JPS63186008A - 油圧シリンダの油圧制御装置 - Google Patents

油圧シリンダの油圧制御装置

Info

Publication number
JPS63186008A
JPS63186008A JP1544787A JP1544787A JPS63186008A JP S63186008 A JPS63186008 A JP S63186008A JP 1544787 A JP1544787 A JP 1544787A JP 1544787 A JP1544787 A JP 1544787A JP S63186008 A JPS63186008 A JP S63186008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
oil
hydraulic
oil passage
pilot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1544787A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2537219B2 (ja
Inventor
Sadanori Nishimura
西村 定徳
Tsuneo Otake
大竹 恒男
Yukio Katou
加藤 由貴雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP62015447A priority Critical patent/JP2537219B2/ja
Publication of JPS63186008A publication Critical patent/JPS63186008A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2537219B2 publication Critical patent/JP2537219B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は油圧シリンダの油圧制御装置に関する。
(従来の技術) 特公昭52−35886号において、タンクから複動型
油圧シリンダへの作動油路に方向切換弁を設け、該方向
切換弁の背圧室に作動油圧を導いて油圧シリンダの作動
を制御するようにしたことが開示される。
また特開昭54−99881号及び実開昭61−152
213号には、ポンプから単動型油圧シリンダへの作動
油路に弁体な設け、該弁体の背圧室にパイロット圧油を
導くパイロット油路を接続し、該パイロット油路に開閉
弁を設けたことが開示される。
そしてトラクタにおいて、接地作業機の昇降操作を単動
型油圧シリンダで行い、更に水平制御操作を複動型油圧
シリンダで行うようにした支持装置が実開昭57−20
807号にて開示される。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来は複動型油圧シリンダの場合、方向切換
弁の背圧室に作動油圧を直接溝いて油圧シリンダの作動
を制御していたが、その作動油圧は高圧であるため、そ
れに耐えるべく大型の方向切換弁を用い、且つ高精度の
シール対策を必要としていた。
また単動型油圧シリンダの場合のように弁体の背圧室に
パイロット圧油を゛導き、そのパイロット油路に設けら
れる開閉弁にて油圧シリンダの作動を制御しても、開閉
弁を閉じて弁体の背圧室にパイロット圧油を保持してお
くには、そのパイロット圧油は高圧の作動油圧に打ち勝
つべく高圧となるため、それに耐えるべく大型で大容量
の開閉弁を用い、且つ高精度のシール対策も必要となる
そしてトラクタのように接地作業機の昇降操作と水平制
御操作な単動型と複動型の油圧シリンダでそれぞれ行う
ようにした支持装置を装備した場合、特に制御弁を小型
化して制御ユニットのコンパクト化が望まれる。
そこで本発明の目的は、複動型油圧シリンダ用の方向切
換弁を別系統の低圧油で制御するとともに、単動型油圧
シリンダ用の弁体の背圧室へのパイロット圧油を別のポ
ペットとスプールから成るパイロット弁で制御し、この
パイロット弁をそのスプール側背圧室に別系統の低圧油
を導いて開閉弁で制御することにより、方向切換弁の小
型化及び開閉弁の小型小容量化とシール対策の容易化を
も併せて図れるようにした油圧シリンダの油圧制御装置
を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題を解決して目的を達成すべく本発明は、ポン
プ(32)から分流弁(33)を介して二手に分岐され
た各作動油路(110) 、(120)の一方を単動型
油圧シリンダ(10)に、他方な複動型油圧シリンダ(
20)にそれぞれ接続し、単動型油圧シリンダ(lO)
