JPS63192327A - もやしの栽培方法 - Google Patents

もやしの栽培方法

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Publication number
JPS63192327A
JPS63192327A JP2547987A JP2547987A JPS63192327A JP S63192327 A JPS63192327 A JP S63192327A JP 2547987 A JP2547987 A JP 2547987A JP 2547987 A JP2547987 A JP 2547987A JP S63192327 A JPS63192327 A JP S63192327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxygen
water
bean sprouts
watering
dissolved
Prior art date
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Pending
Application number
JP2547987A
Other languages
English (en)
Inventor
諭 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoxan Corp
Hoxan Co Ltd
Original Assignee
Hoxan Corp
Hoxan Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hoxan Corp, Hoxan Co Ltd filed Critical Hoxan Corp
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Pending legal-status Critical Current

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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はもやしの栽培方法に係る改良に関する。
(従来の技術) 既知の通り、もやしの栽培に際しては、栽培室内のもや
しに対し、多数回にわたり、かなりの量の散水を施すこ
とが必要とされ、このような散水は、もやしに水分を補
給してやると共に、もやしの発熱を下げてやるためとさ
れている。
ところが、栽培されたもやしの品質は、必ずしも満足す
べきものではなく、鮮度もそれほど良好でないばかりか
、!!I度保持の点でも保存期間が2〜3日に過ぎず、
しかも根の色の白さも充分でなく、かつ根の長さが大き
くなり過ぎる嫌いもある。
また上記散水量も相当多量となることから、上水道を用
いた場合の水道料もかさみ、もやしの安価な生産が困難
となるだけでなく、もやしの生育に要する日数も7日を
費すこととなり、また上記の散水壺充分に行ったとして
も、もやしの発熱温度は、七れほど低下させることがで
きず、このことが品質低下の一要因となっていた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記の従来法による場合の難点につき検討した
結果、当該もやしの栽培に際しては、特に栽培室の温度
を保持させるためや、エチレンガスを逃がさないように
するため、当該栽培室へ外気を導入しないことが多く、
この結果同室内に酸素が不足がちとなることに着目する
と共に、酸素不足がもやしの根を不本意に長くさせてし
まっていることに基づき1本願第1発明では当該散水に
際し、従来の如く水道水のような単なる普通の水を使用
するのではなく、加圧した酸素の吹き込まれた酸素溶存
水を用いることによって、根の白く短かい良品質のもや
しが得られるようにすると共に、生育日数の短縮を可能
とし、しかも鮮度高く保存もきくもやしを、従来の散水
量よりも少ない水量で栽培できるようにし、これにより
、よいもやしの安価な提供を実現させようとするのが、
その目的であり、本願第2発明では、上記第1発明の酸
素溶解にあたり、過多な酸素を加圧投入してやることで
、飽和溶存酸素水の散水と共に、溶存されなかった酸素
ガスをも同時に栽培室内へ放散することで、同室内の酸
素不足をも解消させ、これにより第1発明による生産品
の品質をより一層向上させようとするのが、その目的で
ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の第1発明では、上記の目的を達成するため、も
やしの栽培過程における散水に際し、当該散水を、普通
の水に加圧された酸素を吹き込むことにより、当該酸素
を溶存させて、上記普通の水よりも高い溶存酸素量とし
たことを特徴とするもやしの栽培方法を提供しようとす
るものであり、さらに第2発明は同上目的を達するため
に、第1発明と同じく、普通の水に加圧された酸素を吹
き込むことにより、当該酸素を溶存させるのであるが、
この際上記普通の水は飽和溶存酸素水とすると共に、普
通の水に溶存されなかった上記の酸素を、当該散水と同
伴して、もやしの栽培室内へ放散させるようにしたこと
を特徴とするもやし栽培方法を提供するものである。
(実 施 例) 本発明を実施例により以下詳記すれば、第1発明では既
に通常10mg/iL前後の溶存酸素量をもった水道水
の如き普通の水に対して、加圧した酸素を吹き込むこと
で、普通の水より高い溶存酸素量とした水を散水するこ
ととなるが、この際の酸素溶存手段としては図示の如き
装置を用いることができる。
すなわち、散水口lを端末に設けた水道管2にあって、
その適所に酸素吹込管3の先端ノズル4を貫設し、この
酸素吹込管3を介して、酸素ボンベ5から加圧酸素ガス
を供給し、これにより、上記先端ノズル4から水道管2
内の水道流水8内へ加圧された酸素ガスを吹き込むので
あり、同図中7はチャツキ弁、8は電磁弁、9は流量計
付圧力調整器、lGは散水で、 11は所謂スタティッ
クミキサーとか散気管等の撹拌手段を示している。
そして具体的には2例えば上記流量計付圧力調整器eの
二次圧を4気圧として、毎分18文で酸素ガスを送り、
