JPS631940A - コヒ−レンス長測定装置 - Google Patents

コヒ−レンス長測定装置

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JPS631940A
JPS631940A JP14582786A JP14582786A JPS631940A JP S631940 A JPS631940 A JP S631940A JP 14582786 A JP14582786 A JP 14582786A JP 14582786 A JP14582786 A JP 14582786A JP S631940 A JPS631940 A JP S631940A
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則雄 荒川
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隆弘 山口
Naoharu Niki
尚治 仁木
Shinichi Watanabe
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野−」 この発明は例えば光信号を干渉させてそのコヒーレンス
長を測定するコヒーレンス長測定装置に関する。
「従来の技術」 いわゆるコンパクトディスクやレーザーティスフ、また
光ディスクなどのディスク−にの情報を読取るために半
導体レーザーなどの光が用いられている。その光源はデ
ィスク面からの反射光によって不安定になるおそれがあ
るが、その光源の光のコヒーレンス長が大きい程不安定
となる。このためコヒーレンス長を測定する必要がある
従来、光のコヒーレンス長を測定する装置としては、時
間的コヒーレンス長を測定するために第6図に示すもの
が用いられていた。即ちレーザーダイオードなどの光源
11からの被測定光は、マイケルソン干渉計などの光干
渉計に入射される。
即ち光源11からの光はビームスプリッタ−12に入射
され、そのビームスプリンター】2の透過光は固定反射
鏡13に入射され、その反射光はビームスプリッタ−1
2に戻り、またビームスプリンター12で分割反射され
た他方の光は可動反射鏡14に入射され、可動反射鏡1
4よりの反射波と固定反射鏡13よりの反射波とがビー
ムスプリッタ−12で合成されて干渉波が得られる。そ
の干渉波は光検出−器15に入射されて電気信号に変換
され、その電気信号の包絡線が包絡線検波器16で検波
される。この干渉波の時間的な干渉縞を得るため、可動
反射鏡14は駆動器17により周期的にビームスプリッ
タ−12に対して前後に進退させられる。この可動反射
鏡14の移動を時間軸として、包絡線検波器16の検波
出力が記録器或いは表示器18に供給されて光源11よ
りの光の時間的コヒーレンス長の測定結果が表示される
つまりビームスプリッタ−12に対する固定反射鏡13
、可動反射鏡14の距離が等しい時、干渉波の強度は最
強となり、その強度に対する、次の干渉縞のピーク値と
の差からコヒーレンス長が求められる。
このように従来のコヒーレンス長測定装置は、  □包
絡線をアナログ検波するものであり、従ってその検波時
定数により包路線の波形が変化し、検波出力は干渉波の
包絡線と1対1に対応したものとならず、コヒーレンス
長の正しい測定をすることは困難であった。
「問題点を解決するための手段」 この発明によれば、被測定波を干渉させ、その時間的ま
たは空間的干渉縞を作り、その干渉縞を電気信号に変換
し、その電気信号をデジタル信号に変換し、そのデジタ
ル信号の自乗値とデジタル信号のヒルベルト変換値の自
乗値とを自乗手段により得て、これら自乗手段により得
られた両目乗値を加算手段により加算し、その加算値を
開平手段により開平して干渉波の包絡を得て被測定波の
コヒーレンス長を測定する。
このようにこの発明ではデジタル的に信号処理すること
によってコヒーレンス長を、つまり包絡線を得ているた
め、入力干渉波の包路線と1対1で対応した出力を得る
ことができ、正しいコヒーレンス長を測定することがで
きる。
「実施例」 第1図はこの発明によるコヒーレンス長測定装置の実施
例を示す。光源11からの被測定波、この例では光が干
渉計21に入力される。干渉計21は例えば第6図に示
したマイケルソン干渉計であって、可動反射鏡を制御す
ることによって時間的干渉縞を得ることができる。この
干渉計21より得られた干渉縞は光検出器16に人力さ
れて電気信号に変換され、その電気信号はAD変換器2
2により一定周期でデジタル信号に変換される。AD変
換器22よりのデジタル信号はスイッチ23゜24の設
定に応じて直接バッファメモリ25に取込まれ、或いは
倍率変更回路、いわゆるズーム回路26を通じてバッフ
ァメモリ25に取込まれる。
バッファメモリ25に取込まれた干渉縞のデジタル信号
値は演算部27に入力され、演算部27は入力されたデ
ジタル信号の自乗を得る手段と、デジタル信号のヒルベ
ルト変換値の自乗を得る手段と、更にそれら演算結果の
自乗値の加算を得る手段と、その加算値の開平を得る手
段とを有する。
この演算としては第1にはいわゆるヒルベルト変換を行
って求めることができる。即ち第2図に示すようにまず
