JPS63200727A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、鉛蓄電池などの充電式の電源と、−般の商用
電源と両方の電源で使用可能な小型の電気掃除機に関す
るものである。

従来の技術 従来、この種の電気掃除機では、第５図に示すような方
式が一般的であった。モータ１の内部に交流用の巻線１
ａと直流低圧用の巻線１ｂとを設け、交流用巻線１ａに
は１００ｖをそのまま印加し、直流用巻線１ｂには電池
２の電圧を印加して、スイッチ３でそれらを切換えてい
た。４は直流用巻線１ｂへの電圧供給系統の一部に設け
られたパワー制限用の抵抗である。電池２を充電すると
きは、トランス５の出力を整流器６で直流に変換したの
ち、充電制御回路７を介して充電を行うものであった・ 発明が解決しようとする問題点 このような従来の方式では、モータ１の構成として２個
の巻線と２個の整流子を備えねばならず、モータ１が大
型でかつ重量の大きいものなってしまい、掃除機全体が
重く、大きな使用性のよくないものなってしまう問題点
があった。また、ＡＣｌｏｏＶのラインをモータ１に直
接印加するために、絶縁距離などの制限がきびしく、電
気用品の規格も取得しなければならないなど、構成が複
雑なものとなっていた。

本発明は、上記問題点を解決するもので、簡単な構成で
、充電式と交流式の両方に使用でき、かつ充電式の特徴
を生かした小型で軽量な、使用性にすぐれた電気掃除機
を提供することを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、トランスと整流
器とを用いて直流電源をつくり、その直流電源で充電制
御回路を通して２次電池を充電し。

その電池を電力源としてファンモータを回転させる電気
掃除機で、電池とファンモータの間に２系統を設け、そ
のうちの一方には抵抗を挿入して、ファンモータのパワ
ーを強弱の２段階に切換えるスイッチを設け、さらに、
前記整流器を直接に前記ファンモータへ接続する別系統
を設け、この別系統途中に別のスイッチを設け、前記別
系統によす前記整流器の出力で直接ファンモータを回転
させたときに、前記電池の場合の強と弱のパワーの中間
のパワーを得るように構成したものである。

さらに本発明は、整流器を充電用整流器と放電用整流器
の２種類設け、かつトランスの２次巻線を充電用巻線と
放電用巻線の２種類設け、充電用巻線は、前記放電用巻
線に付加してこの放電用巻線よりも細い線を巻き足し、
充電用整流器に接続した構成とし、前記放電用巻線に接
続した放電用整流器を直接にファンモータへ接続する別
系統を設け、この別系統途中に別のスイッチを設け、前
記放電用整流器の出力で直接ファンモータを回転させた
とき１．前記電池の場合の強と弱のパワーの中間のパワ
ーを得るように構成したものである。

作用 本発明は上記した構成により、電池を用いての運転のみ
でなく、電池がなくなった場合などに、充電用のトラン
スを用いて、交流電源から直接モーターを回転させるこ
とにより電気掃除機の使用性を向上することができる。

さらには、その際に、放電用の電圧は、充電用の電圧よ
りも低くなるので、その分、太い線を少なく巻いて放電
用巻線を構成し、小型で軽量にでき、電気掃除機の使用
性をさらに向上することができる。

実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の電気掃除機の回路の一実施例を示す、
第１図において、１１は商用電源からの電圧降下用のト
ランス、１２は２次巻線、１３は整流器で、直流電源を
構成している。１４は充電制御回路で、整流器１３の直
流出力を受けて電池１５の充電を行うものである。また
、電池１５はスイッチ１６および１７を介してファンモ
ータ１８へ接続され、スイッチ１６を閉じると電池１５
のパワーは全てファンモータ１８へ供給されるので、フ
ァンモータ１８は強のパワーで回転し、スイッチ１７を
閉じると電池１５のパワーが抵抗１９で制限されてファ
ンモータ１８へ供給されるので、ファンモータ１８は弱
のパワーで回転する。一方、整流器１３の出力はもう１
つのスイッチ２０を介してファンモータ１８へ供給され
る。

上記の構成において、動作を説明する。電池１５を充電
しているときの２次巻線１２の出力電圧は。

少なくとも電池１５の電圧以上は必要であって、そのと
きの電流は比較的小電流で十分である。また。

トランス１１で直接ファンモータ１８へ電力を供給して
いるときの２次巻線１２の出力電圧は強と弱の中間のパ
ワーを供給するため、電池１５の電圧よりも低い値、つ
まり充電時の電圧よりも低い値となり。

逆に電流は大きな、たとえば数Ａ程度の電流が必要とな
る。この様子を示したのが第２図である。

第２図は第１図のトランス１１の出力電圧−電流特性を
示すグラフで、ｖｌ、ｉｆは充電時の出カポインドを示
し、ｖ２．ｉ２は放電時のポイントを示している。この
ような特性はトランスの巻線のターン数および線径など
により設計的に決定できるものであり、このようなトラ
ンス１１によりファンモータ１８の回転を可能にすれば
、電気掃除機の使用性を大いに向上させることができる
。

第３図は本発明の電気掃除機の回路の他の実施例を示す
、第３図において、２１は商用電源からの電圧降下用の
トランス、２２は放電用巻線、２３は充電用巻線、２４
は充電用整流器、２５は放電用整流器である。２６は充
電制御回路で、充電用整流器２４の直流出力を受けて電
池２７への充電を行うものである。また、電池２７はス
イッチ２８および２９を介してファンモータ３０へ接続
され、スイッチ２８を閉じると電池２７のパワーは全て
ファンモータ３０へ供給されるので、ファンモータ３０
は強のパワーで回転し、スイッチ２９を閉じると電池２
７のパワーが抵抗３１で制限されてファンモータ３０へ
供給されるので、ファンモータ３０は弱のパワーで回転
する。一方、放電用巻線２２の出力を放電用整流器２５
で整流して得られた直流出力は、スイッチ３２を介して
ファンモータ３０へ供給される。

