JPS63188332A - 噴霧栽培のかん水制御方法 - Google Patents
噴霧栽培のかん水制御方法Info
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- JPS63188332A JPS63188332A JP62017265A JP1726587A JPS63188332A JP S63188332 A JPS63188332 A JP S63188332A JP 62017265 A JP62017265 A JP 62017265A JP 1726587 A JP1726587 A JP 1726587A JP S63188332 A JPS63188332 A JP S63188332A
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- JP
- Japan
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- spray
- cultivation
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- spraying
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- Pending
Links
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Classifications
-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、噴霧栽培のかん水制御方法に関するものであ
る。
る。
植物を栽培する方法として、旧来の土壌を用いて栽培す
る土壌栽培のほかに、土壌を用いない養液栽培例えば水
耕栽培の研究が進み、大量の果実を得る方法や高級品質
の果実を栽培する方法あるいは季節を問わず植物および
または果実を速成する方法が発達している。
る土壌栽培のほかに、土壌を用いない養液栽培例えば水
耕栽培の研究が進み、大量の果実を得る方法や高級品質
の果実を栽培する方法あるいは季節を問わず植物および
または果実を速成する方法が発達している。
さらに、近年、土壌を用いない新しい栽培方法として、
植物の根を空気中に垂下させ、根の雰囲気空間に植物の
生長に必要な水、栄養素を噴霧状に吸収させ空気中の酸
素とともに植物の根に供給して栽培する噴霧栽培方法が
開発されている(例えば米国特許4,514,930)
。
植物の根を空気中に垂下させ、根の雰囲気空間に植物の
生長に必要な水、栄養素を噴霧状に吸収させ空気中の酸
素とともに植物の根に供給して栽培する噴霧栽培方法が
開発されている(例えば米国特許4,514,930)
。
このような噴霧栽培方法は、植物の発根した苗またはさ
し木等の根のない茎を、根を伸張させる空間を有する噴
霧栽培槽の上面の穴に挿通し、噴霧栽培槽内に間欠的に
水、栄養分等植物の生長に必要な栄養素を供給し、また
空気中の豊富な酸素を吸収させる。このようにして植物
を根腐れを起こすことなく、密生させて効率よく促成栽
培することができるものである。またさし木など根のな
い植物に発根させることもできる。
し木等の根のない茎を、根を伸張させる空間を有する噴
霧栽培槽の上面の穴に挿通し、噴霧栽培槽内に間欠的に
水、栄養分等植物の生長に必要な栄養素を供給し、また
空気中の豊富な酸素を吸収させる。このようにして植物
を根腐れを起こすことなく、密生させて効率よく促成栽
培することができるものである。またさし木など根のな
い植物に発根させることもできる。
植物栽培においてかん木は最も重要なものである。育苗
期、生長期、天候等によってかん水量は異なる。例えば
、天候のみを見ても雨、晴、日射量の大小などによって
も植物からの蒸散量が異なる。
期、生長期、天候等によってかん水量は異なる。例えば
、天候のみを見ても雨、晴、日射量の大小などによって
も植物からの蒸散量が異なる。
しかるに、従来の噴霧栽培方法では、栽培者の勘、経験
により噴霧時間、噴霧間隔等の噴霧条件をタイマにより
設定して日夜作動させており、天候等の条件に従って自
動的に変化させておらず、必ずしも常に適正な水分を植
物に与えているとは限らず、この点においてまだ開発途
上にある育成方法と言わなければならない。
により噴霧時間、噴霧間隔等の噴霧条件をタイマにより
設定して日夜作動させており、天候等の条件に従って自
動的に変化させておらず、必ずしも常に適正な水分を植
物に与えているとは限らず、この点においてまだ開発途
上にある育成方法と言わなければならない。
本発明者らは、植物の生育状況のきめ細かな観察の中か
ら噴霧栽培条件に対応する植物の微妙な反応に着目し、
環境条件と噴霧条件とが植物に及ぼす影響について研究
