JPS6320879Y2 - - Google Patents

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JPS6320879Y2
JPS6320879Y2 JP1982180298U JP18029882U JPS6320879Y2 JP S6320879 Y2 JPS6320879 Y2 JP S6320879Y2 JP 1982180298 U JP1982180298 U JP 1982180298U JP 18029882 U JP18029882 U JP 18029882U JP S6320879 Y2 JPS6320879 Y2 JP S6320879Y2
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JP
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strainer
foreign matter
pump
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matter blocking
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JP1982180298U
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JPS5984299U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はポンプ、就中水中モータポンプのス
トレーナに関する。
従来、水中モータポンプのストレーナは円筒形
状に作られその外周に多列の竪方向の条溝もしく
は多数の細孔の吸込孔をあけており、鋳造又は板
金製で作られており、ポンプ本体と別体に作られ
てポンプケーシング吸込口に直接取り付けられ
る。従来例としては実公昭42−3560号公報があ
る。このようなストレーナの吸込孔は異物がつま
るがこのようなストレーナは複数の吸込孔間部材
にまたがり両端がストレーナ内に吸込まれた軟質
異物例えば繊維状異物はストレーナの吸込穴に強
く押込まれたり、ストレーナ内で繊維端がからん
で固まり極めて除去し難い。又このような吸込孔
を設けたストレーナは他の異物によつてもふさが
れる機会が多いので或程度余裕をもつて吸込孔を
ふやしておくためストレーナの高さが高くなり、
水溜中にポンプで吸上げられない残水が多いとい
う欠点があつた。また水中ポンプ停止時における
異物を含んだ移送水が逆流してストレーナにつま
り起動吸込不能になることがある。
このような逆流水によるストレーナのつまりは
例えば繊維状のごみがストレーナの吸込孔につま
るが該ごみがからんで外部から吸込孔を通じて引
出すと吸込孔へ繊維の束を押込むようになつてか
えつて取れなくするようになり、一々ストレーナ
を外して掃除しなければならない。
この考案はポンプ特に水中モータポンプのスト
レーナにおける上記欠点を除去し、吸込残水が少
く、吸込水位を低くでき取扱液中の異物特に繊維
状異物がつまり難く、ポンプ停止時における逆流
水中の異物がつまり難く、たとえ異物がつまつた
場合においても容易に手作業で該異物を除去でき
るストレーナを提供することを目的とする。
この考案はポンプのストレーナにおいて、スト
レーナ外周部材に竪方向の突片の異物阻止片を該
外周部材の周方向に配列し、異物阻止片の両側の
流体通路が先端側を介してつながるように構成し
たものである。
以下、この考案の実施例を図面に従つて説明す
る。第1図はこの考案のストレーナを備えた水中
モータポンプの一部断面で示す側面図である。モ
ータはモータフレーム1の上部にモータカバー2
が固定され、モータカバー2に取手3が固定さ
れ、水中ケーブル4がコネクタ5を介して内部の
固定子に結線されており、図示されない軸受によ
り支承される回転子を固定された主軸6が軸封室
7中において例えばメカニカルシールのような軸
封装置8を介してモータフレーム1から下方に突
出している。
モータフレーム1には中間ケーシング9が密封
輪11を介して嵌入し、中間ケーシング9のボル
ト穴を挿通してボルト12がモータフレーム1に
ねじ込まれ、モータフレーム1と中間ケーシング
9は固定されている。
中間ケーシング9にはガスケツトパツキン13
を介してポンプケーシング14が当接し、ポンプ
ケーシング14の下面にストレーナ15が当接
し、ストレーナ15のボルト穴、ポンプケーシン
グ14のボルト穴、中間ケーシング9のボルト穴
を挿通する締付ボルトナツト16によりストレー
ナ15と中間ケーシング9を引寄せることにより
ポンプケーシング14をストレーナ15と中間ケ
ーシング9で押圧挾持している。
ポンプケーシング14中において羽根車17の
角穴が主軸6端の角軸部に嵌入し、主軸6端にね
じ込まれた羽根車ナツト18により、羽根車17
は軸方向移動を止められている。羽根車17は羽
根前面が開放され、羽根車前面とポンプケーシン
グ14内底面とは空間をおいている。そして羽根
車17の主板19の前面19aはポンプケーシン
