JPS6320839B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6320839B2
JPS6320839B2 JP53126902A JP12690278A JPS6320839B2 JP S6320839 B2 JPS6320839 B2 JP S6320839B2 JP 53126902 A JP53126902 A JP 53126902A JP 12690278 A JP12690278 A JP 12690278A JP S6320839 B2 JPS6320839 B2 JP S6320839B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pharmaceutically acceptable
acid addition
acceptable acid
addition salt
benzyl
Prior art date
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Expired
Application number
JP53126902A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS5470255A (en
Inventor
Ien Yui Uu Heren
Henrii Sumisu Toomasu
Uesuton Henrii Deiuitsudo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SRI International Inc
Original Assignee
Stanford Research Institute
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Filing date
Publication date
Application filed by Stanford Research Institute filed Critical Stanford Research Institute
Publication of JPS5470255A publication Critical patent/JPS5470255A/en
Publication of JPS6320839B2 publication Critical patent/JPS6320839B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/20Carbocyclic rings
    • C07H15/24Condensed ring systems having three or more rings
    • C07H15/252Naphthacene radicals, e.g. daunomycins, adriamycins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • A61P35/02Antineoplastic agents specific for leukemia

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は、アドリアマイシン及びダウノマイシ
ンの新規なN−ベンジル及びN,N−ジベンジル
誘導体の合成並びに該誘導体及び製薬許容の酸付
加塩を含む組成物に関するものであり、該誘導体
は、抗ガン化学薬品として利用され、そして下記
構造を有する。 式中、Rは、−COCH3、−CHOH−CH3、−
COCH2OH又は−CHOH−CH2OHを表わし、か
つXは−NHCH2Ph又は−N(CH2Ph)2(ここに
“Ph”はフエニル基を表わす)を表わす。 同定を容易にするため、本発明の範囲にはいる
8種の化合物を下記表1に列挙する(ないし
)。
The present invention relates to the synthesis of novel N-benzyl and N,N-dibenzyl derivatives of adriamycin and daunomycin and to compositions containing said derivatives and pharmaceutically acceptable acid addition salts, which derivatives are useful as anti-cancer chemicals. It is utilized and has the following structure. In the formula, R is -COCH3 , -CHOH- CH3 , -
It represents COCH 2 OH or -CHOH-CH 2 OH, and X represents -NHCH 2 Ph or -N(CH 2 Ph) 2 (herein "Ph" represents a phenyl group). For ease of identification, eight compounds within the scope of the present invention are listed in Table 1 below.

【表】 前記化合物の製造は、実施例において詳細に記
載する。しかしながら、ここで注目されること
は、ナトリウムシアノボロハイドライドの存在下
ダウノマイシン()のベンズアルデヒドでの室
温における長期反応期間の還元性アルキル化は、
N,N−ジベンジル化合物()及び副生物とし
ての13−ジヒドロ誘導体()の良好な収量を生
ずることである。比較的短かい反応期間の場合、
モノ−N−ベンジルダウノマイシン及びが優
位を占める。化学量論的量を選択することによ
り、N−ベンジル化又はN,N−ジベンジル化の
いずれにかたより得る。モノ−N−ベンジル化、
化合物()を優位的に生ずる条件下でアドリア
マイシン()をベンジルアルデヒド及びナトリ
ウムシアノボロヒドライドと処理することによ
り、N,N−ジベンジルアドリアマイシン()
が同様に得られた。還元性アルキル化はケトン還
元により達成されるので、4種の生成物(、
、、)がダウノマイシンのベンジル化にお
いて観察され、そしてさらに4種のもの(、
、、)がアドリアマイシンのベンジル化か
ら観察された。分析により同定されたけれども、
化合物は単離されなかつた。しかしながら、そ
れは本発明の他の化合物の抗ガン活性に匹敵する
抗ガン活性を有すると確信される。 本発明の化合物は、遊離塩基又は酸付加塩の形
のいずれかで調製され得る。該塩類は、水及び例
えば水性プロピレングリコールに可溶であり、一
方遊離塩基の形の該化合物は、選択される有機溶
媒例えばクロロホルム、メチレンクロライド及び
エチルアセテートに可溶である。かくして該塩類
は、人間を含めて動物の治療に特に充分適合さ
れ、何故ならそれらは、塩水(saline)を含めて
