JPS63188746A - 高温用高感度水洗性蛍光浸透液 - Google Patents

高温用高感度水洗性蛍光浸透液

Info

Publication number
JPS63188746A
JPS63188746A JP2067887A JP2067887A JPS63188746A JP S63188746 A JPS63188746 A JP S63188746A JP 2067887 A JP2067887 A JP 2067887A JP 2067887 A JP2067887 A JP 2067887A JP S63188746 A JPS63188746 A JP S63188746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluorescent
penetrant
water
liquid
test
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2067887A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0551095B2 (ja
Inventor
Yasumitsu Morita
森田 康詳
Masayoshi Yokoi
正良 横井
Tatsuya Morishima
森島 達矢
Tadayuki Fumiya
文屋 忠征
Shoichi Sasaki
正一 佐々木
Masaharu Mori
毛利 雅治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MAAKUTETSUKU KK
Marktec Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
MAAKUTETSUKU KK
Marktec Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MAAKUTETSUKU KK, Marktec Corp, Toyota Motor Corp filed Critical MAAKUTETSUKU KK
Priority to JP2067887A priority Critical patent/JPS63188746A/ja
Publication of JPS63188746A publication Critical patent/JPS63188746A/ja
Publication of JPH0551095B2 publication Critical patent/JPH0551095B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水洗性蛍光浸透探傷試験方法に使用される高
温用高感度水洗性蛍光浸透液に関するものである。
〔従来の技術〕
周知の通り、金属、プラスチック、セラミックス等で製
作された機械部品等の表面に存在する微細なりラックや
微小のピットの如き表面開口欠陥部(以下「欠陥部」と
いう)の検出に適用される非破壊検査法の一種にrJI
s  Z  2343−1982Jに規格化されている
浸透探傷試験方法がある。
上掲JIS規格に示されている通り、浸透探傷試験方法
は、使用される浸透液の種類、現像方法の種類、洗浄方
法の種類等によって細かく分類されているが、その内に
、上掲JIS規格における「試験方法の記号: FA−
DJで示されている試験方法と「試験方法の記号: F
A−NJで示されている試験方法とがある。
前者のrFA−DJで示される試験方法は、被検査物の
試験表面に水洗性蛍光浸透液を浸漬、へケ塗等の手段に
よって付着させ、所定時間放置して当該浸透液を欠陥部
に浸透させた後、欠陥部内に浸透せずに試験表面に残留
している余剰の浸透液を水で洗浄して除去し、試験表面
を乾燥した後、このままの状態では欠陥部内に浸透して
いる浸透液の存在が観察し難いので、試験表面に白色無
機微粉末からなる現像剤を施用して試験表面に白色無機
微粉末層を形成し、該層によって欠陥部内の浸透液を吸
い出させることによって層表面に欠陥指示模様を現出さ
せた後、紫外線灯(ブラックライト)の照射下において
試験表面を目視で観察し、試験表面の蛍光欠陥指示模様
によって欠陥部の存在と位置とを検知する試験方法であ
る。
後者のr−F A −N Jで示される試験方法は、余
剰の浸透液を水で洗浄して除去するところまでは前者と
同じであるが、それ以降は前者とは異なり、試験表面を
加熱により乾燥(通常、熱風乾燥による)して欠陥部内
の浸透液を膨張させて試験表面ににじみ出させることに
よって試験表面に欠陥指示模様を現出させた後1.現像
剤を施用することなく、紫外線灯(ブラックライト)の
照射下において試験表面を目視で観察し、試験表面の蛍
光欠陥指示模様によって欠陥部の存在と位置とを検知す
る試験方法である。
上述の再試験方法に用いられる水洗性蛍光浸透液の基本
的構成は、「日本非破壊検査協会編・非破壊検査便覧〔
新版〕 ・日本工業新聞社発行・昭和53年4月28日
・P717Jのr2.1.1浸透液の構成」に示されて
いる通り、蛍光染料、溶剤及び界面活性剤からなるもの
