口22
を貫設すると共に、下面にはエレメント5の内紙管6及
び外紙管7をそれぞれ圧下する環状の内周リブ23及び
外周りブ24を突設している。内周リブ23は、下端に
段部25を形成し、この段部25を内紙管6内に挿入し
た状態で保持する。また、これらの内周リブ23及び外
周りブ24は、所定のピッチ間隔で切欠を形成したもの
とし、内紙管6及び外紙管7への圧下刃を均一に負荷で
きるようになっている。更に、外周りブ24と蓋3の外
周面との環状溝部26には、全周に亘って突起27を下
方に突設し、環状溝部26内に配置され容器1の上端面
とのシールを行うパツキン28へのシール圧が高くなる
ようにしている。
を貫設すると共に、下面にはエレメント5の内紙管6及
び外紙管7をそれぞれ圧下する環状の内周リブ23及び
外周りブ24を突設している。内周リブ23は、下端に
段部25を形成し、この段部25を内紙管6内に挿入し
た状態で保持する。また、これらの内周リブ23及び外
周りブ24は、所定のピッチ間隔で切欠を形成したもの
とし、内紙管6及び外紙管7への圧下刃を均一に負荷で
きるようになっている。更に、外周りブ24と蓋3の外
周面との環状溝部26には、全周に亘って突起27を下
方に突設し、環状溝部26内に配置され容器1の上端面
とのシールを行うパツキン28へのシール圧が高くなる
ようにしている。
更に、蓋30開口22を挿通して突部13の雌ネジ孔1
4に螺合する締結ボルト29によって、蓋3は容器1に
一体化される。この締結ボルト29は、上端にバー30
を設けたT字状のもので、上端のヘッド31の下部をパ
ツキン32及び座金33を介して開口22周囲の蓋3面
をシールする。
4に螺合する締結ボルト29によって、蓋3は容器1に
一体化される。この締結ボルト29は、上端にバー30
を設けたT字状のもので、上端のヘッド31の下部をパ
ツキン32及び座金33を介して開口22周囲の蓋3面
をシールする。
この締結ボルト29の下端側には、第2図に示すように
、作動油の連絡流路34を下端から軸線方向に形成して
いる。この連絡流路34の長さは、第2図(a)のよう
に、雌ネジ孔14にほぼ完全にネジ込んだときに上端が
突部13よりも上側になるものとしておく。
、作動油の連絡流路34を下端から軸線方向に形成して
いる。この連絡流路34の長さは、第2図(a)のよう
に、雌ネジ孔14にほぼ完全にネジ込んだときに上端が
突部13よりも上側になるものとしておく。
上記構成において、エレメント5を容器1内に収納した
後、締結ボルト29を蓋3の開口22から挿入して雌ネ
ジ孔14に螺合すれば、蓋3を容器1に強固に固定でき
る。このとき、エレメント5の内紙管6及び外紙管7は
、それぞれ蓋3下面の内周リブ23及び外周りブ24に
よって圧下され、圧力の高い作動油に対してもエレメン
ト5を安定して支持することが可能である。また、容器
1の上端と蓋3下面とのシールを行うパツキン28は、
蓋3の環状溝部26に形成した突起27によって局所的
に押圧される。このため、パツキン28のシール圧を大
きくすることができ、流動する作動油が容器1と蓋3と
のシール部分から洩れ出ることはない。
後、締結ボルト29を蓋3の開口22から挿入して雌ネ
ジ孔14に螺合すれば、蓋3を容器1に強固に固定でき
る。このとき、エレメント5の内紙管6及び外紙管7は
、それぞれ蓋3下面の内周リブ23及び外周りブ24に
よって圧下され、圧力の高い作動油に対してもエレメン
ト5を安定して支持することが可能である。また、容器
1の上端と蓋3下面とのシールを行うパツキン28は、
蓋3の環状溝部26に形成した突起27によって局所的
に押圧される。このため、パツキン28のシール圧を大
きくすることができ、流動する作動油が容器1と蓋3と
のシール部分から洩れ出ることはない。
以上のように、蓋3を容器1に一体化した時点では、第
2図(a)のように、締結ボルト29は短絡流路16よ
りも下方にまでネジ込まれているので、この短絡流路1
6を閉じた状態とする。その結果、作動油は、供給流路
15から図の矢印方向に連絡流路34内を流れ、エレメ
ント5の内紙管G内の空間に排出される。そして、作動
油は内紙管6内を上昇した後、濾紙8の上端からその内