水性溶液の形態で用いられ得るからである。これ
らの酸付加塩類(ここではHClの酸付加塩類とし
て調製されている)は、好ましくは適当な酸類と
の製薬許容の非毒性付加塩類であり、例えば無機
酸類例えば塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸及びリ
ン酸並びに有機酸類、例えば有機カルボン酸類例
えばグリコール酸、マレイン酸、ヒドロキシマレ
イン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、サリチル
酸、及び有機スルホン酸類例えばメタンスルホン
酸及びトルエン−p−スルホン酸との塩類であ
る。 酸付加塩は公知の方法に従い、遊離化合物に変
換され得、該公知の方法は、例えば、金属ヒドロ
キサイド又はアルコキサイド例えばアルカリ金属
又はアルカリ土類金属ヒドロキサイド、例えば水
酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム又は水酸化カルシウムの如き塩基;アルカリ金
属又はアルカリ土類金属カーボネートもしくは酸
性カーボネート例えばナトリウム、カリウム、又
はカルシウムカーボネートもしくは酸性カーボネ
ートの如き金属カーボネート;アンモニア;又は
ヒドロキシルイオン交換樹脂、あるいは他の適当
な試薬で該酸付加塩を処理することである。 酸付加塩はまた公知の方法に従い別の酸付加塩
に変換され得、例えば、生じる無機塩が不溶であ
りかくして反応媒体から除去される適当な希釈剤
中において、無機酸との塩は酸の金属塩例えばナ
トリウム、バリウム又は銀塩で処理され得る。ア
ニオン交換製法での処理により、酸付加塩はまた
別の酸付加塩に変換され得る。 前記化合物の各々の製造を次の実施例で記載す
る。 実施例 1 N−ベンジルダウノマイシン()、N−ベン
ジル−13−ジヒドロダウノマイシン()及び
N,N−ジベンジルダウノマイシン()、並
びにHCl塩類。 ダウノマイシン・HCl(2.26g、4.0ミリモル)
及びベンズアルデヒド(8.2mL、80.0ミリモル)
を3:1アセトニトリル/H2O(116mL)中に
入れ、そして23℃で0.5時間かくはんした。
NaCNBH3(0.75g、12.0ミリモル)を加え、そ
してかくはんを0.5時間続行した。該反応物を
H2O(150mL)で希釈し、そしてCHCl3(3×100
mL)で抽出した。該抽出物を一緒にし、H2O
(30mL)で洗浄し、そして該水性相をCHCl3(50
mL)で再抽出した。該有機相を一緒にし、そし
て冷0.1N HOAc(6×100mL)で抽出した。該
抽出物を一緒にし、直ちにNaHCO3で塩基性に
し、そしてCHCl3(3×300mL)で抽出した。該
抽出物を一緒にし、蒸発させ、そして該残渣をク
ロマトグラフにかけ(1.3Kgシリカゲル−50mm×
7ft乾カラム−10:1CHCl3/MeOH)、1.06gの
N−ベンジルダウノマイシン()(51%)及び
0.17gのN−ベンジル−13−ジヒドロダウノマイ
シン()(7%)を遊離塩基として得た。
HOAc抽出後の有機溶液を乾燥しそして蒸発させ
た。該残渣をクロマトグラフにかけ(560gシリ
カゲル−50mm×3ft乾カラム−10:1CHCl3
MeOH)、0.18g(6%)のN,N−ジベンジル
ダウノマイシン()遊離塩基を得た。該HCl塩
類は、各化合物のCHCl3溶液を当量のメタノール
性HClと反応させ、次いでエーテルで沈殿させる
ことにより製造した。1.28g(49%)の();
〔α〕D+252゜(0.05、95%EtOH);tlc(10:
1CHCl3/MeOH)Rf0.60、 分析 C34H35NO10・HCl・H2Oの計算値: C H N Cl 60.76 5.70 2.08 5.28 測定値:60.88 5.59 1.99 5.40 0.16g(6%)の();〔α〕D+207゜(0.047

95%EtOH);tlc(10:1CHCl3/MeOH)Rf0.4、 分析 C34H37NO10・HCl・1.25H2Oの計算値: C H N Cl 60.17 6.02 2.06 5.22 測定値:60.07 5.79 2.26 5.38 0.16g(5%)の();〔α〕D+283゜(0.048

95%EtOH);tlc(10:1CHCl3/MeOH)Rf0.90、 分析 C41H41NO10・HCl・0.75H2Oの計算値: C H N Cl 64.99 5.79 1.85 4.68 測定値:65.08 5.69 1.77 4.45 実施例 2 N−ベンジルアドリアマイシン()、N,N
−ジベンジルアドリアマイシン()、及びN
−ベンジル−13−ジヒドロアドリアマイシン
()並びにHCl塩類。 アドリアマイシン・HCl(2.90g、50ミリモル)
及びベンズアルデヒド(10.5mL、100ミリモル)
を2:1アセトニトリル/H2O(150mL)中に
入れ、そして23℃において20分間かくはんした。
該溶液を15分かけて滴下しつつ、2:1アセトニ
トリル/H2O(60mL)にNaCNBH3(0.94g、
15.0ミリモル)及びベンズアルデヒド(10.5m
L)を溶かした溶液に加えた。かくはんを30分間
続行し、そして該反応物をH2O(150mL)で希
釈し、そしてCHCl3(4×100mL)で抽出した。
該抽出物を一緒にし、飽和NaCl(2×100mL)
で洗浄し、乾燥し、そして蒸発させた。該残渣を
クロマトグラフにかけ(1.3Kgシリカゲル−50mm
×7ft乾カラム−40:10:1CHCl3/MeOH/
H2O)、0.10g(3%)N,N−ジベンジルアド
リアマイシン()、1.02g(30%)N−ベンジ
ルアドリアマイシン()、及び1.20g(38%)
N−ベンジル−13−ジヒドロアドリアマイシン
()を遊離塩基として得た。()の後の溶離
は、少量の物質であり、完全には純粋化されてい
なかつたがN,N−ジベンジル−13−ジヒドロア
ドリアマイシン()として試験的に同定され
た。これらは前記実施例に記載の処理によりHCl
塩に変換されて次のものを生じた。 0.07g(2%)の();〔α〕D+275゜(0.051

85%EtOH);tlc(10:1CHCl3/MeOH)Rf0.85、 分析 C41H41NO11・HCl・0.6H2Oの計算値: C H N Cl 63.86 5.64 1.81 4.59 測定値:63.88 5.57 1.83 4.45 0.90g(28%)の();〔α〕D+209゜(0.048

95%EtOH);tlc(10:1CHCl3/MeOH)Rf0.55、 分析 C34H35NO11・HCl・H2Oの計算値: C H N Cl 59.34 5.56 2.03 5.15 測定値:59.46 5.40 2.01 5.37 1.00g(30%)の();〔α〕D+204゜(0.050

95%EtOH);tlc(10:1CHCl3/MeOH)Rf0.25、 分析 C34H37NO11・HCl・0.8H2Oの計算値: C H N Cl 59.48 5.87 2.04 5.16 測定値:59.43 5.81 2.05 5.40 実施例 3 N,N−ジベンジルダウノマイシン()、N,
