JPS6320299A - 放熱量制御装置 - Google Patents

放熱量制御装置

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Publication number
JPS6320299A
JPS6320299A JP61161864A JP16186486A JPS6320299A JP S6320299 A JPS6320299 A JP S6320299A JP 61161864 A JP61161864 A JP 61161864A JP 16186486 A JP16186486 A JP 16186486A JP S6320299 A JPS6320299 A JP S6320299A
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JP
Japan
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liquid
metal layer
temperature
heat
storage container
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Pending
Application number
JP61161864A
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English (en)
Inventor
守昭 塚本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は放熱量制御袋、置に係り、特に人工衛星の内部
温度を一定に保つに好適な放熱制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、第2図(特開昭60−174400号公
報)に示すように人工衛星のパネルに接着された液溜容
器3に密着された金属層4と透明誘電体1に密着された
金属層2との間にスペーサ5によつて隙間が設けられ、
密閉空間7が形成されている。
人工衛星のパネル温度が上昇し液溜容器3の温度が上昇
すると液体6が膨張し、密閉空間7内に占める液体6の
割合が増加し、金属層4から金属層2への熱伝達量が増
加する。この熱エネルギーは透明誘電体1の表面から放
熱され、パネルの温度が一定に保たれる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
液体の熱膨張係数は一般に小さいので、上記従来技術で
は、温度変化に対する制御感度を高めるためには、液溜
容器3の内容積に比較して密室空間7の内容積を極めて
小さくする必要がある。そのため、金属層2と金属層4
の間の隙間を狭くする必要がある。しかし、製作精度上
の限界から隙間を極端には狭くできない。また、あまり
狭くすると透明誘電体1と液溜容器3の熱膨張の差によ
る変形によって、隙間の間隔を保てなくなる。
従って、従来技術では液溜容器3の内容積に比較して密
閉空間7の内容積を十分小さくすることは困難であった
。そのため、温度変化に対する放熱量の制御感度を高く
できず、温度の制御精度が低いという問題があった。
本発明の目的は、温度変化に対する放熱量の制御感度を
高め、温度の制御精度の高い放熱量制御装置を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、ベローズ等の可とう性容器の内部にフレオ
ンや水等の熱媒体を封入した可とう性ヒートパイプを、
液溜容器の内部に設けることにより達成される。
〔作用〕
わずかの温度上昇によって熱媒体の蒸気圧は大きく変化
するため、熱媒体が封入された可とう性ヒートパイプの
体積が増加する。それによって、液溜容器内の液体が密
閉空間に押し出され、密閉空間内に占める液体の増加割
合が、可とう性ヒートパイプがない時に比較して増加す
る。そのため、温度変化に対する放熱量の制御感度が高
くなり、温度の制御精度が高くなる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
第1図において、人工衛星のパネルに接着された液溜容
器3に密着された金属層4と透明誘電体1に密着された
金属層2との間にスペーサ5によって隙間が設けられ、
密閉空間7が形成されている。密閉空間7と液溜容器3
とは連通しており、液溜容器3には液体6(例えば、水
銀)が充填されている。さらに、ベローズ製画どう性容
器の内部に熱媒体9としてプレオンが封入された可とう
性ヒートパイプ8が液溜容器3の内部に設けられている
以下、本実施例の動作を説明する。人工衛星のパネル(
図示せず)の温度が上昇すると、液溜容器3.液体6.
可とう性ヒートパネル8の温度が上昇し、液体6が熱膨
張するとともに、熱媒体9の蒸気圧が上昇して可とう性
ヒートパイプ8の体積が増加する。液体6の熱膨張率は
2 X 10−’/deg程度であるのに対し、可とう
性ヒートパイプ8の体積膨張率は5 X 10−”/d
eg程度と大きC1゜そのため、主としてヒートパイプ
8の体積膨張によって液体6が密閉空間7に流入し、密
閉空間7内に占める液体6の割合が増加し、金属層4か
ら金属層2への熱伝達量が増加する。この熱エネルギー
は透明誘電体1の表面から宇宙空間に放熱され、パネル
の温度が一定に保たれる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、密閉空間7内の液体6の量が液体6の
熱膨張係数の100倍以上大きい可とう性ヒートパイプ
8の体積変化に支配されるので、温度変化に対する放熱
量の制御感度を高くでき、パネル温度の制御精度を高く
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す放熱量制御装置の断面
図、第2図は従来の放熱量制御装置の断・・・金属層、
5・・・スペーサ、6・・・液体、7・・・密閉空間、
8・・・可とう性ヒートパイプ、9・・・熱媒体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、放熱すべきパネルに熱的に接着された液溜容器と、
    該液溜容器に密着された金属層と透明誘電体に密着され
    た金属層との間に設けられた密閉空間とよりなる放熱量
    制御装置において、該液溜容器の内部に可とう性を有す
    るヒートパイプを設けたことを特徴とする放熱量制御装
    置。
JP61161864A 1986-07-11 1986-07-11 放熱量制御装置 Pending JPS6320299A (ja)

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JP61161864A JPS6320299A (ja) 1986-07-11 1986-07-11 放熱量制御装置

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JP (1) JPS6320299A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04143263A (ja) * 1990-10-04 1992-05-18 Daido Sanso Kk 硬質オーステナイト系ステンレスねじおよびその製法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04143263A (ja) * 1990-10-04 1992-05-18 Daido Sanso Kk 硬質オーステナイト系ステンレスねじおよびその製法

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