JPS63194128A - 燃焼器ライナの熱遮蔽構造 - Google Patents

燃焼器ライナの熱遮蔽構造

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JPS63194128A
JPS63194128A JP2363387A JP2363387A JPS63194128A JP S63194128 A JPS63194128 A JP S63194128A JP 2363387 A JP2363387 A JP 2363387A JP 2363387 A JP2363387 A JP 2363387A JP S63194128 A JPS63194128 A JP S63194128A
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JP
Japan
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ceramic block
liner
support groove
memory alloy
shape memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP2363387A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Fukuda
清 福田
Bunji Ishii
石井 文治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はセラミックス製のガスタービン燃焼器等に用い
られる燃焼器ライナの熱遮蔽構造に係り、特に燃焼器ラ
イナのライナ間の熱遮蔽構造に関する。
(従来の技術) 一般に、ガスタービン発電プラントに用いられるガスタ
ービンはタービン入口)温度を上界させるとタービン熱
効率が向上することが知られている。このタービン熱効
率を向上させるためにタービン入口温度の上昇が図られ
ており、このタービン入口温度の上昇はガスタービン燃
焼器の出口温度を上昇させることにより行なわれる。ガ
スタービン燃焼器の出口温度を上昇させるために、ガス
タービン燃焼器には高温領域において高強度で耐熱性・
耐食性に優れた材料の開発が望まれている。
従来のガスタービン燃焼器には耐熱性超合金材料が使用
されていたが、近年耐熱性超合金より耐熱性が優れたセ
ラミックスが開発され、注目されている。セラミックス
は高温領域において高強度で高耐食性があり、しかも軽
聞でto膨張係数が小さい特性を有することから種々の
分野に利用されつつある。セラミックスはガスタービン
のような高温腐食環境下でしかも高い応力が作用する構
造部材に適している。この適性からセラミックスはガス
タービン燃焼器のライナ内筒のように高熱に暴露される
壁面に利用されており、ライナ内筒の壁面をセラミック
スブロックにより内側から被覆°してライナ内筒壁面を
高温から保護して橢械的強度を維持している。
その場合、セラミックスブロックはガスタービン燃焼器
のライナ内筒に取付ガタが少なく、精度よく取付けられ
る必要があるが、このためにはライナ内筒に形成された
支持溝とヒラミックスブロックの取付脚との寸法粘度を
厳しく管理しなければならない。
しかしながら、実際にはセラミックスブロックの取付脚
とライナ内筒の支持溝との寸法精度を)農1足させるこ
とが困難であり、セラミックスブロックを支持溝に嵌挿
させることができなかったり、嵌挿させても大きな取付
ガタが生じる場合が多い。
実開昭57−127162号公報にはライナ内筒の高熱
暴露壁面に取付溝を設Gノ、この取付溝にセラミックス
ブロックを嵌め込むようにしたガスタービン燃焼器が開
示されている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のガスタービン燃焼器においては、ライナ内筒の高
熱暴露壁面に形成された支持溝に嵌入できる特定のセラ
ミックスブロックを多数のセラミックスブロックの中か
ら選択して組み立てる必要があり、セラミックスブロッ
クの組立操作が非常に煩雑で多大な時間と労力を要して
いた。
また、ライナ内筒を構成する金属体とセラミックスブロ
ックとの間には熱膨張係数に差があるため、正確に嵌め
込んでも熱が加えられたとき、セラミックスより熱膨張
係数の大きな金属体の熱膨張によって取付けにガタが生
じたり、またガスタービンの運転、停止などの熱サイク
ルによる熱膨張差に起因してセラミックスブロックは応
力的な制約を受り、強固に固定されて動き得ない状態が
生じるため、破損する恐れがあった。
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、ライ
ナ筒の壁面を覆うセラミックスブロックの組立てを簡素
化するとともに熱膨張差に起因する取付ガタの発生など
を有効的に防止した燃焼器ライナの熱遮蔽構造を提供す
ることを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る燃焼器ライナの熱遮蔽構造は、燃焼器ライ
ナのライナ筒内に燃焼室を画成する一方、上記ライナ筒
は高熱暴露壁面に支持溝を形成し、この支持溝にセラミ
