JPS63209614A - 礼拝用仏具の製造方法 - Google Patents
礼拝用仏具の製造方法Info
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、死者を供養する仏像・位牌等の礼拝用仏具の
製造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。
(従来の技術)
一般に死者がでると、その夜は近親者や知人・近所の人
々が集まって通夜が行われる。そして死亡の翌々日に本
葬が行われることが多い。この本葬、すなわち一般に告
別式と呼ばれるこの式は、僧の読経、会葬者による弔詞
の朗読、弔電の披露などがあり、つづいて喪主、近親者
、一般会葬者の焼香がある。それが終わると近親者は棺
を火葬場へ送って行き、そこで死体は茶毘に付される。
々が集まって通夜が行われる。そして死亡の翌々日に本
葬が行われることが多い。この本葬、すなわち一般に告
別式と呼ばれるこの式は、僧の読経、会葬者による弔詞
の朗読、弔電の披露などがあり、つづいて喪主、近親者
、一般会葬者の焼香がある。それが終わると近親者は棺
を火葬場へ送って行き、そこで死体は茶毘に付される。
そして速い場合はその日のうちに、または翌日に近親者
が遺骨をあげて骨壷に入れ、この骨壷と共に帰宅し骨壷
は祭壇に安置される。この遺骨は35日〜49日を経て
墓地に納められる。
が遺骨をあげて骨壷に入れ、この骨壷と共に帰宅し骨壷
は祭壇に安置される。この遺骨は35日〜49日を経て
墓地に納められる。
また、遺族をはじめとして近親者は、茶毘に付され骨上
げされた後の焼却灰は、火葬場の関係者等によって下垂
に墓地等に埋葬されていると考えている。
げされた後の焼却灰は、火葬場の関係者等によって下垂
に墓地等に埋葬されていると考えている。
(発明が解決しようとする問題)
しかしながら、現状にあっては、茶毘に付された火葬場
で近親者によって骨上げされた後の××の焼却灰は、そ
の後、市や県の指定の廃棄物処理業者に引き取られ、x
xxxxxxxxxxxx×××××××××××××
×××××××××xxxxxxxxxxxxxxxx
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
x現状である。
で近親者によって骨上げされた後の××の焼却灰は、そ
の後、市や県の指定の廃棄物処理業者に引き取られ、x
xxxxxxxxxxxx×××××××××××××
×××××××××xxxxxxxxxxxxxxxx
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
x現状である。
本発明者は、このように茶毘に付された身内の××××
焼却灰が、ごみのように廃棄処分されてしまっている現
実に胸をいため、このように処分されていることを知っ
た遺族のやりきれない心情に鑑みて、その心情を癒し、
廃棄処分される××××焼却灰を有効に使用して死者の
冥福を心から祈れるようにした仏像・位牌等の礼拝用仏
具の製造方法を提供することを目的とする。
焼却灰が、ごみのように廃棄処分されてしまっている現
実に胸をいため、このように処分されていることを知っ
た遺族のやりきれない心情に鑑みて、その心情を癒し、
廃棄処分される××××焼却灰を有効に使用して死者の
冥福を心から祈れるようにした仏像・位牌等の礼拝用仏
具の製造方法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
そこで、本発明は上記目的を有効に達するために、次の
ような構成にしである。すなわち、×××焼却灰に所定
量の連結剤・水及び防腐剤等の助剤を混合して混練する
と共に、この混練物を所望の型に流し込み、その後、型
から含水した成型品を取り出すと共に、この成型品を数
十℃の温度で乾燥させて固化した構成である。
ような構成にしである。すなわち、×××焼却灰に所定
量の連結剤・水及び防腐剤等の助剤を混合して混練する
と共に、この混練物を所望の型に流し込み、その後、型
から含水した成型品を取り出すと共に、この成型品を数
十℃の温度で乾燥させて固化した構成である。
(作用)
上記構成により、茶毘に付され、××××××××××
×××××××××××××××××Xxxxxxxx