であって、蛍光染料は欠陥部の検知に必要な蛍光輝度を
得るため、溶剤は蛍光染料を溶解するとともに浸透性を
附与するため、界面活性剤は水により自己乳化し水洗可
能ならしめるために配合されている。尚、通常、これら
三成分に加えて、ベース剤と呼ばれる液の濡れ性をよく
し、蛍光輝度をより強く発輝させる為の成分が配合され
ている。
従来、上記四成分として用いられているものを具体的に
挙げれば次の通りである。
蛍光染料としては、ナフタールイミド系油溶性蛍光染料
、−例えばハドソンイエロー(商品名:タイクローカラ
ー・製)やフローレスセントイエローF、1.H(商品
名ニジラド化学・製)□、クマリン系油溶性蛍光染料−
例えばホワイトフロロG(商品名:住友化学・製)やケ
イコールE(商品名:日曹化工・製)−、フルオレセイ
ン系油溶性蛍光染料−例えばフルオロール5G(商品名
:BASF・製)□、ベンゾトリアゾール系油溶性蛍光
染料□例えば“427(商品名:日本化薬・製)□、ピ
ラゾリン系油溶性蛍光染料□例えばケイコールC(商゛
品名:日曹化工・製)−、アセナフテン系油溶性蛍光染
料□例えばフルオランテン(化学名)□等の各種油溶性
蛍光染料の一種又は二種以上が用いられている。
溶剤としては、ジエチレングリコールモノブチルエーテ
ルの如きグリコールエーテル類、ベンゼン、キシレンの
如き炭化水素類、R−100(商品名:日本石油化学製
)、R−150(商品名二日本石油化学製)の如き石油
系溶剤の一種又は二種以上が用いられている。
界面活性剤としては、非イオン界面活性剤、アニオン系
界面活性剤が用いられている。
ベース剤としては、フタル酸ジオクチル(D。
P)、フタル酸ジエチル(DEP)、ブチルフタリルブ
チルグリコレート(B P B G)の如き可塑剤や大
豆油、ひまし油の如き植物油が用いられている。
水洗性蛍光浸透液は、上記の通りの四成分からなるもの
であるが、後者の試験方法、詳言すればrFA−NJで
示される現像剤を施用しない試験方法に使用される水洗
性蛍光浸透液は、特に「高感度水洗性蛍光浸透液」と呼
ばれ、現像剤を施用しないことに起因して、高い蛍光輝
度を備え且つ水洗時に欠陥部内の浸透液が流れにくいも
のであることが要求されており、前者の試験方法、詳言
すればrFA−DJで示される現像剤を施用する試験方
法に使用される水洗性蛍光浸透液(以下、「一般水洗性
蛍光浸透液」という)と比較して、高感度水洗性蛍光浸
透液は、より高い蛍光輝度を保証する為により多くの油
溶性蛍光染料とより多くのベース溶剤とが配合され、こ
れらが多く配合されても水洗が容易であることを保証す
る為により多くの界面活性剤が配合されているとともに
水洗時に欠陥部内の浸透液が流れにくいことを保証する
為に非イオン界面活性剤、特にポリエチレングリコール
型非イオン界面活性剤が用いられている。
今、従来の一般水洗性蛍光浸透液と従来の高感度水洗性
蛍光浸透液゛との代表的な処方を挙げれば次の通りであ
る。
一般水洗性蛍光浸透液の処方 油溶性蛍光染料:0.1〜0.5重量%溶剤:60〜8
0重量% 界面活性剤(非イオン界面活性剤、アニオン系界面活性
剤):5〜10重量% ベース剤:5〜10重量% 高感度水洗性蛍光浸透液の処方 油溶性蛍光染料:1〜7重量% 溶剤:30〜60重量% 界面活性剤(ポリエチレングリコール型非イオン界面活
性剤):10〜40重量% ヘース剤:10〜30重景% 尚、高感度水洗性蛍光浸透液に用いられる非イオン界面
活性剤としては、本発明者が知り得る限りにおいては、
現実にはポリエチレングリコール・型のみが使用されて
おり、多価アルコール型は洗浄性が極めて弱くなるので
使用されていない。常用されているポリエチレングリコ
ール型非イオン界面活性剤は、HLB 10〜16程度
のポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルやポリオ
キシエチレンオクチルフェニルエーテルである。
更に、当業界においては、高感度水洗性蛍光浸透液にア
ニオン系界面活性剤を用いることはタブー視されており
、これはアニオン系界面活性剤を用いると洗浄性が強く
なりすぎ、水洗時に欠陥部内の浸透液の殆どが洗い流さ
れてしまって、欠陥部が検出できないからである(事実
、本発明者はアニオン系界面活性剤のみを用いた処方で
は、前掲JIS規格の「B型対比試験片」のキズの検出
が不可能であったことを確認している)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
高感度水洗性蛍光浸透液を使用するrFA−N」で示さ
れる試験方法は、現像剤を施用しないので、極めて能率
的であり、大量の被試験物を連続的に探傷する場合、例
えば、自動車組立工場における部品の検査等に適してい
る。しかしながら、この試験方法には、被検査物の温度
が約50℃以上、特に80°C以上の高温である場合に
は、当該被検査物の温度を50℃以下としてからでなけ
れば適用できないという欠点がある。即ち、この試験方
法を約50℃以上の高温、例えば、熱的加工が施された
後の70℃程度の温度を保持している被検査物に適用し
た場合には、欠陥部内に浸透せずに試験表面に残留して