N−ジベンジル−13−ジヒドロダウノマイシン
()、N−ベンジルダウノマイシン()、及
びN−ベンジル−13−ジヒドロダウノマイシン
()、並びにHCl塩類。 ダウノマイシン・HCl(2.54g、4.5ミリモル)
及びベンズアルデヒド(9.2mL、90.0ミリモル)
を2:1アセトニトリル/H2O(90mL)中に入
れ、そして23℃において20分間かくはんした。該
溶液を20分かけて滴下しつつ、アセトニトリル
(20mL)にNaCNBH3(0.57g、9.0ミリモル)
を溶かしたかくはん溶液に加え、そしてかくはん
を14日間続行した。該反応物をH2O(150mL)
で希釈し、そしてCHCl3(5×100mL)で抽出し
た。該抽出物を一緒にし、水(100mL)で洗浄
し、そして該水性相をCHCl3(50mL)で抽出し
た。該有機溶液を一緒にし、乾燥し、そして蒸発
させ、残渣をクロマトグラフにかけ(190gシリ
カゲル−2.8×64cmカラム−CHCl3ないし9:
1CHCl3/MeOH)、1.19g(38%)の()、
0.41g(13%)のN,N−ジベンジル−13−ジヒ
ドロダウノマイシン()、0.30g(11%)の
()及び0.10g(4%)の()をその溶離の
順で遊離塩基として得た。これらを上記の処理手
続によりHCl塩類に変換して次のものを得た。 1.20g(35%)の()及び0.37g(11%)の
();〔α〕D+247゜(0.049、95%EtOH);tlc
(10:1CHCl3/MeOH)Rf0.85、 分析 C41H43NO10・HCl・1.5H2Oの計算値: C H N Cl 63.68 6.13 1.81 4.58 測定値:63.66 5.75 1.78 4.86 並びにHCl塩として0.23g(8%)の()及
び0.07g(2%)の()。 本発明の化合物は、その塩類を含めて、経口及
び非経口(静脈内、腹腔内、皮下及び筋肉内)投
与を含むいかなる利用ルートによつても動物に投
与され得る。投与量は白血病又は他の型のガンを
よくするのに充分な量であり、該化合物が効果的
であることがわかり得、そして該投与量はガンの
型、動物の種類、及び動物の体重に依存する。例
えば、人間への投与において、1日当たり約0.1
mg/Kgないし約500mg/Kgの範囲内の本発明の化
合物の投与量が白血病をよくするのに充分であ
る。下等試験動物の治療において、同様な投与量
範囲が治療効果がある。上限の投与量は毒性の副
作用により課せられるものであり、人間を含めて
治療されるべき動物に対する試行錯誤により決定
され得る。 投与を容易にするため、本発明の化合物は、そ
の塩類を含めて、組成物の形態で及び好ましくは
投与量ユニツト(dosage unit)形態で提供され
得る。選択される化合物のいかなるものもそれ自
体で投与され得るが、普通、該化合物を希釈しそ
して取扱いを容易にするその製薬許容担体と一緒
に投与される。“製薬許容”という語は、担体
(並びに生じる組成物)が無菌(sterile)かつ非
毒性であるということを意味する。 担体又は希釈剤は、固体、半固体、又は液体で
あり得、そして抗ガン剤用のベヒクル、賦形薬形
又は媒質として働き得る。希釈剤及び担体の例と
して、ラクトース、デキストロース、サクロー
ス、ソルビツト、マンニツト、でん粉類、アラビ
アゴム(gum acacia)、リン酸カルシウム、鉱
油、やし油製バター(cocoa butter)、カカオ脂
(oil of theobroma)、アルギン酸塩類、トラガ
カント、ゼラチン、シロツプ、メチルセルロー
ス、ポリオキシエチレンソルビタン、モノラウレ
ート、メチル−及びプロピル−ヒドロキシベンゾ
エート、タルク及びマグネシウムステアレートが
挙げられる。 取扱いを便利にするため、特に投与量ユニツト
で使用するために意図される場合、該化合物及び
担体又は希釈剤は、カプセル、サツシエ
(sachet)、カシエイ(cachet)、ゼラチン、紙又
は他の容器に封入され得る。該投与量ユニツト
は、例えばタブレツト、カプセル、座薬又はカシ
エイの形態を取り得る。 次の実施例により、投与量ユニツトの種々の形
態を説明する。ここでは、化合物のHCl塩が調
剤され得る。 実施例 4 タブレツト処方 Mg/タブレツト 化合物 15 ラクトース 86 コーンスターチ(乾燥されたもの) 45.5 ゼラチン 2.5 マグネシウムステアレート 1.0 化合物を粉末化し、メツシユふるいに通し、
そして両方ともふるいに通したラクトース及び30
mgのコーンスターチと充分混合する。 10%w/w溶液をつくるために水中でゼラチン
をかくはんしかつ加熱することによつて調製した
熱ゼラチン溶液で上記混合した粉末を一塊にす
る。該塊をふるいに通すことにより粒状化し、そ
して湿性グラニユールを40℃で乾燥させる。 該乾燥グラニユールをふるいに通すことにより
再粒状化し、スターチ及びマグネシウムステアレ
ートの残りを加え、そして充分に混合する。 該グラニユールを圧縮して、各重量が150mgで
あるタブレツトをつくる。 実施例 5 タブレツト処方 Mg/タブレツト 化合物 100 ラクトース 39 コーンスターチ(乾燥されたもの)
80 ゼラチン 4.0 マグネシウムステアレート 2.0 60mgのスターチを粒状化過程に、そしてタブレ
ツト化中20mgを用いる以外は、実施例4の調剤法
と同一の調剤法である。 実施例 6カプセル処方 Mg/カプセル 化合物 250 ラクトース 150 化合物及びラクトースをふるいに通し、そし
て適当なサイズの硬ゼラチンカプセル中に充填す
る前に一緒に充分混合し、そして各カプセルが
400mgの混合粉末を含むようにする。 実施例 7座薬 Mg/座薬 化合物 50 カカオ脂 950 化合物を粉末化し、ふるいに通し、そして45
℃において溶融カカオ脂と一緒にすりつぶしてむ
らなく混つたサスペンジヨンをつくる。 該混合物を充分かきまぜ、そして各々が公称1
g容量のモールド中に注いで座薬をつくる。 実施例 8カシエ Mg/カシエ 化合物 100 ラクトース 400 化合物をメツシユふるいに通し、前もつてふ
るいに通したラクトースと混合し、そして適当な
サイズのカシエ中に入れて各々が500mgを含むよ
うにする。 実施例 9
Table The preparation of the compounds is described in detail in the Examples. However, it is noted here that the reductive alkylation of daunomycin () with benzaldehyde in the presence of sodium cyanoborohydride for an extended reaction period at room temperature
