JPS6320547B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6320547B2 JPS6320547B2 JP55141758A JP14175880A JPS6320547B2 JP S6320547 B2 JPS6320547 B2 JP S6320547B2 JP 55141758 A JP55141758 A JP 55141758A JP 14175880 A JP14175880 A JP 14175880A JP S6320547 B2 JPS6320547 B2 JP S6320547B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- tomographic image
- signal
- endoscope
- laser beam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 4
- 206010028980 Neoplasm Diseases 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 3
- 238000002604 ultrasonography Methods 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000000740 bleeding effect Effects 0.000 description 2
- 238000012285 ultrasound imaging Methods 0.000 description 2
- 201000011510 cancer Diseases 0.000 description 1
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- 238000001356 surgical procedure Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Laser Surgery Devices (AREA)
- Endoscopes (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はレーザ装置、特に、内視鏡用レーザ
装置に関する。
装置に関する。
従来、内視鏡とレーザ装置とを用いて体腔内の
手術、例えば、止血または癌等の悪性組織の焼灼
をおこなう場合、あらかじめ動物実験または机上
実験によつてレーザ出力、被検体までの距離、レ
ーザ照射時間等が把握され、この実験結果に基づ
いて臨床に臨んでいた。この場合、照射時間が比
較的短いことと、内視鏡下ではレーザ照射端から
被検体までの距離が把握しにくいこと、これらの
結果によりどの位いの深さまで被検体にレーザ照
射されているか把握できにくく殆んど医師の勘と
経験に基づいてレーザ照射がおこなわれているの
が実状であつた。このため、深く焼灼しすぎて出
血や穿孔を生じたりまたは必要以外の部分を焼い
てしまつたりする危険が伴つた。また逆に、焼灼
しなければならない部位を焼き残してしまうこと
も生じ不完全な治療となることがあつた。
手術、例えば、止血または癌等の悪性組織の焼灼
をおこなう場合、あらかじめ動物実験または机上
実験によつてレーザ出力、被検体までの距離、レ
ーザ照射時間等が把握され、この実験結果に基づ
いて臨床に臨んでいた。この場合、照射時間が比
較的短いことと、内視鏡下ではレーザ照射端から
被検体までの距離が把握しにくいこと、これらの
結果によりどの位いの深さまで被検体にレーザ照
射されているか把握できにくく殆んど医師の勘と
経験に基づいてレーザ照射がおこなわれているの
が実状であつた。このため、深く焼灼しすぎて出
血や穿孔を生じたりまたは必要以外の部分を焼い
てしまつたりする危険が伴つた。また逆に、焼灼
しなければならない部位を焼き残してしまうこと
も生じ不完全な治療となることがあつた。
従つて、この発明の目的はレーザ光による焼灼
状態を正確に把握しレーザ出力を制御する内視鏡
用レーザ装置を提供することにある。
状態を正確に把握しレーザ出力を制御する内視鏡
用レーザ装置を提供することにある。
以下図面を参照してこの発明の実施例を説明す
る。
る。
第１図によると、レーザ発振器１の出力端にレ
ーザ光伝達体、例えば、オプテイカルフアイバ２
が接続される。このオプテイカルフアイバ２は内
視鏡３の、例えば、鉗子チヤンネル４に挿入され
る。レーザ発振器１はレーザ制御装置５によつて
制御されるように構成され、レーザ制御装置５は
超音波撮像装置７に接続される。この超音波撮像
装置７の表示装置８はコード９を介して超音波振
動子１０に接続される。表示装置８は第２図に示
すようにマトリツクス状に配設された多数の画素
を有し超音波振動子１０からの信号によつて被検
体１１の断層像を表示するように構成されてい
る。また、この表示装置８には位置指定装置１２