いる余剰の浸透液を水で洗浄して除去するに当たって、
余剰浸透液の除去を充分に行うことができず、余剰浸透
液の一部が試験表面に残ってしまい、紫外線灯の照射下
において試験表面を目視で観察する際に、蛍光欠陥指示
模様とともに試験表面に残っている余剰浸透液の蛍光が
残光として現れるので、探傷精度が著しく低下し、極端
な場合には探傷が不可能となってしまうのである。
上記欠点の要因は、前記処方に代表される従来の高感度
水洗性蛍光浸透液が約50″C以上の被検査物に接触し
ている場合には、その水洗性が著しく劣化してしまうと
ころにある。
従って、従来は、高感度水洗性蛍光浸透液を使用するr
FA−NJで示される試験方法を、約50℃以上、特に
80℃以上の高温の被検査物に適用する場合には、当該
被検査物の温度が約50°C以下に下がるまで待つ待時
間、あるいは冷却設備が必要であった。かかる待時間あ
るいは冷却コストは、無視できない重大な損失である。
本発明は、上記問題点の解決を技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は、約50℃以上、特に80℃以上の高温の被
検査物に接触しても、水洗性が劣化しない高感度水洗性
蛍光浸透液を提供することによって前記問題点を解決し
たものである。即ち、本発明は、油溶性蛍光染料1〜7
重量%、その溶剤30〜60重量%、ポリエチレングリ
コール型非イオン界面活性剤10〜40重景%及び可塑
剤又は植物油10〜30重量%からなる高感度水洗性蛍
光t9透液に、ジアルキルスルフオサクシネート0゜5
〜2重景%を添加したことを特徴とする特許高感度水洗
性蛍光浸透液である。
本発明に係る高温用高感度水洗性蛍光浸透液(以下、「
本発明品」という)は、従来の高感度水洗性浸透液の前
掲処方にジアルキルスルフオサクシネートの特定量を添
加したものである。
即ち、本発明品における油溶性蛍光染料、溶剤及びベー
ス剤は、いづれも具体例として挙げた前掲のものを使用
し、界面活性剤としてはポリエチレングリコール型非イ
オン界面活性剤を使用する。
また油溶性蛍光染料、溶剤、ポリエチレングリコール型
非イオン界面活性剤及びベース剤の配合割合も、従来の
高感度水洗性蛍光浸透液の前掲処方のものと同じ割合で
ある・。
本発明品におけるジアルキルスルフオサクシネートとは
、アニオン系界面活性剤の一種であり、市販されている
。このものの添加量は重要であり、0.5〜2.0重量
%の範囲で添加する。065重四%以下の場合には所期
の水洗性が得られず余剰浸透液の除去が充分に行えない
。2.0重量%以上の場合には洗浄性が強くなりすぎ余
剰浸透液のみならず欠陥部内の浸透液までもが洗い流さ
れてしまう過洗浄現象が発生してしまう。0.5〜2.
0重量%の範囲内で添加されているならば、本発明品が
約50°C以上、特に80°C〜100℃の高温の被検
査物に接触している場合において、余剰浸透液の除去が
充分に行え且つ過洗浄現象が発生せず、精度の高い探傷
を行なえることが保証される。
尚、本発明品の調製は容易であり、所定量の四成分と所
定量のジアルキルスルフオサクシネートとの混合物を、
攪拌、必要に応じて加熱・攪拌するだけで本発明品が得
られる。
〔作用〕
本発明品の作用を、その使用態様とともに述べれば、次
の通りである。
先ず、熱的加工工程等を経て約90℃の高温を維持して
いる被検査物の試験表面に本発明品を付着させる。この
場合、通常、本発明品が充填されているタンクに被検査
物を浸漬し引き上げることによって付着させるが、被検
査物の温度はあまり低下せず、引き上げて本発明品を欠
陥部に浸透させるために約5分間放置した後も被検査物
の温度は約70℃〜80℃以上を維持している。次に、
欠陥部内に浸透せずに試験表面に残留している余剰の本
発明品を水で洗浄して除去する。この場合、通常、スプ
レー圧1 kg / clで30〜60秒間水スプレー
によって洗浄する。洗浄後、試験表面を加熱乾燥する。
この場合、通常、60℃〜70℃の熱風を試験表面に吹
き付けることによって乾燥する。最後に、常法通り、ブ
ランクライトの照射下において試験表面を目視で観察し
、試験表面の蛍光欠陥指示模様の存在を確認することに
よって欠陥部の存在とその位置とを検知する。
上述の通りの使用態様において、本発明品は約90℃の
被検査物に付着し、約80℃の被検査物に約5分間付着
した状態に置かれ、水洗時においても約70℃の被検査
物に付着した状態で水洗されるにもかかわらず、試験表
面に残留している余剰の本発明品の除去が充分に行え且
つ過洗浄現象が発生することもなく、微細な欠陥部まで
高精度で探傷できる。
一方、本発明品の処方からジアルキルスルフオサクシネ
ートを除いた処方のもの、換言すれば従来の高感度水洗
性蛍光浸透液の場合には、上述の使用態様と同条件で使
用すると、余剰浸透液の除去が充分に行えず、紫外線灯
の照射下における試験表面の目視による観察に際して、
試験表面に残っている余剰浸透液の蛍光が残光として現
れ、残光と蛍光欠陥指示模様との区別が極めて困難とな
るのである。
かかる差異は、所定量のジアルキルスルフオサクシネー
トの存在によるものであるが、その作用の理論的解明は
