JPS6318207B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6318207B2 JPS6318207B2 JP52013252A JP1325277A JPS6318207B2 JP S6318207 B2 JPS6318207 B2 JP S6318207B2 JP 52013252 A JP52013252 A JP 52013252A JP 1325277 A JP1325277 A JP 1325277A JP S6318207 B2 JPS6318207 B2 JP S6318207B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- bidirectional thyristor
- control
- gate
- bidirectional
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 claims description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
双方向性サイリスタによる負荷、例えばヒータ
への通電のコントロールは、第1図に示すように
電源1に、ヒータ2と双方向性サイリスタ3との
直列回路を接続し、ゲート回路4により制御する
ものであるが、ゲート回路4の違いにより、位相
制御とゼロボルトスイツチとに分けられる。前者
は第3図aによる制御であり、電力を連続的に変
化できる反面、ラジオノイズが大きいためにフイ
ルターを必要とした。また後者は、ラジオノイズ
はないが間欠制御であるために精密な電力制御は
困難であつた。そこで、第3図bに示すように後
者に比例帯を持たせた制御方式が開発された。し
かしながら、この方式は、電源容量の小さな所で
使用すると、照明器具にフリツカを生ずるという
大きな欠点を持つている。
への通電のコントロールは、第1図に示すように
電源1に、ヒータ2と双方向性サイリスタ3との
直列回路を接続し、ゲート回路4により制御する
ものであるが、ゲート回路4の違いにより、位相
制御とゼロボルトスイツチとに分けられる。前者
は第3図aによる制御であり、電力を連続的に変
化できる反面、ラジオノイズが大きいためにフイ
ルターを必要とした。また後者は、ラジオノイズ
はないが間欠制御であるために精密な電力制御は
困難であつた。そこで、第3図bに示すように後
者に比例帯を持たせた制御方式が開発された。し
かしながら、この方式は、電源容量の小さな所で
使用すると、照明器具にフリツカを生ずるという
大きな欠点を持つている。
その理由は一般に、商用周波数で点灯している
照明器具は、商用周波数の2倍の回数のフリツカ
を生じているが、第3図で示すように、人間は30
〜40回/秒以上のフリツカは連続光線として感ず
る。しかし30回/秒のフリツカは、電源電圧の変
動が2%の時は非常に不快に、又電源電圧の変動
が1%の時は10〜30回/秒で不快に、後は回数が
減るに従いだんだん感じなくなる。配線の容量が
小さい時には、2%以上の電圧変動が生ずること
は当然であり、第3図bで示す様な制御が、周囲
の人に不快感を与えるのも当然である。
照明器具は、商用周波数の2倍の回数のフリツカ
を生じているが、第3図で示すように、人間は30
〜40回/秒以上のフリツカは連続光線として感ず
る。しかし30回/秒のフリツカは、電源電圧の変
動が2%の時は非常に不快に、又電源電圧の変動
が1%の時は10〜30回/秒で不快に、後は回数が
減るに従いだんだん感じなくなる。配線の容量が
小さい時には、2%以上の電圧変動が生ずること
は当然であり、第3図bで示す様な制御が、周囲
の人に不快感を与えるのも当然である。
本発明は、この様なゼロボルト比例制御の唯一
の欠点であるフリツカをなくしたものである。
の欠点であるフリツカをなくしたものである。
第5図a,bはゼロボルトスイツチでduty50
%の時の負荷の電圧波形である。aは連続半波、
bは1サイクルおきに全波通電を行なつている。
もし、この時に同一電源から、照明用の電源を取
つており、負荷(ヒータ)のON、OFFにより電
圧変動が生ずるならば、aの場合はフリツカ数
50/60を生じ、人間には何ら感じない。しかし、
bの場合はフリツカ数が25/30となり、非常な不
快感を与える。
%の時の負荷の電圧波形である。aは連続半波、
bは1サイクルおきに全波通電を行なつている。
もし、この時に同一電源から、照明用の電源を取
つており、負荷(ヒータ)のON、OFFにより電
圧変動が生ずるならば、aの場合はフリツカ数
50/60を生じ、人間には何ら感じない。しかし、
bの場合はフリツカ数が25/30となり、非常な不
快感を与える。
第5図c,dはduty1/3の時の負荷の電圧波形
であるが、同様にcはフリツカ数33.3/40、dは
16.7/20でやはり、人間に非常な不快感を与え
る。
であるが、同様にcはフリツカ数33.3/40、dは
16.7/20でやはり、人間に非常な不快感を与え
る。
ところで、第2図の様に、負荷、例えばヒータ
2と、双方向性サイリスタ3が複数の場合、ここ
では2個の場合について述べるが、一つ一つのヒ
ータ2,2′……の通電が、第6図a,bの様に
duty25%(フリツカ数25/30)であつても、通
電の位相が360゜ズレておれば、電源から見た場合
は第6図cと同じになり、フリツカ数50/60とな
つて人間には感じない。
