JPS63209203A - 位相反転器 - Google Patents

位相反転器

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JPS63209203A
JPS63209203A JP4355587A JP4355587A JPS63209203A JP S63209203 A JPS63209203 A JP S63209203A JP 4355587 A JP4355587 A JP 4355587A JP 4355587 A JP4355587 A JP 4355587A JP S63209203 A JPS63209203 A JP S63209203A
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JP
Japan
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electrode
pair
output
substrate
signals
Prior art date
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Pending
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JP4355587A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Toyoda
豊田 幸弘
Toshio Nishikawa
敏夫 西川
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童栗上皇剋■分野 本発明は例えば電力合成増幅器等において、1つの高周
波信号から位相の180°異なる2つの信号を作るため
に用いられる位相反転器に関する。
従来の技術 電力合成増幅器としては、導波管及び円形空胴共振器内
に多数個のインバットダイオードを装荷した構成や、高
出力増幅器として同軸電力分割座及び3dB方向性結合
器にGaAs  PowerFETを接続した構成があ
り、夫々既に数多くの論文で発表されている。
ところで、後者の構成の電力合成増幅器については、従
来、シングルのA級増幅器を使用しており、出力電力は
約2倍近くになるが、歪がそのまま残るといった問題が
あった。そこで、本発明者は、GaAS  power
  FETを用いたブシュプル増幅器の採用を考えた。
ブシュプル増幅器によれば原理的に2次高調波が打消さ
れるので、シングルA級増幅器のもつ問題は解消できる
のであるが、新たに次のような問題が発生する。
発明が”決しようとする閏題点 即ち、ブシュプル増幅器の場合、各増幅器には位相が1
80’異なった信号を入力せねばならないので、入力側
にはそのような位相反転作用をもつ位相反転器を設ける
必要があるが、電力合成増幅器の使用されるGHz帯に
おいては周波数が高いために、ブシュプル増幅器の入力
側に一般的に使用される変成器や、CR素子等の位相調
整器では分布定数の影響によって180°の位相差を作
ることが困難である。
本発明はこのような問題点に鑑み、高周波帯域において
180°位相の異なった2つの信号を作ることのできる
有用な位相反転器を提供することを目的としている。
問題点を”決するための9 上記目的を達成するために本発明に係る位相反転器は、
基板上に、1/2波長の長さをもつ1次側励振電極と、
この励振電極に電磁結合され、励振電極に給電された高
周°波信号に基づき180゜位相の異なる2つの信号を
誘起する1/4波長の長さをもつ一対の出力電極と、前
記一対の出力電極の一端に接続されたアース電極と、一
対の出力電極の他端に接続され、一対の出力電極に誘起
された180°位相の異なる2つの信号を外部へ取出す
引出電極とが形成されていることを特徴としている。
本発明の作用は実施例の中で詳しく説明す2る。
実施例 第6図は本発明の適用される電力合成増幅器を示す。こ
の増幅器は前置増幅器1と最終増幅器2と出力回路3と
から成っている。最終増幅器2は励振用増幅器A1とブ
シュプル増幅器A2.A3とを備えている。励振用増幅
器A1とブシュプル増幅器A2.A3との間には高周波
信号(以下、RF倍信号いう。)を180°位相の異な
った2つのRF倍信号変換するための位相反転器4が設
けられている。また、ブシュプル増幅器A2.A3と出
力回路3との間にも同様な構造の変成器5が用いられて
いる。前記励振段及びブシュプル増幅器には、例えば内
部整合された出力3WのGa八へ  FETを用いてい
る。ブシュプル増幅器としては、出力回路の効率を増加
させるのが目的であればB級動作をさせればよいが、B
級動作ではクロスオーバ歪を生じるので、これをさける
ため本実施例ではA82級動作としている。図中、C1
、C2,C3はサーキュレータを用いたアイソレータで
ある。
第1図に前記位相反転器4の一例を示す。図(イ)は正
面図、図(ロ)は背面図である。基板11は1.6璽璽
厚のレキソライトで構成され、その背面側表面に使用周
波数の1/2波長の長さをもつ1次側励振電極12及び
該電極に給電するための入力ライン13が図示のような
パターンで形成しである。基板11の正面側表面には、
1/4波長の長さをもつ一対の出力電極14.15と、
アース電極16と、一対の引出電極17.18とが形成
されている。一対の出力電極14.15は、背面側の励
振電極12の左右各半分と対向する状態に形成されるこ
とにより励振電極12と電磁的に結合(磁気的な結合が
主であると考えられる。
)されている。アース電極16は基板11の3辺に沿っ
て形成され、前記出力電極14.15の外側端14a、
15aと接続されている。引出電極17.18はIHの
間隔で並行して形成され、一端が出力電極の内側端14
b、15bと接続されている。
この構成において、入力ライン13を通じて1次励振電
極12に励振用増幅器A1から出力されるRF倍信号給
電すると、励振電極12上での電圧、電流の分布は第1
図(ロ)に破線及び鎖線で示すようになる。この場合、
励振電極12の両端の電圧の位相は180°位相が異な
っているので、励振電極12の左右半分ずつに対向する
一対の出力電極14.15には180°位相の異なった
RF倍信号誘導されることとなる。従って、各引出電極
17.18をブシュプル増幅器の各アンプA2、A3の
入力と接続しておくことにより、両アンプA2.A3に
180°位相の異なった2つのRF倍信号供給すること
ができる。
第2図は本発明の他の一実施例としての位相反転器を示
す。この例では基板11をケース21の中に組込み、外