この際当該酸素ガスの投入は図示しない散水タイマーと
連動させるのがよく、1日4回で1回につき70分散水
し、1日5G401の酸素を投入するといった散水を行
うのである。
また酸素吹込管3の長さは40〜50m 、内径65腸
■、同管内は2.5〜3気圧(ゲージ圧)、水温は20
℃前後に設定した。
酸素を水道流水B中に投入するには、上記の如く加圧し
て吹き込むだけでな゛く、図示の如くスタティックミキ
サーや散気管の如き撹拌手段11を用いるのが、効率の
よい溶解を行わせるのに好ましく、この際散水の溶存酸
素量としては15〜40■g/見程度とするのが、もや
し育成上効率がよい。
上記の如く加圧し、撹拌手段11として散気管を用いれ
ば、当該ガス量の溶存割合は70%前後と高くなり、ま
た投入酸素量に略比例して溶存されるが、飽和状態とな
れば溶存率が投入酸素量の如何に拘らず一定とな−る。
ここで水道水の場合、その溶存酸素量は水l!Lに対し
lO會g前後であり、これをそのまま散水に供している
従来法では、もやしに散水された後の排水につき、その
溶存酸素量を測定したところ8■g/見であり、従って
当該もやしが吸収した酸素は2■g/lということにな
る。
これに対し、本願第1発明にあっては30mg/ 1の
溶存酸素量とした散水を使用して、もやしに散水された
後の排水につき、その溶存酸素量を測定したところ8■
gelとなっており、結局21mg#Lの溶存酸素が、
もやしに吸収されたことを確認することができた。
このことは、水道水等普通の水よりも、溶存酸素量の高
い水を用いることで、効率よくもやしに酸素を吸収させ
ることができることを証明していることとなり、このよ
うな効果が得られたのは水に溶けている酸素量が多いこ
とによって、普通の水よりも短時間で無理なく、もやし
が酸素を吸収できることに由来するものと考えられる。
さらに、このような酸素リッチな水を散水してや諷こと
で、上水道を従来法による場合はど多量に使用しなくと
もすむこととなり、実験の結果的20〜40%の散水量
を節減しても、従来法によるもやしよりも良質のものが
得られ、この結果酸素ガスの使用による費用を考慮にい
れても、もやし栽培に要する費用を低減でき、約2割の
コストダウンが可能となることを確認することができた
また、もやしの発熱温度について測定したところ、従来
法によるときは、生育日数が3日目のもやしで30℃で
あったのに対し、28℃とすることができ、約2℃の低
下を測知することができた。
このため散水の温度も従来法では20℃であったものを
18℃とすることが可能となり、この点からも、光熱費
の節減が可能となることを確認することができ、しかも
これまで7日間かかっていた生育日数が、少なくとも半
日乃至1日短縮されることとなった。
次に本願第2発明にあっては、上水道による水道水に過
多な酸素を供与し、これにより当該散水を飽和溶存酸素
水とするだけでなく、当該酸素水と共に、溶存出来なか
った酸素をも酸素吹込管3を介して、栽培室内に供給さ
れることとなるから、この酸素は当該栽培室内全域にわ
たって供与されることとなり、前述の如く換気の行われ
難い同室内で、もやしの呼吸作用が営まれ、これにより
減少ぎみとなっている栽培室内の酸素濃度が、大幅に改
善されることとなり、もやしの品質向上を、さらに促進
させ得ることとなる。
(発明の効果) 本願第1発明は以上のようにして実施されるものである
から、生産品であるもやしの品質は、その根の白い色具
合、短かい根長といった点で良好となり、また従来品よ
りも鮮度保持がよく保存期間も1〜3日程度長期化され
、散水量の20〜40%減、もやしの発熱が数度下るこ
とによる散水の温度低下も可能となり、かくして、品質
、コストの面で大きな効果をあげ得るものとなった。
また、第2発明では散水時に、栽培室内へ酸素ガスを放
散させ得ることとなるから、従来法では不充分となって
いた酸素濃度を全室均質に高め得ることとなり、これに
より一層すぐれた品質のものを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施に用いて好適な酸素吹込用装置の一例
を示す全体配管説明図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)もやしの栽培過程における散水に際し、当該散水
    を、普通の水に加圧された酸素を吹き込むことにより、
    当該酸素を溶存させて、上記普通の水よりも高い溶存酸
    素量としたことを特徴とするもやしの栽培方法。
  2. (2)散水の溶存酸素量が15〜40mg/lである特
    許請求の範囲第1項記載のもやしの栽培方法。
  3. (3)もやしの栽培過程における散水に際し、当該散水
    を、普通の水に加圧された酸素を吹き込むことにより、
    当該酸素を溶存させて、飽和溶存酸素量とすると共に、
    普通の水に溶存されなかった上記の酸素を、当該散水と
    同伴して、もやしの栽培室内へ放散させるようにしたこ
    とを特徴とするもやしの栽培方法。
JP2547987A 1987-02-05 1987-02-05 もやしの栽培方法 Pending JPS63192327A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016202079A (ja) * 2015-04-22 2016-12-08 太子食品工業株式会社 気相制御栽培方法、気相制御栽培システムおよび被栽培物

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040331A (ja) * 1973-08-24 1975-04-14
JPS559097U (ja) * 1978-07-04 1980-01-21

Patent Citations (2)

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JP2016202079A (ja) * 2015-04-22 2016-12-08 太子食品工業株式会社 気相制御栽培方法、気相制御栽培システムおよび被栽培物

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