JPS63180839A

JPS63180839A - 被検液分析装置

Info

Publication number: JPS63180839A
Application number: JP1197987A
Authority: JP
Inventors: Shinichi Kishi; 信一岸
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1987-01-21
Filing date: 1987-01-21
Publication date: 1988-07-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は、例えば、血清や尿等による被検液（検体）を
化学的に分析する被検液分析装置に関する。

（従来の技術）従来、この種の被検液分析装置は反応槽に入れた各血清
による多数の被検液を光電比色計で化学的に分析してい
る。そして、この被検液の分析時、上記各被検液は、分
析結果が既知のコントロール検体と比較して分析されて
いる。その結果、各被検液が、所定の測定範囲内にある
ことを確認して分析精度を管理している。特に、上述し
た被検液分析装置は、一種類のコントロール検体しか使
用できないため、測定できる中間的なレベル範囲のコン
トロール検体のみの使用を余儀無くされている。

（発明が解決しようする問題点）このように、上述した被検液分析装置は、中間的なコン
トロール検体のみ使用している関係上、高レベル範囲や
低レベル範囲の被検液の分析精度は低下し、測定精度を
向上することは困難である。

本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって
、低レベル範囲から高レベル範囲の全域に亘る被検液の
分析精度の向上をはかるようにした被検液分析装置を提
供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段）本発明は、電極反応セルユニット及び比色反応槽にサン
プルノズルで各被検体を供給し、この比色反応槽に光電
比色計を接続し、この光電比色計にＡ／Ｄ変換器を介し
てコンピュータを接続した被検液分析装置において、上
記サンプルノズルの移動通路上に複数のコントロール検
体を前記電極反応セルユニット及び比色反応槽へ分配し
て供給し得るように設け、上記各被検体を上記各コント
ロール検体と光電比色計とで全測定範囲に亙って高精度
に分析測定するものである。

（実施例）以下、本発明を図示の一実施例について説明する。

第１図において、符号１は、多数の被検液を入れたサン
プルセットであって、このサンプルセット１の近傍には
、複数のコントロール検体２が配−“フ　　　− 設されており、このコントロール検体２は、例えば、低
レベル検体２ａ、中レベル検体２ｂ、高レベル検体２ｃ
によって構成されており、これらは、上記サンプルセッ
ト１の各被検液を注入して分析測定の試験液としている
。また、上記コントロール検体２の隣りには、ノズル洗
浄槽３が設けられており、このノズル洗浄槽３は、後述
するサンプルノズル１２ａを毎回洗浄するようになって
おり、このノズル洗浄槽３の傍らには、複数の電極反応
セルで構成される電極反応セルユニット４が列設されて
いる。さらに、この電極反応セルユニット４の一側には
、比色反応槽（比色反応ユニット）５が放射状に装着さ
れた前記被検液に上記コントロール検体２を入れて反応
し得るようになっており、上記電極反応セルユニット４
と比色反応槽５には、試薬供給ポンプ６が試薬貯蔵庫７
の試薬液を各試薬供給管８　ａ　ｓ　８　ｂを通して分
配供給するように設けられている。さらに又、上記電極
反応セルユニット４と比色反応槽５には、恒温水供給装
置９が温水管１０ａ、１０ｂを通して接続されており、
この恒温水供給装置９は上記電極反応セルユニット４と
上記比色反応槽５を一定温度に保持するために恒温水を
供給するようになっている。

一方、前記サンプルセット１乃至比色反応槽５の一側に
は、ガイドレール１１が平行して設けられており、この
ガイドレール１１上には、ノズル１２ａを備えたノズル
体１２が平行移動するようにして設けられている。又、
このノズル体１２には、サンプリングポンプ１３が吸込
み管１４を通して接続されており、前記ノズル１２ａは
、このサンプリングポンプ１３で上記サンプルセット１
の被検液や各コントロール検体を上記電極反応セルユニ
ット４及び比色反応槽５へ分配供給するようになってい
る。