バッファメモリ25より時系列X、+t)を入力しくス
テップSI)、その時系列X a(tlを高速フーリエ
変換(FFT)L、て複素スペクトラム5a(fl=s
ar+jsa+を得る(ステップS2)。
その虚数部を実数部とし、実数部を虚数部とした複素数
S an(fl−8ai  jsarを作り(ステップ
S3)、その複素数数スペクトラムs、Htf)を逆高
速フーリエ変換(IFFT) してヒルベルト変換値X
a、+ilを得る(ステップS4)。このようにして得
られたヒルベルト変換値Xao(t)の自乗値と、入力
時系列X m (tlの自乗値とを加算手段により加算
しくステップ3.5)、その加算値Za”(tlを開平
手段により開平して入力時系列X=(tlの包絡を得る
(ステップS6)。
演算部27における演算は第3図に示すようにして行っ
てもよい。即ちバッファメモリ25から時系列X m 
(t)を取込み(ステップS1)、その時系列X、+t
lを高速フーリエ変換してパワースペクトルc 、 (
n ヲ得る(ステップSZ)。次にこのパワースペクト
ルG、(flを開平したものを実部とし、虚部を0とし
た複素スペクトラム5a(flを作る(ステップS3)
。ぞの複素スペクトラムS a Ir)を逆高速フーリ
エ変換してZ ait) = Z r +JZ+を得る
(ステップS4)。この時系列Z、tt)の実部Zrの
自乗と、虚部2.の自乗との和を求める(ステップS、
)。この自乗の和を開平して入力時系列X、tOの包絡
を得る(ステップS6)。
ここでZrは入力時系列Xa(t)、つまり入力された
干渉縞の時系列の実数部があり、時間に対して対称な波
形である場合、つまり第6図の固定反射鏡13と可動反
射鏡14とのビームスプリンター12との各距離が等し
い時点に対して対称な波形である場合には、このZ、は
その入力時系列X、+t+と等しいものとなり、また虚
数部Z、は第2図について求めたヒルヘルド変換値X、
H(tlと等しいものとなる。
このことを次に説明する。即ち干渉縞を得るための固定
反射鏡13よりの光と可動反射鏡14よりの光との光路
差がゼロの時点に対して干渉縞は対称となる。このこと
は位相項を考慮する必要がない。この理由から逆高速フ
ーリエ変換の入力データとしては複素スペクトラムでは
なくパワースペクトラムの開平値を用いることもできる
ところで第2図について述べたように時間的]−渉縞の
包絡を導出するには、その入力信号の時系列X、(t)
の自乗と、X、(tlのヒルヘルド変換値XalI(t
)の自乗とを加算した値を開平したもので求めることが
できる。この開平値Z (t)を複素数形式で次のよう
に表わす。
Z (tl ” Z r (jl + J Z i (
11この包絡線はZ (tlの絶対値12(t)lで表
わされる。その実数部Z、(tlはt=Qで先に述べた
ように偶関数であり、つまりt=Qに対して対称波形で
あるからcosで展開することができる。
即ち Zr(tl−Σへ、I C03(2π Δfnt)bム
0 となり、このA、、はZ、(tlをフーリエ変換した際
のフーリエ係数である。虚数部Z、はごれ6.1月して
90゛位相が違うため Z、(tl−Σ 八n  5in(2π Δfnt)と
展開することができる。
従って Z (tl−Σ 八、  cos(27r Δfnt)
nふ0 +jΣAn 5in(2rcΔfnt)j2πΔfnt =ΣAne となる。
第3図について述べたように入力時系列を高速フーリエ
変換し、そのパワースペクトルを求め、そのf>Oでパ
ワースペクトルの開平値Ga(fl fc求め、これを
実部、虚部をゼロとすることによってこの干渉縞を偶関
数化し、この複素スペクトラムを逆フーリエ変換して、
先の手順に示すようなことをすれば包絡線を算出するこ
とができる。つまりZ r ”を求めることはxa”t
t+を求めることであり、Z、′を求めることはX、H
” (t)を求めることである。
このことを実験的に確認するため次のことを行った。即
ち例えば光源であるレーザーダイオードのパワースペク
トルは位相変調信号と同様なものであるから、第4図A
に示すようなパワースペクトルをもつ位相変調信号を作
り、これについてその干渉信号を得て、つまり第4図A
に示す信号の自己相関関数を求めると第4図Bに示すよ
うになる。この第4図Bの自己相関関数信心、つまり干
渉縞出力の包絡を、第2図に示した手法によって求める
と第4図Cに示すようになる。−方第4図Bに示した自
己相関関数を第3図に示すようにして処理ずろと、第5
図に示すようになり、この出力は第4図Cの出力と非常
に似たものとなり、第3図による手法が正しいことが理
解される。
高速フーリエ変換における分解能ば、フーリエ変換に用
いるデータ数が多い程、またザンブリング周期が長い程
大となる。この点から第6図における可動反射鏡14の
移動速度を遅くし、かつ標本化周期を長くすればよいが
これは測定時間が長くなり、実際的な測定に適しない。
この点よりデジタルスペクトルアナライザで用いられて
いるズーミング回路、つまり倍率変更回路26により入
カデータ倍率を変更してバッファメモリ25に取込み、
その倍率を変更したデータについて演算部27で第2図
