JPS63187039A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JPS63187039A
JPS63187039A JP62016993A JP1699387A JPS63187039A JP S63187039 A JPS63187039 A JP S63187039A JP 62016993 A JP62016993 A JP 62016993A JP 1699387 A JP1699387 A JP 1699387A JP S63187039 A JPS63187039 A JP S63187039A
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temperature
remote control
remote controller
target
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JP62016993A
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English (en)
Inventor
Shinji Ehira
江平 伸次
Kozo Matsumura
松村 幸蔵
Yoshimi Iwata
岩田 儀美
Hidemitsu Itashiki
秀光 板敷
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、体感温度が快適なものとなるように室内温度
を制御する空気調和機の制御装置に関する。
〈従来の技術〉 従来のこの種の空気調和機の制御装置として、例えば、
特開昭61−173041号公報に記載されたものがあ
る。以下、これを第6図に示して説明する。
21は室内機への吸い込み空気の温度TAを検出する室
温センサ、22は室内機が取り付けられている壁面から
の輻射温度工、を検出する輻射センサ、23は室温セン
サ21による検出温度TAと輻射センサ22による温度
T、との偏差ΔTを演算する比較器、24は初期に設定
温度T、を設定する設定器、25は設定温度T、に偏差
ΔTを補正項として加味して実際の制御のための目標温
度Teを演算する演算器、26は演算器25からの目標
温度T、の信号に基づいて室外機の圧縮機の能力切り換
えや送風機のオン・オフ制御を行う空調制御部である。
暖房開始に伴って室内空気の温度Taは比較的早めに上
昇するが、壁面の温度TIの上昇は遅く、輻射による人
体からの放熱量が比較的多くて体感的には肌寒さを感じ
る。しかし、空調制御部26は、吸込空気温度TAと輻
射温度T、との偏差ΔTが所定値以上の場合には、設定
器24で与えられた設定温度T、に偏差ΔTを加わえて
実際上の目標温度’rcを高めに設定しく T C= 
T S +ΔT)、この補正された目標温度Tcに吸込
空気温度Taが一敗するように空調制御を行う。壁面温
度TRが上昇して偏差ΔTが所定値を下回ると、空調制
御部26は、補正を行うことなく設定温度T、を目標□
  温度Tcとして(Tc =Ts )空調制御を行う
ところで、人が比較的長時間にわたって居る場所は、例
えば、食卓とか机など一定の箇所に限られるが、その食
卓や机を置く場所は各家庭ごとに異なる。また、同じ家
庭でも配置替えによって場所が移動することもある。一
方、人体から壁面への放熱量は人体と壁面との距離が近
いほど多くなる。即ち、人の居る場所が壁面に近いほど
体感的な肌寒さの傾向が強くなり、快適制御がむずかし
くなる。
そこで、人の居る場所という要素まで加味して空調制御
の補正を行って快適制御ができるようにする一つの対策
として、壁面温度の検出に代えて、リモートコントロー
ル(以下、リモコンと略記する)によって室内温度を設
定する送信機の付近の温度を検出することが考えられる
。即ち、吸込空気温度とリモコン付近温度との偏差を設
に974度に加味した目標温度に基づいて空調制御を行
うようにする。
人が長時間層る場所には、そこからのリモートコントロ
ールのために、その場所にリモコン送信機を置くのが普