他方、上記電極反応セルユニット４と比色反応槽５には
、洗浄乾燥装置１５が連通管１６ａ１１６ｂを通して接
続されており、この洗浄乾燥装置は、使用した後、電極
反応ユニット４と比色反応槽５を洗浄して乾燥するよう
になっている。又、上記電極反応セルユニット４にはコ
ンピュータ１７が接続されており、このコンピュータ１
７は操作パネル１８、プリンタ１９、ＣＲ７表示装置２
０が設けられている。さらに、前記比色反応槽５には、
光源２１ａを備えた光電比色計２１が取出し管２２を通
して接続されており、この光電比色計２２はＡ／Ｄ変換
器２３を介して上記コンピュータ１７に連結されており
、この光電比色計２２は比色反応法により被検液と試薬
液との反応分析の結果をＡ／Ｄ変換器２３を介して上記
コンピュータ１７で演算処理するようにしている。なお
、上記恒温水供給装置９と上記光電比色計２２とは温水
管１０ａで接続されており、しかも、この光電比色計２
２には、被検液を供給するサクションポンプ２４が設け
けられている。

以下、本発明の作用について説明する。

予め、前記操作パネル１８がコントロール検体２の測定
上・下限値や測定順序等を指定入力しておく。

次に、サンプルノズル体１２のノズル１２ａがガイドレ
ール１１に沿って移動し、前記サンプルセット１の被検
液を電極反応セルユニット４又は比色反応槽５へ分配供
給する。このとき、上記ノズル１２ａは毎回ノズル洗浄
槽３で洗浄する。

上記電極反応セルユニット４の反応結果は直接電気信号
として、上記コンピュータ１７に入力して演算されてＣ
Ｒ７表示装置２０に表示される。

一方、上記反応槽５の比色反応結果は一定時間経過後、
この比色反応槽５の試料を上記光電比色計２１へ移送す
る。そして、これを上記光電比色計２１で比色分析し、
しかる後、これを電気信号に変換してＡ／Ｄ変換器２３
を介して上記コンピュータ１７へ入力する。

このようにして、上記被検液は、比色反応槽５の比色反
応の結果を光電比色計２１で比色分析され、コンピュー
タ１７を介してＣＲ７表示装置２０に表示される。

特に、本発明によるコントロール検体は低レベル検体２
　ａ　ｓ中レベル検体２ｂ及び高レベル検体２ｃで構成
しているので、第２図に示されるように、被検液は低、
中、高レベル検体２　ａ　％　２　ｂ　。

２ｃにもとづいて、各測定値を段階的に、しかも、高精
度に分析することができる。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、電極反応セルユニッ
ト及び比色反応槽にサンプルノズルで各被検体を供給し
、この比色反応槽に光電比色計を接続し、この光電比色
計にＡ／Ｄ変換器を介してコンピュータを接続した被検
液分析装置において、上記サンプルノズルの移動通路上
に複数のコントロール検体を前記電極反応セルユニット
及び比色反応槽へ分配して供給し得るように設けである
ので、被検体の分析測定精度を向上することができるば
かりでなく、取扱い操作も簡単であるから、短時間で多
量の被検液を分析測定できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の被検液分析装置の線図、第２図は、
本発明に使用される各コントロール検体による各測定値
を示すグラフである。１・・・サンプルセット、２・・・コントロール検体、
３・・・ノズル洗浄槽、４・・・電極反応セルユニット
、５・・・比色反応槽、６・・・試薬供給ポンプ、１１
・・・ガイドレール、１２・・・サンプルノズル体、１
７・・・コンピュータ、２１・・・光電比色計、２３・
・・Ａ／Ｄ変換器。

Claims

【特許請求の範囲】

電極反応セルユニット及び比色反応槽にサンプルノズル
で各被検体を供給し、この比色反応槽に光電比色計を接
続し、この光電比色計にＡ／Ｄ変換器を介してコンピュ
ータを接続した被検液分析装置において、上記サンプル
ノズルの移動通路上に複数のコントロール検体を前記電
極反応セルユニット及び比色反応槽へ分配して供給し得
るように設けたことを特徴とする被検液分析装置。