JPS6319538Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6319538Y2
JPS6319538Y2 JP7419183U JP7419183U JPS6319538Y2 JP S6319538 Y2 JPS6319538 Y2 JP S6319538Y2 JP 7419183 U JP7419183 U JP 7419183U JP 7419183 U JP7419183 U JP 7419183U JP S6319538 Y2 JPS6319538 Y2 JP S6319538Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turbine housing
exhaust
turbocharger
exhaust pipe
turbine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7419183U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59179221U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7419183U priority Critical patent/JPS59179221U/ja
Publication of JPS59179221U publication Critical patent/JPS59179221U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6319538Y2 publication Critical patent/JPS6319538Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Supercharger (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はターボ過給機付エンジンの排気装置に
関し、とくにタービンハウジングと排気管との連
結部分の構造の改良に関するものである。
(従来技術) 従来から、排気系に配置されて排気ガス流によ
り駆動されるタービンと、吸気系に配置されて回
転軸を介してタービンに連結されたコンプレツサ
ーとを備え、吸気を過給するようにしたターボ過
給機が知られている。このターボ過給機を取付け
る場合、排気ガスの洩れは確実に防止する必要が
あるため、通常、ターボ過給機の排気タービンを
排気マニホールドにボルト等で固着連結するとと
もに、該タービンハウジングに排気管を固着連結
して、排気管がタービンハウジングに支承される
ようにしていた。しかしこの構造では、排気管か
ら荷重がタービンハウジングに加わるため、ター
ビンハウジングの変形によりその内面にタービン
がつかえて回転しなくなつたり、これらが損傷し
たりするおそれがあつた。
このような問題の対策として、実開昭57−
117716号公報にみられるように、排気マニホール
ドとタービンハウジングとの間、およびタービン
ハウジングと排気管との間にそれぞれ、蛇腹状の
フレキシブル配管を接続し、この配管の変形によ
つて荷重等を吸収しようとしたものがある。しか
し、上記フレキシブル配管は高価であり、しかも
振動によつて亀裂が生じ易く、耐久性に乏しいと
いう欠点があつた。
(考案の目的) 本考案はこのような事情に鑑み、排気管から荷
重がタービンハウジングに伝わることを防止し
て、ターボ過給機の故障や損傷を防止し、しか
も、連結部分の構造が簡単で耐久性に富み、か
つ、連結部分に生ずる応力がターボ過給機に悪影
響を及ぼさないような装置を提供することを目的
とするものである。
(考案の構成) 本考案のターボ過給機付エンジンの排気装置
は、ターボ過給機のタービンハウジングとターボ
過給機下流の排気管とをフレキシブルジヨイント
により連結したもので、該フレキシブルジヨイン
トは、球面状の外周面を有する雄型シール部と、
該雄型シール部の外周面に対応した球面状の内周
面を有する雄型シール部と、両シール部を圧接状
態に保つ弾性部材とからなつて、両シール部が球
面接触状態で互いに動くことのできる構造として
いる。そして、該フレキシブルジヨイントの雌型
シール部をタービンハウジングに設け、雄型シー
ル部を排気管側に設けることにより、この部分に
生じる応力がタービンハウジング側に内向きに作
用しない構造としている。
(実施例) 第1図において、1はエンジン本体、2は吸気
マニホールド、3は排気マニホールド、4はター
ボ過給機である。該ターボ過給機4のケーシング
は、排気系に配置されるタービンハウジング5
と、吸気系に配置されるコンプレツサーハウジン
グ6と、これらの間のベアリングハウジング7と
で構成されている。上記コンプレツサーハウジン
グ6には、ある程度の可撓性を有する連通管8を
介して吸気マニホールド2が接続されている。ま
た、ベアリングハウジング7にはオイル供給用パ
イプ9およびオイルパン10へのオイル排出用パ
イプ9′が接続され、これらはゴムパイプなどで
形成されている。