The objective is to produce good yields of the N,N-dibenzyl compound () and the 13-dihydro derivative () as a by-product. For relatively short reaction periods,
Mono-N-benzyldaunomycin and mono-N-benzyldaunomycin predominate. By selecting the stoichiometric amount, either N-benzylation or N,N-dibenzylation can be obtained. mono-N-benzylation,
N,N-dibenzyladriamycin () by treating adriamycin () with benzylaldehyde and sodium cyanoborohydride under conditions that predominantly yield compound ().
was similarly obtained. Reductive alkylation is achieved by ketone reduction, resulting in four products (
) were observed in the benzylation of daunomycin, and four additional species (,
,,) were observed from the benzylation of adriamycin. Although identified by analysis,
No compound was isolated. However, it is believed to have anti-cancer activity comparable to that of other compounds of the invention. The compounds of the invention may be prepared in either the free base or acid addition salt form. The salts are soluble in water and, for example, aqueous propylene glycol, while the free base form of the compound is soluble in selected organic solvents such as chloroform, methylene chloride and ethyl acetate. The salts are thus particularly well suited for the treatment of animals, including humans, since they can be used in the form of aqueous solutions, including salines. These acid addition salts (herein prepared as acid addition salts of HCl) are preferably pharmaceutically acceptable non-toxic addition salts with suitable acids, such as inorganic acids such as hydrochloric acid, hydrobromic acid, nitric acid. , sulfuric acid and phosphoric acid and organic acids such as organic carboxylic acids such as glycolic acid, maleic acid, hydroxymaleic acid, malic acid, tartaric acid, citric acid, salicylic acid, and organic sulfonic acids such as methanesulfonic acid and toluene-p-sulfonic acid. salts. Acid addition salts may be converted into the free compounds according to known methods, for example by converting metal hydroxides or alkoxides such as alkali metal or alkaline earth metal hydroxides, such as lithium hydroxide, sodium hydroxide, water bases such as potassium oxide or calcium hydroxide; alkali metal or alkaline earth metal carbonates or acidic carbonates such as sodium, potassium, or calcium carbonates or acidic carbonates; ammonia; or hydroxyl ion exchange resins, or other suitable and treating the acid addition salt with a reagent. Acid addition salts may also be converted into other acid addition salts according to known methods, e.g. salts with inorganic acids are It can be treated with metal salts such as sodium, barium or silver salts. Acid addition salts can be converted into other acid addition salts by treatment with anion exchange processes. The preparation of each of the above compounds is described in the following examples. Example 1 N-benzyldaunomycin (), N-benzyl-13-dihydrodaunomycin () and N,N-dibenzyldaunomycin (), and HCl salts. Daunomycin/HCl (2.26 g, 4.0 mmol)
and benzaldehyde (8.2 mL, 80.0 mmol)
was taken up in 3:1 acetonitrile/H 2 O (116 mL) and stirred at 23° C. for 0.5 h.