及び比較装置１３が設けられている。位置指定装
置１２は表示装置８の所望の画素を指定するよう
構成され、比較装置１３は表示装置８の指定画素
に対応する信号の変化を検知するよう構成されて
いる。
ーザ光伝達体、例えば、オプテイカルフアイバ２
が接続される。このオプテイカルフアイバ２は内
視鏡３の、例えば、鉗子チヤンネル４に挿入され
る。レーザ発振器１はレーザ制御装置５によつて
制御されるように構成され、レーザ制御装置５は
超音波撮像装置７に接続される。この超音波撮像
装置７の表示装置８はコード９を介して超音波振
動子１０に接続される。表示装置８は第２図に示
すようにマトリツクス状に配設された多数の画素
を有し超音波振動子１０からの信号によつて被検
体１１の断層像を表示するように構成されてい
る。また、この表示装置８には位置指定装置１２
及び比較装置１３が設けられている。位置指定装
置１２は表示装置８の所望の画素を指定するよう
構成され、比較装置１３は表示装置８の指定画素
に対応する信号の変化を検知するよう構成されて
いる。
上記のような内視鏡レーザ装置において、超音
波振動子１０が被検体１１の表面、即ち、体表に
密着され被検体１１を超音波走査すると表示装置
８に被検体１１の断層像が映し出される。この断
層像を見て被検体１１の正常組織と腫瘍１４との
境界の組織に対応する画表の番地、例えば3F、
4F、5E、6F、7Fが位置指定装置１２によつて指
定される。このとき、指定された番地の画素に対
応する信号が比較装置１３の対応する比較器に記
憶される。この状態でレーザ発振器１からレーザ
光が出力されるとこのレーザ光１５はオプテイカ
ルフアイバ２を介して腫瘍１４を照射する。腫瘍
１４はレーザ光１５によつて焼灼される。腫瘍１
４が焼灼されると腫瘍１４の組織が変化するがこ
の組織の変化は超音波によつて検知され表示装置
８の対応する画素に供給される信号が変化する。
腫瘍１４の焼灼が指定された番地の画素まで進む
とそのとき変化した画素の信号が比較装置１３の
対応する比較器に供給され先に記憶された信号と
比較され画素信号の変化が検知される。画素信号
の変化が検知されると比較装置１３は出力信号を
発生しレーザ制御回路５を作動する。レーザ制御
回路５は比較装置１３の出力信号に応答してレー
ザ発振器１の出力を制御しレーザ発振を停止させ
る。従つてそれ以上にはレーザ光による組織の焼
灼がおこなわれず正常組織の焼灼が防止される。
波振動子１０が被検体１１の表面、即ち、体表に
密着され被検体１１を超音波走査すると表示装置
８に被検体１１の断層像が映し出される。この断
層像を見て被検体１１の正常組織と腫瘍１４との
境界の組織に対応する画表の番地、例えば3F、
4F、5E、6F、7Fが位置指定装置１２によつて指
定される。このとき、指定された番地の画素に対
応する信号が比較装置１３の対応する比較器に記
憶される。この状態でレーザ発振器１からレーザ
光が出力されるとこのレーザ光１５はオプテイカ
ルフアイバ２を介して腫瘍１４を照射する。腫瘍
１４はレーザ光１５によつて焼灼される。腫瘍１
４が焼灼されると腫瘍１４の組織が変化するがこ
の組織の変化は超音波によつて検知され表示装置
８の対応する画素に供給される信号が変化する。
腫瘍１４の焼灼が指定された番地の画素まで進む
とそのとき変化した画素の信号が比較装置１３の
対応する比較器に供給され先に記憶された信号と
比較され画素信号の変化が検知される。画素信号
の変化が検知されると比較装置１３は出力信号を
発生しレーザ制御回路５を作動する。レーザ制御
回路５は比較装置１３の出力信号に応答してレー
ザ発振器１の出力を制御しレーザ発振を停止させ
る。従つてそれ以上にはレーザ光による組織の焼
灼がおこなわれず正常組織の焼灼が防止される。
上記実施例では体腔外から断層像が検出されて
いるが、第３図に示すように超音波振動子１６が
体腔内の組織に直接密着して断層像を得るように
してもよい。この場合、外筒管１７が体腔内に刺
通されこの外筒管１７は環状超音波振動子１６を
先端に有する内管１８が挿入され超音波振動子１
６が腫瘍１４に密着される。レーザ光伝達体２は
内管１８に挿入される。硬性鏡１９は腫瘍１４を
観察するため体腔内に挿入される。この実施例に
よると、体表から深く体腔外からでは鮮明な断層
像が得にくい部位でも鮮明な断層像が得られ腫瘍
１４のみをレーザ光により焼灼除去できる。
いるが、第３図に示すように超音波振動子１６が
体腔内の組織に直接密着して断層像を得るように
してもよい。この場合、外筒管１７が体腔内に刺
通されこの外筒管１７は環状超音波振動子１６を
先端に有する内管１８が挿入され超音波振動子１
６が腫瘍１４に密着される。レーザ光伝達体２は
内管１８に挿入される。硬性鏡１９は腫瘍１４を
観察するため体腔内に挿入される。この実施例に
よると、体表から深く体腔外からでは鮮明な断層
像が得にくい部位でも鮮明な断層像が得られ腫瘍
１４のみをレーザ光により焼灼除去できる。
以上のように、この発明によれば超音波撮像装
置により腫瘍等の異常組織と正常組織との境界が