部回路とはコネクタ22〜24を通じて接続するように
している。また、引出電極17、、18は前述の実施例
のように並行でなく、出力電極14.15から遠ざかる
にしたがって離間している。基板11上の他の電極(励
振電極12、出力電極14.15、アース電極16は第
1図のものと同じである。入力ケース21は第3図に示
すようにU字形をした一対の枠体25.25とこの側枠
25の端面間に連結される平板状側枠26と、天板27
及び底板28とから成り、一対のU字形の枠体25.2
5で基板11を上下から挾み、この枠体25.25の端
面に側枠26を止着した状態で、枠体25及び側枠2G
に対し上方から天板27を、下方から底板28を取着け
ることにより組立てされる。枠体25に設けられたコネ
クタ22は図示はしないが1次励振電極12の給電ライ
ン13と接続され、側枠26に設けられたコネクタ23
.24は引出電極17.18と夫々接続されている。
この構成の方向結合器4を第6図中のブシュプル増幅器
A2.A3の入力側に用いると共に、ブシュプル増幅器
の出力側変成器5にもそれと同じ構成を入出力逆にして
使用した場合におけるブシュプル増幅器の出力電力の周
波数特性を第7図に示す。図かられかるように4.3〜
6.3GHzまでの広範囲にわたって平坦な特性が得ら
札、本発明位相反転器4の有用性が確認された。また、
第8図に、ブシュプル増幅器の入出力特性及び3次相互
変調歪み特性の測定結果を示す。測定は5゜5 G H
zの基本波と、これと等レベルの2 M Hz離れた、
たとえば5.502MHzの波の2波の信号を増幅器に
入力してスペクトラム アナライザで行った。インタセ
プト ポイントは51.5dBmであった。
尚、位相反転器4の2つの出力端子にあられれる2つの
信号レベルが揃わなかったり、ブシュプル増幅器A2.
A3の出力特性がアンバランスであるような場合には、
第4図(イ)に示すように位相反転器4の1次励振電極
12と出力電極14゜15とを交差させ、その交差角に
よって対応できる。また、同図(ロ)に示すように1次
励振電極12と出力電極14.15の間隔を拡げて1次
と2次の磁気的結合度を下げることによりブシュプル増
幅器への入力信号レベルの調整を行なうこともできる。
なお、位相反転器4の出力インピーダンスとブシュプル
増幅器A2.A3の入力インピーダンスとが整合しない
場合には発振が起こることもあるので、第5図に示すよ
うに両者間にサーキュレータを用いたアイソレータ31
,32を挿入しておくとよい。
上記した実施例では、出力電極14.15は外側端14
a、15aをアース電極16に、内側端を引出電極17
.18に接続しているが、内側端14b、15bをアー
ス電極16に、外側端14a、15aを引出電極に接続
するよう各電極パターンの配置、形状を変更して実施す
ることもできる。
更に、1次励振電極工2と出力電極14.15は実施例
のように基板11の表裏面に形成しなくても、一方の表
面に所定の間隔をおいて形成することもできる。
また、位相反転器の用途は上記した電力合成増幅器に限
られるものではなく、同レベルで1800位相の異なる
2つの信号が必要な用途であれば適用できる。
発明の詳細 な説明したように本発明に係る位相反顧器によれば、超
高周波電力合成増幅器の作動範囲であるGHz帯域にお
いても、180°位相の異なる2つの信号を作ることが
でき、超高周波電力合成増幅器へのブシュプル増幅器の
使用が確保されるといった効果がある。
加えて、本発明の位相反転器は基板上に導電パターンを
用いて構成できるので、平面的であり、MIC基板上に
も構成し得る大変利用価値が高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)は本発明の一実施例としての位相反転器を
示す正面図、図(ロ)は背面図、第2図は本発明の別の
実施例を示す正面図、第3図は第2図の位相反転器のケ
ースの分解図、第4図(イ)(ロ)は位相反転器の出力
レベルを揃えたり、出力レベルを調整する手法を説明す
る図、第5図はインピーダンスマツチングを取る方法の
説明図、第6図は本発明の一適用例を示す電力合成回路
図、第7図は第6図は出力電力の周波数特性を示す図、
第8図はブシュプル増幅器の入出力特性及び3次相互変
調歪み特性の実測値を示す図である。 4・・・位相反転器、11・・・基板、12・・・1次
励振電極、14.15・・・出力電極、16・・・アー
ス電極、17.18・・・引出電極。 特許出願人 : 株式会社 行田製作所第1 (イ) (ロ) 第4図 (ロ) 第5図 第6図 ] 放枦侶 6Y− 第7図 FrLlquency (GHz) 第8図 “−]

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  基板上に、1/2波長の長さをもつ1次側励振電極と
    、この励振電極に電磁結合され、励振電極に給電された
    高周波信号に基づき180゜位相の異なる2つの信号を
    誘起する1/4波長の長さをもつ一対の出力電極と、前
    記一対の出力電極の一端に接続されたアース電極と、一
    対の出力電極の他端に接続され、一対の出力電極に誘起
    された180゜位相の異なる2つの信号を外部へ取出す
    引出電極とが形成されていることを特徴とする位相反転
    器。
JP4355587A 1987-02-25 1987-02-25 位相反転器 Pending JPS63209203A (ja)

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JPS63209203A true JPS63209203A (ja) 1988-08-30

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07176918A (ja) * 1993-12-17 1995-07-14 Murata Mfg Co Ltd チップ型トランス
WO2008041398A1 (fr) * 2006-09-29 2008-04-10 Murata Manufacturing Co., Ltd. Élément de conversion d'équilibre/déséquilibre et son procédé de fabrication
TWI562450B (ja) * 2015-01-26 2016-12-11 Trans Electric Co Ltd

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