2と、双方向性サイリスタ3が複数の場合、ここ
では2個の場合について述べるが、一つ一つのヒ
ータ2,2′……の通電が、第6図a,bの様に
duty25%(フリツカ数25/30)であつても、通
電の位相が360゜ズレておれば、電源から見た場合
は第6図cと同じになり、フリツカ数50/60とな
つて人間には感じない。
この様に、双方向性サイリスタ3とヒータ2を
複数個用いた、電力制御回路においては、人間に
フリツカを感じさせない通電率の組合せが可能で
ある。
複数個用いた、電力制御回路においては、人間に
フリツカを感じさせない通電率の組合せが可能で
ある。
例えば、双方向性サイリスタ3とヒータ2が2
組の場合は、第7図の様な5つの状態が作れる。
aはいわゆるOFFの時、bはdutyが1/4、cは
dutyが1/2で、通電は同位相でも良い。dはduty
が3/4で双方のヒータ2の通電の組合せは、連続
全波と連続半波を重畳したものに等しく、フリツ
カ数はやはり50/60である。eはいわゆる100%
通電である。
組の場合は、第7図の様な5つの状態が作れる。
aはいわゆるOFFの時、bはdutyが1/4、cは
dutyが1/2で、通電は同位相でも良い。dはduty
が3/4で双方のヒータ2の通電の組合せは、連続
全波と連続半波を重畳したものに等しく、フリツ
カ数はやはり50/60である。eはいわゆる100%
通電である。
この様に、フリツカを起こさない5つの状態を
選択する事により、比例帯を設けた事と同じ効果
があり、高精度の電力制御が可能である。
選択する事により、比例帯を設けた事と同じ効果
があり、高精度の電力制御が可能である。
又、第8図には、ヒータ2と双方向性サイリス
タ3が3組ある場合についての7つの組合せを示
す。aはいわゆるOFF、bはduty1/6、cはduty
1/3、dはduty1/2で通電位相は連続で同位相で
も良い。eはduty2/3で、2本のヒーターの連続
通電に等しくフリツカ数は100/120である。fは
duty5/6で、2本のヒータの連続通電と1本のヒ
ータの連続通電に等しくフリツカ数は50/60であ
る。gは、連続通電である。従つて第7図の2組
の場合よりも更にきめ細かいコントロールが可能
である。
タ3が3組ある場合についての7つの組合せを示
す。aはいわゆるOFF、bはduty1/6、cはduty
1/3、dはduty1/2で通電位相は連続で同位相で
も良い。eはduty2/3で、2本のヒーターの連続
通電に等しくフリツカ数は100/120である。fは
duty5/6で、2本のヒータの連続通電と1本のヒ
ータの連続通電に等しくフリツカ数は50/60であ
る。gは、連続通電である。従つて第7図の2組
の場合よりも更にきめ細かいコントロールが可能
である。
この様な制御の具体例を述べる。2組の場合、
第9図bに示すように半波4つを1つの単位と考
え、4進カウンターで、半波をカウントし続け
る。一方、第9図aに示す中から、電力設定器
で、一つの状態を設定し、ゲートパワー分配器
は、〇印のついている所のみ、ゲートをドライブ
すれば、前記のような制御が可能となる。
第9図bに示すように半波4つを1つの単位と考
え、4進カウンターで、半波をカウントし続け
る。一方、第9図aに示す中から、電力設定器
で、一つの状態を設定し、ゲートパワー分配器
は、〇印のついている所のみ、ゲートをドライブ
すれば、前記のような制御が可能となる。
双方向性サイリスタとヒータが、3組の場合も
全く同じで、第10図bに示すように、半波6個
を1つの単位と考え第10図aに示す7つの状態
と組合せてゲートをドライブさせる。
全く同じで、第10図bに示すように、半波6個
を1つの単位と考え第10図aに示す7つの状態
と組合せてゲートをドライブさせる。
第11図に、n組の場合におけるゲートパワー
分配器、電力設定器、カウンターの関係構成を示
した。
分配器、電力設定器、カウンターの関係構成を示
した。
以上のように本発明によれば、n組の負荷と双
方向性サイリスタを用いた場合、2n+1個の状
態を組合せることができ、高精度でしかも人間に
対し、不快感を与えない電力制御装置を提供する
ことができる。
方向性サイリスタを用いた場合、2n+1個の状
態を組合せることができ、高精度でしかも人間に
対し、不快感を与えない電力制御装置を提供する
ことができる。
第1図は双方向性サイリスタによるヒータ制御
回路図、第2図は本発明装置の一実施例を示す回
路図、第3図は位相制御とゼロボルトスイツチ比
例制御との電力制御図、第4図はランプフリツカ
の不快感を示す特性図、第5図a〜dはそれぞれ
ゼロボルトスイツチ比例制御における電圧波形
図、第6図a〜cはヒータと双方向性サイリスタ
とが2組の場合における説明用電圧波形図、第7
図a〜eは第6図における各種状態を示す電圧波
形図、第8図a〜gはヒータと双方向性サイリス
タとが3組の場合における各種状態を示す電圧波
形図、第9図a,bは第7図の場合における具体
説明図、第10図a,bは第8図の場合における
具体説明図、第11図はヒータと双方向性サイリ
スタとがn組の場合におけるブロツク図である。 1……電源、2……ヒータ、3……双方向性サ
イリスタ、4……ゲート回路。
回路図、第2図は本発明装置の一実施例を示す回
路図、第3図は位相制御とゼロボルトスイツチ比
例制御との電力制御図、第4図はランプフリツカ
の不快感を示す特性図、第5図a〜dはそれぞれ
ゼロボルトスイツチ比例制御における電圧波形
図、第6図a〜cはヒータと双方向性サイリスタ