断層像から検出されレーザ光により異常組織が境
界まで焼灼されたときレーザ光の出力を制御する
ようにしたので組織の焼灼過多または焼灼不足が
生じなく安全かつ確実にレーザ光による体腔内の
治療がおこなえる。
置により腫瘍等の異常組織と正常組織との境界が
断層像から検出されレーザ光により異常組織が境
界まで焼灼されたときレーザ光の出力を制御する
ようにしたので組織の焼灼過多または焼灼不足が
生じなく安全かつ確実にレーザ光による体腔内の
治療がおこなえる。
第１図はこの発明の一実施例に従つた内視鏡用
レーザ装置の概略図、第２図はレーザ装置の超音
波撮像装置の回路図、そして第３図は他の実施例
に従つた内視鏡用レーザ装置の概略図である。 １……レーザ発振器、２……レーザ光伝達体、
３……内視鏡、５……レーザ制御回路、７……超
音波撮像装置、８……表示装置、１０……超音波
振動子、１２……位置指定装置、１３……比較装
置、１４……腫瘍、１５……レーザ光。
レーザ装置の概略図、第２図はレーザ装置の超音
波撮像装置の回路図、そして第３図は他の実施例
に従つた内視鏡用レーザ装置の概略図である。 １……レーザ発振器、２……レーザ光伝達体、
３……内視鏡、５……レーザ制御回路、７……超
音波撮像装置、８……表示装置、１０……超音波
振動子、１２……位置指定装置、１３……比較装
置、１４……腫瘍、１５……レーザ光。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ レーザ発振器と、このレーザ発振器のレーザ
光を伝達するレーザ光伝達手段と、このレーザ光
伝達手段を介したレーザ光によつて照射される体
腔内部位の断層像を検出する超音波撮像手段と、
この超音波撮像手段により検出される断層像の断
層面に対応する信号の変化を検出する信号変化検
出手段と、この信号変化検出手段の出力信号によ
り前記レーザ発振器の出力を制御する手段と、で
構成される内視鏡用レーザ装置。 ２ 前記信号変化検出手段は前記断層像の所定位
置を指定する位置指定手段とこの位置指定手段に
よつて指定された位置における前記断層像の部分
に対応する信号の変化を検出する手段とで構成さ
れる特許請求の範囲第１項記載の内視鏡用レーザ
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55141758A JPS5766748A (en) | 1980-10-09 | 1980-10-09 | Lasre device for endoscope |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55141758A JPS5766748A (en) | 1980-10-09 | 1980-10-09 | Lasre device for endoscope |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5766748A JPS5766748A (en) | 1982-04-23 |
| JPS6320547B2 true JPS6320547B2 (ja) | 1988-04-28 |
Family
ID=15299501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55141758A Granted JPS5766748A (en) | 1980-10-09 | 1980-10-09 | Lasre device for endoscope |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5766748A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5946952A (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-16 | 株式会社日立製作所 | レ−ザメス装置 |
| JPH01308544A (ja) * | 1988-06-06 | 1989-12-13 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 体腔内レーザ手術装置 |
| JP2949783B2 (ja) * | 1990-06-04 | 1999-09-20 | オリンパス光学工業株式会社 | 体腔内処置装置 |
| JPH0444748A (ja) * | 1990-06-12 | 1992-02-14 | Olympus Optical Co Ltd | 処置具 |
-
1980
- 1980-10-09 JP JP55141758A patent/JPS5766748A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5766748A (en) | 1982-04-23 |
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