への作動油路(110)に弁体(40)を設け、該弁体
(40)の背圧室(42)にパイロット圧油を導くパイ
ロット油路(141)を接続し、該パイロット油路(1
41)にポペット°(82)とスプール(83)を同軸
上に配置して成るパイロット弁(80)を設け、複動型
油圧シリンダ(20)への作動油路(120)には方向
切換弁(50)を設け、前記各作動油路(110) 、
(120)の何れかに分岐油路(123)を設け、該分
岐油路(123)に減圧弁(38)を接続して作動油圧
より低圧の制御油圧を導く制御油路(130)を設け、
該制御油路(130)を二手に分岐して前記パイロット
弁(80)のスプール側背圧室(86)と前記方向切換
弁(50)の背圧室(52)とにそれぞれ接続し、分岐
された該各制御油路(131) 、(1:12)には前
記パイロット弁(80)のスプール側背圧室(86)と
前記方向切換弁(50)の背圧室(54)とに制御油圧
を給排するための開閉弁(62) 、 (72)を絞り
弁(61)、 (71)を介してそれぞれ設けたことを
特徴とする。
(作用) 先ず複動型油圧シリンダ(20)用の方向切換弁(50
)の背圧室(52)に作動油圧より低圧の制御油圧を導
いて方向切換弁(50)を別系統の低圧油で制御するの
で、方向切換弁及び開閉弁は小型化のものを採用するこ
とができ、そのシール面も少なくなるためにシール対策
も簡単なものになる。
また単動型シリンダ(10)用の弁体(40)の背圧室
(42)へのパイロット圧油な別のポペット(82)と
スプール(83)から成るパイロット弁(80)で制御
し、このパイロット弁(80)をそのスプール側背圧室
(52)に別系統の低圧油を導いて開閉弁(62)で制
御するので、弁体(40)の閉時に高圧となるパイロッ
ト圧油をパイロット弁(80)のポペット(82)で受
けられ、そのポペット(82)を保持するスプール(8
3)には低圧油を導くだけで良くなり、開閉弁(62)
には高圧油がかからずに低圧の制御油のみを制御すれば
良く、従って開閉弁は小型小容量化のものを採用するこ
とができ、そのシール面も少なくなるためにシール対策
も簡単なものになる。
そしてそれぞれの制御油路(1:11) 、(1:12
)に絞り弁(61)、(71)を設けたことにより方向
切換弁(5o)及び弁体(40)の開閉速度の調整も行
える。
しかも同一のポンプ(32)から分流弁(33)にて二
手に作動油を分岐し、更に減圧弁(38)により制御油
を低圧にして方向切換弁(50)及び弁体(40)にそ
れぞれ導くので、油圧回路を上流側て共用でき、併せて
低圧油を制御する各開閉弁も小型小容量て共通タイプの
ものを採用でき、これによりコストダウンか図れて制御
ユニットもコンパクトに構成できる。
(実施例) 以下に添付図面を基に実施例を説明する。
第1図はトラクタの概略側面を示し、トラクタ(1)の
後方にはロータリ一作業機(2)が装備され、第2図に
も示すようにロータリ一作業機(2)はトラクタ(1)
後部に枢支された1本のアッパリンク(3)と2本のロ
アリンク(4) 、(4)で支持され、またトラクタ(
1)後部上には昇降用の油圧シリンダ(lO)が設置さ
れ、この油圧シリンダ(lO)により上下揺動される2
本のリフトアーム(5) 、 (5)とロアリンク(4
)、(4)とはそれぞれリフトロッド(6) 、(6)
にて枢着され、更に一方のリフトロッド(6)には水平
制御用の油圧シリンダ(20)が組み込まれる。
第4図はその油圧回路を示し、昇降用の油圧シリンダ(
10)は単動型シリンダ、水平制御用の油圧シリンダ(
20)は複動型シリンダであり、タンク(31)からポ
ンプ(32)て汲み上げられた油は分流弁(33)で二
手に分岐され、一方は単動型シリンダ(lO)の給排ポ
ート(11)、他方は複動型シリンダ(20)の給排ボ
ート(21)、(22)へと流れ、またポンプ(32)
から分流弁(33)への油路(34)にリリーフ弁(3
5)が設けられる。
分流弁(33)から単動型シリンダ(lO)内のピスト
ン(13)背面側の油室(14)の給排ボー)−(11
)への作動油路(110)には逆止弁(36)か設けら
れ、その下流に分岐油路(tii)を介して第1油作動
装置(A)を構成するポペット式の第1弁体(40)か
設けられ、更に給排ボート(11)には絞り弁(211
)、チェック弁(311)か内蔵され、調圧弁(19)
も接続される。第1弁体(40)はポペット(41)の
背圧室(42)内にスプリング(43)を収納し、作動
油路−(110)側のポート(44)はポペット(41
)にて開閉され、ポペット(41)が開くと作動油はポ
ート(45)からタンク(31)へ戻される。
分流弁(33)から複動型シリンダ(20)の給排ボー