を重ねた結果、植物の生長に関係の深いパラメータであ
る環境条件として日射量、栽培槽内の温度および湿度が
重要であり、これらに応じて噴霧条件を設定することが
最も効果的であることを見出した。
ら噴霧栽培条件に対応する植物の微妙な反応に着目し、
環境条件と噴霧条件とが植物に及ぼす影響について研究
を重ねた結果、植物の生長に関係の深いパラメータであ
る環境条件として日射量、栽培槽内の温度および湿度が
重要であり、これらに応じて噴霧条件を設定することが
最も効果的であることを見出した。
本発明はこのような知見に基づいて完成しだもので、必
要にして十分な水を自動的にかん木し、根の枯死や根腐
れを防止するとともに、水、栄養素の節約を図ることを
目的とした、噴霧栽培のかん水制御方法を提供するもの
である。
要にして十分な水を自動的にかん木し、根の枯死や根腐
れを防止するとともに、水、栄養素の節約を図ることを
目的とした、噴霧栽培のかん水制御方法を提供するもの
である。
上記目的を達成するための本発明の技術手段は次の構成
を有する。
を有する。
(1)噴霧栽培温室内の噴霧栽培植物の受ける日射量と
噴霧栽培槽内の温度および湿度を測定すること。
噴霧栽培槽内の温度および湿度を測定すること。
(2)これらの測定値の一定時間ごとの平均値と噴霧量
および噴霧回数が植物の生育に及ぼす影響を解析するこ
と。
および噴霧回数が植物の生育に及ぼす影響を解析するこ
と。
(3)この解析に基づいてデータベースを構築すること
。
。
(4)噴霧栽培温室内の日射量と噴霧栽培槽内の温度お
よび湿度の実測値から上記データベースを用いて適切な
噴霧量および噴霧回数を求め、かん水制御を行うこと。
よび湿度の実測値から上記データベースを用いて適切な
噴霧量および噴霧回数を求め、かん水制御を行うこと。
このようなパラメータに応する最適噴霧条件は植物の種
類、植物の育成段階とも深い関連を有するので、例えば
、実験計画法によって数種類の生育比較データを整理し
てデータベースを構築することが必要である。
類、植物の育成段階とも深い関連を有するので、例えば
、実験計画法によって数種類の生育比較データを整理し
てデータベースを構築することが必要である。
本発明によれば、最も適切な噴霧栽培を行うことができ
る。
る。
第2図は従来の装置のブロック図、第1図は実施例のブ
ロック図、第3図はそのフローチャートの一例を示した
ものである。従来噴霧栽培槽1はタイマを設定するコン
トローラ3によりかん水装置2の噴霧時間と噴霧間隔と
を人が経験により設定し、かん水装置2はこの一定のシ
ーケンスに従って栽培槽2内に噴霧していた。
ロック図、第3図はそのフローチャートの一例を示した
ものである。従来噴霧栽培槽1はタイマを設定するコン
トローラ3によりかん水装置2の噴霧時間と噴霧間隔と
を人が経験により設定し、かん水装置2はこの一定のシ
ーケンスに従って栽培槽2内に噴霧していた。
本発明の実施例ではコントローラ13に日射量計14、
温度計15、湿度計16の測定値を入力し、コントロー
ラ13はデータベース17を参照して最適条件をかん水
装置12に指令する。かん水装置12はこの指令によっ
て、栽培槽ll内に噴霧する。
温度計15、湿度計16の測定値を入力し、コントロー
ラ13はデータベース17を参照して最適条件をかん水
装置12に指令する。かん水装置12はこの指令によっ
て、栽培槽ll内に噴霧する。
このコントローラの作動を示す具体例を第3図にフロー
チャートで例示した。
チャートで例示した。
このフローチャートでは先ず日射量の5〜20分間の平
均値りを検出し、このDが一定の日射量noに対してD
≧D、であるか否かを判断し、この条件でない時すなわ
ちD<I)、の時は最低の噴霧強度(1回の噴霧量×−
一定時間噴霧回数)をとり、D≧Doのときはデータベ
ースを参照してDに対応する噴霧強度を決定する。次に
栽培槽内の温度および湿度の測定値から、噴霧量と噴霧
回数を定めて噴霧スケジュールを決定する。
均値りを検出し、このDが一定の日射量noに対してD
≧D、であるか否かを判断し、この条件でない時すなわ
ちD<I)、の時は最低の噴霧強度(1回の噴霧量×−
一定時間噴霧回数)をとり、D≧Doのときはデータベ
ースを参照してDに対応する噴霧強度を決定する。次に
栽培槽内の温度および湿度の測定値から、噴霧量と噴霧
回数を定めて噴霧スケジュールを決定する。
温度がある一定値To未満、湿度がある一定値Woを越
えているときは最低の定値噴霧条件で噴霧を行う。
えているときは最低の定値噴霧条件で噴霧を行う。
以上のかん水制御方法により植物の種類および生育段階
に応じた最適な噴霧制御を行うことができる。
に応じた最適な噴霧制御を行うことができる。
本発明は以上のように構成されているので、従来栽培者
の経験だけに頼っていた噴霧栽培のかん水制御方法を人
工知能の管理下に置くことが可能となり、最も効率のよ