とが2組の場合における説明用電圧波形図、第7
図a〜eは第6図における各種状態を示す電圧波
形図、第8図a〜gはヒータと双方向性サイリス
タとが3組の場合における各種状態を示す電圧波
形図、第9図a,bは第7図の場合における具体
説明図、第10図a,bは第8図の場合における
具体説明図、第11図はヒータと双方向性サイリ
スタとがn組の場合におけるブロツク図である。 1……電源、2……ヒータ、3……双方向性サ
イリスタ、4……ゲート回路。
Claims (1)
- 1 電源に、照明器具と、前記電源と並列にヒー
タと双方向性サイリスタの直列回路の複数個を接
続し、前記双方向性サイリスタのゲートに接続し
たゲート回路は、電力設定器と、商用周波数カウ
ンターと、これらの出力に基づき前記双方向性サ
イリスタへの出力を決定するゲートパワー分配器
からなり、このゲート回路により各双方向性サイ
リスタをゼロボルトスイツチすると同時に各双方
向性サイリスタの導通組合せを、前記照明器具の
フリツカ数が不快感を与えないフリツカ数になる
ように構成した電力制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1325277A JPS5399186A (en) | 1977-02-08 | 1977-02-08 | Temperature controller |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1325277A JPS5399186A (en) | 1977-02-08 | 1977-02-08 | Temperature controller |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5399186A JPS5399186A (en) | 1978-08-30 |
JPS6318207B2 true JPS6318207B2 (ja) | 1988-04-18 |
Family
ID=11828009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1325277A Granted JPS5399186A (en) | 1977-02-08 | 1977-02-08 | Temperature controller |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5399186A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013504854A (ja) * | 2009-09-24 | 2013-02-07 | エルジー・ハウシス・リミテッド | 発熱ガラスの発熱制御装置 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57147721A (en) * | 1981-03-09 | 1982-09-11 | Atsuo Kobayashi | Controlling method for waveform of alternating current power source |
JPS5884314A (ja) * | 1981-11-13 | 1983-05-20 | Sansha Electric Mfg Co Ltd | 電力調整装置 |
JP2506114Y2 (ja) * | 1987-09-22 | 1996-08-07 | 日本電熱株式会社 | 電力制御装置 |
JPH05173652A (ja) * | 1991-12-26 | 1993-07-13 | Canon Inc | 定着器の加熱ヒーター装置およびその温度制御装置 |
JP4721015B2 (ja) * | 2007-07-09 | 2011-07-13 | 西芝電機株式会社 | 発電機の周波数制御装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5297153A (en) * | 1976-02-10 | 1977-08-15 | Nippon Steel Corp | Operational quantity control system in sampling control system |
-
1977
- 1977-02-08 JP JP1325277A patent/JPS5399186A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5297153A (en) * | 1976-02-10 | 1977-08-15 | Nippon Steel Corp | Operational quantity control system in sampling control system |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013504854A (ja) * | 2009-09-24 | 2013-02-07 | エルジー・ハウシス・リミテッド | 発熱ガラスの発熱制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5399186A (en) | 1978-08-30 |
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