ト(21) 、 (22)への作動油路(120)には
油作動装置(C)をなすスプール式の方向切換弁(50
)が設けられ、その下流で作動油路(120)は二手に
分岐され、一方の油路(121)は複動型シリンダ(2
0)内のピストン(23)下方側の油室(24)の給排
ボート(21)、他方の油路(122)はピストン(2
3)上方側の油室(25)の給排ボート(22)に接続
される。方向切換弁(50)はスプール(51)の両方
に背圧室(52)、(5:l)を有し、その左側の一方
のみにスプリング(54)を収納し、スプール(51)
には左右のランド(55)、(56)とその両側方及び
中間を連続する油路(57)が形成される。この油路(
57)の中央が供給ポート(58)に臨むと両端のポー
ト(59)、(59)から作動油がタンク(31)に戻
される。
複動型シリンダ(20)への作動油路(120)の上流
側には分岐油路(123)か設けられ、この分岐油路(
123)に絞り元(37)を介して減圧弁(38)が接
続され、この減圧弁(38)の下流に制御油路(130
)が設けられ、更に減圧弁(38)と並列に絞り弁(3
9)が設けられる。制御油路(130)には減圧弁(3
8)により減圧されて作動油圧より低圧の制御油圧か流
れ、この制御油路(130)には各種制御弁か設けられ
る。
制御油路(130)は下流で二手に分岐され、その両方
の油路(131) 、(,132)には絞り弁(61)
、(71)を介して電磁式の第1開閉弁(62)、(7
2)がそれぞれ接続され、左側の第1開閉弁(62)は
単動型シリンダ(10)への作動油路(110)に設け
た前記第1弁体(40)を制御し、右側の第1開閉弁(
72)は複動型シリンダ(20)への作動油路(120
)に設けた方向切換弁(50)を制御する。
即ち左側の第1開閉弁(62)の上流において分岐した
油路(133)に第1パイロツト弁(80)を接続し、
そのボート(81)と第1弁体(40)の背圧室(42
)とをパイロット油路(141)で接続する。第1パイ
ロツト弁(80)はボート(81)を開閉するポペット
弁(182)とスプール弁(282)とを一体とし、ボ
ート(81)をこれらの間の溝部に臨ませたポペット(
82)とスプール(83)とを同軸上に配置して成り、
ポペット(82)の背圧室(84)にスプリング(85
)を収納し、スプール(83)の背圧室(86)に制御
油路(133)を接続する。また右側の第1開閉弁(7
2)の上流において分岐した油路(134)を方向切換
弁(50)の左側の背圧室(52)に接続する。
ここて、第1パイロツト弁(80)は、スプリング(8
5)の付勢力たけて、ポペット弁(182)とスプール
弁(282)とを一体としてボート(81)をこれらの
間の溝部に臨ませたポペット(82)がパイロット油路
(141)側のボート(81)を閉じる構造となってい
る。このため、ボート(81)を開くにはスプール(8
3)の背圧室(86)にスプリング(85)の付勢力に
打ち勝つだけの低圧油を導くたけて良い。ま、たポペッ
トとスプールを一体に形成した場合はケースも含んで高
精度の加工を要するが、実施例のように別体で構成すれ
ば、加工精度はラフなもので足りる。
更に制御油路(130)は上流でも二手に分岐され、そ
の両方の油路(135) 、(136)にも絞り弁([
iS) 、(75)を介して電磁式の第2開閉弁(66
)。
(76)がそれぞれ接続され、左側の第2開閉弁(66
)は単動型シリンダ(10)への作動油路(110)の
逆止弁(36)の上流側に設けられる第2油作動装置(
B)を構成する第2弁体(90)を制御し、右側の第2
開閉弁(76)は複動型シリンダ(20)への作動油路
(120)に設けた方向切換弁(50)を制御する。
即ち単動型シリンダ(10)への作動油路(110)の
逆止弁(36)の上流側にも分岐油路(112)を介し
てポペット式の第2弁体(90)が設けられ、この第2
弁体(90)もポペット(91)の背圧室(92)内に
スプリング(93)を収納し、作動油路(110)側の
ボート(94)はポペット(91)にて開閉され、ポペ
ット(91)が開くと作動油はボート(95)からタン
クへ戻される。左側の第2開閉弁(66)の上流におい
て分岐した油路(137)にも第2パイロツト弁(10
0)を接続し、そのボート(101)と第2弁体(90
)の背圧室(92)とをパイロット油路(142)で接
続する。第2パイロツト弁(100)もボー)−(10
1)を開閉するポペット弁(1102)とスプール弁(
2102)とを一体とし、ボート(101)をこれらの
間の溝部に臨ませたポペット(102)とスプール(1
03)とを同軸上に配置して成り、ポペット(102)
の背圧室(104)にスプリング(105)を収納し、
