JPS63204796A - フロントパネルの外観仕上げ方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カセットデツキ、アンプ等の音響機器におい
て、フロントパネルが多数の別部材によって構成されて
いる場合に使用するフロントパネルの外観仕上げ方法に
関するものである従来の技術 近年、カセットデツキ、アンプ等の音響機器において、
フロントパネルには製品を特徴づける外観仕上げが施こ
されている。しかし、従来のフロントパネルは外観品質
やコストアップ等の問題があった。以下従来例について
説明する。

第４図は従来のカセットデツキのフロントパネルを示す
もので、２は７０ントバネルであり、外観仕上げ工程は
、生地フロントパネルを形成する第１工程と塗装及び印
刷を行う第２工程により構成されている。ここで、フロ
ントパネル２の２ＩＬ部はカセットテープ装着及びメカ
ニズム取付部で、これはカセットデツキのフロントパネ
ルの主機能部分でる。２ｂはカセットデツキの付属機能
を構成する部分である。しかし、上記のフロントパネル
構成では、外観仕上げ工程は２工程と少ないにもかかわ
らず、フロントパネルの主機能部分２ｍを現状の形状で
利用し付加機能部分２ｂを機能的及びデザイン的に変え
て新製品に展開するためには、フロントパネル２全体を
新たに作成しなければならないため、金型作成費用が高
額になりコストアップとなる問題点があった。

第６図は、上記問題点の改善を図るために考え出された
フロントパネル構成を示すものである。

３ａはフロントパネルの主機能部分を構成するメインパ
ネルで、３ｂは付属機能部分を構成するサブパネルであ
る。外観仕上げ工程は、生地メインパネルと生地サブパ
ネルを別体で成形する第１工程と、生地メインパネルと
生地サブパネルにそれぞれ別々に同色の塗装及び印刷を
行う第２工程と、メインパネル３＆にサブパネル３ｂを
装着しフロントパネルを形成する第３工程により構成さ
れている。

発明が解決しようとする問題点 第６図は、第６図のメインパネル３ａとサブパネル３ｂ
の結合部の断面形状を示すものであり、メインパネル３
ａとサブパネル３ｂとは外観部が同一平面で構成されて
いるため、メインパネルにサブパネルを装着した状態で
塗装及び印刷を行うと、隙間Ｃのバラツキにより塗装や
印刷のひび割れ等を発生するため、メインパネル３１Ｌ
とサブパネル３ｂと別々に塗装及び印刷を行なわなけれ
ばならなくコストアップとなる問題点と、メインパネル
３ａとサブパネル３ｂとで塗装及び印刷の色調が微妙に
異なフ、製比状態において外観品質上の問題点があった
。

本発明は上記問題点を解決したフロントパネルの外観仕
上げ方法を提供することを目的とするものである。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明のフロントパネルの
外観仕上げ方法は、フロントパネルの外観を構成するメ
インパネルと、メインパネルに着脱可能で外観の一部分
を構成するサブパネルとを別体で成形し、両パネルを結
合時に結合部に溝が形成されるフロントパネル構成にす
ることにより、塗装及び印刷のひび割れをその溝で吸収
されることができるため、あらかじめ生地メインパネル
に生地サブパネル装着し生地フロントパネルを形成させ
る工程を設けさせ、同時に両パネルに塗装及び印刷を行
うものである。

作用 本発明が上記フロントパネル構成によってサブパネルを
別に設けることにより、機能的及びデザイン的に新製品
への展開を容易にさせ、また、メインパネルにサブパネ
ルを装着後に塗装及び印刷を行うため工程の削減による
コストダウンと色調を合わすことができ外観品質を向上
させることができる。

実施例 以下本発明の一実施例のフロントパネルの外観仕上げ方
法について説明する。

第１図はカセットデツキのフロントパネルの外観仕上げ
工程を示すものである。第１図において、１２Ｌはフロ
ントパネルの主機能部分を構成するメインパネルで、１
ｂは付属機能部分を構成するサブパネルである。第１工
程は、生地メインパネルと生地サブパネルを形成する工
程で、第２工程は、生地メインパネルに生地サブパネル
を装着シフロンドパネルを構成する工程で、第３工程は
、上記フロントパネルに塗装及び印刷の外観仕上げを行
う工程である。第２図はメインパネルとサブパネルのド
ツキング工程を示すものである。第３図の（＆）図はド
ツキング後の状態を示すもので、メインパネルとサブパ
ネルの結合部に溝１Ｃが形成でれ、塗装及び印刷の割れ
をこの溝で吸収させることができる。（ｂ）図は、メイ
ンパネル１ａとサブパネル１ｂの結合部の断面形状を示
すものである。

発明の効果 以上のように本発明は、フロントパネルの外観部を主要
部分であるメインパネルと、それに着脱可能なサブパネ
ルとに分割しかつ結合部に溝が設けられる構成によるこ
とにより外観仕上げ工程において、塗装及び印刷を生地
メインパネルに生地サブパネルをあらかじめ結合させた
状態で行え、メインパネルとサブパネルとの塗装や印刷
の色調の同じにすることが可能にでき外観品質を向上さ
せることができる。また、サブパネルの形状を変えるこ
とにより、新製品への展開を低コストで実現することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例におけるフロントパネルの外観
仕上げ方法の工程を示す流れ図、第２図は本発明の実施
例のメインパネルとサブパネルのドツキング工程を示す
斜視図、第３図（ＩＬ）は第２図のドツキング状態を示
す斜視図で同図中）はメインパネルとサブパネルの断面
図、第４図（ｉＬ）　、　Ｃｂ）は従来のフロントパネ
ルの外観仕上げ工程を示す流れ図及び斜視図、第６図（
＆）　、　（ｂ）は同地の従来例の流れ図及び斜視図、
第６図は第６図のメインパネルとサブパネルの断面図で
ある。 １＆・・・・・・メインパネル、１ｂ・・・・°゛サブ
パネル代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１
名Ｗ＆１図 第２図 第３図 （ｂン

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　フロントパネルの外観を構成するメインパネルと、そ
   れに着脱可能な外観の一部分を構成するサブパネルを別
   体で、かつ両パネルを結合時に結合部に溝が形成される
   ような形状に生地メインパネルおよび生地サブパネルの
   おのおのを成形する工程からなる第１の工程と、生地メ
   インパネルに生地サブパネルを装着し生地フロントパネ
   ルを形成する第２の工程と、上記生地フロントパネルに
   塗装及び印刷等を行う第３の工程により構成されたこと
   を特徴とするフロントパネルの外観仕上げ方法。