いまだ明らかではない。唯、従来の高感度水洗性蛍光浸
透液が約50℃以上の被検査物に接触している場合には
、その水洗性が劣化してしまうのは、処方中のポリエチ
レングリコール型非イオン界面活性剤が約50℃以上に
なると水に溶解し難くなるためであり、ジアルキルスル
フオサクシネートの存在が劣化した水洗性を補っている
ことは明らかである。本発明者は同じアニオン系界面活
性剤であっても、例えばドデシルベンゼンスルフォン酸
カルシウムを処方中に添加したときには水洗性向上の効
果は認められないので、ジアルキルスルフオサクシネー
トが従来の高感度水洗性蛍光浸透液の処方中においては
特異的に作用して高温時における水洗性の劣化を補うと
ともに、その量が適切な場合には処方中のポリエチレン
グリコール型非イオン界面活性剤のゲル化能を阻害しな
いので、過洗浄現象を生じさせないものと考えている。
〔実施例〕
次に、実施例並びに比較例によって本発明の詳細な説明
する。
実施例1 本発明品の調製: 油溶性蛍光染料としてナフタールイミド系油溶性蛍光染
料(ハドソンイエロー:商品名:ダイクローカラー・製
)3.5重量%とベンゾトリアゾール系油溶性蛍光染料
(”427:商品名:日本化薬・製)1.5重M%とを
、溶剤としてアルキルベンゼン10重景%とジエチレン
グリコールモノブチルエーテル10重量%と石油系混合
溶剤(ホックツルベン:商品名−日本石油化学・製)2
0重量%とを、ポリエチレングリコール型非イオン界面
活性剤としてポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル(HLB :12.8) 30重量%を、可塑剤とし
てフタル酸ジオクチル(DOP)25重量%を、それぞ
れ用い、更にジアルキルスルフオサクシネート0.5重
量%を用いた。
上記各成分を混合し、充分攪拌して本発明品を調製した
水洗性蛍光浸透探傷試験: 前掲1rs規格の「B型対比試験片」を90℃に加熱し
、その試験表面に、上記本発明品をハケ塗で塗布して、
5分間放置した。この時の試験片の温度は80℃であっ
た。
次に、試験表面を、スプレー圧1 kg / cnlで
約10秒間約50℃の温水スプレーによって洗浄した。
この時の試験片の温度は60°Cであった。
次に、試験表面に約60℃の熱風を約180秒間吹き付
けて乾燥した後、常法に従って、ブ番ラックライトの照
射下において試験表面を目視で観察したところ、残光は
殆ど認められず明瞭な蛍光欠陥指示模様が認めら孔、当
該蛍光欠陥指示模様は試験表面の微細なキズまでも示し
ており、検出性能は「良好」と判定された。
実施例2 ジアルキルスルフオサクシネートの世を2.0ffi量
%とした以外は、実施例1と全く同様にして、本発明品
を調製し、これを用いて実施例1と全く同一の条件で水
洗性蛍光浸透探傷試験を行ったところ、試験結果も実施
例1の場合と同様であり、検出性能は「良好」と判定さ
れた。
比較例1 ジアルキルスルフオサクシネートの量を3.0重量%と
じた以外は、実施例1と全く同様にして、比較品を調製
し、これを用いて実施例1と全く同一の条件で水洗性蛍
光浸透探傷試験を行ったところ、残光は全く認められな
かったが、蛍光欠陥指示模様の蛍光種度は低く、当該蛍
光欠陥指示模様は試験表面の微細なキズを示しておらず
、検出性能は「劣る」と判定された。
比較例2 ジアルキルスルフオサクシネートを用いない他は、実施
例1と全(同様にして、従来の高感度水洗性蛍光浸透液
を調製し、これを用いて実施例1と全く同一の条件で水
洗性蛍光浸透探傷試験を行ったところ、試験表面には多
くの残光が認められ、残光と蛍光欠陥指示模様との区別
は非常に困難であり、検出性能は「不良」と判定された
〔効果〕
以上説明した通りの本発明品は、約50゛C以上、特に
80℃〜100℃の高温の被検査物に付着させられても
、洗浄時における良好な水洗性を維持すると占もに過洗
浄現象を起こすこともない。
従って、本発明品を用いてrFA−NJで示される試験
方法を行う場合には、従来のように被検査物の温度が約
50℃以下に下がるまで待つあるいは冷やす必要がなく
なるので、極めて高能率であり、大巾な工程短縮および
コスト低減をはかることが可能となる。
尚、本発明品はrFA−DJで示される試験方法にも用
いることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)油溶性蛍光染料1〜7重量%、その溶剤30〜6
    0重量%、ポリエチレングリコール型非イオン界面活性
    剤10〜40重量%及び可塑剤又は植物油10〜30重
    量%からなる高感度水洗性蛍光浸透液に、ジアルキルス
    ルフォサクシネート0.5〜2重量%を添加したことを
    特徴とする高温用高感度水洗性蛍光浸透液。
JP2067887A 1987-01-30 1987-01-30 高温用高感度水洗性蛍光浸透液 Granted JPS63188746A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2067887A JPS63188746A (ja) 1987-01-30 1987-01-30 高温用高感度水洗性蛍光浸透液