スプール(103)の背圧室(,106)に制御油路(
137)を接続する。また右側の第23tl閉弁(76
)の上流において分岐した油路(138)を方向切換弁
(50)の右側の背圧室(53)に接続する。
以上の各種制御弁及び油路は第3図に示すように油圧制
御ユニット(150)に内蔵され、この油圧制御ユニッ
ト(150)は前記昇降用の単動型シリンダ(10)の
側面に設置される。
次に第4図の油圧回路を基にその機能を説明する。
先ず作業m (2)の昇降操作から説明するに上昇させ
る場合は、左側の第1開閉弁(62)を開き、第2開閉
弁(66)を閉じる。第1開閉弁(62)の開により制
御油はボート(63)からタンク(31)へ戻され、第
1パイロツト弁(80)のボート(81)がポペット(
82)にて閉じられ、第1弁体(40)の背圧室(42
)に作動油路の油圧によりパイロット圧油が満たされ、
スプリング(43)の付勢と併せてポペット(41)が
前進し、ボート(44)が閉じられる。また第2開閉弁
(66)の閉により低圧の制御油が第2パイロツト弁(
100)のスプール(103)の背圧室(106)に導
かれ、スプール(103)の前進でボート(101)が
ポペット(102)にて閉じられ、第2弁体(9o)の
背圧室(92)に作動油路の油圧によりパイロット圧油
が満たされ、スプリング(93)の付勢と併せてポペッ
ト(91)か前進し、ボート(94)か閉じられる。
このように第1及び第2の両弁体C40)、 (90)
か閉じられているので、高圧の作動油は単動型シリンダ
(10)の油室(14)に送り込まれ、これによりリフ
トアーム(5)、リフトロッド(6)等を介して作業機
(2)が上昇する。
下降させる場合は、逆に第1開閉弁(62)を閉じ、第
2開閉弁(66)を開く。第1開閉弁(62)の閉によ
り低圧の制御油が第1パイロツト弁(80)のスプール
(83)の背圧室(86)に導かれ、スプール(83)
の前進でボート(81)をポペット(82)が開き、第
1弁体(40)の背圧室(42)のパイロット圧油か背
圧室(84)を通ってタンク(31)に戻され、高圧の
作動油によりスプリング(43)に抗してポペット(4
1)か後退し、ボート(44)が開かれる。第2開閉弁
(66)の開により制御油はボート(67)からタンク
(31)へ戻され、第2パイロツト弁(100)のボー
ト(101)をポペット(102)が開き、第2弁体(
90)の背圧室(92)のパイロット圧油がタンク(3
1)に戻され、同様に高圧の作動油によりスプリング(
93)に抗してポペット(91)が後退し、ボート(9
4)か開かれる。
このように第1及び第2の両弁体(40)、 (90)
が開かれているので、高圧の作動油は逆止弁(36)上
流側の第2弁体(90)からタンク(31)へ戻され、
且つ単動型シリンダ(10)の油室(14)内の油は逆
止弁(36)下流側の第1弁体(40)からタンク(3
1)へ戻され、これによりリフトアーム(5)、リフト
ロット(6)等を介して作業m (2)が下降する。
高さ位置を維持する場合は、第1及び第2の両開閉弁(
62)、(66)を開く。上述のように第2開閉弁(6
6)の開により第2弁体(90)が開いて高圧の作動油
は逆止弁(36)上流側の第2弁体(90)からタンク
(31)へ戻されるが、第1開閉弁(62)の開により
第1弁体(40)が閉じて単動型シリンダ(10)の油
室(14)内の油は逆止弁(36)にてリークを阻止さ
れるので、作業Ia(2)の高さ位置は維持される。
そして作業機(2)の水平制御は複動型シリンダ(20
)を伸縮させることにより行われ、先ず伸ばす場合は、
右側の第1開閉弁(72)を開き、第2開閉弁(76)
を閉じる。第1開閉弁(72)の開により制御油はボー
ト(73)からタンク(31)へ戻され、方向切換弁(
50)の左側の背圧室(52)から油が抜かれる。
また第2開閉弁(76)の閉により低圧の制御油が方向
切換弁(50)の右側の背圧室(53)に導かれ、左側
のスプリング(54)に抗するスプール(51)の図示
位置からの左動で供給ボート(58)から作動油が右側
のランド(56)、油路(122) 、給排ボート(2
2)を通って複動型シリンダ(20)の上方の油室(2
5)に送り込まれ、下方の油室(24)の油はパイプ(
421)からスプール弁(321)で左方向に押して開
にしたチェック弁(221)を通り、油路(121)か
ら左側のランド(55)を通ってタンク(31)へ戻さ
れる。
従って複動型シリンダ(20)を備えた方のリフトロッ
ド(6)が伸びて作業11(2)の地面に対する姿勢を
水平に調節することか可能になる。
縮める場合は、逆に第1開閉弁(72)を閉じ、第2開
閉弁(76)を開く。第2開閉弁(76)の開で制御油
はボート(77)からタンク(31)へ戻され、方向切
