JPS63171593A - 洗濯機等の水位検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は洗濯機等の槽内の液面水位を検知する装置に関
する。

従来の技術 従来、洗濯機等の水槽内の液面水位を検出するのに、圧
力スイッチを用いた方法が主に行われて来た。この方法
は、洗濯機等の底部で連通ずるようにエアートラップが
あり、このエアートラップからの圧力を圧力スイッチの
ダイヤフラムで受けて接点の開閉を行うもので、ダイヤ
フラムが受ける圧力に抗するバネのバネ定数を変えるこ
とによって、希望水位設定を行うというものであった。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の方法では、使用者が設定した水位、例
えば高、中、低の水位に到達したか否かの検知しかでき
ず、細かな、例えば連続的な水位情報が要求される高機
能化を行う場合に大きな障害となっていた。しかも、接
点があるために、経年変化による接点不良等の問題があ
った。また、これらの問題を解決するために無接点でか
つ水位を連続的に検出する方法が以前から多数提案され
て来たが、これらのものは一般的に構成が複雑なわりに
精度が悪かった。

本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、モータに
加わる負荷情報から水位を検知するという構成で、水位
を無接点で高精度かつ連続的に検出可能な水位検知装置
の提供を目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、モータと、との
モータを駆動するモータ駆動部と、モータ軸に取付は水
槽内の水位状況に応じて水面と接触するアーム部と、前
記アーム部と水面との接触による水負荷により変化する
モータ駆動部の電流情報を検知する電流検知部と、この
電流検知部の電流情報から水位を検出する水位検出部と
を有するものである。

作　　用 本発明は上記した手段により、モータを駆動して、アー
ム部が回動する時、このアーム部が受ける水圧すなわち
モータ負荷が水位に応じて変化するので、このモータ負
荷に比例して変化するモータ駆動電流を検出して水位を
検出できる。

実施例 第１図は本発明の洗濯機等の水位検知装置の一実施例を
示す断面図、第２図は水位に応じて変化するモータ電流
の特性を示す図である。図において、１は水槽、２は水
槽１内で回転し水槽内の水位状況に応じて水面と接触す
るアーム部、３はアーム部２を取付けたモータ軸、４は
モータ軸３を介してアーム部２を回転するモータ、５は
モータ４を駆動するモータ駆動部、６はアーム部２と水
面との接触による水負荷により変化するモータ駆動部５
を流れる電流情報を検知する電流検知部、７は電流検知
部６の電流情報から水位を検出する水位検出部である。

第２図における曲線１１，１２゜１３は、それぞれ第１
図における水位Ａ、Ｂ、Ｃ時のモータ電流の特性で一周
期分を表わしたものである。

今、モータ４がモータ駆動部６によって駆動され、モー
タ４と軸３でつながれたアーム部２が回転をすると、液
面が水位Ａの位置にある時には、アーム部２は水に触れ
ないために、モータ４の負荷は空気から受ける力のみで
決まシ、モータ電流の値は、はとんど変わらず、第２図
の曲線１１のような特性となる。そしてこの時、電流検
知部６では、モータ電流の情報を検知し、さらにとのモ
ータ電流の情報の中の電流値！Ａから水位検出部７では
、水位未到達（水位Ａ）を検出する。続いて、液面が水
位Ｂの位置にある時には、アーム部２の先が水に触れる
。このときのモータ４の負荷は、空気から受ける力に、
水から受ける力が加わるため、曲線１２に示すように、
回転している゛アーム部２が水中の最深部にさしかかっ
た時にモータ電流値Ｉ、がピーク値ＩＢとなるような特
性が見られる。

そして、この時、電流検知部６で電流情報を検知し、さ
らにこのモータ電流の情報の中のピーク電流値よりから
水位検出部７では、水位Ｂを検出する。液面が水位Ｃの
位置にあるときには、水位Ｂでアーム部２が触れた部分
よりも多い部分が水と触れるので、モータ４の負荷もそ
の分大きくなる上、アーム部２のアームが水中を移動す
る時の速度も水位Ｂの時と比べて遅くなるために、曲線
１３に示すような特性になる。そしてこの時電流検知部
６で電流情報を検知し、さらにとのモータ電流の情報の
中のピーク電流値ＩＣから水位検出部７では、水位Ｃを
検出する。

尚、本実施例では、段階的な水位についてだけしか触れ
ていないが、水位に応じて、アーム部２が受ける力すな
わちモータ負荷は、連続的に変化するので、連続的水位
を検出できることは明らかである。

さらにアーム部２のアームは本実施例では１本だけで構
成されているが、複数本のアームをプロペラ状に形成し
ても同様の効果が得られる。

発明の効果 本発明によれば、水位をモータ電流のピーク電流値から
検出するという構成により、水位を連続的に検知できる
ので、洗濯機等の高機能化にとって非常に有用なもので
ある。また、無接点構成のため、接点不良等の弊害が除
去できる上、高精度かつ連続的に水位を検出することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の洗濯機等の水位検知装置の一実施例を
示す構成図、第２図は水位に応じて変化するモータ電流
の特性を示す特性図である。 １・・・・・・水槽、２・・・・・・アーム部、３・・
・・・・モータ軸、４・・・・・・モータ、６・・・・
・・モータ駆動部、６・・・・・・電流検知部、７・・
・・・・水位検出部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 ′ＦＰｒ聞

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. モータと、このモータを駆動するモータ駆動部と、前記
   モータのモータ軸に取付け水槽内の水位状況に応じて水
   面と接触するアーム部と、前記アーム部と水面との接触
   による水負荷により変化するモータ駆動部の電流情報を
   検知する電流検知部と、この電流検知部の前記電流情報
   から水位を検出する水位検出部とを有する洗濯機等の水
   位検知装置。