JPS6318092Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6318092Y2 JPS6318092Y2 JP253481U JP253481U JPS6318092Y2 JP S6318092 Y2 JPS6318092 Y2 JP S6318092Y2 JP 253481 U JP253481 U JP 253481U JP 253481 U JP253481 U JP 253481U JP S6318092 Y2 JPS6318092 Y2 JP S6318092Y2
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- Japan
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- detection
- armor
- wire
- armored
- elongated body
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- Expired
Links
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、金属線等よりなる鎧装の摩耗の検知
ができる鎧装付長尺体に関するものである。
ができる鎧装付長尺体に関するものである。
海底ケーブルや海底送水管等の長尺体は、防護
のために鉄線の如き金属線を巻付けてなる鎧装が
施されている。このような鎧装付長尺体が例えば
海底の岩盤上に布設されている場合には、鎧装が
摩耗を受け、最終的には防護機能を失つてしまう
ことになる。
のために鉄線の如き金属線を巻付けてなる鎧装が
施されている。このような鎧装付長尺体が例えば
海底の岩盤上に布設されている場合には、鎧装が
摩耗を受け、最終的には防護機能を失つてしまう
ことになる。
従来は、鎧装の摩耗を検知するために、金属芯
線にプラスチツク等の絶縁被覆を施してなる検知
線を鎧装の金属線間に多数本配置しておき、金属
芯線と外部の水等のアース間に電圧を印加するか
或は隣接する金属芯線間に電圧を印加し、検知線
の絶縁被覆の摩耗を絶縁破壊より知り、鎧装の摩
耗を知ることが行われている。
線にプラスチツク等の絶縁被覆を施してなる検知
線を鎧装の金属線間に多数本配置しておき、金属
芯線と外部の水等のアース間に電圧を印加するか
或は隣接する金属芯線間に電圧を印加し、検知線
の絶縁被覆の摩耗を絶縁破壊より知り、鎧装の摩
耗を知ることが行われている。
しかしながら、このような検知線を用いたので
は、プラスチツク等よりなる絶縁被覆は鎧装の金
属線に比べて強度的に著しく劣るため、鎧装の金
属線に比べて損傷を受け易い欠点がある。これは
海底の岩盤等の上に鎧装付長尺体が布設された場
合、鎧装の金属線は何ら異常がないにも拘らず、
岩等の突出部により検知線の絶縁被覆が損傷を受
け、誤つた情報を出すという致命的欠陥になる。
は、プラスチツク等よりなる絶縁被覆は鎧装の金
属線に比べて強度的に著しく劣るため、鎧装の金
属線に比べて損傷を受け易い欠点がある。これは
海底の岩盤等の上に鎧装付長尺体が布設された場
合、鎧装の金属線は何ら異常がないにも拘らず、
岩等の突出部により検知線の絶縁被覆が損傷を受
け、誤つた情報を出すという致命的欠陥になる。
また、このような鎧装付長尺体では、周方向の
検知範囲を広くとるために、検知線を周方向に多
数本分散させなければならず、不経済であり、且
つ摩耗を受けているかどうかのチエツク箇所がふ
え、手数がかかる欠点がある。
検知範囲を広くとるために、検知線を周方向に多
数本分散させなければならず、不経済であり、且
つ摩耗を受けているかどうかのチエツク箇所がふ
え、手数がかかる欠点がある。
本考案の目的は、海底の岩等で検知線だけが先
に損傷されるのを保護でき、且つ最小限の本数で
検知ができる鎧装付長尺体を提供するにある。
に損傷されるのを保護でき、且つ最小限の本数で
検知ができる鎧装付長尺体を提供するにある。
以下本考案の具体例を第１図及び第２図を参照
して詳細に説明する。図において、１は海底ケー
ブル、送水管等の長尺体本体、２はこの長尺体本
体の外周を包囲するように複数条配設された外圧
防止型検知帯、３は外圧防止型検知帯２を介して
長尺体本体１の外周に金属又はFRPよりなる複
数本の鎧装線４が巻付けられて形成された鎧装で
ある。外圧防止形検知帯２は、所要の厚みと幅を
もつゴム（例えば、クロロプレンゴムやネオプレ
ンゴム等）やプラスチツク（例えば、高密度ポリ
エチレンやポリウレタン等）等よりなる帯状絶縁
シース５内にその幅方向に蛇行して検知線６が内
蔵され、且つ検知線６の蛇行方向の両側には検知
線６よりシース厚み方向の寸法が大きい鉄線等の
補強条体７が検知線６に沿つて同様に蛇行して内
蔵されて形成されている。なお、補強条体７は検
知線６の片側だけに該検知線６に沿つて蛇行させ
て配設してもよい。
して詳細に説明する。図において、１は海底ケー
ブル、送水管等の長尺体本体、２はこの長尺体本
体の外周を包囲するように複数条配設された外圧
防止型検知帯、３は外圧防止型検知帯２を介して
長尺体本体１の外周に金属又はFRPよりなる複
数本の鎧装線４が巻付けられて形成された鎧装で
ある。外圧防止形検知帯２は、所要の厚みと幅を
もつゴム（例えば、クロロプレンゴムやネオプレ
ンゴム等）やプラスチツク（例えば、高密度ポリ
エチレンやポリウレタン等）等よりなる帯状絶縁
シース５内にその幅方向に蛇行して検知線６が内
蔵され、且つ検知線６の蛇行方向の両側には検知
線６よりシース厚み方向の寸法が大きい鉄線等の
補強条体７が検知線６に沿つて同様に蛇行して内
蔵されて形成されている。なお、補強条体７は検
知線６の片側だけに該検知線６に沿つて蛇行させ
て配設してもよい。
このような鎧装付長尺体は、鎧装３が摩耗する