グ14の上壁14aとほぼ同一面としてある。通
常のボルテツクポンプは羽根車がポンプケーシン
グの上部円筒形凹部にほぼ全高にわたり収容さ
れ、羽根車の羽根外周とポンプケーシング内周間
に異物特に繊維屑等がつまることがあるがこのポ
ンプでは羽根間を外周に移動する液体中の異物は
羽根車17外周の渦巻室に直接出る。
羽根車ナツト18には平面図形一文字の撹拌羽
根18aが吸込口21中を挿通して下方にわずか
に延出してある。22は吐出口、23は吐出口2
2にボルトナツト24により取付けられた送液管
接手である。
第2図はストレーナ15の平面図である。円板
形芯金30の外周部にはパイプ25を溶接されて
おり、パイプ25の中心孔に一致する孔が芯金3
0にあけられ締付ボルトナツト16のボルトが挿
通できる。該芯金30とパイプ25を補剛材とし
て芯金30部をほぼ全部蔽うように円筒形のポン
プ台26、パイプ25の部分を円筒形の締付用受
座27、ポンプ台26に一体に設けた受座28、
異物阻止片29を弾性体例えばゴム、合成樹脂等
で一体成形してある。そして芯金30の一部露出
した部分はボルト座33としてある。
ポンプ台26上に立設した形で受座28は締付
用受座27と上面が同一面であつてポンプケーシ
ング14の底面に当接できる半径方向に長い突起
をなし、ポンプ台26の外周近くにある。異物阻
止片29はポンプ台26上に立設した形で円周上
に配されており、異物阻止片29は円周方向に沿
つて半径方向には厚さの薄い突片である。
第3図は第2図のA−A拡大矢視図である。異
物阻止片29はストレーナ外部側が垂直面29a
をなし、ストレーナ内部側が傾斜面29bをな
し、頂面29cはポンプケーシング14の底面1
4bとは間隔をとり流体通路S0を設けてある。
従つて矢印A方向の力には比較的剛で第4図に示
すように矢印B方向の力にはたわみ易い形状とな
つている。異物阻止片29のたわみ特性はこのよ
うな場合が最適であるが、可撓性があれば好適で
あり、形状が実施例に限定される訳ではなく傾斜
面29bの傾きが大きいだけでも逆流時の異物を
留めない効果を有する。
第2図に示すように相隣る異物阻止片29は円
周方向に流体通路S1を設け、異物阻止片29と
受座28間には流体通路S2、異物阻止片29と
締付用受座27間には流体通路S3を設ける。流
体通路S0,S1,S2,S3の大きさは取扱液
の含む異物等に関し、ポンプ構成と共に定められ
るものである。
モータが付勢され主軸6が回転すると羽根車1
7は回転し、ストレーナ15を通じて吸込口21
をとおり液体を吸込む。ポンプ室中において羽根
車17の各羽根について図示イの渦流が生じ該渦
流イは主軸6を中心とする大きな渦中にのつて移
動し乍ら、遠心力を受け、ポンプ室内周壁に沿つ
て吐出口22に向い吐出される。ストレーナ15
において流体通路S0,S1,S2,S3を通過
することにより液体中の異物を阻止する。この際
は第3図の矢印A方向の力を異物阻止片29は受
ける。然し異物阻止片29は剛体と同様な作用を
示すから流体通路S0,S1,S2,S3を持つ
ストレーナとして機能する。即ち、液体中の異物
は異物阻止片29にて阻止される。
ポンプが停止し送液管接手23に続く送液管
(図示されない)から通常吸込圧よりも大きな水
頭でもつて逆流水がポンプ室に入り、吸込口21
からストレーナ15内に入り、ストレーナ15で
は逆流水は流体通路S0,S1,S2,S3をと
おり元の水溜に戻る。その際、流体に押されて第
4図のように異物阻止片29はストレーナ15の
外方にたわみ、傾斜面29bは一層傾斜が大きく
なる。従つて流体通路S0は大きくなり、逆流水
中の異物は出易くなり、仮に異物阻止片29にま
たがるように繊維屑のような異物が流れて来ても
異物阻止片の傾斜面29bをすべつて流体通路S
0が開放されており且つこの際は流体通路S0は
大きく開いてもいるから元の水溜へ容易に流され
る。
更に又、以上の作用によりストレーナの異物阻
止片29に逆流水の異物が留らないだけでなく、
異物阻止片29がストレーナ外方へ水流につれて
振動するように動くから、吸込時異物阻止片29
の外部側からくつついた液体中の異物は外方の水
溜中へ戻される。従つてポンプ停止時にこのよう
な作用がくり返されるのでストレーナ15に附着
した液体中の異物のクリーニングが行われる。
このような作用の結果ストレーナ異物阻止片2
9内外には液体中の異物の残留は減少する。そこ
でポンプ停止時にストレーナ15を掃除する際は
異物阻止片29がたわむから、手もしくは手と手
持掃除具でストレーナ15内から引出すことが簡
単にできる。
尚、締付ボルトナツト16を外すとストレーナ
15、ポンプケーシング14は共に外れるから保
守は極めて容易である。
異物阻止片29は上例においては可撓としてあ
るが硬質合成樹脂のような場合でも、異物阻止片
29の両側の流体通路は先端の流体通路S0を介
してつながつているのでごみ類が異物阻止片29
に留り難く、取り除き易いものである。
異物阻止片29を弾性体とした場合におけるこ
の考案の水中モータポンプのストレーナはポンプ
台のような台上に突片の異物阻止片を異物阻止片
両側及び先端に流体通路ができるように設けたの