部に入り込み、濾過されながらパンチングメタル19を
通過し、最終的に回収流路17から回収管12に排出さ
れ、機械の油圧回路を循環する。
2図(a)のように、締結ボルト29は短絡流路16よ
りも下方にまでネジ込まれているので、この短絡流路1
6を閉じた状態とする。その結果、作動油は、供給流路
15から図の矢印方向に連絡流路34内を流れ、エレメ
ント5の内紙管G内の空間に排出される。そして、作動
油は内紙管6内を上昇した後、濾紙8の上端からその内
部に入り込み、濾過されながらパンチングメタル19を
通過し、最終的に回収流路17から回収管12に排出さ
れ、機械の油圧回路を循環する。
一方、エレメント5を交換する場合には、油圧回路の油
圧ポンプの作動を停止し、容器lに流入する作動油の圧
力を低下させた後、蓋3を取り外す作業を行う。この作
業のため、締結ボルト29を雌ネジ孔14から抜いて該
締結ボルト29を第2図(b)のように上に移動させる
。このとき、締結ボルト29の下端が突部13に開設し
た短絡流路16よりも上に移動し、その結果供給流路1
5がこの短絡流路16に連通ずるようになる。この時点
では、作動油の油圧が低下して新たに容器1内に流入す
るものはなく、容器l内に残留している作動油はパンチ
ングメタル19を通過して回収流路17から排出される
。
圧ポンプの作動を停止し、容器lに流入する作動油の圧
力を低下させた後、蓋3を取り外す作業を行う。この作
業のため、締結ボルト29を雌ネジ孔14から抜いて該
締結ボルト29を第2図(b)のように上に移動させる
。このとき、締結ボルト29の下端が突部13に開設し
た短絡流路16よりも上に移動し、その結果供給流路1
5がこの短絡流路16に連通ずるようになる。この時点
では、作動油の油圧が低下して新たに容器1内に流入す
るものはなく、容器l内に残留している作動油はパンチ
ングメタル19を通過して回収流路17から排出される
。
また、油圧回路の残留圧力によって供給流路15から容
器1内に流入する作動油は、その圧力が小さいために締
結ボルト29の連絡流路34の上端までは達せず、短絡
流路16から直接パンチングメタル19よりも下の空間
に流れる。このため、新たに流入しようとする作動油は
エレメント5部分まで至ることなく直接回収管12方向
へ排出される。なお、作動油の圧力低下を確認するため
に、ボード4には供給流路15内の作動油圧を検知表示
する圧力ゲージ35を設けておくことが好ましい。
器1内に流入する作動油は、その圧力が小さいために締
結ボルト29の連絡流路34の上端までは達せず、短絡
流路16から直接パンチングメタル19よりも下の空間
に流れる。このため、新たに流入しようとする作動油は
エレメント5部分まで至ることなく直接回収管12方向
へ排出される。なお、作動油の圧力低下を確認するため
に、ボード4には供給流路15内の作動油圧を検知表示
する圧力ゲージ35を設けておくことが好ましい。
以上のように、蓋3を取り除くために必要な締結ボルト
29を雌ネジ孔14から抜く際に、作動油をエレメント
5の収納空間に流入させずに直接回収側の流路に短絡し
て排出できる。したがって、蓋3を取り外す時点では、
パンチングメタル19よりも上レベルの容器1内には作
動油が残留しない状態となり、エレメント5を抜くとき
に作動油が漏りこぼれることはない。このため、作業に
際しては、作動油によって機械自体又はその周辺を汚す
ことはなく、特に精密機械等のように据え付は環境の保
全が要求される場合に好適である。
29を雌ネジ孔14から抜く際に、作動油をエレメント
5の収納空間に流入させずに直接回収側の流路に短絡し
て排出できる。したがって、蓋3を取り外す時点では、
パンチングメタル19よりも上レベルの容器1内には作
動油が残留しない状態となり、エレメント5を抜くとき
に作動油が漏りこぼれることはない。このため、作業に
際しては、作動油によって機械自体又はその周辺を汚す
ことはなく、特に精密機械等のように据え付は環境の保
全が要求される場合に好適である。
ところで、容器l内に収納したエレメント5の上端は、
蓋3の下面に設けた内周リブ23及び外周りブ24によ
って内紙管6及び外紙管7が圧下され、作動油の強大な
圧力に対しても、エレメント5は所定の位置に保持され