換弁(50)の右側の背圧室(53)から油が抜かれ、
第1開閉弁(72)の閉で制御油が左側の背圧室(52
)に導かれるので、そのスプリング(54)の付勢と併
せてスプール(51)が図示位置から右動し、作動油は
左側のランド(55)、油路(121) 、給排ボート
(21)を通り、チェック弁(221)を右方向へ押し
て複動型シリンダ(20)の下方の油室(24)に送り
込まれ、上方の油室(25)の油は給排ボート(22)
、油路(122) 、右側のランド(56)を通ってタ
ンク(31)へ戻される。これにより複動型シリンダ(
20)は縮む。
長さ状態を維持する場合は、゛第1及び第2の両開閉弁
(72) 、 (76)を閉じる。上述のように両開閉
弁(72)、(76)の閉により方向切換弁(50)の
左右の背圧室(52) 、 (5:l)にはともに制御
油か導かれ、スプール(51)は図示中立位置に保たれ
て左右のランド(55) 、(56)が閉じられるので
、複動型シリンダ(20)の上下の両油室(24) 、
 (25)からの油のリークは両ランド(55)、(5
6)により阻止される。これにより複動型シリンダ(2
0)の長さ状態が維持され、また作動油はスプール(5
1)内の油路(57)を通ってボート(59)、(59
)からタンク(31)へ戻される。また第1及び第2の
両開閉弁(72)、(76)を開いても、スプール(5
1)は中立位置に保たれる。
以上の実施例ではパイロット弁を別体のポペットとスプ
ールで構成したが、一体でも良く、制御油圧を別構造の
弁体の背圧室に直接導いたり、手動式等の開閉弁を採用
しても良い。また作業機は他の接地作業機でも良く、更
に油圧シリンダも作業機操作用のものに限られるもので
もない。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、複動型油圧シリンダ用の
方向切換弁を別系統の低圧油で制御するとともに、単動
型油圧シリンダ用の弁体の背圧室へのパイロット圧油な
別のポペットとスプールから成るパイロット弁で制御し
、このパイロット弁をそのスプール側背圧室に別系統の
低圧油を導いて開閉弁で制御するようにしたため、方向
切換弁の小型化及び開閉弁の小型小容量化とシール対策
の容易化をも併せて達成できるとともに、絞り弁により
方向切換弁及び弁体の開閉速度の調整も行うことができ
る。しかも同一のポンプから分流弁にて二手に作動油を
分岐し、更に減圧弁により制御油を低圧にして方向切換
弁及び弁体にそれぞれ導いたため、油圧回路を上流側で
共用でき、また低圧油を制御する各開閉弁も小型小容量
で共通タイプのものを採用できるので、コストダウンか
図れて制御ユニットのコンパクトも達成できる。更に油
圧ポンプ、油圧シリンダを除く第4図の油圧制御装置を
一体ケースに収められ、制御、作動回路が簡素化され、
油路の点検整備も容易となる等の効果かある。
【図面の簡単な説明】
第1図はトラクタの機略側面図、第2図は作業機の支持
機構部の概略斜視図、第3図は油圧制御ユニット部の平
面図、第4図は油圧制御の回路構成図である。 尚、図面中、(1)はトラクタ、(2)は作業機、(5
)はリフトアーム、(6)はリフトロッド、(10)は
昇降用の油圧シリンダ、(20)は水平制御用の油圧シ
リンダ、(31)はタンク、(32)はポンプ、(33
)は分流弁、(36)は逆止弁、(38)は減圧弁、(
40)。 (90)は弁体、 (50)は方向切換弁、(61)、
 (65)、(71) 、(75)は絞り弁、(62)
 、(56) 、(72) 、(76)は開閉弁、(8
0) 、(100)はパイロット弁、(110)、(1
20)は作動油路、 (1:10)は制御油路、(15
0)は油圧制御ユニット、(A)、(B)、(C)は油
作動装置である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  ポンプから分流弁を介して二手に分岐された各作動油
    路の一方を単動型油圧シリンダに、他方を複動型油圧シ
    リンダにそれぞれ接続し、 単動型油圧シリンダへの作動油路に弁体を設け、 該弁体の背圧室にパイロット圧油を導くパイロット油路
    を接続し、 該パイロット油路にポペットとスプールを同軸上に配置
    して成るパイロット弁を設け、 複動型油圧シリンダへの作動油路には方向切換弁を設け
    、 前記各作動油路の何れかに分岐油路を設け、該分岐油路
    に減圧弁を接続して作動油圧より低圧の制御油圧を導く
    制御油路を設け、 該制御油路を二手に分岐して前記パイロット弁のスプー
    ル側背圧室と前記方向切換弁の背圧室とにそれぞれ接続
    し、 分岐された該各制御油路には前記パイロット弁のスプー