通である。従って、リモコン送信機の付近の温度を検出
することは、結局、人体の付近の温度を検出することに
なる。人が場所を移動させても、リモコン送信機を持っ
て行けばやはり同じことである。
このような対策を講じることにより、人の位置という要
素を加味して空調制御の補正を行うことができ、より効
果的な快適制御が期待できる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記の対策においては、壁面温度検出の
場合には起こりにくい次のようμ問題が生じる。
即ち、リモコン送信機が故障しているとか、家具等の物
体のかげにリモコン送信機が隠れているとか、電池の電
圧が不足したとかの事態のために、リモコン送信機から
の温度データが室内機本体に受信されない場合が生じる
。このような場合において、リモコン付近温度が変化し
ても室内機本体側ではその変化が検出されない。つまり
、最後に受信したリモコン付近温度に基づいて補正値が
決定されたまま保持され続ける。
もし、この保持されている補正値が現在の理想的な補正
値からかけ離れている場合には、適正な空調制御ができ
なくなり、室温は快適なものとならない。
本発明は、リモコン付近温度の受信不能の状態が継続す
る場合でも快適制御が行えるようにすることを目的とす
る。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、このような目的を達成するために、次のよう
な構成をとる。
即ち、本発明の空気調和機の制御装置は、吸い込み空気
の温度(DA)を検出する第1温度センサ(St )と
、 リモートコントロール送信機(B)に装備され、このリ
モートコントロール送信機(B)の付近の温度(DF)
を検出する第2温度センサ(s2)と、 前記リモートコントロール送信機(B)から受信する信
号の受信間隔が所定時間よりも短いときは、前記第1温
度センサ(S1)によって検出された温度(DA)と前
記第2温度センサ(s2)によって検出された温度(D
2)との偏差(ΔDG)を設定温度(D *5tt)に
加味した目標温度(DAsty)に基づいて空調制御を
行い、前記受信間隔が前記所定時間よりも長いときには
、所定値(Δt)を設定温度(D□4.)に加味した目
標温度(Dasit)に基づいて空調制御を行う空調制
御手段(14) とを備えたものである。
ただし、この構成において、所定値(Δt)とは、常に
不変の単一の定数である場合と、運転状況に応じて選択
される複数の定数である場合との双方を含む広義の概念
である。
〈作用〉 本発明の構成による作用は、次の通りである。
大の手近に置かれるリモートコントロール送信機CB)
に装備されこの送信i (B)の付近の温度を検出する
第2温度センサ(S1)は、結局、人体の付近の温度を
検出することになるから、人の位置という要素を加味し
て空調制御の補正を行うことになる。
ただし、この第2温度センサ(Sz )が検出した温度
(Dy )を加味した温度補正は、リモートコントロー
ル送信機(B)から受信する信号の受信間隔が所定時間
よりも短いとき行われる。
リモートコントロール送信機(B)から受信する信号の
受信間隔が所定時間よりも長いときには、第2温度セン
サ(S2)が検出したリモコン付近温度(DF )を加
味せず、即ち、第1温度センサ(S1)による吸込空気
温度(DA )と第2温度センサ(S2)によるリモコ
ン付近温度(DF)との偏差(ΔDG)の代わりに所定
値(Δt)を用いて温度補正を行うから、最後に受信し
たリモコン付近温度(DF )に基づいて決定されその
まま保持され続けている補正値が現在の理想的な補正値
からかけ離れているとしても、そのことによる悪影響か
ら免れる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は空気調和機の制御装置のブロック図、第2図は
空気調和機の室内機の断面図である。
第2図において、Aは室内機本体であり、この室内機本
体Aは、熱交換器1、送風4i12、室内空気の吸込口
3、熱交空気の吹出口4、吹出口4に設けられ水平軸心
まわりに揺動するフラップ5、吹出口4に設けられ縦軸
心まわりに揺動する垂直ベーン6を有し、吸込口3には
吸い込み空気の温度DAを検出するサーミスタ等の第1
温度センサS、が設けられている。
Bはリモートコントロール送信機(以下、単にリモコン
送信機と略記する)であり、このリモコン送信機Bは、
目標とする室温り、、ETを設定する温度設定部7、リ
モコン送信機Bの付近の温度DFを検出する第2温度セ
ンサS2を有している。リモコン送信aBは、温度設定
部7で設定された設定温度り。、Tおよび第2温度セン
サS2で検出されたリモコン付近温度D7をそれぞれコ
ード化して赤外線で送信する。
リモコン送信機Bが人の手近に置かれることから、リモ
コン付近温度D7を検出する第2温度センサS2は、結
局、人の付近の温度を検出することになる。
室内機本体Aは、第1図に示すように、コード化された
設定温度D□□7の信号を受信する設定温度受信部8と
、コード化されたリモコン付近温度DFの信号を受信す
るリモコン付近温度受信部9と、送風機2.フラップ5
および室外機の圧縮機モータMを制御するコントローラ
IOとを有している。
コントローラ10は、マイクロコンピュータで構成され
、機能的にみると次の要素を含んでいる。
即ち、第1温度センサSlから入力した吸込空気温度D
Aとリモコン付近温度受信部9から入力したリモコン付
近温度D7との偏差ΔD!  (ΔDa=DA DF)
を演算する偏差演算部手段11と、設定温度受信部8か
ら入力した設定温度D□t7に偏差ΔD、を加えて空調
制御の目標温度Dastt(D Aser = D *
stv+ΔD1)を演算する目標温度演算手段12と、
吸込空気温度DAと目標温度D As1rとを比較する
比較手段13と、比較手段13の出力に基づいて送風機
2.フラップ5および圧縮機モータMを制御する空調制
御手段14とを含んでいる。
D□tr−D++str+ DA   DFであり、リ
モコン付近温度DFが人の付近の温度であるから、目標
温度DA、、Tは、結局、人の居る場所を加味して補正
されたものとなり、このような目標温度D A3ETに
よって空調制御すると、人の居る場所が壁面からどのよ
うな距離にあろうとも、常に快適な空調制御が行われる
次に、この実施例の動作を第3図に示すフローチャート
に基づいて説明する。このフローチャートにおいて、3
0秒タイマと3分タイマは、タイムアツプするこ゛とに
スタートをi桑り返す。
ステップS1で30秒タイマがタイムアツプしたかどう
かを判断する。運転スタート時はタイムアツプしていな
いのでステップS2に進み、運転スタート時か既に運転
中なのかを判断する。運転スタート時はステップS3に
進んで設定温度受信部8から設定温度り、、、、を読み
込んでストアし、ステップS4で第1温度センサS1か
ら吸込空気温度DAを読み込んでストアし、ステップS
5でリモコン付近温度受信部9からリモコン付近温度D
Fを読み込んでストアする。ステップSllで目標補正
値ΔD0゜1を、ΔD、。bj=DA−DFによって算
出してストアし、ステップ312で偏差即ち補正値ΔD
GとしてΔD、。、jをセントした後、ステップ313
に進む。
ステップ313〜S18は、リモコン送信aBからの受
信間隔が20分以上である場合に、リモコン付近温度D
Fには応答しないで吸込空気温度DAに基づいた形式で
行う補正処理である。
運転スタート時には、リモコン送信機Bからのリモコン
付近温度り、が受信されているから、ステップS13の
判断はNoとなり、ステップS14を経ることなくステ
ップS15に進む。ステップ512でΔDG=ΔD a
objに設定しであるため、ステップ315ではYES
と判断し、±0.5℃の補正を行うことなくステップ3
19に進む。なお、±0,5℃の補正の詳細については
後述する。
ステップ519で目!l!!温度[)As。アを、DA
SEアーD01+ΔD、によって算出してストアし、ス
テップS20ではステップS4でストアした吸込空気温
度り、がステップ319でストアした目標温度DAi!
Tと一致したかどうかを判断する。運転スタート時にお
いては、DA≠D 1131!?であるのが一般的であ
る。即ち、暖房シーズンにおいては、D。
〈D□、7であるから、ステップS20→S21→32
2−324と進み運転周波数を高くして暖房能力を増大
する。冷房シーズンにおいては、DA > Dmsア。
であるから、ステップ320−321→523−324
と進み運転周波数を高くして冷房能力を増大する。
いずれにしても、運転初期には空調能力を増大してステ
ップS1にリターンする。
30秒タイマがタイムアンプするまでは、ステップS1
→S2からステップS6に進み、前回の補正値ΔDaを
保持し、ステップS 19− S 20− S 21→
322→・・・・・・S24→S1のサイクルを繰り返
す。
この場合、ステップS13→・・・・・・517(また
は818)の動作は行わない。
30秒タイマがタイムアツプすると、ステップSlから
ステップS7に進んで改めて吸込空気温度DAを読み込
んでストアし、ステップS8で3分タイマがタイムアン
プしたかどうかを判断する。
3分タイマは、30秒タイマが6回タイムアツプするま
ではタイムアンプしない。従って、ステップ311に進
んで新しい吸込空気温度DAに基づいてΔD、。。”D
A  DFを算出してストアし、ステップS12でΔD
6として更新されたΔD0゜1をセントした後、ステッ
プ313に進む、即ち、ステップ513−・・・・・・
517(または318)の動作は、30秒ごとに繰り返
し実行する。次いで、ステップ519−320−321
−322−・・・・・・324−31を実行する。
30秒タイマはタイムアツプの直後から再スタートする
が、次にタイムアンプするまでは、ステップS1→S2
→S6→S 19− S 2O−4S 21→322→
・・・・・・S24→S1を繰り返し実行する。即ち、
空調制御の基礎となる吸込空気温度DAの読み込みは3
0秒タイマがタイムアツプするごとに行って補正値ΔD
Gを更新するとともに、ステップS13の判断および±
0.5℃の補正の処理を実行し、それ以外のときには、
吸込空気温度DAの読み込みは行わず前回の補正値ΔD
、を保持するとともに、±0.5℃の補正処理は行わな
い。
この過程において、30秒タイマがタイムアツプすると
、ステップ5l−37で吸込空気温度DAを更新し、3
分タイマがタイムアツプすると、ステップ58−39−
510で設定温度り。、アおよびリモコン付近温度DF
を更新し、ステップSllで新たなりA、DFに基づい
て目標補正値ΔD Gob;を更新し、ステップS12
で補正値ΔD、を更新し、ステップ313→・・・・・
・517(または318)を経てステップS19では新
たなり R3EアとΔD、とに基づいて目標温度D A
SEアを更新する。即ち、設定温度DNSEI  ’)
モコン付近温度Dy、吸込空気温度DAの全面的な更新
は、3分ごとに行う。これに対して、30秒ごとに吸込
空気温度DAのみを更新する。
次に、ステップS20以降の空調能力制御処理の動作を
説明する。
まず、暖房シーズンでの動作を説明する。lll房開始
の初期においては、吸込空気温度DAは目標温度D A
、、、よりも低い。従って、ステップ520−321−
 S 22− S 24と進んで運転周波数を高めて暖
房能力を増大する。この結果、第4図に示すように、吸
込空気温度り、およびリモコン付近温度DFが上界する
が、その上昇率は吸込空気温度DAの方が大きい。その
ため、30秒ごとにステップSllで更新される目標補
正値ΔD aob; = D s  D Fが増加し、
ステップS19で更新される目標温度DAstr= D
usty+ΔDc  (−D++sit+ΔD c o
 b j )も増加して、その増加分だけ暖房能力を増
大する。
ΔD、。5.およびD□E1の増加率は次第に高くなり
、暖房能力の増加率も高くなる。
時間の経過とともに、目標補正値ΔDG0..=D A
 −D Fの増加率が減少し、目標温度I)asitは
、その最大値から減少する。ただし、依然としてDA<
DAjttの状態が続くため、ステップ520−321
→522−324の動作を繰り返す。その結果、吸込空
気温度り、が目標温度1)asitに達すると、ステッ
プS20の判断がYESとなってステップ326に進み
、暖房能力を現状に維持する。もし、何らかの原因で吸
込空気温度DAが目標温度I)Asitを超えるような
ことがあると、ステップ320−321→523−32
5と進み、暖房能力を減少させる。
次に、冷房シーズンでの動作を説明する。冷房開始の初
期においては、吸込空気温度Daは目標温度DAjアよ
りも高い。従って、ステップ520−521−523−
324と進んで運転周波数を高めて一冷房能力を増大す
る。この結果、第5図に示すように、吸込空気温度DA
およびリモコン付近温度DFが降下するが、その降下率
は吸込空気温度DAの方が大きい。そのため、30秒ご
とにステップ311で更新される目標補正値ΔDr、o
bJ= DA  DF(くO)がマイナス側に増加し、
ステップ519で更新される目標温度D 5str ”
 D *str+ΔD6もマイナス側に増加して、その
増加分だけ冷房能力を増大する。ΔD、。1.およびD
 AsETの降下率は次第に高くなり、冷房能力の増加
率も高くなる。
時間の経過とともに、目標補正値ΔD、。1−DA−D
、の降下率が減少し、目標温度D AGEアは、その最
小値から増加する。ただし、依然としてDA>DAj、
、の状態が続(ため、ステップ320−321−323
−324の動作を繰り返す。その結果、吸込空気温度D
Aが目標温度DAffえ、に達すると、ステップS20
の判断がYESとなってステップS26に進み、冷房能
力を現状に維持する。もし、何らかの原因で吸込空気温
度り、が目標温度DA0Tを下回るようなことがあると
、ステップS20→521−322−325と進み、冷
房能力を減少させる。
暖房時、冷房時のいずれの場合も、目標温度D0□=I
)xrゆ?+DA  DFにおけるリモコン付近温度D
yは結局人の付近の温度であるから、この目標温度D 
Astアによる空調制御は、人の居る場所と壁面との距
離の変動にかかわらず常に快適なものとなる。
次に、30秒ごとに行う±0.5℃の補正処理の動作に
ついて説明する。
リモコン送信機Bは設定温度り。itおよびリモコン付
近温度り、のデータを3分ごとに送信している。室内機
本体Aがリモコン送信iBからの送信信号を受信してか
ら20分を経過して′も次の信号が送信されてこないと
いうことはリモコン送信機Bが故障しているとか、電池
の電圧が不足しているとか、リモコン送信iBが家具等
の物体のかげに隠れているとかの事態が生じているとい
うことである。このような場合に、最後に受信したリモ
コン付近温度DFによって決定されそのまま保持され続
けている補正値ΔD、に基づいて空調能力制御処理を続
行すると、もし、この保持された補正値ΔD、が現在の
理想的な補正値からかけ離れている場合には、その空調
制御が不正確なものとなる。
そこで、30秒タイマがタイムアツプしたタイミングで
ステップ313で受信間隔が20分以上になっているか
どうかを判断する。YESのときはステップS14に進
んで目標補正値ΔDc。、jを、これまでのDA Dy
ではなく、所定値Δtにセントする(ΔDG、、、=Δ
t)。
この所定値Δtの意味するところは、Δtが運転状況の
いかんにかかわらず常に不変の定数というのではなく、
その時々の運転状況に応じて予めROMに格納されてい
るデータに基づいて選択される温度である。ただし、D
s  DFのように頻繁に変動するものに比べると固定
値的な扱いになる。例えば、冷房運転モードと暖房運転
モードとの相違によるΔtの違いとか、暖房運転モード
のときは設定温度o 1sttと吸込空気温度DAとの
差が10℃以上のときのΔtと10℃未満のときのΔt
との違いという程度に過ぎない。
ステップ315.  S16では補正値ΔD、の比較対
象が目標補正値ΔDcobrとなっているが、ΔD c
obj−Δtであるから説明の都合上ΔD6゜、。
の代わりにΔtを使う。ステップ315で前回の補正値
ΔD6と所定値Δtとが一致するかどうかを判断する。
不一致のときはステップ316に進み、補正値ΔD、が
所定値Δtよりも大きいかどうかを判断する。ΔD、〉
Δtのときは、ステップS17に進んで今回の補正値Δ
D、として前回の補正値ΔD6から0.5℃低い温度を
設定し、ステップS19で゛は、その補正後のΔD、に
基づいて目標温度D□え、を更新する。30秒後におい
てまだΔDG〉Δtであるとさらに0.5℃低い温度を
今回の補正値ΔD、とじて設定する。この0.5℃ずつ
の段階的なダウン補正によりやがて補正値ΔD、が所定
値Δtと一致すると、ステップS15から直接、ステッ
プS19に進む。
ステップS16の判断において、補正値ΔD、が所定値
Δtよりも小さいときにはステップ318に進んで今回
の補正値ΔDc、として前回の補正値ΔD、より0.5
℃高い温度を設定し、ステップS19では、その補正後
のΔDGに基づいて目標温度D AStアを更新する。
30秒後においてまだΔDG<Δtであるとさらに0.
5℃高い温度を今回の補正値ΔD6として設定する。こ
の0.5℃ずつの段階的なアップ補正によりやがて補正
値ΔDr、が所定値ΔLと一致すると、ステップS15
から直接、ステップS19に進む。
即ち、リモコン付近温度り、が20分以上受信されない
場合で、最後に受信したリモコン付近温度り、に基づい
て決定されそのまま保持され続けた補正値が現在の理想
的な補正値からかけ離れているという異常な事態が発生
した場合でも、予めプログラミングされている所定値Δ
tに基づいて空調制御するため、快適制御が遂行される
〈発明の効果〉 本発明によれば、次の効果が発揮される。
即ち、リモートコントロール送信機(B)の故障とか電
池電圧の不足とかの原因のために受信不能の事態が所定
時間以上続いたとしても、この場合には、第2温度セン
サ(S1)が検出したリモコン付近温度(DF)を加味
せずに、所定値(Δt)を用いて温度補正を行うから、
最後に受信したリモコン付近温度(DF)に基づいて決
定されそのまま保持され続けている補正値が現在の理想
的な補正値からかけ離れているとしても、そのことによ
る悪影響を避けることができ、快適な空調制御を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の実施例に係り、第1図は
空気調和機の制御装置のブロック図、第2図は空気調和
機の室内機の断面図、第3図は動作説明に供するフロー
チャート、第4図は暖房時の温度特性図、第5図は冷房
時の温度特性図である。第6図は従来例のブロック図で
ある。 B・・・リモートコントロール送信機 S、・・・第1温度センサ S2・・・第2温度センサ 14・・・空調制御手段 り、・・・吸い込み空気温度 DF・・・送信機付近の温度 ΔD、・・・偏差(補正値) D++stt・・・設定温度 D kstT・・・目標温度 Δt・・・所定値

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吸い込み空気の温度(D_A)を検出する第1温
    度センサ(S_1)と、 リモートコントロール送信機(B)に装備され、このリ
    モートコントロール送信機(B)の付近の温度(D_F
    )を検出する第2温度センサ(S_2)と、 前記リモートコントロール送信機(B)から受信する信
    号の受信間隔が所定時間よりも短いときは、前記第1温
    度センサ(S_1)によって検出された温度(D_A)
    と前記第2温度センサ(S_2)によって検出された温
    度(D_F)との偏差(ΔD_G)を設定温度(D_R
    _S_E_T)に加味した目標温度(D_A_S_E_
    T)に基づいて空調制御を行い、前記受信間隔が前記所
    定時間よりも長いときには、所定値(Δt)を設定温度
    (D_R_S_E_T)に加味した目標温度(D_A_
    S_E_T)に基づいて空調制御を行う空調制御手段(
    14) とを備えた空気調和機の制御装置。
JP62016993A 1987-01-27 1987-01-27 空気調和機の制御装置 Pending JPS63187039A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59109740A (ja) * 1982-12-14 1984-06-25 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置の制御回路
JPS6011042A (ja) * 1983-06-30 1985-01-21 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和装置

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