NaCNBH 3 (0.75 g, 12.0 mmol) was added and stirring continued for 0.5 h. the reactant
Dilute with H2O (150 mL) and CHCl3 ( 3 x 100
mL). The extracts were combined and added to H2O
(30 mL) and the aqueous phase was washed with CHCl 3 (50 mL).
mL). The organic phases were combined and extracted with cold 0.1N HOAc (6 x 100 mL). The extracts were combined, immediately made basic with NaHCO 3 and extracted with CHCl 3 (3×300 mL). The extracts were combined, evaporated and the residue chromatographed (1.3Kg silica gel - 50mm x
7ft dry column - 10:1 CHCl3 /MeOH), 1.06g N-benzyldaunomycin () (51%) and
0.17 g of N-benzyl-13-dihydrodaunomycin (7%) was obtained as free base.
The organic solution after HOAc extraction was dried and evaporated. The residue was chromatographed (560 g silica gel - 50 mm x 3 ft dry column - 10:1 CHCl 3 /
MeOH), 0.18 g (6%) of N,N-dibenzyldaunomycin () free base was obtained. The HCl salts were prepared by reacting a CHCl 3 solution of each compound with an equivalent amount of methanolic HCl followed by precipitation with ether. 1.28g (49%) ();
[α] D +252° ( c 0.05, 95% EtOH); tlc (10:
1CHCl 3 /MeOH)R f 0.60, Analysis Calculated value of C 34 H 35 NO 10・HCl・H 2 O: C H N Cl 60.76 5.70 2.08 5.28 Measured value: 60.88 5.59 1.99 5.40 0.16g (6%) of () ; [α] D +207゜( c 0.047
,
95% EtOH); tlc (10:1 CHCl 3 /MeOH) R f 0.4, Analysis Calculated value of C 34 H 37 NO 10・HCl・1.25H 2 O: C H N Cl 60.17 6.02 2.06 5.22 Measured value: 60.07 5.79 2.26 5.38 0.16g (5%) (); [α] D +283゜( c 0.048
,
95% EtOH); tlc (10:1 CHCl 3 /MeOH) R f 0.90, Analysis Calculated value of C 41 H 41 NO 10・HCl・0.75H 2 O: C H N Cl 64.99 5.79 1.85 4.68 Measured value: 65.08 5.69 1.77 4.45 Example 2 N-Benzyl Adriamycin (), N,N
-dibenzyladriamycin (), and N
-benzyl-13-dihydroadriamycin () and HCl salts. Adriamycin HCl (2.90g, 50mmol)
and benzaldehyde (10.5 mL, 100 mmol)
was taken up in 2:1 acetonitrile/H 2 O (150 mL) and stirred for 20 minutes at 23°C.
NaCNBH 3 ( 0.94 g,
15.0 mmol) and benzaldehyde (10.5 mmol)
L) was added to the solution. Stirring was continued for 30 minutes and the reaction was diluted with H 2 O (150 mL) and extracted with CHCl 3 (4×100 mL).
The extracts were combined and saturated NaCl (2 x 100 mL)
Washed with water, dried and evaporated. The residue was chromatographed (1.3Kg silica gel - 50mm
×7ft dry column - 40:10: 1CHCl3 /MeOH/
H 2 O), 0.10 g (3%) N,N-dibenzyladriamycin (), 1.02 g (30%) N-benzyladriamycin (), and 1.20 g (38%)
N-benzyl-13-dihydroadriamycin () was obtained as the free base. The elution after () was a small amount of material that was not completely purified but was tentatively identified as N,N-dibenzyl-13-dihydroadriamycin (). These were treated with HCl by the treatment described in the previous example.