い合理的な無人栽培を実現することができる。
の経験だけに頼っていた噴霧栽培のかん水制御方法を人
工知能の管理下に置くことが可能となり、最も効率のよ
い合理的な無人栽培を実現することができる。
第1図は本発明の実施例のフローシート、第2図は従来
のフローシート、第3図は実施例のフローチャートの一
例である。 1.11・・・噴霧栽培槽 2.12・・・かん水装置 3.13・・・コントローラ 14・・・日射量計 15・・・温度計 16・・・湿度計 17・・・データベース
のフローシート、第3図は実施例のフローチャートの一
例である。 1.11・・・噴霧栽培槽 2.12・・・かん水装置 3.13・・・コントローラ 14・・・日射量計 15・・・温度計 16・・・湿度計 17・・・データベース
Claims (1)
- 1 噴霧栽培温室内の噴霧栽培植物の受ける日射量と噴
霧栽培槽内の温度および湿度を測定し、該測定値の一定
時間ごとの平均値と噴霧量および噴霧回数とが植物の生
育に及ぼす影響を解析し、データベースを構築し、該デ
ータベースに基づいて噴霧量および噴霧回数を制御する
ことを特徴とする噴霧栽培のかん水制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62017265A JPS63188332A (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | 噴霧栽培のかん水制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62017265A JPS63188332A (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | 噴霧栽培のかん水制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63188332A true JPS63188332A (ja) | 1988-08-03 |
Family
ID=11939134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62017265A Pending JPS63188332A (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | 噴霧栽培のかん水制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63188332A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06217654A (ja) * | 1992-12-28 | 1994-08-09 | Semenov Arudokimov Anatoly | 養液栽培方法及び養液栽培装置 |
CN102293145A (zh) * | 2011-07-12 | 2011-12-28 | 天津市金色大地投资发展有限公司 | 大棚用自动控制气雾栽培设备及采用该设备的栽培方法 |
JP2016127815A (ja) * | 2015-01-09 | 2016-07-14 | 有限会社メーコー精機 | 潅水装置及び潅水システム |
JP2022529556A (ja) * | 2019-04-22 | 2022-06-23 | マンカエー ムアンチャート | 気体を媒介した作物への養分供給装置 |
-
1987
- 1987-01-29 JP JP62017265A patent/JPS63188332A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06217654A (ja) * | 1992-12-28 | 1994-08-09 | Semenov Arudokimov Anatoly | 養液栽培方法及び養液栽培装置 |
CN102293145A (zh) * | 2011-07-12 | 2011-12-28 | 天津市金色大地投资发展有限公司 | 大棚用自动控制气雾栽培设备及采用该设备的栽培方法 |
JP2016127815A (ja) * | 2015-01-09 | 2016-07-14 | 有限会社メーコー精機 | 潅水装置及び潅水システム |
JP2022529556A (ja) * | 2019-04-22 | 2022-06-23 | マンカエー ムアンチャート | 気体を媒介した作物への養分供給装置 |
JP2022130722A (ja) * | 2019-04-22 | 2022-09-06 | マンカエー ムアンチャート | 気体を媒介した作物への養分供給装置 |
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