xx焼却灰)数百gに所定量の連結剤・水及び防腐剤等
の助剤を混合して混練し、この混線物を、菩薩像や如来
像或いは位牌等の形を形成した型に流し込む。数分後に
、この型に流し込むことによって形成される成型品を取
り出し、この成型品を数十度の温度で乾燥させて固化す
る。
×××××××××××××××××Xxxxxxxx
xx焼却灰)数百gに所定量の連結剤・水及び防腐剤等
の助剤を混合して混練し、この混線物を、菩薩像や如来
像或いは位牌等の形を形成した型に流し込む。数分後に
、この型に流し込むことによって形成される成型品を取
り出し、この成型品を数十度の温度で乾燥させて固化す
る。
このようにして×××焼却灰によって菩薩像や如来像等
からなる礼拝用の仏具を形成する。この仏具は、遺族が
家に持ち帰って骨壷と共に祭壇に安置し、35日〜49
日の一定期間自宅の祭壇に礼拝して死者の冥福を祈る。
からなる礼拝用の仏具を形成する。この仏具は、遺族が
家に持ち帰って骨壷と共に祭壇に安置し、35日〜49
日の一定期間自宅の祭壇に礼拝して死者の冥福を祈る。
その後はこの仏具を墓地に納めるなり、そのまま祭壇に
安置して礼拝するなりすればよい。
安置して礼拝するなりすればよい。
墓地に納める場合は、連結剤として石膏または粘土を使
用した仏具を製造すれば、仏具の下面に小さな穴をあけ
、この部分を1分間位水に漬け、その後この仏具を墓地
に納めれば、1ケ月位で仏具を自然に溶解させることが
できる。
用した仏具を製造すれば、仏具の下面に小さな穴をあけ
、この部分を1分間位水に漬け、その後この仏具を墓地
に納めれば、1ケ月位で仏具を自然に溶解させることが
できる。
また連結剤としてコンクリートを使用すれば、製造され
た仏具を長期保存することができる。
た仏具を長期保存することができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例について説明する。
先ず、本発明に係る礼拝用仏具としては、菩薩像や如来
像或いはその他の仏像、更に位牌等であり、この仏具を
製造するのに使用される連結剤としては、長期保存を目
的とする礼拝用仏具では、ポリ酢酸ビニルエマルジョン
や酢酸ビニル樹脂、酢酸ピ゛ニルPM等の化学糊や、コ
ンクリートを使用し、自然に短期間で溶解する礼拝用仏
具を製造する場合ときは、ひめ糊等の天然糊や石膏、粘
土等を使用する。
像或いはその他の仏像、更に位牌等であり、この仏具を
製造するのに使用される連結剤としては、長期保存を目
的とする礼拝用仏具では、ポリ酢酸ビニルエマルジョン
や酢酸ビニル樹脂、酢酸ピ゛ニルPM等の化学糊や、コ
ンクリートを使用し、自然に短期間で溶解する礼拝用仏
具を製造する場合ときは、ひめ糊等の天然糊や石膏、粘
土等を使用する。
そこで、上記礼拝用仏具を製造する場合について説明す
る。
る。
長期保存用の礼拝用仏具の場合(連結剤として酢酸ビニ
ル樹脂、酢酸ビニルPM等の化学糊を使用する。)、茶
毘に付され、×××××××××××××××X××X
X××X×××X××××xxxxxx焼却灰800g
に、酢酸ビニルP M400g、水30g、助剤として
防腐剤・防虫剤各10gを混合して5分位よく混練する
。xxxxxxxxxx××××××××××××××
×××××××××××××X×××X××××××× 上記混練物を仏像や位牌を形成できる所望の型に流し込
み、その後、型から含水した成型品を取り出す。取り出
した成型品に戒名やお経等を刻み込んでもよい、また上
記型に戒名やお経等形成しておけば、混練物を流し込ん
で成型品を取り出せば、形成された仏像や位牌に既に戒
名やお経等刻まれていることになる。
ル樹脂、酢酸ビニルPM等の化学糊を使用する。)、茶
毘に付され、×××××××××××××××X××X
X××X×××X××××xxxxxx焼却灰800g
に、酢酸ビニルP M400g、水30g、助剤として
防腐剤・防虫剤各10gを混合して5分位よく混練する
。xxxxxxxxxx××××××××××××××
×××××××××××××X×××X××××××× 上記混練物を仏像や位牌を形成できる所望の型に流し込
み、その後、型から含水した成型品を取り出す。取り出
した成型品に戒名やお経等を刻み込んでもよい、また上
記型に戒名やお経等形成しておけば、混練物を流し込ん
で成型品を取り出せば、形成された仏像や位牌に既に戒
名やお経等刻まれていることになる。
この成型品を40℃の温度で1日乾燥させて固化し、金
色等の色塗装をこの成型品に施して礼拝用仏具を完成さ
せる。
色等の色塗装をこの成型品に施して礼拝用仏具を完成さ
せる。
また、短期保存用の礼拝用仏具の場合(連結剤として天
然糊を使用する。)、×××××××××××焼却灰9
00gに、天然糊600g、水400〜600g、助剤
として防腐剤・防虫剤各10g混ぜて混練し、前記と同
様にして礼拝用仏具を製造する。この短期保存用の礼拝
用仏具は墓地に納める場合、仏具の下面に小さな穴をあ
け、この部分を1分間位水に漬け、その後この仏具を墓
地に納めれば、1ケ月位でこの仏具は自然に溶解して土
に×××焼却灰は帰ることになる。
然糊を使用する。)、×××××××××××焼却灰9
00gに、天然糊600g、水400〜600g、助剤
として防腐剤・防虫剤各10g混ぜて混練し、前記と同
様にして礼拝用仏具を製造する。この短期保存用の礼拝
用仏具は墓地に納める場合、仏具の下面に小さな穴をあ
け、この部分を1分間位水に漬け、その後この仏具を墓
地に納めれば、1ケ月位でこの仏具は自然に溶解して土
に×××焼却灰は帰ることになる。
このようにして×××焼却灰によって、長期成いは短期
保存用の菩薩仏や如来仏等からなる礼拝用の仏具を寺や
火葬場等で形成し、骨壷と共に遺族が家に持ち帰って祭
壇に安置し、35日〜49日の一定期間自宅の祭壇に礼
拝して死者の冥福を祈る。その後はこの仏具を墓地に納
めるなり、そのまま祭壇に安置して礼拝するなりすれば
よい。
保存用の菩薩仏や如来仏等からなる礼拝用の仏具を寺や
火葬場等で形成し、骨壷と共に遺族が家に持ち帰って祭
壇に安置し、35日〜49日の一定期間自宅の祭壇に礼
拝して死者の冥福を祈る。その後はこの仏具を墓地に納
めるなり、そのまま祭壇に安置して礼拝するなりすれば
よい。
墓地に納める場合は、前記のようにしてこの仏具を水に
漬けた後に墓地に納めることによって、1ケ月するとこ
の仏具は自然に溶解して土に帰ることになる。また自宅
の祭壇にそのまま安置する場合は、長期保存用の仏具に
して祭壇に安置し、末永く礼拝して死者の冥福を祈れば
よい。
漬けた後に墓地に納めることによって、1ケ月するとこ
の仏具は自然に溶解して土に帰ることになる。また自宅
の祭壇にそのまま安置する場合は、長期保存用の仏具に
して祭壇に安置し、末永く礼拝して死者の冥福を祈れば
よい。
上記実施例以外にも下記の配分によって礼拝用仏具を形
成してもよい。
成してもよい。
長期保存用の礼拝用仏具の場合、
×××焼却灰・・・900g
石膏(連結剤)・・300g
水 ・ ・ ・ 90g
防腐剤 ・・・ 10g
防虫剤 ・・・ 10g
※上記石膏がコンクリートや粘土であってもよい。
短期保存用の礼拝用仏具の場合、
×××焼却灰・・・900g
ひめ糊 ・・・600g
水 ・ ・ ・ 300g
防腐剤 ・・・ 10g
防虫剤 ・・・ 10g
尚、配分は上記の量に限定されるものではなく、任意に
設計変更してもよい。×××××××××xxxxxx
xxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxx
xxxxxxxxxxxxxx連結剤等の配分は上記配
分の重量%に合う分量とすれはよい。 因に×××焼却
灰の成分は、カルシウム・リン・石灰塩素が65%、リ
ン酸石灰・炭酸石灰・リン酸マグネシウム・フッ素石灰
・鉄分・カルシウム・アルミニウム・塩素が35%であ
る。
設計変更してもよい。×××××××××xxxxxx
xxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxx
xxxxxxxxxxxxxx連結剤等の配分は上記配
分の重量%に合う分量とすれはよい。 因に×××焼却
灰の成分は、カルシウム・リン・石灰塩素が65%、リ
ン酸石灰・炭酸石灰・リン酸マグネシウム・フッ素石灰
・鉄分・カルシウム・アルミニウム・塩素が35%であ
る。
(発明の効果)
以上、叙述のように本発明は、ごみのように廃棄処分さ
れてしまう×××焼却灰に連結剤等を混練して、菩薩像
や如来像、位牌等からなる礼拝用の仏具を形成できるよ
うにした製造方法であるので、その仏具を礼拝すること
によって、いままでのように身内の×××焼却灰が捨て