Converted to salt yielding: 0.07g (2%) (); [α] D +275゜( c 0.051
,
85% EtOH); tlc (10:1 CHCl 3 /MeOH) R f 0.85, Analysis Calculated value of C 41 H 41 NO 11・HCl・0.6H 2 O: C H N Cl 63.86 5.64 1.81 4.59 Measured value: 63.88 5.57 1.83 4.45 0.90g (28%) (); [α] D +209゜( c 0.048
,
95% EtOH); tlc (10:1 CHCl 3 /MeOH) R f 0.55, Analysis Calculated value of C 34 H 35 NO 11・HCl・H 2 O: C H N Cl 59.34 5.56 2.03 5.15 Measured value: 59.46 5.40 2.01 5.37 1.00g (30%) (); [α] D +204゜( c 0.050
,
95% EtOH); tlc (10:1 CHCl 3 /MeOH) R f 0.25, Analysis Calculated value of C 34 H 37 NO 11・HCl・0.8H 2 O: C H N Cl 59.48 5.87 2.04 5.16 Measured value: 59.43 5.81 2.05 5.40 Example 3 N,N-dibenzyldaunomycin (), N,
N-dibenzyl-13-dihydrodaunomycin (), N-benzyldaunomycin (), and N-benzyl-13-dihydrodaunomycin (), and HCl salts. Daunomycin HCl (2.54 g, 4.5 mmol)
and benzaldehyde (9.2 mL, 90.0 mmol)
was taken up in 2:1 acetonitrile/H 2 O (90 mL) and stirred for 20 minutes at 23°C. NaCNBH 3 (0.57 g, 9.0 mmol) in acetonitrile (20 mL) was added dropwise over 20 minutes.
was added to the dissolved stirred solution and stirring was continued for 14 days. The reaction was dissolved in H 2 O (150 mL).
and extracted with CHCl 3 (5 x 100 mL). The extracts were combined, washed with water (100 mL), and the aqueous phase was extracted with CHCl 3 (50 mL). The organic solutions were combined, dried and evaporated and the residue was chromatographed (190 g silica gel - 2.8 x 64 cm column - CHCl 3 to 9:
1CHCl3 /MeOH), 1.19g (38%) (),
0.41 g (13%) of N,N-dibenzyl-13-dihydrodaunomycin (), 0.30 g (11%) of () and 0.10 g (4%) of () were obtained as free base in the order of their elution. . These were converted to HCl salts by the procedure described above to yield: 1.20 g (35%) () and 0.37 g (11%) (); [α] D + 247° ( c 0.049, 95% EtOH); tlc
(10:1CHCl 3 /MeOH) R f 0.85, analysis Calculated value of C 41 H 43 NO 10・HCl・1.5H 2 O: C H N Cl 63.68 6.13 1.81 4.58 Measured value: 63.66 5.75 1.78 4.86 and 0.23 as HCl salt g (8%) () and 0.07 g (2%) (). The compounds of the invention, including their salts, can be administered to animals by any available route, including oral and parenteral (intravenous, intraperitoneal, subcutaneous and intramuscular) administration. The dose is an amount sufficient to cure leukemia or other types of cancer in which the compound may be found to be effective, and the dose is dependent on the type of cancer, the type of animal, and the weight of the animal. Depends on. For example, in human administration, approximately 0.1
A dose of a compound of the invention within the range of mg/Kg to about 500 mg/Kg is sufficient to ameliorate leukemia. A similar dosage range is therapeutically effective in treating lower test animals. The upper dosage limit is imposed by toxic side effects and can be determined by trial and error on the animal to be treated, including humans. To facilitate administration, the compounds of the invention, including their salts, may be presented in the form of compositions and preferably in dosage units. Although any of the selected compounds can be administered by itself, it is commonly administered with a pharmaceutically acceptable carrier that dilutes the compound and facilitates handling. The term "pharmaceutically acceptable" means that the carrier (as well as the resulting composition) is sterile and non-toxic. The carrier or diluent may be solid, semi-solid, or liquid and may serve as a vehicle, excipient form, or medium for the anticancer agent. Examples of diluents and carriers include lactose, dextrose, sucrose, sorbit, mannitol, starches, gum acacia, calcium phosphate, mineral oil, cocoa butter, cocoa butter, Mention may be made of alginates, tragacanth, gelatin, syrup, methylcellulose, polyoxyethylene sorbitan, monolaurate, methyl- and propyl-hydroxybenzoate, talc and magnesium stearate. For convenient handling, particularly when intended for use in dosage units, the compound and carrier or diluent may be packaged in a capsule, sachet, cachet, gelatin, paper or other container. Can be encapsulated. The dosage unit may take the form of a tablet, capsule, suppository or cachet, for example. The following examples illustrate various forms of dosage units. Here, the HCl salt of the compound may be formulated. Example 4 Tablet Formulation Mg/Tablet Compound 15 Lactose 86 Cornstarch (dried) 45.5 Gelatin 2.5 Magnesium Stearate 1.0 The compound was powdered and passed through a mesh sieve.
and both sieved lactose and 30
Mix thoroughly with mg cornstarch. The above mixed powder is lumped with a hot gelatin solution prepared by stirring and heating the gelatin in water to make a 10% w/w solution. The mass is granulated by passing through a sieve and the wet granules are dried at 40°C. Regranulate the dried granules by passing through a sieve, add the starch and the remainder of the magnesium stearate, and mix thoroughly. The granules are compressed to form tablets each weighing 150 mg. Example 5 Tablet Formulation Mg/Tablet Compound 100 Lactose 39 Cornstarch (dried)
80 Gelatin 4.0 Magnesium Stearate 2.0 The formulation is the same as that of Example 4, except that 60 mg of starch is used in the granulation process and 20 mg during tabletting. Example 6 Capsule Formulation Mg/Capsule Compound 250 Lactose 150 The compound and lactose are passed through a sieve and mixed well together before filling into hard gelatin capsules of appropriate size and each capsule is
Contain 400mg of mixed powder. Example 7 Suppositories Mg/Suppositories Compound 50 Cocoa Butter 950 The compound was powdered, passed through a sieve, and 45
C. to form an evenly mixed suspension by grinding with molten cocoa butter. The mixture was stirred well and each nominally 1
Make suppositories by pouring into g capacity molds. Example 8 Cassier Mg/Casier Compound 100 Lactose 400 The compound is passed through a mesh sieve, mixed with the lactose previously passed through the sieve, and placed into appropriately sized Cassiers each containing 500 mg. Example 9

【表】 実施例 10【table】 Example 10

【表】 本発明の他の化合物は、化合物の場合に上記
したのと同じ一般的態様で投与量ユニツト形態に
調剤され得た。 生物学的試験 化合物()以外のすべての試料を生物学的選
別のためにつくり、そして生体外及び生体内の両
方の最近の試験結果を下記の表2に示す。はつか
ねずみにおける白血病P388に対して各化合物は
活性であり、そしてN,N−ジベンジルダウノマ
イシン(化合物)が明らかに最良であるという
ことがわかる。生体外試験結果で驚くべきかつ非
常に有意であるように思えることは、N−ベンジ
ルからN,N−ジベンジル化合物に進む際に
DNA結合性の突然かつ予期されない喪失がある
ということである。ΔTnはDNA結合の最も直接
的尺度であるが、核酸合成の抑制もまた失なわれ
る。アントラサイクリン類のほとんどが多分介在
機構(intercalation mechanism)によりDNA
に結合し、そして突然変異を起こさせる。これら
のN,N−ジベンジル化合物において、はつかね
ずみ選別における抗腫瘍活性は保持されるが、
DNA結合性は失なわれる。このことからいえる
ことは、N,N−ジベンジル化合物が有用かつ効
果的抗ガン剤であり得、しかし他のアントラサイ
クリン類のほとんどとは異なる機構により作用し
得、かくして現在使用されているアントラサイク
リン類に共通の重大な心臓毒性(cardiotoxic)
副作用を避け得るということである。 ダウノマイシン()としてここに記載した化
合物は、さもなければダウノルビシン又はルビド
マイシンとして知られている。
Other compounds of the invention could be formulated in dosage unit form in the same general manner as described above for the compounds. Biological Testing All samples except compound () were prepared for biological screening and recent test results, both in vitro and in vivo, are shown in Table 2 below. It can be seen that each compound is active against leukemia P388 in rats and that N,N-dibenzyldaunomycin (compound) is clearly the best. What appears to be surprising and highly significant in the in vitro test results is that when proceeding from N-benzyl to N,N-dibenzyl compounds,
There is a sudden and unexpected loss of DNA binding. Although ΔT n is the most direct measure of DNA binding, inhibition of nucleic acid synthesis is also lost. Most of the anthracyclines are likely to have an effect on DNA by an intercalation mechanism.
binds to and causes mutation. Although these N,N-dibenzyl compounds retain their antitumor activity in mouse selection,
DNA binding is lost. This suggests that N,N-dibenzyl compounds may be useful and effective anticancer agents, but may act by a different mechanism than most of the other anthracyclines, and thus Serious cardiotoxicity common to all
This means that side effects can be avoided. The compound described herein as daunomycin () is otherwise known as daunorubicin or rubidomycin.

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 下記構造 〔式中、Rは、−COCH3、−CHOH−CH3、−
COCH2OH又は−CHOH−CH2OHを表わし、か
つXは−NHCH2Ph又は−N(CH2Ph)2を表わす〕 を有する化合物又はその製薬許容の酸付加塩。 2 N−ベンジルダウノマイシン又はその製薬許
容の酸付加塩である、特許請求の範囲第1項に記
載の化合物又はその製薬許容の酸付加塩。 3 N−ベンジル−13−ジヒドロダウノマイシン
又はその製薬許容の酸付加塩である、特許請求の
範囲第1項に記載の化合物又はその製薬許容の酸
付加塩。 4 N−ベンジルアドリアマイシン又はその製薬
許容の酸付加塩である、特許請求の範囲第1項に
記載の化合物又はその製薬許容の酸付加塩。 5 N−ベンジル−13−ジヒドロアドリアマイシ
ン又はその製薬許容の酸付加塩である、特許請求
の範囲第1項に記載の化合物又はその製薬許容の
酸付加塩。 6 N,N−ジベンジルダウノマイシン又はその
製薬許容の酸付加塩である、特許請求の範囲第1