タービンハウジング5は、その上流端部が排気
マニホールド3の集合部にフランジ11を介して
ボルト結合され、このタービンハウジング5の下
流端にはフレキシブルジヨイント15を介して排
気管12が相対移動可能に連結されている。13
は排気管12に組込まれた触媒装置である。
第2図はタービンハウジング5と排気管12と
の連結部分の構造を詳しく示すもので、タービン
ハウジング5は、タービンブレード50を囲繞す
るノズル部5aと、その上流においてタービンブ
レード50の周囲に形成された排気導入空間5b
と、ノズル部5aから下流側に突出する管状の排
気導出部5cとを備えている。そして、上記排気
導入空間5bが排気マニホールド3に連通し、排
気ガスがこの空間5bから上記ノズル部5aに送
られてここを通過するときタービンブレード50
が駆動されるようになつており、駆動効率を良好
にするためノズル部5aの内周面はタービンブレ
ード50に微少間隙で近接するように構成されて
いる。
前記フレキシブルジヨイント15は、タービン
ハウジング5の排気導出部5cの下流側端部に設
けた雌型シール部16と、排気管12の上流側端
部に設けた雄型シール部17と、両シール部1
6,17を球面接触状態に保つ弾性部材としての
スプリング18およびボルト19等で構成されて
いる。上記雄型シール部17は排気管12の先端
外周面を球面状とすることにより形成され、雌型
シール部16は、上記排気導出部5cの先端部を
フレア加工してその内面を雄型シール部17に対
応する球面とすることにより形成されている。ま
た、上記排気導出部5cの先端と排気管の先端近
傍部とにそれぞれフランジ20,21が連設さ
れ、周方向の適宜数箇所において両フランジ2
0,21を貫通するボルト19…とスプリング1
8…とにより、弾性的に両フランジ20,21が
結合されている。こうして、両シール部16,1
7が、圧着状態に保たれながら互いにずれ動くこ
とができるように構成されている。
この排気装置においては、排気管12に荷重が
作用しても、前記フレキシブルジヨイント15に
よつて曲げ荷重が吸収され、タービンハウジング
5側に伝わらない。また、上記フレキシブルジヨ
イント15は、従来用いられている蛇腹状のフレ
キシブル配管よりも安価に製作することができ、
かつ、シール部16,17が球面接触状態でずれ
動くだけなのでこの部分に亀裂等が生じることは
なく、耐久性にも富む。
また、上記フレキシブルジヨイント15のシー
ル部16,17は互いに圧接し合うので、これに
よつて応力が発生するが、この応力によつてもタ
ービンハウジング5に悪影響が生じないようにし
ている。つまり、第1図に示したように触媒装置
13は高い浄化性能を得るためエンジン本体1に
近い位置に置きたいという要求があり、こうする
と、タービンハウジング5のノズル部5aとフレ
キシブルジヨイント15との距離も短くなるの
で、どうしても上記シール部16,17に発生す
る応力がノズル部5aに及ぶことになる。この場
合に、もし雄型シール部17をタービンハウジン
グ5側に配置すると、雄型シール部17は内向き
の力を受けるため、この力が上記ノズル部5aに
も及んでノズル部5aが内方に絞られるように変
形し、とくに排気温度が高くなると、このような
変形が生じ易くなる。その結果、上記ノズル部5
aの内面にタービンブレード50が接触し、回転
しなくなるという問題が生じる。これに対し、前
記のように、雌型シール部16をタービンハウジ
ング5側に配置しておけば、雌型シール部16は
外向きの力を受けるため、タービンハウジング5
のノズル部5aを絞るような力が作用することは
なく、従つてノズル部5aの内面にタービンブレ
ード50が当ることはない。そして、排気温度が
低い低負荷運転時等にはノズル部5aの変形は小
さいためタービンブレード50との間隙を微少に
保つて過給効率を低下させることはなく、また排
気温度が高い高負荷運転時等にはノズル部5aが
拡開する状態に変形するが、このときには総排気
量が多いためノズル部5aの内面とタービンブレ
ード50との間から排気が多少逃げても充分なタ
ービン駆動力は得られることとなる。
(考案の効果) 以上のように、本考案装置は、ターボ過給機の
タービンハウジングとその下流の排気管とを、雄
型シール部と雌型シール部とが球面接触した構造
のフレキシブルジヨイントにより連結しているた
め、排気管からの荷重がタービンハウジングに加
わることを防止してターボ過給機の損傷、故障を
防止することができ、しかも、連結部分の構造が
簡単であつて耐久性にも富む。また、上記フレキ
シブルジヨイントの雌型シール部をタービンハウ
ジング側に設けているので、シール部に生じる応
力によつてターボ過給機に悪影響を及ぼすという
こともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の実施例を示す全体正面
図、第2図は要部の拡大断面図である。 3……排気マニホールド、4……ターボ過給
機、5……タービンハウジング、12……排気
管、15……フレキシブルジヨイント、16……
雌型シール部、17……雄型シール部、18……
スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ターボ過給機のタービンハウジングとターボ過
    給機下流の排気管とをフレキシブルジヨイントに
    より連結し、該フレキシブルジヨイントは、球面
    状の外周面を有する雄型シール部と、該雄型シー
    ル部の外周面に対応した球面状の内周面を有する
    雌型シール部と、両シール部を圧接状態に保つ弾
    性部材とからなり、上記雌型シール部をタービン
    ハウジング側に設け、雄型シール部を排気管側に
    設けたことを特徴とするターボ過給機付エンジン
    の排気装置。
JP7419183U 1983-05-17 1983-05-17 タ−ボ過給機付エンジンの排気装置 Granted JPS59179221U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7419183U JPS59179221U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 タ−ボ過給機付エンジンの排気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7419183U JPS59179221U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 タ−ボ過給機付エンジンの排気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59179221U JPS59179221U (ja) 1984-11-30
JPS6319538Y2 true JPS6319538Y2 (ja) 1988-06-01

Family

ID=30204287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7419183U Granted JPS59179221U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 タ−ボ過給機付エンジンの排気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59179221U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004109174A1 (ja) * 2003-05-26 2004-12-16 Toki Engineering Co., Ltd. 管継手
JP6457977B2 (ja) * 2016-06-28 2019-01-23 本田技研工業株式会社 タービン

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59179221U (ja) 1984-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2079910B1 (en) Ring seals for gas sealing and vibration damping
US8590944B2 (en) Band clamp having radial alignment feature
US4503680A (en) Attachment for exhaust pipe
JPWO2012131997A1 (ja) ターボチャージャ
SE510224C2 (sv) Avgasgrenrör fär en turboladdad förbränningsmotor
JPS6319538Y2 (ja)
EP3032042B1 (en) Turbine exhaust seal
US10844984B2 (en) Flange fastening structure
EP3045673B1 (en) Exhaust turbine assembly
EP1574681A1 (en) Exhaust turbine with down-pipe diffuser
JP2833294B2 (ja) 排気部材接合装置
JP3649300B2 (ja) 排気タービン過給機
CN216841988U (zh) 一种发动机及其涡轮增压器和中冷器的连接管路
US10865703B2 (en) Conduit connection assembly with pressure relief
JPS59211718A (ja) タ−ボ過給機付エンジンの排気装置
CN217999748U (zh) 涡轮增压进气装置、发动机、混合动力总成及车辆
CN101182822A (zh) 相继增压柴油机多功能集成进气箱
JPH0219544Y2 (ja)
CN219081696U (zh) 一种双进气涡轮增压器及v型发动机
JPS6114573Y2 (ja)
JPS6245046Y2 (ja)
JPS6339371Y2 (ja)
JPH0874570A (ja) 排気マニホルドとターボ過給機との連結構造
JP3273337B2 (ja) 過給機付エンジン
EP0765434B1 (en) Turbocharged combustion engine