で流体中の異物がポンプ停止の逆流時にストレー
ナに留り難い。掃除するのが簡単である。異物阻
止片先端が両側と通ずるように切離されているの
で異物阻止片への繊維状のからみつきを異物阻止
片先端のすきま(流体通路S0)からぬき取るこ
とができる。ポンプ台上に異物阻止片を設けた上
に異物阻止片上部の流体通路S0を加えたものが
ストレーナ高さであるから吸込高さが低くとれ水
溜の残水が少い。ストレーナとポンプケーシン
グ、中間ケーシングを締付ボルトナツトで同時に
締付けてあるので分解点検が容易である。ポンプ
台に弾性体材料を使用することによりポンプの耐
衝撃性が得られ、取扱いに慎重さを期待できない
作業においてもポンプは保護される。締付け用受
け座にパイプをモールドし、かつ芯金30の一部
をボルト用座金として使用しているため分解組立
時にポンプ台の疲労が少ない。
ストレーナの異物阻止片をストレーナ内側面に
傾斜を附し、外部に面する面を垂直にするような
外部へたわみ易くした場合は特に吸込時異物の浸
入を防ぎ、逆流時には異物阻止片は外向きに倒れ
異物流を助ける効果が著しい。
尚、実施例はポンプ台に異物阻止片を立設した
が第5図に示すようにポンプ台26とポンプケー
シング14の底面に密着する円環部31を短柱3
2で結び、異物阻止片29を円環部31から垂下
させるようにこれらを一体に成型してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の一部断面で示す側
面図、第2図は第1図のストレーナの平面図、第
3図、第4図は夫々第2図のA−A拡大断面図、
第5図はこの考案の他の実施例の斜視図である。 1……モータフレーム、2……モータカバー、
3……取手、4……水中ケーブル、5……コネク
タ、6……主軸、7……軸封室、8……軸封装
置、9……中間ケーシング、11……密封輪、1
2……ボルト、13……ガスケツト、14……ポ
ンプケーシング、14a……上壁、14b……底
面、15……ストレーナ、16……締付ボルトナ
ツト、17……羽根車、18……羽根車ナツト、
18a……撹拌羽根、19……主板、19a……
前面、21……吸込口、22……吐出口、23…
…送液管接手、24……ボルトナツト、25……
パイプ、26……ポンプ台、27……締付用受
座、28……受座、29……異物阻止片、29a
……垂直面、29b……傾斜面、29c……頂
面、30……円板形芯金、31……円環部、32
……短柱、33……ボルト座、A……矢印、B…
…矢印、S0,S1,S2,S3……流体通路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ポンプのストレーナにおいて、ストレーナ外
    周部材に竪方向の突片の異物阻止片を周方向に
    櫛状に配列し、異物阻止片の両側の流体通路が
    先端側を介してつながるように構成されたこと
    を特徴とするストレーナ。 2 異物阻止片を弾性体材質で構成した実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のストレーナ。 3 異物阻止片のストレーナ内部側の面を傾斜面
    とし外部側面を垂直面とした実用新案登録請求
    の範囲第1項又は第2項記載のストレーナ。 4 外周部材をポンプ台外周部分とし、ポンプ台
    に異物阻止片を立設した実用新案登録請求の範
    囲第1項乃至第3項の何れか1つに記載のスト
    レーナ。
JP18029882U 1982-11-29 1982-11-29 ストレ−ナ Granted JPS5984299U (ja)

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JP18029882U JPS5984299U (ja) 1982-11-29 1982-11-29 ストレ−ナ

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JP18029882U JPS5984299U (ja) 1982-11-29 1982-11-29 ストレ−ナ

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JPS5984299U JPS5984299U (ja) 1984-06-07
JPS6320879Y2 true JPS6320879Y2 (ja) 1988-06-09

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JPH0533756Y2 (ja) * 1987-10-12 1993-08-26
JP2556363Y2 (ja) * 1988-12-29 1997-12-03 株式会社鶴見製作所 立形水中ポンプ
JP7097911B2 (ja) * 2019-03-03 2022-07-08 広東美的制冷設備有限公司 ウォーターポンプ、空調機用洗浄装置、壁掛型室内機及び空気調和機

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