項に記載の化合物又はその製薬許容の酸付加塩。 7 N,N−ジベンジル−13−ジヒドロダウノマ
イシン又はその製薬許容の酸付加塩である、特許
請求の範囲第1項に記載の化合物又はその製薬許
容の酸付加塩。 8 N,N−ジベンジルアドリアマイシン又はそ
の製薬許容の酸付加塩である、特許請求の範囲第
1項に記載の化合物又はその製薬許容の酸付加
塩。 9 N,N−ジベンジル−13−ジヒドロアドリア
マイシン又はその製薬許容の酸付加塩である、特
許請求の範囲第1項に記載の化合物又はその製薬
許容の酸付加塩。 10 白血病を治療するための投与量ユニツトの
製薬組成物であつて、1投与量ユニツト当たり約
0.1ないし約500mgの範囲内で白血病をよくするの
に治療効果のある量の少なくとも1種の化合物を
その製薬許容非毒性担体又は希釈剤とともに含
み、しかして該少なくとも1種の化合物はN−ベ
ンジルダウノマイシン、N−ベンジル−13−ジヒ
ドロダウノマイシン、N−ベンジルアドリアマイ
シン、N−ベンジル−13−ジヒドロアドリアマイ
シン、N,N−ジベンジルダウノマイシン、N,
N−ジベンジル−13−ジヒドロダウノマイシン、
N,N−ジベンジルアドリアマイシン及びN,N
−ジベンジル−13−ジヒドロアドリアマイシン及
びそれらの製薬許容の酸付加塩類からなる群から
選択される製薬組成物。 11 投与量ユニツトがタブレツトの形態をとる
特許請求の範囲第10項に記載の製薬組成物。 12 投与量ユニツトがカプセルの形態をとる特
許請求の範囲第10項に記載の製薬組成物。 13 投与量ユニツトが座薬の形態をとる特許請
求の範囲第10項に記載の製薬組成物。 14 投与量ユニツトがカシエの形態をとる特許
請求の範囲第10項に記載の製薬組成物。 15 投与量ユニツトが無菌水性形態にある特許
請求の範囲第10項に記載の製薬組成物。 16 水性溶液形態にある特許請求の範囲第15
項に記載の製薬組成物。 17 水性分散形態にある特許請求の範囲第15
項に記載の製薬組成物。
[Claims] 1. The following structure [Wherein, R is -COCH3 , -CHOH- CH3 , -
COCH 2 OH or -CHOH-CH 2 OH, and X represents -NHCH 2 Ph or -N(CH 2 Ph) 2 ] or a pharmaceutically acceptable acid addition salt thereof. 2. The compound according to claim 1, or a pharmaceutically acceptable acid addition salt thereof, which is N-benzyldaunomycin or a pharmaceutically acceptable acid addition salt thereof. 3. The compound according to claim 1, or a pharmaceutically acceptable acid addition salt thereof, which is N-benzyl-13-dihydrodaunomycin or a pharmaceutically acceptable acid addition salt thereof. 4 N-Benzyl Adriamycin or a pharmaceutically acceptable acid addition salt thereof, the compound according to claim 1 or a pharmaceutically acceptable acid addition salt thereof. 5. The compound according to claim 1 or a pharmaceutically acceptable acid addition salt thereof, which is N-benzyl-13-dihydroadriamycin or a pharmaceutically acceptable acid addition salt thereof. 6 N,N-dibenzyldaunomycin or a pharmaceutically acceptable acid addition salt thereof, Claim 1
Compounds listed in Section 1 or their pharmaceutically acceptable acid addition salts. 7. The compound according to claim 1, or a pharmaceutically acceptable acid addition salt thereof, which is N,N-dibenzyl-13-dihydrodaunomycin or a pharmaceutically acceptable acid addition salt thereof. 8. The compound according to claim 1 or a pharmaceutically acceptable acid addition salt thereof, which is N,N-dibenzyladriamycin or a pharmaceutically acceptable acid addition salt thereof. 9. The compound according to claim 1, or a pharmaceutically acceptable acid addition salt thereof, which is N,N-dibenzyl-13-dihydroadriamycin or a pharmaceutically acceptable acid addition salt thereof. 10 dosage units of a pharmaceutical composition for treating leukemia, the composition comprising:
a therapeutically effective amount of at least one compound to ameliorate leukemia in the range of 0.1 to about 500 mg, together with a pharmaceutically acceptable non-toxic carrier or diluent, wherein the at least one compound is N-benzyl. Daunomycin, N-benzyl-13-dihydrodaunomycin, N-benzyladriamycin, N-benzyl-13-dihydroadriamycin, N,N-dibenzyldaunomycin, N,
N-dibenzyl-13-dihydrodaunomycin,
N,N-dibenzyladriamycin and N,N
- A pharmaceutical composition selected from the group consisting of dibenzyl-13-dihydroadriamycin and their pharmaceutically acceptable acid addition salts. 11. A pharmaceutical composition according to claim 10, wherein the dosage unit is in the form of a tablet. 12. A pharmaceutical composition according to claim 10, wherein the dosage unit is in the form of a capsule. 13. A pharmaceutical composition according to claim 10, wherein the dosage unit is in the form of a suppository. 14. A pharmaceutical composition according to claim 10, wherein the dosage unit is in the form of a cachet. 15. The pharmaceutical composition of claim 10, wherein the dosage unit is in sterile aqueous form. 16 Claim 15 in the form of an aqueous solution
Pharmaceutical compositions as described in Section. 17 Claim 15 in aqueous dispersion form
Pharmaceutical compositions as described in Section.
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