ることは既に述べた。これに加えて、容器1の底部側に
は、パンチングメタル19を支持する環状突起20を設
けて更に外紙管7の下端を受けるエツジ21を形成して
いる。このエツジ21は、外紙管7の下端面を線接触状
態に支持するため、濾紙8を通過する作動油に対して大
きなシール圧を与える。したがって、作動油が濾紙8側
から容器1の内壁側へ流入することが防止される。
蓋3の下面に設けた内周リブ23及び外周りブ24によ
って内紙管6及び外紙管7が圧下され、作動油の強大な
圧力に対しても、エレメント5は所定の位置に保持され
ることは既に述べた。これに加えて、容器1の底部側に
は、パンチングメタル19を支持する環状突起20を設
けて更に外紙管7の下端を受けるエツジ21を形成して
いる。このエツジ21は、外紙管7の下端面を線接触状
態に支持するため、濾紙8を通過する作動油に対して大
きなシール圧を与える。したがって、作動油が濾紙8側
から容器1の内壁側へ流入することが防止される。
また、第1図に示すように、収納するエレメント5の上
端との間に空間Aができるように蓋3の形状及び容量を
設計している。このようにエレメント5の上部に空気が
封入された空間−Aを比較的大きくしておくと、空気の
圧縮性を利用して作動油に対するアキ二ムレータとして
の機能を持たせることも可能となる。すなわち、作動油
は使用する機械の負荷に応じて圧力がかなり大きな範囲
で変動するので、この変動を空気の圧縮性を利用して蓄
圧すれば、通常の油圧回路に設けるアキユムレータと同
様な効果を発揮できる。また、急激な回路内の圧力変動
に対しては、空気の圧縮及び膨張によってこれを吸収で
き、ダンパとしても十分に機能するものとなる。
端との間に空間Aができるように蓋3の形状及び容量を
設計している。このようにエレメント5の上部に空気が
封入された空間−Aを比較的大きくしておくと、空気の
圧縮性を利用して作動油に対するアキ二ムレータとして
の機能を持たせることも可能となる。すなわち、作動油
は使用する機械の負荷に応じて圧力がかなり大きな範囲
で変動するので、この変動を空気の圧縮性を利用して蓄
圧すれば、通常の油圧回路に設けるアキユムレータと同
様な効果を発揮できる。また、急激な回路内の圧力変動
に対しては、空気の圧縮及び膨張によってこれを吸収で
き、ダンパとしても十分に機能するものとなる。
なお、図面に示したものは単一の容器1によって作動油
の濾過を行うものであるが、使用する機械によって作動
油の流量が大きな場合には、これらの容器1を複数並列
して使用すればよい。
の濾過を行うものであるが、使用する機械によって作動
油の流量が大きな場合には、これらの容器1を複数並列
して使用すればよい。
以上に説明したように、本発明のオイルフィルターにお
いては、エレメントを収納した容器に蓋を固定する締結
ボルトの内部に作動油をポートから該容器内に導く連絡
流路を形成し、締結ボルトを抜くときに供給側と回収側
とがエレメントを通過せずに短絡する短絡流路をポート
に設けている。
いては、エレメントを収納した容器に蓋を固定する締結
ボルトの内部に作動油をポートから該容器内に導く連絡
流路を形成し、締結ボルトを抜くときに供給側と回収側
とがエレメントを通過せずに短絡する短絡流路をポート
に設けている。
したがって、機関を停止して作動油圧を低下させた時点
で締結ボルトをポート部分から抜くと、短絡流路によっ
て作動油はエレメント部分に至ることなく即時に排出さ
れ、容器内の残留作動油の排出に加えて回路からの作動
油のエレメント側への流入を阻止できる。その結果、エ
レメントの交換作業時には、作動油が容器内から漏りこ
ぼれたりすることなく取り扱え、機械やその周辺機器を
汚すことなく簡単に作業できる。
で締結ボルトをポート部分から抜くと、短絡流路によっ
て作動油はエレメント部分に至ることなく即時に排出さ
れ、容器内の残留作動油の排出に加えて回路からの作動
油のエレメント側への流入を阻止できる。その結果、エ
レメントの交換作業時には、作動油が容器内から漏りこ
ぼれたりすることなく取り扱え、機械やその周辺機器を
汚すことなく簡単に作業できる。
第1図は本発明の一実施例を示すオイルフィルターの一