られている遺族のやりきれない心情を癒し、死者の冥福
を心から祈ることができる。
れてしまう×××焼却灰に連結剤等を混練して、菩薩像
や如来像、位牌等からなる礼拝用の仏具を形成できるよ
うにした製造方法であるので、その仏具を礼拝すること
によって、いままでのように身内の×××焼却灰が捨て
られている遺族のやりきれない心情を癒し、死者の冥福
を心から祈ることができる。
また本発明は、×××焼却灰に対し、所定量の連結剤・
水及び防腐剤等の助剤を混合して混練し、成型して乾燥
させることにより、形くずれのしない各種の礼拝用仏具
を製造することができる。
水及び防腐剤等の助剤を混合して混練し、成型して乾燥
させることにより、形くずれのしない各種の礼拝用仏具
を製造することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、×××焼却灰に所定量の連結剤・水及び防腐剤等の
助剤を混合して混練すると共に、この混練物を所望の型
に流し込み、その後、型から含水した成型品を取り出す
と共に、この成型品を数十℃の温度で乾燥させて固化し
たことを特徴とする礼拝用仏具の製造方法。 2、上記連結剤が化学糊または天然糊であることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の礼拝用仏具の製造方
法。 3、上記連結剤が石膏または粘土またはコンクリートで
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の礼拝
用仏具の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4208287A JPS63209614A (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | 礼拝用仏具の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4208287A JPS63209614A (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | 礼拝用仏具の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63209614A true JPS63209614A (ja) | 1988-08-31 |
Family
ID=12626123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4208287A Pending JPS63209614A (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | 礼拝用仏具の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63209614A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0677659U (ja) * | 1993-04-21 | 1994-11-01 | 義光 渡辺 | 風化を意図する仏像 |
JPH0717756A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-20 | Tenmeizan Fudouin Kaigohouji | 焚焼残渣灰分を混入された陶器及びその製造方法 |
-
1987
- 1987-02-25 JP JP4208287A patent/JPS63209614A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0677659U (ja) * | 1993-04-21 | 1994-11-01 | 義光 渡辺 | 風化を意図する仏像 |
JPH0717756A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-20 | Tenmeizan Fudouin Kaigohouji | 焚焼残渣灰分を混入された陶器及びその製造方法 |
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