ックスブロックの取付脚を嵌挿させ、上記高熱暴露壁面
をセラミックスブロックで被覆して熱的に保護した燃焼
器ライナの熱遮蔽構造において、前記支持溝の溝底と取
付脚との間に間隙を形成し、この間隙に高温時に湾曲形
状に形状回復可能な形状記憶合金を配設し、この形状記
憶合金により高温時支持溝と取付脚とを密着させて一体
化したものである。
(作用) このガスタービン燃焼器等の燃焼器ライナの熱遮蔽構造
はライナ筒の高温暴露壁面に支持溝を形成し、この支持
溝に嵌合されるセラミックスブロックの取付脚と支持溝
との間に間隙を形成したから支持溝へのセラミックスブ
ロックを簡単かつ容易に嵌合させることができ、また、
支持溝と取付脚との間に高温時に湾曲面形状に形状回復
可能な形状記憶合金を介在させたので、運転により加熱
されると形状記憶合金は湾曲面を形成してセラミックス
ブロックを押圧し、支持溝に密着させ、一体化させる。
このため、燃焼器ライナの組立時の煩雑さや熱膨張差に
起因する取付ガタの発生を有効的に防止することができ
る。
(実施例) 以下、本発明に係る燃焼器ライナの熱遮蔽構造の一実流
例について添付図面を参照して説明する。
第2図はガスタービン燃焼器を備えたガスタービン発電
プラントのガスタービン1を示しており、このガスター
ビン1と同軸に圧縮機2が設けられている。この圧縮機
2から吐出された圧縮空気は複数台のセラミックス製ガ
スタービン燃焼器3に案内され、ここで燃料と混合され
て燃焼せしめられる。ガスタービン燃焼器3はガスター
ビン1のタービン入口側に対向してIHされ、ガスター
ビン燃焼器3内で燃焼された燃焼ガスはトランジション
ピース4を介してガスタービン1に導かれ、このガスタ
ービン1を駆動させて仕事をするようになっている。
ガスタービン燃焼器3は燃焼器ライナがライナ外筒5と
ライナ内筒6とから二重筒構造に構成され、その間に圧
縮機2からの吐出空気を案内する空気流路7が形成され
る。ライナ内筒6には圧縮空気と燃料との混合気を燃焼
させる燃焼室8が画成される。
ライナ内筒6は第1図および第3図に示すように形成さ
れ、外筒を構成する金属筒10に周方向に分割された複
数の支持ブロック11が固定ねじ12等により固定され
る。支持ブロック11は金属筒10の軸方向に延びる一
方、各支持ブロック11の内表面は高熱暴露壁面として
形成される。
上記支持ブロック11の内表面側には長手方向く周方向
でもよい。)に延びる楔形状の支持溝13が形成され、
この支持溝13に対応楔形状を有するセラミックスブロ
ック14の取付脚15が遊1釈される。セラミックスブ
ロック14はライナ内筒16の高熱暴露壁面を内側から
仝而にわたって覆っており、高熱暴露壁面に伝達される
熱を遮断し、ライナ内筒の機械的強度を保証している。
また、セラミックスブロック14は第4図に示すように
、丁形状にブロック成形され、このセラミックスブロッ
ク14の取付脚15と支持溝13の溝底との間に間隙が
形成される。この間隙にプレート状の形状記憶合金17
が配設される。形状記憶合金17は好ましくは支持溝1
3の溝底形状に対応する曲面を有するように成形され、
例えば常温でなめらかな凹曲面あるいは平面を有するよ
うに成形される。
形状記憶合金17はf’4i−Ti系材料で形成され、
全体が例えば500℃で1分間高温加熱されると、第5
図に実線で示1湾曲凸状曲面形状に形状回復され、この
形状回復により、セラミックスブロック14の取付1M
1115を押上げ、取付脚15の側面を支持溝13に密
着させ、両者を一体化させる。すなわち、プレート状の
形状記憶合金17は高温時にセラミックスブロック14
の取付脚15を押上げるように形状記憶させる。
形状記憶合金17に形状記憶させるには1、Ni−Ti
系素材を湾曲凸状曲面形状に成形した侵、この湾曲面形
状に例えば300℃で1時間保持し、その後室温まで冷
却させることにより行なわれる。
形状記憶合金は形状回復時に上述した形状変形が得られ
るものであれば、他の合金材料であってもよい。
次に、ガスタービン燃焼器の作用について説明する。
圧縮機2から吐出された圧縮空気はライナ外筒5とライ
ナ内筒6の間の環状空気流路7を案内され、途中で燃料
と混合せしめられて燃焼室8に導かれ、燃焼せしめられ
る。燃焼による燃焼ガスta燃焼室からトランジション
ピース4を経てガスタービン1に導入され、このガスタ
ービン1を駆動さけて仕事をする。
ガスタービン燃焼器3は混合気が燃焼室8内で燃焼せし
められると、燃焼室8内は高dシになる。
しかし、このガスタービン燃焼器3においては、ライナ
内筒6内に形成される楔形状の支持溝13とセラミック
スブロック14の取付脚15との問にプレート状の形状
記憶合金17を配設し、この形状記憶合金17は高温に
なると湾曲凸曲面形状に形状回復してセラミックスブロ
ック14の取付脚15を押上げ、取付脚15側面を支持
溝13に密着させ、一体化させる。このため、運転時に
セラミックスブロック14を支持溝13に取付ガタを起
こすことなく安定的に固定させることができる。
また、セラミックスブロック14の取付脚15は支持溝
13に遊嵌させるだけでよいから、セラミックスブロッ
ク14の組立てが簡単かつ容易になり、B素化されると