    ル側背圧室と前記方向切換弁の背圧室とに制御油圧を給
    排するための開閉弁を絞り弁を介してそれぞれ設けたこ
    と、 を特徴とする油圧シリンダの油圧制御装置。
JP62015447A 1987-01-26 1987-01-26 油圧シリンダの油圧制御装置 Expired - Lifetime JP2537219B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62015447A JP2537219B2 (ja) 1987-01-26 1987-01-26 油圧シリンダの油圧制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62015447A JP2537219B2 (ja) 1987-01-26 1987-01-26 油圧シリンダの油圧制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63186008A true JPS63186008A (ja) 1988-08-01
JP2537219B2 JP2537219B2 (ja) 1996-09-25

Family

ID=11889061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62015447A Expired - Lifetime JP2537219B2 (ja) 1987-01-26 1987-01-26 油圧シリンダの油圧制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2537219B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101885313B1 (ko) * 2016-03-03 2018-08-06 대호 (주) 써레의 유압장치
KR102243629B1 (ko) * 2018-03-19 2021-04-26 대호 (주) 써레의 유압장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2537219B2 (ja) 1996-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4408518A (en) Series self-leveling valve
JP3491771B2 (ja) 圧力補償弁及び圧油供給装置
US10578132B2 (en) Fluid pressure control device
US20180282974A1 (en) Fluid pressure control device
WO1993021446A1 (en) Pressure oil supplying device
US7059237B2 (en) Multiple-directional switching valve
US3800670A (en) High pressure implement hydraulic circuit
US4561342A (en) Series self-leveling valve
JPH07103882B2 (ja) 圧力補償付液圧弁
US3746040A (en) Directional control valve
JPS63186008A (ja) 油圧シリンダの油圧制御装置
JP3289852B2 (ja) 流量応援用方向制御弁
JP2632728B2 (ja) 作業機シリンダの制御弁装置
US5701796A (en) Hydraulic apparatus for traveling
EP0440801B2 (en) Hydraulic circuit
JPS63186009A (ja) 油圧シリンダの油圧制御装置
US3776273A (en) Directional control valve
JPS63186007A (ja) 油圧シリンダの油圧制御装置
US4723478A (en) Series self-leveling valve
JPS63186010A (ja) 油圧シリンダの油圧制御装置
CN111501893A (zh) 负流量液压系统和挖掘机
KR20150109273A (ko) 건설 기계용 유압 회로
US4489644A (en) Multiple control valves
JP2630775B2 (ja) 高負荷アクチュエータの優先作動制御装置
US3447567A (en) Pilot governed control valve mechanism

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term