と、その位置で外圧防止型検知帯２の帯状絶縁シ
ース５も摩耗を受け検知線６が露出され、検知線
６の絶縁が破壊される。これは、検知線６とアー
ス（例えば、海水）との間に電圧をかけておくこ
とにより容易に検出することができる。この場
合、外圧防止型検知帯２には１条の検知線６がそ
の幅方向に蛇行して内蔵されているので、１条で
も幅広く摩耗の検知を行うことができる。検知線
６が鎧装３の下に存在すると、鎧装３から圧力を
受け、押しつぶされ損傷を受け易くなるが、検知
線６の側には検知線６よりシース厚み方向の寸法
が大きい補強条体７が配置されているので、検知
線６が鎧装３からの圧力で押しつぶされることは
ない。
と、その位置で外圧防止型検知帯２の帯状絶縁シ
ース５も摩耗を受け検知線６が露出され、検知線
６の絶縁が破壊される。これは、検知線６とアー
ス（例えば、海水）との間に電圧をかけておくこ
とにより容易に検出することができる。この場
合、外圧防止型検知帯２には１条の検知線６がそ
の幅方向に蛇行して内蔵されているので、１条で
も幅広く摩耗の検知を行うことができる。検知線
６が鎧装３の下に存在すると、鎧装３から圧力を
受け、押しつぶされ損傷を受け易くなるが、検知
線６の側には検知線６よりシース厚み方向の寸法
が大きい補強条体７が配置されているので、検知
線６が鎧装３からの圧力で押しつぶされることは
ない。
以上説明したように本考案に係る鎧装付長尺体
においては、鎧装と長尺体本体との間に検知手段
を介在させたので、海底の岩等で検知手段の方が
先に損傷されるのを防止でき、鎧装摩耗の誤検知
を防止することができる。特に、本考案では検知
手段として帯状絶縁シース内にその幅方向に蛇行
させて検知線を内蔵させたものを用いたので、検
知線の本数が少なくても広い範囲にわたつて検知
を行うことができ、経済的であり、且つ検知操作
も容易である。更に、本考案では蛇行した検知線
の側にこの検知線よりもシース厚み方向の寸法が
大きい補強条体を同じく蛇行させて配置している
ので、検知線が鎧装の内側にあつても鎧装からの
圧力で押しつぶされて損傷するのを防止すること
ができる。
においては、鎧装と長尺体本体との間に検知手段
を介在させたので、海底の岩等で検知手段の方が
先に損傷されるのを防止でき、鎧装摩耗の誤検知
を防止することができる。特に、本考案では検知
手段として帯状絶縁シース内にその幅方向に蛇行
させて検知線を内蔵させたものを用いたので、検
知線の本数が少なくても広い範囲にわたつて検知
を行うことができ、経済的であり、且つ検知操作
も容易である。更に、本考案では蛇行した検知線
の側にこの検知線よりもシース厚み方向の寸法が
大きい補強条体を同じく蛇行させて配置している
ので、検知線が鎧装の内側にあつても鎧装からの
圧力で押しつぶされて損傷するのを防止すること
ができる。
第１図は本考案に係る鎧装付長尺体の一実施例
の横断面図、第２図は本実施例で用いている外圧
防止型検知帯の縦断面図である。 １……長尺体本体、２……外圧防止型検知帯、
３……鎧装、４……鎧装線、５……帯状絶縁シー
ス、６……検知線、７……補強条体。
の横断面図、第２図は本実施例で用いている外圧
防止型検知帯の縦断面図である。 １……長尺体本体、２……外圧防止型検知帯、
３……鎧装、４……鎧装線、５……帯状絶縁シー
ス、６……検知線、７……補強条体。
Claims (1)
- 長尺体本体の外周に鎧装が設けられている鎧装
付長尺体において、前記鎧装と前記長尺体本体と
の間に外圧防止型検知帯が介在され、前記外圧防
止型検知帯は帯状絶縁シース内にその幅方向に蛇
行して検知線が内蔵され、且つ前記検知線の蛇行
方向の側には前記検知線よりシース厚み方向の寸
法が大きい補強条体が前記検知線に沿つて同様に
蛇行して内蔵された構造となつていることを特徴
とする鎧装付長尺体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP253481U JPS6318092Y2 (ja) | 1981-01-12 | 1981-01-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP253481U JPS6318092Y2 (ja) | 1981-01-12 | 1981-01-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57117015U JPS57117015U (ja) | 1982-07-20 |
| JPS6318092Y2 true JPS6318092Y2 (ja) | 1988-05-23 |
Family
ID=29800970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP253481U Expired JPS6318092Y2 (ja) | 1981-01-12 | 1981-01-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6318092Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7018190B2 (ja) * | 2016-11-11 | 2022-02-10 | 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 | 摩耗検知機能をもつ輸送管、摩耗検知方法、及び輸送管の運用方法 |
-
1981
- 1981-01-12 JP JP253481U patent/JPS6318092Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57117015U (ja) | 1982-07-20 |
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