又は第3図に示した演算処理を行えばよい。倍率変更回
路26は従来のデジタルスペクトルアナライザにおいて
用いられているものを使用すればよく、つまり第1図に
示すように変更倍率に応じて入力デジタル信号とcos
2πfanΔtと5in2πfanΔtとをそれぞれ乗
算器26a、26bでデジタル的に掛算し、それら掛算
出力より低域デジタルフィルタ26c、26dによって
不用成分を除去して、低い周波数領域に変換し、その出
力を設定倍率に応じたサンプリング周期でスイ・ノチ2
6e、26fによりサンプリングしてバッファメモリ2
5にそれぞれ供給すればよい。このようにして干渉計2
1よりのデータの取込みを比較的速くし、かつ同一デー
タ数であるがスイ・ノチ26e26fのサンプリング周
期を長くして分解能を高くすることができる。
ところでこのように倍率変更を行うと、倍率変更回路2
6の出力データは複素数となるため、このデータについ
ては第2図に示した処理を簡単に行うことはできなくな
り、その処理が複雑となる。
しかし第3図に示した処理によれば、簡単な演算により
目的とする干渉波の包路線を求め、つまりコヒーレンス
長を容易に得ることができる。
上述においては時間的コヒーレンス長を測定したが、空
間的コヒーレンス長を測定することもできる。即ち例え
ば第7図に示すようにアパーチュア41よりの光をスリ
ット42.43を通し、これらスリット42.43より
の光をスクリーン44に受光し、スリット42.43を
通しる二つの光路の差に応じた干渉縞がスクリーン44
上に現われる。第1図における光検出器16をスクリー
ン44上に沿って移動させることによって、又はスクリ
ーン44上に密に配列された光検出素子を順次切替え出
力することによりスクリーン44に発生した空間的干渉
縞の電気信号を得ることができる。その電気信号を先に
述べたように処理してその空間的コヒーレンス長を測定
することが可能である。但しこの場合、アパーチュア4
1のスリン1−42.43配列方向における長さをΔl
、アパーチュア31よりスリット42.43を見た開口
角を八〇とし、光源11の波長をイ。とすると、Δθ×
Δlがλ。より小さいかほぼ等しい場合に干渉縞が生じ
る。またこの発明は光の干渉波のみならす、他の音波、
電波などの各種波動の干渉波のコヒーレンス長を同様に
求める場合に適用できる。
「発明の効果」 以上述べたようにこの発明によれば、時間的又は空間的
コヒーレンス長をデジタル処理により測定することがで
き、このため従来においてアナログの包絡線検波器を用
いるためにその時定数に応じて包絡が異なるものとなる
が、この発明では、正しく包絡を検出し、正しいコヒー
レンス長を測定することができる。特に比較的短時間で
コヒーレンス長を測定するには例えば時間的コヒーレン
スの測定においては可動反射鏡14の移動速度をそう遅
くすることはできないため、前述したようにいわゆる倍
率変更回路26により倍率を拡大する必要があるが、こ
のように倍率を拡大する場合において第3図に示した処
理手段によれば、比較的簡単な演算で包絡線を検出する
ことができる。
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被測定波を干渉させる干渉手段と、 その時間的または空間的干渉縞を得る手段と、その干渉
    縞を電気信号に変換する手段と、 その電気信号をデジタル信号に変換するAD変換器と、 そのAD変換器の出力の自乗とAD変換器の出力のヒル
    ベルト変換の自乗とを得る自乗手段と、その自乗手段の
    各自乗値の和を求める加算手段と、 その加算値を開平して被測定波のコヒーレンス長を得る
    開平手段とを具備するコヒーレンス長測定装置。
JP14582786A 1986-06-20 1986-06-20 コヒ−レンス長測定装置 Granted JPS631940A (ja)

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JPS631940A true JPS631940A (ja) 1988-01-06
JPH0585851B2 JPH0585851B2 (ja) 1993-12-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014045627A1 (ja) * 2012-09-24 2014-03-27 三菱電機株式会社 コヒーレントライダ装置及びレーザレーダ装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014045627A1 (ja) * 2012-09-24 2014-03-27 三菱電機株式会社 コヒーレントライダ装置及びレーザレーダ装置
CN104662440A (zh) * 2012-09-24 2015-05-27 三菱电机株式会社 相干激光雷达装置以及激光雷达装置
US9618530B2 (en) 2012-09-24 2017-04-11 Mitsubishi Electric Corporation Laser radar device

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