上記の構成において、動作を説明する。充電用巻線２３
の出力電圧は少なくとも電池２７の電圧以上は必要であ
って、電流はたとえばＩＡＡ程度比較的小電流ですむた
め、充電用巻線２３は細い線径による多くの巻き数を必
要とする。一方、放電用巻線２２の出力はファンモータ
３０を、電池２フで回転させる場合の強と弱の中間のパ
ワーを供給するため、電圧は電池２７の電圧よりも低い
電圧、つまり充電用巻線２３の出力電圧よりも低い電圧
となる。そして電流はファンモータ３０を回転させるた
めに、たとえば数Ａ程度の比較的大電流で、充電用巻線
２３の出力電流よりも大きい電流が必要となるため、放
電用巻線２２は充電用巻線２３よりも太い線径による少
ない巻数の巻線が必要となる。

ここでトランス２１は、放電用巻線２２を巻いたのちに
、電圧の不足する分だけ充電用巻線２３を巻き足した形
の構成とすることにより、トランス２１を小さくまとめ
ることができる。また、電池が放電してしまっている場
合でも、トランス２１から放電用整流器２５を介して直
接ファンモータ３０を回転することができるので、電気
掃除機の使用性を大きく向上することができる。

第４図は第３図のトランス２１の出力電圧−電流特性を
示すグラフで、ｉｌ、ｖｌのポイントが充電の場合の電
流、電圧のポイントであり、１２゜ｖ２のポイントが放
電の場合の電流、電圧のポイントである。またライン３
３は充電用巻線の電圧−電流特性、ライン３４は放電用
巻線の電圧−電流特性を示し、図かられかるように、２
つの異なる巻線を巻き足しているため、ライン３３とラ
イン３４は同一のラインにはならない、しかし、そのこ
とにより、それぞれに最適な、必要なだけの巻線を構成
できるので、トランスを小型で、軽量なものとすること
ができる。

発明の効果 以上本発明によれば、充電用のトランスを用いて、その
トランス出力の可能な範囲でファンモータを直接駆動す
ることにより、もし電池の充電が切れてしまったような
場合でも、電気掃除機を使用することができ、使用性の
向上には大なる効果が得られる。

さらに本発明によれば、トランスを２種類の巻線を巻き
足す構成で、小さくまとめたことにより、充電用の電源
に加えて、交流電源からもファンモータを回転させるこ
とができるので、簡単な構成で、充電式と交流式の両方
に使用でき、かつ充電式の特徴を生かした小型で軽量な
、使用性にすぐれた電気掃除機が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電気掃除機の回路図、
第２図は同電気掃除機のトランスの電圧−電流特性を示
すグラフ、第３図は本発明の他の実施例を示す電気掃除
機の回路図、第４図は同電気掃除機のトランスの電圧−
電流特性を示すグラフ、第５図は従来の電気掃除機の回
路図である。 １１・・・トランス、１２・・・２次巻線、１３・・・
整流器、１４・・・充電制御回路、１５・・・電池、１
６．１７・・・スイッチ。 １８・・・ファンモータ、２０・・・スイッチ、２１・
・・トランス、２２・・・放電用巻線、２３・・・充電
用巻線、２４・・・充電用整流器、２５・・・放電用整
流器、２７・・・電池、２８．２９・・・スイッチ、３
０・・・ファンモータ、３２・・・スイッチ。 代理人　　　森　　本　　義　　弘 ％　％句逼さ 〉□ ト

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、トランスと整流器とを用いて直流電源をつくり、そ
   の直流電源で充電制御回路を通して２次電池を充電し、
   その電池を電力源としてファンモータを回転させる電気
   掃除機であって、電池とファンモータの間に２系統を設
   け、そのうちの一方には抵抗を挿入して、ファンモータ
   のパワーを強弱の２段階に切換えるスイッチを設け、さ
   らに、前記整流器を直接に前記ファンモータへ接続する
   別系統を設け、この別系統途中に別のスイッチを設け、
   前記別系統により前記整流器の出力で直接ファンモータ
   を回転させたときに、前記電池の場合の強と弱のパワー
   の中間のパワーを得るように構成した電気掃除機。 ２、トランスと充電用整流器とを用いて直流電源をつく
   り、その直流電源で充電制御回路を介して２次電池を充
   電し、その電池を電力源としてファンモータを回転させ
   る電気掃除機であって、電池とファンモータの間に２系
   統を設け、そのうちの一方には抵抗を挿入して、ファン
   モータのパワーを強弱の２段階に切換えるスイッチを設
   け、前記トランスの２次巻線を充電用巻線と放電用巻線
   の２種類設け、前記充電用巻線は、前記放電用巻線に付
   加してこの放電用巻線よりも細い線を巻き足し、前記充
   電用整流器に接続した構成とし、前記放電用巻線に接続
   した放電用整流器を直接に前記ファンモータへ接続する
   別系統を設け、この別系統途中に別のスイッチを設け、
   前記放電用整流器の出力で直接ファンモータを回転させ
   たときに前記電池の場合の強と弱のパワーの中間のパワ
   ーを得るように構成した電気掃除機。