部切欠正面図、第2図はポート部の拡大断面図であって
作動油の流れを示すものであり、第3図は蓋部分の拡大
断面図である。 l:容器 3:蓋 4:ポート 5:エレメント6:内紙管
7:外紙管 8;濾紙 9:インポート lO;アウトポート 11:供給管 12:回収管 13:突部 14:雌ネジ孔 15:供給流路16:短絡流路
17:回収流路22:開口 23:
内周リブ24:外周りブ 28:パッキン29:
締結ボルト 31;ヘッド 34:連絡流路 A:空間 特許出願人 アルフロー株式会社代 理
人 小 堀 益 (ほか2名)第
1図 第2 第3図 図 (b)
部切欠正面図、第2図はポート部の拡大断面図であって
作動油の流れを示すものであり、第3図は蓋部分の拡大
断面図である。 l:容器 3:蓋 4:ポート 5:エレメント6:内紙管
7:外紙管 8;濾紙 9:インポート lO;アウトポート 11:供給管 12:回収管 13:突部 14:雌ネジ孔 15:供給流路16:短絡流路
17:回収流路22:開口 23:
内周リブ24:外周りブ 28:パッキン29:
締結ボルト 31;ヘッド 34:連絡流路 A:空間 特許出願人 アルフロー株式会社代 理
人 小 堀 益 (ほか2名)第
1図 第2 第3図 図 (b)
Claims (1)
- 1、容器の底部との間に隙間をおいてエレメントを収納
し、前記容器の下端に作動油給排用のポートを設けると
共に上端に蓋を着脱自在に締結ボルトによって取り付け
、該締結ボルトは下端を流入口として前記エレメント部
分に作動油を供給する連絡流路を有すると共にその下端
を前記ポートの作動油供給流路に連通する雌ネジ孔に螺
合し、更に該雌ネジ孔に前記エレメントよりも下の容器
内空間に開放して回収流路に連通する短絡流路を設けた
ことを特徴とするオイルフィルター。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62044011A JPS63209711A (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | オイルフイルタ− |
EP87113718A EP0279900B1 (en) | 1987-02-25 | 1987-09-18 | Oil filter |
DE8787113718T DE3777807D1 (de) | 1987-02-25 | 1987-09-18 | Oelfilter. |
US07/111,856 US4935135A (en) | 1987-02-25 | 1987-10-23 | Oil filter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62044011A JPS63209711A (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | オイルフイルタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63209711A true JPS63209711A (ja) | 1988-08-31 |
JPH0154082B2 JPH0154082B2 (ja) | 1989-11-16 |
Family
ID=12679744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62044011A Granted JPS63209711A (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | オイルフイルタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63209711A (ja) |
-
1987
- 1987-02-25 JP JP62044011A patent/JPS63209711A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0154082B2 (ja) | 1989-11-16 |
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