ともに、取付脚15と支持溝13との間に厳密な寸法精
度が要求されないから、製作コストが安価になる。
さらに、支持溝13内に形状記憶合金17が配設されて
いるので、金属材料で形成された支持プロツク11とセ
ラミックスブロック14との熱膨張差に起因する取付ガ
タがなくなり、セラミックスブロック14を支持ブロッ
ク11の支持溝13に安定的に固定させることができる
なお、一実施例では本発明をガスタービン燃焼器に適用
した例について説明したが、高温暴露壁面をセラミック
スで覆うものであれば一般の燃焼器等の全てのセラミッ
クス取付構造に適用することができる。また、形状記憶
合金はプレート状に限定されず、棒状であっても他の形
状であってもよい。
〔発明の効果〕
以上に述べたように本発明に係る燃焼器ライナの熱遮蔽
構造においては、ライナ筒の高温暴露壁面に支持溝を形
成し、この支持溝にセラミックスブロックの取付脚を嵌
挿させるとともに、上記支持溝の溝底と取付脚との間に
間隙を形成し、この間隙に高温時に湾曲面形状に形状回
復可能な形状記憶合金を配設し、この形状記憶合金によ
り、高温時支持溝と取付脚とを密着させて一体化したの
で、セラミックスブロックの組み込みが極めて簡単かつ
容易になり、安定したセラミックスブロックの固定が確
保されるので、熱膨張差に起因するセラミックスブロッ
クの取付ガタの発生を有効的にしかも確実に防止でき、
セラミックスブロックの長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る燃焼器ライナの熱遮蔽構造の一実
施例を示す断面図、第2図は上記燃焼器ライナをガスタ
ービン燃焼器に適用したガスタービン発電プラントを部
分的に示す図、第3図は第1図に示された燃焼器ライナ
のライナ筒の拡大部分断面図、第4図は上記ライナ筒内
に組み込まれるセラミックスブロックを示す斜視図、第
5図はセラミックスブロックをaI湿温時安定的に保持
するプレート状形状記憶合金を示す斜視図である。 1・・・ガスタービン、2・・・圧縮機、3・・・ガス
タービン燃焼器、4・・・トランジションピース、5・
・・ライナ外筒、6・・・ライナ内筒(ライナ筒)、1
0・・・金li!筒、11・・・支持ブロック、13・
・・支持溝、14・・・セラミックスブロック、15・
・・取付脚、17・・・形状記憶合金。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、燃焼器ライナのライナ筒内に燃焼室を画成する一方
    、上記ライナ筒は高熱暴露壁面に支持溝を形成し、この
    支持溝にセラミックスブロックの取付脚を嵌挿させ、上
    記高熱暴露壁面をセラミックスブロックで被覆して熱的
    に保護した燃焼器ライナの熱遮蔽構造において、前記支
    持溝の溝底と取付脚との間に間隙を形成し、この間隙に
    高温時に湾曲形状に形状回復可能な形状記憶合金を配設
    し、この形状記憶合金により高温時支持溝と取付脚とを
    密着させて一体化したことを特徴とする燃焼器ライナの
    熱遮蔽構造。 2、形状記憶合金は支持溝の溝底形状に沿うようにプレ
    ート状に成形された特許請求の範囲第1項に記載の燃焼
    器ライナの熱遮蔽構造。 3、ライナ筒は金属筒の内周側に周方向に複数の支持ブ
    ロックが固定され、上記支持ブロックに支持溝が形成さ
    れた特許請求の範囲第1項に記載の燃焼器ライナの熱遮
    蔽構造。 4、支持溝とセラミックスブロックの取付脚とはそれぞ
    れ対応する楔形状に形成され隣接するセラミックスブロ
    ックを密着させて保持する特許請求の範囲第1項に記載
    の燃焼器ライナの熱遮蔽構造。
JP2363387A 1987-02-05 1987-02-05 燃焼器ライナの熱遮蔽構造 Pending JPS63194128A (ja)

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JP2363387A JPS63194128A (ja) 1987-02-05 1987-02-05 燃焼器ライナの熱遮蔽構造

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ID=12115986

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2773850A1 (fr) * 1998-01-16 1999-07-23 Daimler Benz Ag Chambre de combustion pour un moteur de forte puissance et tuyeres

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2773850A1 (fr) * 1998-01-16 1999-07-23 Daimler Benz Ag Chambre de combustion pour un moteur de forte puissance et tuyeres

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