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2067887A JPS63188746A (ja) 1987-01-30 1987-01-30 高温用高感度水洗性蛍光浸透液

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63188746A true JPS63188746A (ja) 1988-08-04
JPH0551095B2 JPH0551095B2 (ja) 1993-07-30

Family

ID=12033839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2067887A Granted JPS63188746A (ja) 1987-01-30 1987-01-30 高温用高感度水洗性蛍光浸透液

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63188746A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008275335A (ja) * 2007-04-25 2008-11-13 Marktec Corp 浸透探傷試験用水洗性水ベース浸透液及び該浸透液を用いる浸透探傷試験方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008275335A (ja) * 2007-04-25 2008-11-13 Marktec Corp 浸透探傷試験用水洗性水ベース浸透液及び該浸透液を用いる浸透探傷試験方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0551095B2 (ja) 1993-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2796101B2 (ja) 水洗可能な汚染検知及び標識組成物及びその使用方法
US8003009B2 (en) Fluorescent and visible penetrant inspection
US2405078A (en) Method and compositions for locating surface discontinuities
US3981185A (en) Postemulsifiable dye penetrant system and method for using same
JP5093574B2 (ja) 浸透探傷試験方法
JPS6373140A (ja) ガラス部品表面汚れ部位測定法
JPS63188746A (ja) 高温用高感度水洗性蛍光浸透液
JP5720944B2 (ja) 浸透探傷試験用水洗性水ベース浸透液を用いる浸透探傷試験方法
US3777157A (en) Water washable dye penetrant composition and method of application
US3939092A (en) Water washable dye penetrant and method for utilizing same
US3838160A (en) Dye penetrant method and composition
US4011174A (en) Water washable dye penetrant composition and method of application
US4002905A (en) Penetrant flaw inspection method
JP2018189424A (ja) 浸透探傷試験用速乾式現像剤及び該現像剤を使用した浸透探傷試験方法
KR100268596B1 (ko) 침투탐상 시험방법에 이용하는 고감도 침투액
US4351185A (en) High temperature penetrant system
US2839918A (en) Flaw detection
US3989949A (en) Liquid oxygen compatible biodegradable dye penetrant and method of dye
JP2021101169A (ja) 水洗性水ベース浸透液及び該水洗性水ベース浸透液を用いる浸透探傷試験方法
JPH04140651A (ja) 浸透探傷試験方法及び該方法に用いる浸透液
US3931733A (en) Method and means of accelerating removal of background entrapments in the inspection penetrant process
WO1991007654A1 (en) Penetrant composition and process for use
CA1052244A (en) Water washable dye penetrant composition and method of application
US4041310A (en) Water washable dye penetrant composition and method of application
CN113684103A (zh) 一种荧光清洗剂

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees